JPH0654023U - 回転装置へのミラー取り付け構造 - Google Patents

回転装置へのミラー取り付け構造

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JPH0654023U
JPH0654023U JP9234992U JP9234992U JPH0654023U JP H0654023 U JPH0654023 U JP H0654023U JP 9234992 U JP9234992 U JP 9234992U JP 9234992 U JP9234992 U JP 9234992U JP H0654023 U JPH0654023 U JP H0654023U
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mirror
rotating device
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rotor
mounting structure
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JP9234992U
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正樹 後藤
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転装置へのミラー取り付け構造において、
ミラー押え部材を省いて部品点数の削減を図るとともに
ラジアル方向からの衝撃に対してミラーを移動しづらく
する。 【構成】 回転装置のロータ1の小径フランジ部1aに
嵌め込まれるポリゴンミラー3の上端面に環状段部3a
を設け、これに板バネ5を直接係合させ、バランスプレ
ート6をネジ7で小径フランジ部1aにネジ止めされる
際に生じる板バネ5の押圧力により、前記ミラーをスラ
スト方向のみならず、ラジアル方向へも付勢するように
構成する。 【効果】 ミラー3は、板バネの弾力により、ラジアル
方向に付勢されているので、ラジアル方向からの衝撃に
対して移動しづらくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転装置へのミラー取り付け構造に係るもので、特にポリゴンミラ ーの取り付けに好適な回転装置へのミラー取り付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に、動圧軸受を備えた回転装置にポリゴンミラーを取り付けた従来のポリ ゴンミラー取り付け構造の一例を示す。 同図において、1はロータ、2はロータ受体、1aはロータ上端に形成された 小径フランジ部であり、ポリゴンミラー3は前記フランジ部1aに嵌め込まれる とともに上記両肩部1bで支承され、ミラー3の上端面に凹形のミラー押え部材 4とその上面に載置される四形板バネ5とから成る押圧機構が設けられ、前記ロ ータ側フランジ部1aにバランスプレート6をネジ7でネジ止めされる際に生じ る板バネ5への押圧力をミラー押え部材4に付加することにより、ミラー3をロ ータ側肩部1bに押し付けて、ミラーの位置決めおよび固定を行うようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成のミラー取り付け構造においては、ミラー押え部材4は、板バネ5の 弾圧力をミラー上面に均等に作用させる役目を果たしているが、それだけ部品点 数が多くなる。 また、上記構成のミラー取り付け構造では、ミラー3はミラー押え部材により 、単にスラスト方向にのみ押圧されているため、ラジアル方向からの衝撃で動き やすい。このミラーの移動は、バランスプレートによるバランス調整に狂いを生 じさせ、結果としてミラーを含む光学系に悪影響を与えることになる。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、前記ミラー押え部材を省略することができ、かつラジアル方向から の衝撃に対してミラーを移動しづらくした回転装置へのミラー取り付け装置を提 供することを主たる目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転装置に弾性部材を介してロータと一体回転自在に取り付けた回 転装置へのミラー取り付け構造において、ミラーに段部を設け、前記段部に弾性 部材を係合させるとともに、前記弾性部材で前記ミラーをスラスト方向とラジア ル方向の両方向に付勢した構造を要旨としている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、ミラーは弾性部材により、スラスト方向と同時にラジアル 方向へ付勢されているので、ラジアル方向からの衝撃に対して移動しづらい状態 に保持される。
【0007】
【実施例】
図1〜図2に、本考案の一実施例を示す。なお、図4と同一または類似する部 材には同じ符号が付されている。
【0008】 図1〜図2において、1はロータ、2はロータ受体、3はポリゴンミラー、5 は四形板バネ、6はバランスプレート、7はその固定ネジであり、前記ポリゴン ミラー3の上端面に、ロータと同心の環状段部3aが形成され、その環状段部3 aに十字形にした板バネ5が係合されている。なお、図2において、5aは前記 ネジ7の挿通孔である。
【0009】 上記構成によれば、ミラー3はその環状段部3aにて板バネ5と直接に係合さ れ、その係合によりスラスト方向のみならず、ラジアル方向にも付勢された状態 に保持されているので、ラジアル方向からの衝撃に対し移動しづらくなっている 。なお、十字形板バネ5を用いるとき、段部は板バネの十字に当る部分だけにし てもよい。
【0010】 図4に、本考案の他の実施例を示す。この実施例では、前記板バネ5の代わり にゴム等の弾性材料よりなるOリング8を用い、これをミラー3の環状段部3a に係合状態に入れ、バランスプレート6に形成した斜面4aを前記Oリング8に 当接させた構造としている。
【0011】 上記構成においても、ミラー3はOリング8により、スラスト方向とラジアル 方向の両方向に付勢されるので、前記と同様な効果が得られる。
【0012】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案によれば、従来の回転装置へのミラー取り付け構 造で使用していたミラー押え部材を省き、部品点数の削減を実現することができ るとともに、ミラーをラジアル方向からの衝撃に対して移動しづらくし構成した ので、ミラーを含む光学系の信頼性を高めることができる。 また、本考案によれば、前述したように従来のミラー押え部材を必要としない ので、スラスト方向の寸法の縮小化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回転装置へのミラー取
り付け構造の断面図である。
【図2】板バネの平面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す回転装置へのミラー
取り付け構造の断面図である。
【図4】従来の回転装置へのミラー取り付け構造の断面
図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ロータ受体 3 ポリゴンミラー 3a 凹形段部 4 ミラー押え部材 5 板バネ 6 バランスプレート 7 ネジ 8 Oリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転装置に弾性部材を介してロータと一
    体回転自在に取り付けた回転装置へのミラー取り付け構
    造において、ミラーに段部を設け、前記段部に弾性部材
    を係合させるとともに、前記弾性部材で前記ミラーをス
    ラスト方向とラジアル方向の両方向に付勢したことを特
    徴とする回転装置へのミラー取り付け構造。
  2. 【請求項2】 段部はミラー端面に設けられた環状段部
    である請求項1に記載の回転装置へのミラー取り付け構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100891602B1 (ko) * 2006-11-24 2009-04-08 닛뽕빅터 가부시키가이샤 모터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198022U (ja) * 1987-06-10 1988-12-20
JPS6412126A (en) * 1987-07-01 1989-01-17 Sankyo Seiki Seisakusho Kk Rotary device
JPH02103778U (ja) * 1989-01-30 1990-08-17

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JP2598766Y2 (ja) 1999-08-16

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