JPH0654483A - モータ付直交歯車装置 - Google Patents

モータ付直交歯車装置

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JPH0654483A
JPH0654483A JP3031983A JP3198391A JPH0654483A JP H0654483 A JPH0654483 A JP H0654483A JP 3031983 A JP3031983 A JP 3031983A JP 3198391 A JP3198391 A JP 3198391A JP H0654483 A JPH0654483 A JP H0654483A
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gear
orthogonal
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Tetsushi Isozaki
哲志 磯崎
Katsumi Taki
克己 瀧
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可能な限り軽量、コンパルクトな寸法で出力
トルクが大きく、且つ高効率のモータ付直交歯車装置を
得る。 【構成】 出力軸62をホローシャフト型として歯車箱
64を貫通させ、且つ取付ボルト孔65a 〜65d も歯
車箱64を貫通させる。取付ボルト孔65a 〜65d は
正方形の頂点上に配置し、出力軸62は、この正方形の
対角線上にはあるが、中心からはずれるように配置す
る。その結果、組付けの多様性を確保しながら、歯車箱
64の所定の面64a 、64b が出力軸からできるだけ
張出させないように組付け可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流機器等の用途、特
にチェーンコンベア用途に最適な、種々の取付けが可能
で、且つ軽量、コンパクト、高効率のモータ付直交歯車
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、物流機器、特にチェーンコンベア
等の市場において、モータを備えると共に、モータ軸と
出力軸とが直交したモータ付直交歯車装置のニーズが高
まっている。
【0003】「モータ付」が求められる理由は、以下の
通りである。即ち、例えば複数のチェーンコンベアから
なる物流システム等においては、必要な部分のみを必要
なときにのみ運転させるのが効率的である。この場合、
1つ1つのチェーンコンベアの駆動に独立性があった方
が便利である。又、搬送系路を変更するべく1つ1つの
チェーンコンベアの配置を換えたりすることもよく行わ
れるが、この場合も1つ1つのチェーンコンベアの駆動
が独立していた方が便利である。
【0004】一方、「直交歯車装置」が求められる理由
は以下の通りである。即ち、モータ付歯車装置の最大寸
法(長手方向寸法)は、モータの軸方向となる。そのた
め、該歯車装置を取付けたときのスペース性を向上させ
るには、この最大寸法の方向(モータ軸の方向)をチェ
ーンコンベアと平行に配置するのが最良である。ところ
が、チェーンコンベアの軸を駆動するには、当該歯車装
置の出力軸はこのチェーンコンベアの軸と平行でなけれ
ばならない。従って、歯車装置の出力軸はモータ軸に対
して直交させる必要がある。
【0005】ところでモータ付直交歯車装置は相手機械
(チェーンコンベア等)の一部を構成しているに過ぎな
い。更に、この相手機械も物流システム全体の一部を構
成しているに過ぎない。従って、物流システム全体との
関係において、当該歯車装置を取付けようとする相手機
械の周りには、該取付けの障害となる種々の部材が存在
することがよくある。又、既に取付けて使用中のモータ
を、新たにその付近に付加する相手機械等の関係でその
まま取付けておくことができなくなることもある。
【0006】このような場合には、当該歯車装置を18
0°回転させて取付けたり、あるいは軸の出ている方向
が反対のものを使用したりしなければならない。
【0007】従来、このような作業を容易にするための
工夫をしたものとして、特公平2−53656号公報に
2種類のフランジをシリーズ化して準備する方法が開示
されている。
【0008】又、実開平2−22450号公報において
は、モータと直結する歯車箱を6面体に形成すると共
に、この歯車箱のモータと直結しない面に据付け用の孔
を各々配設するようにした技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来公知の方法では、未だ次のような解決すべ
き問題点があった。
【0010】まず、特公平2−53656号公報に開示
された方法では、取付け方向を4方向(0°、90°、
180°、270°)に回転可能とするために、2種類
の製品バリエーションの歯車装置を予め設計・準備して
おく必要があるという問題があった。又、既に使用中の
ものを他の相手機械の配置との関係で回転させる必要が
生じた場合には、必ずしも支障なく回転させることがで
きないという問題があった。即ち、4方向の取付けを確
保するにはあくまで2種類の製品バリエーションが必要
であり、ただ単に同一物を回転させるだけでは出力軸に
対する取付ボルトの位置が異なってくるという不具合が
あったものである。
【0011】又、実開平2−22450の方法には次の
ような問題があった。
【0012】図1は、後に詳述する本発明の実施例に係
るモータ付直交歯車装置を物流システムにおける相手機
械(チェーンコンベア)に用いた例を示している。チェ
ーンコンベア等においては、この例に示すように、チェ
ーンコンベアC上を流れる搬送物Wとの干渉を避けるた
めに、出力軸62の中心Os から歯車箱64の外周まで
の長さSa 、Sb がチェーンコンベアCの曲り半径Rc
よりも小さいことが要求される。そのため、この種の歯
車装置にあっては、出力軸62の中心Os を取付ボルト
孔の中心Ob からずらすことが多い。
【0013】この場合、実開平2−22450号公報に
開示された技術を適用しようとしたときには、その趣旨
から取付ボルト孔は必然的に出力軸と「同軸に」配置さ
れた正方形の頂点位置に設けられることになる。そのた
め、この取付ボルト孔は歯車箱全体の大きさに対して相
対的に小さいピッチによる配設とならざるを得ない。従
って、駆動軸のトルクの反力をボルトで受ける能力が歯
車箱の大きさの割には小さくなってしまう。
【0014】実開平2−22450号の例のように、ウ
ォーム減速機を使用するものにあっては、ウォーム減速
機自体の効率が低く、且つ伝達トルクもその大きさの割
には小さいため、このようなボルト配置でも充分である
が、コンベアへの適用の如く高効率で高トルクの減速機
が要求される場合には、ボルトによる固定力を大きく確
保する必要がある。そのため、歯車箱の外周部付近に取
付ボルト孔を配置することのできない実開平2−224
50号公報の方法は実用的とは言えない。
【0015】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、物流機器、特にチェーンコンベ
ア等を駆動するのに最適な、軽量、コンパクトでしかも
種々の取付けを可能とするモータ付直交歯車装置を提供
することをその課題としている。
【0016】又、本発明は、従来に比べて取付け方法が
簡単で、且つより低騒音、高効率のモータ付直交歯車装
置を提供することをその課題としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、モータ
と、該モータ軸と直交して配置された出力軸を有する歯
車箱とを備えたモータ付直交歯車装置において、前記歯
車箱の出力軸を、中空のホローシャフト型として前記歯
車箱を貫通させ、前記歯車箱の取付ボルト孔を、前記出
力軸の位置が対角線上となると同時に中心からずれた位
置となるような正方形の4つの頂点位置に配置すると共
に、該取付ボルト孔も前記歯車箱を貫通して形成し、且
つ、前記出力軸及び取付ボルト孔の貫通された2つの面
を共に取付け可能面としたことにより、上記課題を解決
したものである。
【0018】又、本第2発明は、請求項1に記載のモー
タ付直交歯車装置において、前記取付け可能面に、前記
出力軸と同心のフランジ部を該取付け可能面より突出さ
せて形成したことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0019】又、本第3発明は、請求項1又は2に記載
のモータ付直交歯車装置において、前記モータ軸を、前
記出力軸から離れている側の取付ボルト孔を結ぶ線と、
該出力軸との間に配置したことにより、上記課題を解決
したものである。
【0020】又、本第4発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のモータ付直交歯車装置において、前記歯車箱
の、前記出力軸から離れている側の1面の少なくとも一
部を厚く形成し、この厚く形成された部分に当該1面を
取付け可能面とするためのタップ穴を形成したことによ
り、上記課題を解決したものである。
【0021】又、本第5発明は、モータと、該モータと
直交して配置された出力軸を有する歯車箱とを備えたモ
ータ付直交歯車装置において、前記歯車箱の出力軸を、
中空のホローシャフト型とすると共に、前記モータ軸に
一体的に形成されたハイポイドピニオンと、前記モータ
軸と軸心をずらせて直交させた軸に取付けられたハイポ
イドギヤとの噛合により、前記モータ軸と出力軸との直
交を実現したことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0022】更に、本第6発明は、請求項5に記載のモ
ータ付直交歯車装置において、前記歯車箱の取付ボルト
孔を正方形又は矩形の頂点位置に配置すると共に、前記
歯車箱部の出力軸を該正方形又は矩形の中心から外し、
外した結果該歯車箱の出力軸から離れる側の取付ボルト
孔を結ぶ線とこの歯車箱の出力軸との間に、前記モータ
軸を配置したことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0023】
【作用】便宜上、図1〜図3を用いて本発明の作用を説
明する。
【0024】本第1発明においては、出力軸62の中心
Os を取付ボルト孔65a 〜65bのピッチの中心Ob
からずらせているため、歯車箱64の外周面4面のうち
2面64a 、64b については出力軸62の中心Os か
らの張出し量Sa 、Sb を小さくすることができ、チェ
ーンコンベアC等の設置に当って非常にスペース性の良
い取付けができるようになる。換言すれば、従来と同様
の張出し量Sa 、Sbが許容できる場合には、それだけ
大型のモータあるいは歯車箱を組付けることができるよ
うになる。
【0025】又、取付ボルト孔65a 〜65d を歯車箱
64の外周面ぎりぎりの位置に大きなピッチで取付ける
ことができ、該歯車装置で扱うトルクが大きくても充分
な固定能力を得ることができる。
【0026】又、出力軸をホローシャフトとすると共
に、取付ボルト孔65a 〜65d のピッチを正方形とし
且つ歯車箱を貫通して形成するようにし、しかも出力軸
62を該正方形の対角線に沿って中心からずらすように
したため、据付け面を72a から72b (図3)に換え
ることができ、相手機械、歯車装置のいずれの改造も必
要としないでモータ軸52の向きを換えることができ
る。
【0027】又、この場合にも出力軸中心Os からの張
出し量は常に小さい方を相手機械の同じ位置に対応させ
ることができる。又、同じ位置での回転だけでなく相手
機械の側面のいずれの側にも取付けることができる。
【0028】本第2発明においては、取付け可能面に、
出力軸と同心のフランジ部を該取付け可能面より突出さ
せて形成するようにしている。そのため、該取付フラン
ジを位置決めの際の指標とすることにより、本歯車装置
をいわゆる軸上取付けの他にフランジ取付けによっても
取付けることができる。
【0029】本第3発明においては、モータ軸を歯車箱
の出力軸から離れている側の取付けボルト孔を結ぶ線
と、該出力軸との間に配置するようにしたため、出力軸
が歯車箱の中心に対してオフセットされていたとして
も、モータについてはこれを歯車箱のほぼ中央において
連結させることができ、出力軸から特定の外周面への張
出し量を小さく維持しながら、歯車箱の大きさとほぼ同
等の大きなモータを取付けることが可能となる。
【0030】本第4発明においては、出力軸62から離
れている面64c の側については、一般にスペース的に
余裕があることに鑑み、ここの一部又は全部の肉厚を厚
くしてタップ穴を形成するようにしている。これにより
床取付けによっても取付けることができる。
【0031】次に、本第5発明の作用について説明す
る。
【0032】前述した第1〜第3発明を実現するにあた
って、必然的に、出力軸が中空のホローシャフト型とさ
れ、且つモータ軸の回転を直角に換え、且つその軸心を
オフセットさせるための歯車機構を採用する必要が出て
くる。
【0033】従来、出力軸がホロータイプ型の直交歯車
装置としては、ウォームギヤを用いたものとベベルギヤ
を用いたものが公知である。
【0034】参考までにウォームギヤを用いたホローシ
ャフト型直交歯車装置の例を図10及び図11に示す。
【0035】両図において、モータ10によってモータ
軸12が回転させられると、カップリング14を介して
歯車箱15のピンオン軸16にその回転が伝達され、ウ
ォームピニオン18、ウォームホィール20を介して当
該回転が直交方向に変更され、更に該ウォームホィール
20と一体化された出力軸22に伝達される。出力軸2
2にはその中空孔22Aに相手機械の軸が挿入され、こ
の出力軸22の回転が当該相手機械の軸を回転させるよ
うになっている。なお、図示はしないが、トルクアーム
と称される部材によってこのモータ付歯車装置全体が回
転しないようにしている。
【0036】図12に、従来公知のベベルギヤ付きのホ
ローシャフト型の直交歯車装置の例を示す。
【0037】図示せぬモータ軸の回転は、キー30を介
してベベルピニオンシャフト32に伝達され、更にベベ
ルギヤ34、36に伝達される。このベベルギヤ34、
36でモータ軸の回転が直交方向に変更され、以降更に
減速用の歯車38、40を介してホローシャフト型とさ
れた出力軸42に伝達されるようになっている。
【0038】しかしながら、上述したような従来のウォ
ームギヤ、あるいはベベルギヤを用いた出力軸ホローシ
ャフト型の直交歯車装置にあっては、現在の産業界にお
いて要求される寸法制限や性能に充分対応することがき
ないという問題がある。
【0039】即ち、現在の産業界においては、 (1)全長が小さく、且つ軽量であること (2)チェーンコンベア等は常時動かすのではなく、必
要なときに必要なだけ動かすため起動効率が高いこと (3)消費電力の節減により運転コストを低くするため
に運転時の効率が高いこと (4)チェーンコンベアの周囲の作業環境の維持のため
に低騒音であること (5)いろいろなチェーンコンベア速度に対応するため
に、約1/5〜1/120程度の大きな減速比を1種類
の歯車箱によって容易に制作できること 等の要求があるが、従来はこのような要求を同時に解決
できるような出力軸がホローシャフトの直交歯車装置は
存在しなかった。
【0040】即ち、前述図10、図11に示されるよう
なウォームギヤを用いた歯車装置にあっては、1段で1
/80程度の減速比までが製作でき、滑り接触であるた
め基本的に低騒音化が容易であるという利点の反面、滑
りが大きいため高減速比では効率が悪く、その上起動効
率は更に悪くなるためそれだけ大なるモータを必要とす
る。これにより消費電力が大きくなり、運転コストが高
くなるという不具合がある。
【0041】又、寸法面においても、一般的にはモータ
軸にウォームギヤを直接加工することができないため、
ウォームピニオン軸とモータ軸とをカップリング14を
用いて連結する必要があり、(効率が悪いため大なるモ
ータを必要とする上に)軸方向長も長くなるという欠点
がある。
【0042】更に、ウォームホィール径によって決まる
歯車箱の半径Si 、ウォームピニオン軸16とウォーム
ホィール20との芯間距離Cd 、モータ10の径Dm に
よって高さ方向にも大きくなる傾向がある。
【0043】このように、ウォームギヤを用いたモータ
付直交歯車装置は、寸法、重量、消費電力の面で、チェ
ーンコンベア等に必要とされる性能を満足することはで
きない。
【0044】一方、前述図12に示したようなベベルギ
ヤを用いるものにあっては、転がり接触であるため効率
は良いが、噛合い率が小さいため荷重伝達能力が小さ
く、低騒音化が実現し難いという問題がある。
【0045】又、ベベルギヤにおける減速比が約1/4
程度しかとれないため、高減速比を得るには更にこのベ
ベルギヤの後段に減速用のギヤ38、あるいは40を設
ける必要があり、この結果それだけ寸法、重量が増大す
るという問題がある。
【0046】本第5発明は、このような従来の問題に鑑
みてなされたものであって、物流機器、特にチェーンコ
ンベア等を駆動するために最適な、軽量、コンパクト
で、且つ低騒音、高効率のモータ付直交歯車装置を提供
し、本第1〜第3発明をより効果的に実施可能とするも
のである。
【0047】即ち、本第5発明においては、便宜上、図
2を用いて説明すると、モータ50のモータ軸52に一
体的にハイポイドピニオン54を形成し、このハイポイ
ドピニオンにハイポイドギヤ56を噛合させるようにし
ている。ハイポイドギヤ56は、モータ軸52と軸心を
e1だけずらせて直交させた軸57に取付けられている。
【0048】モータ50の回転は、モータ軸52、ハイ
ポイドピニオン54、ハイポイドギヤ56を介して(図
示の例では更に2段目ピニオン58、出力軸ギヤ60を
介して)出力軸62へと伝達される。ハイポイドピニオ
ン54とハイポイドギヤ56との噛合により、モータ軸
52の回転は90°曲げられると共にその軸心がe1だけ
ずらされることになる。
【0049】このように、モータ軸52が出力軸62の
中心に対してe1だけずれているため、このずれe1を利用
して前記第1〜第3発明の実施が容易となる。即ち、出
力軸62の中心Os から歯車箱64の特定の面64a ま
での寸法Sa を小さくしながら、これより大きな半径U
m のモータ50を特定の面64a より張出させることな
く組込むことが容易にできるようになる。
【0050】更に、ハイポイドギヤを用いることによ
り、従来のベベルギヤを用いたものに比べて減速比を大
きくとれるため、同じ減速比に対しては歯車の段数を少
なくでき、結果として軽量化、コンパクト化、低コスト
化及び低騒音化を実現できる。
【0051】又、従来のウォームギヤを用いたものに対
しては、低騒音であるという特性を維持しながら、動的
効率、静的効率共に向上させることができる。即ち、同
じ必要トルクに対しては小さなモータでよいことにな
る。逆に、同じ大きさのモータではより大きな出力トル
クが得られる。これらの結果軽量化、コンパクト化及び
消費電力節減が可能となる。又、歯車は全て高硬度歯車
とすることができるため、同じ伝達トルクに対してはウ
ォームギヤよりも小さくできる。
【0052】本第6発明においては、上記作用に加え、
出力軸中心Os を取付ボルト孔65a 〜65b の中心O
b からずらせているため、歯車箱の外周4面64a 〜6
4dのうちの2面64a 、64b については出力軸62
の中心Os からの張出し量を小さくすることができ、チ
ェーンコンベア等の設置にあたって非常にスペース性の
良い取付けができるようになる。
【0053】換言すれば、前記第5発明の作用と相俟っ
て、このように特定の面64a 、あるいは64b への距
離を小さくしながら、これと何ら干渉しないように大型
のモータ50あるいは歯車箱64を組込むことができ
る。
【0054】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0055】図1は、本発明の実施例をチェーンコンベ
アCの駆動用に適用した例を示す正面図、図2は、上記
実施例に係る歯車装置の部分正断面図、図3は歯車列の
位置関係を示す展開断面図である。
【0056】図1〜図3において、50がモータ、64
が歯車箱、62が出力軸である。
【0057】モータ50のモータ軸52には、ハイポイ
ドピニオン54が一体的に形成されている。ハイポイド
ピニオン54は、ハイポイドギヤ56と噛合している。
【0058】ハイポイドギヤ56の軸57は、前記モー
タ軸52と軸心をe1だけずらして直交させられている。
この軸57には、2段目ピニオン58が切込まれてお
り、出力軸62と一体化された出力軸ギヤ60と噛合し
ている。
【0059】出力軸62は、歯車箱64を貫通する中空
孔62a を備え、いわゆるホローシャフト型とされてい
る。
【0060】歯車箱64の取付ボルト孔65a 〜65d
も歯車箱64を貫通している。
【0061】この実施例では、歯車箱64の外周面64
a 〜64d 、出力軸62、取付ボルト65a 〜65d の
位置関係は以下のように設定されている。
【0062】 Sa =Sb 、Sc =Sd 、Sa +Sc =Sb +Sd Ta =Tb 、Tc =Td 、Ta +Tc =Tb +Td Sa <Sc 、Sb <Sd Ta <Tc 、Tb <Td
【0063】即ち、取付ボルト孔65a 〜65d は正方
形の頂点位置に配置されており、出力軸62はその中心
からずらされると共に該正方形の対角線上に位置するよ
うに配置されている。
【0064】出力軸62及び取付ボルト孔65a 〜65
d の貫通している外周面が据付け面72a 、72b (取
付け可能面)とされている。据付け面72a 、72b に
は出力軸62と同心で且つ据付け面72a 、72b より
突出してフランジ部74a 、74b が形成されている。
【0065】モータ軸52は、継カバー70、モータフ
レーム73及びカバー75の中で軸受け77、79によ
って支持されている。
【0066】又、モータ軸52は、出力軸62の中心O
s とハイポイドギヤ56の中心Ohとを結ぶ線分と平行
に、且つ出力軸62をずらせることにより遠くなる側の
外周面64c の側に前記オフセット量e1が生じるように
組付けられている。又、このモータ軸52は、2つの据
付け面72a 、72b からは等距離Xa に配置されてい
る(図3)。
【0067】このホローシャフト型直交歯車装置は、図
4又は図5に示されるようにチェーンコンベアCの軸8
0を出力軸62の中空孔62a を嵌入してキー85で周
り止めし、トルクアーム82でチェーンコンベアC側に
固定することによって該チェーンコンベアC側に取付け
られる(軸上取付け)。
【0068】両図から明らかなようにいずれの方向から
も取付けられる。トルクアーム82にボルト84を介し
て取付けるのは、歯車装置全体を何らかの手段でチェー
ンコンベアC側に固定(周り止め)しないと負荷の関係
で相手機械軸80が回転せずに本歯車装置全体が相手機
械軸の周りで回転してしまうためである。
【0069】図6又は図7に示されるように、この歯車
装置は、このような軸上取付けではなく、フランジ部7
4a 、74b 、及び取付ボルト76a 〜76d を介して
直接的に相手機械の取付け面84に取付けることもでき
る(フランジ取付け)。
【0070】この取付け方法にて取付ける場合はチェー
ンコンベアCの軸80と出力軸62との芯出しを行う必
要があるが、据付け面72a 、72b にはフランジ部7
4a、74b が出力軸62と同心に突出形成されている
ため、これを相手機械の取付け面84の孔部84a に嵌
合させることにより正確に芯出しすることができる。
【0071】又、この歯車装置は、図8に示されるよう
に、(軸上取付け、フランジ取付けのいずれにおいて
も)90°回転させて取付けることもできる。この場
合、据付け面72a 、72b の選択により常に出力軸6
2からの距離が短い外周面64a、64b をチェーンコ
ンベアCの搬送面及び折返し面に対峙させることができ
る。
【0072】又、図9に示されるように、この歯車装置
は、タップ穴92が、外周面64cに形成されており、
これを利用してボルト90により床上取付けを行うこと
もできる。出力軸62から離れている面64c は一般に
スペースに余裕があるため、歯車箱64の肉厚を厚くし
てこのようなタップ穴92を形成することが可能であ
る。この場合もモータ50の向きに関して勝手違いの取
付けが可能である。
【0073】この実施例では、モータ軸52の回転は、
ハイポイドピニオン54を介してハイポイドギヤ56に
伝達され、ここで回転軸が90°曲げられると共に軸心
がe1だけオフセットされ、且つかなり大きな減速比で減
速が実行される。ハイポイドギヤ56の回転は、2段目
ピニオン58、出力軸ギヤ60によって更に減速され、
出力軸62の回転となって取出される。
【0074】出力軸62にはチェーンコンベアCの軸8
0が嵌合されており、しかもトルクアーム82によって
歯車装置全体が回転しないように支持されているため
(図4、図5の場合)、この出力軸62の回転によって
相手機械軸80が回転させられる。
【0075】この場合において、モータ軸52は出力軸
62の中心Os からの張出し量が大きい面64d の側に
e1だけずらして組込んであるため、出力軸62の中心か
らの歯車箱64の張出し量Sa の量を小さく維持しなが
ら、このSa よりも大きな半径Um のモータ(それだけ
出力の大きなモータ)を外周面64a より張出すことな
く組付けることができている。
【0076】又、この歯車装置にあっては、構成上、取
付ボルト孔65a 〜65d を歯車箱64の外周面64a
〜64d 付近に大きなピッチで取付けることができるた
め、実開平2−22450に比べ取付け強度を高く維持
できている。なお、取付ボルト孔65a 〜65d を外周
面64a 〜64d 付近に形成するというのは歯車箱64
の中央部に形成するのに比べ「貫通孔」とし易いという
面においても有利である。
【0077】上記実施例では更に、ハイポイドピニオン
54がベベルギヤと異なりモータ軸52に直接切込むこ
とができることもあって、モータ軸52と歯車箱64の
入力軸との連結のためにカップリング等を用いる必要が
なく、軸方向にコンパクト化できている。
【0078】又、ハイポイドギヤセットを用いているこ
とにより、ウォームギヤを用いたものに比べ動的効率、
静的効率を共に高めることができ、同じ必要トルクに対
しては小さなモータでよく、逆に同じ大きさのモータで
はより大きな出力トルクを得ることができている。
【0079】又、歯車は全て高硬度歯車とすることがで
きるため、同じ伝達トルクに対してはウォームギヤを用
いたものよりその寸法を小さくできている。
【0080】一方、ベベルギヤに対しては、効率は若干
低くなるが、低騒音化を図ることができ、又、減速比を
ベベルギヤより極めて大きくとれるため、同じ減速比に
対して歯車の段数を少なくでき、結果として軽量、コン
パクト化を実現できている。
【0081】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、従
来より軽量、コンパクトな外形で、出力トルクが高く、
しかも効率の良いモータ付直交歯車装置を得ることがで
きるようになるという優れた効果が得られる。
【0082】又、同程度の大きさのモータ付歯車装置で
あった場合には、出力軸に対して張出させたくない面の
張出し量を極力抑えることが可能となり、しかも組付け
の多様性を確保でき、組付けた際のスペース性をより向
上させることができるようになるという優れた効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例をチェーンコンベアに
適用した例を示す正面図である。
【図2】図2は、上記実施例装置の歯車箱の内部を示す
断面図である。
【図3】図3は、歯車列の位置関係を示す展開断面図で
ある。
【図4】図4は、相手機械の軸に上記実施例装置を組付
けた例を示す平面図である。
【図5】図5は、相手機械に対する他の取付け例を示す
平面図である。
【図6】図6は、相手機械に対する他の取付け例を示す
平面図である。
【図7】図7は、相手機械に対する他の取付け例を示す
平面図である。
【図8】図8は、相手機械に対する他の取付け例を示す
平面図である。
【図9】図9は、床に対する取付け例を示す正面図であ
る。
【図10】図10は、従来のウォームギヤを用いたモー
タ付直交歯車装置の例を示す正面図である。
【図11】図11は、図10の矢視XI−XI線視図であ
る。
【図12】図12は、従来のベベルギヤを用いた直交歯
車装置(モータ部省略)の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、50…モータ、 12、52…モータ軸、 16…ピニオンシャフト、 18…ウォームピニオン、 20…ウォームホィール、 22、42、62…出力軸、 22a 、42a …中空孔、 32…ベベルピニオンシャフト、 34、36…ベベルギヤ、 38、40…減速用ギヤ、 54…ハイポイドピニオン、 56…ハイポイドギヤ、 64…歯車箱、 64a 〜64d …歯車箱の外周面、 65a 〜65d …取付ボルト孔、 72a 〜72d …据付け面(取付け可能面)、 74a 、74b …フランジ部、 80…相手機械軸、 82…トルクアーム、 84…取付ボルト、 86…相手機械の取付け面、 92…タップ穴。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本第1発明においては、出力軸62の中心
Osを取付ボルト孔65a〜65のピッチの中心Ob
からずらせているため、歯車箱64の外周面4面のうち
2面64a、64bについては出力軸62の中心Osか
らの張出し量Sa、Sbを小さくすることができ、チェ
ーンコンベアC等の設置に当って非常にスペース性の良
い取付けができるようになる。換言すれば、従来と同様
の張出し量Sa、Sbが許容できる場合には、それだけ
大型のモータあるいは歯車箱を組付けることができるよ
うになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】更に、ウォームホイール径によって決まる
歯車箱15の半径Si、ウォームピニオン軸16とウォ
ームホイール20との芯間距離Cd、モータ10の径D
mによって高さ方向にも大きくなる傾向がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】この場合において、モータ軸52は出力軸
62の中心Osからの張出し量が大きい面64の側に
elだけずらして組込んであるため、出力軸62の中心
からの歯車箱64の張出し量Saの量を小さく維持しな
がら、このSaよりも大きな半径Umのモータ(それだ
け出力の大きなモータ)を外周面64aより張出すこと
なく組付けることができている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
フロントページの続き (72)発明者 瀧 克己 愛知県大府市朝日町六丁目1番地 住友重 機械工業株式会社名古屋製造所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、該モータ軸と直交して配置され
    た出力軸を有する歯車箱とを備えたモータ付直交歯車装
    置において、 前記歯車箱の出力軸を、中空のホローシャフト型として
    前記歯車箱を貫通させ、 前記歯車箱の取付ボルト孔を、前記出力軸の位置が対角
    線上となると同時に中心からずれた位置となるような正
    方形の4つの頂点位置に配置すると共に、該取付ボルト
    孔も前記歯車箱を貫通して形成し、且つ、 前記出力軸及び取付ボルト孔の貫通された2つの面を共
    に取付け可能面としたことを特徴とするモータ付直交歯
    車装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のモータ付直交歯車装置に
    おいて、 前記取付け可能面に、前記出力軸と同心のフランジ部を
    該取付け可能面より突出させて形成したことを特徴とす
    るモータ付直交歯車装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のモータ付直交歯車
    装置において、 前記モータ軸を、前記出力軸から離れている側の取付ボ
    ルト孔を結ぶ線と、該出力軸との間に配置したことを特
    徴とするモータ付直交歯車装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のモータ付
    直交歯車装置において、 前記歯車箱の、前記出力軸から離れている側の1面の少
    なくとも一部を厚く形成し、この厚く形成された部分に
    当該1面を取付け可能面とするためのタップ穴を形成し
    たことを特徴とするモータ付直交歯車装置。
  5. 【請求項5】モータと、該モータと直交して配置された
    出力軸を有する歯車箱とを備えたモータ付直交歯車装置
    において、 前記歯車箱の出力軸を、中空のホローシャフト型とする
    と共に、 前記モータ軸に一体的に形成されたハイポイドピニオン
    と、前記モータ軸と軸心をずらせて直交させた軸に取付
    けられたハイポイドギヤとの噛合により、前記モータ軸
    と出力軸との直交を実現したことを特徴とするモータ付
    直交歯車装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のモータ付直交歯車装置に
    おいて、 前記歯車箱の取付ボルト孔を正方形又は矩形の頂点位置
    に配置すると共に、 前記歯車箱部の出力軸を該正方形又は矩形の中心から外
    し、 外した結果該歯車箱の出力軸から離れる側の取付ボルト
    孔を結ぶ線とこの歯車箱の出力軸との間に、前記モータ
    軸を配置したことを特徴とするモータ付直交歯車装置。
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