JPH0655208B2 - 超音波プロ−ブ - Google Patents

超音波プロ−ブ

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JPH0655208B2
JPH0655208B2 JP19076086A JP19076086A JPH0655208B2 JP H0655208 B2 JPH0655208 B2 JP H0655208B2 JP 19076086 A JP19076086 A JP 19076086A JP 19076086 A JP19076086 A JP 19076086A JP H0655208 B2 JPH0655208 B2 JP H0655208B2
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JP
Japan
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electrode
piezoelectric material
protrusion
back surface
ultrasonic probe
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正洲 渡辺
靖 小石原
昌彦 兼子
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医療用超音波診断装置に用いられる超音波プ
ローブに関する。
従来の技術 近年、超音波診断装置は医療分野において盛んに利用さ
れ、これに伴い、頚部、あるいは胸部等のように超音波
プローブを当て難い部分で使用する場合が増えてきた。
以下、この超音波診断装置に用いられる従来の超音波探
触子について第3図を参照しながら説明する。
第3図において、101は筐体、102は筐体101の
前面側に設けられた板状の圧電材、103は圧電材10
2の背面に設けられた正、若しくは負の第1の電極、1
04は圧電材102の前面に設けられた負、若しくは正
の第2の電極、105は第1の電極103に接続された
リード線、106は第2の電極104に接続されたリー
ド線で、これらリード線105、106はケーブル10
7を介して超音波診断装置本体(図示省略)に接続され
ている。108は第2の電極104の前面に設けられた
音響整合層、109は第1の電極103の背面に設けら
れた背面負荷材である。上記のようにリード線106は
第1と第2の電極103と104の間の電気的接絶縁を
保持するために音波放射面と同一面に接続されている。
発明が解決しようとする問題点 超音波プローブを頚部、あるいは胸部等の当て難い部分
で使用し、より均一な断層像を得るには、特に超音波放
射面を超音波プローブの全体形状、寸法に対し、なるべ
く有効面積を広くして被検体に当てることができるよう
にすることが必要である。しかし、上記従来の構成で
は、リード線106を圧電材102の前面側で、第2の
電極104に接合しており、この接合にはある面積を必
要とし、この接合面積分だけ実効超音波放射開口面積の
利用率が減少する。この実効超音波放射開口面積を大き
くするには全体が大型化する等の問題があった。
そこで、本発明は、実効超音波放射面積を大きくするこ
とができ、しかも小型化を図ることができ、また電気的
導体の接合作業を容易に行うことができるようにした超
音波プローブを提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、背面側の両側部に第1と第2の突出部が設けられ
た少なくとも一個の圧電材と、この圧電材の背面底部、
第1の突出部の内側面及び第1の突出部の背面に連続し
て設けられた第1の電極と、上記圧電材の前面、第2の
突出部の外側面及び第2の突出部の背面に連続して設け
られた第2の電極と、これら第1と第2の電極における
第1と第2の突出部の背面部に接合された電気的導体を
備えたものである。
作 用 上記技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、圧電材の前面側全体を実効超音波放射面積と
して大きく利用することができるので、従来に比べて小
型化を図ることができる。また電気的導体の接合個所が
高い位置にあり、他部とは区画されているので、電気的
導体の接合作業を容易に行うことができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明の第1実施例について説明する。第1図は
本発明の第1実施例における超音波プローブを示す断面
図である。
第1図において、1は筐体、2は筐体1の前面側に設け
られた円板状の圧電材で、背面側の両側部に第1と第2
の突出部2aと2bが設けられ、これら第1と第2の突
出部2aと2bは中央部の肉厚の倍、若しくはそれ以上
の厚みで突出されている。3は正、若しくは負の第1の
電極で、圧電材2の背面底部、第1の突出部2aの内側
面及び第1の突出部2aの背面に連続して塗布、若しく
は蒸着等により薄膜状に設けられている。4は負、若し
くは正の第2の電極で、圧電材2の前面、第2の突出部
2bの外側面及び第2の突出部2bの背面に連続して塗
布、若しくは蒸着等により薄膜状に設けられている。5
は電気的導体であるリード線で、第1の電極3における
第1の突出部2aの背面部3aに接合剤により接合され
ている。6は電気的導体であるリード線で、第2の電極
4における第2の突出部2bの背面部4aに接合剤によ
り接合されている。これらのリード線5、6はケーブル
7を介して超音波診断装置本体(図示省略)に接続され
ている。8は第2の電極4の前面に設けられた音響整合
層、9は第1と第2の突出部2aと2bの間で、第1の
電極3の背面に設けられた背面負荷材である。
次に上記実施例の動作について説明する。音響整合層8
を被検体に当て、リード線5、6より駆動電圧を印加
し、圧電材2を励起することにより、超音波を被検体に
放射し、被検体からの超音波エコー信号を受信すること
により超音波診断装置本体のディスプレイ上に断層像を
表示することができる。そして第1の電極3と第2の電
極4におけるリード線6の接合位置は離隔しているの
で、駆動電圧印加時の電気的絶縁を保持することができ
る。また上記のようにリード線5、6は圧電材2の外径
寸法内で、第1と第2の電極3、4の背面側に接合して
いるので、実効超音波放射面積を大きくすることができ
る。またリード線5と6を接合する第1の電極3と第2
の電極4の背面3aと4aは高い位置にあり、他部とは
区画されているので、リード線5、6の接合作業を容易
に行うことができる。
次に本発明の第2実施例について説明する。第2は本発
明の第2の実施例における超音波プローブを示す断面図
である。
第2図において、11は筐体、12は筐体11の前面側
中央部に設けられた円板状の圧電材で、背面側の両側部
に第1と第2の突出部12aと12bが設けられ、これ
ら突出部12a、12bは中央部の肉厚の倍、若しくは
それ以上の厚みで突出されている。13は筐体11の前
面側外周部に設けられたリング状の圧電材で、背面側の
両端部に第1と第2の突出部13aと13bが設けら
れ、これら突出部13a、13bは中央部の肉厚の倍、
若しくはそれ以上の厚みで突出されている。14は正、
若しくは負の第1の電極で、圧電材12の背面底部、第
1の突出部12aの内側面及び第1の突出部12aの背
面に連続して塗布、若しくは蒸着等により薄膜状に設け
られている。15は負、若しくは正の第2の電極で、圧
電材12の前面、第2の突出部12bの外側面及び第2
の突出部12bの背面に連続して塗布、若しくは蒸着等
により薄膜状に設けられている。16は正、若しくは負
の第1の電極で、圧電材13の背面底部、第1の突出部
13aの内側面及び第1の突出部13aの背面に連続して
塗布、若しくは蒸着等により薄膜状に設けられている。
17は負、若しくは正の第2の電極で、圧電材13の前
面、第2の突出部13bの外側面及び第2の突出部13
bの背面に連続して塗布、若しくは蒸着等により薄膜状
に設けられている。18は電気的導体であるリード線
で、第1の電極14における第1の突出部12aの背面
部14aに接合剤により接合されている。19は電気的
導体であるリード線で、第2の電源15における第2の
突出部12bの背面部15aに接合剤により接合されて
いる。20は電気的導体であるリード線で、第1の電極
16における第1の突出部13aの背面部16aに接合
剤により接合されている。21は電気的導体であるリー
ド線で、第2の電極17における第2の突出部13bの
背面部17aに接合剤により接合されている。これらの
リード線18、19、20、21はケーブル22を介し
て超音波診断装置本体に接続されている。23は第2の
電極15の前面に設けられた円板状の音響整合層、24
は第2の電極17の前面に設けられたリング状の音響整
合層、25は第1と第2の突出部12aと12bの間
で、第1の電極14の背面に設けられた円柱状の背面負
荷材、26は第1と第2の突出部13aと13bの間
で、第1の電極16の背面に設けられた円筒状の背面負
荷材、27は上記各構成部品を保持するため筐体11内
に充填された充填材である。
本実施例においても上記第1実施例と同様に電圧印加時
の電気的絶縁を保持することができ、また実効超音波放
射面積を大きくすることができ、またリード線18〜2
1の接合作業を容易に行うことができる。
なお、上記第2実施例において、リング状の圧電材等を
同心的に二個以上設けるようにしてもよい。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、背面側の両側部に第
1と第2の突出部を有する少なくとも一個の圧電材を用
い、この圧電材の背面底部、第1の突出部の内側面及び
第1の突出部の背面に連続して第1の電極を設け、圧電
材の前面、第2の突出部の外側面及び第2の突出部の背
面に連続して第2の電極を設け、これら第1と第2の電
極における第1と第2の突出部の背面部に電気的導体を
接合している。従って圧電材の前面側全体を実効超音波
放射面積として大きく利用することができ、従来に比べ
て小型化を図ることができる。また電気的導体の接合個
所が高い位置にあり、他部とは区画されているので、電
気的導体の接合作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における超音波プローブの
断面図、第2図は本発明の第2実施例を示す断面図、第
3図は従来の超音波プローブの断面図である。 2……圧電材、2a……第1の突出部、2b……第2の
突出部、3……第1の電極、4……第2の電極、5、6
……リード線(電気的導体)、8……音響整合層、9…
…背面負荷材、12……圧電材、12a……第1の突出
部、12b……第2の突出部、13……圧電材、13a
……第1の突出部、13b……第2の突出部、14……
第1の電極、15……第2の電極、16……第1の電
極、17……第2の電極、18、19、20、21……
リード線(電気的導体)、23、24……音響整合層、2
5、26……背面負荷材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面側の両側部に第1と第2の突出部が設
    けられた少なくとも一個の圧電材と、この圧電材の背面
    底部、第1の突出部の内側面及び第1の突出部の背面に
    連続して設けられた第1の電極と、上記圧電材の前面、
    第2の突出部の外側面及び第2の突出部の背面に連続し
    て設けられた第2の電極と、これら第1と第2の電極に
    おける第1と第2の突出部の背面部に接合された電気的
    導体を備えたことを特徴とする超音波プローブ。
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