JPH0654653U - ウェブ供給装置 - Google Patents

ウェブ供給装置

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JPH0654653U
JPH0654653U JP8937092U JP8937092U JPH0654653U JP H0654653 U JPH0654653 U JP H0654653U JP 8937092 U JP8937092 U JP 8937092U JP 8937092 U JP8937092 U JP 8937092U JP H0654653 U JPH0654653 U JP H0654653U
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JP
Japan
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web
roll
fed
feed roll
dancer
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Pending
Application number
JP8937092U
Other languages
English (en)
Inventor
久美 岡本
浩久 武
Original Assignee
中外炉工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フィードロール31のウェブ搬送方向上流側
にロードセル14とダンサーロール18を設け、ウェブ
交換時、ダンサーロール18を動作してウェブ張力を所
定の高張力状態に保持しつつ、フィードロール31に一
定速度でウェブを連続供給するようにした。 【効果】 カッタ7aの僅かな接触によりウェブSaが
切断されるので、例えば450μmの厚手のウェブでも
簡単に切断できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルム等のウェブを供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウェブ供給装置として、図3に示すものが提供されている。このウェブ 供給装置50において、軸51に回動自在に支持されたターレット式のアンワイ ンダ52には2つのウェブロール軸53a,53bと、2組のウェブ切断機構5 4a,54bがそれぞれ軸対称に設けてある。上記ウェブ切断機構54a,54 bは、ほぼ半径方向に進退するカッタ55a,55bと、このカッタ55a,5 5bの移動軌跡を挟んで対称に配置されたロール56a,57a、ロール56b ,57bとで構成されている。また、アンワインダ52の外側には、バックアッ プ部材58と、ロール59と、モータ60に駆動連結されたフィードロール61 が設けてある。
【0003】 上記ウェブ供給装置50では、ウェブロール軸53aに巻回されたウェブ62 aを供給する場合、このウェブ62aはロール56a,57a,59およびフィ ードロール61に掛け渡され、モータ60の駆動に基づくフィードロール61の 回転により矢印m方向に搬送される。
【0004】 また、供給ウェブをウェブ62aからウェブロール軸53bに巻回されたウェ ブ62bに切り換える場合、まずロール56a,57aの間に位置するウェブ6 2aにカッタ55aを押し当て、図中点線で示すように、カッタ55aとバック アップ部材58とでウェブ62aを挾圧して切断する。次に、ロール59とウェ ブロール軸53bを圧下して新たに供給するウェブ62bの先端をウェブ62a の後端に接着し、アンワインダ52を矢印n方向に回転して、ウェブロール軸5 3bを図上ウェブロール軸53aが表されている位置に移動する。このとき、ウ ェブ62bは、アンワインダ52の回転とともにロール56b,57bに掛け渡 される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ウェブ供給装置50では、カッタ55a,55bとバック アップ部材58との圧接力だけでウェブを切断するようにしているので厚手のウ ェブは切断できないうえ、カッタ55a,55bがバックアップ部材58に対向 する位置でしかウェブを切断することができないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、ウェブ供給装置に、フ ィードロールのウェブ搬送方向上流側にウェブ張力検出装置とダンサーロールを 設け、ウェブ交換時、上記ダンサーロールを動作してウェブ張力を所定の高張力 状態に保持しつつ、フィードロールに一定速度でウェブを連続供給するようにし たものである。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の実施例について説明する。まず図1に示す ウェブ供給装置の構成について説明する。このウェブ供給装置1において、ター レット式アンワインダ2はフレーム3が軸4を中心に回動自在に支持されており 、フレーム3には2つのウェブロール軸5a,5bと2組のウェブ切断機構6a ,6bを備えている。そして、上記ウェブ切断機構6a,6bは、ほぼ半径方向 に進退するカッタ7a,7bと、このカッタ7a,7bの移動軌跡を挟んで対称 に配置されたロール8a,9a、ロール8b,9bとで構成されている。
【0008】 フレーム10はアンワインダ2の側部に固定されており、シリンダ11と、こ のシリンダ11によってアンワインダ2に向かって揺動されるスプラインロール 12と、ロール13を備えている。張力検出装置であるロードセル14は、フレ ーム10の斜め上方に設けたロール15に付設されており、ロール15に掛け渡 されたウェブの張力を検出している。ロール16,17はロール15の下方に上 下に配置され、これらロール16,17の側部にダンサーロール18が設けてあ り、このダンサーロール18は図2に示す位置調整装置20によって矢印a,a ’方向に移動自在となっている。フィードロール31はモータ32に駆動連結さ れており、フィードロール31の左右上方にロール33,34がそれぞれ配置さ れている。
【0009】 上記位置調整装置20において、ダンサーロール18を支持するフレーム21 はガイドレール22に沿って矢印a,a’方向に移動可能に支持されている。上 記フレーム21には、一端をスプロケット24の外周に係止したチェーン23が スプロケット25を介して連結されている。上記スプロケット24には同軸上に プーリ26が固定してあり、パウダクラッチ28を介してモータ27に駆動連結 されたプーリ29と上記プーリ26にベルト30が巻回されている。
【0010】 そして、上記パウダクラッチ28はロードセル14の検出信号を受けてモータ 27からプーリ29へ伝達されるトルクを制御し、これによりベルト30、プー リ26、スプロケット24、チェーン23を介してダンサーロール18が矢印a ,a’方向に移動するようになっている。
【0011】 上記ウェブ供給装置1のウェブ供給動作について説明する。まず、ウェブロー ル軸5aに巻回されているウェブSaを供給する場合、図1に示すように、ウェ ブロール軸5aから繰り出されたウェブSaは、ロール8a,9a,12,13 ,15,16、ダンサーロール18、ロール17,33、フィードロール31, ロール34に順次巻回される。これにより、モータ32を駆動してフィードロー ル31を回転すると、ウェブSaは矢印X方向に搬送される。
【0012】 また、フィードロール31に供給されるウェブSaの張力がロードセル14で 検出され、その検出結果に応じてパウダクラッチ28のトルク伝達量を調整し、 これによりダンサーロール18を矢印a,a’方向に移動してウェブSaの張力 が所定の値に調整される。さらに、ウェブSaの搬送速度はダンサーロール18 のセルシン19で検出されており、ダンサーロール位置を一定にするようにフィ ードロール31の回転速度に対してウェブロール軸5aの回転速度を制御する。 これにより、定常時のフィルム搬送速度が補正される。
【0013】 供給するウェブをウェブSaからウェブロール軸5bに巻回されているウェブ Sbに切り換える場合、ロードセル14からの信号に基づいてパウダクラッチ2 8のトルク伝達量を調整し、ウェブSaの張力を上記定常供給時よりも高い所定 の高張力状態に維持しながら、定常供給時と同一の速度でウェブSaをフィード ロール31に供給する。
【0014】 次に、シリンダ11を動作してスプラインロール12を矢印b方向に移動し、 ウェブSaをウェブSbに接触させて両者を接着する。これにより、ウェブSb はウェブSaと共に供給される。なお、ウェブSaとSbの接着は、ウェブSb の先端外周面に両面テープを貼り着けておき、この両面テープにウェブSaを接 触させることで容易に行うことができる。
【0015】 ウェブSaとSbの接着が終了すると、シリンダ11が動作してスプラインロ ール12が矢印b’方向に退避する。また、ウェブSa,Sbの接着と同時に、 またはそれよりも遅れてカッタ7aを矢印c方向に動作し、ロール8a,9a間 に掛け渡されているウェブSaを切断する。このとき、ウェブSaには定常供給 時よりも高張力が加えられているので、僅かなカッタ7aの圧接力で容易にウェ ブSaを切断することができ、厚手のウェブでも簡単に切断可能である。なお、 ウェブ切断時、ウェブSaは一瞬停止するが、その瞬間の急激な張力上昇をロー ドセル14が検出し、このロードセル14からの信号に基づいてパウダクラッチ 28でトルク伝達量が調整され、ダンサーロール18を矢印a’方向に移動して フィードロール31への供給速度が一定に維持される。
【0016】 続いて、アンワインダ2を矢印d方向に回転し、ウェブロール軸5bを図面上 ウェブロール軸5aが表されている位置に移動し、ウェブSbはロール8b,9 bに架け渡される。このとき、ロードセル14からの信号に応じてダンサーロー ル18が動作し、フィードロール31に供給されるウェブSbを高張力状態に維 持するとともに、ウェブ搬送速度を一定に維持する。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案にかかるウェブ供給装置によれば、ウェ ブ交換時も一定速度で連続供給することができるので、アキュムレータが不要と なり、設備の小型化を図ることができる。また、ロードセルからのウェブ張力検 出信号に基づいてダンサーロールを移動し、これによりウェブ切換時、ウェブを 高張力状態に維持しつつ、定常供給時と同一速度(例えば80m/分までの速度 )でフィードロールに連続供給することができる。そのため、カッタの僅かな接 触によりウェブが切断されることになり、厚手のウェブ、具体的に450μmの ウェブでも簡単に切断することができようになる。さらに、ウェブの切断にバッ クアップ部材を要しないために、ウェブ切断位置の制限が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るウェブ供給装置の側面図であ
る。
【図2】 ダンサーロールの調整機構の側面図である。
【図3】 従来のウェブ供給装置の側面図である。
【符号の説明】
1…ウェブ供給装置、2…アンワインダ、5a,5b…
ウェブロール軸、7a,7b…カッタ、14…ロードセ
ル、18…ダンサーロール、20…位置調整装置、31
…フィードロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターレット式アンワインダの選択された
    一つのウェブロール軸より繰り出されたウェブをフィー
    ドロールに巻回し、このフィードロールの回転に基づい
    てウェブを供給する一方、ウェブ切換時には、現在供給
    中のウェブをカッタで切断し、次に供給するウェブの先
    端を上記現在供給中のウェブに接着して供給するように
    したウェブ供給装置において、上記フィードロールのウ
    ェブ搬送方向上流側にウェブ張力検出装置とダンサーロ
    ールを設け、ウェブ交換時、上記ダンサーロールを動作
    してウェブ張力を所定の高張力状態に保持しつつ、フィ
    ードロールに一定速度でウェブを連続供給するようにし
    たことを特徴とするウェブ供給装置。
JP8937092U 1992-12-28 1992-12-28 ウェブ供給装置 Pending JPH0654653U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8937092U JPH0654653U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ウェブ供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8937092U JPH0654653U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ウェブ供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654653U true JPH0654653U (ja) 1994-07-26

Family

ID=13968813

Family Applications (1)

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JP8937092U Pending JPH0654653U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ウェブ供給装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62249855A (ja) * 1986-04-08 1987-10-30 Kao Corp シ−トの自動継ぎ合わせ方法及びその装置
JPH01192653A (ja) * 1988-01-25 1989-08-02 Toyo Electric Mfg Co Ltd 自動紙継ぎ用駆動装置
JPH02188349A (ja) * 1989-01-12 1990-07-24 Okazaki Kikai Kogyo Kk ウエブ巻出し機の自動重ね継ぎ装置

Patent Citations (3)

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