JPH0656365A - エレベータ制御基板用のデータ授受装置 - Google Patents

エレベータ制御基板用のデータ授受装置

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JPH0656365A
JPH0656365A JP5523292A JP5523292A JPH0656365A JP H0656365 A JPH0656365 A JP H0656365A JP 5523292 A JP5523292 A JP 5523292A JP 5523292 A JP5523292 A JP 5523292A JP H0656365 A JPH0656365 A JP H0656365A
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elevator control
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elevator
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JP5523292A
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Kenichi Morita
健一 森田
Kiyoshi Sonomoto
潔 園本
Yuji Koizumi
裕司 小泉
Hiroshi Makino
浩 牧野
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMの故障やエレベータ制御基板の方式の
差異に容易に対応することができるエレベータ制御基板
用のデータ授受装置を提供すること。 【構成】 データ授受装置3に制御装置2との間の通信
回線4を接続する通信装置31、エレベータ制御装置1
との通信回線5を接続する通信装置32、種々の演算、
制御を行うMPU33、データ授受装置1を制御する制
御プログラムを格納したEEPROM35、およびEE
PROM35内の制御プログラムを書き換えるための書
き換えプログラムを格納したEPROM36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの制御を行
うエレベータ制御基板にデータを書き込み、または当該
エレベータ制御基板からそこに書き込まれたデータを読
み出すエレベータ制御基板用のデータ授受装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、エレベータの制御には、マイクロ
コンピュータが用いられることが多い。このようなマイ
クロコンピュータは、そのROMにエレベータ制御のた
めのプログラムが格納された状態で1つの基板に装着さ
れ、この基板が、エレベータ制御基板として単体で取り
扱われ、所要箇所、例えばエレベータの機械室の所定位
置への着脱が行われる。さらにエレベータ使用中、当該
マイクロコンピュータのRAMには、エレベータの状態
データが記憶されていく。
【0003】上記のようなエレベータ制御基板を用いて
エレベータを運行する場合、エレベータ制御基板に故障
が生じたときには、これを取り替える必要がある。しか
し、通常、予備のエレベータ制御基板は一括して保管さ
れており、故障現場がこの保管場所から遠隔地にある場
合、エレベータ制御基板取り寄せのため長時間を要し、
エレベータの不稼働時間が長くなるという不都合を生じ
る。このため、当該エレベータ制御基板の内容を予め読
みとって記憶媒体に格納しておき、エレベータ制御基板
に故障が生じた場合には、上記記憶媒体に格納されたデ
ータを何も書き込まれていない新しいエレベータ制御用
基板に書き込むことが行なわれている。このための装置
を図4により説明する。
【0004】図4は従来のエレベータ制御基板用のデー
タ授受装置のブロック図である。図で、1はエレベータ
制御基板、2はパーソナルコンピュータ等で構成される
制御装置である。エレベータ制御基板1はエレベータ専
用のマイクロコンピュータで構成されているので、制御
装置2との間で直接データの授受を行うことができな
い。このため、データ授受装置3が使用される。データ
授受装置3は、制御装置2との間の通信回線4を接続す
る通信装置31、エレベータ制御基板との間の通信回線
5を接続する通信装置32、種々の演算、制御を行うM
PU33、およびMPU33の作動プログラムを記憶す
るROM34で構成されている。
【0005】このようなデータ授受装置3を用いること
により、エレベータ制御基板1に格納されたデータを制
御装置2で読み取り、読み取られたデータを記憶媒体に
格納することができ、また、格納されているデータを新
しいエレベータ制御用基板に書き込むことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデータ授受
装置3を用いて制御装置2とエレベータ制御基板1との
間でデータの授受を行う場合、何らかの理由によりRO
M34のプログラムの一部に障害が発生する場合があ
る。また、エレベータの発達とともにエレベータ制御基
板の方式にも大きな差異を生じ、既設のROM34のプ
ログラムでは機能せず、データの授受が不能となる場合
も生じる。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、ROMの故障やエレベータ制御基板の方式
の差異に対応することができるエレベータ制御基板用の
データ授受装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エレベータ制御基板と制御装置との間に
介在し、これらの間のデータの授受を行うエレベータ制
御基板用のデータ授受装置において、このデータ授受装
置を、データの授受を制御する制御部と、この制御部を
作動させる制御プログラムを記憶する書き換え可能な第
1の記憶部と、前記制御部により前記第1の記憶部へ制
御プログラムを書き込むための書き込みプログラムを記
憶する第2の記憶部とで構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の記憶部に記憶されている制御プログラム
に支障を生じ、またはこの制御プログラムではデータの
授受が不可能となった場合、制御装置を介して正確な、
または新しい制御プログラムが第1の記憶部に書き込ま
れる。この書き込みは、第2の記憶部に記憶された書き
込みプログラムの制御のもとに制御部により行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例に係るエレベータ制御基
板用のデータ授受装置のブロック図である。図で、図4
に示す部分と同一または等価な部分には同一符号を付し
て説明を省略する。本実施例のデータ授受装置3は、図
4に示すROM34に代えて、MPU33の作動プログ
ラムを格納する書き換え可能なEEPROM35、およ
びEEPROM35に格納されている作動プログラムを
書き換えるための書き込みプログラムを格納したEPR
OM36を備えている。37はデータ授受装置3に取り
付けられた端子であり、通信回線4が接続されている。
この通信回線4および端子37の詳細を図2および図3
により説明する。
【0011】図2および図3で、37は図1に示すもの
と同じ端子である。通信回線4として用いられるケーブ
ルとしては、データ授受装置3の使用態様に応じて2種
類のケーブルが用いられる。41はEEPROM35の
書き換え時以外の通信状態で用いられる通常ケーブル、
42はEEPROM35の書き換え時に使用される書き
換え用ケーブルである。通常ケーブル41はラインL1
〜L5 により構成され、その先端は、ケーブル端子に固
定されたピンに接続されている。これらのピンが図で矢
印で示されている。図では、ラインが5本(L1 〜L
5 )示されているが、実際はもっと多くのラインで通常
ケーブルが構成される。書き換え用ケーブル42は通常
ケーブル41を構成する各ラインのほかにラインL6を
備えている。ラインL6 は、ケーブルの接地ラインに接
続されている。P1 〜P6 は、端子37に設けられたピ
ン受け部であり、各ケーブル41,42の各ピンに対応
して設けられている。
【0012】通常ケーブル41が端子37に接続された
場合、ピン受け部P6 の電位は高レベルにあり、逆に書
き換え用ケーブル42が接続された場合、ピン受け部P
6 の電位は低レベルとなる。ピン受け部P6 の電位が高
レベルにあるときには、EEPROM35が選択され、
また、低レベルになるとEPROM36が選択されてデ
ータ授受装置3のメモリマップを反転させ、EPROM
36内の書き込みプログラムを起動させる。
【0013】次に、本実施例の動作を説明する。制御装
置2とデータ授受装置3との間に通常ケーブル41が接
続され、両者間でデータの授受が行われる場合、端子3
7のピン受け部P6 の電位は高レベルにあるので、EE
PROM35が選択され、EEPROM35のプログラ
ムに従ってMPU33が作動し、データの授受が実行さ
れる。
【0014】一方、接続されているエレベータ制御基板
1の様式がそれまでのエレベータ制御基板の様式と異な
る場合、現在のEEPROM35に格納されているプロ
グラムではデータの授受が不可能となる。この場合に
は、それまで接続されていた通常ケーブル41が取れ外
され、新たに書き換え用ケーブル42が接続される。こ
の接続により、端子37のピン受け部P6 の電位は低レ
ベルとなり、EPROM36が選択されてMPU33は
EPROM36のプログラム、即ち、EEPROM35
の内容を書き換えるプロクラムに従う状態となる。
【0015】この状態において、制御装置2がその記憶
媒体から、現在接続されているエレベータ制御基板1と
のデータ授受を可能とするプログラムを取り出し、これ
を書き換え用ケーブル42を介してデータ授受装置3に
出力すると、出力されたプログラムはEPROM36の
プログラムに従ってMPU33によりEEPROM35
に格納される。
【0016】上記の動作により、EEPROM35への
新たなプログラムの格納が完了すると、書き換え用ケー
ブル42が取り外され、通常ケーブル41が接続され
る。これにより、端子37のピン受け部P6 の電位は高
レベルになり、EEPROM35が選択される。この状
態で、制御装置2を走査することにより、EEPROM
35に格納された新たなプログラムに従ってデータの授
受が実行される。
【0017】なお、使用中のEEPROM35のプログ
ラムの一部に障害が生じた場合にも、上記の手段により
障害を除去するようにEEPROM35のプログラムを
書き換えれば、再びデータの授受を行うことができる。
【0018】このように、本実施例では、EPROM3
6にEEPROM35への書き込みプログラムを格納
し、これを起動させる書き換え用ケーブル41を準備
し、EEPROM35内のデータ授受装置用制御プログ
ラムを変更するようにしたので、EEPROM35内の
データ授受装置用プログラムを変更する必要がある場
合、その都度データ授受装置3を新たに作成することな
く、ROMの故障やエレベータ制御基板の方式の差異に
対処することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、制御部を作動させる書き換え可能な第1の記憶部
と、この第1の記憶部への書き込みプログラムを格納し
た第2の記憶部とを設けたので、データ授受装置のRO
Mの故障やエレベータ制御基板の方式の差異に容易に対
処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエレベータ制御基板用
のデータ授受装置のブロック図である。
【図2】通常ケーブル接続状態を示す図である。
【図3】書き換え用ケーブル接続状態を示す図である。
【図4】従来のエレベータ制御基板用のデータ授受装置
のブロック図である。
【符号の説明】
1 エレベータ制御基板 2 制御装置 3 データ授受装置 31,32 通信装置 33 MPU 35 EEPROM 36 EPROM 37 端子 4 通信回線 5 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ制御基板と制御装置との間に
    介在し、これらの間のデータの授受を行うエレベータ制
    御基板用のデータ授受装置において、このデータ授受装
    置を、データの授受を制御する制御部と、この制御部を
    作動させる制御プログラムを記憶する書き換え可能な第
    1の記憶部と、前記制御部により前記第1の記憶部へ制
    御プログラムを書き込むための書き込みプログラムを記
    憶する第2の記憶部とで構成したことを特徴とするエレ
    ベータ制御基板用のデータ授受装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の記憶部
    は、EEPROMであることを特徴とするエレベータ制
    御基板用のデータ授受装置。
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