JPH0655843A - 可逆性記録シート - Google Patents

可逆性記録シート

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Publication number
JPH0655843A
JPH0655843A JP20819692A JP20819692A JPH0655843A JP H0655843 A JPH0655843 A JP H0655843A JP 20819692 A JP20819692 A JP 20819692A JP 20819692 A JP20819692 A JP 20819692A JP H0655843 A JPH0655843 A JP H0655843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
reversible recording
layer
elastic layer
reversible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20819692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuhashi
邦彦 松橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP20819692A priority Critical patent/JPH0655843A/ja
Publication of JPH0655843A publication Critical patent/JPH0655843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可逆性記録シートの裏面に弾性層と粘着層を
設けることにより、貼付されたままで良好な品質の記
録、消去することができる可逆性記録シートを得る。 【構成】 基材12上に、温度に依存して透明度が可逆
的に変化する感熱体層11を有するシートの裏面に、弾
性層15、粘着層16を形成する可逆性記録シートは、
粘着層16によって被接着物に貼ったままでその表面に
記録、消去が可能となる。また、記録消去の際、弾性層
15によって被接着物の凹凸と吸収することができ、良
好な印字品質の記録、消去ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可逆性記録シートに関
し、さらに詳しくは印字後、種種の品物に貼るラベル状
のシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示ラベル類は一度印刷されて被
表示物に添付されたらその表示情報を変えるためには 1、差し込み枠等の固定手段がある場合は、固定手段か
ら古いラベルを抜いて新たなラベルを差し込む。
【0003】2、粘着ラベルの場合は、剥がして新たな
ラベルを貼る。
【0004】3、粘着ラベルの場合は、新たなラベルを
古いラベルの上に重ねて貼る。
【0005】4、粘着ラベルの場合は、表示情報のみを
なんらかの方法で消去し、新たな情報を書き込む。
【0006】以上4つのいずれかの方法をとっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記4
つの方法はそれぞれ以下のような課題を有している。
【0008】1の方法では、古いラベルを抜いて、新し
いラベルを差し込むという2重手間がかかる。
【0009】2の方法は、何度も剥がしたり貼ったりす
ることで被接着面に粘着剤が残って汚れたり、粘着力の
低下が起こる。また、一度貼った物を剥がすのに非常に
手間がかかる。
【0010】3の方法は何枚か貼ってしまうと厚みが増
したり、ズレたりして外観が悪くなる。
【0011】4の方法は、容易に消去するためには、筆
記具が鉛筆もしくは特殊なインキを使用したペンが必要
で、しかも手書きしかできないため、表示情報に制限が
ついてしまう。
【0012】本発明はこの様な問題を解決するために鑑
みられたもので、その目的とするところは、抜いたり、
剥がして再接着することなしに容易に記録情報を変更す
ることができる可逆性記録シートを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この様な課題を解決する
ために本発明の可逆性記録シートは、基材上に画像情報
を記録する可逆性記録層をもつ可逆性記録シートに於
て、前記基材の裏面に弾性層を形成したことを特徴とす
る。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。
【0015】まず、本実施例で使われる可逆性記録シー
トの記録原理ついて説明する。本実施例では、熱で記録
して、熱で消去するサーモクロミック可逆材料を使用し
ている。図1で感熱層11は、一般的には樹脂母材とこ
の樹脂母材中に分散された有機低分子物質とを主成分と
している。この感熱層が透明に見えるのは、樹脂母材中
に分散された有機低分子物質粒子が大きな結晶で構成さ
れ、一方の側から入射した光は散乱されることなく、他
方に通過するためと考えられる。また、不透明部が白く
見えるのは、この部分の樹脂母材中に分散された有機低
分子物質粒子が微細結晶が集合した多結晶で構成され、
この結晶軸が様様な方向に向いているため、一方の側か
ら入射した光は多結晶の界面で乱反射されるためと考え
られる。この透明ー白濁の変化を起こす温度T1は、6
0〜140℃くらいの間で任意に設定可能である。
【0016】(実施例1)図1、図2に第一の実施例の
可逆性記録シートの構造の概略図を示す。
【0017】10は、保護層であり、引っ掻き傷等に対
して表面を保護する。11は感熱層であり、上記説明の
ように透明ー白濁温度T1以上になると白濁し、T1よ
り低い温度では透明化する。12は基材で、50μ厚さ
の透明PETフィルムを用いている。13は接着層であ
り、基材12と弾性層15の間でスペーサーの役割をし
ており、30μ厚さで空気層13を形成している。弾性
層15はゴムか発泡プラスチックスで形成されており、
被接着物表面の凹凸のレベルによって弾性変形量を設定
し、材料の弾性係数と厚さが決る。本実施例では、シリ
コンゴムで2mm厚さの弾性層を用いている。16は粘
着層でありアクリル系、スチレン・ブタジェンゴムラテ
ックス系、酢酸ビニル系の粘着剤が使われている。接着
層13に囲まれた空気層14の部分は、白濁のコントラ
ストを高めるために設けられており、記録面21は空気
層部分を使用している。次に、以上のような構成の可逆
性記録シートの使用方法について述べる。
【0018】図3で、被接着物33に可逆性記録シート
が粘着層16を介して接着されている。貼付されたまま
の状態で情報記録を行う場合、30のようなハンディプ
リンタが好ましい。これは、サーマルヘッド発熱部を感
熱記録媒体に直接あてて手で押圧しながら媒体上を走ら
せる自走式プリンタである。熱ペンでも記録は可能であ
る。31は端面型サーマルヘッドで発熱体がヘッド基板
の端に形成されているため書き込み時に印字位置を確認
し易くなっている。32はタイミングローラであり、端
面型サーマルヘッド31が可逆性記録シート表面を走行
するに従って回転し、図示してないがハンディプリンタ
30本体に組み込まれたロータリーエンコーダで印字タ
イミングを生成している。印字動作はヘッド発熱部を可
逆性記録シート上の印字開始位置に合わせて手で押し付
け印字したい方向に押圧しながら進める。すると、前記
タイミングローラ32が可逆性記録シート表面との摩擦
力で回転し、ロータリーエンコーダが回転して印字タイ
ミングが発生し、そのタイミングに合わせて所望の情報
記録を行う。また、記録方法と同様の方法で消去も行え
る。この時、端面型サーマルヘッド31を使って印字エ
ネルギーを通常の20〜50%増で行う事によって、感
熱記録層12を全面白濁させて消去することができる。
ここで、押圧が必要なのは、端面型サーマルヘッド31
を可逆性記録シートに十分接触させて熱伝導させる必要
があるためである。例えば、ヘッドと可逆性記録シート
表面との間に数μでも隙間があいて空気層が介在する
と、熱伝導が空気による熱伝達になってしまうため、熱
エネルギーが十分伝わらなくなり情報が記録できなくな
ってしまうことがある。そこで、本実施例では被接着物
33表面の凹凸を吸収するために弾性層15を形成して
ある。弾性層は、数十〜数百μm程度の凹凸を吸収しハ
ンディプリンタ30のヘッド走行を安定させ欠落のない
良好な情報記録が行える。以上のように、可逆性記録シ
ートに弾性層と粘着層を形成することによりどこへでも
接着可能で、剥がすことなしに良好な情報記および記録
情報の書き換えが行える。
【0019】(実施例2)次に第二の実施例について述
べる。
【0020】第一の実施例との構成上の違いは、図4の
ように、弾性層15と粘着層16との間に板状の剛性層
41を設けたことである。これは、プラスチック、金属
木材などの板状の材料であればどれでも良いが、適度の
弾性と剛性が要求されるため本実施例ではプラスチック
材料の薄板を使用している。この場合の使用方法として
は、被接着物42が布、紙などの剛性がない物の場合で
ある。これらに貼付されたままの状態で情報記録、消去
を行うと、もし、第一の実施例の可逆性記録シートだ
と、被接着物42を移動して、台、机等の固い板状の物
の上に置いて情報記録を行わなければならないという制
限が生じる。しかし、本実施例では、板状の台に当るも
のを可逆性記録シート内に設けてあるので、被接着物4
2を移動して、台状の物に当てる必要がなく書き込み消
去ができる。
【0021】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明の可逆性記
録シートは基材の裏面に弾性層を設けたことにより、被
接着物に貼付したままで良好な情報記録、消去が容易に
できる。さらに、板状の剛性層を設けることによって被
接着物が布、紙等の剛性が低いものであっても、被接着
物を移動せずに可逆性記録シートを貼付したままで良好
な情報記録、消去が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆性記録シートの構造を示す断面
図。
【図2】本発明の可逆性記録シートの斜視図。
【図3】本発明の実施例1の可逆性記録シートの模式
図。
【図4】本発明の実施例2の可逆性記録シートの模式
図。
【符号の説明】
12 感熱層 13 基材 14 空気層 15 弾性層 16 粘着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/10 501 D 9111−2C G09F 3/02 F 7028−5G A 7028−5G 3/10 A 7028−5G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上画像情報を記録する可逆性記録層
    をもつ可逆性記録シートに於て、前記基材の裏面に弾性
    層を形成したことを特徴とする可逆性記録シート。
  2. 【請求項2】 前記弾性層の裏面に粘着層を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の可逆性記録シート。
  3. 【請求項3】 前記弾性層と、前記粘着層との間に板状
    の剛性層を形成したことを特徴とする請求項1記載の可
    逆性記録シート。
JP20819692A 1992-08-04 1992-08-04 可逆性記録シート Pending JPH0655843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20819692A JPH0655843A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 可逆性記録シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20819692A JPH0655843A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 可逆性記録シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655843A true JPH0655843A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16552255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20819692A Pending JPH0655843A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 可逆性記録シート

Country Status (1)

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JP (1) JPH0655843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5939498A (en) * 1998-04-07 1999-08-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company High modulus polyimide blend
JP2008052456A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Brains Corp 情報記録シンボルリライトシールおよび携行用情報記録シンボルリードライト装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5939498A (en) * 1998-04-07 1999-08-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company High modulus polyimide blend
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