JP2000225141A - 電池温熱式アイマスク - Google Patents

電池温熱式アイマスク

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JP2000225141A
JP2000225141A JP11063749A JP6374999A JP2000225141A JP 2000225141 A JP2000225141 A JP 2000225141A JP 11063749 A JP11063749 A JP 11063749A JP 6374999 A JP6374999 A JP 6374999A JP 2000225141 A JP2000225141 A JP 2000225141A
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JP
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battery
eye mask
eye
eyelid
ring
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JP11063749A
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Inventor
Kazuo Tsubota
一男 坪田
Akisuke Hirozawa
章右 広沢
Original Assignee
Seputo:Kk
株式会社セプト
Nobel Igaku Kenkyusho:Kk
有限会社ノーベル医学研究所
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕電池を熱源としたワイヤーヒーターで、温熱を
眼瞼と周りの皮膚に効率良く伝えることができ、また、
眼瞼への圧迫刺激ができる電池温熱式アイマスクを提供
する。 〔解決手段〕低電圧の電池で発熱する20〜100オー
ム/mの柔軟性のある絶縁被覆したワイヤーヒーターを
リング状にして2眼用及び1眼用の芯のあるアイマスク
に組み込み、眼瞼に密着させることができ、且つ、電池
を電源とした携帯用であることを特徴とした構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の属する技術分野〕本発明は、眼瞼
及び目の温度を上昇させ、目の機能を改善させるための
電池温熱式アイマスクに関する。
【0002】〔従来の技術〕近年、ディスプレイ装置の
普及から視覚情報の重要性が高まっている上、冷暖房等
の完備により、年間を通じて湿度の低い環境での生活が
定着している。このような生活環境の変化による目の病
気や眼精疲労を感じる人の数は増えている。特に企業で
のパソコン等の長時間の使用によって、眼精疲労を訴え
るケースが増加しており、疲労の緩和・予防のための治
療の需要が高まっている。
【0003】特に涙の量が減少して目の表面が正常な状
態を保てなくなるドライアイの増加が著しいが、このド
ライアイの治療として目の表面の油分を産出するマイボ
ーム腺の詰まりを防ぐための蒸しタオルによる温熱療法
が行われてきている。
【0004】マイボーム腺は瞼の周りにある小さな腺
で、ここから産出される油分が目の表面に形成される涙
液層の全体を覆って水分の蒸発を防ぐ役割をしている。
従って、例えば、この腺が詰まってしまうと涙液の油分
が不足して涙液が蒸発しやすい状態になり、ドライアイ
を引き起こしてしまうのである。マイボーム腺の分泌物
を促進するためには、マイボーム腺のみを温めればよい
と考えられている。
【0005】従来からの蒸しタオルによる温熱療法は、
眼瞼を温めることによって、皮膚表面から熱が徐〃に皮
膚の内部を伝わっていくことで、固形化されたマイボー
ム腺の分泌物を溶かし、涙液層を正常な状態に保つこと
ができるようにする。
【0006】また、あん法器と言われる温熱治療器も眼
科で使用されていた。これは、出力の高い赤外線電球を
用いたドライヤー型のものであり、使用時に手で支えな
がら片方ずつの目に当てて近赤外線を照射する。あん法
器は、ものもらいなどのこう塞病変に使われていたが、
抗生物質点眼薬の普及により減少した。また、あん法器
の温度上昇効果が少なく、その効果が心理的に過ぎない
との指摘もあった。
【0007】従来より眼科で用いられてきたものに、電
球タイプの赤外線温熱器があるが、近赤外線を用いた出
願番号・特願平8−242843号「眼機能改善用温熱
器」がドライアイ及び疲れ目の治療器として最近使用さ
れ始めている。「眼機能改善用温熱器」は、発光タイオ
ード(LED)を並べてアイマスクに固定し、近赤外線
を照射するもので簡便に治療ができる構造になってい
る。しかし、電源は家庭用の100V電源が必要で、ど
こででも使用できる携帯用にはなっていない。
【0008】また、ワイヤーヒーターを用いた出願番号
・特願平10−119864「温熱付眼鏡」がある。
「温熱付眼鏡」は、眼鏡用カラーレンズの内側にリング
状のワイヤーヒーターを組み込み、目を開けた状態で目
の温熱治療を行うものである。しかし、温熱が皮膚に到
達するためには構造上の効率が良くないため、電池のみ
の電源では不足であり、100Vの電源が必要である。
【0009】〔発明が解決しようとする課題〕前記蒸し
タオルによる温熱療法は、所定の温度に蒸しタオルを温
めるのが難しく、熱すぎたり冷たすぎることが多い。ま
た、外部への熱の発散も大きく温度上昇も不安定で効率
的ではなかった。
【0010】従来より用いられてきたあん法器である赤
外線治療器は、100Vの電源が必要であり、また、製
品が大型で手で支えていなければならず、手軽に扱うこ
とができなかった。
【0011】また、アイマスクタイプの赤外線治療器で
ある前記「眼機能改善用温熱器」やワイヤーヒーターに
よる前記「温熱付眼鏡」は、簡便であるとともに目を開
けたままで治療ができる等の利点がある。しかし、一方
で目の周りの皮膚への温熱の伝達が構造上非効率であ
る。結果として、消費電力が大きくなり100Vの電源
が必要とされ、電池を電源とすることはできなかった。
【0012】また、従来の目に対する温熱治療は温熱の
みで、眼瞼に対する軽い圧迫やマッサージ等の圧迫刺激
を付加できる治療器ではなかった。
【0013】そこで、本発明は、電池を熱源としたワイ
ヤーヒーターで、温熱を眼瞼と周りの皮膚に効率良く伝
えることができ、また、眼瞼への圧迫刺激ができる電池
温熱式アイマスクを提供しようとするものである。
【0014】〔課題を解決するための手段〕上記の目的
を達成するために、本発明の電池温熱式アイマスクは、
低電圧の電池で発熱する20〜100オーム/mの柔軟
性のある絶縁被服したワイヤーヒーターをリング状にし
て2眼用及び1眼用の芯のあるアイマスクに組み込み、
眼瞼に密着させることができ、且つ、電池を電源とした
携帯用であることを特徴とした構成とする。これによ
り、電源の無いところでも使用することができ、また、
眼瞼に密着させることにより、皮膚への温熱を効率良く
伝えることのできる電池温熱式アイマスクとすることが
できる。
【0015】また、前記低電圧の電池は一次電池及び二
次電池を間欠通電させることにより、省電力で長時間の
治療ができ、且つ、タイマーを使用することにより安全
な治療ができる。これにより、数ボルトの低電圧電池で
も長時間の治療が可能となり、さらに、治療時間を一定
時間内に設定することにより安全な治療を行うことがで
きる。
【0016】また、前記ワイヤーヒーターをリング状に
して2眼用及び1眼用の芯のあるアイマスクの内側に組
み込み、眼瞼に密着させることができる。これにより、
熱源である前記ワイヤーヒーターと目の周りの皮膚がア
イマスクの布を通して密着するため、温熱を効率良く眼
瞼に伝達することができる。また、ワイヤーヒーターが
アイマスクの中に組み込まれているため、熱の外部への
発散が小さくなりより温熱の伝達効率を高めることがで
きる。
【0017】また、前記芯のあるアイマスクを用いるこ
とにより、アイマスクの装着時に眼瞼に対して軽い圧迫
刺激を与えることができ、また、装着後に指等でアイマ
スクの上から圧迫刺激を加えることができる。これによ
り、温熱に加えて眼瞼の周りにあるマイボーム腺を刺激
して油分の分泌が促進され、また、眼瞼の周辺の血行を
も促進させることができる。
【0018】さらに、前記低電圧の電池を電源とした携
帯用であるため、電源の無い乗り物での移動中、また、
オフィスや家庭内で電源が近くに無い場合でも、使用す
ることができる。
【0019】〔発明の実施の形態〕以下に、本発明の実
施例を挙げて実施の形態及び実施例を説明する。
【0020】図1に本発明の一実施例である電池温熱式
アイマスクの2眼用の概念図を示す。図2に、図1と同
実施例である電池温熱式アイマスクの2眼用の使用状態
の説明図を示す。
【0021】電池温熱式アイマスク1は、低電圧の電池
で発熱するリング状のワイヤーヒーター3をリード線4
に接続し、アイマスク2に組み込み眼瞼に密着させる構
造となっている。前記リード線4はタイマー付電池ボッ
クス6につながっている。低電圧の電池は、ここでは6
Vの電池を用いているが6Vから10Vの電圧を持つ電
池が適している。前記リング状ワイヤーヒーター3は柔
軟性があり絶縁被覆したワイヤーヒーターで50オーム
/mの電気抵抗のものを用いている。また、リング状ワ
イヤーヒーター3は使用する長さによって発熱温度が変
化するが、ここでは約30cmの長さのワイヤーヒータ
ーをリング状にしてヒーターとしている。前記アイマス
ク2は芯材としてプラスチックのシート材とスポンジの
クッション材を用いている。プラスチックのシート材
は、両方の眼瞼のそれぞれに密着するように曲面を持っ
たシート材とし、眼瞼に接触する内面はクッション材で
あるスポンジで厚みを持たせている。
【0022】図3に、図1と同実施例である電池温熱式
アイマスクの1眼用の概念図を示す。図4に、図1と同
実施例である電池温熱式アイマスクの1眼用の使用状態
の説明図を示す。
【0023】上述した2眼用の電池温熱式アイマスクを
1眼用にしたもので構造は同じであるが、低電圧の電池
は3〜8Vの電圧を持つ電池が適しており、ここでは3
Vの電池を用いている。また、前記リング状のワイヤー
ヒーター3の長さは約15cmのものをリング状にして
用いている。
【0024】前記電池温熱式アイマスク1の2眼用の使
用時には、前記リング状ワイヤーヒーター3が組み込ま
れている前記アイマスク2を目に当て、ゴムバンド5で
頭に巻くか耳に掛けて装着する。リング状ワイヤーヒー
ター3は前記リード線を経由して前記タイマー付電池ボ
ックス6につながれていて、タイマー付電池ボックス6
のスイッチをONにすることにより、前記リング状ワイ
ヤーヒーター3が発熱する。前記電池温熱式アイマスク
1の2眼用の治療時間は、安全を前提に1回の治療時間
は5分とし、5分経過するとタイマーにより電源がOF
Fになる。さらに、治療を続ける場合には一定の間隔時
間をあけて再治療することが望ましい。温度のコントロ
ールが必要な時は、タイマーによる間欠通電を前記タイ
マー付電池ボックス6により行い、強弱等の温度コント
ロールをすることができる。また、前記タイマー付電池
ボックス6の収納場所は、上着の胸のポケットなどに収
納し、仕事中などは手元の机の上などに置くことができ
る。
【0025】前記電池温熱式アイマスク1の1眼用の使
用時には、前記リング状ワイヤーヒーター3が組み込ま
れている前記アイマスク2を左右どちらかの目に当て、
ゴムバンド5で頭に巻くか耳に掛けて装着する。リング
状ワイヤーヒーター3は前記リード線を経由して前記タ
イマー付電池ボックス6につながれていて、タイマー付
電池ボックス6のスイッチをONにすることにより、前
記リング状ワイヤーヒーター3が発熱する。前記電池式
温熱付アイマスク1の1眼用の治療時間は、安全を前提
に1回の治療時間は5分とし、5分経過するとタイマー
により電源がOFFになる。さらに、一方の目だけを再
度続けて治療する場合には一定の間隔時間をあけて再治
療することが望ましい。温度のコントロールが必要な時
は、タイマーによる間欠通電を前記タイマー付電池ボッ
クス6により行い、強弱等の温度コントロールをするこ
とができる。また、前記タイマー付電池ボックス6の収
納場所は、上着の胸のポケットなどに収納することがで
きる。
【0026】前記電池温熱式アイマスク1は、一次及び
二次電池をタイマー回路によって間欠通電させることが
できるため、省電力となり一次電池でも長時間の使用が
可能となる。このため、特に長時間の使用が必要な場合
を除いて、一次電池で十分に目的を達成することができ
る。
【0027】また、タイマー回路により一回の治療時間
を約5分に設定し、電源をOFFにすることにより安全
性が高まる。
【0028】また、前記アイマスク2に芯材としてプラ
スチックの曲面のあるシートとスポンジを用いることに
より厚みを持たせ、装着時の眼瞼に対する軽い圧迫刺激
を加えることができる。且つ、アイマスクに厚みがある
ため、指などによる眼瞼のマッサージなどが手軽にで
き、マイボーム腺の油の放出と眼瞼への血行を良くする
ことができる。
【0029】前記電池温熱式アイマスク1の2眼用は、
オフィスなどでは休憩時間や就業後の治療に適している
が、1眼用は、片方づつの使用であるため仕事をしなが
ら、あるいは歩行移動中でも治療を行うことができる。
【0030】上記に説明した本発明の第1実施例である
2眼用の電池温熱式アイマスクを使用した場合の臨床結
果を示す。
【0031】マイボーム腺障害のあるドライアイ患者に
本発明の電池温熱式アイマスクを5分間装着してもらい
自覚症状及び検査結果の経過を観察した。
【0032】表1に、上記の自覚症状及び検査結果の表
を示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1より、本発明の電池温熱式アイマスク
の使用検査結果は、ローズベンガル、フルオレセイン染
色には変化がなかったものの、BUTは1〜2秒が5秒
と改善し、自覚症状もスコア8から5へと改善した。眼
瞼を温めることと使用時の軽い圧迫により、マイボーム
腺の油を放出させ、涙の安定性を高める機能を有してい
るものと思われる。
【0035】〔発明の効果〕本発明の電池温熱式アイマ
スクは、以上説明したような構造であるため、低電圧で
ある上にタイマーにより安全に使用でき、柔軟性のある
ワイヤーヒーターを用いているため眼瞼に密着して温熱
と軽い圧迫刺激を加えることができるとともに、乗り物
での移動中やオフィス又は家庭で近くに電源が無くても
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である電池温熱式アイマス
クの2眼用の概念図である。
【図2】 本発明の同実施例である電池温熱式アイマス
クの2眼用の使用状態の説明図である。
【図3】 本発明の同実施例である電池温熱式アイマス
クの1眼用の概念図である。
【図4】 本発明の同実施例である電池温熱式アイマス
クの1眼用の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 電池温熱式アイマスク、2 アイマスク、3 リン
グ状ワイヤーヒーター、4 リード線、5 ゴムバン
ド、6 タイマー付電池ボックス、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低電圧の電池で発熱する20〜100オー
    ム/mの柔軟性のある絶縁被服したワイヤーヒーターを
    リング状にして2眼用及び1眼用の芯のあるアイマスク
    に組み込み、眼瞼に密着させることができ、且つ、電池
    を電源とした携帯用であることを特徴とする電池温熱式
    アイマスク。
  2. 【請求項2】前記低電圧の電池は一次電池及び充電が出
    来る二次電池を間欠通電させることにより、省電力で長
    時間の治療ができ、且つ、タイマーを使用することによ
    り安全な温熱治療ができる請求項1記載の電池温熱式ア
    イマスク。
  3. 【請求項3】前記芯のあるアイマスクは装着時に眼瞼に
    対する軽い圧迫刺激を与えることができる厚みを持ち、
    且つ、アイマスクの上から指等による圧迫刺激を加える
    ことができる請求項1又は2記載の電池温熱式アイマス
    ク。
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