JPH0654642U - パレットに載せられた袋体のトラック移載装置 - Google Patents

パレットに載せられた袋体のトラック移載装置

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JPH0654642U
JPH0654642U JP8932592U JP8932592U JPH0654642U JP H0654642 U JPH0654642 U JP H0654642U JP 8932592 U JP8932592 U JP 8932592U JP 8932592 U JP8932592 U JP 8932592U JP H0654642 U JPH0654642 U JP H0654642U
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pallet
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bag
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孝男 美濃
勝 小森谷
裕 倉橋
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋体に粉粒体を収納したタイプの荷であり、
その袋体の一部がパレットから食み出ていても、生産ラ
インからトラックへパレットごと自動移載することがで
きる移載装置を提供する。 【構成】 粉粒体を収納してなる袋体7をパレット8上
に載せ、これをコンベヤ4によって搬送してトラック3
の荷台の側方に列状に並べ、これらをフォークリフト状
の移載装置6によって纏めてトラック3の荷台に移載す
るようにした装置において、上記コンベヤ4に、パレッ
ト8から食み出た袋体7を左右から押圧する押圧板10
とパレット8を昇降させる昇降機11とからなる荷姿矯
正装置9を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粉粒体を収納してなる袋体をパレット上に載せ、これを纏めてトラ ックの荷台に移載するようにした袋体のトラック移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、省人化や時間短縮化の要請により、パレット上に載せられた荷を、人手 を介すことなく工場の生産ラインや自動倉庫等から全自動で配送用トラックに移 載するシステムが開発されている。その一例を図6,図7,図8に示す。図示す るように、パレット上に載せられた荷1は、生産ライン等からコンベヤ2によっ てパレットごと搬送され、トラック3に沿って設けられた二列のストレージコン ベヤ4に移される。そして、ストレージコンベヤ4上にトラック3一台分の荷( 図例では 2×7 の14個)が溜まると、それらはトラック3の側方の整列コンベヤ 5に移送され、荷の間隔がトラック3の長手方向・幅方向ともに詰められる(図 7,図8参照)。その後、整列コンベヤ5上の荷1は、フォークリフト状の移載 装置6によってパレットごと一台分が纏めてトラック3に移し換えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる移載装置において、上記荷1に粉粒体(プラスチックペレット 等)を収納した袋体(紙袋,フレコン等)を用いた場合、その荷姿が安定しない ことから搬送中の振動等によって袋体がパレットから食み出してしまい、これら を整列コンベヤ5によって荷間隔を詰めてもその横幅がトラック3の荷台幅より 大きくなり、事実上トラック3への自動移載が不可能となっていた。すなわち、 パレットに粉粒体を収納した袋体を載せたものは、トラック3へ自動移載するこ とができず、この場合、袋体が食み出た個々のパレットを通常のフォークリフト によって一個一個揺すりながらトラック3に押し込むしかなく、その効率の悪さ が問題となっていた。
【0004】 以上の事情を考慮して創案された本考案の目的は、袋体の一部がパレットから 食み出ていても、生産ラインからトラックへパレットごと自動移載することがで きる移載装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、粉粒体を収納してなる袋体をパレット上 に載せ、これをコンベヤによって搬送してトラックの荷台の側方に列状に並べ、 これらをフォークリフト状の移載装置によって纏めてトラックの荷台に移載する ようにした装置において、上記コンベヤに、パレットから食み出た袋体を左右か ら押圧する押圧板とパレットを昇降させる昇降機とからなる荷姿矯正装置を設け たことを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、パレットから食み出た袋体は、トラックの荷台へ向かうコ ンベヤの途中で、昇降機によってパレットごと昇降されつつ押圧板によって左右 から押圧され、その荷姿が矯正される。従って、これらをフォークリフト状の移 載装置によって纏めてトラックの荷台に移載しても、袋体がトラックの荷台から 食み出すことはなく、支障なく健全に自動移載することができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0008】 本実施例において、工場の生産ラインや自動倉庫等から配送用トラックに移送 される荷1は、図1に示すように、粉粒体(プラスチックペレット)を収納した 袋体7(紙袋)が載せられたパレット8である。このパレット8および紙袋7は 、図6に示すように、生産ラインや自動倉庫等からコンベヤ2によってパレット 8ごと移送され、トラック3に沿って設けられた二列のストレージコンベヤ4に 移される。
【0009】 本実施例の特徴とする所は、上記ストレージコンベヤ4の手前側に荷姿矯正装 置9を設け、移送中の振動などにより荷崩してパレット8から食み出た紙袋7を 押し込むようにした点にある。以下、荷姿矯正装置9について図1〜図5に基づ いて説明する。
【0010】 荷姿矯正装置9は、コンベヤ4を挟んで左右両側に設けられた押圧板10と、 コンベヤ4の下方に設けられたパレット昇降機11とから構成されている。押圧 板10は、コンベヤ4を挟んで対向するように配置されており、その中央部に設 けられた油圧シリンダ12によって互いに近接離間し、パレット8上に積まれた 紙袋7を左右から押圧するものである。上記油圧シリンダ12は一本に限らず紙 袋7に均等荷重を与えるよう多数本設けてもよい。
【0011】 パレット昇降機11は、コンベヤローラ13の間にローラ13に沿って形成さ れたリブ部材14からなり、パンタグラフ状のリンク機構15によって昇降する ようになっている。つまり、コンベヤローラ13の間からリブ部材14が出没し 、パレット8を押し上げることになる。上記リブ部材14は、パレット8をバラ ンスよく支持するため、コンベヤ4の搬送方向に所定の間隔を隔てて二本下駄状 に設けられている。
【0012】 また、これらリブ部材14を挟んで搬送方向の前後には、図5に示すように、 パレット8の前後から垂れ下がった紙袋7の一部7aを持ち上げる押しリブ15 が出没自在に設けられている(図2参照)。
【0013】 以上の構成からなる本実施例の作用について述べる。
【0014】 パレット8およびその上に積まれた紙袋7は、図6に示すように、コンベヤ2 によって工場の生産ライン等から搬送され、ストレージコンベヤ4の入口部に設 けられた荷姿矯正装置9の位置で停止する。この停止にはコンベヤ搬送路上に設 けられたリミットスイッチ等が利用され、パレット8が所定の位置に正確に停止 するようになっている。
【0015】 搬送中の振動等により荷崩し、パレット8から食み出た状態となった紙袋7は 以下のようにして矯正される。まず、図3に示すように、コンベヤ4下方のリブ 部材14を突出させ、パレット8をコンベヤローラ13から持ち上げる。そして 、左右の押圧板10を、紙袋7を挟むように近接させて紙袋7に押し当てる。そ して、その状態に保ったままリブ部材14を多少下げ、図4に示すように紙袋7 の中央部を落とし込む。ここで、押圧板10と紙袋7とが滑らないように、押圧 板10の表面10aをザラザラに形成し、その摩擦係数を大きくすることが好ま しい。そして、左右の押圧板10をさらに近接させ、紙袋7をさらに押し込む。 最後に、リブ部材14を元の高さまで下げ、パレット8をコンベヤローラ13上 に着座させ、左右の押圧板10を離間させる。これにより崩れていた荷姿が矯正 される。
【0016】 上述のように、パレット8を昇降させる理由を以下に記す。図3の状態のま ま左右の押圧板10をさらに近接させると、パレット8の左右端から食み出て垂 れ下がった紙袋の一部7bパレット8と押圧板10との間に挟まれてしまい、破 れてしまう虞れがある。図3の状態のままの状態では、最下層の紙袋7とパレ ット8表面との間の摩擦が大きく、紙袋7が移動しずらい。特に、図例のよう に木製パレット8の場合、間隔を隔てて設けられた表板8aの間に最下層の紙袋 7の一部7cが嵌まり込み、移動が困難になる。無理やり移動させると紙袋7の 破損を招く。
【0017】 以上の理由により、押圧板10の左右動に加えてパレット8を上下動させてい る。なお、これまで説明しなかったが、パレット8の前後に配置された押しリブ 16(図2,図5参照)は、上記リブ部材14と連動して昇降される。この押し リブ15は、パレット8の前後から垂れ下がった紙袋の一部7aをパレット8と 面一に持ち上げ、押圧板10による挟付時に紙袋7に生じる負担を軽減するもの である。
【0018】 このようにして荷姿が矯正された紙袋7は、パレットと共に順次図6,図7に 示すストレージコンベヤ4に搬送され、トラック3一台分( 2×7 の14個)溜め られる。その後、それらはトラック3の側方の整列コンベヤ5に移送され、図7 のようにパレット8の間隔が前詰めされると共に図8のようにトラック3側のパ レット8aがトラック3と反対側のパレット8bに近接されて、荷の間隔がトラ ック3の長手方向・幅方向ともに詰められる。その後、整列コンベヤ5上の荷は 、フォークリフト状の移載装置6によってパレット8と共に一台分14個が纏めて トラック3に移し換えられる。なお、図7中、16はストレージコンベヤ4と整 列コンベヤ5とを掛け渡す連絡路であり、移載装置6を移動させるときに邪魔に ならないよう上方に跳ね上がる。
【0019】 上記システムによれば、プラスチックペレットを収納した紙袋7をパレット8 と共に搬送する場合、その荷姿が安定しないことから紙袋7がパレット8から食 み出しても、荷姿矯正装置9で矯正される。よって、トラック3への積込時に、 その二パレット分の横幅がトラック3の荷台幅より大きくなることはなく、移載 装置6によって14パレットを纏めてトラック3へ自動移載することが可能となる 。
【0020】 なお、この実施例のようにパレット8上に紙袋7を複数積み重ねる代わりに、 一つの大きな袋体内にペレットを収容してその上部開口部を巾着状に閉じるよう にした所謂フレコンに適用してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、荷崩してパレットから食み出し易いタイ プの荷(粉粒体を収納してなる袋:紙袋やフレコン等)でも、これらを纏めてト ラックへパレットごと自動移載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す「パレットに載せられ
た袋体のトラック移載装置」の要部を示す荷姿矯正装置
の斜視図である。
【図2】上記荷姿矯正装置の平面図である。
【図3】上記荷姿矯正装置の作動の様子を表す図であ
る。
【図4】上記荷姿矯正装置の作動の様子を表す図であ
る。
【図5】上記荷姿矯正装置の作動の様子を表す図であ
る。
【図6】上記トラック移載装置の全体平面図である。
【図7】上記トラック移載装置の全体正面図である。
【図8】上記トラック移載装置の全体側面図である。
【符号の説明】
3 トラック 4 コンベヤ 7 袋体としての紙袋 8 パレット 9 荷姿矯正装置 10 押圧板 11 昇降機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収納してなる袋体をパレット上
    に載せ、これをコンベヤによって搬送してトラックの荷
    台の側方に列状に並べ、これらをフォークリフト状の移
    載装置によって纏めてトラックの荷台に移載するように
    した装置において、上記コンベヤに、パレットから食み
    出た袋体を左右から押圧する押圧板とパレットを昇降さ
    せる昇降機とからなる荷姿矯正装置を設けたことを特徴
    とするパレットに載せられた袋体のトラック移載装置。
JP1992089325U 1992-12-28 1992-12-28 パレットに載せられた袋体のトラック移載装置 Expired - Fee Related JP2570677Y2 (ja)

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