JP3500100B2 - 表示装置のプログラム書き換え方法 - Google Patents

表示装置のプログラム書き換え方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶プロジェク
タ等の表示装置のプログラム書き換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶プロジェクタの用途が多様化
してきており、目的に応じた様々な制御機能を要求され
ている。例えば、ミニシアターとして映画等を投射する
ため使用される場合もあれば、コンピュータの画像を投
射しプレゼンテーションを行うために使用される場合も
ある。このような市場の要求を満たしていくために、液
晶プロジェクタ制御部のマイコンのプログラムは、より
複雑化・高度化の一途をたどっており、開発期間の短縮
化も加わってプログラムのバグが発生する確率が高くな
ってきている。また、使用目的に応じて市場の要求によ
り機能追加を行う場合もある。
【0003】このようなことから、マイコンのプログラ
ムをROMに固定しないで、フラッシュメモリに格納す
ることにより、プログラムを変更可能とした液晶プロジ
ェクタが増加する傾向にある。このような液晶プロジェ
クタでは、プログラムが簡単に変更可能となるため、バ
グの修正や使用目的に応じた特殊仕様の製品展開が容易
に実現できる。
【0004】図1は、液晶プロジェクタの構成を示して
いる。
【0005】ACコンセント17から入力された交流電
圧は、アクティブフィルタ11によって直流電圧に変換
される。アクティブフィルタ11によって得られた直流
電圧は、メイン電源回路12に送られるとともに、ラン
プ用電源スイッチ14を介してランプ用電源回路15に
も送られる。
【0006】メイン電源回路12はCPU用電源と、C
PU以外の回路用電源とを生成する。メイン電源回路1
2によって生成されたCPU用電源はマイコンシステム
10に供給される。メイン電源回路12によって生成さ
れた回路用電源は、回路用電源スイッチ13を介して、
各回路の電源端子に供給される。
【0007】ランプ用電源スイッチ14および回路用電
源スイッチ13は、マイコンシステム10によってオン
・オフ制御される。ランプ用電源スイッチ14がオンす
るとランプ16に電圧が与えられ、ランプ16が点灯す
る。回路電源スイッチ13がオンされると、各回路に電
源が供給され、映像信号の有無を判定することができる
ようになる。
【0008】液晶プロジェクタには、コンピュータから
のアナログRBG信号を入力するためのアナログRBG
入力端子18と、VCR、DVD等からのコンポジット
ビデオ信号を入力するためのAV入力端子19とを備え
ている。
【0009】アナログRBG入力端子18に入力された
アナログRBG信号は、入力切り替えスイッチ22の第
1入力端子に送られる。AV入力端子19に入力された
コンポジットビデオ信号は、Y/C分離回路20で輝度
信号と色信号に分離され、ビデオデコーダ21に入力さ
れる。
【0010】マイコンシステム10は、ビデオデコーダ
21から、信号の有無、カラーシステムなどを受信し、
それに応じた制御データをビデオデコーダ21に送信す
る。ビデオデコーダ21は、入力信号をRBG信号に変
換して出力する。ビデオデコーダ21からのRBG信号
は、入力切り替えスイッチ22の第2入力端子に送られ
る。入力切り替えスイッチ22は、マイコンシステム1
0によって制御される。
【0011】入力切り替えスイッチ22によって選択さ
れた信号は、A/Dコンバータ23に送られる。VCO
24は、マイコンシステム10からの制御データに基づ
いて入力信号に応じたサンプリング周波数を生成して、
A/Dコンバータ23に出力する。A/Dコンバータ2
3は、VCO24から入力されるサンプリング周波数に
同期して、入力信号をサンプリングし、得られたデジタ
ル信号を信号処理ゲートアレイ25に出力する。
【0012】DRAM33には、映像信号以外の表示、
いわゆるオンスクリーン表示を行うためのオンスクリー
ン表示用データが格納されている。
【0013】信号処理ゲートアレイ25は、A/Dコン
バータ23から入力される映像データとDRAM33に
格納されているオンスクリーン表示用データとを切り替
えて、D/Aコンバータ26に送る。
【0014】D/Aコンバータ26に入力されたデジタ
ル信号はアナログ変換され、色信号ドライバ27に入力
される。色信号ドライバ27は、マイコンシステム10
から受信した制御データに基づいて、明るさなどの色信
号補正と、パネルの特性に応じたDCカーブの変換など
を行う。色信号ドライバ27から出力された信号は、サ
ンプル&ホールド回路28に送られ、液晶パネル29、
30、31に出力するためのサンプリングが行われる。
【0015】液晶パネル29、30、31に対しては通
常6相、つまり6ドット単位で一括書き込みが行われる
ので、サンプル&ホールド回路28は、6ドット分のデ
ータ取り込みと一括出力を行う。サンプル&ホールド回
路28から、RBGそれぞれの液晶パネル29、30、
31に対して、対応したデータが送られる。
【0016】タイミングコントローラ32は、マイコン
システム10から受信した制御データに基づいて、サン
プル&ホールド28および各液晶パネル29、30、3
1のタイミング制御を行う。
【0017】図2は、マイコンシステム10の構成を示
している。
【0018】CPU1には、ADDRESS DATA
BUSを介して、起動プログラムが格納されているB
OOT ROM2と、実際の液晶プログラムを制御する
プログラムが格納されているFlash Memory
3及び、プログラム実行時にデータ等を一時的に記憶し
ておくSRAM4が接続されている。また、CPU1に
は、液晶プロジェクタの操作状態や設定状態を随時記憶
しておくためのEEPROM5が接続されている。
【0019】また、CPU1には、コントロール部6が
接続されている。コントロール部6は、液晶プロジェク
タを操作するためのKEY SWとリモコン送信機から
の信号を受信する受信部とから構成されている。
【0020】また、CPU1には、通常の液晶プロジェ
クタを制御するプログラムを実行する通常動作モードお
よびFlash Memory3に格納されているプロ
グラム内容の書き替えを実行するプログラム変更動作モ
ードのうちから、動作モードを決定するためのモードス
イッチ7が接続されている。
【0021】Flash Memory3に格納されて
いるプログラム内容の書き替えを行なう際には、CPU
1に、RS232Cを経由してプログラムの書き換えを
行なうためのパーソナルコンピュータ(以下、パソコン
という)8が接続される。
【0022】CPU1に電源が入力されるとBOOT
ROM2の起動プログラムが実行される。この際、起動
プログラムは、モードスイッチ7が解放されていれば、
通常動作モードによる処理、すなわち、Flash M
emory3に格納されているプログラムに基づいて液
晶プロジェクタの制御が行なわれる。
【0023】一方、モードスイッチ7が短絡されている
場合には、プログラム変更動作モードによる処理、すな
わち、BOOT ROM2内のFlash Memor
y書き換えプログラムに基づいて、Flash Mem
ory3に格納されているプログラム内容の書き替えが
行なわれる。
【0024】図3は、CPU1による処理手順を示して
いる。まず、モードスイッチ7のオンオフ状態を判定す
る(ステップ1)。モードスイッチ7が開放(オフ)さ
れている場合には、通常動作モードが選択されていると
判断し、通常の処理を行なう(ステップ2)。
【0025】モードスイッチ7が短絡(オン)されてい
る場合には、外部のパソコン8からの命令コード受信待
機状態となる(ステップ3、4)。Flash Mem
ory3に格納されているプログラム内容の書き替えを
行なう際には、外部のパソコン8から、まず、Flas
h Memory3の内容を消去するための消去コード
をCPU1に送る。そして、CPU1から消去が完了し
たことを示す消去OKコードが送られてくると、書き込
みコードとFlash Memory3の書き換えデー
タを送信する。
【0026】パソコン8からの消去コードを受信すると
(ステップ3)、Flash Memory3の内容を
消去する(ステップ5)。そして、Flash Mem
ory3の内容の消去が終了すると(ステップ6)、消
去が終了したことを示す消去OKコードをパソコン8に
送信する(ステップ7)。そして、パソコン8からの命
令コード受信待機状態となる(ステップ3、4)。
【0027】パソコン8からの書き込みコードを受信す
ると(ステップ4)、パソコン8から送られてくるFl
ash Memory3の書き換えデータを受信して、
SRAM4に格納する(ステップ8)。そして、SRA
M4に格納した書き換えデータをFlash Memo
ry3に書き込む(ステップ9)。
【0028】その後、Flash Memory3への
データの書き込みが終了すると(ステップ10)、パソ
コン8に書き込みが終了したことを示す書き込みOKコ
ードを送信する(ステップ11)。これにより、Fla
sh Memory3の内容が新しいプログラムに書き
換えられる。
【0029】Flash Memory3の内容が新し
いプログラムに書き換えられた場合には、マイコンシス
テム10に供給する電源を切り、モードスイッチ7を解
放にした後、マイコンシステム10に再度電源を供給す
ると、新しいプログラムが実行される。
【0030】プログラムの変更は、製品の組立時に行う
場合もあれば、市場に出荷されたものを行う場合もあ
る。また、プログラム変更が頻繁に発生する可能性があ
る。
【0031】液晶プロジェクタのプログラムの変更は人
間の手で行うものであるので、様々な人的要因によりミ
スが発生する場合が考えられる。例えば、フラッシュメ
モリ中のある領域を変更するつもりが、変更する必要の
ない別の領域を誤って変更してしまう場合もある。誤っ
た状態に変更されたプログラムは、その発見が困難な場
合もあり、また再書き直しが必要となるので、製造の非
効率化にもつながる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、プログラ
ムを書き換える際に、書き換えるべき領域以外の領域を
誤って書き換えてしまうといったことが回避されやすく
なる表示装置のプログラム書き換え方法を提供すること
を目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の表
示装置のプログラム書き換え方法は、書き換え可能な不
揮発性メモリからなるプログラムメモリを備え、プログ
ラムメモリに格納されたプログラムの書き換えが可能な
表示装置のプログラム書き換え方法において、プログラ
ムメモリに格納されている既存プログラムが複数のブロ
ックに分割されており、各ブロックの所定位置にそれぞ
れ変更要否識別用基準データが書き込まれており、書き
換えプログラムを、既存プログラムのブロックに対応し
た複数のブロックに分割し、書き換えを要するブロック
には所定位置に変更要否識別用基準データと同じ値の変
更要否識別データを書き込んでおくとともに、書き換え
を要しないブロックには所定位置に変更要否識別用基準
データと異なる値の変更要否識別データを書き込んでお
き、既存プログラムを書き換えプログラムに書き換える
際には、書き換えプログラムと既存プログラムとの対応
するブロック毎に、変更要否識別データが変更要否識別
用基準データに一致するか否かを判定し、両データが一
致したブロックのみプログラムの書き換えを行なうよう
にしたことを特徴とする。
【0034】この発明による第2の表示装置のプログラ
ム書き換え方法は、書き換え可能な不揮発性メモリから
なるプログラムメモリを備え、プログラムメモリに格納
されたプログラムの書き換えが可能な表示装置のプログ
ラム書き換え方法において、プログラムメモリに格納さ
れている既存プログラムが複数のブロックに分割されて
おり、各ブロックの所定位置にそれぞれ変更要否識別用
基準データが書き込まれており、書き換えプログラム
を、既存プログラムのブロックに対応した複数のブロッ
クに分割し、書き換えを要するブロックには所定位置に
変更要否識別用基準データと異なる値の変更要否識別デ
ータを書き込んでおくとともに、書き換えを要しないブ
ロックには所定位置に変更要否識別用基準データと同じ
値の変更要否識別データを書き込んでおき、既存プログ
ラムを書き換えプログラムに書き換える際には、書き換
えプログラムと既存プログラムとの対応するブロック毎
に、変更要否識別データが変更要否識別用基準データに
一致するか否かを判定し、両データが一致しないブロッ
クのみプログラムの書き換えを行なうようにしたことを
特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図2、図4、図5および図
6を参照して、この発明の実施の形態について説明す
る。マイコンシステムの構成は図2と同じである。
【0036】図4(a)は、Flash Memory
3に書き込まれているプログラム(以下、既存プログラ
ムという)の内容を示している。Flash Memo
ry3に書き込まれているプログラムは、所定数の同じ
大きさのブロックに分割されている。この例では、E1
〜E5の5つのブロックに分割されている。そして、各
ブロックE1〜E5の最終アドレス位置に、ブロック毎
に変更要否識別用基準データ(以下、単に基準データと
いう)が書き込まれている。この例では、各基準データ
としては、”0010”が用いられている。
【0037】図4(b)は、Flash Memory
3の書き換えプログラムを示している。書き換えプログ
ラムも、既存プログラムの各ブロックE1〜E5に対応
して、E1〜E5のブロックに分割されている。そし
て、書き換えプログラムの各ブロックE1〜E5の最終
アドレス位置には、そのブロックが書き換えを要するブ
ロックである場合には、上記基準データと同じ値の変更
要否識別データ(以下、単に識別データという)”00
10”が書き込まれ、そのブロックが書き換えを要しな
いブロックである場合には、基準データと異なる値の識
別データ”FFFF”が書き込まれている。
【0038】この例では、書き換えプログラム中のブロ
ックE3が書き換えるブロックであり、そのブロックE
3の最終アドレスに、基準データと同じ値の識別デー
タ”0010”が書き込まれている。そして、書き換え
プログラムの他のブロックE1、E2、E4、E5の最
終アドレスには、基準データと異なる値の識別データ”
FFFF”が書き込まれている。
【0039】図5は、CPU1の処理手順を示してい
る。
【0040】まず、モードスイッチ7のオンオフ状態を
判定する(ステップ21)。モードスイッチ7が開放
(オフ)されている場合には、通常動作モードが選択さ
れていると判断し、通常の処理を行なう(ステップ2
2)。
【0041】モードスイッチ7が短絡(オン)されてい
る場合には、外部のパソコン8からのFlash Me
mory3の書き換えデータの受信待機状態となる(ス
テップ23)。Flash Memory3に格納され
ている既存プログラムの書き替えを行なう際には、外部
のパソコン8は、まず、書き換えプログラムをCPU1
に送信する。また、外部のパソコン8は、CPU1から
書き換えプログラムを受信したことを示すプログラム受
信OKコードが送られてくると、FlashMemor
y3内の既存プログラムを消去するための消去コードを
CPU1に送信する。また、外部のパソコン8は、CP
U1から消去が完了したことを示す消去OKコードが送
られてくると、書き込みコードをCPU1に送信する。
【0042】書き換えプログラムを受信すると(ステッ
プ23)、受信した書き換えプログラムをSRAM4に
格納する(ステップ24)。そして、書き換えプログラ
ムを受信したことを示すデータ受信OKコードをパソコ
ン8に送信する(ステップ1)。この後、パソコン8か
らの命令コード受信待機状態となる(ステップ26、2
7)。
【0043】パソコン8からの消去コードを受信すると
(ステップ26)、Flash Memory3内の既
存プログラムを消去するための消去処理を実行する(ス
テップ28)。この消去処理の詳細は、図6に示されて
いる。つまり、まず、ブロックを示す変数iを1に設定
する(ステップ41)。そして、書き換えプログラム中
のブロックEiに書き込まれている識別データが、既存
プログラムのブロックEiの基準データに一致している
か否かを判定する(ステップ42)。当該ブロックEi
の識別データと基準データとが一致した場合には、既存
プログラム中の当該ブロックEiの内容を消去した後
(ステップ43)、ステップ44に進む。
【0044】当該ブロックEiの識別データと基準デー
タとが一致しない場合には、既存プログラム中の当該ブ
ロックEiの内容を消去することなく、ステップ44に
進む。
【0045】ステップ44では、変数iを1だけインク
リメントする。そして、変数iが”6”に達したか否か
を判定する(ステップ45)。変数iが”6”に達して
いない場合には、ステップ42に戻り、次のブロックに
ついて、同様な処理が行なわれる。
【0046】このようにして、ブロックE1〜E5の全
てのブロックについて、ステップ42〜44の処理が行
なわれると、ステップ45でYESとなるので、消去処
理を終了する。
【0047】消去処理が終了すると、図5に戻って、消
去が終了したことを示す消去OKコードをパソコン8に
送信する(ステップ29)。そして、パソコン8からの
命令コード受信待機状態となる(ステップ26、2
7)。
【0048】パソコン8から書き込みコードが送られて
くると(ステップ27)、ステップ24でSRAM4に
格納した書き換えプログラムを、Flash Memo
ry3に書き込む(ステップ30)。この際、上記ステ
ップ28において、消去処理が行なわれたブロックに対
してのみ書き換えプログラムの書き込みが行なわれる。
したがって、上記ステップ28において、消去処理が行
なわれなかったブロックについては、内容は更新されな
い。
【0049】その後、Flash Memory3への
書き換えプログラムの書き込みが終了すると(ステップ
31)、パソコン8に書き込みが終了したことを示す書
き込みOKコードを送信する(ステップ32)。これに
より、Flash Memory3の内容が新しいプロ
グラムに書き換えられる。
【0050】以上のようにして、Flash Memo
ry3の内容が新しいプログラムに書き換えられた場合
には、マイコンシステム10に供給する電源を切り、モ
ードスイッチ7を解放にした後、マイコンシステム10
に再度電源を供給すると、新しいプログラムが実行され
る。
【0051】図4において、たとえばブロックE3のデ
ータのみを変更する場合に、従来では、単純に変更する
領域の先頭および終了アドレスを指定して書き換えを行
っていた。したがって、書き換え領域の指定を誤ると、
ブロックE3以外の領域を書き換えてしまうことがあ
る。
【0052】上記実施の形態では、書き換えプログラム
中の書き換えるべきブロックに基準データと同じ値の識
別データを書き込み、書き換えプログラム中の書き換え
を行なわないブロックに基準データと異なる値の識別デ
ータを書き込んでおくことにより、書き換えるべき領域
以外の領域が書き換えられるといったことが回避され
る。
【0053】なお、書き換えプログラムの各ブロックE
1〜E5の最終アドレス位置に、そのブロックが書き換
えを要するブロックである場合には、上記基準データと
異なる値の識別データを書き込んでおき、そのブロック
が書き換えを要しないブロックである場合には、基準デ
ータと同じ値の識別データを書き込んでおくようにして
もよい。この場合には、既存プログラム中のブロックの
うち、既存プログラムの基準データと書き込みプログラ
ムの識別データとが一致しないブロックのみが消去され
ることになる。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、プログラムを書き換
える際に、書き換えるべき領域以外の領域を誤って書き
換えてしまうといったことが回避されやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶プロジェクタの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】マイコンシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のプログラム書き換え処理手順を示すフロ
ーチャートを示す。
【図4】Flash Memory3の内容およびFl
ash Memory3への書き換えデータを示す模式
図である。
【図5】実施の形態におけるプログラム書き換え処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップ28で行なわれる消去処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 BOOT ROM 3 フラッシュメモリ 4 SRAM 5 EEPROM 6 コントロール部 7 モードスイッチ 8 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G06F 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な不揮発性メモリからなる
    プログラムメモリを備え、プログラムメモリに格納され
    たプログラムの書き換えが可能な表示装置のプログラム
    書き換え方法において、 プログラムメモリに格納されている既存プログラムが複
    数のブロックに分割されており、各ブロックの所定位置
    にそれぞれ変更要否識別用基準データが書き込まれてお
    り、 書き換えプログラムを、既存プログラムのブロックに対
    応した複数のブロックに分割し、書き換えを要するブロ
    ックには所定位置に変更要否識別用基準データと同じ値
    の変更要否識別データを書き込んでおくとともに、書き
    換えを要しないブロックには所定位置に変更要否識別用
    基準データと異なる値の変更要否識別データを書き込ん
    でおき、 既存プログラムを書き換えプログラムに書き換える際に
    は、書き換えプログラムと既存プログラムとの対応する
    ブロック毎に、変更要否識別データが変更要否識別用基
    準データに一致するか否かを判定し、両データが一致し
    たブロックのみプログラムの書き換えを行なうようにし
    たことを特徴とする表示装置のプログラム書き換え方
    法。
  2. 【請求項2】 書き換え可能な不揮発性メモリからなる
    プログラムメモリを備え、プログラムメモリに格納され
    たプログラムの書き換えが可能な表示装置のプログラム
    書き換え方法において、 プログラムメモリに格納されている既存プログラムが複
    数のブロックに分割されており、各ブロックの所定位置
    にそれぞれ変更要否識別用基準データが書き込まれてお
    り、 書き換えプログラムを、既存プログラムのブロックに対
    応した複数のブロックに分割し、書き換えを要するブロ
    ックには所定位置に変更要否識別用基準データと異なる
    値の変更要否識別データを書き込んでおくとともに、書
    き換えを要しないブロックには所定位置に変更要否識別
    用基準データと同じ値の変更要否識別データを書き込ん
    でおき、 既存プログラムを書き換えプログラムに書き換える際に
    は、書き換えプログラムと既存プログラムとの対応する
    ブロック毎に、変更要否識別データが変更要否識別用基
    準データに一致するか否かを判定し、両データが一致し
    ないブロックのみプログラムの書き換えを行なうように
    したことを特徴とする表示装置のプログラム書き換え方
    法。
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