JPH0654585A - 交流電動機駆動装置 - Google Patents

交流電動機駆動装置

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JPH0654585A
JPH0654585A JP4028399A JP2839992A JPH0654585A JP H0654585 A JPH0654585 A JP H0654585A JP 4028399 A JP4028399 A JP 4028399A JP 2839992 A JP2839992 A JP 2839992A JP H0654585 A JPH0654585 A JP H0654585A
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phase
voltage
power supply
signal
winding
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JP4028399A
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English (en)
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Frank E Wills
フランク・ユージーン・ウィルス
Ii Harold R Schnetzka
ハロルド・ロバート・シュネツカ,ザ・セカンド
Roy D Hoffer
ロイ・ダニエル・ホッファー
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York International Corp
Original Assignee
York International Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/24Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual ac commutator motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/04Single phase motors, e.g. capacitor motors

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相2巻線の誘導電動機を2相電源回路と接
続して、単相電動機の始動および運転中に最適の位相角
の電圧を提供する。 【構成】 単相2巻線式誘導電動機150の主巻線15
2および始動巻線154は2相電源の第1の相電圧VP1
および第2の相電圧VP2の両端に接続される。巻線15
2と154の間は共通巻線156によって接続される。
2相電源は好ましい位相角で電動機150を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機駆動システ
ムに関し、特に2相電源回路から単相2線式誘導電動機
を作動させる誘導電動機駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において公知であり、以下本文
においては永久分相コンデンサ(PSC)電動機と呼
ぶ、従来の分相コンデンサ始動またはコンデンサ駆動式
単相誘導電動機は、2つの固定子巻線と、1つの「主」
巻線と、1つの「始動」巻線とを有する。図1は、一端
部で一緒に接続される主巻線102および始動巻線10
4とを含む例示的なPSC電動機100を示している。
主巻線102および始動巻線104は、電動機100の
固定子(図示せず)に取付けられ、当技術において周知
のように電動機100の定格速度と関連する角度、例え
ば2極の3600RPM電動機の場合は90°だけ相互
に空間的に隔てられている。このようなPSC電動機
は、始動巻線104と直列に接続された駆動コンデンサ
106の如き駆動コンデンサで作動されるように設計さ
れる。電動機製造業界においては、電動機に駆動コンデ
ンサを提供せずに、コンデンサのパラメータ、例えばユ
ーザがキャパシタンスを購入して組込むことを可能にす
るに充分なキャパシタンスおよび電力定格のみを指定す
ることが典型的な慣例である。
【0003】PSC電動機100の作動においては、主
巻線102と、始動巻線104および駆動コンデンサ1
06を直列に組合わせたものとが、相互に並列に接続さ
れ、単相電源110に跨がって直接接続される。始動巻
線104はコンデンサ106を介して励起されるため、
始動巻線104に流れる電流の位相角は、電動機が運転
中巻線102および104に流れる各電流間の位相角が
90°となるように、主巻線102に流れる電流に対し
て偏位している。巻線102および104における電流
間の位相角、およびこれら巻線の空間的間隔は、電動機
100のロータ(図示せず)と誘導的に結合される回転
磁界の生成を結果として生じてロータに回転作用力を及
ぼす。
【0004】電動機100のロータは、回転磁界と同期
して回転しようとするが、この回転磁界を「滑り」係数
だけ遅らせて、滑り量に部分的に比例するトルクをロー
タにもたらす結果となる。
【0005】電動機100が始動されて定格速度まで加
速される始動期間中、電動機100のロータに及ぼされ
る始動トルクもまた、巻線102および104に流れる
電流間の位相角の正弦と比例する。従って、始動トルク
を最大にするためには、始動中90°の位相角を得るこ
とが必要である。しかし、電動機100の如き単相PS
C電動機における始動トルクは、駆動コンデンサの指定
されたパラメータが始動条件ではなく運転条件に対して
のみ最適化されるため、一般に小さい。このため、駆動
コンデンサ106のキャパシタンスは、電動機100の
始動中ではなく運転中に遭遇する巻線102、104の
インピーダンスに基いて製造者によって指定される。し
かし、当技術において周知のように、電動機巻線の見か
け値は、PSC電動機の始動期間中変動し、従って始動
中と運転中とは異なる。コンデンサ106のキャパシタ
ンスが始動中ではなく運転中に最適化される結果とし
て、その大きさは始動のためには小さ過ぎる。この結
果、巻線102および104に流れる電流間の位相角は
始動期間中は90°より小さくなり、始動トルクは最大
許容始動トルクより小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】始動中のコンデンサ1
06の不充分な大きさを補償するため当技術において周
知の1つの解決法は、巻線104と直列の全キャパシタ
ンスを増すことにより始動巻線に流れる電流、位相角お
よび電動機100の始動トルクを増すため、コンデンサ
106に跨がって始動コンデンサ112を接続すること
である。始動コンデンサ112は、一旦電動機が運転速
度に達すると、例えば遠心スイッチ、正の温度係数サー
ミスタ(PTCデバイス)あるいはリレーにより遮断さ
れる。不都合なことに、始動コンデンサ112の作動は
一般に電動機100の始動トルクを改善するが、これを
用いても電動機100の全始動期間にわたりトルクを最
大にしない。理想的には、巻線102および104の各
インピーダンスが変化する間所要の位相角を維持するた
め、始動巻線104と直列のキャパシタンスの大きさは
始動期間中連続的に変化させられねばならない。
【0007】従来の単相PSC電動機は、一般に、ファ
ン、ポンプおよびコンプレッサ等のシステム負荷を駆動
する暖房、通気および空調(HVAC)システムにおい
て使用される。HVACシステムは、例えば周囲温度、
制御環境における人間活動および制御環境における他の
装置の間欠的な運転の毎日および季節的な変動の如き種
々の要因により、広く変化する需要サイクルに曝され
る。従って、制御環境の満足できる温度を確保するため
には、HVACシステムは「最悪の場合」の条件を許容
する暖房および(または)冷房能力を持たねばならな
い。結果として、最悪の場合の条件以下においては、H
VACシステムは充分な過大容量を持ち、必然的により
小さな負荷で運転される。PSC電動機の如き電動機の
最大運転効率は通常電動機が全負荷で運転する時のみ得
られるため、より小さなHVACシステム負荷は電動機
の非効率的な運転をもたらす結果となる。更に、電動機
がHVACシステムの容量より小さなHVAC負荷要件
を満たすようにオン/オフを反復することが要求される
程度により、更に著しい運転の非効率が経験される。こ
のような更に非効率な例は、電動機の頻繁な始動の運転
コスト、ならびに始動中経験される周知の熱的および機
械的な応力の結果として生じるこのような電動機の使用
寿命の短縮を含む。
【0008】HVACシステムの過大容量の結果として
生じる上記の非効率を克服するための解決法は、システ
ムに対する需要を満たすようにシステム容量を変更する
ことである。HVACシステムの容量を変更する1つの
方法は、需要に応じてHVACシステムの負荷を駆動す
る電動機の速度を変更することによる。PSC電動機の
如き単相電動機により駆動されるHVACシステム負荷
に関しては、所要の電動機速度制御を行うため、電動機
に与えられる単相電源の周波数を変更することが必要と
なろう。しかし、PSC電動機に関しては、駆動コンデ
ンサ、例えば電動機100のコンデンサ106(図1)
が例えば60Hzの公称周波数での運転を含む特定の駆
動条件セットに対して最適化される。その結果、公称周
波数以外の周波数におけるPSC電動機の運転は、より
小さな最適トルクおよび非効率的な運転をもたらす結果
となる。PSC電動機の非常に限られた速度制御が単相
電源周波数の小さな変更によって達成されるある用途が
存在するが、公称周波数からのこのような変更は、電動
機がそれにも拘わらず公称電源周波数において最適の性
能となるように設計されるため、非効率的な運転をもた
らす結果となる。
【0009】HVACシステムの容量を調整するため電
動機速度を変更する従来の構成は、典型的には2相また
は3相電力がそれぞれ供給される2相または3相の電動
機を必要とする。このような多相の電動機および電源を
使用することは、一定の電圧/周波数(ボルト/ヘル
ツ)比を維持しながら、電動機に供給される電圧の周波
数を変更することにより電動機速度の変更を可能にす
る。一定のボルト/ヘルツ比を維持することは、定格ト
ルクを供給しながら空隙磁束および有効な電動機の運転
を維持することに対応する。多相電動機の使用は、例え
ば、比較的低くロックされたロータ電流、比較的高い始
動トルク、比較的低い負荷電流および単相電動機におい
て要求される始動および(または)駆動コンデンサの排
除による改善された信頼性の如き単相電動機に勝る幾つ
かの他の利点をも提供する。不都合には、このような多
相電動機は、同じ馬力定格を有する単相電動機より高価
となる。
【0010】多相電動機を使用するこのような使途は、
一般に、電動機と路線源との間に接続された多相インバ
ータを含む電源回路により、単相または多相の路線から
の変更可能な周波数の多相電力の提供を必要とする。こ
のような構成の1つの短所は、電源回路が故障し、3相
電動機が単相の路線源から電力を受取るインバータによ
り駆動され時の如く、路線源に対して多相電動機を直接
接続することができない場合に起生する。従って、電源
回路の故障は、多相の電動機を使用するシステムの故障
および使用不能状態をもたらす結果となる。
【0011】単相電源から給電される多相電動機に対す
るバックアップの問題に対する以前の試みは、多相電動
機を単相電源に一時的に直接接続するためのインバータ
の冗長性即ち付加的な回路装置を必要とした。しかし、
多相電源を「刺激」するため必要な別の回路装置は真に
多相の電源を提供することはなく、従って多相電動機を
最適の効率で駆動するものではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、従来の
駆動システムの上記の諸問題および欠点を克服するAC
電動機駆動システムの提供にある。この目的を達成する
ため、実施され本文において広く記述される如き目的に
従って、本発明は、第1の巻線と第2の巻線を持ち、第
1の巻線が第1および第2の終端および第1の巻線イン
ピーダンスを持ち、第2の巻線が第1および第2の終端
および第1のインピーダンスより大きな第2の巻線イン
ピーダンスを持つAC電動機を駆動するためのAC電動
機駆動システムに関するものである。本駆動システム
は、入力された電源電圧を2相のAC出力電圧に変換す
る2相電源装置を含む。この2相電源装置は、共通の端
子と、第1の相出力端子と、第2の相出力端子とを有す
る。2相電源装置の共通端子は、第1および第2の巻線
の各第1の終端と接続するようになっている。この2相
電源装置の第1および第2の相端子は、それぞれ第1お
よび第2の巻線の第2の終端と接続するようになってい
る。2相電源装置は、入力された電源電圧を、電動機の
駆動のため第1、第2および共通の端子に与えられる2
相電圧に変換する。
【0013】本発明の一実施例によれば、2相電源装置
は、パルス幅変調(PWM)インバータ・システムを含
み、入力電源はAC電源である。この駆動システムは、
入力AC電源を整流してDC供給電圧を生じる装置を含
んでいる。PWMインバータ・システムは、DC電圧を
受取るため接続された入力端子と、それぞれ共通端子、
第1の相端子および第2の相端子と対応する3つの出力
端子とを含む3相インバータ回路を含んでいる。PWM
システムはまた、3相インバータ回路に含まれてDC電
圧を2相の出力電圧に変換するスイッチング装置と、2
相出力電圧の第1の相が第1の相端子と共通端子との間
に生じ、2相出力電圧の第2の相が第2の相端子と共通
端子との間に生じるように、スイッチング装置の作動を
制御するスイッチング制御信号を生じる電圧制御装置と
を含んでいる。
【0014】本発明の別の実施例によれば、AC電動機
駆動システムが、路線導体と中立導体とを有する単相A
C電源に接続するようになっている。駆動システムは、
単相電源の路線導体と接続し、単相電源を2相出力電圧
に変換するための路線端子を含む2相電源装置を含む。
この2相電源装置は、第1の相の出力端子と第2の相の
出力端子とを有する。電動機の第1および第2の巻線の
第1の終端の各々は、単相電源の中立導体と接続するた
め駆動システムの中立端子と接続されている。電動機の
第1および第2の巻線の第2の終端は、それぞれ2相電
源装置の第1および第2の相端子と接続されている。
【0015】本発明の多の目的および利点については、
一部が以降の記述に記載され一部がこの記述から明らか
になり、あるいは本発明の実施により習得されよう。本
発明の目的および利点は、頭書の特許請求の範囲に特に
記載された要素および組合わせによって具現され達成さ
れよう。
【0016】本明細書に含まれてその一部を構成し、本
発明の幾つかの実施例を例示する添付図面は、本発明の
原理の説明と共に、本発明の原理の説明に役立とう。
【0017】
【実施例】まず、事例が添付図面に示される本発明の望
ましい実施例を詳細に参照する。同じ部品あるいは類似
の部品を示すため、可能な限り全図面にわたって同じ参
照番号が用いられる。
【0018】本発明の図示された実施例によれば、2つ
の電動機巻線がそれぞれ電源回路の2相に接続されるよ
うに、PSC電動機の如き単相2線式誘導電動機が2相
電源回路と接続される誘導電動機の駆動システムが提供
される。この電源回路は、電動機の始動および運転中電
動機の巻線電流間に最適の位相角を結果として生じる電
圧を提供するように構成され作動される。電源回路は更
に、一定のボルト/ヘルツ比を全ての運転速度において
維持しながら、単相電動機の可変速度運転を行うように
作動される。
【0019】次に、図面において、図2は本発明の一実
施例により提供される2相電源と接続された単相2巻線
式誘導電動機150を略図的に示している。電動機15
0は、2つの固定子巻線、即ち共通巻線ノード156で
一緒に接続される主巻線152および始動巻線154を
含む。電動機150の巻線152および154は、2相
電源の第1の相電圧VP1および第2の相電圧VP2の両端
に接続されている。この2相電源は、その間に望ましい
位相角、例えば電動機150の最適の性能を結果として
生じる90°を有する相電圧VP1およびVP2を生じるよ
うに構成され作動されることが望ましい。
【0020】電動機150は、駆動コンデンサは含まな
い従来のPSC電動機として提供されることが望まし
い。結果として、従来のPSC電動機の諸特徴によれ
ば、巻線154はより小さな導体サイズが提供され、巻
線154のインピーダンスが巻線152のインピーダン
スより大きくなるように巻線152より大きな巻線の巻
数を有する。従来のPSC電動機の別の特性は、AC電
源による運転中、主巻線より大きな電圧が始動巻線の両
端に加えられる。この巻線電圧の差は、一部は駆動コン
デンサを始動巻線と直列に接続する結果として生じる。
例えば、単相の230VAC、60Hzの電源に対して
駆動コンデンサを介して接続された従来の230VAC
PSC電動機では、主巻線の両端に加えられた電圧は
約230Vであるが、始動巻線の両端に加えられた電圧
は20%高い、即ち276V程度となろう。
【0021】巻線電圧間のこのような差により、電動機
150が接続される2相電源がVP2>VP1を生じるよう
に構成され作動されることが本発明の図示した実施例の
特徴である。相電圧VP1、VP2の相対的な大きさは、さ
もなければ電動機150がその定格電圧および周波数で
始動巻線と直列の駆動コンデンサを含む従来PSC電動
機として作動されたならば、この電動機の主巻線および
始動巻線に生じる電圧を複写するように選択されること
が望ましい。しかし、電動機150の可変速運転中、本
発明の駆動システムは、電圧VP1およびVP2間の比とし
て表わされる電圧の相対的な大きさが以下に述べるよう
に略々一定に維持される間、これら電圧の絶対値を変化
させて各巻線に対する略々一定のボルト/ヘルツ比を維
持する。
【0022】本発明の図示された実施例によれば、それ
ぞれ巻線152、154に流れる電流間の位相角の差
が、従来のPSC電動機の始動巻線と直列に駆動コンデ
ンサを取付ける結果としてではなく、その間に所要の位
相角を持つ2相電圧VP1、VP2を生じるように2相電源
を作動させることにより制御される。電動機150のこ
のような動作により得られる利点は、電動機の回転速度
とは独立的に巻線電流間の選択された位相偏移を維持す
る能力である。このため、ボルト/ヘルツ比が一定に保
持される限り、始動と対応するゼロ速度を含む如何なる
速度でも通常指定されるトルク範囲を供給することを可
能にする。電動機150の各巻線に加えられる電圧が異
なる大きさを持つため、異なるボルト/ヘルツ比が巻線
152、154の各々に対して維持される。以下におい
て更に配置述べるように、2相電源を提供する電源回路
は、電動機の軸速度の全範囲に対して各電動機毎に一定
のボルト/ヘルツ比を維持するように構成されることが
望ましい。
【0023】本発明による相電圧VP1およびVP2を供給
するための2相電源は、幾つかの異なる形態で提供する
ことができる。例えば、調整可能な位相偏移を生じるよ
うに共通軸で駆動される2相交流発電機または2つの単
相交流発電機として、電源を提供することができる。交
流発電機の出力電圧調整は、交流発電機の誘起電圧の調
整によって行われる。2つの単相交流発電機の場合は、
位相角は共通軸上の各交流発電機ロータの角度調整によ
り調整することができる。
【0024】電源はまた、3相電力を2相電力に変える
ように構成された「スコット結線された」変圧器として
提供することもできる。このスコット変圧器出力の位相
角の調整は、巻線のタップを変更することにより行われ
る。周波数の調整は、入力電圧の周波数を変えることに
より行われる。
【0025】ここでは、2相電力を電気的に生じるため
のインバータを含む電源回路として電源が提供されるこ
とが望ましい。図3は、本発明の一実施例により構成さ
れた誘導電動機駆動装置200を示している。装置20
0は、電動機150を含むように構成されることが望ま
しい。装置200は、それぞれ単相AC電源の路線導体
および基準または中立導体と接続するための路線端子2
02、204を含む。装置200はまた、図示された極
性と直列に接続された第1の対のダイオード208およ
び210と、図示の極性と直列にかつ第1の対のダイオ
ードと並列に接続された第2の対のダイオード212お
よび214とを含む全波整流回路206を含む。整流回
路206は、正の出力端子220と、負の出力端子22
2を持ち、整流回路206のDC電圧出力をフィルタす
るため出力端子220、222に跨って接続されたコン
デンサ224を有する。ダイオード208および210
間のタップ・ノード226は路線端子202と接続さ
れ、ダイオード212および214間のタップ・ノード
228は路線端子204と接続されている。
【0026】整流回路206は、路線端子202、20
4に与えられた単相AC電圧を整流してその出力端子2
20、222にDC電圧を生じるため周知のように作動
する。出力端子220、222におけるDC電圧の大き
さは、√2で乗じた路線端子202、204におけるR
MS単相電圧に略々等しい。
【0027】装置200は更に、以下に更に詳細に述べ
るように、電動機150に2相電力を生じるように接続
され作動される3相インバータ回路230を含む。イン
バータ回路230は、それぞれ直列に接続された2つの
電力スイッチング・デバイスにより形成される3つの並
列に接続されたブリッジ・インバータの足232、23
4、236を含む。図4において、スイッチS1〜S6
各々が、付随する逆並列導通ダイオード242と接続さ
れたトランジスタ、絶縁ゲート・バイポーラ・トランジ
スタ、FET、GTOデバイス、あるいは類似の電力ス
イッチング・デバイス240として提供することができ
る。再び図3において、インバータ回路230のブリッ
ジの足232、234、236は、それぞれ3極の双投
スイッチ250を介して電動機150に接続するための
タップ・ノード244、246、248を含む。タップ
・ノード244は、巻線154の端部と接続可能であ
り、タップ・ノード248は巻線152の端部と接続可
能であり、タップ・ノード246は共通巻線ノード15
6と接続可能である。タップ・ノード244、246、
248はそれぞれ、インバータ回路230のA、Bおよ
びC相の出力ノードと対応し、図3にそのように示され
る。以下において更に詳細に述べるように、スイッチS
1〜S6は、これもPWM電圧を規定するための基準端子
Rとして働く負の出力端子222にに対して規定される
ノード244、246、248においてパルス幅変調
(PWM)電圧を生じるように作動される。
【0028】スイッチ250は、単相電源あるいはイン
バータ回路230の出力と接続することにより電動機1
50の動作を可能にする。スイッチ250は、第1のグ
ループの端子a−b−cと、第2のグループの端子d−
e−fと、第3のグループの端子g−h−iとを含む。
第1のグループの端子a、b、cはそれぞれ巻線154
の端部、共通巻線ノード156および巻線152の端部
と接続されている。第2のグループの巻線端子d、e、
fはそれぞれタップ・ノード244、246、248と
接続されている。第3のグループの端子に関しては、端
子hおよびiがそれぞれ路線端子204、202と直接
接続され、駆動コンデンサ260は端子gと路線端子2
02との間に接続されている。
【0029】スイッチ250が端子a、b、cを端子
d、e、fとそれぞれ接続する第1の位置にある時、電
動機150はインバータ回路230の出力からの2相モ
ードで作動される。スイッチ250が端子a、b、cを
端子g、h、iにそれぞれ接続する第2の位置にある
時、電動機150は単相AC電源からの単相モードで作
動される。単相作動モードの間、駆動コンデンサ260
は巻線154と路線端子202との間で直列で接続され
る。電動機150は従来のPSC電動機として設けられ
ることが望ましいため、コンデンサ260は、電動機1
50が単相モードで従来のPSC電動機として作動する
ように、電動機150の製造者により指定される駆動コ
ンデンサ特性を持つように選択されることが望ましい。
【0030】図5は、如何にして3相インバータ回路2
30が電動機150に対して2相電力を供給するように
接続され制御され得るかを説明するためのベクトル図を
示す。図5において、3つの電圧ベクトルVA、VB、V
Cがインバータ回路230のタップ・ノード244、2
46、248に存在する電圧と対応している。図3に示
されるように、インバータ回路230の電動機150に
対する接続の結果として、電圧ベクトルVAおよびVB
の差である電圧VABが巻線154に跨って印加され、図
2における電圧VP2と対応している。電圧ベクトルVC
およびVB間の差である電圧VCBが巻線152に跨って
印加され、図2における電圧VP1と対応している。
【0031】本発明の図示された実施例によれば、イン
バータ回路230は3相インバータ回路であるが、均衡
3相電力を生じるようには作動されない。このため、図
5に示されるように、ベクトルVCはベクトルVAを18
0°だけ遅らせ、ベクトルVBはベクトルVAを105°
だけ進める。また、ベクトルVA、VB、VCは同じ大き
さを持つ。本発明によれば、更に詳細に以下に述べるよ
うに、スイッチS1〜S6の作動は、インバータ回路23
0の2相出力を構成しかつ電動機150の最適性能と対
応する所要の位相角θだけ隔てられる電圧VABおよびV
CBを生じるように制御される。
【0032】先に述べたように、また本発明の図示され
た実施例によれば、始動巻線154に跨って加えられる
電圧VABの大きさは、主巻線152に跨って加えられる
電圧VCBの大きさより大きい。ベクトルVA、VBおよび
Cは同じ大きさを持つと定義されるため、電圧VAB
CB間の大きさの差はベクトル間の位相角の選択により
制御される。ここで当業者には明らかなように、ベクト
ルVBの位相角を変えてベクトルVAおよびVCの相対的
位相角の大きさを一定に保持することにより、電圧VAB
/VCBの比は変化させることができるが、電圧VABとV
CB間の位相角の差は一定のままである。更に、電圧VAB
/VCBの比およびその間の位相角の双方の変更は、3つ
のベクトルVA、VB、VCのどれか2つの位相および大
きさを変えることにより行うことができる。インバータ
230の動作周波数、従って電動機150の速度は、巻
線152、154の各々に対する一定のボルト/ヘルツ
比および各巻線に加えられる電圧間の所要の位相角θを
維持するため、各ベクトル間の位相関係を一定に保持し
ながら、所要の動作周波数に比例して3つの全てのベク
トルVA、VB、VCの大きさおよび周波数の各々を変え
ることにより変更される。
【0033】図6は、図5に示される如くベクトル
A、VB、VCと対応する電圧を生じるようにスイッチ
1〜S6の作動を制御するための制御信号を生じ、電動
機の巻線に加えられる電圧間の位相角θが90°である
制御回路300のブロック図を示している。
【0034】図7は、制御回路300の作動中に生じる
種々の信号の波形を示す。
【0035】次に図6においては、回路300は、電動
機150の所要の作動速度を表わす外部で生じた速度制
御信号を受取るように接続された速度ランプ・レート回
路302を含む。速度制御信号は、検出された情報に応
答して電動機の速度を自動的に制御するため、電動機1
50が組込まれるシステムのあるパラメータ即ち特性を
検出することにより得ることができる。
【0036】あるいはまた、速度制御信号は、ポテンシ
ョメータの如き適当な手動調整可能な制御部により変更
することができる。回路302は、その出力304にお
ける0乃至5ボルトの正規化範囲内でこの速度制御信号
をDC電圧に変換する。回路302の特定の構造は、速
度制御信号の性格に依存する。しかし、例えば、また制
限なく、もし速度制御信号が0乃至5VDC信号として
生じるならば、回路302は低域フィルタとして構成さ
れたR−Cネットワークとして提供することができる。
【0037】回路302のDC電圧出力は電圧制御され
る発振器(VCO)306の入力に加えられ、この発振
器がその出力308にVCO306の入力に加えられた
DC電圧と比例する周波数を有する方形波を生じる。例
えば、VCO306は、それぞれ0、2.5および5ボ
ルトのDC電圧入力と対応する0Hz、61.44KHz
および122.88KHzの周波数を有する方形波出力
を生じる。VCO306は、米国マサチューセッツ州N
orwoodのAnalog Devices社製のモ
デル番号AD654JNとして提供することができる。
【0038】VCO306の出力308は、12ビット
の2進カウンタ310の反転クロック入力と接続されて
いる。カウンタ310の11のカウンタ出力端子Q1
至Q1 1のみが使用される。カウンタ310は、米国アリ
ゾナ州PhoenixのMotorola社製のモデル
番号MC74HC4040Nとして提供できる。
【0039】回路300はまた、そのアドレス入力AD
1乃至AD11において出力端子Q1乃至Q11に与えられる
カウンタ310の出力を受取るように接続された2K×
8ビットのEEPROM320を含む。EEPROM3
20は、図5に関して先に述べたベクトルVAおよびVB
とそれぞれ対応する正弦波形WDAおよびWDBを定義する
ディジタル・データ値を含む索引テーブルを格納してい
る。特に、EEPROM320は、正弦波サイクル当た
り1024の増分に分割されるディジタル的に加重され
た形態の波形WDAおよびWDBに対するディジタル・デー
タを格納する。ディジタル波形WDA、WDBに対する増分
データは、カウンタ310により生じる連続的なアドレ
ス値がEEPROM320をしてそのデータ出力D1
至D11に波形AおよびBを表わす増分をそれぞれ記述す
るディジタル・データを生じさせるように、EEPRO
M320の連続的なアドレス場所に交互に格納される。
EEPROM320は、米国カルフォルニア州Sant
a ClaraのNational Semicond
uctor社製のモデル番号NMC27C16Qとして
提供できる。
【0040】以下に示す表1は、波形AおよびBと対応
するEEPROM320に格納された増分データの事例
値を示す。
【0041】 表1の左側列は、それぞれEEPROM320の連続す
る17番目の格納アドレスを16進数で列記している。表
1の残りの列は、これも16進数の波形データ値を列記し
ている。特に、1つのアドレスの右方の16のデータ値
は、このアドレスに格納されたデータ値と対応してお
り、15のデータ値がそれぞれ次の15の連続的なアド
レスに格納されている。例えば、データ値BDはアドレ
ス00A0に格納されるが、データ値F0、BD、F0
等はそれぞれアドレス00A1、00A2、00A3等
に格納される。更に、波形WDAおよびWDBに対するデー
タ値は連続する場所に交互に格納されるため、波形WDA
に対するデータ値はアドレス00A0、00A2等に格
納されるが、波形WDBに対するデータ値はアドレス00
A1、00A3等に格納される。
【0042】再び図6において、EEPROM320の
データ出力D1乃至D8は、乗算用2重ディジタル/アナ
ログ・コンバータ(DAC)回路330のディジタル入
力に加えられる。DAC回路330は、カウンタ310
のQ1カウンタ出力を受取るように接続されるDAC選
択入力332を含む。DAC回路330は、EEPRO
M320から受取るディジタル・データをアナログ形態
に変換し、このアナログ結果をDAC選択入力332に
与えられる2進値に応じてその出力334または336
のいずれか一方に与える。カウンタ出力Q1はカウンタ
310の出力の最下位ビットであるため、DAC回路3
30は、連続的なディジタル・データ入力と対応する連
続的な各アナログ出力をその出力334および336に
交互に与える。図示された実施例においては、電圧ベク
トルVAおよびVBを表わす正弦波のアナログ波形Aおよ
びBがそれぞれ出力336、334に与えられる。図7
は、DAC回路330の出力336、334に与えられ
る正弦波のアナログ波形AおよびBを示している。図示
された実施例および表1に示したデータによれば、波形
AおよびBは、ベクトルVAおよびVBに関して先に述べ
たように、同じ大きさおよびその間の位相角105°を
有する(図5)。
【0043】DAC回路330は更に、VREF入力33
8において電圧スケーリング信号を受取るように接続さ
れている。電圧スケーリング信号の大きさに従って、D
AC回路330は、その乗算機能の演算により、電圧ス
ケーリング信号に比例してそのアナログ出力の大きさの
スケールを与える。電圧スケーリング信号は、回路30
2の出力304に与えられるDC電圧を受取るように接
続されたレベル・コンバータ回路340によって生成さ
れる。回路340は、電動機150の所要の運転速度に
比例してスケーリング信号をDC電圧として生成するよ
う構成され、予め定めた一定のボルト/ヘルツ比が電動
機150の各巻線に与えられる電圧に対して維持できる
ようにする。その結果、例えば、DAC回路330によ
り出力334または336のいずれか一方に出力される
アナログ正弦波形電圧は、回路302の出力304にお
ける0ボルト乃至5ボルトの範囲の出力電圧とそれぞれ
対応する略々0ボルト乃至2.5ボルトの範囲のピーク
ツーピーク値を持つ。回路340は、抵抗分割器として
提供することができる。DAC回路330は、米国マサ
チューセッツ州NorwoodのAnalog Dev
ices社製のモデル番号AD7528 CMOS2重
8ビットのバッファ付き乗算DACとして提供できる。
このモデルDACは、図示された実施例を実施するため
一緒に導通状態に結合される2つのVREF入力を有す
る。
【0044】また図6において、それぞれディジタル波
形WDBおよびWDA、およびベクトルVBおよびVA(図
5)と対応するDAC回路330の出力334、336
に与えられるアナログ波形BおよびAは、従来のアナロ
グ・バッファ回路350、352を介してコンパレータ
回路354、356の第1の入力に与えられる。本発明
の図示された実施例によれば、電圧ベクトルVCは、図
5に示されるように、ベクトルVAと同じ大きさである
がベクトルVAに180°だけ遅れている。従って、バ
ッファ回路352の出力は、アナログ・インバータ回路
358により反転されてコンパレータ回路360の第1
の入力に与えられるベクトルVCを表わすアナログ波形
Cを生じる。波形Cは、図7に示される。
【0045】回路300は更に、その出力372に3角
形状の波形Tを生じる3角波形ジェネレータ370を含
む。生成された3角波形Tは、例えば、1.25乃至
3.75ボルトまで変化するピークツーピーク値と、略
々900乃至1100Hzの範囲の周波数とを有する。
3角波形Tの周波数は、スイッチング信号がインバータ
回路200のスイッチS1〜S6に与えられるよう生成さ
れる周波数を決定する。3角波形ジェネレータ370
は、従来技術において周知の構造を有する演算増幅器お
よびコンパレータを含む回路として提供することができ
る。回路300に関しては、3角波形Tが2.5ボルト
のピークツーピーク値と1000Hzの周波数を有する
ことが望ましい。
【0046】ジェネレータ370の出力372に生じる
3角波形Tは、コンパレータ354、356、360の
各々の第2の入力に与えられる。図7は、それぞれコン
パレータ356、354、360により受取られる如き
波形A、B、Cの各々に重ねられる3角波形Tを示して
いる。コンパレータ354、356、360の各々は、
加えられるアナログ波形電圧A、B、Cの大きさがそれ
ぞれ3角波形Tの大きさより大きいか小さいかに従っ
て、その出力において高い論理レベル電圧、例えば5ボ
ルトまたは低い論理レベル電圧、例えば0ボルトを生じ
る。その結果、各コンパレータの出力はパルス幅変調さ
れた波形を構成する。
【0047】コンパレータ354、356、360によ
り出力されるパルス幅変調波形は、それぞれアンダーラ
ップおよび出力駆動回路380、382、384に与え
られる。回路380は、与えられるパルス幅変調波形と
略々同じ形状を持つ第1のスイッチ駆動信号B+と、ス
イッチング・デバイスS3(図3)を駆動するに充分な
電圧レベルを生じる。回路380はまた、波形B+の論
理的補数であり、スイッチング・デバイスS4(図3)
を駆動するに充分な電圧レベルを有するスイッチ駆動信
号B−を生じる論理的インバータ回路を含む。回路38
0は更に、信号B+およびB−が決してこれらが加えら
れる各スイッチング・デバイスをして同時にオンにさせ
ないことを保証し、これにより論理レベルのオフ指令と
スイッチング・デバイスによる電流の実際の遮断との間
の時間的遅れを生じるアンダーラップ回路を含む。
【0048】回路382、384は、回路382がそれ
ぞれスイッチS1、S2を駆動するためのスイッチ駆動信
号A+、A−を生じるように、また回路384がそれぞ
れスイッチS5、S6を駆動するためのスイッチ駆動信号
C+、C−を生じるように、回路380と同じように構
成される。図7は、スイッチ駆動信号A+、B+、C+
を示している。
【0049】インバータ回路230オフ制御回路300
の動作において、回路300は、与えられる駆動信号が
正の論理値を取る時スイッチが閉に駆動されるように、
各駆動スイッチS1〜S6に与えられるスイッチ駆動信号
A+、A−、B+、B−、C+およびC−を生じる。ス
イッチS1〜S6のパルス幅変調(PWM)された閉路の
結果、PWM電圧が電動機150の巻線152、154
に与えられる。例えば、スイッチS1、S2の作動は、巻
線154の一端部に与えられるPWM電圧VARをノード
244に生じる結果となる。同様に、スイッチS1〜S6
の作動は、共通巻線ノード156および巻線152にそ
れぞれ与えられるPWM電圧VBRおよびVCRを生じる結
果となる。PWM電圧VAR、VBRおよびVCRは図7に示
され、それぞれ前に述べたベクトルVA、VB、VC(図
5)と対応している。PWMベクトルVAR、VBRおよび
CRの大きさは整流回路206により与えられるDC電
圧の大きさの関数であることが判る。
【0050】PWM電圧VAR、VBRおよびVCRの電動機
150に対する印加は、巻線154、152の両端のP
WM電圧として電圧VABおよびVCB(図5)の印加をも
たらす結果となる。図8Aは、PWM電圧VAR,VBR
よびVCRを示すが、図8BはPWM電圧VBR、VCRおよ
びVCBを示す。パルス幅変調インバータ回路の周知の動
作により、電動機150に加えられるパルス幅変調電圧
波形は、これらが対応する正弦波形を厳密にシミュレー
トする。電動機150の運転速度は、速度制御信号に応
答して変更することができる。このような変更の間、一
定のボルト/ヘルツ比は、レベル・コンバータ回路34
0により与えられる電圧スケーリング信号に従ってDA
C回路330の乗算機能の動作により、電動機150の
巻線152、154の各々に加えられる電圧に対してそ
れぞれされる。更に、電動機150に加えられる電圧V
ABおよびVCBの大きさは可変速度運転中に変更される
が、これらの電圧間の比、即ち相対的な大きさは、電圧
ベクトルVA、VB、VC間の相対的な位相角がEEPR
OM320に格納されたデータによって固定されるた
め、一定に維持される。
【0051】電動機150の始動中、定格速度での運転
が所望されるとすれば、速度制御信号は最初全速運転を
要求し得、これが電動機の巻線に跨る全電圧の初期の印
加をもたらす結果となる。これは更に、大きな電動機の
突発電流を結果として生じるおそれがある。従って、ス
イッチS1〜S6にこのような突発電流を許容するに充分
な電流定格を与えることが必要である。あるいはまた、
再び定格速度での運転が望ましいことを前提として、周
知のインバータ作動慣例によれば、定格電流以上が最初
に流れないように、速度制御信号は電動機の定格滑りに
対応する低速度、即ち定格速度の略々2〜5%を要求す
るように最初に生成することができる。次に電動機は、
速度制御信号の大きさを徐々に増加することにより定格
速度まで加速することができる。
【0052】図9は、図6に示された制御回路300の
別の実施例が制御回路400として示す。制御回路40
0は、図9に示される部分を除いて、回路300の構造
と同じ構造を有する。回路300と400との間の差異
は、後者の回路が波形WDCに対するEEPROM320
の増分ディジタル・データを格納して、アナログ波形A
の反転により生成する代わりにアナログ波形Cの独立的
な生成を可能にすることである。
【0053】図9において、制御回路400は、EEP
ROM320からの11ビットのディジタル・データ出
力を受取るため変換される乗算用カッド・ディジタル/
アナログ・コンバータ(DAC)回路402を含んでい
る。DAC回路402は、2つの選択入力404、40
6からなる2ビットのDAC選択入力を含む。DAC回
路402は、これがEEPROM320から受取るディ
ジタル・データをアナログ形態に変換して、そのDAC
選択入力404、406に与えられる2ビットの2進値
に応じて、その3つの出力408、410または412
の1つにアナログ出力を与える。出力408、410、
412は、従来のバッファ回路414、416、418
を介してそれぞれコンパレータ回路356、354、3
60と接続される。DAC回路402はまた、VREF
力420における電圧スケーリング信号を受取って乗算
機能を同様に行うように、またDAC回路330に対し
て先に述べたと同じ目的のために接続されている。DA
C回路402は、米国マサチューセッツ州Norwoo
dのAnalog Devices社製のモデル番号A
D7225 カッド8ビットDACとして提供すること
ができる。このモデルDACは、図示された実施例を具
現するため一緒に導通するように結合される4つのV
REF入力を有する。
【0054】回路400はまた、DAC選択入力40
4、406に与えるため一連の2ビット信号を生じるた
めのタイミング回路430を含む。タイミング回路43
0は、カウンタ310の出力Q1乃至Q11を受取るよう
に接続されて、出力Q1乃至Q11が図示しない回路によ
りANDゲート432に加える前に出力Q1およびQ2
反転されるANDゲート432を含む。回路430はま
た、各々がANDゲート432により与えられる和の出
力信号を受取るように接続されたリセット入力Rを持つ
フリップフロップ回路434、436を含む。ANDゲ
ート432の出力信号はまた、カウンタ310のリセッ
ト入力Rに与えられる。フリップフロップ434および
436の各々は、VCO306の出力308に与えられ
る信号を反転クロック入力Cにおいて受取るように接続
されている。フリップフロップ434、436の各々の
反転データ出力QはANDゲート440に与えられ、そ
の出力がフリップフロップ434のデータ入力Dへ与え
られる。フリップフロップ434おデータ出力Qは、フ
リップフロップ436のデータ入力Dと、DAC回路4
02のDAC選択入力404の双方に接続される。フリ
ップフロップ436のデータ出力Qは、DAC選択入力
406に接続されている。
【0055】制御回路400の動作において、タイミン
グ回路430がDAC選択入力404、406に加える
ため2ビットの論理信号00、10、01、00、1
0、01、、、の反復シーケンスを生じる。図10は、
共通の時間軸に関するDAC選択入力404、406に
加えるため、VCO306およびタイミング回路430
により生成される信号のプロットを示している。図10
において、VCO306により生成される信号は12
2.76KHzの周波数を有する。その結果、DAC回
路402は、その出力408、410、412にアナロ
グ形態でアナログ波形A、B、Cに対する増分データを
逐次生じるように制御される。図示された実施例におい
ては、EEPROM320が適当な2Kバイトの記憶容
量を与えられるため、波形WDA、WDB、WDCに対するデ
ィジタル・データが正弦サイクル当たり682の増分に
分割されるディジタル的に加重された形態で格納され
る。カウンタ310のリセット入力Rに与えられる和の
信号が、EEPROM320のアドレスの全範囲にわた
り順序付けした後、カウンタをしてその出力をリセット
させる。
【0056】図11は、本発明の別の実施例により構成
された誘導電動機駆動装置500を示している。装置5
00は、前に述べた電動機150を含むように構成され
ることが望ましい。装置500は、単相AC電源の路線
導体と基準即ち中立導体に接続するための路線端子50
2、504を含む。装置500はまた、コンデンサ51
2、514およびダイオード516、518からなる全
波整流電圧倍増回路510をも含む。コンデンサ51
2、514は、その間で路線端子504と電動機の共通
巻線ノード156の双方と接続された中立端子ノード5
20と直列に接続されている。ダイオード516は、図
11に示された極性で路線端子502と回路510の正
の出力端子ノード522との間に接続されている。同様
に、ダイオード518は、図示された極性で路線端子5
02と回路510の負の出力端子ノード524との間に
接続されている。
【0057】整流回路510の動作については、加えら
れる単相AC電源の正の各半サイクルの間、路線端子5
02における電圧が路線端子504における電圧に対し
て正である時、電流がダイオード516に流れてコンデ
ンサ512を充電する。路線端子502における電圧の
負の半サイクルの間、電流はダイオード518に流れて
コンデンサ514を充電する。回路510の回路素子
は、コンデンサ512および514に跨るDC電圧が極
性は反対であるが大きさが等しくなるように選定される
ことが望ましい。その結果、コンデンサ512および5
14は、正の出力端子ノード522、負の出力端子ノー
ド524および中立の端子ノード520を有する均衡さ
れたDC電圧ソースを構成する。出力端子ノード522
または524のいずれか一方における電圧の大きさは、
√2で乗じられた路線端子502におけるRMS単相電
圧に略々等しい。
【0058】装置500は更に、2層電圧を生じるた
め、半ブリッジ・インバータ脚532、534からなる
インバータ回路530を含む。インバータの脚532
は、回路510の出力端子ノード522、524に跨っ
て直列に接続された電力スイッチング・デバイス53
6、538からなっている。インバータの脚534は、
出力端子ノード522、524に跨って直列に接続さ
れ、これによりインバータの脚532と並列に接続され
た電力スイッチング・デバイス540、542からな
る。デバイス536、538、540、542は各々、
図3および図4に示されたスイッチS1〜S6に関して先
に述べたと同じ形式のものであり、それぞれ図11に示
される如き逆並列導通ダイオードを含む。
【0059】装置500は更に、単相路線ソースまたは
インバータ回路530の出力と接続することにより、整
流回路510の作動を可能にする2極双投スイッチある
いはリレー550を含む。スイッチ550は、第1の対
の端子a−b、第2の対の端子c−dおよび第3の対の
端子e−fを含む。スイッチ550の第1の対の端子
a、bはそれぞれインバータの脚532、534の中間
タップ端子ノード552、554と接続されている。ス
イッチ550の第3の対の端子e、fはそれぞれ電動機
150の巻線152、154と接続されている。第2の
対の端子c、dは路線端子502と接続され、端子cは
直接接続され、駆動コンデンサ560は端子dと路線端
子502間に接続されている。
【0060】スイッチ550が端子a、bを端子e、f
にそれぞれ接続する第1の位置にある時、電動機150
はインバータ回路530の出力から2相モードで作動さ
せられる。スイッチ550が端子c、dを端子e、fに
接続する第2の位置にある時、電動機150は、単相A
Cソースからの単相モードで作動される。単相作動モー
ドにおいては、駆動コンデンサ560は巻線154と路
線端子502間で直列に接続される。電動機150は従
来のPSC電動機として提供されることが望ましいた
め、電動機150が単相モードで従来のPSC電動機と
して作動するように、コンデンサ560は電動機150
の製造者により指定される駆動コンデンサ特性を持つよ
うに選定されることが望ましい。
【0061】本発明によれば、インバータ回路530
は、2相作動モードの間電動機150に与えられる2相
パルス幅変調出力を生じるよう作動される。スイッチン
グ・デバイス536、538、540および542は、
スイッチ駆動信号A+、A−、B+、B−により作動さ
せられる。図6に示される制御回路300は、インバー
タ回路530の作動を制御するため必要な駆動信号を生
じるため使用することができる。しかし、システム50
0内部の電動機150の作動のためには、EEPROM
320に、所要の位相角、例えば90°をその間に持つ
アナログ波形AおよびBと対応する情報を格納すること
が必要となる。即ち、タップ・ノード552、554に
生じる電圧がそれぞれ直接巻線152、154に加えら
れるため、これらの電圧間の位相角は電動機150の作
動のため所要の位相角でなければならない。また、アナ
ログ波形AおよびBに上記の如く電動機150の従来の
作動と対応する異なる大きさを与えるように回路300
を変更することも必要となろう。これを行う1つの方法
は、上記のモデル番号AD7528 DACのVREF
力を一緒に結合するのではなく、レベル・コンバータ3
40により出力される電圧スケーリング信号をアナログ
波形Bと対応するVREF入力に直接与えること、またレ
ベル・コンバータ340の電圧スケーリング信号出力を
減衰器を介して他のVREF入力に与えることによる。こ
の減衰器は、例えば、抵抗分割回路または1.0より小
さい利得を持つ演算増幅回路として提供することができ
る。もしこの減衰が電動機巻線に与えられる電圧間の所
要の比と対応する各VREF入力に加えられる電圧間の比
を生じるように行われるならば、DAC330はその乗
算機能の作動により同じ比の大きさを有する波形を生じ
ることになる。
【0062】更に、もし制御回路300がインバータ回
路530の作動を制御するため用いられるならば、駆動
信号C+およびC−を生じるため設けられる回路300
の部分は必要でないことが判る。
【0063】図12は、インバータ回路530の作動を
制御するための望ましい制御回路600を示している。
回路600は、出力604に正弦波電圧信号を、また出
力606に余弦波電圧信号を生じるための正弦波ジェネ
レータ602を含む。ジェネレータ602は、所要の電
動機速度に従って生成される正弦波および余弦波の周波
数を変化させるために、回路300に関して述べた如き
電動機速度制御信号を受取る速度制御入力608を含
む。ジェネレータ602は、米国アリゾナ州Tucso
nのBurr−Brown社製のモデル番号4423信
号ジェネレータとして提供できる。
【0064】電動機速度が変化する時、インバータ回路
530により生成される電圧に対する一定のボルト/ヘ
ルツ比を維持するため、ジェネレータ602により出力
604、606に生じる正弦波および余弦波の電圧信号
がそれぞれ高域フィルタ610、612に送られる。高
域フィルタ610、612は、直列接続されたコンデン
サ614、616、および並列接続された抵抗618、
620からなっている。高域フィルタ610、612の
各々は、6dB/オクターブのロール・オフ特性および
電動機150の作動周波数範囲の上限より高い遮断周波
数を有する。その結果、ジェネレータ602により生じ
る正弦波および余弦波の電圧信号が高域フィルタ61
0、612によって正弦波/余弦波信号の周波数と反比
例する量でそれぞれ減衰される。6dB/オクターブ・
ロール・オフ特性は、周波数と電圧における変化の間の
1:1の逆の関係を生じる。このように、高域フィルタ
610、612の出力における正弦波および余弦波の電
圧信号の振幅は、それぞれジェネレータ602における
周波数変化と共に変化し、かつこれと正比例し、これに
より各フィルタ出力に対する一定のボルト/ヘルツ比を
達成する。上記の高域フィルタ特性と対応するコンデン
サ614、616、および抵抗618、620の例示的
な特性は、コンデンサ614、616の各々に対しては
0.1μF、抵抗618、620の各々に対しては10
KΩである。
【0065】再び図12において、抵抗618は調整ア
ーム622を持つポテンショメータとして提供されるこ
とが望ましい。アーム622、従って高域フィルタ61
0の出力は、コンパレータ回路630の第1の入力側に
接続されている。高域フィルタ612の出力は、コンパ
レータ回路632の第1の入力側に接続されている。回
路600は更に、その3角波形信号出力を両コンパレー
タ630、632の第2の入力に与えるよう接続された
3角波形ジェネレータ640を含む。ジェネレータ64
0は、図6に関して先に述べたジェネレータ370と同
じものでよい。コンパレータ630、632の各々は、
加えられる正弦波または余弦波の信号の大きさが加えら
れる3角波の大きさより大きいか小さいかに従ってハイ
またはローの論理レベル電圧のいずれかをその出力に生
じる。このため、コンパレータ630、632の各々に
より行われる比較および結果として生じる出力は、コン
パレータ354、356、360に関して先に述べ図7
に示したものと実質的に同じであり、即ち、各コンパレ
ータはパルス幅変調された制御信号を生じる。
【0066】コンパレータ630、632の出力は、そ
れぞれアンダーラップおよび出力駆動回路650、65
2に与えられ、その各々は図6に関して先に述べた回路
380、382、384と実質的に同じ構造および機能
を有する。その結果、回路650は、駆動スイッチ53
6、538(図11)の各々に対するスイッチ駆動信号
A+およびA−を与える。同様に、回路652は、駆動
スイッチ540、542(図11)の各々に対するスイ
ッチ駆動信号B+およびB−を与える。
【0067】抵抗618をポテンショメータとして設け
ることで、余弦波電圧信号に対するジェネレータ602
により生成される正弦波電圧信号の大きさの減少を可能
にするためフィルタ610の設定点の調整を可能にす
る。これは、更に、コンパレータ630および回路64
0によって、インバータ回路530をして、主巻線15
2に与えられる巻線154に与えられるため生じる電圧
より小さな大きさを持つパルス幅変調電圧を生じさせる
信号の生成をもたらす結果となる。その結果、VP2>V
P1(図2)となる図示された実施例の上記の特徴が実現
される。
【0068】電動機駆動システム500の動作において
は、本システムは、上記の如くスイッチ550の位置に
従って2相または単相のいずれかのモードで作動可能で
ある。2相モードでの作動中、制御回路600は、与え
られる駆動信号が正の論理値をとる時スイッチが閉路さ
れるように、駆動スイッチ536、538、540、5
42の各々に加えられるスイッチ駆動信号A+、A−、
B+およびB−を生じる。スイッチのパルス幅変調され
た閉路の結果、2相パルス幅変調電圧がインバータ回路
530により生じて、電動機150の巻線152、15
4に与えられる。図11に示されるように、インバータ
の脚532、534の各々により生じる電圧は、中立の
端子ノード520に対して定義される。更に、スイッチ
駆動信号が生成される方法に従って、電動機150の巻
線に与えられる電圧間の位相角差は90°である。更
に、2相モードでの作動中、駆動システム500は、電
動機150の巻線152、154の両端に加えわれるよ
う生成される電圧の各々に対して一定のボルト/ヘルツ
比を維持しながら、速度制御信号に従って電動機150
の速度の変化を可能にする。電動機150を2相モード
で始動するための配慮は、インバータ回路200に関し
て先に述べたものと同じである。
【0069】単相モードにおいては、電動機150は、
従来のPSC電動機として単相AC電源から直接作動さ
せることができる。その結果、電動機150は、例えイ
ンバータ回路530が電動機の駆動のため使用できなく
とも、作動のため使用可能な状態を維持する。
【0070】制御回路600を含む駆動システム500
については2相モードで作動中90°の位相角差を生じ
る如くに記述したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。回路600は、その間の所要の位相角差を持つ
2つの波形を生じるジェネレータ602の代わりに正弦
波ジェネレータを用いるように修正することができる。
先に述べたように、ジェネレータ602、またはこれと
置換されたジェネレータにより生じる正弦波間の位相角
は、電動機150の巻線に加えられる電圧間の位相角で
ある。
【0071】インバータ回路230(図3)により生じ
る電圧の相対的な大きさはベクトルベクトルVAおよび
B(図5)間の位相角により制御されるが、本発明は
これに限定されるものではない。電圧の相対的大きさも
また、電動機150に与えられるよう生成された電圧間
の所要の相対的大きさをもたらす結果となる異なる大き
さを有する波形に対するデータをEEPROM320に
格納することにより制御することができる。この手法は
また、制御回路300がインバータ回路530(図1
1)のスイッチング・デバイスを制御するためのスイッ
チ駆動信号を生じるようになっている場合にも使用する
ことができる。
【0072】更に、回路300のインバータ回路530
の制御を可能にする、特にDAC回路のVREF入力に与
えられる異なる電圧を生じるようにレベル・コンバータ
出力の条件付けを可能にするこの回路に対する上記の修
正はまた、制御回路300(図6)または400(図
9)のいずれか一方によりインバータ回路230の制御
のため実現することができる。このような構成において
は、ディジタル的に格納された波形は全て同じ大きさを
持ち、また波形AおよびBと対応するディジタル波形
間、および波形BおよびCと対応するディジタル波形間
の90°の位相角差を持つことになる。
【0073】電動機150の各巻線に対して一定のボル
ト/ヘルツ比が維持される本発明の図示した実施例につ
いて記述したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。ある電動機で駆動される負荷、例えばファンに関し
ては、負荷の大きさは回転速度と共に変化する。このよ
うな負荷の場合、回転速度の予め定めた関数として各電
動機巻線に対するボルト/ヘルツ比を変化させるのに更
に充分となろう。電動機駆動システム200および50
0においては、制御回路300(図6)の制御下で作動
する時、ボルト/ヘルツ比のこのような変更は、回転速
度の予め定めた関数に従ってスケーリング信号を生じる
ようにレベル・コンバータ回路340を修正することに
より達成することができる。
【0074】本発明はHVACシステムの運転中に遭遇
する上記の諸問題を克服するものであるが、当業者に
は、本発明の利点を同様に実体化するため本発明を他の
システム用途に実施可能であることが明らかであろう。
【0075】本発明の望ましい実施例の本文の記述は例
示および説明のために行ったものである。本発明を本文
に開示した正確な形態に限定することは意図するところ
ではなく、本文の教示に照らして変更および修正が可能
であり、本発明の実施から取得することができる。実施
例は、当業者が本発明を考えられる特定の用途に適する
ように種々の実施例および種々の変更態様で利用するこ
とを可能にするため、本発明の原理およびその実際的な
用途の説明のために選定され説明した。本発明の範囲は
頭書の特許請求の範囲およびその相等技術によって限定
されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】単相電源と接続された従来のPSC電動機を示
す概略図である。
【図2】本発明の一実施例による2相電源と接続された
電動機を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施例により構成された電動機駆動
システムを示す図である。
【図4】図3に示されたインバータ回路に含まれる電力
スイッチング・デバイスを示す図である。
【図5】図3のインバータ回路により生じる電圧を示す
ベクトル図である。
【図6】図3のインバータ回路の作動を制御する回路の
ブロック図である。
【図7】図3および図6に示される回路の作動中生じる
電圧波形を示すグラフである。
【図8】Aは、図3に示したインバータ回路の作動中生
じる電圧波形を示すグラフである。Bは、図3に示した
インバータ回路の作動中生じる電圧波形を示すグラフで
ある。
【図9】図6に示した回路の別の実施例を示すブロック
図である。
【図10】図9に示した回路の作動中生じる電圧波形を
示すグラフである。
【図11】本発明の別の実施例により構成された電動機
駆動システムを示す図である。
【図12】図11に示したシステムにおいて使用される
制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 PSC電動機 102 主巻線 104 始動巻線 106 駆動コンデンサ 110 単相電源 112 始動コンデンサ 150 単相2線式誘導電動機 152 主巻線 154 始動巻線 156 共通巻線ノード 200 誘導電動機駆動システム 206 全波整流回路 208 ダイオード 210 ダイオード 212 ダイオード 214 ダイオード 230 3相インバータ回路 242 逆並列導通ダイオード 244 タップ・ノード 246 タップ・ノード 248 タップ・ノード 250 スイッチ 260 駆動コンデンサ 300 制御回路 302 速度ランプ・レート回路 306 電圧制御発振器(VCO) 310 2進カウンタ 320 EEPROM 330 2重ディジタル/アナログ・コンバータ(DA
C)回路 332 DAC選択入力 340 レベル・コンバータ回路 350 アナログ・バッファ回路 352 アナログ・バッファ回路 354 コンパレータ回路 356 コンパレータ回路 358 アナログ・インバータ回路 360 コンパレータ回路 370 3角波形ジェネレータ 380 アンダーラップおよび出力駆動回路 382 アンダーラップおよび出力駆動回路 384 アンダーラップおよび出力駆動回路 400 制御回路 402 カッド・ディジタル/アナログ・コンバータ
(DAC)回路 414 バッファ回路 416 バッファ回路 418 バッファ回路 430 タイミング回路 432 ANDゲート 434 フリップフロップ回路 436 フリップフロップ回路 440 ANDゲート 500 誘導電動機駆動システム 510 全波整流電圧倍増回路 512 コンデンサ 514 コンデンサ 516 ダイオード 518 ダイオード 520 中立の端子ノード 522 正の出力端子ノード 524 負の出力端子ノード 530 インバータ回路 536 スイッチング・デバイス(駆動スイッチ) 538 スイッチング・デバイス(駆動スイッチ) 540 スイッチング・デバイス(駆動スイッチ) 542 スイッチング・デバイス(駆動スイッチ) 550 2極双投スイッチ(リレー) 552 タップ・ノード 554 タップ・ノード 560 駆動コンデンサ 600 制御回路 602 正弦波ジェネレータ 610 高域フィルタ 612 高域フィルタ 614 コンデンサ 616 コンデンサ 618 抵抗 620 抵抗 630 コンパレータ回路 632 コンパレータ回路 640 3角波形ジェネレータ 650 アンダーラップおよび出力駆動回路 652 アンダーラップおよび出力駆動回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図10】
【図6】
【図7】
【図8】
【図11】
【図9】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・ロバート・シュネツカ,ザ・セ カンド アメリカ合衆国ペンシルバニア州17362, スプリング・グローブ,リッジ・ロード, アールディー4 ボックス 4426エイ (72)発明者 ロイ・ダニエル・ホッファー アメリカ合衆国ペンシルバニア州ランカス ター,ハーバーヒル・ロード 457

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の巻線および第2の巻線を有するA
    C電動機を駆動するAC電動機駆動装置であって、第1
    の巻線は第1および第2の終端と第1の巻線インピーダ
    ンスとを有し、第2の巻線は第1および第2の終端と第
    1のインピーダンスより大きな第2の巻線インピーダン
    スとを有するAC電動機駆動装置において、 入力された電源電圧を2相AC出力電圧に変換する2相
    電源手段を設け、該2相電源手段は、共通端子と、第1
    相出力端子と、第2相出力端子とを有し、 前記共通端子は前記第1および第2の巻線の第1の終端
    の各々と接続するためのものであり、 前記第1相端子および前記第2相端子はそれぞれ前記第
    1および第2の巻線の第2の終端と接続するためのもの
    であり、 これにより、前記2相電源手段が、入力電源電圧を前記
    第1、第2および共通端子に与えられた2相電圧に変換
    して電動機を駆動することを特徴とするAC電動機駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 前記2相電源手段が、前記第1相出力と
    共通端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と共通
    端子との間に第2相電圧を、また前記第1および第2の
    相電圧間に予め定めた位相角関係を有する2相AC出力
    電圧を生じることを特徴とする請求項1記載のAC電動
    機駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記2相電源手段が、前記第1相出力と
    共通端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と共通
    端子との間に第2相電圧を、1より大きい予め定めた値
    を有する第1相電圧に対する第2相電圧の各大きさの比
    を有する2相AC出力電圧を生じることを特徴とする請
    求項1記載のAC電動機駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記2相電源手段が、外部で加えられた
    速度制御信号に応答して、2相AC出力電圧の周波数を
    変化させることにより、速度制御信号に従ってAC電動
    機の回転速度を変化させることを特徴とする請求項1記
    載のAC電動機駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記2相電源手段が、前記第1相出力と
    共通端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と共通
    端子との間に第2相電圧を有する2相AC出力電圧を生
    じ、 前記2相電源手段が更に速度制御信号に応答して、第1
    および第2相電圧の各大きさを変化させて、AC電動機
    の第1および第2の各巻線に対する周波数に対する電圧
    の実質的に一定の比を維持することを特徴とする請求項
    4記載のAC電動機駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記2相電源手段が、第1相電圧に対し
    て第2相電圧の各大きさの予め定めた比を維持し、該予
    め定めた比が1より大きいことを特徴とする請求項5記
    載のAC電動機駆動装置。
  7. 【請求項7】 路線導体および中立導体を有する単相電
    源と接続して、第1の巻線および第2の巻線を有するA
    C電動機を駆動するためのAC電動機駆動装置であっ
    て、第1の巻線が第1および第2の終端と第1の巻線イ
    ンピーダンスとを有し、第2の巻線が第1および第2の
    終端と前記第1のインピーダンスより大きい第2の巻線
    インピーダンスとを有するAC電動機駆動装置におい
    て、 単相電源の路線導体と接続するための路線端子を含み、
    単相電源を第2相出力電圧に変換する2相電源手段を設
    け、該2相電源手段が、第1相出力端子と第2相出力端
    子とを有し、 単相電源の中立導体と接続し、かつ第1および第2の巻
    線の各第1の終端と接続するための中立端子を設け、 前記第1および第2の端子が、それぞれ前記第1および
    第2の巻線の第2の終端と接続するためのものであり、 これにより、前記2相電源手段が、単相電源から受取っ
    た電力を第2相電圧に変換して電動機を駆動することを
    特徴とするAC電動機駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記2相電源手段が、前記第1相出力と
    中立端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と中立
    端子との間に第2相電圧を、前記第1および第2相電圧
    間に予め定めた位相角関係を有する2相AC出力電圧を
    生じることを特徴とする請求項7記載のAC電動機駆動
    装置。
  9. 【請求項9】 前記2相電源手段が、前記第1相出力と
    中立端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と中立
    端子との間に第2相電圧を、1より大きい予め定めた値
    を有する、第1相電圧に対する第2相電圧の各大きさの
    比を有する2相AC出力電圧を生じることを特徴とする
    請求項7記載のAC電動機駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記2相電源手段が、外部で加えられ
    る値制御信号に応答して2相AC出力電圧の周波数を変
    化させることにより、速度制御信号に従ってAC電動機
    の回転速度を変化させることを特徴とする請求項7記載
    のAC電動機駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記2相電源手段が、前記第1相出力
    と中立端子との間に第1相電圧を、前記第2相出力と中
    立端子との間に第2相電圧を有する2相AC出力電圧を
    生じ、 前記2相電源手段が更に、速度制御信号に応答して、第
    1および第2相電圧の各大きさを変化させてAC電動機
    の第1および第2の巻線の各々に対する周波数に対する
    電圧の実質的に一定の比を維持することを特徴とする請
    求項10記載のAC電動機駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記2相電源手段が、第1相電圧に対
    する第2相電圧の各大きさの予め定めた比を維持し、該
    予め定めた比が1より大きいことを特徴とする請求項1
    1記載のAC電動機駆動装置。
  13. 【請求項13】 入力された電源電圧を2相AC出力電
    圧に変換する2相電源手段を設け、該2相電源手段は、
    共通端子と第1相出力端子と第2相出力端子とを有し、 第1の巻線と第2の巻線とを有するAC電動機を設け、 前記第1の巻線が第1および第2の終端と第1の巻線イ
    ンピーダンスとを有し、 前記第2の巻線が、第1および第2の終端と前記第1の
    インピーダンスより大きい第2の巻線インピーダンスと
    を有し、 前記第1および第2の巻線の各第1の終端が、前記2相
    電源手段の共通端子と接続され、 前記第1および第2の巻線の第2の終端が、前記2相電
    源手段の前記第1相終端および前記第2相終端とそれぞ
    れ接続され、 これにより、前記2相電源手段が、入力された電源電圧
    を前記第1、第2および共通端子に与えられる第2相電
    圧に変換して前記電動機を駆動することを特徴とするA
    C電動機駆動装置。
  14. 【請求項14】 前記2相電源手段が、パルス幅変調
    (PWM)インバータ装置を含むことを特徴とする請求
    項13記載のAC電動機駆動装置。
  15. 【請求項15】 入力された電源がAC電源っであり、 前記駆動装置が、入力されたAC電源を整流してDC電
    源電圧を生じる手段を含み、 前記パルス幅変調インバータ装置が、 DC電圧を受取るよう接続された入力端子と、それぞれ
    前記共通、第1および第2の相端子とそれぞれ対応する
    3つの出力端子とを含む3相インバータ回路と、 前記3相インバータ回路に含まれて、DC電圧を2相出
    力電圧に反転させるスイッチング手段と、 スイッチング制御信号を生成して、前記2相出力電圧の
    第1相が前記第1相端子および共通端子間に生成され、
    前記2相出力電圧の第2相が前記第2相端子および共通
    端子間に生成されるように、前記スイッチング手段の作
    動をCRTLする電圧制御手段とを含むことを特徴とす
    る請求項14記載のAC電動機駆動装置。
  16. 【請求項16】 前記3相インバータ回路が、並列に接
    続された第1、第2および第3のインバータ・ブリッジ
    脚を含み、 前記スイッチング手段が、前記第1、第2および第3の
    ブリッジ脚の各々に直列に接続された第1の電力スイッ
    チング・デバイスと第2の電力スイッチング・デバイス
    とを含み、前記3つの出力端子が、前記第1、第2およ
    び第3のブリッジ脚の第1および第2の直列接続された
    電力スイッチング・デバイス間にそれぞれ配置されるこ
    とを特徴とする請求項15記載のAC電動機駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記電圧制御手段が、 前記電動機の所要の作動速度を表わすパルス信号周波数
    を有するパルス信号を生じる発振手段と、 前記発振手段と接続されて、前記パルス信号に応答して
    メモリー・アドレス信号を生じる手段と、 前記アドレス信号生成手段に接続されて、各アドレス信
    号に応答してディジタル・データ信号を生じるメモリー
    手段と、 ディジタル・データ信号に応答して、第1のアナログ正
    弦波形信号と第2のアナログ正弦波形信号とを生じる波
    形信号生成手段とを設け、該第1および第2の正弦波形
    信号はそれぞれパルス信号周波数により決定される周波
    数を有し、 第1の正弦波形信号を反転させて第3の正弦波形信号を
    生じる手段と、 固定周波数の比較信号を生じる手段と、 固定周波数比較信号、および第1、第2および第3の正
    弦波形信号の各々を受取るように接続され、第1、第2
    および第3の正弦波加重パルス幅変調(PWM)スイッ
    チング信号を生じるコンパレータ手段と、 前記第1、第2および第3のPWM信号、およびその各
    論理的補数を前記スイッチング制御信号として生じ、該
    第1、第2および第3のPWM信号およびその論理的補
    数を与えて、第1、第2および第3のインバータ脚の前
    記第1および第2の電力スイッチング・デバイスの動作
    を制御する出力手段とを含むことを特徴とする請求項1
    6記載のAC電動機駆動装置。
  18. 【請求項18】 前記電圧制御手段が、所要の電動機運
    転速度を表わす外部で生成された速度制御信号に応答し
    て、前記電動機の運転速度を制御し、 前記発振手段が、速度制御信号により決定されるパルス
    信号の周波数を持つパルス信号を生じ、 前記波形信号生成手段が、前記2相出力電圧の各位相が
    実質的に一定の予め定めたボルト/ヘルツ比を有するよ
    うに、速度制御信号により決定される振幅をそれぞれ持
    つ第1および第2のアナログ正弦波形信号を生じること
    を特徴とする請求項17記載のAC電動機駆動装置。
  19. 【請求項19】 前記波形信号生成手段が2重ディジタ
    ル/アナログ・コンバータであり、 前記比較信号生成手段が3角波形ジェネレータであるこ
    とを特徴とする請求項18記載のAC電動機駆動装置。
  20. 【請求項20】 前記電圧制御手段が、 前記電動機の所要の運転速度を表わすパルス信号周波数
    を持つパルス信号を生じる発振手段と、 前記発振手段と接続されて、パルス信号に応答してアド
    レス信号を生じる手段と、 前記アドレス生成手段と接続されて、各アドレス信号に
    応答してディジタル・データ信号を生じるメモリー手段
    と、 前記ディジタル・データ信号に応答して、第1、第2お
    よび第3の正弦波形信号を生じる波形信号生成手段とを
    含み、該第1、第2および第3の正弦波形信号はそれぞ
    れパルス信号周波数により決定される周波数を有し、 固定周波数比較信号を生じる手段と、 前記固定周波数比較信号、および前記第1、第2および
    第3の正弦波形信号の各々を受取るように接続されて、
    第1、第2および第3の正弦波加重パルス幅変調(PW
    M)スイッチング信号を生じるコンパレータ手段と、 前記第1、第2および第3のPWM信号、およびその各
    論理的補数を前記スイッチング制御信号として生じ、該
    第1、第2および第3のPWM信号およびその論理的補
    数を与えて前記第1、第2および第3のインバータ脚の
    前記第1および第2の電力スイッチング・デバイスの動
    作をそれぞれ制御する出力手段とを含むことを特徴とす
    る請求項16記載のAC電動機駆動装置。
  21. 【請求項21】 前記電圧制御手段は、所要の電動機運
    転速度を表わす外部で生成された速度制御信号に応答し
    て、前記電動機の運転速度を制御し、 前記発振手段は、速度制御信号により決定されるパルス
    信号周波数を持つパルス信号を生じ、 前記波形信号生成手段が、前記2相出力電圧が実質的に
    一定の予め定めたボルト/ヘルツ比を持つように、各々
    が速度制御信号により決定される振幅を持つ第1、第2
    および第3のアナログ正弦波形信号を生じることを特徴
    とする請求項20記載のAC電動機駆動装置。
  22. 【請求項22】 前記波形信号生成手段が、乗算ディジ
    タル/アナログ・コンバータであり、 前記比較信号生成手段が3角波形ジェネレータであるこ
    とを特徴とする請求項21記載のAC電動機駆動装置。
  23. 【請求項23】 前記出力手段が更に、前記第1、第2
    および第3のPWM信号およびその各論理的補数を生じ
    て、各PWM信号およびその論理的補数が、それぞれ加
    えられる第1および第2の電力スイッチング・デバイス
    をして同時にオンにさせるようにするアンダーラップ手
    段を含むことを特徴とする請求項17または20に記載
    のAC電動機駆動装置。
  24. 【請求項24】 路線導体と中立導体を有する単相AC
    電源と接続するためのAC電動機駆動装置において、 単相電源の路線導体と接続して単相電源を2相出力電圧
    に変換するための路線端子を含む2相電源手段を設け、
    該2相電源手段は第1相出力端子と第2相出力端子を有
    し、 単相電源の中立導体と接続するための中立端子と、 第1の巻線および第2の巻線を有するAC電動機とを設
    け、 前記第1の巻線は、第1および第2の終端と、第1の巻
    線インピーダンスとを有し、 前記第2の巻線は、第1および第2の終端と、前記第1
    のインピーダンスより大きい第2の巻線インピーダンス
    とを有し、 前記第1および第2の巻線の第1の各終端は前記中立端
    子と接続され、 前記第1および第2の巻線の第2の終端は、前記2相電
    源手段の前記第1および第2の相終端とそれぞれ接続さ
    れることを特徴とするAC電動機駆動装置。
  25. 【請求項25】 前記2相電源手段は、 単相電源を整流して、正および負の極性の端子にDC電
    源電圧を生じる手段と、 正および負の極性の端子と接続されて、DC電源電圧を
    反転して2相出力電圧を生じるパルス幅変調インバータ
    手段とを含むことを特徴とする請求項24記載のAC電
    動機駆動装置。
  26. 【請求項26】 前記パルス幅変調インバータ手段は、 第1の半ブリッジ回路を含み、該ブリッジ回路は、 正および負の極性の端子間に直列に接続された第1の電
    力スイッチング・デバイスと第2の電力スイッチング・
    デバイスと、 直列接続された第1および第2の電力スイッチング・デ
    バイス間の第1のタップ・ノードとを含み、該第1のタ
    ップ・ノードは前記第1相出力端子と接続され、 第2の半ブリッジ回路を含み、該ブリッジ回路は、 正および負の極性の端子間に直列に接続された第3の電
    力スイッチング・デバイスと第4の電力スイッチング・
    デバイスと、 前記直列接続された第3および第4の電力スイッチング
    ・デバイス間の第2のタップ・ノードとを含み、該第2
    のタップ・ノードは第2相端子と接続され、 前記第1、第2、第3および第4の電力スイッチング・
    デバイスの動作を制御するためのスイッチング制御信号
    を生じて、前記第1および第2の相端子に2相出力電圧
    を生じる電圧制御手段を含むことを特徴とする請求項2
    5記載のAC電動機駆動装置。
  27. 【請求項27】 前記電圧制御手段は、 固定周波数比較信号を生じる手段と、 予め定めた相角差、および前記電動機の所要の運転速度
    と対応する共通周波数を持つ第1の正弦波形信号および
    第2の正弦波形信号を生成する波形信号生成手段と、 前記第1の正弦波形信号および固定周波数信号を受取る
    ように接続されて、第1の正弦波加重パルス幅変調(P
    WM)スイッチング信号を生じる第1のコンパレータ手
    段と、 前記第2の正弦波形信号および固定周波数信号を受取る
    ように接続されて、第2の正弦波加重パルス幅変調(P
    WM)スイッチング信号を生じる第2のコンパレータ手
    段と、 前記第1および第2のPWM信号、およびその各論理的
    補数を前記スイッチング制御信号として生じて、該第1
    のPWM信号およびその論理的補数を与えて、前記第1
    の半ブリッジの前記第1および第2の電力スイッチング
    ・デバイスをそれぞれ制御し、前記第2のPWM信号お
    よびその論理的補数を与えて前記第2の半ブリッジの前
    記第3および第4の電力スイッチング・デバイスをそれ
    ぞれ制御する出力手段とを含むことを特徴とする請求項
    26記載のAC電動機駆動装置。
  28. 【請求項28】 前記電圧制御手段が、所要の電動機運
    転速度を表わす外部で生成された速度制御信号に応答し
    て、該電動機の運転速度を制御し、 前記波形信号生成手段が、速度制御信号により決定され
    る共通周波数を持つ前記第1および第2の正弦波形信号
    を生じ、 前記電圧制御手段は更に、 前記波形信号生成手段と前記第1のコンパレータ手段と
    の間に接続されて、該第1のコンパレータ装置に与えら
    れる第1の正弦波形信号の振幅および共通周波数間の実
    質的に一定の比を維持するため有効な方法で、共通周波
    数に従って第1の正弦波形信号の振幅を変化させる第1
    のフィルタ手段と、 前記波形信号生成手段と前記第2のコンパレータ手段と
    の間に接続されて、該第2のコンパレータ手段に与えら
    れる第2の正弦波形信号の振幅および共通周波数間の実
    質的に一定の比を維持するため有効な方法で、共通周波
    数に従って第2の正弦波形信号の振幅を変化させる第2
    のフィルタ手段とを含むことを特徴とする請求項27記
    載のAC電動機駆動装置。
  29. 【請求項29】 前記第1のフィルタ手段が、フィルタ
    の設定点を調整することにより、第1の正弦波形信号の
    振幅が前記第2のフィルタ手段が第2の正弦波形信号を
    減衰させる量より大きな量だけ減衰させ得るように、フ
    ィルタ設定点を調整する手段を含むことを特徴とする請
    求項28記載のAC電動機駆動装置。
  30. 【請求項30】 前記第1および第2の正弦波形信号間
    の予め定めた位相角が90°であることを特徴とする請
    求項28記載のAC電動機駆動装置。
  31. 【請求項31】 前記第1および第2のフィルタ手段の
    各々が、直列接続されたコンデンサおよび並列接続され
    た抵抗を含む高域フィルタであることを特徴とする請求
    項28記載のAC電動機駆動装置。
  32. 【請求項32】 前記比較信号生成手段が3角波形ジェ
    ネレータであることを特徴とする請求項27記載のAC
    電動機駆動装置。
  33. 【請求項33】 前記電動機が永久分割コンデンサ型電
    動機であり、前記第1の巻線が主巻線であり、前記第2
    の巻線が始動巻線であるAC電動機駆動装置において、 前記主巻線および始動巻線の第2の終端とそれぞれ接続
    された第1および第2のスイッチ端子と、前記第1およ
    び第2の相端子とそれぞれ接続された第3および第4の
    スイッチ端子と、第5および第6のスイッチ端子とを有
    する2極双投(DPDT)スイッチを設け、 前記第4のスイッチ端子は路線端子と接続され、 前記第6のスイッチ端子と前記路線端子との間に接続さ
    れた駆動コンデンサを設け、 前記DPDTスイッチが、単相電源または2相電源手段
    のいずれか一方から作動するように前記電動機を接続す
    るよう作動し得るようにすることを特徴とする請求項2
    4、25、26または27に記載のAC電動機駆動装
    置。
  34. 【請求項34】 単相AC電源の入力されたAC電圧を
    2相AC出力電圧に変換する2相電源手段を設け、該2
    相電源手段は、共通端子と、第1相出力端子と、第2相
    出力端子とを有し、 単相AC電源と接続するための路線端子と中立端子と、 主巻線および始動巻線を有する永久分割コンデンサ型の
    誘導電動機とを設け、 前記主巻線は、第1および第2の終端と、主巻線インピ
    ーダンスとを有し、 前記始動巻線は、第1および第2の終端と、前記主巻線
    インピーダンスより大きい始動巻線インピーダンスとを
    有し、 前記始動巻線の第2の終端、前記主巻線および始動巻線
    の第1の終端、および前記主巻線の第2の終端とそれぞ
    れ接続された第1、第2および第3の端子を有する3極
    双投(TPDT)スイッチを設け、該TPDTスイッチ
    は、前記第1の相出力、共通および第2の相出力端子と
    それぞれ接続された第4、第5および第6の端子を有
    し、該TPDTスイッチの第8および第9の端子は前記
    路線端子および中立入力端子とそれぞれ接続され、 前記TPDTスイッチの第7の端子と、 前記第7の端子と前記路線入力端子との間に接続された
    駆動コンデンサとを設け、 前記TPDTスイッチは、前記第1、第2および第3の
    端子を前記第4、第5および第6の端子と2相運転モー
    ドでそれぞれ接続し、 前記TPDTスイッチは、前記第1、第2および第3の
    端子を前記第7、第8および第9の端子と単相運転モー
    ドでそれぞれ接続し、 これにより、前記2相電源手段は、入力された単相電圧
    を前記第1の相出力、第2の相出力および共通端子に与
    えられる2相電圧に変換し、前記TPDTスイッチは、
    前記電動機を単相電源または2相電源手段のいずれか一
    方で作動させるように接続するよう動作させることがで
    きることを特徴とするAC電動機駆動装置。
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