JPH065523Y2 - 食品加熱器 - Google Patents

食品加熱器

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JPH065523Y2
JPH065523Y2 JP9545387U JP9545387U JPH065523Y2 JP H065523 Y2 JPH065523 Y2 JP H065523Y2 JP 9545387 U JP9545387 U JP 9545387U JP 9545387 U JP9545387 U JP 9545387U JP H065523 Y2 JPH065523 Y2 JP H065523Y2
Authority
JP
Japan
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curved
door
transparent plate
door frame
handle
Prior art date
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Application number
JP9545387U
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English (en)
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JPS641319U (ja
Inventor
潔 渡辺
修 桜井
実 遠藤
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は食品加熱器に係り,特にそのドア構造に関する
ものである。
従来の技術 従来の食品加熱器を電子レンジの例に従って第4図で説
明する。1は加熱室、2はその開口部を覆うパンチング
穴板,3はその周縁のドアベース,4はそれらを覆う前
面透明板,5はその周縁とドアベース3の外周を覆うド
ア枠,6は前面透明板4の上縁のドア枠5に取付けたハ
ンドル,7はそれらからなるドア,8はマグネトロン,
9はハンドル6のすき間,H1はハンドル6の高さ寸法で
あり,ドア7は適宜個所に設けたヒンジを介してハンド
ル6を引くことによって加熱室1を開口する。
考案が解決しようとする問題点 上記構成では、前面透明板4のガラス板が平面であり、
またドア枠5も平坦であるため、ハンドル6とドア上縁
とのすき間もハンドルの全域にわたって一様である。そ
のため、ガラス板とドア枠の表面をなめて上昇する熱気
は、ハンドルとドア枠のそれも中央部のすき間を盛んに
通過するようになり、ドアを開けるためにハンドルの中
央部に手をかけると、手が熱気に集中的にさらされてし
まい、不快な思いをしなければならなかった。また、熱
気からハンドルへの熱伝達が中央部で盛んに行なわれる
ため、ハンドル中央部の温度上昇が両端に比べて高くな
るという問題があった。
問題点を解決するための手段 本考案は上述問題点を解決するためになされたもので、
前面透明板を水平断面がわん曲した曲面透明板となし、
ドアベースの上縁と下縁の両方におさえ金具を固着し、
それらおさえ金具と曲面透明板のわん曲に合わせてわん
曲したドア枠とによってこの曲面透明板をはさむように
保持し、かつドア枠の上縁部との間のすき間が中央部に
比べ左右両端部で大きくなるようにハンドルを取付け
た。
作用 おさえ金具を上縁,下縁のドアベースに固着し,その突
起片に曲面透明板の上縁,下縁の内面を接触させる。更
にその上からドア枠をはめ込む。ここで曲面透明板は突
起片の弾性によって保持される。又ハンドルのすき間の
寸法は中央部が小さくなるが両端部は大きくなる。ハン
ドルの高さ寸法は従来のものと同様である。曲面透明板
上の熱気は主にすき間の両端部を通過する。
実施例 以下本考案の一実施例を第1,2,3図に従って第4図
と相違する点のみ説明する。
10は第2図に示すように水平断面がわん曲した曲面透明
板で耐熱ガラス板からなる。11は第3図に示すようなお
さえ金具で複数の突起片12,12を有し,その高さ寸法h1,
h2は曲面透明板10のわん曲にそう高さ寸法としている。
又それらの上端に突出部12A,12Aを設けている。ドア7
を開閉する手段(図示せず)は公知のヒンジ機構とドア
枠5の上縁にすき間9Aを介して取付けたハンドル6とで
ある。すき間9Aは両端部の寸法が中央部より大きい。
次に作用を説明する。おさえ金具11をドアベース3の上
縁,下縁に固着する。その上面へ曲面透明板10をかぶせ
る。更にその上からドア枠5をはめ込む。ドア枠5は透
明板10の曲面にそってわん曲しているので、その上面の
ハンドル6のすき間9A寸法は曲面にそって変化し,両端
部の寸法が中央部より大きい。ハンドル6の高さ寸法H2
は従来の寸法H1と同様である。ドア7を開閉する手段と
してのヒンジはたての開閉方向に対応する位置に取付け
られる。曲面透明板10は加熱室1の熱気をその曲面にそ
って分散させる働きをする。熱気はすき間9Aの両端部を
主に通過する。このためハンドル6の中央部の温度上昇
は両端部より低い。おさえ金具11の突起片12は曲面透
明板10を弾力的に保持する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、透明板のみならずドア枠
をもわん曲させることによって、ハンドルの取付けられ
たドア枠の上縁部におけるハンドルとドア枠との間のす
き間の寸法が、ハンドル中央部より左右の両端部におい
て大きめとなるようにし、曲面透明板の表面をなめて上
昇する熱気が、主としてその両端部を通過して上昇する
ようになるので、ドアを開けるためにハンドルの中央部
に手をかける限り、手が熱気に集中的にさらされること
がなくなり、不快な思いをしないで済む効果がある。ま
た、熱気からハンドルへの熱伝達が中央部よりも両端部
にて盛んに行なわれるので、ハンドル中央部の温度上昇
が両端に比べて緩慢になり、同様ドア開閉操作時に不快
な思いをしないで済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による食品加熱器の要部断面
斜視図、第2図は同曲面透明板の斜視図,第3図は同お
さえ金具の斜視図,第4図は同従来の要部断面図であ
る。 1……加熱室,2……パンチング穴板, 3……ドアベース,4……前面透明板, 5……ドア枠,6……ハンドル, 7……ドア,9A……すき間, 10……曲面透明板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭49−12917(JP,Y2) 実願 昭50−50163号(実開 昭51− 128037号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭50−143126号(実開 昭52− 57967号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室の開口部を覆うパンチング穴板と、
    このパンチング穴板の周縁のドアベースと、これらパン
    チング穴板とドアベースを覆う前面透明板と、この前面
    透明板の周縁とドアベースの外周を覆うドア枠と、この
    ドア枠の上縁部にそのドア枠との間にすき間が形成され
    るようにハンドルを取付けたたて方向開閉式ドアを備え
    た食品加熱器において、前記前面透明板を水平断面がわ
    ん曲した曲面透明板(10)となし、前記ドアベース
    (3)の上縁と下縁の両方におさえ金具(11、11)
    を固着し、それらおさえ金具と(11、11)と前記曲
    面透明板(10)のわん曲に合わせてわん曲したドア枠
    (5)とによってこの曲面透明板(10)をはさむよう
    に保持し、かつ前記ドア枠(5)の上縁部との間のすき
    間(9A)が中央部に比べ左右両端部で大きくなるよう
    に前記ハンドル(6)を取付けたことを特徴とする食品
    加熱器。
JP9545387U 1987-06-22 1987-06-22 食品加熱器 Expired - Lifetime JPH065523Y2 (ja)

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JP9545387U JPH065523Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 食品加熱器

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JP9545387U JPH065523Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 食品加熱器

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JPS641319U JPS641319U (ja) 1989-01-06
JPH065523Y2 true JPH065523Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028433A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
JP5079051B2 (ja) * 2010-05-19 2012-11-21 三菱電機株式会社 透明断熱カバー、およびそれを備えた加熱装置

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JPS641319U (ja) 1989-01-06

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