JPH0449827Y2 - - Google Patents

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JPH0449827Y2
JPH0449827Y2 JP12549989U JP12549989U JPH0449827Y2 JP H0449827 Y2 JPH0449827 Y2 JP H0449827Y2 JP 12549989 U JP12549989 U JP 12549989U JP 12549989 U JP12549989 U JP 12549989U JP H0449827 Y2 JPH0449827 Y2 JP H0449827Y2
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plate
press
washer
screw
terminal
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JP12549989U
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JPH0364470U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は端子台のコ形可動板に係り、可動板の
連結縦片の上端に形成した押圧板に市販のワツシ
ヤー付ねじ杆を圧入して組み立ててなり、製造原
価を著しく低下させ、しかも実用上では従来のも
のと遜色の無い強度をもつ構成にしたものであ
る。
(従来の技術と問題点) 従来は第6図に示すように絶縁性の端子台aに
両端を固定した端子板bに形成した電源側と負荷
側のねじ孔c上に対応する押圧板eを設けたコ形
可動板d対の各押圧板eをワツシヤーe′形に形成
しているもので、その押圧板eと連結縦板fとば
ね受板gとを一枚の厚手の金属板でプレス成形
し、ワツシヤー形の押圧板eに、ねじを転造する
前の頚部に座金hのみを嵌めたねじ杆用材g′(第
7図)を通し、それからねじiを転造して座金h
の抜け止めを施したねじ杆jを製作しているもの
で、押圧板e(ワツシヤーe′)に弾力があり過ぎ
ては電源側ねじ孔cまたは負荷側ねじ孔cに螺合
したねじ杆jから電源端子若しくは負荷端子に設
けた欠円形の連結孔が抜け外れるおそれが多いた
め、弾力があり過ぎる薄金属材料を使用できず、
このため連結縦板f、ばね受板gまでを押圧板e
と同じな厚い金属板にしているのである。しかし
この構造では押圧板eに通したねじ杆用材g′にね
じiを転造するのに連結縦板fが曲げてあつては
転造の邪魔になり易いから、転造後に連結縦板f
を曲げるようにすれば工具を特殊構造のものにし
なければならないので加工効率が悪い等の問題点
がある。
(考案が解決しようとする課題・考案の目的) 本考案は市販品であり、ワツシヤーの嵌め込み
後のねじ転造が容易にできるため、廉価に入手で
きるワツシヤー付のねじ杆と、薄い金属板により
成形した可動板を組み立て材料とし、しかも機能
及び強度上で従来のものと均等にできる構成にし
て、前記した課題を解決することを考案の目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の端子台のコ形可動板は、前記に述べた
目的に合致させたもので、具体的には電源側と負
荷側とにねじ孔23を設けた端子板22の両端を
固定した絶縁性端子台21に、上端に押圧板9
を、下端にばね受板11を形成した薄い金属板か
らなる電源側と負荷側の可動板8の各連結縦板1
0を前記端子板22に摺動自由に貫かせ、該各可
動板8上端の押圧板9の端縁に端子板22のねじ
孔23に螺合するねじ杆1の頚部3に半周以上に
圧入する欠円孔13と該欠円孔の入口両側14の
圧入案内15を設け、該ねじ杆1に設けたねじ6
により抜け止めを施されたワツシヤー5と頭部片
2の間の頚部3に前記の欠円孔13を圧入したこ
とを特徴とするものであつて組み立て製作を簡易
にすると共に、廉価大量に提供できる。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 第1〜5図は本考案を例示するものでねじ杆1
は頭部片2の下部の頚部3に弾力性座金4と今ま
でのワツシヤーe′とほぼ同じ厚みの固い弾性を持
つワツシヤー5とを嵌め、その後に頚部3と同じ
太さの杆にねじ6を転造して座金4とワツシヤー
5の抜止めを施してなり、このねじ部材は既製品
として市販されており、入手は容易である。
8は薄手の一枚の帯形金属板7をプレス機等に
より屈曲成形した可動板で、押圧板9と連結縦板
10とばね受板11とからなり、連結縦板10を
端子板22に摺動自由に通して、押圧板9を電源
側及び負荷側に設けたねじ孔23,23の上方に
対応させ、ばね受板11を端子板22の下方にし
てばね24,24を掛けることは従来通りであ
る。
本考案の特徴は押圧板9を第6,7図に示す従
来の押圧板eより短小とし、その端縁12に第5
図に詳示しているように端子台21に両端を固定
した端子板22のねじ孔23の上方で中心を合致
する欠円孔13とその欠円孔13の両側14,1
4からハ形に対立させた圧入案内15,15を設
けることにある。欠円孔13はねじ杆1の頚部3
の半径に合致し、しかも頚部3の半周以上(第5
図のように2/3周程度が理想である)を嵌める大
きさとする。
この可動板8の押圧板9に形成された押圧案内
15をねじ杆1の頚部3の座金4とワツシヤー5
の間に圧入し、続いて欠円孔13を頚部3に圧入
して組み立てる。
(作用及び効果) 本考案は市販されていて入手が容易なワツシヤ
ー5付のねじ杆1と、上端に押圧板9を形成し下
端にばね受板11を形成した薄い金属板からなる
電源側と負荷側の可動板8の各上端の押圧板9の
端縁12に、端子板22のねじ孔23に螺合する
ねじ杆1の頭部片2とねじ6の間でワツシヤー5
を嵌めた頚部3に半周以上を圧入する欠円孔13
と、該欠円孔の入口両側14の圧入案内15を設
け、可動板8の前記欠円孔13をねじ杆1の頭部
片とワツシヤー5の間の頚部3に圧入して組み立
てるもので、従来のもののように連結縦板の上端
にワツシヤー形の押圧板を形成してねじ杆の頭部
の下方の頚部にねじを転造しているものに比し、
可動板8を薄い金属板により軽量に形成できるの
みではなく、市販の廉価なワツシヤー5付のねじ
杆1を少しも改造することなく組み立て部品に使
用できて大量生産が可能になる等の構造上の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は同組み
立て斜視図、第3図は端子台21の正面図、第4
図は第3図A―A線切断側面図、第5図は可動板
8の押圧板の平面図である。第6図は従来のコ形
可動板dの正面図、第7図は同ねじ杆用材g′の正
面図である。 1…ねじ杆、2…頭部片、3…頚部、4…座
金、5…ワツシヤー、6…ねじ、7…金属板、8
…コ形可動板、9…押圧板、10…連結縦板、1
1…ばね受板、13…欠円孔、15…圧入案内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源側と負荷側とにねじ孔23を設けた端子板
    22の両端を固定した絶縁性端子台21に、上端
    に押圧板9を、下端にばね受板11を形成した薄
    い金属板からなる電源側と負荷側の可動板8の各
    連結縦板10を前記端子板22に摺動自由に貫か
    せ、該各可動板8上端の押圧板9の端縁に端子板
    22のねじ孔23に螺合するねじ杆1の頚部3に
    半周以上に圧入する欠円孔13と該欠円孔の入口
    両側14の圧入案内15を設け、該ねじ杆1に設
    けたねじ6により抜け止めを施されたワツシヤー
    5と頭部片2の間の頚部3に前記の欠円孔13を
    圧入したことを特徴とする端子台のコ形可動板。
JP12549989U 1989-10-26 1989-10-26 Expired JPH0449827Y2 (ja)

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JPH0364470U JPH0364470U (ja) 1991-06-24
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