JPH0353576Y2 - - Google Patents

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JPH0353576Y2
JPH0353576Y2 JP1984101626U JP10162684U JPH0353576Y2 JP H0353576 Y2 JPH0353576 Y2 JP H0353576Y2 JP 1984101626 U JP1984101626 U JP 1984101626U JP 10162684 U JP10162684 U JP 10162684U JP H0353576 Y2 JPH0353576 Y2 JP H0353576Y2
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yoke
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wound
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  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動機や発電機等のような回転電機
の固定子、特に、固定子におけるフイールドコイ
ルの捲線構造の改良に関し、例えば、自動車等の
車両に搭載されるスタータ・モータの固定子に利
用して有効なものに関する。
〔従来の技術〕
従来、スタータ・モータ等に使用される固定子
として、例えば、第5図に示されているようなも
のがある。
すなわち、ヨーク1の内周面にはポールピース
2を有するフイールドコアが複数、周方向に等間
隔に配されて突設されており、フイールドコア3
にはフイールドコイル4がヨーク1とポールピー
ス2との間において捲線されている。ヨーク1の
内部で捲線されたフイールドコイル4の端末部分
であるリード部5は、ホルダ6に挿通されてヨー
ク1の外部に引出されており、ホルダ6はヨーク
1とポールピース2との間に挿入されて固定され
ている。
しかし、このような回転電機の固定子において
は、ヨークの狭い内部空間において、比較的硬い
フイールドコイルをなじませながら配線してリー
ド部をホルダに挿通保持させる作業が必要になる
ため、作業性が悪く、自動化が困難であるという
問題点がある。
捲線作業の能率を向上させる従来の技術とし
て、実開昭53−148203号公報に開示されている回
転電機のコイル巻回補助具がある。この回転電機
のコイル巻回補助具は、磁極鉄心とヨークとが一
体構造の固定子に捲線機でコイルを巻回する際に
巻回の案内とコイルの整形とを行う補助具であつ
て、ヨークの外径および内径と等しい外径および
内径をそれぞれ持つ環状板と、この環状板の内径
側から軸心方向に鉄心幅と等しい幅で突出する磁
極数だけの突出片と、この突出片が鉄心内径面位
置で軸方向外側に折れ曲がつて形成するコイル整
形部と、さらに、このコイル整形部の先端部が半
径方向外側に爪状に突起して形成する巻回案内爪
とを電気絶縁材料で一体的に作り、これを固定子
両端面にそれぞれ当てがつてコイル巻回時に巻回
の案内とコイルの整形とを行わせながら同時に巻
き込むことを特徴とする。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、実開昭53−148203号公報に開示されて
いる従来の技術においては、コイル端末部の引出
し作業や引廻し作業等の捲線作業後の処理につい
ての配慮がなされていないため、作業能率の向上
が不充分であり、また、自動化が困難である。
本考案の目的は、捲線作業の能率を高めること
ができるとともに、コイル端末部の後処理作業の
能率を高めることができる回転電機の固定子を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る回転電機の固定子は、円筒形状に
形成されているヨーク部12と、このヨーク部1
2の内周面に周方向に等間隔に配されて径方向内
向きにそれぞれ突設されている縦に細長いフイー
ルドコア部13と、各フイールドコア部13の先
端部に周方向に円弧形状にそれぞれ突設されてい
る縦に長いポールピース部14とから成るヨーク
7の両端面に、それぞれ一体成形された第1ホル
ダ8と第2ホルダ9とが当接されているととも
に、コイル10の巻回時にヨーク7にそれぞれ巻
き込まれており、 前記第1ホルダ8および第2ホルダ9はいずれ
も、前記ヨーク部12に対応するヨーク対応部1
6,16Aと、前記フイールドコア部13に対応
し、前記コイル10が巻回されているフイールド
コア対応部17,17Aと、前記ポールピース部
14に対応し、前記コイル10の巻回時に巻回を
案内するポールピース対応部18,18Aとをそ
れぞれ備えている回転電機の固定子において、 前記第1ホルダ8および第2ホルダ9のポール
ピース対応部18,18Aは、その横断面形状が
前記ポールピース部14の横断面形状と同一で軸
方向にそれぞれ突設されており、 さらに、前記第1ホルダ8にはアウタホルダ2
0が同心的に配されて係合手段により固定されて
おり、 このアウタホルダ20は、前記ヨーク対応部1
6に対応し、かつ、前記ポールピース対応部18
の高さよりも低い円筒形状に形成されている円筒
部21と、 この円筒部21のヨーク対応部16と反対側の
端面に突設され、断面略コ字形状をなして外向き
に開口する溝形状に、かつ、隣合う前記フイール
ドコア対応部17,17の間隔と略等しい長さの
円弧形状にそれぞれ形成されており、前記コイル
10の端末部10aが巻き掛けられている複数の
ガイド部23と、 これらガイド部23の内縁端辺の略中央部に配
されて略L字形状にそれぞれ形成されており、ガ
イド部23に巻き掛けられた端末部10aをそれ
ぞれ把持している複数の把持部片24と、 円筒部21のヨーク対応部16と反対側の端面
に径方向に開設されており、前記コイル端末部1
0aが挿通されているコイル引出し口25と、を
備えていることを特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、第1ホルダ8および第
2ホルダ9により捲線作業をのうりつよく、か
つ、自動的に実行させることが可能となるととも
に、アウタホルダ20により、コイル端末部10
aの後処理作業を能率よく、かつ自動的に実行さ
せることが可能になる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である回転電機の
固定子を示す斜視図、第2図はその分解斜視図、
第3図はその縦断面図、第4図は第3図の−
線に沿う断面図である。
本実施例において、この回転電機の固定子は、
成層型ヨーク7と、成層形ヨーク7の一端面に突
設される第1ホルダ8(以下、第1ホルダ8側を
上側とする。)と、成層型ヨーク7の下端面に突
設される第2ホルダ9と、フイールドコイル10
とを備えている。
成層型ヨーク7は、第2図dに示されているよ
うな形状に形成されたヨーク素材7aを多数枚、
積層されて圧接等の適当な手段により一体化さ
れ、第2図cに示されているような略円筒形状に
形成されている。
すなわち、第2図cに示されているように、成
層型ヨーク7は、円筒形状に形成されて複数の磁
極(本実施例においては、4極)11を継ぐため
の磁気枠(ヨーク)を形成するヨーク部12を備
えており、このヨーク部12の内周面には、縦に
細長いフイールドコア部13が複数(本実施例に
おいては、4個)、等間隔に配されて半径方向内
向きにそれぞれ突設されている。これらフイール
ドコア部13の先端部には、縦に長いポールピー
ス部14が周方向に円弧形状にそれぞれ突設され
ている。そして、成層型ヨーク7の上下端面おい
て、ヨーク12、フイールドコア部13およびポ
ールピース部14は同一平面をそれぞれ形成する
ようになつている。
第1ホルダ8は第2図bに示されているような
形状に形成されており、第2図aに示されている
ような形状に形成されているアウタホルダ20を
組み合わされるようになつており、アウタホルダ
20との関係で、インナホルダ15を実質的に構
成するようになつている。第1ホルダ8としての
インナホルダ(以下、インナホルダということが
ある。)15およびアウタホルダ20はいずれも
絶縁性を有する合成樹脂を用いて射出成形等の適
当な手段によりそれぞれ一体成形されている。
第2図bに示されているように、インナホルダ
15は、成層型ヨーク7におけるヨーク部12に
対応するように円形のリング形状に形成されてい
るヨーク対応部16を備えており、このヨーク対
応部16の内周面には複数のフイールドコア対応
部17が、成層型ヨーク7における各フイールド
コア部13にそれぞれ対応するように突設されて
いる。これらフイールドコア対応部17の先端に
は複数のポールピース対応部18が、成層型ヨー
ク7における各ポールピース部14にそれぞれ対
応するように配されるとともに、上方に立ち上げ
られて略衝立形状を形成するように突設されてい
る。
ヨーク対応部16には複数(本実施例において
は、2個)の係合凹部19が、フイールドコア対
応部17の付け根においてそれぞれ開設されてお
り、これら係合凹部19は後記するアウタホルダ
20における係合爪22を係合し得るようにそれ
ぞれ形成されている。
第2図aに示されているように、アウタホルダ
20はヨーク部12に対して立ち上がる側壁部と
しての円筒部21を備えており、円筒部21はイ
ンナホルダ15におけるヨーク対応部16のリン
グ形状に対応する円筒形状に形成されている。ま
た、円筒部21の高さは、インナホルダ15にお
けるポールピース対応部18の高さよりも低くな
るように設定されている。
アウタホルダ20における円筒部21の下端面
には複数の係合爪22がインナホルダ15におけ
る前記係合凹部19にそれぞれ係合し得るように
下向きに突設されている。
円筒部21の上端面には複数(本実施例におい
ては、一対)のガイド部23が断面略コ字形状を
なして外向きに開口する溝形状にそれぞれ形成さ
れて突設されており、これらガイド部23はイン
ナホルダ15における隣り合うフイールドコア対
応部17,17の間隔と略等しい長さの円弧形状
に形成されている。
各ガイド部23の内縁上端辺の略中央部には、
略L字形状に形成されている把持部片24がそれ
ぞれ突設されており、把持部片24はフイールド
コイル10における捲線端末部を把持し得るよう
に形成されている。円筒部21の上端面における
一部にはフイールドコイル引出し口25が半径方
向に開設されており、その上端面における他の箇
所には位置決め部26が凹字形状に形成されて突
設されている。
第2図eに示されているように、第2ホルダ9
は第1ホルダ8としてのインナホルダ15と同一
のものから構成されており、ヨーク対応部16A
と、フイールドコア対応部17Aと、ポールピー
ス対応部18Aとを備えている。
次に、前記構成にかかる部品を使用した組立作
業およびフイールドコイルの捲線作業、並びに、
その作用を説明する。
まず、成層型ヨーク7の上下端面に第1ホルダ
8と第2ホルダ9とが、接着等適当な手段により
固着されてそれぞれ突設される。
このとき、第1ホルダ8としてのインナホルダ
15にアウタホルダ20を予め組合せて一体化し
ておいたものを成層型ヨーク7の上端面に組み付
けるようにして行つてもよいし、あるいは、イン
ナホルダ15を成層型ヨーク7における上端面に
当接して先に固着た後、アウタホルダ20をイン
ナホルダ15上に組み付けるようにして行つても
よい。インナホルダ15とアウタホルダ20との
一体化は係合凹部19に係合爪22を挿入させて
係合させることにより容易に、かつ、確実に行え
る。
インナホルダ15とアウタホルダ20とが組み
合わされた状態において、インナホルダ15のポ
ールピース対応部18とアウタホルダ20の円筒
部21との間には、フイールドコイル巻き込み凹
所27がそれぞれ形成されることになる。このと
き、ポールピース対応部18の上端は円筒部21
の上端よりも高く突き出ている。
また、この状態において、係合凹部19と係合
爪22との位置関係によつて、アウタホルダ20
のガイド部23は、インナホルダ15における隣
り合うポールピース対応部18,18の略中央部
間を跨ぐように位置決めされることになる。
一方、第2ホルダ9の組付作業は、第2図bに
示されている第1ホルダ8と上下対象に配し、成
層型ヨーク7の下端面に当接して固着すればよ
い。
その後、フイールドコイル10が成層型ヨーク
7の各磁極11にそれぞれ捲線される。このと
き、フイールドコイル10は単線のまま捲線して
行つてもよいが、複数本を一束にして捲線して行
つてもよい。
各磁極11において、フイールドコイル10は
フイールドコア部13と、このフイールドコア部
13の両端にそれぞれ配されている第1ホルダ8
のフイールドコア対応部17および第2ホルダ9
のフイールドコア対応部17Aとが形成する周面
に、巻き付けられて行く。すなわち、フイールド
コイル10はヨーク部12とポールピース部14
とが形成する間隙、第1ホルダ8に形成されてい
る巻き込み凹所27、および第2ホルダ9のポー
ルピース対応部18Aの外側に形成されている空
間に巻き込まれて行く。
このとき、ポールピース対応部18,18Aの
上下端部外方は開放しているため、キヤピラリー
等のような捲線作業のための工具の通過が容易に
なり、捲線作業が能率的に行えることになる。ま
た、巻き込み凹所27は上向きに開放し、しか
も、ポールピース対応部18がアウタホルダ20
の円筒部21の上端よりも上方に突出しているた
め、円筒部21は捲線作業の妨げにはならない。
アウタホルダ20に開設されている引出し口2
5から離れて位置する磁極に捲線されるフイール
ドコイル10の端末部10aは、アウタホルダ2
0に形成されているガイド部23に巻き掛けられ
ることにより、引出し口25まで案内される。
例えば、引出し口25から離れた磁極11Aに
おける捲線について説明すると、フイールドコイ
ル10は巻き始め端末部10bを把持部片24に
把持され、磁極11Aにおける巻き込み凹所27
の片側から巻き込まれる。磁極11Aにおけるフ
イールドコア部13とフイールドコア対応部1
7,17Aとの周囲に巻き付けられたフイールド
コイル10の巻き終わり端末部10cは、巻き込
み凹所27の他の片側から繰り出されてガイド部
23の対向する開口部から導入され、ガイド部2
3の外面に添うように巻き掛けられて行く。巻き
掛けられたフイールドコイル10の端末部10c
は、ガイド部23の他端の開口部から導出され、
アウタホルダ20に開設されている引出し口25
に上方から巻き掛けられるようにして挿通され、
外部に引出される。
なお、把持部片24に把持された端末部10b
は他の磁極の端末部と束ねられたうえで、ブラシ
28のピグテール29を輪環30によるかしめ着
け等のような適当な手段によつて接続される。
このようにして、フイールドコイル10の巻き
始めおよび巻き終わり端末部10b,10cは、
一方10bがブラケツト(図示せず)に対してガ
イド部23により絶縁隔絶されて把持部片24に
把持され、他方10cがガイド部23に巻き掛け
られて交叉する端末部10b間を絶縁隔絶され、
引出し口25まで導かれるため、第5図に示され
ているように、コイル端末部5をホルダ6の筒部
6aに挿通させるというような困難で作業性の悪
い作業は廃止されることになる。
すなわち、フイールドコイル10の端末部10
aについての配線作業が、成層型ヨーク7外にお
いて把持部片24への挟み込み作業と、ガイド2
3に対する引回し作業という簡単で作業性の良い
作業に置き換えられることにより、コイル端末部
10aについての保持および外部への導出が簡単
化され、自動捲線等が可能となり、コイル10の
捲線作業は能率化されることになる。
なお、固定子における各磁極と捲線装置(図示
せず)との位置決めは、アウタホルダ20に形成
されている位置決め部26を捲線治具(図示せ
ず)に係合させる方法等により確保すればよい。
〔考案の効果〕 (1) ポールピース対応部18,18Aが立設され
ている第1ホルダ8および第2ホルダ9をヨー
ク7の両端面にそれぞれ突設することにより、
フイールドコイル10の捲線端末部10aをヨ
ーク7の外部に導出させることができるため、
コイル端末部10aについての引回し等の配線
処理作業が容易化され、フイールドコイル10
の捲線作業を簡単化して自動捲線作業を実現化
することができる。
(2) 第1ホルダ8のポールピース対応部18と、
アウタホルダ20の円筒部21とによつて巻き
込み凹所27を形成することにより、この凹所
27にフイールドコイル10を巻き込むことが
できるため、捲線の巻き崩れを防止することが
できる。
(3) アウタホルダ20にガイド部23を突設する
ことにより、引出し口25から離れた位置の磁
極に捲線されたフイールドコイル10の端末部
10aを巻き掛けて引出し口25まで案内する
ことができるため、途中の磁極に捲線されてい
るフイールドコイル10との絡みつきを防止
し、絶縁を確実に維持することができる。
(4) ブラシ28を接続する側のコイル端末部10
aを外部と絶縁隔絶して把持部片24に把持さ
せることにより、アウタホルダ20の円筒部2
1に対するコイル10の端末部10aの挿通作
業を省略化することができるため、作業性を一
層向上することができる。
(5) 第1ホルダ8および第2ホルダ9のポールピ
ース対応部18,18Aをヨーク7の両端面に
それぞれ突設させることにより、ヨーク7にお
けるフイールドコア部13とポールピース部1
4との間にフイールドコイル10の捲線に必要
な段差を省略することができるため、ヨーク部
12を含めてフイールドコア部13とポールピ
ース部14とを成層一体化構造とすることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である回転電機の固
定子を示す斜視図、第2図はその分解斜視図、第
3図はその縦断面図、第4図は第3図の−線
に沿う断面図である。第5図は従来例を示す斜視
図である。 7……成層型ヨーク、8……第1ホルダ、9…
…第2ホルダ、10……フイールドコイル部、1
0a……端末部、10b……巻き始め端末部、1
0c……巻き終わり端末部、11,11A……磁
極、12……ヨーク部、13……フイールドコア
部、14……ポールピース部、15……インナホ
ルダ(第1ホルダ)、16,16A……ヨーク対
応部、17,17A……フイールドコア対応部、
18,18A……ポールピース対応部、19……
係合凹部、20……アウタホルダ、23……ガイ
ド部、24……把持部片、25……引出し口、2
6……位置決め部、27……巻き込み凹所、28
……ブラシ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒形状に形成されているヨーク部12と、こ
    のヨーク部12の内周面に周方向に等間隔に配さ
    れて径方向内向きにそれぞれ突設されている縦に
    細長いフイールドコア部13と、各フイールドコ
    ア部13の先端部に周方向に円弧形状にそれぞれ
    突設されている縦に長いポールピース部14とか
    ら成るヨーク7の両端面に、それぞれ一体成形さ
    れた第1ホルダ8と第2ホルダ9とが当接されて
    いるとともに、コイル10の巻回時にヨーク7に
    それぞれ巻き込まれており、 前記第1ホルダ8および第2ホルダ9はいずれ
    も、前記ヨーク部12に対応するヨーク対応部1
    6,16Aと、前記フイールドコア部13に対応
    し、前記コイル10が巻回されているフイールド
    コア対応部17,17Aと、前記ポールピース部
    14に対応し、前記コイル10の巻回時に巻回を
    案内するポールピース対応部18,18Aとをそ
    れぞれ備えている回転電機の固定子において、 前記第1ホルダ8および第2ホルダ9のポール
    ピース対応部18,18Aは、その横断面形状が
    前記ポールピース部14の横断面形状と同一で軸
    方向にそれぞれ突設されており、 さらに、前記第1ホルダ8にはアウタホルダ2
    0が同心的に配されて係合手段により固定されて
    おり、 このアウタホルダ20は、前記ヨーク対応部1
    6に対応し、かつ、前記ポールピース対応部18
    の高さよりも低い円筒形状に形成されている円筒
    部21と、 この円筒部21のヨーク対応部16と反対側の
    端面に突設され、断面略コ字形状をなして外向き
    に開口する溝形状に、かつ、隣合う前記フイール
    ドコア対応部17,17の間隔と略等しい長さの
    円弧形状にそれぞれ形成されており、前記コイル
    10の端末部10aが巻き掛けられている複数の
    ガイド部23と、 これらガイド部23の内縁端辺の略中央部に配
    されて略L字形状にそれぞれ形成されており、ガ
    イド部23に巻き掛けられた端末部10aをそれ
    ぞれ把持している複数の把持部片24と、 円筒部21のヨーク対応部16と反対側の端面
    に径方向に開設されており、前記コイル端末部1
    0aが挿通されているコイル引出し口25と、を
    備えていることを特徴とする回転電機の固定子。
JP10162684U 1984-07-05 1984-07-05 回転電機の固定子 Granted JPS6117842U (ja)

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JPS53148203U (ja) * 1977-04-28 1978-11-21

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