JPH038290Y2 - - Google Patents

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JPH038290Y2
JPH038290Y2 JP1986116275U JP11627586U JPH038290Y2 JP H038290 Y2 JPH038290 Y2 JP H038290Y2 JP 1986116275 U JP1986116275 U JP 1986116275U JP 11627586 U JP11627586 U JP 11627586U JP H038290 Y2 JPH038290 Y2 JP H038290Y2
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JP
Japan
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handle
infrared lamp
hand member
heating cylinder
moxibustion
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JP1986116275U
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JPS6320846U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、赤外線ランプによつて患部を間接的
に加温治療するようにした電気温灸器に関するも
のである。
(従来技術) 従来から我が国においても、漢方治療のひとつ
として灸療法が広く普及している。
しかし、我が国で古くから行なわれている灸療
法は直接「も草(艾)」を人体患部(灸点)の上
に載置し、これに線香等で火を付けて患部を直接
加熱刺激することによつて加療する方法が採られ
ている。従つて、治療後の皮膚の表面に灸跡(灸
による火傷の跡)が残る欠点がある。
これに対し、中国式の灸は一般に温灸と呼ば
れ、椀形の加温容器の中の天井部に「も草」を係
止して火を付け、当該加温容器内の上記「も草」
の燃焼による熱によつて患部を間接的に加熱刺激
することによつて加療する方法が採られている。
従つて、該中国式の温灸による場合には、我が
国の灸のように患部を直接焼くことがないから灸
跡が残らず、皮膚をも傷めないので女性の患者に
も適している。このような事情から、最近では我
が国でも上記中国式の温灸の愛好者が増えてきて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記温灸の場合にも、やはり灸の一
種であることには変わりがないから、「も草」を
使用する必要があり、その加温容器内への係止、
また燃焼中の煙の漏出、燃焼中の灰の落下、さら
に燃焼時間の経過による温度の低下、焼成後の灰
の取出し、「も草」の追加購入などの点で不便、
不都合があるのが実情である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題を解決することを目的と
してなされたもので、非開口端側内底部を放物反
射面に形成した椀形の加温筒を、基端部に把手を
有する略ヘの字状ハンド部材の先端に、その開口
部を把手側直角方向に向けて設けるとともに上記
加温筒内部の上記非開口端側に赤外線ランプを設
け、該赤外線ランプを上記ハンド部材の把手部に
設けた開閉スイツチを介して電源に接続したこと
を特徴とするものである。
(作用) 上記の手段によると、も草の焼成熱による加熱
に代えて赤外線ランプの発熱によつて患部の加熱
治療を行うようにしたから、単に赤外線ランプへ
の電源の供給状態を把手部側の開閉スイツチで操
作するだけで容易に従来の温灸治療と同等の加温
治療を行うことができ、その取扱いは極めて容易
となる。
特に赤外線に遠赤外線波長の赤外線を選択する
と、特に治療効果が高くなる。
しかも、上記ハンド部材は略ヘの字状をしてお
り、把手部から上方に延びた軸部材が所定の鈍角
で水平方向に折り曲げられた後、同水平方向に長
尺状に伸張され、その先端に下方側直角方向、す
なわち上記把手部側直角方向に開口部を向けて加
温筒が取付けられている。従つて、把手部を握つ
てハンド部材の基部をちようど肩の上に持つてく
るようにすると、上記加温筒開口部が人体の背中
表面に最適に接面されるようになり、極めて使い
勝手が良くなる。
また、加温筒の非開口端側内底面が、放物反射
面となつていることから、赤外線ランプからの放
射赤外線が、より有効に患部に照射され、加熱効
率が高くなる。
(実施例) 第1図および第2図は、本考案の実施例に係る
電気温灸器を示している。
先ず第1図において、符号1はたとえば全体と
して椀形に形成された木製の加温筒であり、この
加温筒1はその一端開口部2側を人体患部への当
接部に形成される一方、他端非開口端側基部3の
外周ネツク部3aを後述するハンド部材の保持部
として構成されており、またその内側上面部は放
物反射面10に形成され、該内側には赤外線加熱
手段としての赤外線ランプ4が着脱可能に取付け
られるようになつている。
上記加温筒1の上記非開口端側基部3内には、
スリーブ状の絶縁部材7が貫挿されており、さら
にその中央部下方に位置して上述の赤外線ランプ
4を着脱可能に嵌合するためのソケツト6が嵌装
固定されている。このソケツト6には、電源コー
ド9が接続されており、この電源コード9は、上
記ソケツト6との接続端を固定部材8によつて固
定される一方、他端電源側を後述するハンド部材
20に巻装させて当該ハンド部材20基端側に設
けられた把手部22内に設けられた開閉スイツチ
(電源スイツチ)21を介して電源プラグ(図示
省略)に接続されている。また、特に図示しない
が、上記電源プラグから赤外線ランプ4までの電
源回路には、温度調節器が設けられており、上記
発熱部材としての赤外線ランプ4の温度を強・
中・弱の任意の温度に調節できるようになつてい
る。
上記ハンド部材20は、略への字状に折り曲げ
られた両辺の一方側短片20b側先端に上述の把
手部22を固定する一方、他方長辺20a側先端
に上記加温筒1の嵌合用ホルダー部5を設け、軸
直角方向下方側(把手側)に開口部を向けて加温
筒1を嵌合できるように構成されている。
ホルダー部5は、第2図に詳細に示すように、
上記加温筒1のネツク部3aに着脱自在に嵌合す
る略環状の嵌合凹部を形成したU状の弾性金属部
材よりなり、その基部5a側を上記ハンド部材2
0の長辺20a先端に例えばスクリユーネジ11
によつて螺合固定して設けられている。
従つて、上記構成の電気温灸器によると、先ず
上記把手部22の開閉スイツチ21をONにして
上記赤外線ランプ4を点灯させ、該状態で上記加
温筒1の一端開口部2を人体の所定の患部(灸
点)に当接させ、当該患部を赤外線ランプ4の放
射熱によつて加熱刺激するようにすると中国式の
温灸とほぼ同様の治療効果を上げることができ
る。この場合において、上記加温筒1内面は当該
赤外線ランプ4の赤外光を反射する放物反射面1
0に形成されているので上記加熱効果はより良好
となる。また、ハンド部材20がアングル状に形
成されていることから、把手部22を握つて加温
筒1を人体の任意の位置に操作すると、単独で自
から背中、肩、首すじ等任意の位置への加温治療
をきわめて容易に行うことができるようになる。
また、この時に温度調節器30が設けられている
ために好みの温度での治療が可能である。
(考案の効果) 本考案は、以上に説明したように、非開口端側
内底部を放物反射面に形成した椀形の加温筒を、
基端部に把手を有する略への字状ハンド部材の先
端に、その開口部を把手側直角方向に向けて設け
るとともに上記加温筒内部の上記非開口端側に赤
外線ランプを設け、該赤外線ランプを上記ハンド
部材の把手部に設けた開閉スイツチを介して電源
に接続したことを特徴とするものである。
すなわち、上記の構成によると、も草の焼成熱
による加熱に代えて赤外線ランプの発熱によつて
患部の加熱治療を行うようにしたから、単に赤外
線ランプへの電源の供給状態を把手部側の開閉ス
イツチで操作するだけで容易に従来の温灸治療と
同等の加温治療を行うことができ、その取扱いは
極めて容易となる。
特に赤外線に遠赤外線波長の赤外線を選択する
と、特に治療効果が高くなる。
しかも、上記ハンド部材は略への字状をしてお
り、把手部から上方に延びた軸部材が所定の鈍角
で水平方向に折り曲げられた後、同水平方向に長
尺状に伸張され、その先端に下方側直角方向、す
なわち上記把手部側直角方向に開口部を向けて加
温筒が取付けられている。従つて、把手部を握つ
てハンド部材の基部をちようど肩の上に持つてく
るようにすると、上記加温筒開口部が人体の背中
表面に最適に接面されるようになり、極めて使い
勝手が良くなる。
また、加温筒の非開口端側内底面が、放物反射
面となつていることから、赤外線ランプからの放
射赤外線が、より有効に患部に照射され、加熱効
率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る電気温灸器の
一部切欠側面図、第2図は、同電気温灸器の加温
筒ホルダー部の斜視図である。 1……加温筒、2……一端開口部、3……非開
口端側基部、4……赤外線ランプ、5……ホルダ
ー部、6……ソケツト、9……電源コード、20
……ハンド部材、21……開閉スイツチ、22…
…把手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非開口端側内底部を放物反射面に形成した椀形
    の加温筒を、基端部に把手を有する略への字状ハ
    ンド部材の先端に、その開口部を把手側直角方向
    に向けて設けるとともに上記加温筒内部の上記非
    開口端側に赤外線ランプを設け、該赤外線ランプ
    を上記ハンド部材の把手部に設けた開閉スイツチ
    を介して電源に接続したことを特徴とする電気温
    灸器。
JP1986116275U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH038290Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986116275U JPH038290Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP1986116275U JPH038290Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

Publications (2)

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JPS6320846U JPS6320846U (ja) 1988-02-10
JPH038290Y2 true JPH038290Y2 (ja) 1991-02-28

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ID=31000711

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JP1986116275U Expired JPH038290Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529995A (en) * 1975-07-15 1977-01-25 Taku Kumagai Method of increasing digital pressure effect by heating pressing portion of selffdigital pressur therapic device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572920U (ja) * 1978-11-11 1980-05-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529995A (en) * 1975-07-15 1977-01-25 Taku Kumagai Method of increasing digital pressure effect by heating pressing portion of selffdigital pressur therapic device

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JPS6320846U (ja) 1988-02-10

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