JPH0654342U - ドアホン装置 - Google Patents

ドアホン装置

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JPH0654342U
JPH0654342U JP9271492U JP9271492U JPH0654342U JP H0654342 U JPH0654342 U JP H0654342U JP 9271492 U JP9271492 U JP 9271492U JP 9271492 U JP9271492 U JP 9271492U JP H0654342 U JPH0654342 U JP H0654342U
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button
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JP9271492U
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English (en)
Inventor
沢田光宜
宮田光太郎
Original Assignee
日通工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 訪問者にとって、ドアホン親機側に伝える伝
言をドアホン子機から入力したという確証が得られるよ
うにする。 【構成】 室外に設置され、手書き入力可能な入力パネ
ル(13)及び、この入力パネル(13)から入力され
た情報をプリントアウトするプリンタ(18)を備えた
ドアホン子機(12)と、このドアホン子機(12)に
接続されて室内に設置され、前記入力パネル(13)か
ら入力された情報を記憶する手書きメモ記憶回路(4
5)及び、この手書きメモ記憶回路(45)に記憶され
た情報を出力するディスプレイ(26)を備えたドアホ
ン親機(25)とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、室外に設置されるドアホン子機と、このドアホン子機に回線接続 されて室内に設置されるドアホン親機とから構成されるドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアホン装置は、玄関先と室内、または受付と室内との連絡をとるために使用 される。このようなドアホン装置の回路構成を図6に示す、(1)は室外の例え ば玄関先などに設置されるドアホン子機で、(2)は室内に設置されるドアホン 親機である。ドアホン子機(1)は、スピーチ回路(3)及び制御部(4)を備 えている。スピーチ回路(3)は、マイク(5)からの入力音声をドアホン親機 (2)に送るとともに、ドアホン親機(2)からの音声をスピーカ(6)に出力 し、さらに呼鈴ボタン(7)の入力検出と呼鈴音の出力も行う。制御部(4)は 、CPUを中心とする制御回路であり、スピーチ回路(3)の制御を行う。
【0003】 一方、ドアホン親機(2)は、スピーチ回路(8),制御部(9)及び留守録 回路(10)を備えている。スピーチ回路(8)は、ドアホン子機(1)側のス ピーチ回路(3)とハンドセット(11)との間での音声信号の送受信を制御す る。留守録回路(10)は、留守録に必要な基本回路であり、留守中でも伝言を 残すことができるようにするための回路である。制御部(9)は、CPUを中心 とする制御回路であり、スピーチ回路(8)及び留守録回路(10)の制御を行 う。なお、留守録回路(10)は、付加されていない機種もある。
【0004】 従来のドアホン装置は、上記のように構成されており、その動作を図7に示す フローチャートに基づき説明する。ここでは、商店にドアホン装置が取り付けら れ、客が商品の注文に訪問した場合を想定する。まず、客が呼鈴(7)を押し( ステップS101)、店側のドアホン親機(2)のハンドセット(11)が持ち 上げられて応答があった場合(ステップS102)には、客はマイク(5)を通 して店側に対し注文をする(ステップS103)。ハンドセット(11)が持ち 上げられずに応答がなく(ステップS102)、さらにこのドアホン装置に伝言 機能がある場合には(ステップS104)、伝言機能を用いて注文内容を伝言す る(ステップS105)。この伝言内容は、留守録回路(10)に記録される。 応答がなく(ステップS102)、しかも伝言機能がない場合(ステップS10 4)には、注文できず、再度訪問する必要が生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のドアホン装置は、以上のように構成されているので、伝言機能が付加さ れ、これを利用したとしても、客にとっては伝言内容を音声入力しただけで、店 側に注文したという確証が得られず、客と店との間で注文に関する伝言トラブル が発生しやすいなどの問題点があった。
【0006】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、訪問者にと って、ドアホン親機側に伝える伝言をドアホン子機から入力したという確証が得 られるドアホン装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるドアホン装置は、室外に設置され、手書き入力可能な入力部 及び、この入力部から入力された情報をプリントアウトするプリンタ部を備えた ドアホン子機と、このドアホン子機に接続されて室内に設置され、前記入力部か ら入力された情報を記憶する記憶部及び、この記憶部に記憶された情報を出力す る出力部を備えたドアホン親機とを有する構成としたものである。
【0008】
【作用】
この考案におけるドアホン装置は、ドアホン子機の入力部から手書き入力を行 うと、この入力情報はプリンタ部からプリントアウトされる。さらに、ドアホン 子機側から入力された手書き情報は、ドアホン親機の記憶部に記憶され、この記 憶された情報は出力部から出力される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の一実施例 による室外に設置されるドアホン子機(12)の斜視図、図2はその内部構造を 示す分解斜視図である。図において、(13)は手書きにより入力が可能な入力 部としての透明入力パネル(13)で、その後方にはディスプレイ(14)が、 さらに後方にはプリント配線板(15)が設けられる。
【0010】 透明入力パネル(13)は、静電結合方式、抵抗膜方式などが考えられる。こ れらの場合は、図1に示すようにコード付の専用の入力ペン(16)が必要とな る。この入力ペン(16)は、ペンホルダ(17)にセットされる。透明入力パ ネル(13)としては多少精度が落ちるが、抵抗シートの2枚重ね方式を用いれ ば、専用ペンは不要となり、つまようじなどでも入力可能となる。ディスプレイ (14)は、LCDが最適と考えられるが、薄型のブラウン管などでもよい。( 18)は、プリンタで、透明入力パネル(13)から入力された情報をプリント アウトする。(19)はインクリボンカートリッジ、(20)はプリンタ用紙、 (20a)はプリントアウトされた用紙である。
【0011】 (21)はプリントアウトボタンで、入力ペン(16)により入力された手書 きメモの控えをプリンタ(18)に印字させるための入力ボタン、(22)は呼 鈴ボタン、(23)はスピーカ、(24)はマイクロホンである。
【0012】 図3は、室内に設置されるドアホン親機(25)である。図において、(26 )はディスプレイで、ドアホン子機(12)から転送された各種手書きメモの内 容を表示する。(27)はプリントボタンで、ディスプレイ(26)に表示され た手書きメモを、内蔵されたプリンタによりプリントアウトするとき押す。(2 8)は消去ボタンで、ディスプレイ(26)に表示された手書きメモを消去する とき押す。(29)はディスプレイ(26)に表示される手書きメモを先送りす る先送りボタン、(30)は遡りボタンであり、これら各ボタン(29),(3 0)によりスクロールボタンを構成している。(31)はハンドセットである。
【0013】 図4は、上記ドアホン子機(12)及びドアホン親機(25)の回路構成図で ある。図のドアホン子機(12)側において、(32)はペンインタフェースで 、入力ペン(16)からの信号を制御部(33)で扱える信号に変換する。(3 4)はパネルインタフェースで、透明入力パネル(13)からの信号を制御部( 33)で扱える信号に変換する。(35)はディスプレイインタフェースで、制 御部(33)からの信号をディスプレイ(14)に表示できる信号に変換する。 (36)はプリンタインタフェースで、制御部(33)からの信号をプリンタ( 18)に印字できる信号に変換する。(37)はスピーチ回路で、マイクロホン (24)の入力音声をドアホン親機(25)に送り、ドアホン親機(25)から の音声をスピーカ(23)に出力する回路であり、呼鈴ボタン(22)の入力検 出と呼鈴音の出力も行う。(38)はリアルタイムクロックで、時分,曜日,日 付などをカウントする回路であり、バッテリバックアップされる。(39)はシ リアルインタフェースで、ディスプレイ(14)に表示された手書きメモのハー ドコピーをドアホン親機(25)に転送するためにシリアル信号に変換する。制 御部(33)は、CPUを中心とする制御回路であり、全インタフェース回路( 32),(34),(35),(36),(39),スピーチ回路(37)及び リアルタイムクロック(38)を制御し、プリントボタン(21)の入出力検出 を行う。
【0014】 一方、ドアホン親機(25)において、(40)はプッシュボタンインタフェ ースで、スクロールボタン(29),(30)などのプッシュボタンからの入力 信号を制御部(41)で扱える信号に変換する。(42)はディスプレイインタ フェースで、制御部(41)からの信号をディスプレイ(26)に表示できる信 号に変換する。(43)はプリンタで、ディスプレイ(26)に表示された手書 きメモをプリントアウトする。(44)はプリンタインタフェースで、制御部( 41)からの信号をプリンタ(43)に印字できる信号に変換する。(45)は 手書メモ記憶回路で、ドアホン子機(12)側から転送される各種手書きメモの 内容を転送順に記憶する。(46)はスピーチ回路で、ドアホン子機(12)の スピーチ回路(37)とハンドセット(31)との間での音声信号の送受信を制 御する。(47)はシリアルインタフェースで、ドアホン子機(12)から転送 されてくる信号を制御部(41)で扱える信号に変換する。
【0015】 上記のように構成されたドアホン装置において、まずドアホン子機(12)側 の制御部(33)の動作を、図5に示すフローチャートに基づき説明する。ここ では、従来例同様、商店にドアホン装置が取り付けられ、客が商品の注文に訪問 した場合を想定する。まず、客が呼鈴ボタン(22)を押し(ステップS101 )、ハンドセット(31)が持ち上げられてオフフックとなり応答があった場合 (ステップS102)には、店側に対しマイクロホン(24)を通して注文をす る(ステップS103)。
【0016】 応答がない場合(ステップS102)には、入力ペン(16)を利用して透明 入力パネル(13)に手書きメモを入力する(ステップS201)。入力ペン( 16)からの入力信号を検出すると、透明入力パネル(13)から入力ペン(1 6)の接触している座標を取り込み、透明入力パネル(13)に1対1で対応す るディスプレイ(14)の表示位置にドットを表示する(ステップS202)。 この状態で、プリントボタン(21)の信号が入力される(ステップS203) と、入力ペン(16)による手書きメモの入力終了とみなし、プリンタ(18) にディスプレイイメージのコピーと、リアルタイムクロック(38)から取り込 んだ日時を印字させて(ステップS204)、プリントアウト用紙(20a)を 出力する。このとき、ドアホン親機(25)にディスプレイイメージをシリアル インタフェース(39)を経由して転送し(ステップS205)、ディスプレイ 表示をクリアする(ステップS206)。
【0017】 訪問者は、手書きメモの内容が印字されて出力されたプリントアウト用紙(2 0a)を受け取ることで、店側に注文したという確証が得られ、客と店との間で 注文に関する伝言トラブルなどの発生が防止される。
【0018】 次に、ドアホン親機(25)の制御部(41)の動作を説明する。ドアホン子 機(12)から転送されてくるディスプレイイメージは、手書きメモ記憶回路( 45)に入力順に記憶させる。この状態で、ハンドセット(31)を持ち上げオ フフックにしてスクロールボタン(29)あるいはスクロールボタン(30)が 押されると、手書きメモ記憶回路(45)に記憶された手書きメモの最も古いも のをディスプレイ(26)に表示させる。このとき、さらにスクロールボタン( 29)あるいはスクロールボタン(30)を押すことにより、表示された手書き メモを先送りしたり、あるいは前に表示したものを遡って表示させることができ る。
【0019】 手書きメモの表示中に消去ボタン(28)が押されると、表示されている手書 きメモの内容が手書きメモ記憶回路(45)から消去される。同様に、表示中に プリントボタン(27)が押されると、表示されている手書きメモの内容をプリ ンタ(43)が印字する。ハンドセット(31)をオンフックにすると、ディス プレイ(26)の表示は消えて、通常の通話可能な状態となる。つまり、呼鈴ボ タン(22)が押されたとき、ハンドセット(31)を持ち上げれば、通話でき る。また、呼鈴ボタン(22)が押されていないときに、ハンドセット(31) を持ち上げると、外部音のモニタとして使用できる。
【0020】 なお、ドアホン親機(25)に電話機の機能を付加すると便利であり、さらに 、ドアホン親機(25)にも手書き入力機能を設ければ、ドアホン子機(12) との間で手書きでのやり取りができ、ろうあ者などでも使用できる。また、手書 き入力に代えて音声蓄積機能をもたせてもよい。
【0021】 また、上記実施例では、ドアホン装置を商店に設置した例を示したが、これに 限ることはなく、例えば弁護士,会計士といった重要な用件をもって訪問すると ころの受付など、訪問,伝言記録の必要な訪問先に設置してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、室外に設置されるドアホン子機の入力部か ら手書き入力を行い、さらにこの入力情報をドアホン子機側にてプリントアウト できるようにしたため、訪問者は、ドアホン子機側から入力してドアホン親機側 に転送される伝言情報がプリントアウトされることによって訪問の確証が得られ 、信頼性の高いドアホン装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すドアホン子機の斜視
図である。
【図2】図1のドアホン子機の内部構造を示す分解斜視
図である。
【図3】この考案の一実施例を示すドアホン親機の斜視
図である。
【図4】この考案の一実施例を示すドアホン装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図5】図1のドアホン子機の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】従来例を示すドアホン装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6のドアホン子機の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
12 ドアホン子機 13 透明入力パネル 14 ディスプレイ 15 プリント配線板 16 入力ペン 17 ペンホルダ 18 プリンタ 19 インクリボンカートリッジ 20 プリンタ用紙 20a プリントアウト用紙 21 プリントボタン 22 呼鈴ボタン 23 スピーカ 24 マイクロホン 25 ドアホン親機 26 ディスプレイ 27 プリントボタン 28 消去ボタン 29 先送りボタン(スクロールボタン) 30 遡りボタン(スクロールボタン) 31 ハンドセット 32 ペンインタフェース 33 制御部 34 パネルインタフェース 35 ディスプレイインタフェース 36 プリンタインタフェース 37 スピーチ回路 38 リアルタイムクロック 39 シリアルインタフェース 40 プッシュボタンインタフェース 41 制御部 42 ディスプレイインタフェース 43 プリンタ 44 プリンタインタフェース 45 手書きメモ記憶回路 46 スピーチ回路 47 シリアルインタフェース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外に設置され、手書き入力可能な入力
    部及び、この入力部から入力された情報をプリントアウ
    トするプリンタ部を備えたドアホン子機と、このドアホ
    ン子機に接続されて室内に設置され、前記入力部から入
    力された情報を記憶する記憶部及び、この記憶部に記憶
    された情報を出力する出力部を備えたドアホン親機とか
    ら構成されることを特徴とするドアホン装置。
JP9271492U 1992-12-25 1992-12-25 ドアホン装置 Pending JPH0654342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9271492U JPH0654342U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ドアホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9271492U JPH0654342U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ドアホン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654342U true JPH0654342U (ja) 1994-07-22

Family

ID=14062135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9271492U Pending JPH0654342U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 ドアホン装置

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JP (1) JPH0654342U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158759A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158759A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置

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