JPH0655046U

JPH0655046U - 電熱式線香点火器

Info

Publication number: JPH0655046U
Application number: JP9411192U
Authority: JP
Inventors: 進小松
Original assignee: 進小松
Priority date: 1992-12-17
Filing date: 1992-12-17
Publication date: 1994-07-26

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】従来のマッチやライターなどに代わる安全で便
利な線香点火器を提供する。【構成】電熱線１を発火源とし、スイッチ２を介し、乾
電池３に接続し手中に収まる程度のケース４に収納した
構造の線香点火器である。左手でケース４を手中に納
め、左手親指でスイッチ２を押すと電熱線１が過熱し、
点火可能な温度になったら、線香を右手で持ち、電熱線
１と接触させ点火する。【効果】屋外でも安全確実に線香の点火かできる。ま
た、管理も容易で持ち運びにも便利である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、電熱線を発火源に利用した線香点火器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、マッチやライター等で線香を点火していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

線香は、仏壇や墓参り等で使用する仏具であるが、点火時に難点があった。特に墓参り等の屋外では、風の影響があり、従来の方法では点火が困難な上に危険ですらあった。また、仏具という性質上、お年寄りの利用が多い線香の点火を、より安全に行うという課題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

電熱線（１）を発火源とし、スイッチ（２）を介し、乾電池（３）に接続し手中に収まる程度のケース（４）に収納した構造の線香点火器である。

【０００５】

【作用】

スイッチ（２）を押すと、乾電池（３）からの電気が流れ、電熱線（１）が過熱される。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について図１に基ずいて説明する。（イ）手中に収まる程度のケース（４）の、正面から見て左上部にスイッチ（４）を取りつける。（ロ）スイッチ（２）は、節電と安全のため押している間だけ通電するタイプを用いる。（ハ）電熱線（１）を、ケース（４）の上部中央に設ける。（ニ）ケース（４）の材質は、耐熱絶縁材料とする。（ホ）乾電池（３）を、ケース（４）の下部に収納する。（ヘ）ケース（４）の下部は握りとなるので、表面に凹凸を付けるなどして滑り止めの加工をする。本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、左手でケース（４）を手中に納め、左手親指でスイッチ（２）を押す。電熱線（１）が過熱し、点火可能な温度になったら、線香を右手で持ち、電熱線（１）と接触させ点火する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案を用いることにより、屋外でも安全確実に線香を点火することができ乾電池仕様の電熱式のため管理も容易で、持ち運びにも便利であるという効果がある。また、操作が簡単な為、お年寄りや子供にも扱い易く、家族全員が使用する仏具としての役割を十分果たしている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【符号の説明】

１は電熱線２はスイッチ３は乾電池４はケース

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項】電熱線（１）を発火源に利用した線香点火
器。