JP3115708U - 電子仏具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子線香の機能と合わせて、線香の芳香を発生させる機能を有する仏具を利用する際に、取扱いや操作を簡単にして、使用者の負担を減らす。
【解決手段】発光ダイオードを光源とする電子線香と、扱いが簡単な固形香料を載置して、その固形香料の着火点未満の温度で加熱することにより芳香を発生させるような加熱手段を有する芳香装置と、音声の記録再生手段と、その記録操作を可能とするための録音操作スイッチと、その再生操作を始めるためのスタートスイッチとを具備している仏具を実現することで、危険な火気がなく、且つ趣きある擬似線香を、安全で簡単に取り扱えるとともに、前記録音操作スイッチと、前記スタートスイッチとは、それぞれの装着面が異なる構成にすることで年輩の使用者が誤って予期しない録音操作をしてしまったり、記録されたお経を誤消去してしまったりすることを防ぐ。
【選択図】図2
【解決手段】発光ダイオードを光源とする電子線香と、扱いが簡単な固形香料を載置して、その固形香料の着火点未満の温度で加熱することにより芳香を発生させるような加熱手段を有する芳香装置と、音声の記録再生手段と、その記録操作を可能とするための録音操作スイッチと、その再生操作を始めるためのスタートスイッチとを具備している仏具を実現することで、危険な火気がなく、且つ趣きある擬似線香を、安全で簡単に取り扱えるとともに、前記録音操作スイッチと、前記スタートスイッチとは、それぞれの装着面が異なる構成にすることで年輩の使用者が誤って予期しない録音操作をしてしまったり、記録されたお経を誤消去してしまったりすることを防ぐ。
【選択図】図2
Description
この考案は、とくに家庭内の仏壇などに設置して、礼拝や供養を行なう際に利用する電子仏具に関する。
従来、自分の家庭内で仏壇に礼拝や供養を行なう場合に利用する仏具として、例えば実登3051990や特開2001−61640に開示されているように、火気が無くて安全な電子線香が搭載してあったり、例えば、実登3033521や実登3049870に開示されているように、自分で難しいお経を読む代わりとして、電子的にお経の音声を再生するような音声記録再生装置が搭載してあったり、例えば特開2004−275395に開示されているように、電子線香の装置と合わせて雰囲気を高めるため火気を使わずに線香の芳香を発生させる装置を搭載してあったりする各種の電子仏具が提案されていた。
しかしながら、電子線香の機能と合わせて線香の芳香を発生させる機能を実現するには、実登3051990や特開2001−61640などに、そのような開示が無い。特開2004−275395などの従来例では、その開示があるものの、取扱いのめんどうな液体の専用香料を用いたり、操作が複雑であったりして、使用者の負担が大きい。また、好ましいタイプのお経を簡単に記録したり、記録操作と再生操作とを、まぎれなく確実に区別して取り扱える音声記録再生装置は、実登3033521や実登3049870などの従来例に開示されていない。
いずれにしても、とくに電子機器の操作に不慣れな場合が多い、年輩の使用者にとって、負担が大きいものであった。
いずれにしても、とくに電子機器の操作に不慣れな場合が多い、年輩の使用者にとって、負担が大きいものであった。
このような問題を解決するために、本考案では、発光ダイオードを光源とする電子線香と、固形香料を載置して、その固形香料の着火点未満の温度で加熱することにより芳香を発生させるような加熱手段を有する芳香装置と、音声の記録再生手段と、その記録操作を可能とするための録音操作スイッチと、その再生操作を始めるためのスタートスイッチとを具備しており、前記録音操作スイッチと、前記スタートスイッチとは、それぞれの装着面が異なることを特徴とする手段を示す。
本考案では、線香の芳香を発生させるために、取扱いの簡単な固体の香料を用い、例えば市販されている昔ながらの線香でも使用できるから、使用者が年輩で、むずかしい取扱いに不慣れであっても問題なく安全に利用できる。
また、好ましいタイプのお経を簡単に記録したり、記録操作と再生操作を、間違いなく確実に区別して取り扱えるので、やはり年輩の使用者であっても、誤って大事なお経の音声記録を消去したりするようなことがなく、操作の不安なく利用できる。
また、好ましいタイプのお経を簡単に記録したり、記録操作と再生操作を、間違いなく確実に区別して取り扱えるので、やはり年輩の使用者であっても、誤って大事なお経の音声記録を消去したりするようなことがなく、操作の不安なく利用できる。
以下、図面を基に本考案の実施例について説明する。図1は、本考案の実施例の正面図、図2は、その側面図、図3は、その上面図である。
外箱1の上には、公知の電子線香2が固着されている。その近傍には、固形香料4を載置可能な皿3が固着される。この皿3の下部には固形香料4を、その着火点未満の温度で加熱することにより、芳香を発生させるような、加熱部材3aが備えてある。この加熱部材3aは、例えば小型のニクロム線のような部品で構成され通電することによって、その上部に載置された固形香料4を加熱する。
加熱部材3aは、その加熱温度に比べて比較的低温な皿3に囲まれており、この皿3が遮蔽体となって、使用者が不用意に、この加熱部材3a付近に手指を近づけても、この遮蔽体によって、加熱部材3aの高温部へ直接接触する危険を防止出来て安全である。
外箱1の内部には、自分で難しいお経を読む代わりとして、電子的にお経の音声を再生するような音声記録再生機能を有する回路基板9が搭載されている。このような回路基板9は公知である。
音声記録再生機能としては、メモリーICチップを利用するものだけでなくCDやMDあるいはハードディスクのような記録媒体を利用するものでも良い。
本実施例では、フラッシュメモリーを内蔵した音声記録再生チップをマイコンで制御するような回路基板9で説明する。
図4は、回路基板9に搭載された回路の構成概念を示す、ブロック図である。音声記録再生機能を有する音声録再回路10には、音声入力部材13と音声出力部材12が接続されて、音声の録音と再生を行なう。音声録再回路10に接続して、その動作を制御する、マイコンを含む制御回路11には、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7が接続されて、それぞれのボタン操作にしたがい、音声録再回路10を制御する。
このような回路基板9に、録音と再生の切り替えを行なう録音操作スイッチ8を搭載して、これを録音側に切り換えておくと、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7の操作によって、音声記録再生機能の録音開始と停止を制御して、2種類の好ましいお経を、チャンネルAとチャンネルBとに録音することが出来る。チャンネルの数を増やせば、さらに多くの種類のお経を録音できることは明らかである。
前記の録音操作スイッチ8を、再生側に切り換えておくと、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7の操作によって、好ましいお経の再生が出来る。
この録音操作スイッチ8は、チャンネルAのスタートボタン5、チャンネルBのスタートボタン6、それぞれの取り付け面とは異なる面に載置したり、あるいは外箱1の内部に載置しておくことにより、再生の操作時に触ることがなく、安易に録音操作ができないようになるので、通常の使用では、誤って意図しない録音や消去が為されるおそれが無い。
本考案の別の実施例では、チャンネルを一つとして、単数のお経を録音することで、操作を一層簡単にすることができる。
外箱1の上には、公知の電子線香2が固着されている。その近傍には、固形香料4を載置可能な皿3が固着される。この皿3の下部には固形香料4を、その着火点未満の温度で加熱することにより、芳香を発生させるような、加熱部材3aが備えてある。この加熱部材3aは、例えば小型のニクロム線のような部品で構成され通電することによって、その上部に載置された固形香料4を加熱する。
加熱部材3aは、その加熱温度に比べて比較的低温な皿3に囲まれており、この皿3が遮蔽体となって、使用者が不用意に、この加熱部材3a付近に手指を近づけても、この遮蔽体によって、加熱部材3aの高温部へ直接接触する危険を防止出来て安全である。
外箱1の内部には、自分で難しいお経を読む代わりとして、電子的にお経の音声を再生するような音声記録再生機能を有する回路基板9が搭載されている。このような回路基板9は公知である。
音声記録再生機能としては、メモリーICチップを利用するものだけでなくCDやMDあるいはハードディスクのような記録媒体を利用するものでも良い。
本実施例では、フラッシュメモリーを内蔵した音声記録再生チップをマイコンで制御するような回路基板9で説明する。
図4は、回路基板9に搭載された回路の構成概念を示す、ブロック図である。音声記録再生機能を有する音声録再回路10には、音声入力部材13と音声出力部材12が接続されて、音声の録音と再生を行なう。音声録再回路10に接続して、その動作を制御する、マイコンを含む制御回路11には、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7が接続されて、それぞれのボタン操作にしたがい、音声録再回路10を制御する。
このような回路基板9に、録音と再生の切り替えを行なう録音操作スイッチ8を搭載して、これを録音側に切り換えておくと、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7の操作によって、音声記録再生機能の録音開始と停止を制御して、2種類の好ましいお経を、チャンネルAとチャンネルBとに録音することが出来る。チャンネルの数を増やせば、さらに多くの種類のお経を録音できることは明らかである。
前記の録音操作スイッチ8を、再生側に切り換えておくと、チャンネルAのスタートボタン5と、チャンネルBのスタートボタン6と、ストップボタン7の操作によって、好ましいお経の再生が出来る。
この録音操作スイッチ8は、チャンネルAのスタートボタン5、チャンネルBのスタートボタン6、それぞれの取り付け面とは異なる面に載置したり、あるいは外箱1の内部に載置しておくことにより、再生の操作時に触ることがなく、安易に録音操作ができないようになるので、通常の使用では、誤って意図しない録音や消去が為されるおそれが無い。
本考案の別の実施例では、チャンネルを一つとして、単数のお経を録音することで、操作を一層簡単にすることができる。
1 外箱
2 電子線香
3 皿
3a 加熱部材
4 固形香料
5 チャンネルAのスタートボタン
6 チャンネルBのスタートボタン
7 ストップボタン
8 録音操作スイッチ
9 回路基板
10 音声録再回路
11 制御回路
12 音声出力部材
13 音声入力部材
2 電子線香
3 皿
3a 加熱部材
4 固形香料
5 チャンネルAのスタートボタン
6 チャンネルBのスタートボタン
7 ストップボタン
8 録音操作スイッチ
9 回路基板
10 音声録再回路
11 制御回路
12 音声出力部材
13 音声入力部材
Claims (6)
- 発光ダイオードを光源とする電子線香と、固形香料を載置して、その固形香料の着火点未満の温度で加熱することにより芳香を発生させるような、加熱手段を有する芳香装置とを、具備する電子仏具
- 前記固形香料は、従来の線香であることを特徴とする、請求項1の電子仏具
- 前記芳香装置の前記加熱手段は、その加熱温度にくらべて比較的低温な遮蔽体に囲まれていることを特徴とする、請求項1ないしは請求項2の電子仏具
- 音声の記録再生手段と、その記録操作を可能とするための録音操作スイッチと、その再生操作を始めるためのスタートスイッチとを具備しており、前記録音操作スイッチと、前記スタートスイッチとは、それぞれの装着面が異なることを特徴とする電子仏具
- 前記スタートスイッチは、前記仏具の外面に露出しており、前記録音操作スイッチは、前記仏具の外面に露出していないことを特徴とする、請求項4の電子仏具
- 発光ダイオードを光源とする電子線香と、固形香料を載置して、その固形香料の着火点未満の温度で加熱することにより芳香を発生させるような、加熱手段を有する芳香装置と、音声の記録再生手段とを、具備していることを特徴とする電子仏具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003139U JP3115708U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 電子仏具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003139U JP3115708U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 電子仏具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115708U true JP3115708U (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=43277953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003139U Expired - Fee Related JP3115708U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 電子仏具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115708U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021003542A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 株式会社トリニティ | 電子香炉 |
-
2005
- 2005-04-08 JP JP2005003139U patent/JP3115708U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021003542A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 株式会社トリニティ | 電子香炉 |
JP7352801B2 (ja) | 2019-06-26 | 2023-09-29 | 株式会社トリニティ | 電子香炉 |
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