JP2004509600A - 種々の出力電圧を形成する交流発電機を備えた装置および交流発電機により種々の出力電圧を形成する方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は交流発電機(10)により種々の出力電圧を形成する装置に関している。ここで交流発電機(10)はロータ(12)と複数のステータ巻線(16)を備えたステータ(14)とを有しており、このステータ巻線(16)は周知の手法で出力電圧を形成するために構成される。ここで種々の出力電圧を形成するためにステータ巻線(16)の端子のコンフィグレーションがコンフィグレーション回路(18)により可変である。本発明はさらに、有利な手法で本発明の装置を用いる方法に関する。
Description
【0001】
本発明は、交流発電機がロータと複数のステータ巻線を備えたステータとを有しており、ステータ巻線は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、種々の出力電圧を形成する交流発電機を備えた装置に関する。本発明はまた、交流発電機がロータと複数のステータ巻線を備えたステータとを有しており、ステータ巻線は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、交流発電機により種々の出力電圧を形成する方法に関する。
【0002】
従来の技術
冒頭に言及した形式の種々の出力電圧を形成する方法では、例えば回転電流発電機が設けられており、この発電機の出力相はトランスへ供給される。トランスの出力電圧をトランス巻線の種々の位置で取り出すことにより、例えばこのトランスから2つの異なる出力電圧を取り出すことができる。その後トランスの出力電圧は整流部へ供給され、最終的には異なるレベルの2つの直流電圧が得られる。種々の出力電圧を形成する他のシステムでは、交流発電機の出力電圧は最初に整流され、その後DC/DCコンバータを使用して別の電圧へ変換される。従来技術のシステムでは例えば2つの異なる直流電圧が供給されるように構成されている。ただし例えば、比較的高い電力要求の点から考えると、このシステムの可変性はいまだ充分なものではない。
【0003】
本発明の利点
本発明は冒頭に言及した形式の装置において、種々の出力電圧を形成するためにステータ巻線の端子のコンフィグレーションがコンフィグレーション回路により可変となっていることを特徴としている。このようにすれば要求に応じて出力直流電圧および出力電力の値についてコンフィグレーション回路を介した適合化を行うことができる。このため複数の安定した出力電圧レベルを使用することができる。
【0004】
有利には、コンフィグレーション回路は切り換え可能な整流器段と組み合わせることができる。整流器段を切り換えることにより選択的に種々の出力電圧レベルを形成することができる。
【0005】
特に有利には、コンフィグレーション回路および切り換え可能な整流器段を制御するための制御部が設けられる。このような制御部により中央ステーションからステータ巻線の端子のコンフィグレーションと所望の出力電圧レベルとを可変に調整することができる。
【0006】
有利にはステータには3つの相が設けられている。したがって本発明は有利には回転電流発電機に関連して使用可能である。
【0007】
特に有利には、ステータの3つの相のコンフィグレーションは可変であり、選択的に星形回路または三角形回路が形成される。星形回路では3相の始端は1つのポイントに共通に接続されいる。三角形回路では3つの相が順次に接続され、閉じた電流回路が形成される。適用分野に応じて1つまたは複数の他の回路を使用することも有利であり、切換手段が可変であるとさらに有利である。
【0008】
有利にはステータの1つの相はそれぞれ2つずつのステータ巻線を有する。これによりシステムの可変性は出力電力に関してさらに高まる。
【0009】
特に有利には1つの相のステータ巻線の端子のコンフィグレーションは可変であり、選択的に直列回路または並列回路が形成される。これにより要求に応じて相のステータ巻線の電圧が加算され最終的に高い出力直流電圧が使用できるようになるか、または並列回路が実現されて電位として小さな電圧であっても比較的大きな電流を流せるようになる。こうしたコンセプトを発展させていくと、同様に1つの相当たり2つ以上のステータ巻線を設けることができ、さらに可変性が高められる。
【0010】
有利にはロータはコイル型である。ロータコイルの電流により磁界強度、ひいては装置の出力特性を制御することができる。
【0011】
また有利にはロータは永久磁石である。これはシステムの複雑性を最小にするために有利である。
【0012】
有利にはコンフィグレーション回路は双方向の切り換えユニットを有する。これによりステータ巻線内で交番変化する相が接続され、有利には、種々のコンフィグレーションが形成される。
【0013】
有利には、双方向の切り換えユニットが並列の2つのサイリスタにより実現される。サイリスタの切り換え特性が確実に利用され、これによりコンフィグレーション回路の可変の切換機能が処理される。
【0014】
また有利には双方向の切り換えユニットは2つのMOSFETから成る並列回路により実現される。MOSFETはサイリスタに比べて、順方向での僅かな電圧降下に基づく僅かなエネルギ損失で動作できるという利点を有する。
【0015】
有利には、切り換え可能な整流器段はサイリスタおよびダイオードを有する。サイリスタは例えば所定の極性で正の半波の整流に使用され、ダイオードは負の半波の整流に使用される。
【0016】
有利には制御部により交流発電機の相の特性が監視される。これによりステータ巻線の端子の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間が定められる。特にシステムの無駄時間を最小化することができる。なぜなら例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更には1回の周期全体が必要となり、この期間中はステータ回路を通る電流は流れないからである。
【0017】
同様に有利には、制御部により出力電圧が監視される。これにより直流電圧出力についての種々の要求に応えることができる。専用の端子部分での電圧が予め定められた所定の値を下回って降下する場合、コンフィグレーション回路を変更することにより所望の電圧を再び得ることができる。このようにすれば各出力側で必要な電流および電圧がどんな場合にも得られることが保証される。
【0018】
特に有利には、コンフィグレーション回路および/または切り換え可能な整流器段は集積回路として実現されている。これにより特にコンパクトな装置が得られる。
【0019】
本発明はさらに冒頭に言及した形式の方法において、種々の出力電圧を形成するために、ステータ巻線の端子のコンフィグレーションをコンフィグレーション回路により可変とすることを特徴としている。このようにすれば要求に応じて出力直流電圧および出力電力の値の観点から見てコンフィグレーション回路を介した適合化を行うことができる。このため複数の安定した出力電圧レベルを使用することができる。
【0020】
特に有利には、コンフィグレーション回路および切り換え可能な整流器段を制御するための制御部が設けられる。整流器段を切り換えることにより選択的に種々の出力電圧レベルを形成することができる。このような制御部により中央ステーションからステータ巻線の端子のコンフィグレーションと所望の出力電圧レベルとを可変に調整することができる。
【0021】
有利にはステータには3つの相が設けられている。したがって本発明は有利には回転電流発電機に関連して使用可能である。
【0022】
特に有利には、ステータの3つの相のコンフィグレーションは可変であり、選択的に星形回路または三角形回路が形成される。星形回路では3相の始端は1つのポイントに共通に接続されている。三角形回路では3つの相は相互に閉じた電流回路を形成するように接続される。適用分野に応じて1つまたは複数の他の回路を使用することも有利であり、切換手段が可変であるとさらに有利である。
【0023】
また特に有利には、ステータの相ごとに2つのステータ巻線が設けられる場合にステータ巻線のコンフィグレーションを可変とし、選択的に直列回路または並列回路を形成する。これにより要求に応じて相のステータ巻線の電圧が加算され比較的高い出力直流電圧が使用できるようになるか、または並列回路が実現され電位として小さな電圧であっても比較的大きな電流を流せるようになる。こうしたコンセプトを発展させていくと、同様に1つの相当たり2つ以上のステータ巻線を設けることができ、さらに可変性が高められる。
【0024】
有利には、交流発電機の相の特性を制御部により監視する。これによりステータ巻線の端子の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間が定められる。特にシステムの無駄時間を最小化することができる。なぜなら例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更には1回の周期全体が必要となり、この期間にはステータ回路を通る電流は流れないからである。
【0025】
同様に有利には、制御部により出力電圧を監視する。これにより直流電圧出力についての種々の要求に応えることができる。専用の端子部分での電圧が予め定められた所定の値を下回って降下する場合、コンフィグレーション回路を変更することにより所望の電圧を再び得ることができる。このようにすれば各出力側で必要な電流および電圧がどんな場合にも得られることが保証される。
【0026】
本発明は、ステータ巻線の端子を可変に切り換えることにより、種々の出力電圧が得られるという驚くべき知識を基礎としている。この可変性は出力電圧の値にも供給される電力にも当てはまり、特に、動作中に変化する要求に応答することができるようになる。
【0027】
図面
本発明を添付図を参照しながら有利な実施例に則して説明する。
【0028】
図1には本発明を分かり易くするためのブロック回路図が示されている。図2には本発明を分かり易くするための回路図が示されている。図3には種々のコンフィグレーション手段を説明するダイアグラムが示されている。
【0029】
有利な実施例の説明
図1には本発明を説明するためのブロック回路図が示されている。回転電流発電機10はロータ12およびステータ14を有している。ロータ12は磁界を形成する。ステータ14は1つの相について2つの巻線16を有しており、これによりロータ12の回転が引き起こされる。ステータ巻線16はコンフィグレーション回路18に接続されている。コンフィグレーション回路は例えば三角形のコンフィグレーションと星形のコンフィグレーションとの間での切り換えを行えるように構成されている。さらにステータ巻線の直列回路と並列回路との間での切り換えを選択することもできる。コンフィグレーション回路の出力側は整流器段20へ接続されている。この整流器段20は2つの異なる出力直流電圧+V、++Vを供給できるように構成されている。さらに電子制御ユニットとして実現された制御部22が設けられている。この制御部22は入力信号として交流発電機10の相の出力とこの装置によって形成される出力電圧の値とを受け取る。制御部22はコンフィグレーション回路18および整流器段20の双方を制御する。
【0030】
図1の装置は次のように動作する。回転電流発電機10により回転電流の3つの相が形成される。これはロータ12の回転により行われる。このロータは磁界を形成し、各ステータ巻線14のステータ巻線16が励磁される。ステータ14の各相には2つずつのステータ巻線16が設けられており、これにより全部で6つの出力電圧が交流発電機10からコンフィグレーション回路18へ送られる。コンフィグレーション回路18はこれらの相を接続して星形コンフィグレーションまたは三角形コンフィグレーションとし、これらのコンフィグレーション間の切り換えを行う。さらにコンフィグレーション回路としては1つの相のステータ巻線を直列回路Sにする構成と並列回路Pにする構成とのあいだで切り換えが行われる。コンフィグレーション回路18のこうした切り換え特性は制御部22により制御される。コンフィグレーション回路18の出力電圧は整流器段20へ供給される。整流器段20によりこの電圧が整流され、最終的には出力電圧+V、++Vとして出力される。出力電圧+V、++Vは同様に制御部22に対する入力電圧として使用され、これにより制御部22は出力電圧+V、++Vの変化に多様に応答することができる。同様に制御部22は回転電流発電機10の相の出力を入力情報として受け取り、コンフィグレーション回路の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間を定める。これは例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更、または三角形のコンフィグレーションから星形のコンフィグレーションへの変更がロータ12の完全な1回転に相応する電気的な1周期の時間を要求し、当該の期間中はステータ回路に電流は流れないという背景からきている。
【0031】
図2には回路図が示されており、これに則してコンフィグレーション回路18および整流器段20の特徴を詳細に説明する。ステータ巻線16の3つの組が示されており、これをU1,U2またはV1,V2またはW1,W1とする。さらにスイッチS1,S2,...,S15を備えたコンフィグレーション回路18が示されている。このコンフィグレーション回路18の出力はサイリスタT1,T2,...,T6およびダイオードD1,D2,D3を備えた整流器段20へ接続されている。回路全体は図1に示されている制御部22から出力された複数の信号により制御される。これらの信号はスイッチS1,S2,...,S15およびT1,T2,...,T6へ入力される。種々の信号は次の回路機能部によって実現される。
【0032】
Δ:三角形回路
invΔ:星形回路
S:直列回路
invS:並列回路
H:高いほうの出力電圧++Vの出力
L:低いほうの出力電圧+Vの出力
例えば三角形回路を実現する場合、信号ΔによりスイッチS5、S10、S15が閉成され、スイッチS4、S9、S14が開放される。これにより3つの相U,V,Wが直列に接続され、三角形回路が実現される。信号invΔがセットされる他のケースでは、スイッチS4、S9、S14が閉成され、スイッチS5、S10、S15が開放される。これにより3つの相の始端が共通のポイントに接続され、これにより星形回路が実現される。1つの相のステータ巻線が直列接続される場合、制御部22から信号Sが出力される。これによりスイッチS2、S7、S12が閉成され、スイッチS1、S3、S6、S8、S9、S13が開放される。このようにしてステータ巻線U1とステータ巻線U2とが直列に接続され、ステータ巻線V1とステータ巻線V2とが直列に接続され、ステータ巻線W1とステータ巻線W2とが直列に接続される。これに対して1つの相の各ステータ巻線を並列回路として実現する場合には、制御部22から信号invSが出力される。これによりスイッチS1、S3、S6、S8、S11、S13が閉成され、スイッチS2、S7、S12が開放される。このようにしてステータ巻線U1とステータ巻線U2とが並列に接続され、ステータ巻線V1とステータ巻線V2とが並列に接続され、ステータ巻線W1とステータ巻線W2とが並列に接続される。
【0033】
上述のコンフィグレーションに依存してコンフィグレーション回路18により種々の電圧が供給される。これらの電圧は整流器段20へ供給される。整流器段20は同様に電子制御部22によって制御され、信号Hの出力により高いほうの電圧++Vを出力し、信号Lの出力により低いほうの電圧+Vを出力する。サイリスタT1はステータ巻線U1およびステータ巻線U2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT2はステータ巻線U1およびステータ巻線U2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。同様にサイリスタT3は巻線V1、V2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT4は巻線V1、V2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。サイリスタT5は巻線W1、W2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT6は巻線W1、W2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。ダイオードD1はステータの相Uの負の半波の整流に用いられ、ダイオードD2は相Vの負の半波の整流に用いられ、ダイオードD3は相Wの負の半波の整流に用いられる。
【0034】
図3には2つの異なる電流特性iを種々のコンフィグレーションに対するロータ周期nに依存して示したダイアグラムが示されている。ここでは三角形回路で1つの相のステータ巻線を並列回路にする構成と、星形回路で1つの相のステータ巻線を直列回路する構成とが示されている。
【0035】
上述の本発明の実施例は説明のための例示にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の周辺構成および本発明に等価の構成も併せて、本発明の範囲内で種々の変更および修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の装置のブロック回路図である。
【図2】
本発明の装置の回路図である。
【図3】
種々のコンフィグレーション手段を示すダイアグラムである。
本発明は、交流発電機がロータと複数のステータ巻線を備えたステータとを有しており、ステータ巻線は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、種々の出力電圧を形成する交流発電機を備えた装置に関する。本発明はまた、交流発電機がロータと複数のステータ巻線を備えたステータとを有しており、ステータ巻線は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、交流発電機により種々の出力電圧を形成する方法に関する。
【0002】
従来の技術
冒頭に言及した形式の種々の出力電圧を形成する方法では、例えば回転電流発電機が設けられており、この発電機の出力相はトランスへ供給される。トランスの出力電圧をトランス巻線の種々の位置で取り出すことにより、例えばこのトランスから2つの異なる出力電圧を取り出すことができる。その後トランスの出力電圧は整流部へ供給され、最終的には異なるレベルの2つの直流電圧が得られる。種々の出力電圧を形成する他のシステムでは、交流発電機の出力電圧は最初に整流され、その後DC/DCコンバータを使用して別の電圧へ変換される。従来技術のシステムでは例えば2つの異なる直流電圧が供給されるように構成されている。ただし例えば、比較的高い電力要求の点から考えると、このシステムの可変性はいまだ充分なものではない。
【0003】
本発明の利点
本発明は冒頭に言及した形式の装置において、種々の出力電圧を形成するためにステータ巻線の端子のコンフィグレーションがコンフィグレーション回路により可変となっていることを特徴としている。このようにすれば要求に応じて出力直流電圧および出力電力の値についてコンフィグレーション回路を介した適合化を行うことができる。このため複数の安定した出力電圧レベルを使用することができる。
【0004】
有利には、コンフィグレーション回路は切り換え可能な整流器段と組み合わせることができる。整流器段を切り換えることにより選択的に種々の出力電圧レベルを形成することができる。
【0005】
特に有利には、コンフィグレーション回路および切り換え可能な整流器段を制御するための制御部が設けられる。このような制御部により中央ステーションからステータ巻線の端子のコンフィグレーションと所望の出力電圧レベルとを可変に調整することができる。
【0006】
有利にはステータには3つの相が設けられている。したがって本発明は有利には回転電流発電機に関連して使用可能である。
【0007】
特に有利には、ステータの3つの相のコンフィグレーションは可変であり、選択的に星形回路または三角形回路が形成される。星形回路では3相の始端は1つのポイントに共通に接続されいる。三角形回路では3つの相が順次に接続され、閉じた電流回路が形成される。適用分野に応じて1つまたは複数の他の回路を使用することも有利であり、切換手段が可変であるとさらに有利である。
【0008】
有利にはステータの1つの相はそれぞれ2つずつのステータ巻線を有する。これによりシステムの可変性は出力電力に関してさらに高まる。
【0009】
特に有利には1つの相のステータ巻線の端子のコンフィグレーションは可変であり、選択的に直列回路または並列回路が形成される。これにより要求に応じて相のステータ巻線の電圧が加算され最終的に高い出力直流電圧が使用できるようになるか、または並列回路が実現されて電位として小さな電圧であっても比較的大きな電流を流せるようになる。こうしたコンセプトを発展させていくと、同様に1つの相当たり2つ以上のステータ巻線を設けることができ、さらに可変性が高められる。
【0010】
有利にはロータはコイル型である。ロータコイルの電流により磁界強度、ひいては装置の出力特性を制御することができる。
【0011】
また有利にはロータは永久磁石である。これはシステムの複雑性を最小にするために有利である。
【0012】
有利にはコンフィグレーション回路は双方向の切り換えユニットを有する。これによりステータ巻線内で交番変化する相が接続され、有利には、種々のコンフィグレーションが形成される。
【0013】
有利には、双方向の切り換えユニットが並列の2つのサイリスタにより実現される。サイリスタの切り換え特性が確実に利用され、これによりコンフィグレーション回路の可変の切換機能が処理される。
【0014】
また有利には双方向の切り換えユニットは2つのMOSFETから成る並列回路により実現される。MOSFETはサイリスタに比べて、順方向での僅かな電圧降下に基づく僅かなエネルギ損失で動作できるという利点を有する。
【0015】
有利には、切り換え可能な整流器段はサイリスタおよびダイオードを有する。サイリスタは例えば所定の極性で正の半波の整流に使用され、ダイオードは負の半波の整流に使用される。
【0016】
有利には制御部により交流発電機の相の特性が監視される。これによりステータ巻線の端子の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間が定められる。特にシステムの無駄時間を最小化することができる。なぜなら例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更には1回の周期全体が必要となり、この期間中はステータ回路を通る電流は流れないからである。
【0017】
同様に有利には、制御部により出力電圧が監視される。これにより直流電圧出力についての種々の要求に応えることができる。専用の端子部分での電圧が予め定められた所定の値を下回って降下する場合、コンフィグレーション回路を変更することにより所望の電圧を再び得ることができる。このようにすれば各出力側で必要な電流および電圧がどんな場合にも得られることが保証される。
【0018】
特に有利には、コンフィグレーション回路および/または切り換え可能な整流器段は集積回路として実現されている。これにより特にコンパクトな装置が得られる。
【0019】
本発明はさらに冒頭に言及した形式の方法において、種々の出力電圧を形成するために、ステータ巻線の端子のコンフィグレーションをコンフィグレーション回路により可変とすることを特徴としている。このようにすれば要求に応じて出力直流電圧および出力電力の値の観点から見てコンフィグレーション回路を介した適合化を行うことができる。このため複数の安定した出力電圧レベルを使用することができる。
【0020】
特に有利には、コンフィグレーション回路および切り換え可能な整流器段を制御するための制御部が設けられる。整流器段を切り換えることにより選択的に種々の出力電圧レベルを形成することができる。このような制御部により中央ステーションからステータ巻線の端子のコンフィグレーションと所望の出力電圧レベルとを可変に調整することができる。
【0021】
有利にはステータには3つの相が設けられている。したがって本発明は有利には回転電流発電機に関連して使用可能である。
【0022】
特に有利には、ステータの3つの相のコンフィグレーションは可変であり、選択的に星形回路または三角形回路が形成される。星形回路では3相の始端は1つのポイントに共通に接続されている。三角形回路では3つの相は相互に閉じた電流回路を形成するように接続される。適用分野に応じて1つまたは複数の他の回路を使用することも有利であり、切換手段が可変であるとさらに有利である。
【0023】
また特に有利には、ステータの相ごとに2つのステータ巻線が設けられる場合にステータ巻線のコンフィグレーションを可変とし、選択的に直列回路または並列回路を形成する。これにより要求に応じて相のステータ巻線の電圧が加算され比較的高い出力直流電圧が使用できるようになるか、または並列回路が実現され電位として小さな電圧であっても比較的大きな電流を流せるようになる。こうしたコンセプトを発展させていくと、同様に1つの相当たり2つ以上のステータ巻線を設けることができ、さらに可変性が高められる。
【0024】
有利には、交流発電機の相の特性を制御部により監視する。これによりステータ巻線の端子の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間が定められる。特にシステムの無駄時間を最小化することができる。なぜなら例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更には1回の周期全体が必要となり、この期間にはステータ回路を通る電流は流れないからである。
【0025】
同様に有利には、制御部により出力電圧を監視する。これにより直流電圧出力についての種々の要求に応えることができる。専用の端子部分での電圧が予め定められた所定の値を下回って降下する場合、コンフィグレーション回路を変更することにより所望の電圧を再び得ることができる。このようにすれば各出力側で必要な電流および電圧がどんな場合にも得られることが保証される。
【0026】
本発明は、ステータ巻線の端子を可変に切り換えることにより、種々の出力電圧が得られるという驚くべき知識を基礎としている。この可変性は出力電圧の値にも供給される電力にも当てはまり、特に、動作中に変化する要求に応答することができるようになる。
【0027】
図面
本発明を添付図を参照しながら有利な実施例に則して説明する。
【0028】
図1には本発明を分かり易くするためのブロック回路図が示されている。図2には本発明を分かり易くするための回路図が示されている。図3には種々のコンフィグレーション手段を説明するダイアグラムが示されている。
【0029】
有利な実施例の説明
図1には本発明を説明するためのブロック回路図が示されている。回転電流発電機10はロータ12およびステータ14を有している。ロータ12は磁界を形成する。ステータ14は1つの相について2つの巻線16を有しており、これによりロータ12の回転が引き起こされる。ステータ巻線16はコンフィグレーション回路18に接続されている。コンフィグレーション回路は例えば三角形のコンフィグレーションと星形のコンフィグレーションとの間での切り換えを行えるように構成されている。さらにステータ巻線の直列回路と並列回路との間での切り換えを選択することもできる。コンフィグレーション回路の出力側は整流器段20へ接続されている。この整流器段20は2つの異なる出力直流電圧+V、++Vを供給できるように構成されている。さらに電子制御ユニットとして実現された制御部22が設けられている。この制御部22は入力信号として交流発電機10の相の出力とこの装置によって形成される出力電圧の値とを受け取る。制御部22はコンフィグレーション回路18および整流器段20の双方を制御する。
【0030】
図1の装置は次のように動作する。回転電流発電機10により回転電流の3つの相が形成される。これはロータ12の回転により行われる。このロータは磁界を形成し、各ステータ巻線14のステータ巻線16が励磁される。ステータ14の各相には2つずつのステータ巻線16が設けられており、これにより全部で6つの出力電圧が交流発電機10からコンフィグレーション回路18へ送られる。コンフィグレーション回路18はこれらの相を接続して星形コンフィグレーションまたは三角形コンフィグレーションとし、これらのコンフィグレーション間の切り換えを行う。さらにコンフィグレーション回路としては1つの相のステータ巻線を直列回路Sにする構成と並列回路Pにする構成とのあいだで切り換えが行われる。コンフィグレーション回路18のこうした切り換え特性は制御部22により制御される。コンフィグレーション回路18の出力電圧は整流器段20へ供給される。整流器段20によりこの電圧が整流され、最終的には出力電圧+V、++Vとして出力される。出力電圧+V、++Vは同様に制御部22に対する入力電圧として使用され、これにより制御部22は出力電圧+V、++Vの変化に多様に応答することができる。同様に制御部22は回転電流発電機10の相の出力を入力情報として受け取り、コンフィグレーション回路の種々のコンフィグレーション間の最適な切り換え時間を定める。これは例えば星形のコンフィグレーションから三角形のコンフィグレーションへの変更、または三角形のコンフィグレーションから星形のコンフィグレーションへの変更がロータ12の完全な1回転に相応する電気的な1周期の時間を要求し、当該の期間中はステータ回路に電流は流れないという背景からきている。
【0031】
図2には回路図が示されており、これに則してコンフィグレーション回路18および整流器段20の特徴を詳細に説明する。ステータ巻線16の3つの組が示されており、これをU1,U2またはV1,V2またはW1,W1とする。さらにスイッチS1,S2,...,S15を備えたコンフィグレーション回路18が示されている。このコンフィグレーション回路18の出力はサイリスタT1,T2,...,T6およびダイオードD1,D2,D3を備えた整流器段20へ接続されている。回路全体は図1に示されている制御部22から出力された複数の信号により制御される。これらの信号はスイッチS1,S2,...,S15およびT1,T2,...,T6へ入力される。種々の信号は次の回路機能部によって実現される。
【0032】
Δ:三角形回路
invΔ:星形回路
S:直列回路
invS:並列回路
H:高いほうの出力電圧++Vの出力
L:低いほうの出力電圧+Vの出力
例えば三角形回路を実現する場合、信号ΔによりスイッチS5、S10、S15が閉成され、スイッチS4、S9、S14が開放される。これにより3つの相U,V,Wが直列に接続され、三角形回路が実現される。信号invΔがセットされる他のケースでは、スイッチS4、S9、S14が閉成され、スイッチS5、S10、S15が開放される。これにより3つの相の始端が共通のポイントに接続され、これにより星形回路が実現される。1つの相のステータ巻線が直列接続される場合、制御部22から信号Sが出力される。これによりスイッチS2、S7、S12が閉成され、スイッチS1、S3、S6、S8、S9、S13が開放される。このようにしてステータ巻線U1とステータ巻線U2とが直列に接続され、ステータ巻線V1とステータ巻線V2とが直列に接続され、ステータ巻線W1とステータ巻線W2とが直列に接続される。これに対して1つの相の各ステータ巻線を並列回路として実現する場合には、制御部22から信号invSが出力される。これによりスイッチS1、S3、S6、S8、S11、S13が閉成され、スイッチS2、S7、S12が開放される。このようにしてステータ巻線U1とステータ巻線U2とが並列に接続され、ステータ巻線V1とステータ巻線V2とが並列に接続され、ステータ巻線W1とステータ巻線W2とが並列に接続される。
【0033】
上述のコンフィグレーションに依存してコンフィグレーション回路18により種々の電圧が供給される。これらの電圧は整流器段20へ供給される。整流器段20は同様に電子制御部22によって制御され、信号Hの出力により高いほうの電圧++Vを出力し、信号Lの出力により低いほうの電圧+Vを出力する。サイリスタT1はステータ巻線U1およびステータ巻線U2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT2はステータ巻線U1およびステータ巻線U2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。同様にサイリスタT3は巻線V1、V2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT4は巻線V1、V2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。サイリスタT5は巻線W1、W2の直列回路に基づいて得られた高いほうの電圧の正の半波の整流を担当し、サイリスタT6は巻線W1、W2の並列回路に基づいて得られた低いほうの電圧の正の半波の整流を担当する。ダイオードD1はステータの相Uの負の半波の整流に用いられ、ダイオードD2は相Vの負の半波の整流に用いられ、ダイオードD3は相Wの負の半波の整流に用いられる。
【0034】
図3には2つの異なる電流特性iを種々のコンフィグレーションに対するロータ周期nに依存して示したダイアグラムが示されている。ここでは三角形回路で1つの相のステータ巻線を並列回路にする構成と、星形回路で1つの相のステータ巻線を直列回路する構成とが示されている。
【0035】
上述の本発明の実施例は説明のための例示にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の周辺構成および本発明に等価の構成も併せて、本発明の範囲内で種々の変更および修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の装置のブロック回路図である。
【図2】
本発明の装置の回路図である。
【図3】
種々のコンフィグレーション手段を示すダイアグラムである。
Claims (23)
- 交流発電機(10)がロータ(12)と複数のステータ巻線(16)を備えたステータ(14)とを有しており、
ステータ巻線(16)は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、
種々の出力電圧を形成する交流発電機を備えた装置において、
種々の出力電圧を形成するために、ステータ巻線(16)の端子のコンフィグレーションがコンフィグレーション回路(18)により可変である、
ことを特徴とする種々の出力電圧を形成する交流発電機を備えた装置。 - コンフィグレーション回路(18)は切り換え可能な整流器段(20)と組み合わされている、請求項1記載の装置。
- コンフィグレーション回路(18)および切り換え可能な整流器段(20)を制御するための制御部(22)が設けられている、請求項1または2記載の装置。
- ステータ(14)には3つの相(U,V,W)が設けられている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
- ステータ(14)の3つの相(U,V,W)のコンフィグレーションは可変であり、選択的に星形回路または三角形回路が形成される、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
- ステータ(14)の各相(U,V,W)は2つずつのステータ巻線(16)を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
- 1つの相(U,V,W)のステータ巻線(16)の端子のコンフィグレーションが可変であり、選択的に直列回路または並列回路が形成される、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
- ロータ(12)はコイル型である、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
- ロータ(12)は永久磁石である、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
- コンフィグレーション回路(18)は双方向の切り換えユニット(Sn)を有する、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
- 双方向の切り換えユニット(Sn)は並列の2つのサイリスタにより実現されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
- 双方向の切り換えユニット(Sn)は2つのMOSFETから成る直列回路により実現されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
- 切り換え可能な整流器段(20)はサイリスタ(Tn)およびダイオード(Dn)を有する、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
- 制御部(22)により交流発電機(10)の相の特性が監視される、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
- 制御部(22)により出力電圧が監視される、請求項1から14までのいずれか1項記載の装置。
- コンフィグレーション回路(18)および/または切り換え可能な整流器段(20)は集積回路として実現されている、請求項1から15までのいずれか1項記載の装置。
- 交流発電機(10)がロータ(12)と複数のステータ巻線(16)を備えたステータ(14)とを有しており、
ステータ巻線(16)は出力電圧を形成するために所定の手法で構成される、
交流発電機により種々の出力電圧を形成する方法において、
種々の出力電圧を形成するために、ステータ巻線(16)の端子のコンフィグレーションをコンフィグレーション回路(18)により可変とする、
ことを特徴とする交流発電機により種々の出力電圧を形成する方法。 - コンフィグレーション回路(18)および該コンフィグレーション回路に組み合わされている切り換え可能な整流器段(20)を制御部(22)により制御する、請求項17記載の方法。
- ステータ(14)を3つの相(U,V,W)で形成する、請求項17または18記載の方法。
- ステータ(14)の3つの相(U,V,W)のコンフィグレーションを可変とし、選択的に星形回路または三角形回路を形成する、請求項17から19までのいずれか1項記載の方法。
- ステータ(14)の相(U,V,W)ごとにステータ巻線(16)が2つ設けられている場合に1つの相(U,V,W)のステータ巻線(16)のコンフィグレーションを可変とし、選択的に直列回路または並列回路を形成する、請求項17から20までのいずれか1項記載の方法。
- 交流発電機(10)の相の特性を制御部(22)により監視する、請求項17から21までのいずれか1項記載の方法。
- 出力電圧を制御部(22)により監視する、請求項1から22までのいずれか1項記載の方法。
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