JPH065353U - 電動機のステータの絶縁装置 - Google Patents
電動機のステータの絶縁装置Info
- Publication number
- JPH065353U JPH065353U JP2802392U JP2802392U JPH065353U JP H065353 U JPH065353 U JP H065353U JP 2802392 U JP2802392 U JP 2802392U JP 2802392 U JP2802392 U JP 2802392U JP H065353 U JPH065353 U JP H065353U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- stator
- insulation
- coil
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ヨーク部15とティース部14に分割して構
成したステータ8の前記ティース部14に、径方向端面
につば部2を有し、これらの端面間にコイル13を巻装
したボビン1を挿着してなる電動機のステータの絶縁装
置において、前記ボビン1のつば部2の周方向端面に、
コイル13を覆う絶縁カバー4を取り付けるようにした
もの。 【効果】 ポール間の絶縁をボビン1で行うのでステー
タ組立て後の絶縁処理作業が不要となり、作業時間を大
幅に短縮することができる。また、コイル13間の絶縁
性能が向上し、品質が安定する。
成したステータ8の前記ティース部14に、径方向端面
につば部2を有し、これらの端面間にコイル13を巻装
したボビン1を挿着してなる電動機のステータの絶縁装
置において、前記ボビン1のつば部2の周方向端面に、
コイル13を覆う絶縁カバー4を取り付けるようにした
もの。 【効果】 ポール間の絶縁をボビン1で行うのでステー
タ組立て後の絶縁処理作業が不要となり、作業時間を大
幅に短縮することができる。また、コイル13間の絶縁
性能が向上し、品質が安定する。
Description
【0001】
本考案は、電動機の固定子の絶縁装置に関するもので、特にポール間の絶縁を する絶縁装置に関するものである。
【0002】
従来は、図4に示すようなつば部11を有するボビン12に、図5に示すよう にコイル13を巻装し、このボビン12を図6に示すようにポールを形成するテ ィース14に挿入した後、ヨーク15に取付けてステータ16が組立てられる。 このとき、ティース14間は、コイル13どうしの隙間がないため絶縁板17 を挿入取付けして絶縁の処理を行っている。
【0003】
しかしながら、コイル13の形状寸法がばらつくためスペースが一定せず、各 ティース14をヨーク15に取付けた後のティース14間の絶縁処理作業に、時 間がかかっていた。 また、絶縁板17の挿入時にコイル13を傷つける恐れがあり、絶縁の品質上 も問題があった。 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、コイル間の絶 縁処理作業を容易にし、かつ絶縁の品質を向上させることを目的とするものであ る。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案の絶縁装置は、ヨーク部とティース部に分 割して構成したステータの前記ティース部に、径方向端面につば部を有し、これ らの端面間にコイルを巻装したボビンを挿着してなる電動機のステータの絶縁装 置において、前記ボビンのつば部の周方向端面に、コイルを覆う絶縁カバーを取 り付けボビンをコ形の巻線保持部とその開口部の側面を遮断するカバー部を設け るようにしたものである。
【0005】
上記手段により、各ティースのコイルは、両隣のティースのコイルとは遮断さ れることになり、電気的絶縁状態が作られる。
【0006】
以下、本考案の具体的実施例を図1ないし図3によって説明する。 図1に示すように、ボビン1は、つば部2を有するボビン本体3と、側面に取 付ける2つの絶縁カバー4からなっている。 ボビン本体3には、つば部2に、カバー取付け用の止め穴5と、コイルの巻き はじめと巻き終りの固定用ピン6が設けられている。 また、絶縁カバー4には、ボビン本体3への取付け固定用のフック7が数ケ所 設けられている。 コイル13は、図2に示すようにボビン本体3に巻装された後、絶縁カバー4 を、フック7を利用してボビン本体3に取付けることにより、その周囲を絶縁す る。そして、この状態でボビン1をティース14に挿入する。 ボビン1を挿着したティース14は、図3に示すようにヨーク15に挿入し、 ステータ8が組立てられる。 このとき、ティース14間は、すでにティース単体でボビン1の絶縁カバー4 で仕切られており、コイル13間は絶縁処理が完了している。 なお、前記実施例の場合は、各コイル間には2枚の絶縁カバー4が介在するこ とになるが、絶縁カバー4を、ボビンのつば部の片側の周方向端面のみに設ける ようにして、各コイル間には1枚の絶縁カバー4のみを介在させるようにしても よい。この場合は、絶縁カバー1枚分だけ各コイル間にスペースができるので、 ティース14をヨーク15に挿入しやすくなる。
【0007】
以上述べたように本考案によれば、ポール間の絶縁をボビン1で行うのでステ ータ組立て後の絶縁処理作業が不要となり、作業時間を大幅に短縮することがで きる。また、コイル13間の絶縁性能が向上し、品質が安定する。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図で、ボビン1の構
造を示している。
造を示している。
【図2】本考案の実施例を示す斜視図で、ボビン1にコ
イル13を巻装し、ティースに挿入した状態を示してい
る。
イル13を巻装し、ティースに挿入した状態を示してい
る。
【図3】本考案の実施例の要部を示す平断面図で、組立
てられたステータを示している。
てられたステータを示している。
【図4】従来例を示す斜視図でボビン1の構造を示して
いる。
いる。
【図5】従来例を示す斜視図でボビン1にコイル13を
巻装した状態を示している。
巻装した状態を示している。
【図6】従来例の要部を示す平断面図で、組立てられた
ステータを示している。
ステータを示している。
1 ボビン 2 つば部 3 ボビン本体 4 絶縁カバー 5 止め穴 6 固定用ピン 7 フック 8 ステータ 13 コイル 14 ティース 15 ヨーク
Claims (1)
- 【請求項1】 ヨーク部とティース部に分割して構成し
たステータの前記ティース部に、径方向端面につば部を
有し、これらの端面間にコイルを巻装したボビンを挿着
してなる電動機のステータの絶縁装置において、前記ボ
ビンのつば部の周方向端面に、コイルを覆う絶縁カバー
を取り付けたことを特徴とする電動機のステータの絶縁
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2802392U JPH065353U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動機のステータの絶縁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2802392U JPH065353U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動機のステータの絶縁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065353U true JPH065353U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12237156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2802392U Pending JPH065353U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電動機のステータの絶縁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065353U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010141963A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Toyota Motor Corp | ステータ |
WO2011058853A1 (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | 株式会社 明電舎 | 集中巻きモータの絶縁構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62196034A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-29 | Toshiba Corp | 電動機のステ−タ |
JPS6331505B2 (ja) * | 1983-10-21 | 1988-06-24 | Idemitsu Petrochemical Co |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP2802392U patent/JPH065353U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331505B2 (ja) * | 1983-10-21 | 1988-06-24 | Idemitsu Petrochemical Co | |
JPS62196034A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-29 | Toshiba Corp | 電動機のステ−タ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010141963A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Toyota Motor Corp | ステータ |
WO2011058853A1 (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | 株式会社 明電舎 | 集中巻きモータの絶縁構造 |
JP2011103751A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Meidensha Corp | 集中巻きモータの絶縁構造 |
CN102598482A (zh) * | 2009-11-12 | 2012-07-18 | 株式会社明电舍 | 集中绕组电动机的绝缘构造 |
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