JPH0653792A - 信号制御回路 - Google Patents

信号制御回路

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JPH0653792A
JPH0653792A JP20336192A JP20336192A JPH0653792A JP H0653792 A JPH0653792 A JP H0653792A JP 20336192 A JP20336192 A JP 20336192A JP 20336192 A JP20336192 A JP 20336192A JP H0653792 A JPH0653792 A JP H0653792A
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input terminal
point
control signal
channel transistor
drain
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JP20336192A
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Rie Ariga
理恵 有賀
Jiyunji Michiyama
淳児 道山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から任意に制御信号の立ち上がり時間を
コントロールすることができる信号制御回路を提供す
る。 【構成】 トランジスタ5及び7のソースが入力端子1
に共通接続されゲートが制御信号入力端子3に共通接続
され、トランジスタ5のドレインは出力端子2にトラン
ジスタ7のドレインは容量9を介してクロック入力端子
4に接続されている。またトランジスタ7のドレイン及
びゲートはダイオード手段を介して接続されている。従
って、外部からのクロックにより制御信号を昇圧してい
るので、トランジスタ5に入力される制御信号の立ち上
がりの時間をクロック入力端子4からのクロックにより
任意にコントロールすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル回路において
信号出力系に依存する信号立ち上がり時間制御回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル回路において制御信号の立ち
上がり時間をコントロールするためには、前段の出力系
の回路を変えるか、出力系の回路に容量を付けなければ
ならなかった。しかし、この方法では、制御信号の立ち
上がり時間を正確にコントロールすることが出来なかっ
た。以下、従来の信号制御回路の構成の一例を図面を参
照しながら説明する。
【0003】図3に示すように、Pチャンネルトランジ
スタ13、Nチャンネルトランジスタ14及び容量15
によりCMOS型インバータが構成されている。Pチャ
ンネルトランジスタ13及びNチャンネルトランジスタ
14のゲートには、制御信号入力端子12が共通接続さ
れている。Pチャンネルトランジスタ13のソースには
入力端子10が接続され、Nチャンネルトランジスタ1
4のソースは接地されている。Pチャンネルトランジス
タ13及びNチャンネルトランジスタ14のドレインは
共通接続されているNチャンネルトランジスタ16のゲ
ートに接続されている。またNチャンネルトランジスタ
14のソース及びドレインは容量15を介して接続さ
れ、Nチャンネルトランジスタ16のソースは入力端子
10が接続され、ドレインは出力端子11となる。
【0004】以上のように構成された信号制御回路では
制御信号入力端子12から入力される制御信号を、Pチ
ャンネルトランジスタ13、Nチャンネルトランジスタ
14及び容量15で構成されているCMOS型インバー
タ回路を介してNチャンネルトランジスタ16のゲート
に入力することによって、制御信号の立ち上がり時間を
コントロールしていた。なお、Nチャンネルトランジス
タ16のゲートへ入力される制御信号の立ち上がり時間
は容量15の大きさと、Pチャンネルトランジスタ13
及びNチャンネルトランジスタ14のオン抵抗に依存し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の信号
制御回路では、容量15の大きさは固定されているた
め、外部から任意に制御信号の立ち上がり時間をコント
ロールすることが出来なかった。また、制御信号の立ち
上がり時間をコントロールするには、容量15の大きさ
を変えるか、CMOS型インバータのオン抵抗を変える
しか手段はなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ゲートが共通接続され、ソースが入力端子
に共通接続された第一及び第二のトランジスタの前記第
一のトランジスタのドレインに出力端子が設けれ、前記
第二のトランジスタのドレインに容量を介してクロック
入力端子が設けられるとともに、前記第二のトランジス
タのゲートとドレインとの間にダイオード手段が接続さ
れ、さらに前記ゲート共通接続点に制御信号入力端子が
設けられたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、ソースに入力端
子が接続されドレインに出力端子が接続されているトラ
ンジスタのゲートに入力される制御信号はクロック入力
端子からのクロック入力により昇圧することができ、制
御信号の立ち上がり時間をクロックの周波数により任意
にコントロールすることができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
にしながら説明する。
【0009】図1に示すように、Nチャンネルトランジ
スタ6のソースは制御信号入力端子3に接続され、ドレ
インはC点に接続されている。ディプレッション型トラ
ンジスタ8(Nチャンネル型のものを使用)のソースは
C点に接続され、ドレイン及びソースはD点に接続され
ている。Nチャンネルトランジスタ7及びNチャンネル
トランジスタ5のゲートはそれぞれC点に接続されてお
り、ソースはそれぞれ入力端子1に接続されている。N
チャンネルトランジスタ7のドレインはD点に接続され
ており、Nチャンネルトランジスタ5のドレインは出力
端子2に接続されている。また、容量9の一方の端子は
D点に接続されており、他方の端子はクロック入力端子
4が接続されている。
【0010】以上のように構成された信号制御回路の動
作について、図1及び図2を参照にしながら説明する。
ただし、図2のA〜Eの信号波形図は、それぞれ図1の
A点〜E点における信号波形を表している。また、この
信号波形図は入力端子1の電圧を20V、クロック入力
端子4の振幅を5V、制御信号入力端子3の入力を5V
とした時、容量9の容量カップリングによるD点への振
幅の加算が2.5V、容量9の容量カップリングによる
D点の振幅の減少が1.25Vとなるような理想的な値
を示している。なお、ディプレッション型トランジスタ
8はしきい値が約−0.1Vのものを用いることによっ
てダイオード手段として働く。
【0011】まず制御信号入力端子3から制御信号が入
力されB点からHの信号が入力されると、Nチャンネル
トランジスタ6はオン状態となり、D点及びC点の電圧
も制御信号入力端子3と同じレベルまで上がる。そし
て、次にHのクロックがクロック入力端子4から容量9
に入力されると容量9の容量カップリングによりD点は
昇圧され、同時にC点も昇圧される。次にクロック入力
端子4からLのクロックが容量9に入力されると、その
瞬間にD点が減圧されるが、ダイオード手段としてのデ
ィプレッション型トランジスタ8はオフ状態となる。よ
ってC点は減圧されない。
【0012】Nチャンネルトランジスタ5及びNチャン
ネルトランジスタ7のゲートにはC点の電圧がかかって
おりオン状態であるため、D点の電圧は入力端子1から
の供給によりC点と同じレベルまで引き上げられる。そ
してD点とC点の電圧が同じレベルになった時点で、デ
ィプレッション型トランジスタ8はオン状態になる。
【0013】また、Nチャンネルトランジスタ5のゲー
トに入力される制御信号の立ち上がり時間はC点の電圧
に依存しているので、C点の昇圧にともない出力端子2
の電圧は上昇していく。
【0014】以上の動作を繰り返し、D点及びC点の電
圧が20Vまで昇圧されるのに伴って、出力端子2の電
圧も上昇していく。
【0015】そして、D点の電圧が20Vに達した後
も、Hのクロック入力端子4が容量9に入力されると容
量9の容量カップリングによりD点は20V以上に昇圧
され、同時にC点もD点と同様に昇圧される。次にLの
クロック入力端子4が容量9に入力されると、その瞬間
にD点は20V以下まで減圧されるが、同時にディプレ
ッション型トランジスタ8がオフ状態となるため、C点
は減圧されないことになる。
【0016】Nチャンネルトランジスタ5及びNチャン
ネルトランジスタ7のゲートにはC点の電圧がかかって
おり、D点の電圧は入力端子1からの供給により20V
まで引き上げられる。そしてD点とC点の電圧が同じレ
ベルになった時点で、ディプレッション型トランジスタ
8はオン状態になる。
【0017】D点の電圧が20Vに達した以降は、以上
の動作を繰り返し、C点は20V以上に、E点は20V
に維持される。
【0018】なお、C点の電圧において20Vに達した
時点以降の、容量9の容量カップリングによる加算が行
われた後、クロック入力端子4からのLのクロック入力
があった瞬間に多少の減圧が見られるのは、電位差によ
ってD点からC点に電流が、多少逆流されるためであ
る。
【0019】このように本発明の信号制御回路によれ
ば、Nチャンネルトランジスタ5のゲートには容量9の
容量カップリングによって昇圧された制御信号が入力さ
れるので、クロック入力端子4からのクロック入力によ
ってNチャンネルトランジスタ5のゲートに入力される
制御信号の立ち上がり時間を任意にコントロールするこ
とができる。クロック入力端子4からのクロック入力の
周波数スピードが速いとNチャンネルトランジスタ5の
ゲートに入力される制御信号は、速く立ち上がり、クロ
ック入力の周波数スピードが遅いとNチャンネルトラン
ジスタ5のゲートに入力される制御信号は、遅く立ち上
がる。また、Nチャンネルトランジスタ5のゲートに入
力される制御信号の電圧を入力端子1より高いレベルに
することができるものである。
【0020】なお、本発明で用いたディプレッション型
トランジスタ8のしきい値は約−0.1Vのものを用い
たが、ダイオード手段であればそれに限定されない。
【0021】また、本発明では、トランジスタにNチャ
ンネル型のものを用いていたが、それに限定されるもの
ではない。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればソースに高電位電源端子が接続されドレイン
に出力端子が接続されているトランジスタのゲート信号
の立ち上がり時間をクロックの周波数によりコントロー
ルすることができるので、外部から任意の立ち上がり時
間にコントロールすることができる。
【0023】また、本発明によれば前記トランジスタの
ゲート信号を高電位電源より高いレベルにすることがで
きるので、前記トランジスタのスレシホールド電圧の低
減を図ったりTGを用いたりする必要が無い信号立ち上
がり時間制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の信号制御回路
【図2】本発明の一実施例の信号波形図
【図3】従来の信号制御回路
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 制御信号入力端子 4 クロック入力端子 5,6,7 Nチャンネルトランジスタ 8 ディプレッション型トランジスタ 9 容量 10 入力端子 11 出力端子 12 制御信号入力端子 13 Pチャンネルトランジスタ 14,16 Nチャンネルトランジスタ 15 容量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲートが共通接続され、ソースが入力端子
    に共通接続された第一及び第二のトランジスタの前記第
    一のトランジスタのドレインに出力端子が設けられ、前
    記第二のトランジスタのドレインに容量を介してクロッ
    ク入力端子が設けられるとともに、前記第二のトランジ
    スタのゲートとドレインとの間にダイオード手段が接続
    され、さらに前記ゲート共通接続点に制御信号入力端子
    が設けられた信号制御回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072353A (en) * 1995-04-26 2000-06-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Logic circuit with overdriven off-state switching

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072353A (en) * 1995-04-26 2000-06-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Logic circuit with overdriven off-state switching
US6211720B1 (en) 1995-04-26 2001-04-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Logic circuit

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