JPH1074072A - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents
表示装置及びその制御方法Info
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- JPH1074072A JPH1074072A JP9122403A JP12240397A JPH1074072A JP H1074072 A JPH1074072 A JP H1074072A JP 9122403 A JP9122403 A JP 9122403A JP 12240397 A JP12240397 A JP 12240397A JP H1074072 A JPH1074072 A JP H1074072A
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- display
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Abstract
テムにおいて、例えば所定範囲外の解像度を指定すると
モニタ画面が異常になる等の課題に対しPlug & Play
方式対応のモニタ制御を低コストで実現する。 【解決手段】 表示制御を行うためのCPU3とRAM
4とを有するモニタ制御部2とモニタ制御部に接続され
た不揮発性メモリ8とを有するとともに、コンピュータ
本体1に接続されてそのモニタ表示を行う表示装置9に
おいて、不揮発メモリは表示セットアップに必要なモニ
タ仕様データを記憶する領域を有し、RAMはコンピュ
ータ本体が電源オンされたときあるいはリセットされた
ときにモニタ仕様データをダウンロードする領域5を有
するとともに、コンピュータ本体からの読み出し要求に
応じてダウンロードされたモニタ仕様データをコンピュ
ータ本体側に転送するように構成する。
Description
ESA(Video Electronics Standard Associatio
n)より規格化されたDDC(Display Data Channe
l)ディスプレイ規格等が適応されるパーソナルコンピ
ュータ(以下「PC」と略す)システムにおけるモニタ
表示装置及びその制御方法に関する。
トールやセットアップをいわゆるPlug & Playによっ
て簡単なものにするためのものである。例えば解像度の
設定作業は煩雑であって所定範囲外の解像度を指定して
しまうと、モニタ画面が正常に表示されず操作者にとっ
て判別不可能な表示状態になったりするが、この規格に
よると、PC本体とモニタ間のデータ交換のための信号
線とその手順が決められ、モニタの性能を簡単な操作の
みで取り出すことができる。例えば、DDC規格にはD
DC1/2B/2ABの三つのレベルが規定されてお
り、DDC1はモニタの型名等をPCに知らせる基本モ
ードであり、またDDC2Bはさらに詳細なデータを知
らせるモードであり、さらにDDC2ABはPCとモニ
タ間の双方向通信モードで、かつ画面の色あいや歪をP
C側で調整可能とするモードである。
Play方式を採用したモニタシステムを図1に示す。P
C本体20とモニタ制御部21とはバス25を介して接
続されている。モニタ制御部21はマイコン22によっ
て制御され、このマイコン22には通常のモニタ表示制
御に必要なメモリとして4kBit程度のEEPROM
(電気的消去および書き込み可能な読出し専用メモリ)
23が接続され、これにはモニタ製造工場調整用データ
等が書き込まれている。
& Play方式対応に必要な1kBit程度のデータの読
み出しは、モニタのセットアップ時にPC20からの垂
直同期信号VSYNCに同期して行っているため、単に
EEPROM23の記憶容量を拡張してその一部をPlu
g & Play方式対応メモリに利用したのでは垂直同期信
号VSYNCに同期させるのが困難であった。このた
め、EEPROM23とは別に直接VSYNC信号を与
えることにより直ちにモニタ仕様データを読み出すこと
ができるように、Plug & Play方式対応専用メモリと
してEEPROM24を設ける必要があった。図1のよ
うなシステム構成において、セットアップ時に垂直同期
信号VSYNCの入力をEEPROM24に与えること
によって、EEPROM24に書き込まれているモニタ
仕様データが読み出されて専用バスライン26を介して
PC20側に転送される。
常のモニタ制御データ記憶用EEPROM23に加え
て、Plug & Play方式対応データ記憶専用EEPRO
M24を別途外部接続し、比較的高価なEEPROMを
二つも用いることになるため、モニタ表示装置のコスト
が高くなるという問題を生じていた。本発明にかかる課
題は、上記従来の問題点に鑑み、Plug & Play方式対
応のモニタ制御を低コストで実現できるモニタ表示制御
方法を提供することである。
に、請求項1にかかる発明は、表示制御を行うためのC
PU(3)とRAM(4)とを有するモニタ制御部
(2)とモニタ制御部に接続された不揮発性メモリ
(8)とを有するとともに、コンピュータ本体(1)に
接続されてそのモニタ表示を行う表示装置(9)におい
て、不揮発メモリは表示セットアップに必要なモニタ仕
様データを記憶する領域を有し、RAMはコンピュータ
本体が電源オンされたときあるいはリセットされたとき
にモニタ仕様データをダウンロードする領域(5)を有
するとともに、コンピュータ本体からの読み出し要求に
応じてダウンロードされたモニタ仕様データを前記コン
ピュータ本体側に転送するように構成されていることを
特徴とする。また、請求項2にかかる発明は、不揮発性
メモリに、モニタ仕様データを書き込みおよび消去する
ための電気的消去および書き込み可能な読出し専用メモ
リ(EEPROM)を用いたことを特徴とし、例えばフ
ラッシュ(FLASH)メモリ(特公平6−82841
号公報等参照)や強誘電体メモリ(特開平5−9060
7号公報等参照)等が適用される。
ためのCPU(3)とRAM(4)とを有するモニタ制
御部(2)とモニタ制御部に接続された不揮発性メモリ
(8)とを有するとともに、コンピュータ本体(1)に
接続されてそのモニタ表示を行う表示装置(9)の表示
方法において、コンピュータ本体が電源オンされたとき
あるいはリセットされたときに不揮発性メモリが記憶し
ているデータの内の表示セットアップに必要なモニタ仕
様データをRAMの所定領域(5)にダウンロードする
とともに、ダウンロードされたモニタ仕様データをコン
ピュータ本体からの読み出し要求に従いコンピュータ本
体側に転送することを特徴とする。
体の起動時あるいはリセット時を利用してモニタ側のマ
イコン制御によってダウンロード処理を行うので、Plu
g &Play方式対応専用の不揮発性メモリを用いること
なくモニタ仕様データのPC本体への読み出しを行うこ
とができる。これによって該専用不揮発性メモリの設置
を要せず、モニタシステムの低コスト化を実現でき、ま
たPC本体の起動あるいはリセットによって直ちに該モ
ニタ仕様データの転送が可能になり、円滑かつ迅速なセ
ットアップ処理を実現できる。
レイ規格のモニタシステムに適用した例を図面を参照し
て説明する。図2は本実施例のPCモニタシステムの要
部を示すブロック図である。PC本体1と接続されるモ
ニタ9はマイクロプロセッサによるマイコン制御を行う
モニタ制御部2を備えている。このモニタ制御部2はバ
ス12を介して接続されているCPU3およびRAM4
を有しており、PC本体1とはバス11およびI/O7
を介して接続されている。さらに、モニタ9内にはモニ
タ制御部2に外部接続され、バス10、I/O6および
バス12を介してCPU3と接続されるEEPROM8
が設けられている。EEPROM8はモニタ製造工場調
整用データ等の他、Plug & Play方式対応データを含
むモニタ制御データ記憶用不揮発性メモリである。そし
て、PC本体1の電源投入時にEEPROM8から読み
出されたモニタ仕様データがダウンロードされるための
専用メモリエリア5がRAM4に割り付けられている。
御に必要なデータの他に、例えば図3に示すように、V
ESAのDDC規格書(1994年12月12日REVISI
ON版)による基本データとしてのEDID(Extended
Display Identification)データが書き込まれてい
る。合計128バイトのEDIDデータの構成は「モニ
タ規格」ブロックのデータの他、「ヘッダ(Heade
r)」、「製造者用データ(Vendor/Product Identi
fication)」、「EDIDバージョン(EDID vers
in/revision)」等の各ブロックのデータからなってい
る。「モニタ規格」ブロックはセットアップ簡略化のP
lug & Play適応のデータに関するものであり、図3に
示すように、最大画面サイズや表示転送ガンマ特性(D
isplay Transfer Gamma Characteristic)等の基
礎表示パラメータ、カラー特性、さらに特定メーカのP
C端末機器に対応する、規格化されているタイミングへ
の対応およびそれ以外のタイミングへの対応、さらにタ
イミング詳細等のデータからなる。
プ(1)〜(3)に従いPC本体1とモニタ9とのセッ
トアップを行う。 (1)まずモニタ9のパワーオン状態でPC本体1の電
源スイッチを入れる。このPC本体1の起動により、モ
ニタ9側のCPU3によるダウンロード処理プログラム
実行を開始し、それによってEEPROM8に格納され
ているEDIDデータ等のモニタ仕様データを読み出
し、バス10およびI/O6、さらにバス12を通じて
RAM4の専用メモリエリア5に転送してダウンロード
が行われる。
し要求の信号が図示しないキーボードを通じてCPU3
に与えられると、メモリエリア5に格納されているダウ
ンロードデータをPC本体1側に転送する。 (3)上記(2)の転送処理の終了後、ダウンロード専
用に割り付けたメモリエリア5は、RAM記憶容量を減
らさないように、通常のRAMエリアの一部として制限
なく使用される状態になる。
ステムにおいてはPC本体1の起動時にモニタ仕様デー
タのPC本体1側への読み出しを行うので、Plug &
Play方式対応のモニタ制御を単一のEEPROM8だ
けで円滑に行うことができるとともにセットアップ時の
簡易操作性を低コストで実現できる。しかも、電源投入
直後にモニタ仕様データの転送が可能になり、処理スピ
ードの向上にも寄与する。 上記実施例ではパワーオン
時に応用したものであるが、本発明は操作途中等でのモ
ニタ交換などにおいて同様のダウンロードさせるため
に、所定のリセットキー(図示せず)操作を利用してリ
セット信号をPC本体1からモニタ9側に与えることに
よって上記のダウンロード処理を行うようにしてもよ
い。
体1とモニタ9とを同一の電源スイッチを用いてパワー
オン操作を連動させるようにしてもよい。また、上記ス
テップ(2)において、ダウンロードデータの読み出し
要求の信号はCPU3による計時処理によって起動後所
定時間経過したとき自動的にPC本体に与えられるよう
にしてもよい。
ック図である。
略構成を示すブロック図である。
ータ説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 表示制御を行うためのCPUとRAMと
を有するモニタ制御部と前記モニタ制御部に接続された
不揮発性メモリとを有するとともに、コンピュータ本体
に接続されてそのモニタ表示を行う表示装置において、
前記不揮発メモリは表示セットアップに必要なモニタ仕
様データを記憶する領域を有し、前記RAMは前記コン
ピュータ本体が電源オンされたときあるいはリセットさ
れたときに前記モニタ仕様データをダウンロードする領
域を有するとともに、前記コンピュータ本体からの読み
出し要求に応じてダウンロードされた前記モニタ仕様デ
ータを前記コンピュータ本体側に転送するように構成さ
れていることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記不揮発性メモリに、前記モニタ仕様
データを書き込みおよび消去するための電気的消去およ
び書き込み可能な読出し専用メモリ(EEPROM)を
用いたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 表示制御を行うためのCPUとRAMと
を有するモニタ制御部と前記モニタ制御部に接続された
不揮発性メモリとを有するとともに、コンピュータ本体
に接続されてそのモニタ表示を行う表示装置の表示方法
において、前記コンピュータ本体が電源オンされたとき
あるいはリセットされたときに前記不揮発性メモリが記
憶しているデータの内の表示セットアップに必要なモニ
タ仕様データを前記RAMの所定領域にダウンロードす
るとともに、ダウンロードされた前記モニタ仕様データ
を前記コンピュータ本体からの読み出し要求に従い前記
コンピュータ本体側に転送することを特徴とする表示装
置の表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12240397A JP3841919B2 (ja) | 1996-06-25 | 1997-05-13 | 表示装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16492896 | 1996-06-25 | ||
JP8-164928 | 1996-06-25 | ||
JP12240397A JP3841919B2 (ja) | 1996-06-25 | 1997-05-13 | 表示装置及びその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074072A true JPH1074072A (ja) | 1998-03-17 |
JP3841919B2 JP3841919B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=26459537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12240397A Expired - Fee Related JP3841919B2 (ja) | 1996-06-25 | 1997-05-13 | 表示装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3841919B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356753A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Canon Inc | 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法および記憶媒体 |
JP2002006817A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Olympus Optical Co Ltd | 表示システム |
JP2004102067A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Sony Corp | 映像表示装置 |
JP2005025122A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Sony Corp | 出力データ制御装置、および出力データ制御方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US7474276B2 (en) | 2000-06-20 | 2009-01-06 | Olympus Optical Co., Ltd. | Display system and microdisplay apparatus |
WO2012153497A1 (ja) * | 2011-05-12 | 2012-11-15 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12240397A patent/JP3841919B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2012153497A1 (ja) * | 2011-05-12 | 2012-11-15 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
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