JP7352801B2 - 電子香炉 - Google Patents

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Description

本発明は、仏事などで用いられる線香を、着火せずに焚くことができる電子香炉に関する。
従来、仏事や仏壇などで用いられる線香は、先端に着火し灰を入れた香炉(線香立て)に立てて使用される。しかしながら着火した線香が不用意に倒れるなどによって、火災を引き起こす危険性が大いにあるので着火した線香の取り扱いには充分な注意が必要である。また、高齢者施設では、火災防止のため特に居室内での火気の使用は固く禁じられている。日頃から仏壇に手を合わせ線香を供える習慣のある高齢者が施設に入所した場合は、仏壇を持ち込むことができたとしても、線香を着火して供えることはできない。そこで、着火した線香による火災の危険性を無くした火気を使用しない疑似線香(電子線香)が提案されている。例えば、実用新案登録第3135936号公報(特許文献1)に開示された電子線香器は、香炉に立てた疑似線香の先端を、香炉内部に備えられたLEDなど発光体の光源を導光して発光させるようにしたものである。このような火気をまったく使用しない疑似線香を使用することで、家庭や高齢者施設において火傷や火災の心配をすることなく、安心して線香を供えることができる。
さらに、実用新案登録第3115708号公報(特許文献2)に開示された電子仏具は、LEDを光源とする電子線香(疑似線香)と、従来の線香をニクロム線などの加熱部材3aを備えた皿3に横に載置し、着火点未満の温度で加熱することで芳香を発生させる装置を備えたものである。特許文献2においては、本来の線香の香りを立たせることができるとともに、家庭や高齢者施設において火傷や火災の心配をすることなく、安心して線香を供えることができるものである。
実用新案登録第3135936号公報 実用新案登録第3115708号公報
特許文献1に示したような疑似線香は、火気を全く使用しないので、家庭や高齢者施設において火災の心配をすることなく、安心して線香を供えることができることは大いに評価すべきところである。しかしながら、従来の着火して供える線香は、焚かれて立つ香りによって、その場所や供える人の心身を清めたり、故人を偲んだり、先祖を供養したりするものであるので、従来の線香の世界観など大切な要素が欠けていると言わざるを得ない。
特許文献2に示したような電子仏具は、疑似線香に加えて、従来の線香をニクロム線などの加熱部材3aを備えた皿3に横に載置し、着火点未満の温度で加熱することで芳香を発生させることができるが、線香全体が同時に加熱されることになるので、短時間で香りが立たなくなるとともに、線香自体の使用前と使用後の状態の変化が然程生じないため、使用前と使用後の見分けがとてもつきにくいといった不都合がある。また、従来の着火した線香が煙や香りを立たせると同時に徐々に燃え尽きて灰になるといった世界観など大切な要素が欠けていると言わざるを得ない。
そこで本発明は、前述の課題を解消するとともに、仏事などで用いられる古来からの線香を着火せずに香りを立たせ、従来の着火した線香を香炉に立てて徐々に燃え尽きて灰になるといった世界観を踏襲した電子香炉を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために本発明の請求項1によれば、電子香炉の本体は、上方から支持部、加熱部、除去部の順で構成され、棒状の線香を支持部から差し入れ装填して除去部まで挿通させ、挿通させた前記線香は加熱部で着火点以下の温度で加熱されて香りを立たせ、加熱部で温められて香りが立ち終わった部位を除去部で順次下方に送り出して除去することで解決される。
かかる課題を解決するために本発明の請求項2によれば、電子香炉の除去部は、送出部と破砕部とから構成したことで解決される。
本発明によれば、電子香炉の本体は、上方から支持部、加熱部、除去部の順で構成され、棒状の線香を支持部から差し入れ装填して除去部まで挿通させ、挿通させた前記線香は加熱部で着火点以下の温度で加熱されて香りを立たせ、加熱部で温められて香りが立ち終わった部位を除去部で順次下方に送り出して除去するので、従来から仏事などで用いられる線香を着火点以下で加熱することで香りを立たせることができ、家庭や高齢者施設において火災や火傷の心配をすることがなく従来の線香を使用することができる。また、加熱部は外部に出ていないので火傷の心配がない。そして、線香が加熱されて香りが立ち終わった部位は、自動的に下方に送り出されると同時に順次砕かれるなどして除去され、線香が見た目上減っていくので、使用者にとっては線香を供えたという感覚を得ることができると同時に、線香が確実に除去されて消耗するので、今までの線香を使用するがごとく、日々変わらず仏壇に線香を供えることができ、線香の需要の向上にも繋がるなど従来にない電子香炉を提供することが可能となった。
本発明の実施例を示す正面断面図である。 本発明の実施例の他の構成を示す正面断面図である。
発明を実施させるための形態
本発明の電子香炉の第1実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例を示す正面断面図である。図1に示されるように電子香炉の本体(1)は、上方から支持部(2)、加熱部(3)、除去部(4)の順で構成される。また、支持部(2)、加熱部(3)、除去部(4)から構成された本体(1)は香炉(6)に装着して使用される。さらに、本体(1)で使用される線香(5)は、古来からの先端に着火して使用するものをそのまま用いる。
支持部(2)は、線香(5)を安定して垂直に立てるために備えられている。支持部(2)の平面視中央には、線香(5)を差し入れる縦孔(2a)と、縦孔(2a)に上方から線香(5)を差し入れる際に案内しやすいように縦孔(2a)の周囲を漏斗状に形成している。支持部(2)の縦孔(2a)から差し入れられた線香(5)は、縦孔(2a)の長手方向全体で支持されることで垂直状態を維持することができる。
加熱部(3)は、ヒーター(3a)が備えられ、ヒーター(3a)に位置する線香(5)の部位を着火点未満の温度で加熱して香りを立たせる(図1及び図2の線香(5)の斜線部分)。また、加熱部(3)は、外部から電源が供給されて発熱する。電源は、図示しないが香炉(6)の適宜位置にACアダプターのジャックを備えたり、香炉(6)内部に電池など電源を備えたりしても良い。また、加熱部(3)のヒーター(3a)は、線香(5)を着火点未満の温度で加熱して香りを立たせることができればニクロム線ヒーター、セラミックヒーター、レーザーなど特に種類は問わない。さらに、加熱部(3)の過熱を防止して安全性を高めるために、加熱部(3)にサーミスタ素子などの温度センサーを組み込んで構成してもよい。
除去部(4)は、加熱部(3)で加熱されて香りが立ち終わった部位の線香(5)を下方に送り出すとともに、線香(5)の下端を砕く、潰す、カットするなどして除去するために備えられている。線香(5)は、加熱部(3)で一定時間加熱されると香りが立たなくなるため、線香(5)の香りを継続して立たせるために、香りが立ち終わった部位を下方に送り出すとともに潰す、カットするなどして除去し、常に未加熱部分を加熱部(3)に位置させるようにする必要がある。
図1に示された除去部(4)は、線香(5)を下方に送り出すとともに、線香(5)の下端を砕く、潰す、カットするなどして除去するための一例を示したものである。図1に示される除去部(4)は、対向して備えられた1対のローラー(4a)を互いに逆方向に回転させることで、ローラー(4a)間に線香(5)の下端が挟み込まれて下方に送り出されると同時に線香(5)を潰し砕いて除去する構成を示したものである。潰し砕かれて除去された線香屑(5a)は、香炉(6)の底部に落下して溜まる。また、ローラー(4a)の材質は、金属材や樹脂材など特に限定するものではないが、アルミや鉄などの金属材からなり、表面に突起やローレット加工などが施されているようなものが好適に用いられる。また、図示しないが除去部(4)のローラー(4a)は、加熱部(3)と同様に外部から電源が供給されて駆動し、線香(5)を送り出すことと潰し砕くことに適した回転数とトルクによって、確実に線香(5)の香りが立ち終わった部位を除去する。さらにローラー(4a)は、線香(5)を連続して微速で下方に送り出すように動作させてもよいし、間隔をおいて動作させてもよい。さらにまた、除去部(4)に、線香(5)の有無を検知するセンサーを備えることによって線香(5)がなくなると自動的に電源がオフになるようにしたり、線香(5)を本体(1)にセットしたときに自動的に電源がオンになるようにしたりしてもよい。
図2は、本発明の実施例の他の構成を示す正面断面図である。前述した説明では除去部(4)で、線香(5)の下方への送り出しの工程と、線香(5)の下端を砕く、潰す、カットするなどして除去する工程の2つの工程を同時に行うようにしているが、図2では、線香(5)を送り出す部分と砕く、潰す、カットするなどして除去する部分を別体に構成してもよいことを示している。除去部(4)の上側が送出部(4b)、下側が破壊部(4c)である。ローラー、電源、駆動などの構成は前述と同様であるので説明を省略する。
以上のように構成された本発明の電子香炉の加熱部(3)と除去部(4)は、外部から電源が供給されて駆動するが、制御回路(図示せず)を備えて、加熱部(3)の温度を自動調整モードにしたり任意の温度に設定可能としたりすることもできる。また、除去部(4)の動作状態を連続送り出しモードにしたり、間隔をおいて動作するインターバルモードにしたりするなど多岐にわたる調整を可能とすることで、香り立ちなど特性の異なる線香(5)であっても、適切に香り立ちをさせることも容易に可能である。さらに、支持部(2)、加熱部(3)、除去部(4)やその近傍に赤色などのLEDを備えることによってあたかも線香を焚いているかのような雰囲気を呈することも可能である。
1 本体
2 支持部
2a 縦孔
3 加熱部
3a 電熱ヒーター
4 除去部
4a ローラー
4b 送出部
4c 破砕部
5 線香
5a 線香屑
6 香炉

Claims (2)

  1. 電子香炉であって、電子香炉の本体(1)は、上方から支持部(2)、加熱部(3)、除去部(4)の順で香炉(6)に装着されて構成され、
    支持部(2)は、棒状の線香(5)を上方から差し入れて垂直に支持するための縦孔(2a)を備え、
    加熱部(3)は、支持部(2)の縦孔(2a)から差し入れられた線香(5)のヒーター(3a)に位置する部位を着火点未満の温度で加熱して香りを立たせる電熱ヒーター(3a)を備え、
    除去部(4)は、互いに逆方向に回転する一対のローラー(4a)から構成され、加熱部(3)で加熱されて香りが立ち終わった線香(5)の下端を挟み込んで下方に送り出すと同時に潰し砕き線香屑(5a)として香炉(6)の底部 に落下して溜まるようにしたことを特徴とする電子香炉。
  2. 電子香炉の除去部(4)は、送出部(4b)と破砕部(4c)とから構成され、
    送出部(4b)は、対向して備えられた一対のローラーが加熱部(3)で加熱されて香りが立ち終わった線香(5)の下端を挟み込んで下方に送り出すように互いに逆方向に回転することで送出部(4b)のローラー間に挟み込まれた線香(5)を下方に送り出した後、
    破砕部(4c)の対向して備えられた一対のローラーが互いに逆方向に回転することで加熱部(3)で加熱されて香りが立ち終わった線香(5)の下端を潰し砕いた線香屑(5a)が香炉(6)の底部に落下して溜まるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子香炉。
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