JP3225667U - 線香点火器 - Google Patents

Abstract

【課題】日常的に室内の祭壇や仏壇にも使えるように、小型化し、形状をハスの花になぞらえて、仏具としての価値を持たせた線香点火器を提供する。【解決手段】線香点火器は、ハスの花を模した形状の本体１の中央部に線香着火用の点火部２を備え、点火部は、内部に加熱部電源用の乾電池を格納する台座ａと、台座の上面に線香着火用の加熱着火部と、台座の側面には、加熱着火部への通電をＯＮ／ＯＦＦするスイッチｂが、設けられている。【選択図】図１

Description

本考案は乾電池とニクロム線を使い、ＯＮ、ＯＦＦによって、線香に火をつける線香点火器に関するものである。

従来の着火装置は、屋外での使用を想定しているため大型である。
従来の着火装置は、概ね屋外での使用を目的として墓地で使用する形態となっていた。

実用新案登録第３０８９４２０号公報

従来の着火装置は、概ね屋外での使用を目的としているが、本来、線香は、故人、先祖を弔うために手向けるものである。従って日常的に、室内の祭壇や仏壇でも利用できるものが望まれていた。（特許文献１参照）

本発明の線香点火器は、ハスの花を模した形状の本体中央部に線香着火用の点火部を備え、前記点火部は、内部に加熱部電源用の乾電池を格納する台座と、前記台座の上面に線香着火用の加熱着火部と、前記台座の側面には、前記加熱着火部への通電をＯＮ／ＯＦＦするスイッチが、設けられていることを特徴とする。

本考案の線香点火器によって、日常的に室内の祭壇や仏壇にも使えるように、小型化し、形状をハスの花になぞらえて、仏具としての価値を持たせた。

本考案の線香点火器の全体図 本考案の線香点火器の側面図、および、平面図 本考案の線香点火器の使用状態を示す説明図

図１は、 本考案の線香点火器の全体図を示すもので、本考案の線香点火器本体１をハスの花の形にし、中央部に点火部２を備える。
点火部２は、台座ａ、スイッチｂ、加熱着火部ｃ、から構成される。
線香点火器本体１、点火部２は、樹脂や金属、木材からなり、難燃性のあるものが好ましい。

図２について、各部の構成を説明する。
図２−１は、本体の線香点火器の側面図を表し、点火部２の上面に加熱点火部ｃを備える。加熱点火部ｃはニクロム線を網目状に形成し、台座ａの内部には、加熱部電源用の乾電池が格納され、スイッチｂのＯＮ／ＯＦＦによって通電される。
図２−２は、本考案の線香点火器の平面図を表し、台座ａの側面にスイッチｂを備えることを表している。

図３は本考案の線香点火器の使用状態を示す説明図であって、線香点火器本体１のスイッチｂをＯＮにすることで、ニクロム線に通電し、加熱点火部ｃが過熱する。加熱点火部ｃにより線香３に着火することができ、着火した後にスイッチｂをＯＦＦにする。

以上のように本考案の線香点火器を構成することによって、小型化が実現でき、ＯＮ、ＯＦＦの切り替えによって点火できるものとした。炎を出さないため、火災などの事故を防ぎ、高齢者や障害のある人にも簡単に操作できる。

本考案の線香点火器は、ハスの花の形にし、仏具として経机など、卓上に置いても遜色なき形状にした。また、小型化し、墓参などにも持ち運べるよう配慮した。電池式で弱い電流が流れることで、ニクロム線が赤くなり、線香に着火するもので、火災、煙害の心配がなく、高齢者、こどもにも容易に扱えるものである。

線香を多く束ねて着火した場合、煙による呼吸器疾患の人への影響、室内の天井、壁の変色などが見受けられる。
線香は、あくまでも故人、先祖の霊を慰めるために手向けるものであるから、たとえ、１本〜数本でも点火できればよいのではないか。
点火器をＯＮにして、ニクロム線が過熱され、電流が流れても、わずかなので、火災、事故は防げる。

また、墓地での着火の場合どうしても束にした線香に火をつけたいというのであれば、その先端に、燐などを付着させ、点火しやすくする。
また、点火器は、用途にあわせて大きさを変えたり、乾電池ではなくコンセント電源使用にしても良い。

１ 本体
２ 点火部
３ 線香
ａ 台座
ｂ スイッチ
ｃ 加熱着火部

Claims (1)

1. ハスの花を模した形状の本体中央部に線香着火用の点火部を備え、
   前記点火部は、内部に加熱部電源用の乾電池を格納する台座と、前記台座の上面に線香着火用の加熱着火部と、前記台座の側面には、前記加熱着火部への通電をＯＮ／ＯＦＦするスイッチが、設けられていることを特徴とする線香点火器。

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