JPH06554Y2 - シヤツタ−用パネル - Google Patents

シヤツタ−用パネル

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Publication number
JPH06554Y2
JPH06554Y2 JP1986122157U JP12215786U JPH06554Y2 JP H06554 Y2 JPH06554 Y2 JP H06554Y2 JP 1986122157 U JP1986122157 U JP 1986122157U JP 12215786 U JP12215786 U JP 12215786U JP H06554 Y2 JPH06554 Y2 JP H06554Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
shutter
panel body
side surfaces
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986122157U
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English (en)
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JPS6328794U (ja
Inventor
達雄 瀬戸
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のパネルをローラチェーン等の連結チェ
ーンで連設して成るパネルシャッターに使用するシャッ
ター用パネルの改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
パネルシャッターは、連結チェーンに所定間隔で連結さ
れた複数のパネルを当該連結チェーンで懸吊しながら昇
降させて開閉するように成されている。
ここで、上記各パネルには、その上下両端に沿って夫々
凸条及び凹溝が形成されており、各パネルを降下させて
パネルシャッターを閉じる際に、先行パネルの上端に形
成された凸条に対して後続パネルの下端に形成された凹
溝が順次嵌合せられて、各パネル同士が正面から見て前
後にずれることなく同一平面状に連接するようになって
いる。
しかし、このように各パネル同士を前後にずれることな
く連接させる凸条と凹溝とは、互いに左右に横ずれしな
いように嵌合し得る構造ではなかった。
このため、パネルシャッターを閉じて各パネルを上下に
連接させた時に、各パネル間にはそのパネル本体の左右
両端に取り付けられたガイドローラと、当該ガイドロー
ラを案内するガイドレールとの間にとられたクリアラン
ス分の横ずれが生じて、パネル本体に形成された窓枠や
パネル本体の表面に施した模様、あるいはパネル本体の
左右両端に取り付けられた化粧カバーの輪郭線などが各
パネルごとに齟齬してパネルシャッター全体の外観を著
しく損なうという問題があった。
そこで本出願人は、実願昭60−110716号によ
り、パネルシャッターを閉じる際に各パネルが左右に横
ずれすることを防止し得る横ずれ防止構造を提案した。
これは、第4図に示すように、アルミ型材から成る框材
によって組み立てられるパネル本体40の上框41及び
下框42に、夫々互いに嵌合可能な凸条43及び凹溝4
4を形成し、当該凹溝44の両端を縦框45の外側辺4
5aで塞ぐと共に、凸条43の両端に当該凸条43の一
部を形成する連結チェーン取付用のブラケット46を連
設し、当該ブラケット46の外端面に形成された傾斜案
内部47に、凹溝44の両端に配した縦框45の外側辺
45aが当接案内されて、凸条43と凹溝44が互いに
横ずれすることなく嵌合するように成されている。
しかしながら、この横ずれ防止構造は、アルミ型材で成
る上框41,下框42及び縦框45等を使用してパネル
本体40を形成したパネルの場合には有効であるが、框
材を用いることなく、所定の形状に折曲加工された鋼板
をリベットやスポット溶接等で貼り合わせることによっ
てパネル本体を形成するパネル構造には直接適用するこ
とができないという問題があった。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、框材を使用しないパネルであっても、
極めて簡単な構造によって各パネルの横ずれを防止でき
るシャッター用パネルを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案は、各パネルを連結
チェーンで連設して成るパネルシャッターに使用するシ
ャッター用パネルにおいて、パネル本体の左右側面の上
端及び/又はその左右側面から斜め外方に向かって突出
するように折れ曲がった板状の横ずれ防止用ガイド突片
が当該パネル本体と一体形成されていることを特徴とす
る。
〔考案の作用〕
本考案によるパネルは、例えばパネル本体の左右側面の
上端に当該左右側面から斜め外方に突出する横ずれ防止
用のガイド突片が形成されているから、当該パネルを先
行パネルとすれば、後続パネルはそのパネル本体の下端
部の左右両側が先行パネルの左右側面から斜め外方に突
出したガイド突片に摺接して案内され、後続パネルの下
端が先行パネルの上端に当接した時に、その左右側面が
先行パネルの左右側面と面一になる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本考案によるパネルの一例を示す要部の分解斜
視図、第2図はその使用状態を示す正面図、第3図はA
−A線断面図である。
本例に示すパネルPは、第3図に示すように、パネル本
体1の上端に沿って長手方向に凸条2と当該凸条2より
も高く突出したフランジ3とが所定間隔を保って並行に
形成されると共に、パネル本体1の下端に沿ってパネル
本体1の側面の中心点から見て凸条2及びフランジ3と
点対称に凸条2’及びフランジ3’が形成され、凸条2
及びフランジ3間に形成される凹溝内から垂直方向に延
長した線上にフランジ3’が位置し、凸条2’及びフラ
ンジ3’間に形成される凹溝内から垂直方向に延長した
線上にフランジ3が位置するように成されている。
なお、このパネル本体1は、折曲加工機によって所定の
形状に成形された一対の板体1a,1aを互いに上下逆
向きに接合して形成され、各板体1aにはその上下にフ
ランジ3及び3’の一部を構成する同一長さの突片4
a,4bと、凸条2又は2’が折曲形成されている。
このように、一対の板体1a,1aを上下逆向きに接合
して成るパネル本体1の左右両端には、板材1a,1a
間の開口部を閉塞してパネル本体1の左右側面を形成す
る塞ぎ板5が夫々嵌着されている。
この塞ぎ板5は、鋼板をコ字状に折曲して、側面部5a
の上下両端に夫々折曲片5b及び5bが形成されると共
に、各折曲片5bの一部に切り込みを入れて側面部5a
の上下両端から斜め外方に向かって突出するように折れ
曲がった方形のガイド突片6,6が切り起こされてい
る。
なお、各ガイド突片6,6は、側面部5aの中心点から
見て互いに点対称に形成されて、何れを上下にしてもパ
ネル本体1の凸条2及びフランジ3間と凸条2’及びフ
ランジ3’間に形成された凹溝の両端を塞ぐことができ
るように成されている。
また、パネル本体1の左右側面を形成する塞ぎ板5の側
面部5aには、ガイドローラ7を取り付けるためのブラ
ケット8を固定するボルト挿通孔9a,9b及び9cが
上下対称に各2個ずつ穿設されている。
これにより、パネルPは、上下の区別なく使用すること
ができるパネル本体1の左右側面の上端及び下端に、夫
々当該左右側面から斜め外方に突出する横ずれ防止用の
ガイド突片6,6が形成された構成となっている。
しかして、多数のパネルP,P……を連設して成るシャ
ッターを閉鎖する場合には、後続パネルPのパネル本体
1の下端に突設されたフランジ3’の左右両端が、先行
パネルPのパネル本体1の左右側面の上端に形成された
ガイド突片6,6に摺接案内されると共に、後続パネル
Pのパネル本体1の左右側面の下端に形成されたガイド
突片6,6が先行パネルPの上端に突設されたフランジ
3の左右両端に摺接して、後続パネルPのフランジ3’
と先行パネルPのフランジ3が、夫々先行パネルPの上
端に形成された凸条2及びフランジ3間と後続パネルP
の下端に形成された凸条2’及びフランジ3’間に形成
された凹溝内に横ずれすることなく挿入される。
これにより、パネルP,P……が隙間なく連接されてシ
ャッターが閉鎖されると共に、閉鎖状態において各パネ
ルPのパネル本体1の表面に施された模様や、パネル本
体1に形成した窓枠等が互いに齟齬することなく完全に
一致し、各パネル本体1の左右両端に取り付けられる化
粧カバー10の輪郭線も互いに一致するから、シャッタ
ー全体の外観を損なうことがない。
特に、パネルP,P……の横ずれを防止するガイド突片
6は、パネル本体1の左右側面から斜め外方に突出せら
れているから、当該各ガイド突片6はパネル本体1の左
右両端に取り付けられる化粧カバー10で完全に隠蔽す
ることができ、横ずれ防止機構自体が外部に露呈して外
観を損なうこともない。
また、パネル本体1の左右側面の上端及び下端にガイド
突片6を形成するだけであるから、製造コストが嵩むこ
となく横ずれを防止することができる。
特に、実施例の如く、塞ぎ板5の一部を切り起こしてガ
イド突片6を形成する場合には、極めて簡単な加工で済
むから非常に安価となる。また、塞ぎ板5の側面部の中
心点から見て点対称にガイド突片6,6を形成すると共
に、ブラケット8用のボルト挿通孔9a,9b及び9c
を上下対称に2個ずつ穿設すると、塞ぎ板5に上下の区
別がなくなるから、パネル本体1の組立作業も非常に容
易になる。
なお、実施例においては、第3図に示すようにシャッタ
ーを閉鎖した時に、上下のパネルP及びP間に互いのフ
ランジ3及び3’が当接して隙間なく密閉され、後続パ
ネルPの下端に設けた凸条2’とフランジ3’との間に
先行パネルPの上端に設けたフランジ3が挟まれると同
時に、先行パネルPの上端に設けた凸条2とフランジ3
との間に後続パネルPのフランジ3’が挟まれるような
構成にしたため、パネル本体1の左右側面の上端及び下
端の両方に、夫々先行パネルP及び後続パネルPのフラ
ンジ3及び3’の左右両端を案内するガイド突片6を設
けたが、本考案によれば、パネル本体1の左右側面の上
端又は下端の何れか一方にのみガイド突片6を設ける場
合であっても良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、パネル本体の左右
側面にガイド突片を設けただけの極めて安価で簡単な構
成によってパネルの横ずれを防止することができ、アル
ミ型材等から成る框材を使用しない鋼板製のパネルであ
ってもパネル本体の表面に施された模様や、パネル本体
に形成した窓枠等を互いに齟齬することなく完全に一致
させることができると共に、各パネル本体の左右両端に
取り付けられる化粧カバーの輪郭線も互いに一致させ
て、シャッター全体の外観を良くすることができるとい
う優れた効果がある。
また、横ずれを防止するために設けたガイド突片自体
も、パネル本体の左右両端に取り付けた化粧カバーで隠
蔽することができるから、シャッターの外観がいっそう
良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシャッター用パネルの一例を示す
分解斜視図、第2図はその使用状態を示す正面図、第3
図はそのA−A線断面図である。 符号の説明 P……シャッター用パネル、1……パネル本体、2,
2’……凸条、3,3’……フランジ、5……塞ぎ板、
6……ガイド突片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各パネルを連結チェーンで連接して成るパ
    ネルシャッターに使用するシャッター用パネルにおい
    て、パネル本体(1)の左右側面の上端及び/又は下端
    に、その左右側面から斜め外方に向かって突出するよう
    に折れ曲がった板状の横ずれ防止用ガイド突片(6)が
    当該パネル本体(1)と一体形成されていることを特徴
    とするシャッター用パネル。
  2. 【請求項2】前記ガイド突片(6)が、鋼板製パネル本
    体(1)の左右側面を形成する塞ぎ板(5)の一部を切
    り起こして成る前記実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のシャッター用パネル。
JP1986122157U 1986-08-11 1986-08-11 シヤツタ−用パネル Expired - Lifetime JPH06554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122157U JPH06554Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 シヤツタ−用パネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986122157U JPH06554Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 シヤツタ−用パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6328794U JPS6328794U (ja) 1988-02-25
JPH06554Y2 true JPH06554Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31012091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986122157U Expired - Lifetime JPH06554Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 シヤツタ−用パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248630U (ja) * 1988-09-30 1990-04-04

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JPS6328794U (ja) 1988-02-25

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