JPH0654054A - 制御線によるケーブル芯線周波数制御接続方式 - Google Patents

制御線によるケーブル芯線周波数制御接続方式

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Publication number
JPH0654054A
JPH0654054A JP22087892A JP22087892A JPH0654054A JP H0654054 A JPH0654054 A JP H0654054A JP 22087892 A JP22087892 A JP 22087892A JP 22087892 A JP22087892 A JP 22087892A JP H0654054 A JPH0654054 A JP H0654054A
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JP
Japan
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branch point
subscriber
circuit
frequency signal
line
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Pending
Application number
JP22087892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Aoki
敏郎 青木
Yoshihiko Miyaji
賀彦 宮地
Hisao Taniguchi
尚生 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者線の引き込みおよび切り離しを交換機
側から制御線を介して特定周波数信号を送信することに
より行い得るようにすること。 【構成】 各分岐点に受信した信号を解析する受信回路
201と、この受信回路からの指令に基づき加入者宅へ
加入者線を引き込む引き込み回路203と、受信回路か
らの指令に基づき加入者宅に引き込んだ加入者線を加入
者宅と切り離す切り離し回路202とを設け、周波数発
生回路2から送信される分岐点情報と作業内容情報を含
む特定周波数の信号あるいは多重化された周波数信号を
解析する複数の制御手段4〜6を具備し、該当する制御
手段から制御線を介して該当する分岐点の受信回路20
1に周波数信号を送信することにより、該当する分岐点
の引き込み回路203あるいは切り離し回路202を制
御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル芯線周波数制
御接続方式に係り、とくに分岐点における加入者線の引
き込みおよび切り離しを制御線を介した特定周波数の信
号によって行うケーブル芯線周波数制御接続方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、新たに電話機を設置するときのよ
うに交換機から張り出したケーブル芯線から加入者宅に
加入者線を引き込む場合、ケーブル芯線にあらかじめ用
意されている複数の分岐点のうち、加入者宅に一番近い
分岐点で加入者用のケーブルを切断し、交換機側寄りの
ケーブルから加入者宅に加入者線を引き込む方法をとっ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、分岐点から加入者宅に加入者線を引き
込む場合、分岐点に設けられている引き込み端子にジャ
ンパ接続を行わなければならないため、現場で専門家が
工事を行う必要があり、利用者の希望する日時に工事が
できない場合もあり、さらに特に天気が悪いときなどは
非常に手間がかかるという不都合があった。また、加入
者に移転等の移動がある場合には、分岐点から加入者宅
に引き込まれていたケーブルを元に戻さなければなら
ず、そのためには再び分岐点の現場に行き、引き込みの
ためのジャンパを外し、切断し、引き込まれていたケー
ブルを元に戻すという煩雑な作業を伴う工事が必要であ
るという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに分岐点における加入者線の引き
込みおよび切り離しを制御線を介しての交換機側から送
信される特定周波数の信号によって行うことができる制
御線によるケーブル芯線周波数制御接続方式を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、加
入者宅へ分岐する分岐点を複数有しているケーブル芯線
において、各分岐点に受信した信号を解析する受信回路
と、この受信回路からの指令に基づき加入者宅へ加入者
線を引き込む引き込み回路と、受信回路からの指令に基
づき加入者宅に引き込んだ加入者線を加入者宅と切り離
す切り離し回路とを設けるとともに、交換機に併設され
ている周波数発生回路から送信される分岐点情報と作業
内容情報を含む特定周波数の信号あるいは多重化された
周波数信号を解析する複数の制御手段を具備し、該当す
る制御手段から制御線を介して該当する分岐点の受信回
路に周波数信号を送信することにより該当する分岐点の
引き込み回路あるいは切り離し回路を制御するという方
法を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0006】
【作用】(1)加入者線を分岐点から切り離す場合:周
波数発生回路から特定電圧に重畳された分岐点と切り離
しを指示する周波数信号が発生されるとこの周波数信号
は制御線を介して各制御手段に送信される。各制御手段
では受信した周波数信号を解析し、自分に関係ある信号
であることを確認すると、駆動線を介して接続されてい
る各分岐点の受信回路に周波数信号を送信する。各受信
回路では受信した周波数信号を解析し自分の分岐点を切
り離す指令の周波数信号であることを確認した受信回路
では切り離し回路に動作指令を送出する。切り離し回路
が動作すると加入者線が分岐点から切り離される。
【0007】(2)加入者線を分岐点から引き込む場
合:周波数発生回路から特定電圧に重畳された分岐点と
引き込みを指示する周波数信号が発生されるとこの周波
数信号は制御線を介して各制御手段に送信される。各制
御手段では受信した周波数信号を解析し、自分に関係あ
る信号であることを確認すると、駆動線を介して接続さ
れている各分岐点の受信回路に周波数信号を送信する。
各受信回路では受信した周波数信号を解析し自分の分岐
点を引き込む指令の周波数信号であることを確認した受
信回路では引き込み回路に動作指令を送出する。引き込
み回路が動作すると加入者線が分岐点に接続される。
【0008】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図2に基づいて説明する。
【0009】図1の実施例では、交換機1からはn本の
ケーブル芯線80a〜8naが延びており、第1のケー
ブル芯線80aには、第1の加入者宅50へ分岐させる
第1の分岐点20が設置されており、さらに第2の加入
者宅60へ分岐させる第2の分岐点30が第1の分岐点
20を経由してケーブル芯線80bで連結されており、
また、第3の加入者宅70へ分岐させる第3の分岐点4
0が第2の分岐点30を経由してケーブル芯線80cで
連結されている。
【0010】つまり、第1のケーブル芯線80aには、
第1の分岐点20と第2の分岐点30と第3の分岐点4
0が直列に連結されている。また、第nのケーブル芯線
8naには、第n1の加入者宅5nへ分岐させる第n1
の分岐点2nが設置されており、さらに第n2の加入者
宅6nへ分岐させる第n2の分岐点3nが第n1の分岐
点2nを経由してケーブル芯線8nbで連結されてお
り、また、第n3の加入者宅7nへ分岐させる第n3の
分岐点4nが第n2の分岐点3nを経由してケーブル芯
線8ncで連結されている。
【0011】即ち、第nのケーブル芯線8naには、第
n1の分岐点2nと第n2の分岐点3nと第n3の分岐
点4nが直列に連結されている。なお本実施例では各ケ
ーブル芯線に対し加入者宅および分岐点が3ヶ所になっ
ているがこれは説明のためでありこれに限定されるもの
でないことは当然である。また、nはケーブル芯線が複
数本有ることを示すものであり任意の整数値をとること
ができる。
【0012】さらに、交換機1の近傍には分岐点情報と
作業内容情報を含む特定電圧に重畳された特定周波数の
信号あるいは多重化された周波数信号を発生する周波数
発生回路2が併設され、この周波数発生回路2にて発生
された周波数信号は制御線3aを介して第1の制御手段
4に、さらに第1の制御手段4を経由し制御線3bを介
して第2の制御手段5に、さらに第2の制御手段5を経
由し制御線3cを介して第3の制御手段6に送信され
る。そして、第1の制御手段4からは第1の駆動線7を
介して第1の分岐点20と第n1の分岐点2nに周波数
信号が送信され、第2の制御手段5からは第2の駆動線
8を介して第2の分岐点30と第n2の分岐点3nに周
波数信号が送信され、第3の制御手段6からは第3の駆
動線9を介して第3の分岐点40と第n3の分岐点4n
に周波数信号が送信されるようになっている。
【0013】ここで、第1の分岐点20の詳細を図2を
用いて説明するが、他の分岐点も同様である。
【0014】第1の分岐点20は第1の制御手段4から
第1の駆動線7を介して送信される周波数信号を受信解
析する受信回路201と、受信回路201からの指令に
基づき併設されているリレーを作動させることにより加
入者線90aを第1のケーブル芯線80aから切り離す
切り離し回路202と加入者線90aを第1のケーブル
芯線80aに接続する引き込み回路203とを具備して
いる。
【0015】そして、切り離し回路202は第1の駆動
線7を介して受信回路201に第1の分岐点20の切り
離しを指示する周波数信号が送信されたときに動作し、
引き込み回路203は第1の駆動線7を介して受信回路
201に第1の分岐点20の引き込みを指示する周波数
信号が送信されたときに動作するようになっている。つ
まり、切り離し回路202が動作するとリレー接点20
4の働きにより第1のケーブル芯線80aが80bと接
続され、引き込み回路203が動作するとリレー接点2
04の働きにより第1のケーブル芯線80aが第1の加
入者線90aと接続される。
【0016】次に、本実施例の動作について説明する。
以下の説明は第1の加入者宅50についてのみである
が、他の加入者宅についても同様である。
【0017】(1)第1の加入者線90aを第1の分岐
点20から切り離す場合:
【0018】周波数発生回路2から特定電圧に重畳さ
れた第1の分岐点20の切り離しを指示する周波数信号
が発生される。
【0019】発生した周波数信号は制御線3aを介し
て第1の制御手段4に、さらに制御線3bを介して第2
の制御手段5に、さらに制御線3cを介して第3の制御
手段6に送信される。
【0020】第1の制御手段4では受信した周波数信
号を解析し、自分に関係ある信号であることを確認する
と、第1の駆動線7にその周波数信号を送信する。第2
の制御手段5と第3の制御手段6でも受信した周波数信
号を解析するが、自分に関係ない信号であるため何もし
ない。
【0021】第1の駆動線7を介して第1の分岐点2
0の受信回路201と第n1の分岐点2nの受信回路は
周波数信号を受信する。
【0022】第1の分岐点20の受信回路201では
受信した周波数信号を解析し、第1の分岐点20の切り
離しを指示する周波数信号であることを確認すると切り
離し回路202に動作指令を送出する。第n1の分岐点
2nの受信回路では受信した周波数信号が第n1の分岐
点2nの切り離しを指示する周波数信号でないため何も
しない。
【0023】第1の分岐点20の切り離し回路202
が動作すると併設されているリレーが駆動され第1のケ
ーブル芯線80aが80bと接続されるようにリレー接
点204が切り替わる。このため、加入者線90aは第
1の分岐点20から切り離される。
【0024】(2)加入者線90aを第1の分岐点20
から引き込む場合:
【0025】周波数発生回路2から特定電圧に重畳さ
れた第1の分岐点20の引き込みを指示する周波数信号
が発生される。
【0026】発生した周波数信号は制御線3aを介し
て第1の制御手段4に、さらに制御線3bを介して第2
の制御手段5に、さらに制御線3cを介して第3の制御
手段6に送信される。
【0027】第1の制御手段4では受信した周波数信
号を解析し、自分に関係ある信号であることを確認する
と、第1の駆動線7にその周波数信号を送信する。第2
の制御手段5と第3の制御手段6でも受信した周波数信
号を解析するが、自分に関係ない信号であるため何もし
ない。
【0028】第1の駆動線7を介して第1の分岐点2
0の受信回路201と第n1の分岐点2nの受信回路は
周波数信号を受信する。
【0029】第1の分岐点20の受信回路201では
受信した周波数信号を解析し、第1の分岐点20の引き
込みを指示する周波数信号であることを確認すると引き
込み回路203に動作指令を送出する。第n1の分岐点
2nの受信回路では受信した周波数信号が第n1の分岐
点2nの引き込みを指示する周波数信号でないため何も
しない。
【0030】第1の分岐点20の引き込み回路202
が動作すると併設されているリレーが駆動され第1のケ
ーブル芯線80aが加入者線90aと接続されるように
リレー接点204が切り替わる。このため、加入者線9
0aは第1の分岐点20から引き込まれる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によると、加入者宅
へ分岐する分岐点を複数有しているケーブル芯線におい
て、各分岐点に受信した信号を解析する受信回路と、こ
の受信回路からの指令に基づき加入者宅へ加入者線を引
き込む引き込み回路と、受信回路からの指令に基づき加
入者宅に引き込んだ加入者線を加入者宅と切り離す切り
離し回路とを設けるとともに、交換機に併設されている
周波数発生回路から送信される分岐点情報と作業内容情
報を含む特定周波数の信号あるいは多重化された周波数
信号を解析する複数の制御手段を具備し、該当する制御
手段から制御線を介して該当する分岐点の受信回路に周
波数信号を送信することにより該当する分岐点の引き込
み回路あるいは切り離し回路を制御するという方法を採
っているために、交換機側から即座に加入者線の引き込
み作業および切り離し作業ができる。これがため、天候
に左右されず、利用者の希望する日時に引き込み作業お
よび切り離し作業が容易にしかも迅速に行え、さらに特
別な資格・技術を有する専門家や道具・装置類をも必要
とせず、作業コストを非常に低下させることができ、利
用者へのサービスを向上させることができるという従来
にない優れた制御線によるケーブル芯線周波数制御接続
方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 周波数発生回路 3a,3b,3c 制御線 4 第1の制御手段 5 第2の制御手段 6 第3の制御手段 7 第1の駆動線 8 第2の駆動線 9 第3の駆動線 20 第1の分岐点 30 第2の分岐点 40 第3の分岐点 50 第1の加入者宅 60 第2の加入者宅 70 第3の加入者宅 2n 第n1の分岐点 3n 第n2の分岐点 4n 第n3の分岐点 5n 第n1の加入者宅 6n 第n2の加入者宅 7n 第n3の加入者宅 80a 第1のケーブル芯線 8na 第nのケーブル芯線 201 第1の分岐点の受信回路 202 第1の分岐点の切り離し回路 203 第1の分岐点の引き込み回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1中における第1の分岐点の具体例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】 1 交換機 2 周波数発生回路 3a,3b,3c 制御線 4 第1の制御手段 5 第2の制御手段 6 第3の制御手段 7 第1の駆動線 8 第2の駆動線 9 第3の駆動線 20 第1の分岐点 30 第2の分岐点 40 第3の分岐点 50 第1の加入者宅 60 第2の加入者宅 70 第3の加入者宅 2n 第n1の分岐点 3n 第n2の分岐点 4n 第n3の分岐点 5n 第n1の加入者宅 6n 第n2の加入者宅 7n 第n3の加入者宅 80a 第1のケーブル芯線 8na 第nのケーブル芯線 201 第1の分岐点の受信回路 202 第1の分岐点の切り離し回路 203 第1の分岐点の引き込み回路
フロントページの続き (72)発明者 谷口 尚生 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者宅へ分岐する分岐点を複数有して
    いるケーブル芯線において、前記各分岐点に受信した信
    号を解析する受信回路と、この受信回路からの指令に基
    づき加入者宅へ加入者線を引き込む引き込み回路と、受
    信回路からの指令に基づき加入者宅に引き込んだ加入者
    線を加入者宅と切り離す切り離し回路とを設けるととも
    に、交換機に併設されている周波数発生回路から送信さ
    れる分岐点情報と作業内容情報を含む特定周波数の信号
    あるいは多重化された周波数信号を解析する複数の制御
    手段を具備し、該当する制御手段から制御線を介して該
    当する分岐点の受信回路に前記周波数信号を送信するこ
    とにより、該当する分岐点の引き込み回路あるいは切り
    離し回路を制御することを特徴とする制御線によるケー
    ブル芯線周波数制御接続方式。
JP22087892A 1992-07-28 1992-07-28 制御線によるケーブル芯線周波数制御接続方式 Pending JPH0654054A (ja)

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Effective date: 20000803