JPH0317865Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317865Y2 JPH0317865Y2 JP1987113132U JP11313287U JPH0317865Y2 JP H0317865 Y2 JPH0317865 Y2 JP H0317865Y2 JP 1987113132 U JP1987113132 U JP 1987113132U JP 11313287 U JP11313287 U JP 11313287U JP H0317865 Y2 JPH0317865 Y2 JP H0317865Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- halogen lamp
- skin
- temperature
- infrared rays
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、近赤外線を発生するハロゲンランプ
を熱源として人体のツボを高温で一定時間刺激し
て患部を治療するためのハロゲンランプの発生す
る近赤外線によつてツボに熱刺激を与える灸器に
関するものである。
を熱源として人体のツボを高温で一定時間刺激し
て患部を治療するためのハロゲンランプの発生す
る近赤外線によつてツボに熱刺激を与える灸器に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、もぐさに使用した灸に変わつて、電熱源
を利用した温灸方法が考えられて来た。この温灸
法は、もぐさを燃焼しないので煙や臭の発生がな
く手軽に患部の治療ができるようになつた。そし
て、この電熱源として、電球あるいは抵抗発熱線
を使用し、これらから発生する遠赤外線の熱がゆ
つくりツボに伝わり、その部分を刺激して、患部
の血行を盛んにした。
を利用した温灸方法が考えられて来た。この温灸
法は、もぐさを燃焼しないので煙や臭の発生がな
く手軽に患部の治療ができるようになつた。そし
て、この電熱源として、電球あるいは抵抗発熱線
を使用し、これらから発生する遠赤外線の熱がゆ
つくりツボに伝わり、その部分を刺激して、患部
の血行を盛んにした。
また、遠赤外線は、皮膚の奥まで浸透する性質
があるため、ツボを刺激するのには好都合であつ
た。
があるため、ツボを刺激するのには好都合であつ
た。
さらに、赤外線等の熱源を利用した治療器具の
温度調節制御装置、スカート状の吸盤、あるいは
皮膚に感ずる温度を調整するために距離を変える
手段は、たとえば、実開昭59−93534号、実開昭
62−137033号(公知ではない)、実開昭50−
132990号公報にそれぞれ記載されている。また、
ハロゲンランプの光を伝達するためのガラスまた
は結晶性物質からなる細径ロツドが、実開昭60−
20324号公報に記載されている。
温度調節制御装置、スカート状の吸盤、あるいは
皮膚に感ずる温度を調整するために距離を変える
手段は、たとえば、実開昭59−93534号、実開昭
62−137033号(公知ではない)、実開昭50−
132990号公報にそれぞれ記載されている。また、
ハロゲンランプの光を伝達するためのガラスまた
は結晶性物質からなる細径ロツドが、実開昭60−
20324号公報に記載されている。
しかしながら、上記遠赤外線を利用した治療器
は、遠赤外線が皮膚の奥深く浸透するという効果
を奏するが、一定時間以上遠赤外線を当てた場
合、低温火傷の恐れが出るという問題を有する。
は、遠赤外線が皮膚の奥深く浸透するという効果
を奏するが、一定時間以上遠赤外線を当てた場
合、低温火傷の恐れが出るという問題を有する。
そして、低温火傷は、熱さを感ずることなく、
知らない間に皮膚の組織を破壊するという問題を
有する。
知らない間に皮膚の組織を破壊するという問題を
有する。
また、発熱源は、局部的に高温となり、発熱線
の支持部やケーシングに耐熱材を使用しなければ
ならないため、高価であるとともに重量が重いと
いう問題を有した。
の支持部やケーシングに耐熱材を使用しなければ
ならないため、高価であるとともに重量が重いと
いう問題を有した。
また、従来の温灸器は、温度を制御するには高
価な制御器が必要であるという問題を有した。
価な制御器が必要であるという問題を有した。
さらに、実開昭60−20324号公報に記載されて
いる凝固止血装置では、網膜の血管のように細い
部分に熱を伝達するために、0.5ミリ以下のガラ
スまたは結晶性物質からなる細径ロツドを必要と
するという問題を有した。
いる凝固止血装置では、網膜の血管のように細い
部分に熱を伝達するために、0.5ミリ以下のガラ
スまたは結晶性物質からなる細径ロツドを必要と
するという問題を有した。
本考案は、以上のような問題を解決するための
もので、小型で高温を発生することができるハロ
ゲンランプを使用すると共に、灸器本体の軽量化
を計つたハロゲンランプの発生する近赤外線によ
つてツボに熱刺激を与える灸器を提供することを
目的とするものである。
もので、小型で高温を発生することができるハロ
ゲンランプを使用すると共に、灸器本体の軽量化
を計つたハロゲンランプの発生する近赤外線によ
つてツボに熱刺激を与える灸器を提供することを
目的とするものである。
また、本考案は、近赤外線を発生することので
きるハロゲンランプを使用して熱を皮膚の奥深く
伝えることなく、低温火傷を防ぐことのできるハ
ロゲンランプの発生する近赤外線によつてツボに
熱刺激を与える灸器を提供することを目的とする
ものである。
きるハロゲンランプを使用して熱を皮膚の奥深く
伝えることなく、低温火傷を防ぐことのできるハ
ロゲンランプの発生する近赤外線によつてツボに
熱刺激を与える灸器を提供することを目的とする
ものである。
さらに、本考案は、簡単な構成でハロゲンラン
プの熱を制御することのできるハロゲンランプの
発生する近赤外線によつてツボに熱刺激を与える
灸器を提供することを目的とするものである。
プの熱を制御することのできるハロゲンランプの
発生する近赤外線によつてツボに熱刺激を与える
灸器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案のハロゲン
ランプの発生する近赤外線によつてツボに熱刺激
を与える灸器は、電源に接続された近赤外線を発
生するハロゲンランプと、内部に当該ハロゲンラ
ンプを内装し、外周面に目盛を形成し、一端に先
端開放部を他端に蓋体を有する筒体と、一端に先
端開口部を有し、前記ハロゲンランプと皮膚との
距離を変えられるように前記筒体に取り付けられ
た当接体と、前記筒体の先端開放部に取り付けら
れた温度センサによつて皮膚に感ずる温度をオン
オフ制御する制御回路および少なくとも一つのハ
ロゲンランプ用電源回路を有する電源制御装置と
から構成される。
ランプの発生する近赤外線によつてツボに熱刺激
を与える灸器は、電源に接続された近赤外線を発
生するハロゲンランプと、内部に当該ハロゲンラ
ンプを内装し、外周面に目盛を形成し、一端に先
端開放部を他端に蓋体を有する筒体と、一端に先
端開口部を有し、前記ハロゲンランプと皮膚との
距離を変えられるように前記筒体に取り付けられ
た当接体と、前記筒体の先端開放部に取り付けら
れた温度センサによつて皮膚に感ずる温度をオン
オフ制御する制御回路および少なくとも一つのハ
ロゲンランプ用電源回路を有する電源制御装置と
から構成される。
第1図は本考案の実施例における縦断面図であ
り、第2図は上面図である。1はその先端に先端
開口部2を有し、当該先端開口部2を皮膚に当接
する当接体である。また、先端開口部2は、ハロ
ゲンランプ7の熱が皮膚に効率よく伝わるように
当接体1より少し狭く、たとえば、直径数mm程度
の大きさになつている。さらに、先端開口部2を
狭くしたい場合には、たとえば、先端を細径化し
た耐熱ガラス等のアダプターを取り付け、ハロゲ
ンランプ7からの熱をその表面において全反射さ
せながら先端部に導くようにすることができる。
り、第2図は上面図である。1はその先端に先端
開口部2を有し、当該先端開口部2を皮膚に当接
する当接体である。また、先端開口部2は、ハロ
ゲンランプ7の熱が皮膚に効率よく伝わるように
当接体1より少し狭く、たとえば、直径数mm程度
の大きさになつている。さらに、先端開口部2を
狭くしたい場合には、たとえば、先端を細径化し
た耐熱ガラス等のアダプターを取り付け、ハロゲ
ンランプ7からの熱をその表面において全反射さ
せながら先端部に導くようにすることができる。
そして、筒体5の開口部付近には、温度センサ
10、とハロゲンランプ7とを固定する取付部3
が設けられている。
10、とハロゲンランプ7とを固定する取付部3
が設けられている。
当接体1と筒体5とが回転可能なようにネジ4
が互いに切られている。そして、当接体1または
筒体5のいずれかを回転させることによつて、前
記先端開口部2とハロゲンランプ7との距離を変
える。また、筒体5における取付部3の一端に
は、ハロゲンランプ7が、接着剤その他の固定手
段で固定されており、ハロゲンランプ7の端子8
よりリード線9を介し、蓋体15を通りコード1
2により電源制御装置16の電源端子17に接続
されている。なお、リード線9とコード12との
接続の細部は省略されている。また、筒体5の外
表面には、当接体1を回転して皮膚とハロゲンラ
ンプ7との距離の目安となる目盛6が付けられて
いる。
が互いに切られている。そして、当接体1または
筒体5のいずれかを回転させることによつて、前
記先端開口部2とハロゲンランプ7との距離を変
える。また、筒体5における取付部3の一端に
は、ハロゲンランプ7が、接着剤その他の固定手
段で固定されており、ハロゲンランプ7の端子8
よりリード線9を介し、蓋体15を通りコード1
2により電源制御装置16の電源端子17に接続
されている。なお、リード線9とコード12との
接続の細部は省略されている。また、筒体5の外
表面には、当接体1を回転して皮膚とハロゲンラ
ンプ7との距離の目安となる目盛6が付けられて
いる。
ハロゲンランプ7は、小型で比較的高温度の近
赤外線を発生できるため、皮膚に対して熱刺激を
与えると共に、普通の赤外電球に比べて熱エネル
ギーが皮膚の奥深く浸透しない。
赤外線を発生できるため、皮膚に対して熱刺激を
与えると共に、普通の赤外電球に比べて熱エネル
ギーが皮膚の奥深く浸透しない。
これは、近赤外線の波長が、1〜30μm程度
で、普通の赤外電球から出る遠赤外線のように人
体の皮膚において奥深く浸透しないので、低温火
傷の心配がない。この場合、ハロゲンランプ7に
は、遠赤外線が少し含まれているから、ハロゲン
ランプ7の前に遠赤外線、またはこれに近い波長
のものを除くフイルターを設け、皮膚に達する赤
外線の波長を1〜15μm程度に限定すれば、低温
火傷を防止でき、安全性が高くなる。
で、普通の赤外電球から出る遠赤外線のように人
体の皮膚において奥深く浸透しないので、低温火
傷の心配がない。この場合、ハロゲンランプ7に
は、遠赤外線が少し含まれているから、ハロゲン
ランプ7の前に遠赤外線、またはこれに近い波長
のものを除くフイルターを設け、皮膚に達する赤
外線の波長を1〜15μm程度に限定すれば、低温
火傷を防止でき、安全性が高くなる。
10は温度センサ、たとえば熱電対で、筒体5
の取付部3の他端に、接着剤その他の固定手段で
取り付けられ、リード線11を介して電源制御装
置16における温度制御回路(図示されていな
い)の温度制御端子18に接続される。この場合
のリード線11とコード12の接続関係も正確な
記載は省略されている。また、当該取付部3の他
端に取り付けられた温度センサ10は、皮膚に当
たる熱の温度を正確に計測するために一番良い位
置に配置されている。
の取付部3の他端に、接着剤その他の固定手段で
取り付けられ、リード線11を介して電源制御装
置16における温度制御回路(図示されていな
い)の温度制御端子18に接続される。この場合
のリード線11とコード12の接続関係も正確な
記載は省略されている。また、当該取付部3の他
端に取り付けられた温度センサ10は、皮膚に当
たる熱の温度を正確に計測するために一番良い位
置に配置されている。
上記温度制御回路は、周知のもので、本考案の
灸器の開口部付近の温度が規定の温度以上になる
と電源が切れるようになつている。灸器の温度が
規定の温度以上で一定時間以上続くと皮膚の表面
は火傷をして危険を伴う。また、上記の状態は、
灸器の耐熱温度を超える恐れがある。そのため、
温度センサは、応答速度の速いものを使用するこ
とが望ましい。すなわち、ハロゲンランプ7の温
度を制御する場合、電源の電圧をアナログ的に落
とすとハロゲンランプ7は、放電灯であるから、
点灯しない。したがつて、本考案における温度制
御回路は、上記のように電源電圧をオンオフし
て、ハロゲンランプ7の点灯電圧を維持し、点灯
時間の長さにより温度を制御する。
灸器の開口部付近の温度が規定の温度以上になる
と電源が切れるようになつている。灸器の温度が
規定の温度以上で一定時間以上続くと皮膚の表面
は火傷をして危険を伴う。また、上記の状態は、
灸器の耐熱温度を超える恐れがある。そのため、
温度センサは、応答速度の速いものを使用するこ
とが望ましい。すなわち、ハロゲンランプ7の温
度を制御する場合、電源の電圧をアナログ的に落
とすとハロゲンランプ7は、放電灯であるから、
点灯しない。したがつて、本考案における温度制
御回路は、上記のように電源電圧をオンオフし
て、ハロゲンランプ7の点灯電圧を維持し、点灯
時間の長さにより温度を制御する。
14は皮膚に当接体1を吸着させるための吸盤
である。本考案の近赤外線によつて熱刺激を与え
る灸器は、加熱温度が比較的高いにもかかわら
ず、応答速度の速い温度センサ10を使用してい
るためと、ハロゲンランプ7によつて電熱源のよ
うな局部的高温を避けているためとによつて、当
接体1および筒体5は、軽量な熱硬化性耐熱プラ
スチツクを使用できる。
である。本考案の近赤外線によつて熱刺激を与え
る灸器は、加熱温度が比較的高いにもかかわら
ず、応答速度の速い温度センサ10を使用してい
るためと、ハロゲンランプ7によつて電熱源のよ
うな局部的高温を避けているためとによつて、当
接体1および筒体5は、軽量な熱硬化性耐熱プラ
スチツクを使用できる。
したがつて、灸器全体が軽量化されているた
め、吸盤14で灸器を皮膚に取り付けることが可
能となつた。
め、吸盤14で灸器を皮膚に取り付けることが可
能となつた。
15は筒体5の蓋体で、この部分でリード線9
とコード12とが接続されているが、その詳細は
省略されている。電源制御装置16は、電源コー
ド19から100V ACを取り、変圧器により電圧
を落し、整流して、DC5V 1Aとしてハロゲンラ
ンプ7の電源とする。
とコード12とが接続されているが、その詳細は
省略されている。電源制御装置16は、電源コー
ド19から100V ACを取り、変圧器により電圧
を落し、整流して、DC5V 1Aとしてハロゲンラ
ンプ7の電源とする。
AC100V電源のかわりに電池電源を使用できる
併用型の電源とすることも可能である。
併用型の電源とすることも可能である。
また、皮膚の表面温度が60〜130度Cになるよ
うに当接体1を回動して皮膚とハロゲンランプ7
との距離を変え、皮膚が熱いと感じた時に灸器を
皮膚から離すようにすれば、ツボに一番適した熱
刺激を与えられる。
うに当接体1を回動して皮膚とハロゲンランプ7
との距離を変え、皮膚が熱いと感じた時に灸器を
皮膚から離すようにすれば、ツボに一番適した熱
刺激を与えられる。
この時の熱刺激の感じ方は、人によつて個人差
があるから、その温度に馴れたら温度を少しずつ
高くすることができる。
があるから、その温度に馴れたら温度を少しずつ
高くすることができる。
しかし、温度が上がり過ぎると皮膚の火傷、そ
の他器具そのものの耐熱温度を超えるので、温度
センサにより速やかに電源を切るような制御回路
(図示されていない)が設けられている。この制
御回路も周知のいかなるタイプのものでもよい。
の他器具そのものの耐熱温度を超えるので、温度
センサにより速やかに電源を切るような制御回路
(図示されていない)が設けられている。この制
御回路も周知のいかなるタイプのものでもよい。
また、電源制御装置16は、複数箇所のツボを
刺激できるように、複数組のハロゲンランプ7に
接続された複数組の電源回路、温度制御回路およ
びそれぞれの端子を備えておくこともできる。さ
らに、上記電源回路は、オンオフを繰返すことの
できるタイマー回路を備えておくこともできる。
刺激できるように、複数組のハロゲンランプ7に
接続された複数組の電源回路、温度制御回路およ
びそれぞれの端子を備えておくこともできる。さ
らに、上記電源回路は、オンオフを繰返すことの
できるタイマー回路を備えておくこともできる。
このような構成からなる本考案の灸器は、当該
灸器の当接体1をツボの部分に押圧しながら吸盤
14で皮膚に固定あるいは手で保持する。この状
態で電源スイツチ(図示されていない)を入れ
る。
灸器の当接体1をツボの部分に押圧しながら吸盤
14で皮膚に固定あるいは手で保持する。この状
態で電源スイツチ(図示されていない)を入れ
る。
皮膚が熱いという刺激を感じた時、直ちに灸器
をツボから取り除くか、または電源スイツチを切
る。これを数回繰返せば熱によりツボを一層よく
刺激することができる。
をツボから取り除くか、または電源スイツチを切
る。これを数回繰返せば熱によりツボを一層よく
刺激することができる。
皮膚に感ずる熱さをある程度調節したい時は、
当接体1を回転しながら摺動してハロゲンランプ
7と皮膚との距離を変える。この時の距離は、目
盛6によつて次回のために記憶しておくとよい。
当接体1を回転しながら摺動してハロゲンランプ
7と皮膚との距離を変える。この時の距離は、目
盛6によつて次回のために記憶しておくとよい。
複数箇所のツボを刺激したい場合、灸器を吸盤
14により皮膚に固定し、この状態で電源スイツ
チを入れ、皮膚が強い熱刺激を感じた時に、電源
を切る。
14により皮膚に固定し、この状態で電源スイツ
チを入れ、皮膚が強い熱刺激を感じた時に、電源
を切る。
電源装置のスイツチを度々オンオフする手数を
省くために電源回路にオンオフの時間を制御でき
るタイマー回路を組込めば取り扱い上都合がよ
い。
省くために電源回路にオンオフの時間を制御でき
るタイマー回路を組込めば取り扱い上都合がよ
い。
本考案によれば、ハロゲンランプの高温と近赤
外線とを利用することにより、熱を皮膚の奥深い
所にまで伝えずに、高い温度を皮膚の表面に与え
るので、皮膚の低温火傷を防ぐと共に、ツボを強
烈に刺激することができる。
外線とを利用することにより、熱を皮膚の奥深い
所にまで伝えずに、高い温度を皮膚の表面に与え
るので、皮膚の低温火傷を防ぐと共に、ツボを強
烈に刺激することができる。
本考案によれば、熱の調節を当接体と筒体との
回動で行なうため、皮膚に感ずる温度は、筒体の
目盛りを視覚的に見ながら調整できる。また、本
考案の当接体および筒体は、熱硬化性耐熱プラス
チツクを使用して軽量化したので、当接体に吸盤
を設けただけで灸器を皮膚に取り付けて手を離す
ことができる。したがつて、複数組の灸器を同時
にツボに当てることができる。
回動で行なうため、皮膚に感ずる温度は、筒体の
目盛りを視覚的に見ながら調整できる。また、本
考案の当接体および筒体は、熱硬化性耐熱プラス
チツクを使用して軽量化したので、当接体に吸盤
を設けただけで灸器を皮膚に取り付けて手を離す
ことができる。したがつて、複数組の灸器を同時
にツボに当てることができる。
本考案によれば、筒体に目盛が設けられている
ので、皮膚が熱に馴れてきたら、少しずつ距離を
近づける。また、電源にオンオフとその時間制御
および繰返しができるタイマーとを設けているた
め、熱のオンオフを繰返すことにより皮膚に刺激
を強く与え、血行をよくすることができる。
ので、皮膚が熱に馴れてきたら、少しずつ距離を
近づける。また、電源にオンオフとその時間制御
および繰返しができるタイマーとを設けているた
め、熱のオンオフを繰返すことにより皮膚に刺激
を強く与え、血行をよくすることができる。
第1図は本考案の灸器の縦断面図、第2図は同
じく灸器の上面図である。 1……当接体、2……先端開口部、3……取付
部、4……ネジ、5……筒体、5′……先端開放
部、6……目盛、7……ハロゲンランプ、8……
端子、9……リード線、10……温度センサ、1
1……リード線、12……コード、14……吸
盤、15……蓋体、16……電源制御装置、17
……電源端子、18……温度制御端子、19……
電源コード。
じく灸器の上面図である。 1……当接体、2……先端開口部、3……取付
部、4……ネジ、5……筒体、5′……先端開放
部、6……目盛、7……ハロゲンランプ、8……
端子、9……リード線、10……温度センサ、1
1……リード線、12……コード、14……吸
盤、15……蓋体、16……電源制御装置、17
……電源端子、18……温度制御端子、19……
電源コード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電源に接続された近赤外線を発生するハロゲン
ランプ7と、 内部に当該ハロゲンランプ7を内装し、外周面
に目盛6を形成し、一端に先端開放部5′を他端
に蓋体15を有する筒体5と、 一端に先端開口部2を有し、前記ハロゲンラン
プ7と皮膚との距離を変えられるように前記筒体
5に取り付けられた当接体1と、 前記筒体5の先端開放部5′に取り付けられた
温度センサ10によつて皮膚に感ずる温度をオン
オフ制御する制御回路および少なくとも一つのハ
ロゲンランプ用電源回路を有する電源制御装置1
6と、 を備えたことを特徴とするハロゲンランプの発生
する近赤外線によつてツボに熱刺激を与える灸
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113132U JPH0317865Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987113132U JPH0317865Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419430U JPS6419430U (ja) | 1989-01-31 |
JPH0317865Y2 true JPH0317865Y2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=31352698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987113132U Expired JPH0317865Y2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317865Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0324254D0 (en) * | 2003-10-16 | 2003-11-19 | Euphotonics Ltd | Apparatus for illuminating a zone of mammalian skin |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203246A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-14 | 持田製薬株式会社 | 凝固止血装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50132990U (ja) * | 1974-04-17 | 1975-10-31 | ||
JPS5993534U (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-25 | ユ−ワ株式会社 | 赤外線電灯指圧器に於ける温度調節制御装置 |
JPH0352515Y2 (ja) * | 1986-02-20 | 1991-11-14 |
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1987
- 1987-07-23 JP JP1987113132U patent/JPH0317865Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS60203246A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-14 | 持田製薬株式会社 | 凝固止血装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6419430U (ja) | 1989-01-31 |
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