JPH0656418B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0656418B2
JPH0656418B2 JP60239462A JP23946285A JPH0656418B2 JP H0656418 B2 JPH0656418 B2 JP H0656418B2 JP 60239462 A JP60239462 A JP 60239462A JP 23946285 A JP23946285 A JP 23946285A JP H0656418 B2 JPH0656418 B2 JP H0656418B2
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JP
Japan
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digital
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timepiece
switch
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正良 奥山
幸雄 城戸
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/0083Cases for more than one clockwork

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は表示形態が変化する電子時計に関する。
[発明の背景] 近年、デジタル電子時計、アナログ電子時計のほか、特
に多機能化、多様化等に伴い、これらを組み合わせたコ
ンビネーション時計が種々開発され、市販されている。
このようなコンビネーション時計は、一般に、1つの時
計ケース内にデジタル時計部とアナログ時計部を収納す
るか、あるいは別々の時計ケース内に収納しており、し
かも各時計装置はそれぞれ時計ケースに確実に固定され
た状態で収納されている。
そのため、上記のようなコンビネーション時計では、表
示形態(時計の顔)、外観形状、デザイン等は設計時点
に設定された状態のままであり、何等、これらの変化を
得ることができず、広範囲のユーザの要望、多様化、多
機能化等に充分に応えることができなかった。
そこで、特開昭57−80585号公報に記載されてい
るように、上面にアナログ表示部が設けられた時計ケー
スに、デジタル表示部を引出し可能に設けることが考え
られている。
ところで、時刻を指針でアナログ表示する場合、最も必
要とされ、かつデジタル表示部で表示する頻度が高い情
報は日付であるが、上記のようにデジタル表示部が引出
すように構成されている場合、日付を見る時にデジタル
表示部を引出さなければならない欠点がある。また、常
時日付を表示させようとする場合にはデジタル表示部が
ケース側壁から突出した状態となり携帯時に何かにぶつ
かり破損するおそれがある。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、アナログ時計のデザインを損わず多機能化が計れる
と共に、必要頻度が多い日付情報が見やすい電子時計を
提供することにある。
[発明の要点] この発明は上記のような目的を達成するため、デジタル
表示装置を備えたデジタル表示ユニットを時計ケースに
出没自在に設けると共に、デジタル表示ユニットが収納
されている時には複数の表示桁のうちの一部のみが露出
され、この露出されている表示桁で日付情報が表示さ
れ、デジタル表示ユニットが引出された時には複数の表
示桁全てが露出され、この複数の表示桁で日付情報とは
異なる情報が切替え表示されるように構成したものであ
る。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を説明す
る。
第1図(A)〜(C)は電子腕時計を示す。この電子腕
時計1はアナログ時計部2とデジタル時計部3とを備え
たものであり、時計ケース4内のアナログ収納部4a内
にアナログ時計部2が、デジタル収納部4b内にデジタ
ル時計部3がそれぞれ収納されている。
時計ケース4は合成樹脂からなり、その前後端に時計バ
ンド4c、4cを一体に形成したものであり、上面には
時計ガラス5がベゼル6により取付けられており、内部
にはアナログ収納部4aとデジタル収納部4bが前後
(第1図(B)では上下)に並んで形成され、裏面(同
図では右側)には裏蓋7が防水パッキン8を介してビス
7a・・・により取付けられている。この場合、アナロ
グ時計部2とデジタル時計部3の一部は重なっていると
共に、時計ガラス5はその右下隅部がほぼ三角形状に切
り取られており、この切り取られた右下の開口部分4d
からデジタル時計部3の一部が見えるようになってい
る。また、各時計装置2、3を収納する各収納部4a、
4bは裏側に開放されて裏蓋7で塞がれている。この場
合、特にデジタル収納部4bは上述した右下の開口部分
4dおよびその側部が開放されており、この開放された
側部からデジタル時計部3の一部が時計ケース4の外部
へ出没可能に引き出されるようになっている。
アナログ時計部2は指針9を運針させて時刻を指示する
ものであり、第1図(B)に示すようにアナログ収納部
4a内にアナログブロック10が押えリング10aによ
り固定されており、その上面(図中左側)に文字板11
が配置され、この文字板11の上方にアナログブロック
10の指針軸10bが突出し、この突出した指針軸10
bに指針9が運針可能に取付けられている。この場合、
文字板11はアナログ収納部4aよりも大きく、その一
部が第1図(A)(B)に示すようにデジタル収納部4
bの上に重なって配置されており、その上方を指針9が
運針するよになっている。なお、アナログ収納部4aの
側面からは、時計ケース4の外部へリューズ12が突出
して設けられており、このリューズ12でアナログ時計
部2の時刻を修正するようになっている。
一方、デジタル時計部3は電気光学的に時刻を表示する
ものであり、第1図(A)〜(C)に示すようにデジタ
ル収納部4b内にケース13が配置されている。ケース
13はデジタル収納部4b内の前後壁に沿って摺動し、
その右側部分が時計ケース4の外部へ出没自在に突出す
るものであり、ケース13の上部はアナログ時計部2の
右下の開口部分4dと対応する三角形状の部分13aが
時計ガラス5とほぼ面一になるように高く形成されてい
ると共に、他の部分は1段低く形成されており、これら
の上面に保護ガラス14がケース13の移動方向に細長
く設けられている。この保護ガラス14は後述する液晶
表示装置15を保護するものであり、右下の開口部分4
dと対応する部分(第1図(C)では右側)が厚く形成
され、他の部分(左側)は薄く形成されている。また、
保護ガラス14の内部には液晶表示装置15、回路基板
16、電池17等が配置されている。液晶表示装置15
は時刻等を表示するものであり、保護ガラス14の内面
に対応して配置され、インターコネクタ15aにより回
路基板16に電気的に接続されている。回路基板16は
液晶表示装置15に駆動信号を与えると共に、アナログ
時計部2のアナログブロック10にも駆動信号を与える
ものであり、その下面に水晶振動子18、トリマー・コ
ンデンサ19、LSI20等の電子部品が設けられてい
ると共に、アナログブロック10に電気的に接続されて
いる。電池17は回路基板16に電源を供給するもので
あり、その両電極が回路基板16に接続されている。
さらに、デジタル時計部3は第2図および第3図に示す
ようにモード切替スイッチ21およびキースイッチ部2
2を備えている。モード切替スイッチ21はケース13
の引き出し操作に応じて、デジタル時計部3のモードを
切り替えるものであり、第3図に示すように3つの操作
子21a、21b、21cを備え、ケース13の側面に
設けられている。即ち、操作子21a、21b、21c
はそれぞれ、内側端部が板ばね23・・・により弾性的
に付勢され、ケース13の引き出し操作に応じてケース
13の側壁から内外へ出没するものであり、第2図
(A)に示すようにデジタル時計部3がデジタル収納部
4b内に収納されているときは、第3図(A)に示すよ
うに各操作子21a、21b、21cの先端がケース1
3の側壁から外部へ突出し、この突出した各先端が時計
ケース4のデジタル収納部4bの壁面に形成された凹部
4b、4b、4bに挿入し、反対の内側端部がケ
ース13内の回路基板16に設けられた接点電極16
a、16b、16cから離間し、3つの操作子21a、
21b、21cはOFFとなる。この状態では、モード
切替スイッチ21が日付−曜日モードとなり、第2図
(A)に示すように液晶表示装置15で曜日と日付を表
示する。また、第2図(B)に示すようにデジタル時計
部3をデジタル収納部4b内から1段引き出すと、ケー
ス13の移動に伴って各操作子21a、21b、21c
が同方向へ移動し、第3図(B)に示すように右側の操
作子21cはその先端がデジタル収納部4b内の壁面で
押され、反対の内側端部が回路基板16の右側の接点電
極16cを導通させてONとなり、他の操作子21a、
21bはその各先端が隣の凹部4b、4bに挿入
し、反対の各内側端部が回路基板16の接点電極16
a、16bから離間してOFFとなる。この状態では、
モード切替スイッチ21がアラームモードとなり、第2
図(B)に示すように液晶表示装置15でアラーム表示
およびアラーム時刻を表示する。さらに、第2図(C)
に示すようにデジタル時計部3をデジタル収納部4b内
から2段引き出すと、上述と同様に、ケース13の移動
に伴って各操作子21a、21b、21cがさらに移動
し、第3図(B)に示すように右側の操作子21b、2
1cはその各先端がデジタル収納部4b内の壁面で押さ
れ、反対の各内側端部が回路基板16の右側の接点電極
16b、16cを導通させてONとなり、他の操作子2
1aはその先端が隣の凹部4bに挿入し、反対の内側
端部が回路基板16の接点電極16aから離間してOF
Fとなる。この状態では、モード切替スイッチ21がス
トップウォッチモードとなり、第2図(C)に示すよう
に液晶表示装置15にストップウォッチ時刻のスタート
状態が表示される。
また、スイッチ部22は3種類のスイッチ、つまりセレ
クトスイッチ22a、セットスイッチ22b、修正スイ
ッチ22cからなり、デジタル時計部3のケース13上
に設けられており、第2図(A)に示すようにデジタル
時計部3がデジタル収納部4b内に収納されているとき
はこれらスイッチ22a〜22cは隠れ、第2図(B)
(C)に示すようにデジタル時計部3がデジタル収納部
4bから1段引き出されたときはスイッチ22aと22
bが、2段引き出されたときはスイッチ22a〜22c
が露呈するようになっている。セレクトスイッチ22a
およびセットスイッチ22bは液晶表示装置15に表示
された時刻データを修正するためのものであり、第2図
(B)の状態ではアラーム時刻をセットするのに用いら
れる。セレクトスイッチ22aは桁を選択指定し、指定
桁を点滅表示させ、セットスイッチ22bは点滅された
桁に+1を加算するようになっている。即ち、デジタル
時計部3が1段引き出されたアラームモード(第2図
(B)の状態)では、セレクトスイッチ22aは第4図
に示すように、これを押す毎にアラーム時刻の桁を繰り
上げして時桁、分桁等を点滅表示し、セットスイッチ2
2bはこれを押す毎に点滅表示された桁に+1を順次加
算してアラーム時刻を修正するようになっている。ま
た、デジタル時計部3が2段引き出されたストップウォ
ッチモード(第2図(C)の状態)では、セレクトスイ
ッチ22aはストップウォッチのスタート/ストップを
行ない、セットスイッチ22bはその測定値のクリヤー
を行なうのに用いられる。又、デジタル時計部3が2段
引き出されている第2図(C)の状態で修正スイッチ2
2cが押された場合には上述したアラームモードのとき
と同様に、現在時刻の修正(時刻、月日、曜日等)を行
なうようになっている。修正スイッチ22cはストップ
ウォッチモードと現在時刻を表示する時刻表示モードと
を切り替えるものであり、デジタル時計部3が2段引き
出されたストップウォッチモード(第2図(C))のと
きのみ露呈し、この状態で1度押すと時刻表示モードに
切り替わり、現在時刻を表示し、再び押すとストップウ
ォッチモードに切り替わる。
次に、第5図を参照して、電子腕時計1の回路構成を説
明する。
発振回路(OSC)24は発振信号を分周回路(DI
V)25に与え、分周回路25で分周される。この分周
回路25から出力される分周信号のうち、1Hzの信号は
アナログ時計部2のモータ駆動回路26に与えられ、ア
ナログブロック10を駆動して指針9を運針させると共
に、デジタル時計部3の時刻計数回路27にも与えられ
る。この時刻計数回路27は分周回路25からの1Hzの
信号に基づいて計数し、時刻データを表示切替回路28
および一致検出回路29に与えられる。表示切替回路2
8はモード切替回路30からのモード切替信号に基づい
て液晶表示装置15の表示を曜日・日付表示、アラーム
表示、ストップウォッチ表示の3種類に切り替えるほ
か、後述する入力制御部31からの時刻修正モード信号
によって時刻表示に切り替える。モード切替回路30は
デジタル時計部3がデジタル収納部4bから引き出され
る状態によって、モード切替スイッチ21から出力され
る3種類の信号が与えられ、この信号に基づいて表示切
替回路28にモード切替信号を与えると共に、入力制御
部31にも切替信号を与える。入力制御部31はモード
切替回路30から切替信号が与えられると共に、デジタ
ル時計部3のケース13上に設けられたキースイッチ部
22から3種類のスイッチ信号が与えられ、これらの信
号に基づいて時刻計数回路27とアラーム時刻記憶回路
32とにそれぞれ、桁セレクト信号および+1セット信
号を出力すると共に、ストップウォッチ回路33にスタ
ート/ストップ信号およびクリヤー信号を出力するほ
か、表示切替回路28に時刻修正モード信号を出力す
る。
しかして、時刻計数回路27は、通常は分周回路25か
らの1Hzの信号に基づいて時刻データを表示切替回路2
8および一致検出回路29に与えており、第2図(A)
に示すようにデジタル時計部3がデジタル収納部4b内
に収納された状態で、液晶表示装置15に曜日・日付が
表示される。即ち、デジタル時計装置3がデジタル収納
部4bに収納されると、モード切替スイッチ21の各操
作子21a、21b、21cがOFFとなり、このスイ
ッチ信号がモード切替回路30に与えられてモード切替
回路30から日付・曜日モード信号が表示切替回路28
に出力され、表示切替回路28に与えられた時刻データ
のうち液晶表示装置15に曜日・日付が表示される。
アラーム時刻記憶回路32は、記憶したアラーム時刻デ
ータを一致検出回路29と表示切替回路28とに与えて
おり、一致検出回路29に与えられたアラーム時刻デー
タは、時刻計数回路27から与えられた時刻データと一
致したときに、一致検出回路29から一致信号がブザー
駆動回路34に出力され、スピーカ35からアラーム音
を方音する。また、表示切替回路28に与えられたアラ
ーム時刻データは、第2図(B)に示すようにデジタル
時計部3がデジタル収納部4bから1段引き出され、モ
ード切替回路30からのモード切替信号によって表示切
替回路28がアラーム表示に切り替ったときに、液晶表
示装置15にアラーム時刻が表示される。しかも、この
状態で、キースイッチ部22のセレクトスイッチ22a
およびセットスイッチ22bを操作すると、入力制御部
31からアラーム時刻記憶回路32に桁セレクト信号と
+1セット信号とが出力され、これらの信号に基づいて
アラーム時刻記憶回路32は記憶されたアラーム時刻が
修正され、この修正されたアラーム時刻データが表示切
替回路28を介して液晶表示装置15に表示される。
ストップウォッチ回路29は、分周回路25から1/1
00Hzの信号が与えられ、この信号に基づいてストップ
ウォッチの時刻計数情報を表示切替回路28に与えてい
るが、通常は液晶表示装置15に表示されず、デジタル
時計部3がデジタル収納部4bから2段引き出され、モ
ード切替回路30からのモード切替信号によって表示切
替回路28がストップウォッチ表示に切り替わったとき
に、液晶表示装置15に「00;00;00」が表示さ
れる。また、このようにデジタル時計部3がデジタル収
納部4bから2段引き出されると、モード切替回路30
からは機能切替信号が入力制御部31に与えられ、キー
スイッチ部22のセレクトスイッチ22aとセットスイ
ッチ22bとの機能を切り替え、セレクトスイッチ22
aの操作に基づいてスタート/ストップ信号を出力させ
ると共に、セットスイッチ22bの操作に基づいてクリ
ヤー信号を出力する。この状態で、キースイッチ部22
のセレクトスイッチ22aを1度押してONさせると、
入力制御部31からスタート信号がストップウォッチ回
路29に与えられ、これによりストップウォッチ回路2
9がカウントを開始し、その情報を表示切替回路28を
介して液晶表示装置15に表示する。そして、セレクト
スイッチ22aが再び押されてONすると、今度は入力
制御部31からストップ信号がストップウォッチ回路2
9に与えられ、ストップウォッチ回路29での計数が停
止し、液晶表示装置15に計数結果(測定値)が表示さ
れる。また、キースイッチ部22のセットスイッチ22
bを押すと、入力制御部31からクリヤー信号がストッ
プウォッチ回路29に与えられ、ストップウォッチ回路
29の計数結果がクリヤーされ、液晶表示装置15には
ストップウォッチの初期状態「00;00;00」が表
示される。一方、キースイッチ部22の修正スイッチ2
2cを押すと、入力制御部31からの時刻修正モード信
号により表示切替回路28が時刻修正モードとなり、液
晶表示装置15に現在時刻、月日、曜日等の時刻データ
が表示される。そして、キースイッチ部22のセレクト
スイッチ22aおよびセットスイッチ22bの操作する
と、入力制御部31から時刻計数回路27に桁セレクト
信号と+1セット信号とが与えられ、時刻修正が可能と
なる。即ち、この状態でセレクトスイッチ22aおよび
セットスイッチ22bを操作すると、入力制御部31か
らの桁セレクト信号と+1セット信号とに基づいて時刻
計数回路27の現在時刻、月日、曜日等の時刻データが
修正され、この修正された時刻データが表示切替回路2
8を介して液晶表示装置15に表示される。なお、時刻
修正後は、再び修正スイッチ22cを押せば、ストップ
ウォッチモードに切り替り、この状態でデジタル時計部
3をデジタル収納部4b内に収納すれば、表示切替回路
28が日付・曜日モードに切り替り、液晶表示装置15
に日付・曜日が表示される。
しかるに、上記のように構成された電子時計によれば、
時計ケース4のデジタル収納部4bにデジタル時計部3
が出没可能に収納されるので、時計全体の表示態様(時
計の顔)、外観形状、デザイン等が変化し、従来にはな
い新しいイメージの電子腕時計を提供することができ
る。特に、デジタル時計部3は時計ケース4のデジタル
収納部4b内に収納されると、デジタル時計部3の一部
が時計ケース4の右下の開口部分4dから露呈するだけ
であるから、携帯時におけるデジタル時計部3の露出部
分が小さくなり、コンビネーションウォッチとして高級
感を出すことができる。しかも、アナログ時計部2とデ
ジタル時計部3とはその一部が重なっているので、時計
全体をコンパクトに構成できると共に、いずれか一方
(この実施例ではアナログ時計部2)の表示部分を大き
くすることができる。また、デジタル時計部3にはモー
ド切替スイッチ21、キースイッチ部22等のように多
数のスイッチを設けることができ、多数機能を図ること
ができ、しかも、このように多数機能を図っても、デジ
タル時計部3がデジタル収納部4b内に収納されると、
デジタル時計部3に設けられた各種のスイッチが外部に
露出することがなく完全に隠れるので、外観上のスイッ
チ数を軽減できると共に、シンプルな時計の外観形状に
することができ、これによっても高級感を出すことがで
きる。さらに、デジタル時計部3の液晶表示装置15は
デジタル時計部3の引き出し操作に応じて表示桁数が変
化し、引き出し状態に応じたモードの情報を良好にかつ
速やかに読み取ることができる。
また、モード切替スイッチ21およびキースイッチ部2
2等の各種スイッチは上述したように時計ケース4のデ
ジタル収納部4b内に出没可能に隠れるので、携帯時に
誤ってスイッチを操作することがなく、スイッチの誤操
作を確実に防止することができる。特に、モード切替ス
イッチ21はデジタル時計部3の引き出し操作に応じて
自動的に切り替わるので、その操作が簡単で、かつ確実
にモードを切り替えることができる。また、キースイッ
チ部22はデジタル時計部3の引き出し状態(モード)
に応じて必要なスイッチのみが露出するもので、操作性
が良く、操作ミスが少なく、誤入力を防止することがで
きる。
なお、上述した実施例ではデジタル時計部3を移動可能
としたが、アナログ時計部2を移動可能としても良く、
しかも移動方向は側方に限らず、前後方向、上下方向、
回転方向であっても良い。
また、上述した実施例ではアナログ時計部2が3針であ
るため、デジタル時計部3の液晶表示装置15で「曜日
・日付」を表示したが、アナログ時計部2が2針のとき
はデジタル時計部3で「秒」を表示しても良い。
さらに、この発明は上述したような電子腕時計に限られ
ず、ペンダント時計等の他の時計にも広く適用すること
ができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の電子時計によれば、デ
ジタル表示装置を備えたデジタル表示ユニットを時計ケ
ースに出没自在に設けると共に、デジタル表示ユニット
が収納されている時には複数の表示桁のうちの一部のみ
が露出され、この露出されている表示桁で日付情報が表
示され、デジタル表示ユニットが引出された時には複数
の表示桁全てが露出され、この複数の表示桁で日付情報
とは異なる情報が切替え表示されるようにしたので、ア
ナログ時計のデザインを損わず多機能化が計れるばかり
か、縁用頻度が多い日付情報が見やすいという効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明を電子腕時計に適用した場合の一実施例を
示し、第1図(A)はその外観平面図、第1図(B)は
A−A断面図、第1図(C)はB−B断面図、第2図は
その使用状態を示し、第2図(A)はデジタル時計部を
収納した状態の外観平面図、第2図(B)はデジタル時
計部を1段引き出した状態の要部平面図、第2図(C)
はデジタル時計部を2段引き出した状態の要部平面図、
第3図はモード切替スイッチを示し、第3図(A)は日
付・曜日モードの状態のときの断面図、第3図(B)は
アラームモードの状態のときの断面図、第3図(C)は
ストップウォッチモードの状態のときの断面図、第4図
はデジタル時計部の操作仕様を示す図、第5図は回路構
成を示したブロック図である。 1……電子腕時計、2……アナログ時計部、3……デジ
タル時計部、4……時計ケース、4a……アナログ収納
部、4b……デジタル収納部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−80585(JP,A) 実開 昭56−169290(JP,U) 実開 昭56−149984(JP,U) 実開 昭56−19830(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に文字板が配置されると共に側面が開
    口されてユニット収納部が形成された時計ケースと、 この時計ケース内部に配置され前記文字板上の指針を運
    針するアナログ時計部と、 上面に複数の表示桁を有し前記時計ケースの前記ユニッ
    ト収納部に出没自在でかつ収納された際に前記複数の表
    示桁のうちの一部のみが露出されるデジタル表示装置を
    備えたデジタル表示ユニットと、 基準信号を計数して日付情報を得る日付計数手段と、 この日付計数手段で得られる前記日付情報とは異なる情
    報を記憶する情報記憶手段と、 前記デジタル表示ユニットが前記ユニット収納部に収納
    されて前記複数の表示桁の一部のみが露出されている際
    にこの露出されている表示桁で前記日付情報を表示させ
    る日付表示手段と、 前記デジタル表示ユニットが前記ユニット表示部から引
    出され前記複数の表示桁全てが露出されている際に前記
    複数の表示桁で前記日付情報とは異なる情報を切替え表
    示させる表示切換手段と、を具備してなる電子時計。
JP60239462A 1985-10-28 1985-10-28 電子時計 Expired - Lifetime JPH0656418B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60239462A JPH0656418B2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電子時計
US06/923,394 US4697931A (en) 1985-10-28 1986-10-23 Electronic timepiece including slidable digital display sections

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JP60239462A JPH0656418B2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電子時計

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Publication Number Publication Date
JPS62100683A JPS62100683A (ja) 1987-05-11
JPH0656418B2 true JPH0656418B2 (ja) 1994-07-27

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JP60239462A Expired - Lifetime JPH0656418B2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電子時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04277309A (ja) * 1991-03-01 1992-10-02 Kokubu Kagaku Kogyo Kk ドリルねじおよびその製造方法

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JPS62100683A (ja) 1987-05-11

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