JPS62103888A - コンパクト・デイスクカ−トリツジのシヤツタ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル・オーディオ・ディスク（ＤＡＤ）
のコンパクト・ディスク（ＣＤ）を収納するケースのシ
ャッタ機構に関するものである。

従来の技術 ＤＡＤは大別すると、コンパクト・ディスク（ＣＤ）、
オーディオ・・・イデンシティ・ディスク（ＡＩＤ）　
、ミニ・ディスクあるいはマイクロ・ディスク（ＭＤ）
がある。ＡＨＤは針とディスクとの間の静電容量変化を
利用するため、ディスクは導電性である必要がちり、Ｍ
Ｄは、案内溝を必要とする。しだがってＡ　ＨＤやＭＤ
では、指紋や“環埃等がつくと劣化するため直接手では
触れられないように収納ケース（ｃａｄｄｙ　）に入れ
て利用さユている。これに対してＣＤはディスクの中に
信号面を埋めこんでいるため、ディスクをそのままむき
出しで利用する。またＣＤは光学式であるだめ反射膜が
必要であり、ケースを用いずむき出しで利用するために
、保護膜の塗布を必要としている。したがってＣＤは指
紋や塵埃の付着防止のだめのケースの必−要件は他のデ
ィスクに比較して薄ｉＡ。

通常のＣＤプレーヤーは、第５図に示すようにＣＤＩを
スピンドルモータ１００にて図面上時計方向（読みをり
側より見ると、反時計方向）に回転させ、回転するＣＤ
Ｉの信号面をピックアップ装置１０１で読みとる。この
ピックアップ装置１０１は、ＣＤＩの下面側に設けてあ
り、ウオームギア１０２とモータ１０３とからなる送り
４４　溝によって通常時はＣＤＩの内周から外周に向っ
てＣＤＩの回転に関連して移動する。検出装置」０４は
、スピンドルモータ１００の回転を検出し、この検出信
号がモータ１０３の制御回路１０５に供給されてＣＤＩ
の１回転に対して所定量づつモータ１０３を回転させる
。

ピックアップ装置１０１の位置を示す信号がスピンドル
モータ１００の制御回路１０６に供給され制御回路１０
６によりＣＤＩが國速度一定で回転するよって制御され
る。すなわち、ＣＤＩの回転速度に関しては、内周で回
転数を大きく、外周では小さく、常に線速度が一定にな
るように制御される（ＣＬＶの採用）。

前記ピンクアップ装置１０１の構造としては各種構造の
ものが開発されているが、ＣＤＩの再生原理は、レーザ
ー・ビームが用いられ、レーザー・ダイオードからのビ
ームは、対物レンズによりディスク上の信号面に焦点が
合わされ、信号面で反射されたビームは再び同じレンズ
を経由して、フォト・ダイオードに導かれ、ビットの有
無により反射の様子が変わることにより信号を取出すよ
うになっている。そして、ＣＤＩのユーザーによる再生
操作は、第６図に示すように前面に操作部２０１とスロ
、、　）　２０２とを備えたプレーヤ本体２００の操作
部２０１を操作してスロット２０２からトレー２０３を
引き出し、このトレー２０３にＣＤ１をユーザーが手で
つかんでセットし、再び操作部２０１を操作してトレー
２０３とともにＣＤＩをプレーヤ本体２００Ｖ３ｉでお
いて、前２ホの再生動作が行なわれる。むき出しのＣＤ
Ｉをユーザーが手でつかんでプレーヤ本体２００にセッ
トしても、ＣＤＩは前述のように保１隻、１漠が塗布さ
れているので慎重かつていねいな取扱いでは支障・ｉｉ
ないが、乱暴な取扱いや固い物との接触により信号面を
埋め込んだ面に傷が付くとレーザー・ビームを反射しな
くなって信号を取出すことができなくなるおそれもある
し、汚れがひどいと適正な作動が妨げられることもあっ
た。

まだ、カーオーディオ用としてのＣＤプレーヤも開発さ
れつつあり、かかる用途に使用されるＣＤはより一層乱
暴に取扱われ易く、狭い車室内において甲いカと廣触す
る機会も多く、塵埃の付着し易い状況下にさらされさら
には、ドライバーが運転操作中に取扱うこともあるため
にプレーヤに正しくセットし易いように工夫する必要も
生ずる。

さらにはトレー２０３の出入動作、より広く言えばＣＤ
のローディング操作時に、ローディングメカ部でＣＤが
傷つくこともあった。

そこで本発明むき出しのまま使用されているＣＤではあ
るがこれをカートリッジに収納することが先に提案され
た（実願昭５９−４５６２２号）。

カートリッジにＣＤを収納することにより、ＣＤを保護
することは勿論、特にカー・オーディオ用として種々の
利点を発揮することが出来る。

解決しようとする問題点 ＣＤをカートリッジに収納した場合、ピックアップ装置
がカートリッジ内のＣＤの内筒から外周に向って移動し
てディスクの信号を読み取るため及びＣＤを回ｆＥさせ
る必要から、カートリッジの一辺あるいは外周縁から中
心に及ぶ切欠きを形成し、この切欠きを通じてピックア
ップ寝遣がＣＤの信号を読み取れるようにするとともに
ＣＤを回転させる必要がある。この切欠きの存在により
当該部位におけるＣＤは、従来と同様のむき出し状態と
変わらず、カートリッジ内への異物の侵入や固い物との
接触、さらには汚れの付着を未だ有効に防止できないも
のであった。

そこで、本出願人は、不使用時には切欠きを閉じてＣＤ
を完全におおえるようにし、使用時には切欠きを開けて
ディスクの信号面を読み取れるようにするとともにＣＤ
の回転を可能にしたコンパクト・ディスクカートリッジ
のシャッタ機構を提供せんと意図した。

問題点を解決するための手段 この発明は上述のコンパクト・ディスクカートリッジに
おける問題点を解決し上記出願人の意図を実現するため
、カートリッジのディスク信号面と対向する面側に形成
された切欠きに対しこれを開閉するため、ＣＤと切欠き
との間に切欠きと同一若しくは相似の形を有するシャッ
タ板を設け、このシャッタ板をカートリッジ内の一側方
向へ押圧して切欠きを閉じておくだめの押圧部材を当該
シャッタ板に取付け、シャッタ板に直接若しくは間接的
にプレーヤに設けた係合部に係合される被係合部を設け
、係合部と被係合部とが係合した状態でカートリッジを
プレーヤに差し込む作動に伴って前記シャッタ板を押圧
部材の押圧力に抗して回転させ、切欠きを露出させるよ
うに構成したものである。

作用 コンパクト・ディスクカートリッジをプレーヤに差し込
むことによりシャッタ板がプレーヤに設けた係合部によ
り回転させられ切欠きが露出し、ＣＤを回転させるため
の機構及びレーザー・ビームの通路が開かれる。

実施例 以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照しながら
説明する。

第１図はＣＤＩを納める前のカートリッジ１０を分解し
た状態を示し本体部１）、シャッタ板１２、保護シート
１３．２ケ一対の受皿部１４．１５、蓋体体部１６を有
し、本体部１）は矩形状をなし前後に側板１）ａ、ｌｌ
ｂを備え、ＣＤＩはこの本体部１）側に信号面を向けて
納められる。この本体部１）の中心を含む所定面積を本
体部１）の内面よりも一段下がった窪み１７に形成し、
この窪み１７に鍵穴状の切欠き１８を形成しである。こ
の切欠き１８の基端となる円孔を頭部１８ａとし、この
頭部１８ａは、ＣＤＩを回転させるための機構の通路と
なシ、頭部１８ａ以外の部分は、レーザー・ビームの通
路となる。

また、本体部１）の一側端に係止部２０を突設してあり
、後述するねじりコイルバネ等の押圧部材２４の一端を
係止するようになっている。

さらに本体部１）の窪み１７の一端部（側板１）ａ寄り
）は側板１）ａの底に連成されず当該底との間に一定の
間隙１７ａが空くようになっていて、この間隙１７ａを
利用して後述するシャッタ板１２の一部（被係合部２３
）をケース外に露出させるようになっている。まだ窪み
１７に後述するシャッタ板１２が回Ｉ云自由に取付けら
れかつ抑圧部材２４を固定する係止ピン２２が突設しで
ある。前記ンヤッタ板１２は、切欠き１８と同一若しく
は相似の形を有しており、切欠き１８における頭部１８
ａと同様の頭部２１を有している。また被係合部２３が
ケース外に露出するようになっている。さらに、このシ
ャッタ板１２には係止部２０ａが突設してあり常に切欠
き１８を閉じておくように作用する押圧部材２４を取付
けてあシ、この押圧部材２４の一端を前述した係止部２
０に係止しである。また前記係止ピン２２と回転自由に
係止するための係止穴１９が設けである。

このように構成されたシャッタ板１２は、本体部１）の
窪み１７へ納められ、係止ピン２２により円滑かつ正確
に回転が図られることとなる。

前記保護シート１３は少なくとも本体部１）の窪み１７
をおおうように足りる大きさに形成してありこれを本体
部１）に載置したときに切欠き１８に対応する個所には
切欠き１８と同一若しくは相似の孔２５を形成しである
。

この保護シー１−１３のシャッタ板１２と対向する面に
は、この面に接触するシャッタ板１２の円滑な回転を図
るために滑り易い性質の樹脂コーティングを施す。ある
いは、保護シート１３を形成する材料自体を表面円滑な
材料としても良い。また、この保護ンー）　１３はある
程度の硬さを有していることが望ましい。

前記受皿部１４．１５は、ＣＤＩを囲むように保護ノー
ト１３上に取付けるものであり、ＣＤＩのカートリッジ
１０内における水平方向への移動を防止する。

前記蓋体部１６は、一方の受皿部１５の孔２６　、２７
にピア２８，２９を嵌合させて開閉可能になるように構
成しである。また、この蓋体部１６の内面中央にはＣＤ
Ｉを保持するための回転支持装置３０を設けである。

回転支持装置３０は、第２図に示すように、バネ等の押
圧部材３１で座板３２を押圧し、この座板３２に係止板
３３及びこの係止板３３と一体化された岬さえ板３４を
回転可能に接続しである。この接続手段は、座板３２の
中心に設けた軸受３８に係止板３３の中心に設けた回転
軸３７を嵌め込んだものである。回転支持装置３０の押
さえ板３４は、ケーシング３５の開口３６から突出し、
係止板３３の周縁がこの開口３６の外周（項に当接して
いる。この係止板３３と開口３６の外周謙との当接がケ
ーシング３５に納められた部材の外部への抜は出しを阻
止するストッパの役目をしている。すなわち、座板３２
は押圧部材３１により、図面上、下方へ押圧され、係止
板３３も回転軸３７と軸受３８とを介して押圧部材３１
の作用を受けて図面上、下方へ押圧され、かかる下方へ
の押圧力を係止板３３の周縁が開口３６の外周縁へ当接
することによりそれ以上の降下を阻止している。ケーシ
ング３５の開口３６から外部へ突出した押さえ板３４は
、保護シート１３上に載置されたＣＤＩをほど良く押え
付けている。押さえ板３４によるＣＤＩへの押圧具合は
、押さえ板３４の開口３６からの突出長の設計如何で容
易に決めることができる。この押さえ板３４の表面の全
部若しくは一部にスポンジ等の弾性材料を貼付しておき
、ＣＤＩをこの弾性材料でソフトに押圧することもでき
る。

第２図中性号４０は、プレーヤの回転機構（スピンドル
モータにターンテーブルを設けたもの等）であり、この
回転機構４０が上昇あるいはカートリッジ１０が下降し
て切欠き１８の頭部１８ａ１孔２５０頭部該当個所を通
ってＣＤＩの中心孔１ａに嵌合し、さらにこの回＠機構
４０によ、９ＣＤＩを保護シート１３から浮き上がらせ
る。このとき、押さえ板３４の一部もケーシング３５内
へ押し込められ、係止板３３と押さえ板３４とが回転軸
３７を中心として回転可能状、岬となる。第２図ではシ
ャッタ板１２により切欠き１８を閉じた状態なので、こ
の状態ではＣＤＩを回転させることはできない。後述す
るように、シャッタ板１２を開けた上で回転機構４０を
ＣＤＩの中心孔１ａに嵌合させるようにすることは勿論
である。シャッタ板１２が回転し、本体部１）の切欠き
１８が開いた状態において、回転機構４０がＣＤＩを回
転させるとともに、プレーヤのピックアップ装ｊｔｓｏ
のレーザ・ビームが切欠き１８、孔２５を通過してＣＤ
Ｉの信号面を読み取る。

次いでシャッタ板１２の作動について第３図及び第４図
に基づいて説明する。図面中クロスハツチングを施した
部材がシャッタ板１２であり、このシャッタ板１２に形
成された被係合部２３がプレーヤの開閉機構である係合
部４３に係合する。すなわち、カートリッジ１０をプレ
ーヤに差し込むと（第３図矢印へ方向への移動）、シャ
ッタ板１２の被係合部２３が開閉機構である係合部４３
に係合し、さらにカートリッジ１０を矢印入方向へ移動
させると係合部４３によりシャッタ板１２を押圧部材２
４の押圧力に抗して係止ピン２２を中心として図中左回
転方向に回転させる。シャッタ板１２の回転によυ切欠
き１８が開くことになる（第４図）。この状態において
、前述の回転機構４０及びピックアップ装置５０がＣＤ
Ｉに作動して再生可能状態となる。

ＣＤＩの再生後はカートリッジ１０をプレーヤから抜き
取ることに、よりシャッタ板１２は押圧部材２４の力に
より第３図の状態に復帰する。

発明の詳細 な説明したように１この発明は、ＣＤがプレ−ヤセソト
時に回転可能となるように収納されたカートリッジのデ
ィスク信号面と対向する面側に外周縁が中心に及ぶよっ
て連続して形成されたレーザ・ビームの通路となる切欠
きを有し、この切欠きの開閉を図り得るようにしたコン
パクト・ディスクカートリッジのシャッタ機構であって
、収納されたＣＤと切欠きとの間に切欠きと同一もしく
は相似の形を有するシャッタ板を設け、このシャッタ板
をカートリッジ内の一側方向へ押圧して切欠きを閉じて
おくための押圧部材を当該シャッタ板に取付け、７ヤツ
タ板に直接若しくは間接的に、プレーヤに設けた保合部
に係合される被係合部を設け、保合部と被係合部とが係
合した状態でカートリッジをプレーヤに差し込む作動に
伴って前記シャッタ板を押圧部材の押圧力に抗して回転
させ切欠きを開くように構成したものである。したがっ
て次のような特有の効果を奏する。

（１）不使用時にはＣＤを完全におおうことができ、乱
暴に取扱ってもＣＤを傷つけることがなく、しかもＣＤ
が他の物と接触することもなくなり、ＣＤの保護が完全
となる。

（１））シャッタ板は切欠鳶と同一若しくは相似の形を
形成するだけであり、この形を有するシャッタ板自身を
一軸を中心とし回転させるため、機構も複雑とならず、
作動の確実性も確保できる。

（ｉｉｉ）　　特に、カー・オーディオ用のＣＤとして
の利用に対して有効であり、狭い車室内での保管や取扱
いに便利である。

ｈ）　　カートリッジの本体部には外周縁から中心に及
ぶように連続した切欠きを形成しであるので、当該部位
の強度は弱くなるが、この部位に７ヤツタ板を存在させ
ることにより本体部の強度向上を図ることもできる。

（■）また、プレーヤにカートリッジを差し込むだけで
被係合部がプレーヤの係合部と係合してンヤッタ、仮を
開け、カートリッジを抜き出すと押圧部材によりシャッ
タ板は自動的に閉じるので、きわめて使い勝手が良いし
、切欠きの閉め忘れもなくなり、より一層ＣＤの保護が
完全なものとなる。

シャッタ板とＣＤとの間に切欠きと同一若しくは相似の
孔を有する保護シートを介在させたものは において、ＣＤをシャッタ板の作動で万−傷つけ△ るような事態を未然−防止することができ、一層のＣＤ
保護が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の好適な実施例を示すＣＤ収納前の分
解斜視図、第２図は第１図の回転支持装置によるＣＤ保
持個所の断面図、第３図は第１図の本体部の窪みにシャ
ッタ板を納めた状態の平面図、第４図は第３図の状態か
らシャッタ板を開けた状態を示す平面図、第５図はＤＡ
Ｄの説明図、第６図は従来のプレーヤでＣＤを再生する
ための説明図である。 １・・・コ゛ンパクト・ディスク（ＣＤ）、１’０・・
・カートリッジ、１）・・・本体部、１２・・・シャ、
り板、１６・・・蓋体部、１８・・・切欠き、２３・・
・被係合部、２４・・・押圧部材、４３・・係合部。 第２図 第５図 第６図 手続補正書（ハ′） 昭和６１年　２月を日 （特許庁審査官　　　　　　　殿） １、事件の表示 昭和６０年特許願第２４４５８７号 ２　発明の名称 コンパクト・ディスク・カートリッジのシャッタ槻信ａ
　補正をする者 ４、補正命令の日付 昭和６１年　１月２８日（発送日） ５　補正の対象 図面 Ｇ　補正の内容

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンパクト・ディスクがプレーヤセット時に回転
   可能となるように収納されたカートリッジのディスク信
   号面と対向する面側に外周縁から中心に及ぶように連続
   して形成されたレーザ・ビームの通路となる切欠きを有
   し、この切欠きの開閉を図り得るようにしたコンパクト
   ・ディスクカートリッジのシャッタ機構であって、収納
   されたコンパクト・ディスクと切欠きとの間に切欠きと
   同一若しくは相似の形を有するシャッタ板を設け、 このシャッタ板をカートリッジ内の一側方向へ押圧して
   切欠きを閉じておくための押圧部材を当該シャッタ板に
   取付け、 シャッタ板に直接若しくは間接的に、プレーヤに設けた
   係合部に係合される被係合部を設け、係合部と被係合部
   とが係合した状態でカートリッジをプレーヤに差し込む
   作動に伴って前記シャッタ板を押圧部材の押圧力に抗し
   て回転させ切欠きを開くように構成したことを特徴とす
   るコンパクト・ディスク・カートリッジのシャッタ機構
   。
2. （２）前記シャッタ板とコンパクト・ディスクとの間に
   切欠きと同一若しくは相似の孔を有する保護シートを介
   在させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のコンパクト・ディスク・カートリッジのシャッタ機構
   。