JPH0655278B2 - 吸引装置 - Google Patents

吸引装置

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JPH0655278B2
JPH0655278B2 JP3132082A JP13208291A JPH0655278B2 JP H0655278 B2 JPH0655278 B2 JP H0655278B2 JP 3132082 A JP3132082 A JP 3132082A JP 13208291 A JP13208291 A JP 13208291A JP H0655278 B2 JPH0655278 B2 JP H0655278B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
    • B01L3/0217Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
    • B01L3/0224Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type having mechanical means to set stroke length, e.g. movable stops

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  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピペットと呼ばれる吸
引装置に関するものである。詳しくは、ハウジング、バ
ネの弾発力に対して押圧するための該ハウジングの上端
部から突出した駆動部、シリンダー、エアーボリウム
(中空容積)を置換するための該シリンダー内で可動で
ロッドによって駆動部材に連結されたピストン、サポー
ト、該シリンダーに連結されている可動のピペット先端
部を受容するアダプターコーンから成り、該中空ピスト
ンはプラスチック製のサポートに設けられた外部シェル
を有する吸引装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種の吸引装置の組立の方法は、ドイツ
出願2549477及びヨーロッパ出願8811755
3.3−2113/0364621に記載されている。
このドイツ出願は、取扱が改良され、装置の操作に必要
な駆動力を軽減させた吸引装置を開示している。この吸
引装置のピストンは、剛体であり、吸引装置の端部に位
置しているアダプターコーンに向かって開放されている
シリンダーにきっちり挿入されるロッドとして形成され
ている。ピストンとして形成されているロッドは、非常
に小さな量を吸引するのに適しており、ピストンの外径
は1〜5mm程度である。
【0003】前記ヨーロッパ出願は、吸引装置の補償を
改良し、ピストンが小さな断面のロッド状に形成された
連結部材を介して、ピストンロッドに連結されている例
を開示している。ロッドとピストンは異なる材質でもよ
い。
【0004】これに対して、本発明は、アダプターコー
ンへのチューブ状通路よりも大きいピストンから構成さ
れる吸引装置である。断面のこの構造によって、アダプ
ターコーンへのチューブ状通路の上方の個々のシリンダ
ー状チャンバーによって決定される吸引ボリュームを変
化させることが容易になる。
【0005】該ピストンは、吸引量を変化させるために
シリンダー内に、調整可能に設けられている。従って、
ピストンのストロークは、所定の位置に最初にピストン
をセットすることによって調整される。
【0006】
【発明が解決すべき課題】この種の吸引装置には、ピス
トンとシリンダーとの間に遊びがあること、且つこのス
ペースに残存空気が満たされているという欠点がある。
このことは、吸引の精度に有害である。取り扱う液が、
同一温度で吸引されたガスやエアーを含有する場合に
は、特にそうである。また、大容量を吸引する場合に
は、拡大されたシリンダーチャンバーに取り替える必要
がある。
【0007】上記のタイプの吸引装置は、ドイツ出願1
952774に示されている。この吸引装置のピストン
は、プロジェクションと、シリンダー壁面と接する環状
シールからなる。このプロジェクションは、強固に押圧
固定されているフルオロカーボンスリーブを有してい
る。
【0008】これは、高価な製造工程が必要であり、且
つ延長された使用時間に対して、スリーブとプロジェク
ションの位置の相対変化が除外されない。その結果、吸
引精度が減少する。更に、駆動ボタンから伝達される振
動や衝撃が吸引量の補償に有害である。明らかに、ピス
トンは強固にガイドできず、シリンダー壁面とのシーリ
ングリング固定も同様である。そのため、更にピストン
の遊びを与えるためシーリングリングが必要である。し
かし、このシーリングリングの摩耗も大きい。更に、ピ
ストンの材質は吸引する種々の物質にすべて適合するわ
けではない。ピストンの摩耗が一定以上になると、取り
替えなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、精度が
高く、摩耗を減少させるためガイド及びシールが改良さ
れ、吸引装置全体を取り替えることなく種々の物質の取
扱に適した吸引装置を提供することにある。
【0010】上記の吸引装置では、ピストンは中空であ
り、サポートに設けられた外側シェルを有している。本
発明では、そのシェルはチューブ状であり、サポートに
固定されたシェルの内壁に接している環状シールはサポ
ート上に設けられている。更に、ディスク状部材は、シ
ェルの下部開口をカバーするために設けられている。そ
れによって、シェルをサポート上の位置に維持する。
【0011】精密シェルから成る中空ピストンは、外部
ピストン壁が非常に小さくなっているものであり、ピス
トンの壁面厚みを非常に小さくできるので、スチール製
が好適である。このことは、吸引装置のハンドル部と先
端部との間の高い断熱性を得るため、サポートとの組合
せによって高い熱伝導度の薄い壁面のシェルが可能とな
るという利点がある。更に、中空ピストンを設けること
によってピストンスリーブ又はピストンシェルは、取り
扱う物質に適するように容易に取り替えることができ
る。
【0012】シェルは、ディスク状部材によって所定の
位置に維持される。環状シールとの組合せによって、シ
ェルと組み立てられたピストンの取り替えが容易にな
る。シーリングリングは、更に、寸法と誤差を補償し、
ピストンをシリンダー壁に関して調整可能にする。
【0013】更に、他の実施例では、シェルはセラミッ
クでできており、その結果活性な気体や、酸や高い蒸気
圧の活性な液体を取り扱うことができる。
【0014】クレーム7の構造においては、特にピスト
ンの取り替えが容易である。種々の直径は、種々の厚み
のシーリングリングを選ぶことによって補償できる。更
に、本発明の構造では、サポートと同様シェルも取り替
えられる。
【0015】更に、クレーム9、10の実施例では、サ
ポート、駆動ロッド及びディスク状部材は一体構造とな
っている。
【0016】本発明の他の例では、クレーム11に示す
ように、ピストンとシリンダーとの間に小さな遊びを有
している。このことは、異なった温度のガスやエアーが
混入することを防止するという利点がある。そのガスや
エアーは取り扱う物から生じたり、装置の先端部から生
じたりする。
【0017】クレーム12による例では、ピストンガイ
ドが設けられている。クレーム13ではピストンの取り
替えが改良され、クレーム14ではセービングパーツ、
例えば、シールによってガイドや組み立てが促進されて
いる。
【0018】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
より詳細に説明する。図1乃至3は、吸引装置の縦断面
図であり、A−A、B−B線で連結されている。図4
は、他の実施例を示す拡大部分図である。
【0019】図1から3に示す吸引装置は、多数の部品
から構成されるハウジング1からなるが、全体として1
つの図番で示す。そのハウジング1の上端部に、スプリ
ングに対して可動である駆動ボタン2と駆動手段4を有
している。該ボタンはセットすることによって、吸引装
置の容量を変化させるため回転可能である。ボタンを回
すと、スピンドル6がスリーブ5を介して、ロッド7を
前方に進めるために回転する。ロッドの下端部は、ピス
トン10のためのサポート9を有する連結部材8を移動
させる。
【0020】このピストン10は、シリンダー11内で
移動できる。該シリンダー11は、チューブ状コネクシ
ョン12によってコネクションコーン13に導かれてい
る。
【0021】図1に示すスプリング14は、駆動ボタン
をリターンさせるために働く。スプリング15は、ピス
トンをその通常の位置に戻すためと、保持具、例えばマ
グネット16と可動のカウンターマグネット部材17と
の間の連結を維持するために働く。
【0022】スプリング18は、下端スリーブ19を、
弾性シーリング20を介して、ハウジング1の内部円錐
面21に押圧する。スプリング18は、スリーブ状部材
でもよい。
【0023】図3は、本発明の主題ではないが、押圧さ
れたコンテナーを解放するための軸方向の可動スリーブ
22を有する構造を示す。
【0024】本発明によると、ピストン10は中空であ
る。該ピストンは、外部チューブ状シェル23と、環状
シール26、27を収容するための一対の環状溝24、
25を有する断熱プラスチック製の内部サポートから構
成されている。どの材質を使用するかによって、シール
はラバーシール又は弾性プラスチックシールでもよい。
シールは、サポート9上にスライディングシートを有す
るシェル23をガイドする。
【0025】図示する実施例では、サポートは連結部材
8に、ネジ止め又はプラグ止めされた突起28によって
連結されている。連結部材8は、断熱部材でできてい
る。それは、弾性を有し、チューブ状シェル23の上端
部を支持するため外部フランジ29をキャリーする。
【0026】連結部材の機能は、ピストン10のサポー
ト9を移動させるため、材質、組み立て、懸架等におい
て存在する。このため、連結部材8は、周方向スロット
間の軸ウエッブに面している上方スリーブ40からな
り、該ウエッブはロッドに固定され、マッチングコネク
ションを限定する。コネクションは、プロジェクション
28と、連結部材の下部懸垂部42との間のプラグ止め
連結の変化が、安全のためには十分でない時、しかし、
他方解放可能連結のためには十分であるときには、着脱
可能に設けられた外部クランプ、特に金属クランプ41
によって改良される。
【0027】チューブ状シェルの下端部は、サポート9
に固定されているディスク状部材30によってサポート
9に保持されている。
【0028】図4は、サポート9とロッド7が一体成形
された例を示す。
【0029】セラミック製のシェル23の厚みは、適宜
選択すればよい。該シェルは、サポート9からカップリ
ング8を外すことによって取り替えられる。上部ハンド
ル部31と、下部ピペット部32との間のネジ止め部を
ゆるめることによってアクセスできる。図2は、相対的
に厚い壁面のシェルを示しているが、金属製にして非常
に薄くすることもできる。
【0030】シリンダー11の内径34と、ピストン1
0の外径35との差は非常に小さく、0.4mm以下が好
ましい。
【0031】図4は、ロッド7から突出しているサポー
ト9と一体成形されたディスク状部材30を示してい
る。該サポート9は、シーリングリング26、27を有
している。図4に示していないシェルを設けるため、上
部サポートを外す必要がある。例えば、フランジ38
は、ネジ37を有する延長部36にネジ止めされてい
る。
【0032】この例でも、シェルは上から取り替えなけ
ればならない。
【0033】図4は、サポート9と一体成形されたシー
ル26の例を示す。シール27も同様である。図4に示
す一体成形されたものは、シールに適しており十分な強
度を有するプラスチック製である。
【発明の効果】以上のように本発明の吸引装置は、全体
を取り替えることなく、種々の液体を取り扱うことがで
き、且つ吸引精度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸引装置の1例を示す部分断面図であ
る。
【図2】本発明の吸引装置の1例を示す部分断面図であ
る。
【図3】本発明の吸引装置の1例を示す部分断面図であ
る。
【図4】他の実施例を示す拡大部分図である。
【符合の説明】
1 ハウジング 2 駆動ボタン 3 スプリング 4 駆動手段 5 スリーブ 6 スピンドル 7 ロッド 8 連結部材 9 サポート 10 ピストン 11 シリンダー 12 チューブ状連結部 13 コネクションコーン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 インゴ・コルデス ドイツ連邦共和国、2000 ハンブルク 54、 ゲムセネック 15 (72)発明者 ヨーヘン・ビーゼ ドイツ連邦共和国、2000 ノルデルシュテ ット、 ミッテルシュトラーセ 26 (72)発明者 クラウス・シュールブロック ドイツ連邦共和国、2000 ハンブルク 62、 タンクシュテッテル、ラントシュト ラーセ 282

Claims (14)

    【整理番号】 P910507−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング、該ハウジングの上端部から
    突出している駆動部材、シリンダー、中空容積を変化さ
    せるための該シリンダー内で可動の中空ピストン、該ピ
    ストンを移動させるためにスプリングに対して押圧され
    てる該駆動部材に該ピストンを連結するロッド、シリン
    ダーと関連して移動する吸引装置先端部を受容するアダ
    プターコーン、からなるものであって、該中空ピストン
    は好ましくはプラスチックでできたサポート上に設けら
    れた外部シェルから成り、該シェルはチューブ状であ
    り、該サポート上で止められたシェルの内壁に連結する
    ため、サポート上に環状シールが設けられており、該シ
    ェルの下部開口をカバーし、該サポート上の位置に該シ
    ェルを維持するためにディスク状部材が設けられている
    ことを特徴とする吸引装置。
  2. 【請求項2】 該シェルは、金属製である請求項1記載
    の吸引装置。
  3. 【請求項3】 該シェルは、強度と精度に関して可能な
    限り薄いスチールでできている請求項2記載の吸引装
    置。
  4. 【請求項4】 該シェルは、セラミック部材でできてい
    る請求項1記載の吸引装置。
  5. 【請求項5】 同一の壁面厚みを有する、種々の材質の
    シェルが取り替え可能な請求項2又は4記載の吸引装
    置。
  6. 【請求項6】 該ロッドを該サポートに着脱可能に設け
    るために、カップリングが設けられ、該カップリングは
    該シェルの上端部のためのサポート表面を有している請
    求項1記載の吸引装置。
  7. 【請求項7】 該サポートは、該カップリング上に着脱
    可能に設けられ、該サポートの直径はシェルの壁面厚み
    によって決定されるものである請求項6記載の吸引装
    置。
  8. 【請求項8】 該カップリングはロッドとサポートの間
    に設けられているものである請求項6記載の吸引装置。
  9. 【請求項9】 サポート、ロッド及びディスク状部材が
    一体成形されているものである請求項1記載の吸引装
    置。
  10. 【請求項10】 該一体成形された部材は、サポート上
    にシェルを固定するためにフランジをネジ止めするネジ
    山を有する拡張部材から成るものである請求項9記載の
    吸引装置。
  11. 【請求項11】 シリンダーとピストンの直径の差は
    0.4mmの範囲にある請求項1記載の吸引装置。
  12. 【請求項12】 ハウジングの内部円錐状壁面部を介し
    て、スプリングによって該スリーブを押圧することによ
    って浮動状に支持されたガイドスリーブが設けられてい
    るものである請求項1記載の吸引装置。
  13. 【請求項13】 該ロッドに対して周状距離をもって設
    けられている軸ウエッブによって、ロッドが該カップリ
    ングに設けられている請求項8記載の吸引装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの環状シールがサポー
    ト上に一体に形成され、シールに適したプラスチックで
    できているものである請求項1乃至9記載の吸引装置。
JP3132082A 1990-05-04 1991-05-07 吸引装置 Expired - Lifetime JPH0655278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4014333A DE4014333A1 (de) 1990-05-04 1990-05-04 Pipettiervorrichtung
DE4014333.3 1990-05-04

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Publication Number Publication Date
JPH04227859A JPH04227859A (ja) 1992-08-17
JPH0655278B2 true JPH0655278B2 (ja) 1994-07-27

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ID=6405711

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JP3132082A Expired - Lifetime JPH0655278B2 (ja) 1990-05-04 1991-05-07 吸引装置

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US (1) US5511433A (ja)
EP (1) EP0455043B1 (ja)
JP (1) JPH0655278B2 (ja)
AT (1) ATE122930T1 (ja)
DE (2) DE4014333A1 (ja)

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