JPH0383458A - スチルビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野） 本発明はスチルビデオカメラに関し、特に着脱自在なデ
ィスク型のメモリに電気画像信号を記憶するように構成
されたスチルビデオカメラに関する。

〈従来の技術〉 近年、従来のフィルム式カメラに代わって、被写体から
の光画像信号を撮像素子により電気画像信号に変換し、
該電気画像信号をフィルムに相当するカメラ本体に対し
て着脱自在な外部メモリユニットに記憶する構成のスチ
ルビデオカメラが開発されており、外部メモリユニット
に記憶した電気画像信号をモニタで再生して見たり、プ
リントでハードコピーしたりするようになっている。

かかるスチルビデオカメラの外部メモリとして−ａに採
用されているのは、磁気ディスクであり、この場合、例
えば光学レンズを通過して得られる光画像信号を、ＣＣ
Ｄ等の撮像素子で光電変換し、該変換によって得られる
電気画像信号を所定の信号処理した後、磁気ヘッド等を
用いて電磁変換し、ディスクジャケット内に磁気ディス
クを収納してカメラ本体に装着されたディスクメモリユ
ニット内の前記磁気ディスクに磁気記録する。

また、再生時には、磁気ディスクに記録された磁気信号
を電磁変換して信号処理してモニタに写し出したりして
いる。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、このようなディスク型メモリを記憶媒体とす
るスチルビデオカメラの場合、従来では、ディスクメモ
リユニットを光学レンズの光軸と干渉しないように例え
ば撮像素子の後方や光軸と平行となるよう配置してカメ
ラ本体に装着している。

このため、この種のスチルビデオカメラに必要なディス
クの′回転駆動機構の収納スペースの確保と相まってカ
メラ本体の大型化が避けられず、民生用としての普及を
遅らせる原因になっている。

そして、将来では光磁気ディスク等がスチルビデオカメ
ラの画像記憶媒体として使用される可能性もあることか
ら、上記のようなディスクメモリ使用のスチルビデオカ
メラのコンパクト化が要望されている。

本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、ディスクメ
モリを記憶媒体とするスチルビデオカメラの小型化を実
現できるスチルビデオカメラの構造を提供することを目
的とする。

く課題を解決するための手段〉 このため本発明は、光学レンズにより結像された光学画
像を撮像素子により電気画像信号に変換し、この電気画
像信号を、カメラ本体に対して着脱自在なディスクメモ
リユニットに内蔵させたディスクメモリに記憶するよう
に構成されたスチルビデオカメラにおいて、前記ディス
クメモリユニットに光透過部を設けると共に、前記光学
レンズにより形威される光軸の途中に前記光透過部が位
置するように前記ディスクメモリユニットをカメラ本体
に着脱自在に装着する構成とした。

また、前記光透過部がシャッタ部材で開閉可能な構成と
した。

〈作用〉 上記の構成によれば、ディスクメモリユニットに設けた
光透過部を介して、カメラ前部の光学レンズからの光を
カメラ後部のファインダや撮像素子等に導くことが可能
となる。これにより、従来配置することができなかった
カメラ前部の光学レンズとカメラ後部の撮像素子との間
等にディスクメモリユニットを配置することが可能とな
り、カメラ本体の実装密度を高めることが可能となる。

そして、前記光透過部をシャッタ部材で閉塞しておけば
撮影ができないので、記録済みのディスクメモリユニッ
トを使用するのを防ぐことができる。

〈実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

本発明の第１実施例を示す第１図〜第３図において、被
写体の光画像は、カメラ本体ｌ前部に装着された第１光
学レンズ２とその後方に配置された第２光学レンズ３に
よって、第２光学レンズ３後方の撮像素子４に結像され
、撮像素子により電気画像信号に変換されて、図示しな
い信号処理回路に伝送される。また、前記撮像素子に結
像される光画像は、第３図に示すハーフミラ−５，ピン
ト板４１及び名う−６を介してカメラ本体１後部に装着
されるファインダ７にも投影される。そして、前記第１
光学レンズ２と第２光学レンズ３との間の光軸Ａ途中に
、前記光軸Ａを横切るように本実施例のディスクメモリ
ユニット８が、カメラ本体１に着脱自在に装着配置され
ている。

前記ディスクメモリユニット８は、第２図に示すように
円盤状の磁気ディスク８Ａと、該磁気デースフ８Ａを収
納する四角形のディスクジャケラ）８Ｂとから構成され
ている。そして、前記ディスクジャケット８Ｂには、カ
メラ本体１への装着時に前記光軸Ａを横切るように上部
コーナ一部に光透過部としての切欠穴９が磁気ディスク
８Ａと干渉しないよう形威しである。尚、ディスクジャ
ケット８Ｂは、カメラ本体１に装着すると自動的にシャ
ッタ１０が開動作して磁気ディスク８Ａの一部が露出し
、中央の軸穴１１にカメラ本体１内に収納された図示し
ない回転駆動部の支持機構が嵌合して磁気ディスク８Ａ
を駆動可能な状態とするよう構成されている。

かかる構成によれば、第１光学レンズ２と第２光学レン
ズ３との間に、ディスクメモリユニット８を配置するこ
とが可能となり、従来のようにディスクメモリユニット
を撮像素子４後方等に配置するものに比べてカメラ本体
１内の空間を有効に利用することができ、カメラ本体１
の厚さを薄くすることができる。従って、ディスクメモ
リを利用するカメラのコンパクト化を図ることができる
。

次に第４図〜第６図に第２実施例を示す。尚、第１実施
例と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。

本実施例は、シャッタ１０が開いた時に露出する磁気デ
ィスク８Ａの軸穴１１と、同じくシャッタ１０が開いた
時にできる磁気ディスク８Ａの外縁部とディスクジャケ
ット８Ｂの枠部との間の隙間１５とを光透過部として利
用する構成としである。

即ち、ディスクメモリユニット８をカメラ本体１に装着
した際にシャッタ１０の開動作により露出する磁気ディ
スク８Ａの軸穴１１に嵌合して磁気ディスク８Ａを回転
駆動する駆動モータ１６を、中空状に形成し、その中空
部に第２光学レンズ３を配置すると共に、該第２光学レ
ンズ３の後方に撮像素子４を配置しである。また、前記
シャッタ１ｏの開動作により生じる磁気ディスク８Ａの
外縁部とディスクジャケット８Ｂの枠部との間の隙間１
５が、カメラ本体１の前部及び後部にそれぞれ装着した
２つのファインダレンズ１７ａ、１７ｂからなるファイ
ンダ部１７の光軸Ａを横切るようにディスクメモリユニ
ット８を、カメラ本体１に装着配置する構成としている
。

この第２実施例の構成においても、第１実施例と同様に
カメラをコンパクトに構成することが可能となる。また
、かかる構成とすれば、新たにディスクジャケット８Ｂ
に穴を形成する必要がないので、従来のディスクメモリ
ユニット８をそのまま使用できる利点がある。

第７図〜第９図に第３実施例を示す。尚、第１及び第２
実施例と同一要素には同一符号を付して説明を省略する
。

図において、本実施例のカメラ本体ｌは、本体前部ＩＡ
と本体後部ＩＢとに分割構成され、本体前部ＩＡがピン
２１により本体後部ＩＢに開閉自在に軸支されている。

また、本体前部ＩＡと本体後部ＩＢとの間に、第８図に
示すディスクメモリユニット８を収納保持するためのホ
ルダー２１が設けられている。

そして、前記ディスクジャケラ８Ｂには、第１実施例と
同様の位置に光透過部としての切欠穴９が形成されてい
る。また、前記切欠穴９と、ディスクジャケット８のシ
ャッタ１０の開状態の時に生じる磁気ディスク８Ａの外
縁部とディスクジャケット８Ｂの枠部との間の隙間１５
にそれぞれ対応するホルダー２１位置には、それぞれ切
欠穴２１Ａ、　２１Ｂが形成されている。

かかる第３実施例も、前記両実施例と同様にディスクメ
モリユニット８を、光学レンズ２．３゜１７ａ、１７ｂ
の各光軸Ａの途中に配置することができるので、カメラ
本体１をコンパクトにすることが可能である。

そして、第１実施例及び第３実施例のようにディスクジ
ャケット８Ｂに切欠穴９を設ける構成の場合には、前記
切欠穴９に色温度変換フィルタ等の光学フィルタを装着
したり、径が管理できる貫通穴にして絞り機能を持たせ
るようにすることが可能で、カメラ本体側に設けられて
いた光学フィルタや絞り機構を無くすことが可能である
。このような場合、ディスクメモリユニットを光学フィ
ルタの種類や絞り径等に対応して複数種設定し、天候等
の条件に応じて必要とする光学フィルタや絞り径を有し
たディスクメモリユニットを選択して装着するようにす
れば良い。

また、このような撮像やファインダのための光を通過さ
せる切欠穴９を設けたディスクメモリユニット８におい
ては、切欠穴９を開閉できるシャッタ部材としての誤記
録防止用移動片３１を設けるようにするとよい。即ち、
第１Ｏ図及び第１１図に示すように、前記切欠穴９を開
閉できるようにディスクジャケット８Ｂに前記シャッタ
部材としての誤記録防止用移動片３１をスライド自在に
取付けて構成する。

かかる構成によれば、第１０図のように切欠穴８が開放
状態にある時は、このディスクメモリユニット８が撮影
可能であることを示す。一方、第１１図のように誤記録
防止用移動片３１で切欠穴９が塞がれている状態にある
時は、このディスクメモリユニット８が画像の記録を禁
止されていることを示す。そして、このようなディスク
メモリユニット８を使用する場合には、カメラ本体側に
誤記録防止用移動片３１の位置検出機構を設けてディス
クメモリユニット８をカメラ本体に装着した時に誤記録
防止用移動片３１の位置検出を行い第１１図の位置にあ
るとき（切欠穴９閉塞位置）は撮影を禁止する構成とす
る。この他、前記ディスクメモリユニット８をカメラ本
体に装着した時にファインダが真っ暗になったり、撮像
素子への光量不足により発生する警告等によってもディ
スクメモリユニット８への記録が禁止されていることを
知ることができる。

また、ディスクジャケット８Ｂのラベル部３２にも、円
盤状の磁気ディスク８Ａとの間に隙間がある部分があり
、この部分に、電池３３．液晶表示装置３４等を組込め
ば、ディスクメモリユニット８側で使用枚数等の表示が
行える。そして、カメラ使用時にディスクメモリユニッ
ト８を装着した際に、カメラ本体側に窓を設けたり、ラ
ベル部３２を露出させたりして、前記表示装置３４の表
示部が外部から見えるよう構成することにより、カメラ
本体側の表示装置を省略することが可能となり、この種
のカメラをより一層コンパクト化することが可能である
。

尚、ディスクメモリユニットの切欠穴は、撮影だけでな
く再生プロジェクタでの投影光の通過穴としても利用す
ることが可能であり、小型の再生プロジェクタの開発が
できる。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、カメラ本体に着脱
自在なディスクメモリに被写体画像を記憶させるスチル
ビデオカメラにおいて、前記ディスクメモリを内蔵した
ディスクメモリユニットに光透過部を設けると共に、前
記光学レンズにより形成される光軸の途中に前記光透過
部が位置するように前記ディスクメモリユニットをカメ
ラ本体に着脱自在に装着する構成としたので、従来、光
学系の途中には遮蔽物として配置できなかったディスク
メモリユニットを配置することができるようになり、カ
メラ本体の実装密度を向上できこの種のカメラ本体のコ
ンパクト化を図ることができる。また、光透過部に光学
フィルタや絞り機構を組付けることにより、カメラ本体
側におけるこれらの機能を廃止することも可能となり、
より一層カメラ本体を小型化することが可能である。

更に、光透過部を開閉できる誤記録防止用としてのシャ
ッタ部材を設けることにより、記録済みのディスクメモ
リを誤って使用するのを確実に防止することができるよ
うになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の構成概略図、第２図は同
上第１実施例のスチルビデオカメラに適用されるディス
クメモリユニットの外観図、第３図は同上第１実施例の
ディスクメモリユニット装着時の光路を示す図、第４図
は本発明の第２実施例の構成概略図、第５図は同上第２
実施例のスチルビデオカメラに適用されるディスクメモ
リユニットの外観図、第６図は同上第２実施例のディス
クメモリユニット装着時の光路を示す図、第７図は本発
明の第３実施例の構成概略図、第８図は同上第３実施例
のスチルビデオカメラに適用されるディスクメモリユニ
ットの外観図、第９図は同上第３実施例のディスクメモ
リユニット装着時の光路を示す図、第１０図及び第１１
図は切欠穴を開閉できるシャッタ部材を設けたディスク
メモリユニットの一例を示す図で、第１０図は切欠式開
放状態を示す図、第１１図は切欠式閉塞状態を示す図で
ある。 １・・・カメラ本体　　２・・・第１光学レンズ　　３
・・・第２光学レンズ　　４・・・撮像素子　　８・・
・ディスクメモリユニット　　８Ａ・・・磁気ディスク
８Ｂ・・・ディスクジャケット　　９・・・切欠穴　　
１０・・・シャッタ　　１１・・・軸穴　　１５・・・
隙間　　２１・・・ホルダー　　２１Ａ、　２１Ｂ・・
・切欠穴　　３１・・・誤記録防止用移動片

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学レンズにより結像された光学画像を撮像素子
   により電気画像信号に変換し、この電気画像信号を、カ
   メラ本体に対して着脱自在なディスクメモリユニットに
   内蔵させたディスクメモリに記憶するように構成された
   スチルビデオカメラにおいて、前記ディスクメモリユニ
   ットに光透過部を設けると共に、前記光学レンズにより
   形成される光軸の途中に前記光透過部が位置するように
   前記ディスクメモリユニットをカメラ本体に着脱自在に
   装着する構成としたことを特徴とするスチルビデオカメ
   ラ。
2. （２）前記光透過部を開閉できるシャッタ部材を設けて
   構成したことを特徴とする請求項１記載のスチルビデオ
   カメラ。