JPH0654596B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JPH0654596B2
JPH0654596B2 JP61187451A JP18745186A JPH0654596B2 JP H0654596 B2 JPH0654596 B2 JP H0654596B2 JP 61187451 A JP61187451 A JP 61187451A JP 18745186 A JP18745186 A JP 18745186A JP H0654596 B2 JPH0654596 B2 JP H0654596B2
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信顕 伊達
紘 相沢
三弥 細江
十九一 恒川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子カメラ、特に電子カメラの構造に関する。
〔従来の技術〕
磁気記録のような動く情報記憶媒体への情報の記録読取
りには、記録読取りヘッドと記憶媒体との間に相対的に
運動が必要である。
ヘッドと記録媒体面との間の相対速度は、ビデオ等では
約秒速13.97メートルになり得る。最大性能を達成
する為には、記録読取りヘッドと媒体面とが密接し、接
触して且つ記録媒体上の磁界に感応する被覆膜を破壊す
ることなく、また過度に摩耗することもないようにしな
ければならない。
従って、記録読取りヘッドと媒体面とを密接に接触させ
る従来の方法としては、ヘッドと記憶媒体間の接触圧を
増やしているが、この方法は媒体並びにヘッドの摩耗が
激しく好ましくない。この問題は特にビデオに於いて静
止画像を提示する為に1フレーム分の記憶媒体にヘッド
が連続して接触した状態となる場合に特に大きい。即
ち、例えば記憶媒体が磁気ディスクで形成されていると
し、この磁気ディスクが3,600r.p.m.で回転
しているとすると、5分間静止画像を提示した場合に
は、磁気ディスク上の同一トラックが約18,000回
ヘッドでこすられることになり、磁気ディスクとヘッド
の密接な接触により極めて急速に該磁気ヘッド上のトラ
ックをすり減し、該トラック上に磁気的に記憶された情
報が破壊される。
このヘッド、ディスク間の問題を解決する方法として従
来、幾つか提案され、その一つとしては、硬い平面にし
た磁気ディスクを用いると共に、この磁気ディスクに対
しては浮動ヘッドを用いる方法、他の方法としては大き
な表面を有したヘッドを柔らかくして柔軟性のある「フ
ロッピー」磁気ディスクの中に埋める方法である。しか
しながら、前者の方法は磁気ディスクを形成している基
板として硬い材質のものが必要とされ、それは通常約
0.254μmの厚さのアルミニウムにニッケルコバル
トの様な磁界に感応する材料をメッキして被覆し、且つ
摩耗保護用に0.127μmのロジムメッキで被覆され
ている。この様にして形成されている磁気ディスクは非
常に高価であると共に、ディスクが全速で回転すると
き、過度の摩耗を防ぐ為に磁気ヘッドは空気クッション
で浮上するように構成することが必要である。この磁気
ヘッドと磁気ディスク間の距離は通常0.889〜1.
27μmの間が必要とされるが、その磁気ディスクの表
面に対して磁気ヘッドを浮上したままにしておく力の微
妙なバランスは微細チリの粒子又は指紋により乱れるこ
とがあり得るし、それによって磁気ヘッドが磁気ディス
クにすさまじく衝突する恐れがある。
従ってこの種の磁気ディスクは手袋なしで取扱うことは
できないので普通特別なクリーンルーム環境で取扱わ
れ、そして通常空にした容器の中に密閉される。この磁
気ヘッドと磁気ディスクとの間の衝突を避ける為には磁
気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上高さを増すことに
よってヘッド破壊は少なくなるが、距離が離れるので低
周波ディジタル応用を除いて性能が劣化する。このよう
に前述からわかるように、硬い磁気ディスクを用い、こ
の磁気ディスク上でヘッドを浮上させる方法はビデオ記
録のような低価格、高容量の消費者向用途には不向きで
ある。
これに対して後者の方法は、前者の方法で問題となって
いる磁気ディスク装置に於ける取扱いと価格の問題を解
決することが出来るが、しかしながら、今尚、フロッピ
ー磁気ディスク用の記録読取り磁気ヘッドは柔らかくて
柔軟性ある媒体に埋まる大きな輪郭のヘッドから成る界
面を供給するために比較的大きい。大きい記録読取りヘ
ッドの表面積は単位面積当りの力を小さくして媒体の摩
耗と距離損失を軽減するのに役立つから媒体が磁気ヘッ
ドを通過して動くとき空気が磁気ヘッドとドラムの間に
集まって薄膜を形成する。この空気膜の厚さは媒体の張
力ヘッド表面の半径、空気の粘度、ディスクヘッドの相
対速度の関数であり、近似的に次の式になる。
h=0.642〔μv/T〕3/2 h:空気膜の厚さ R:ヘッド面の半径 V:相対速度 T:媒体張力 μ:空気の粘度 柔軟性のある“フロッピー”磁気ディスクの用途はディ
ジタルコンピュータ用途に限定され、従来のビデオに於
いては使用されていなかった。
しかしながら最近、ビデオ等の電子式写真装置並びに電
子式画像再生装置に於いて、柔軟性のある磁気ディスク
を使用しても、磁気ディスクの記録面並びに磁気ヘッド
を過度に摩耗させることなく、且つ性能を犠牲にするこ
となしに、柔軟性のある磁気ディスクから広帯域信号の
連続的な長時間の記録並びに再生を可能にするようにし
た柔軟性のある磁気ディスクを含んだ装置が提案され、
これは、例えば特開昭52−109914号公報等で見
ることが出来る。
その新たに提案された先行技術に係る装置は、第1図、
第2図、第3図に示し、その原理は第4図〜第6図に示
される。この先行技術に係る装置の原理を示す第4図〜
第6図には;柔軟性のある磁気記録ディスクのような柔
軟性あるディスク状の情報記憶媒体1の上側主表面1A
に、情報を記録又は読取る装置が示されている。この装
置は丁度、カマボコ状に一方向だけ湾曲した平滑表面2
aを有する母体2を備えている。そして情報記憶媒体1
は母体2に対して、回転される前に第5図の様に水平板
に保持され、母体2に対して回転されると第6図の様に
母体2の表面2aの曲面にならった状態となって回転す
る。そして、情報記憶媒体1は中心装着部1aと情報が
記憶される記憶部分1bとからなり、その記憶部分1b
の表面には情報記憶用の磁束感応材料が被覆されてい
て、又、中心装着部1aには該情報記憶媒体1に回転速
度を与える回転駆動装置に記録媒体1を結合する為の一
対の開口1a2,1a3と、カートリッジに記憶媒体1を
装着する為の開口1a1が設けられている。
そして、この記憶媒体1への情報の記憶及び再生は磁気
ディスク1が回転され、磁気ディスク1が母体2の表面
2aの曲面にならうとき、磁気ディスク1の記憶部分1
bの頂点(第4図のT−T線)に沿って選択した位置
で、磁気ディスク1の表面1Aと磁気ヘッド3とを接触
させて配置することによって達成される。
この様な原理を使用した先行技術に係る装置は第1図〜
第3図に示される。第1図に示される装置は母体2が外
容器4にて保持され、そしてその中に磁気ディスク1が
配置されてカートリッジ化されている。このカートリッ
ジの外容器4の上部には磁気ヘッド3が外容器4内に挿
入され、磁気ディスク1の表面に接触させる為の開口が
設けられていると共に、外容器4の内側に突出している
円筒状の軸4aとを有している。この軸4aは磁気ディ
スク1の開口1a1より小さく、且つ磁気ディスク1の
開口1a1より大きい延長部4a1,4a2を有してい
る。この軸4aに前記磁気ディスク1の開口1a1が貫
装され、そして軸4aの延長部4a1、4a2にて磁気デ
ィスク1が軸4aに回転可能に保持される。又、前記母
体2には前記軸4aにて保持されている磁気ディスク1
の中心装着部1aと対応する位置に回転駆動軸5が挿入
される開口2Cが設けられている。この様にして磁気デ
ィスク1を取扱う装置は、軸4aに対して磁気ディスク
1が軸4aに回転可能に枢支されていて、軸4aと磁気
ディスク1との間には磁気ディスク1の静止時に何ら相
対的な位置決め手段は存在していない。そして、この取
扱い装置は電子式写真装置又は電子式画像再生装置に装
填された時、この電子式写真装置又は電子式画像再生装
置に設けられている回転駆動軸5が母体2の開口2Cよ
り進入し、回転駆動軸5の先端に設けられているピン部
材5a、5bが磁気ディスク1の開口1a2、1a3と係
合可能な位置に配置される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の取扱い装置内の磁気ディスクの様
な記憶媒体に映像信号を記録するいわゆる電子カメラと
しては、被写体の光束を映像信号に変換する光電変換素
子の他に前記取扱い装置を収納する収納室、該収納室に
収納された記録媒体を駆動するための駆動部、前記光電
変換素子に被写体像を導くための光学ブロック及びモニ
タ用画像表示手段が必要となるが、上述の各要素を使い
易い薄形の形状電子カメラのために適切に配置した電子
カメラについては未だ得られていなかったという問題点
があった。
本発明は係る問題点を解決して使い易い形状で新規な効
率的な配置を有する電子カメラを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために、被写体からの光
束を電気信号に変換する光電変換素子と、前記電気信号
に応じた画像信号を記録する媒体を内蔵したカートリッ
ジを収納する平板状の収納室と、該収納室面に設けられ
前記媒体を駆動するための駆動手段と、前記収納室の長
手方向に、前記収納室に対して並置されている光学ブロ
ックであって、前記光束を前記光電変換素子に導くため
の光学ブロックと、通常使用位置において前記収納室の
少なくとも一部を把持し得る凸部を設けた形状であって
前記光電変換素子を内蔵して前記収納室と前記駆動手段
とモニタ用画像表示手段とを一体構成したハウジングと
を有することを特徴とする。
〔実施例〕 以下本発明の実施例について説明する。
まず本発明の実施例(第9図乃至第12図に例示的に示
される)を説明する前に本発明の実施例の装置に用いら
れる情報記憶媒体取扱い装置について説明する。
第7図(a)は本発明に係るシート状の情報記憶媒体取
扱い装置の第1の実施例を示すもので、第8図(a)は
第7図(a)のX−X線方向断面図、第8図(b)は第
7図(a)のY−Y線方向断面図である。
6は取扱い装置全体を総称している。7はハウジング、
8は回転軸、9は柔軟性のある部材で形成された磁気デ
ィスク、10は母体である。そして前記ハウジング7に
は回転軸8が配設される凹部7aと、該装置6が電子式
写真装置又は電子式画像再生装置の収納室に装填された
際該収納室内の磁気ヘッドが進入されるスロット状の開
口7b並びに前記収納室内に設けられている位置決めピ
ンが挿入される位置決め穴7C1、7C2が設けられてい
る他に、一度、磁気ディスク9上に記憶されている情報
を消して、再びその上に新たな情報を記憶するのを禁止
したい場合に、切除される切片7dと、前記収納室に装
填した装置6を取り出す際に、指等が係合される係合部
7eが設けられている。
母体10はハウジング7に固定され、その形状はカマボ
コ状に一方だけ湾曲していて、平滑表面10aを備えて
いる。そして母体9の平滑表面10a側には磁気ディス
ク9の中心装着部9aに形成されている中心開口に前記
磁気ディスク9が回転自在な状態で貫装される円柱状の
突起部10bと、この突起部10bを囲むようにして設
けられた円環状の凹部10Cが設けられていて、更にこ
の凹部Cの底面には母体10の外部に開口する複数の穴
10C1、10C2が設けられている。前記回転軸8はハ
ウジング7にて回転可能に枢支されている。そして前記
回転軸8の一端には、前記ハウジング7の凹部7a内に
配置され、その表面が大きく波打っている鋭歯を有する
歯部8aが設けられていて、他端には、磁気ディスク9
の中心装着部9aの中心開口の近傍に設けられた複数の
穴9a2、9a3を貫通して母体10の凹部10C内に伸
びる突出ピン8b1、8b2とを有する部分8bが設けら
れている。
この様に構成されているシート状の情報記憶媒体取扱い
装置は、第7図(a)、第8図(a)(b)に示される
状態のまま、電子式写真装置又は電子式画像再生装置内
に装填される。そして、電子式写真装置又は電子式画像
再生装置に装填される前、及び装填されても回転軸8が
回転されていない状態では、磁気ディスク9は第8図
(b)に実線で示される様に水平に伸びていて、回転軸
8が電子式写真装置又は電子式画像再生装置側の回転駆
動軸の回転力を受けて回転すると、回転軸8のピン8b
1、8b2と前記磁気ディスク9とは9a2、9a3を介し
て係合されている為に、磁気ディスク9が回転され、該
ディスク9が母体10の表面10aにならった状態とな
る。又、取扱い装置6が電子式写真装置、又は電子式画
像再生装置の収納室内に収納されると、前記収納室内に
突出している位置決めピンに装置6の位置決め穴7
1、7C2が係合され、前記収納室内の所定位置に位置
決めされると共に、前記装置6の回転軸8の歯部と係合
するように適合されるようにして、収納室側にある回転
駆動軸に設けられている表面が大きく波打っている鋭歯
を有する歯部と前記回転軸8の歯部8aとが係合され
る。
そして、更に前記収納室内に突出する磁気ヘッドがハウ
ジング7の開口7b内より進入し、前記母体10の頂点
と対応した前記磁気ディスク9の部分に接触する。この
様に本発明に係る取扱い装置は、従来の取扱い装置で回
転駆動軸にシート状磁気ディスクに係脱されるピンを回
転駆動軸に設けられているのに対して、予め常時シート
状磁気ディスク9に係合されているピンを有する回転軸
8を装置6内に設け、この回転軸8と回転駆動軸との係
脱のみで、電子式写真装置又は電子式画像再生装置6間
の動力伝達を行うものであるから極めて容易に電子式写
真装置又は、電子式画像再生装置側の駆動装置と磁気デ
ィスク9間の動力伝達が達成出来、しかも磁気ディスク
9の中心装着部9a等が破損されることもない。尚、ハ
ウジング7の外表面上に設けられている111、112
113は装置6内に収納されている磁気ディスク9の例
えば磁性材料等の種類を表示する為の情報表示部であ
る。
第7図(b)は、第7図(a)に示した装置6のハウジ
ング7の形状だけを変形して達成される実施例である。
この実施例の装置6′は電子式写真装置又は、電子式画
像再生装置の収納室に対してハウジング7の開口7bが
設けられている面を、進入面として装置するのに適して
いるが、第10図に示す装置6′の実施例は前記収納室
に対してハウジング7′の開口7′bが設けられている
面7Aを進入面としても、いずれも使用し得るようにし
た実施例であって、面7B1はテーパー面7B1が形成さ
れている。
第9図〜第12図は以上の如き、第7図(a)に示した
取扱い装置を使用するに適した本発明の一実施例の電子
式写真装置(以後カメラと略称する。)の実施形態側示
図であり、第10図は同カメラの前側斜視図、第9図は
裏面斜視図及び第11図は同カメラの内部構造を示す図
である。第12図は第9図に示されるカメラの装置収納
室蓋70を開放して装置収納室内76を見た斜視図(L
Cマトリクス68は省略)である。
第10図に於いて、61は通常の交換レンズであり、距
離調整環、絞り等の通常の写真撮影に必要な調節部が設
けられている。62は上記交換レンズ61の後端と係合
可能にカメラ本体63に形成されている。94は半透過
鏡である。63aは本体の一部に形成されたカメラ把持
部で手で撮り易い形状に形成されている。64は本カメ
ラの電源スイッチである。64′は電源スイッチの回動
軸と軸関係に配されたレリーズスイッチである。65は
例えば液晶のアナログ表示器で構成された不図示のヘッ
ドアクセスのために画像記憶媒体上に設けられた画像記
憶の再生モニターしたい部分を任意に番地指定するため
のヘッドアクセス指令装置であり、ボタン66を押下し
続けると、不図示の手段にて記録画像の番地が例えば1
から順次表示されるものであり、希望の記録画像の番地
に重なったときはボタン66の押圧を解除すればその時
の番地の画像記録部分にヘッド91からアクセスされ、
画像再生が行われ、モニターが可能となる。
67は録画切換ボタンである。ヘッドアクセス指令装置
65の再生時、即ち録画切換ボタンが図示のPLBの位
置に設定されている場合の機能については、前述の通り
であるがカメラが画像記録状態になっている場合、即
ち、録画切換ボタン67が図示のMTR位置に設定され
ている場合は、表示はヘッドのある番地に対応した表示
となって、枚数カウンタとして作用する。このときボタ
ン66を押しても該表示は何ら影響も受けない。68は
LCマトリクス表示器であり、73は該表示器68の非
使用時に汚染、機械的衝撃から保護するシャッターで、
図では開放状態を示すものである。ここで表示器68は
図に示す様にカメラ後面側に配置しているため、該表示
を観察するのに極めて都合は良い配置となっている。6
9は光学的ファインダーアイピースであり、これは省電
力のため又は何らかの理由でLCマトリクス表示器が利
用しにくい場合に用いることが可能で、該ファインダー
の構成は既に周知で、半透過鏡94で反射する元来の光
路中に通常の一眼レフレックスカメラのファインダー構
造として配設することが可能であり、この場合、光電変
換素子95は第11図に示す如く通常のペンタダハプリ
ズム90の一面に補助プリズム92を設けて配設するこ
とができる。70は本体63の一部に固設したヒンジ7
1の回りに開閉可能な前記画像記憶媒体9を有する取扱
い装置6を収納する収納室の開閉蓋であり、70aは同
蓋のロック部材、70bは例えば透明プラスチックスで
形成された収納室のぞき窓であり、装置6の有無の確認
の為に有用なものである。72はストロボ用のシューで
あり、カメラとの信号授受のための電子接点72aが設
けられている。第11図は前記カメラの断面図であり、
装置収納室76に前記装置6が収納された状態を示す。
図に示す様に収納室76はカメラの後面側に配置されて
おり、且つカメラ後面からみて右側に半透過鏡94、ア
イピース69から成る光学系と並置する様に配置されて
いる。従ってカメラの厚みを薄くすることが出来、操作
性が向上する。開閉蓋70には装置押えバネ74が設け
られており、閉止状態では、該バネ74が装置6を正規
位置に規制する作用を為すものであ。図示状態に於いて
は、装置6内の磁気ディスク9は磁気ヘッド91と接触
状態にある。77は本体の一部に固定された位置決めピ
ンで、装置6に設けた位置決め穴7Cと係合する。14
は前記記憶媒体9の回転を行うモータで、本実施例では
カメラの構造上から偏平な形状のモータとして示してあ
る。同モーターの出力軸79には、小径のプーリー80
が固設されている。83は軸受84に回転可能に軸支さ
れた回転駆動軸であり、該回転駆動軸83には大径のプ
ーリー82が固設されている。81はプーリー80及び
82に張設された動力伝達用ベルトである。斯様な構造
によってモーター14に不図示のモータ駆動回路によっ
て制御された電力が供給されて、モーター14が回転を
行うとプーリー80、ベルト81、プーリー82を介し
て回転駆動軸85が回転され、更に該回転駆動軸86の
回転が装置6の回転軸に伝達され、画像記憶媒体である
磁気ディスク9が定速回転する。この記憶媒体が定速回
転するとき、該記憶媒体9上の情報が再生又は該記憶媒
体9上に情報が記憶される。87、88、89はヘッド
アクセス機構の例で、モーター87の軸に固設された大
小車88に噛合するラック89aを有する摺動部材89
の構成を示す。摺動部材89はヘッド91と一体に構成
されているために、モーター87の正逆回転によりヘッ
ド91が、記憶媒体9上を移動することは明らかで、モ
ーターがヘッドアクセス回路からの制御信号で回動する
ことにより、ヘッドのランダムアクセス動作が行われ
る。尚、モーター87は望ましくはパルスモーターであ
り、これでより容易に制御がなされ得るものである。9
0は光学ファインダーを構成するペンタダハプリズム
で、同プリズムの一部には小プリズム92が固設され、
同プリズム92上に光電変換素子95が配置されてい
る。同光電変換素子95にはペンタダハプリズム90及
び小プリズム92を通過する光が到達する如き光学的配
置が為されている。
尚、第15図、第13図に示す36は磁気ヘッド91に
対して選択的又は初めから取付けられているペンで、該
ペン36は磁気ディスク9上を磁気ヘッド91がなせた
軌跡を可視的に記録する為のもので、このペン36で書
かれた部分を装置6′に於ける開口7bの伸延方向に沿
って目盛られているスケール7fに合せて磁気ヘッド9
1上の使用したトラックを知ることを可能にしている。
第13図は前述の電子式写真装置又は電子式画像再生装
置に使用されるヘッド装置を改良したもので、この実施
形に於いてはヘッド91、ペン36からなる左側の装置
と同じ重さを持ったカウンターウエイト装置39が右側
に設けられていて、この左側の装置と右側のカウンター
装置とは、ヘッド保持部材33に対してピン40を介し
て揺動可能に枢支されているレバー41に固定されてい
る。従って、例え電子式写真装置又は電子式画像再生装
置部が、逆に転倒したとしても、カウンターウエイト装
置39の働きによって、磁気ヘッド91を磁気ディスク
9に確実に接触させることが出来る。
第14図は以上述べた電子式写真装置及び電子式画像再
生装置に於ける磁気ヘッドが可動型であったのに対し
て、本実施例に示される磁気ヘッドは固定型の実施例
で、磁気ディスク9の半径方向に向って複数の磁気ヘッ
ド91′1〜91′2を配置した磁気ヘッド装置91′か
らなる。そして前記装置6、6′が装填されると該磁気
ヘッド装置91の各々の磁気ヘッド91′1〜91′m
前記装置6、6′の開口7b,7b′に進入し、前記磁
気ヘッド91′1〜91′nが磁気ディスク9に接触した
状態となる。92は前記磁気ヘッド91′1〜91′n
対をなして接続されている複数のスイッチ92′1〜9
2′nを有するスイッチ装置で、該スイッチ装置92の
スイッチ921〜92nは公知のスイッチ選択装置によっ
て順次制御される。
即ち、スイッチ装置92のスイッチ921〜92nはスイ
ッチ選択装置からの選択信号が入力され、その入力信号
が921をオンさせる信号であると磁気ヘッド91′が
有効になり、他のスイッチ922〜92nは無効の状態に
置かれる。そして次にスイッチ選択装置からの入力信号
がスイッチ922をオンさせる信号であると磁気ヘッド
91′2が有効となり、他のスイッチ921、923〜9
nは無効の状態におかれるようにして順次制御され、
又、スイッチ921と922をオンさせる信号が入力され
れば、スイッチ921と922とが同時に有効状態となり
他のスイッチ923〜92nが無効状態となる。即ち前記
スイッチ選択信号と装置からの出力信号に応て種々とス
イッチ921〜92mが制御され、それに対をなしている
磁気ヘッド装置91′の各磁気ヘッドが夫々有効状態と
なる。そして、その有効となっている磁気ヘッドと接触
している磁気ディスク9面上に情報が記憶され、又は磁
気ディスク面上に記憶されている情報が再生される。
従って、この様なマルチ磁気ヘッド装置91′を使用す
れば、第9図〜第16図に示した電子式写真装置又は電
子式画像再生装置に使用する磁気ヘッド装置の様に、磁
気ディスク9上のトラックが変わる度毎に磁気ヘッドを
移動させる必要がない為に磁気ヘッドを移動させる機構
が不要となる。
以上説明した実施例においては、第11図に本発明の構
成が例示される。
即ち、ディスク9を収納すべき平板状の収納室に相当す
る76と、該収納室76平面に設けられ、ディスクを駆
動するための駆動手段に相当するモータ94と、収納室
の長手方向に収納室に対して並置され、前記光束を光電
変換素子に導くための光学ブロックに相当するハーフミ
ラー62等とを有し、通常使用位置において前記収納室
の一部を把持し得る様に凸でを設けた形状であって、光
電変換素子を内蔵し収納室と前記駆動手段とモニタ用画
像表示手段とを担持するハウジングとを有する電子カメ
ラが示される。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、記録媒体を駆動する
ための駆動手段が収納室面に設けられ、収納室の長手方
向に収納室に対して並置されている光学ブロックを設け
ているので、電子カメラを通常使用位置において収納室
の一部を把持し得る形状として薄型の使い易い形状とす
ることができる。更に前記支持に際しては凸部を設けた
形状のハウジングを有しているのでより確実な電子カメ
ラの支持が行える。
又、本発明においては電子カメラのハウジングにモニタ
用画像表示手段を担持しているので電子カメラだけで記
録画像のモニタも行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図の従来のシート状の情報記憶媒体取扱い
装置の断面図を示すもので、第1図は磁気ディスク1が
回転駆動軸5にて回転されている状態を示していて、第
2図は磁気ディスク1が回転駆動軸5にて回転されてい
ない前の状態を示している。第3図は第1図、第2図に
示した取扱い装置内に収納されている磁気ディスク1を
詳細に説明する為の平面図である。 第4図〜第6図は、第1図、第2図の原理を説明する為
の図である。 第7図(a)は、本発明の第1の実施例の装置に用いら
れる情報記憶媒体取扱い装置の外観斜視図である。 第7図(b)は、本発明の第2の実施例の装置に用いら
れる情報記憶媒体取扱い装置の外観斜視図である。 第8図(a)は、第7図(a)のY−Y線断面図で、第
8図(b)は第7図(b)のX−X線断面図である。 第9図、第10図は第7図、第8図に示した取扱い装置
を使用する本発明の一実施例の電子式写真装置の斜視図
で、第9図は背面側から見た状態を示し、第10図は正
面側から見た状態を夫々示している。 第11図は第9図、第10図に示した電子写真装置を断
面した断面図である。 第12図は第10図に示した電子式写真装置の収納室蓋
を開放し、その収納室内を示している斜視図である。 第13図は第9図乃至第12図に示した装置における磁
気ヘッドの変形例の斜視図である。 第14図は第9図乃至第12図に示した装置における磁
気ヘッドの他の変形例の斜視図である。 第15図は第14図に示した磁気ヘッド装置を変形した
磁気ヘッド装置を示す側面図である。 第16図は、第14図に示したプーリーと回転駆動軸と
の動力伝達を係脱させる為の機構を示す斜視図である。 7…ハウジング 8…回転軸 9…磁気ディスク 10…母体 36…ペン 39…カウンターウエイト装置 85…回転駆動軸 91…磁気ヘッド 77…位置決めピン
フロントページの続き (72)発明者 恒川 十九一 神奈川県横浜市港北区新吉田町3415−22 (72)発明者 漆原 一宣 神奈川県横浜市港北区日吉本町1703−2 ニチモ日吉第3コーポ (56)参考文献 特開 昭49−52912(JP,A) 特公 昭62−28506(JP,B2) 特公 昭58−15782(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体からの光束を電気信号に変換する光
    電変換素子と、 前記電気信号に応じた画像信号を記録する媒体を内蔵し
    たカートリッジを収納する平板状の収納室と、 該収納室面に設けられ前記媒体を駆動するための駆動手
    段と、 前記収納室の長手方向に、前記収納室に対して並置され
    ている光学ブロックであって、前記光束を前記光電変換
    素子に導くための光学ブロックと、 通常使用位置において前記収納室の少なくとも一部を把
    持し得る凸部を設けた形状であって前記光電変換素子を
    内蔵して前記収納室と前記駆動手段とモニタ用画像表示
    手段とを一体構成したハウジングとを有することを特徴
    とする電子カメラ。
JP61187451A 1986-08-08 1986-08-08 電子カメラ Expired - Lifetime JPH0654596B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5821996A (en) * 1988-10-27 1998-10-13 Canon Kabushiki Kaisha Solid-sate camera with solid-state memory for holding characteristic code representing characteristic of an internal circuit
DE68920273T2 (de) * 1988-10-27 1995-05-11 Canon Kk Festkörperkamera und Festspeicheranordnung.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL183484C (nl) * 1972-06-27 1988-11-01 Texas Instruments Inc Stelsel voor het langs elektronische weg registreren en weergeven van stilstaande beelden en elektronische fotocamera deel uitmakend van dit stelsel.

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