JPH0656191U - フラットメインバーとクロスパイプで固定するステンレス製グレーチング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】軽量で、且、確実に固定してなることを特徴と
するステンレス製グレーチングを提供する。 【構成】ステンレス製グレーチング１０は、メインバー
１の適宜並列固定を圧縮用クロスパイプ２を用いて、メ
インバーに挿通し、上面の凹凸併用のスリップ止め４で
もってクロスパイプとメインバーとを圧縮圧着で固定し
てなる。溶接、又は、切り込みクロスバーをもちいな
い。

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はグレーチングに係り，詳しくは軽量で強度を保持する巾広の素材と 節限を主とするステンレス製グレーチングである。ステンレス製のグレーチン グの需要が高じるにつき，省力化と量産の形状及び構造でもって安価なグレー チングを利用分野に提供するものである。

〔従来の技術〕 フラットメインバーの巾広，ステンレス製グレーチングの適宜間隔を保持す るには第３図，第４図の一部切断の斜視図の如く，フラットメインバー１の中 央部に，クロスバー（５），（５）が挿通し垂直になる挿通孔（６）と，クロ スバー（５）に成形した上下切込み（７），又は片切込み（８）とで組込み適 宜要所を，溶接（９）で成形され固定されている。従来のフラットメインバー （１）にはクロスバー（５）の挿通孔（６）の開孔面が大きく強度が保たれな いのと，溶接（９）のため，省力化が得られず加工コストを下げられない。

〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら，本考案のステンレス製グレーチングは，フラットメインバー に，クロスバーはパイプのためパイプが挿通する開孔面のみで強度が得られる のと，フラットメインバーの上面にもうける凹凸併用スリップ止で圧縮用クロ スパイプを圧縮圧着で固定するため，上下，左右，斜等よりの加圧にも全く変 形はなく形状を保持し，溶接を排除するのと，組込み等の省力化をはかり，素 材節限をなすものである。

〔実 施 例〕 本考案の好適な一実施例を以下図面に従って説明する。

第図１は本考考によるステンレス製グレーチングの一実施例のサイドバーの一 部を切断除去した斜視図，第図２はサイドバーを除く側面図で，第図３は平面 図である。フラットメインバー１に，圧縮用クロスパイプ２が圧着用挿通孔３ を，フラットメインバー１の中央部には中心位置より下部に，１の両側端には 中心位置より上部に３を配しフラットメインバー１を適宜に並列し，１の中央 部，両側端に配した圧着用挿通孔３に圧縮用クロスパイプ２をそれぞれ挿通し ，フラットメインバー１の上面の凹凸併用スリップ止４を，１の上面，下面よ り圧着挿通孔３を突起１１のように挿出し，圧縮用クロスパイプ２を，フラッ トメインバー１にもうけた圧着用挿通孔３とを，クロス圧縮圧着成形固定して なるステンレス製グレーチングである。

〔考案の効果〕 本考案のステンレス製グレーチングはクロスバーの成形はなくクロスパイプ を，フラットメインバーに挿通し圧縮圧着をほどこすのみの固定であるから溶 接より生じる変色，歪曲はまったく発生せず省力化と素材節限が得られ軽量で 耐圧の良好な量産のできるステンレス製グレーチングが得られる。

【図面の簡単な説明】

図１は本考案の一実施例のサイドバーの一部を除去した
切断斜視図，図２はサイドバーを除く側面図， 図３は
平面図である。 図４， 図５は従来のグレーチングの
一部，切断の斜視図である。 １．……………フラットメインバー ２．……………圧縮用クロスパイプ ３．……………圧着用挿通孔 ４．……………凹凸併用スリップ止 ５．……………クロスバー ６．……………挿通孔 ７．……………上下切込み ８．……………片切込み ９．……………溶接 １０．……………グレーチング １１．……………突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. フラットメインバー（１）に，圧縮用クロスパイプ
   （２）が挿通する圧着用挿通孔（３）を，フラットメイ
   ンバー（１）の中央部には中心位置より下部に，両側端
   には中心位置より上部に配し，フラットメインバー
   （１）を適宜並列し圧縮用クロスパイプ（２）を圧着用
   挿通孔（３）に挿通し，フラットメインバー（１）の上
   面の凹凸併用スリップ止（４）で，フラットメインバー
   （１）と圧縮用クロスパイプ（２）を圧縮圧着で固定し
   てなる。溶接又は切込みクロスバーをもちいないのを特
   徴とするフラットメインバーとクロスパイプで固定する
   ステンレス製グレーチング。