JPH0653515B2 - タンカー - Google Patents

タンカー

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JPH0653515B2
JPH0653515B2 JP60129709A JP12970985A JPH0653515B2 JP H0653515 B2 JPH0653515 B2 JP H0653515B2 JP 60129709 A JP60129709 A JP 60129709A JP 12970985 A JP12970985 A JP 12970985A JP H0653515 B2 JPH0653515 B2 JP H0653515B2
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tanker
tank
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liquid
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ゲオルゲ・スパラテイン
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マツクグレゴー・ナビーレ インターナシヨナル アクテイーボラーク
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B11/00Interior subdivision of hulls

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バラストタンクとして機能する二重船底とカ
ーゴタンクを画成するバルクヘッドとを備えたタンカー
に関する。
(従来の技術) 液荷の海上輸送に用いられる船舶には2つの異なったタ
イプがある。
第1のグループは一種類のみの液荷を輸送する船であ
る。このような船舶は画成された1個のポンプ室に少数
の液荷扱い用のポンプを据え付け、カーゴタンク内に配
設したサクションパイプにこれらのポンプを連結してい
る。
第2のグループは異種の液荷を同時に輸送する船であ
る。このような船舶は第1グループの船に配設されるサ
クションパイプの代わりに各カーゴタンクの底部に液荷
扱い用のポンプがそれぞれ据え付けられる。
どちらのグループにおいてもカーゴスペースは船体の
縦、横断方向のバルクヘッドにより数多くのタンクに仕
切られる。またその他の荷扱い装置の船体の様々な部位
に配置されている。
(発明が解決しようとする問題点) 第1グループの船舶の問題点は用途の柔軟性に欠けるこ
とである。この種の船では異種の液荷を扱うことができ
ない。
一方、第2グループの船舶には利潤率が低くなりやすい
という問題がある。用途の多数性を十分に得ようとすれ
ば、数多くのポンプや荷扱い装置を備えなければならな
いからである。
本発明は、タンカーの抱える上記問題点を解決すべく、
高価なポンプや荷扱い装置を数多く配備することなし
に、仕切られたカーゴスペースに多種の液荷を積んで同
時に輸送できるタンカーを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、内部をバラストタンクとした二重船底を備
え、カーゴタンクをバルクヘッドで画成し、デッキから
垂直に二重船底に至る中空の筒部材を少なくとも1つ備
え、該筒部材内部にはデッキ上に配設されて液荷の取扱
いを行なう配管網と導管を介して連結するポンプ装置を
収装したタンカーにおいて、前記筒部材は少なくとも2
つのカーゴタンクと境界を接し、筒部材の下端部は第1
バルブ装置を介して二重船底内のバラストタンクと連通
するとともに、隣接する各カーゴタンクに対応してそれ
ぞれ設けた第2のバルブ装置を介してそれぞれのカーゴ
タンクと連通するようにしている。
(作用) 上記手段により、複数のカーゴタンクの液荷を、第1バ
ルブ装置を介してカーゴタンクと連通する筒部材内部の
ポンプ装置で取扱うことが可能となり、またバラストタ
ンク内のバラスト水も第2バルブ装置を介してこのポン
プで取扱い可能となる。その結果、タンカーの取扱う液
荷の種類や作業の種別に対してポンプ装置その他の設備
の必要数量が全体的に著しく減少する。
(実施例) 第1図〜第20図に本発明の実施例を示す。
第1図はタンカーのカーゴスペース10の基本構成を示
したものである。カーゴスペース10は二重船底11、
二重デッキ12、二重シェルプレート13、船体前部及
び後部を横断するバルクヘッド14及び15により画成
される。カーゴスペース10の内部には二重船底の下部
底版11aからメインデッキ12aに垂直に至る4個の
筒部材16を船体の中心線上に沿って配置する。各筒部
材16からは4枚ずつの液荷区分け用のバルクヘッド1
7が二重シェルプレート13に向かって放射状に形成さ
れる。そして、バルクヘッド17と二重シェルプレート
13との接点にはバルクボックス18及びこれに接続す
る垂直方向の液体通路であるドロップパイプ18aが配
設される。
この実施例において、カーゴスペース10は13個の独
立したタンク19に分割されている。バルクヘッド17
を放射方向や横断方向や前後方向に増設すれば、同じカ
ーゴスペースに更に数多くのカーゴタンクを設けられる
ことは言うまでもない。
第3図〜第8図は筒部材16について2つの実施例を示
した拡大図であるが、これらの筒部材16はあらかじめ
製作したユニットをデッキ開口部から船体内に吊り下ろ
して、デッキ及び二重船底部材にそれぞれ溶接により固
定される。筒部材16はハウジングチューブ20、上部
フランジ板21、及びアクセスハッチ22を構成部材に
含む。
筒部材16の第1実施例は第3図〜第5図に示すように
内部にポンプ装置23、周囲のバラストタンクに向けて
直接開口する第1バルブ装置24、及び周囲の各カーゴ
タンク19内に設けたウェル27の中に開口する第2バ
ルブ装置26を備える。
また筒部材16にはスロープタンク28、垂直リフトシ
ャフト29、リフトコンベア30、導管31、液荷過熱
用の熱交換器32、及びカーゴタンク19とバラストタ
ンク25に至るマンホール及びドア33を設ける。
第6図〜第8図に示す筒部材16の第2実施例は液荷と
バラストとを個別に扱うためのものである。この目的の
ため、筒部材16の下部はレベル16aとレベル16b
の2層に仕切られる。そして、バラストタンク25は第
1バルブ装置24を通じて下層レベル16aと連通し、
カーゴタンク19は第2バルブ装置26を通じて上層レ
ベル16bと連通する。筒部材16の内部に備える3台
のポンプのうち、1台のポンプ23aは吸込口を下層レ
ベル16aの中に有し、バラストだけを扱う。また、他
の2台のポンプ23bはバルクヘッドで対角線状に分割
された上層レベル16bの仕切りの両側にそれぞれの吸
込口がまたがるように設けられる。そのため、これら上
層のポンプは全く異種の液荷を相互に汚染させることな
く取扱うことができる。また、バラスト水の取入れや排
出作業時に、液荷の一部が船外に流出して周囲の海水を
汚染する心配もない。第6図〜第8図の筒部材16の他
の部分の構成は第1実施例と同一である。
第9図及び第10図は二重シェルプレート13に取り付
けられるバルブボックス18の構成を示したものであ
る。各ボックス18にはそれぞれ3個のバルブ34が取
り付けられ、これによりボックス18は境界を接する3
つのカーゴタンク19の一つないし全部と連通する。ド
ロップパイプ18aは第12図、15図、及び22図に
示すタンカーの二重デッキ12上の配管網38から垂直
下方に延びてバルクボックス18に接続する。二重シェ
ルプレート13内部の空間に縦設された通路であるセパ
レートドロップパイプ35は、二重デッキ12内のバラ
ストタンク25aと二重船底11内のバラストタンク2
5とを連絡する。下方のバラストタンク25への注水は
タンカーの両サイドに設けた海水バルブ36を開くこと
により行なわれる。
以上のような構成を有するタンカーはカーゴスペース1
0を4つの同一ユニットに分けた基本的な例である。各
ユニットの中心に位置する筒部材16は液荷の積込み、
輸送、そして荷卸しに要する機械や設備のすべてを含め
て、あらかじめ一体に製作して供給することができる。
次に作用を説明する。
第11図〜第13図はデッキ12上のホースコネクショ
ン37を通じて液荷を積込み中のタンカーを示したもの
であり、この場合、同時に6種類の異なる液荷の積込み
が可能である。液荷はデッキ12上に設けた配管網38
及びバルブ39から筒部材16とバルブボックス18と
を経由して各タンク19に送られるので、画成された各
タンク19は液荷の積卸ろしを個別に行なうことができ
る。ホースコネクション37から送り込まれた液体はバ
ルブ39及び配管網38を通じて6本のドロップパイプ
18aのいずれかに行き先を決められ、沙汰にバルクボ
ックス18において、隣合う3つのタンク19の一つな
いし全部に送り先を定められる。なお、第13図に示す
ように、横断バルクヘッド14及び15に接するタンク
19へはそれぞれ関連する筒部材16を通じて液荷が送
られる。
第14図〜第16図は荷卸し中のタンカーを示したもの
であるが、ここでは筒部材16の内部に設けたポンプ2
3によりホースコネクション37へ液荷がポンプアップ
される。液荷は各タンク19に連絡する第2バルブ26
を開くことにより、どのタンクからも荷卸しができ、ま
たすべてのタンクから同時に荷卸しすることも可能であ
る。
原油等の液荷は液体の状態を保ったまま輸送するために
加熱を必要とするが、これは第17図に示すように液荷
をポンプアップして熱交換器32の中を通し、暖められ
た液荷をドロップパイプ18a及びバルクボックス18
を通じてカーゴタンク19に還流することにより行な
う。熱交換器32は電気的手段により加熱しても、また
タンカーのエンジンルームの蒸気により加熱しても良
い。
液荷の荷卸しが終了した後、タンク19はクリーニング
を必要とすのが普通であるが、それにはまず液荷を筒部
材16を通じてポンプアップし各タンク19に配設した
ノズル40から噴射する。次にクリーニング用の液体、
例えば海水でタンクを洗う。その結果、タンク内に残る
水と原油との混合物は筒部材内に設けたスロープタンク
28で既知の方法により分離する。
バラストの積込みは船体の両側に設けた海水バルブ36
を開いて行う。このバルブを開くと筒部材16と船体周
囲の海水とが連通する。そこで筒部材の第1バルブ24
及びポンプ23を介して送水すれば、二重船底11内の
バラストタンク25と二重デッキ12内のバラストタン
ク25aに任意に注水できる。
第17図は本発明の別の実施例を示すタンカーのデッキ
要部の平面図である。
ここでは船体内部の設備配置をより単純化するために筒
部材16Aは矩形断面に形成される。船体の基本構成は
前記実施例と同様であり、二重船底と二重サイドシェル
プレートを有する。しかしながら、カーゴタンク19は
ここでは縦断方向の中心線上に配置されたバルクヘッド
50と、これに直交する数多くの横断方向のバルクヘッ
ド51により仕切られている。
各筒部材16Aはそれぞれ前方の4つのカーゴタンク1
9に接続する。これはタンカーの荷卸し作業では通常、
荷卸しの最終段階でオイルが吸込口に向かって流れるよ
うにタンカーの重心を後方移動させることが多いのを考
慮した配置である。
この実施例では筒部材16Aは横断方向の一対のカーゴ
タンク19aの間に位置し、先に述べたようなウェル2
7を通じてこれらのカーゴタンクと直接連絡する一方、
カーゴタンク19aの前方の同じく一対のカーゴタンク
19bとも通路52を介して連絡する。なお、この通路
52は二重船底11の上部底版53の下側に沿って配設
することが望ましい。バラストタンク25のサイズは二
重船底11の高さによって決まるが、この実施例ではカ
ーゴタンク19a及び19bの下方に、中心線方向のバ
ルクヘッド50の両側に一つずつバラストタンク25が
形成される。
筒部材16Aの下部には、内部に設けた海水連通孔54
に連結したバラスト用のポンプ23aが配設される。バ
ラストポンプ23aはまた短管55及びサクションボッ
クス56を介して筒部材周囲のバラストタンク25に接
続する。筒部材16Aに管理される4つのカーゴタンク
19aと19bの下のバラストタンクは2つのみである
ことは既に述べた通りである。
バラストポンプ23aの上方には2つのカーゴポンプ2
3bが備えられ、カーゴタンク19a内の二重船底の上
部底版に設けたウェル27とこれらのポンプ23bとを
つなく図示されないコネクション52が設けられる。さ
らに、前方に向かって通路52が形成され、カーゴタン
ク19bに接続する。
これらの接続やバルブ装置はカーゴタンクに対して吐出
と吸込の両方向の作業が可能なように従来行われている
方法により交差的に構成され、多様性に富んだ荷扱いが
可能である。
筒部材16a内に縦設された導管31はデッキ上の荷扱
い用配管網38に接続する。
第18図〜第20図は筒部材16Aの下部とこれに関連
する部分の構成を示したものであり、筒部材16Aの主
要部は最初の実施例と同様に液荷加熱装置やスロープタ
ンクや様々な荷扱いのための接続手段などを備える。
以上は本発明の好ましい実施例であるが、これに限定さ
れることなく特許請求の範囲に記された範囲内で追加、
修正、代用、省略など実施例中に示されていない設計変
更が可能である。
なお、タンカーへの積込みを行なう設備と荷卸しを行う
設備とを別に構成することにより、異なるカーゴタンク
でこれら2つの作業を同時に行うことができる。液荷積
込み中のタンカーの水中の平衡を保つため、液荷の積込
み作業時にバラストを筒部材を通じて排出することも可
能である。バラスト水の取扱いは液荷の取扱いと全く別
個に行うことができる。液荷積込み中のタンカーの水中
の平衡を保つため、液荷の積込み作業時にバラストを筒
部材を通じて排出することも可能である。
スロープタンクは筒部材の中に設けられるため、タンカ
ーのデッキ上の配管長を従来のタンカーが必要としてい
た長さに比べて短くすることができる。
更に、本発明のタンカーは取扱うタンク数と数種類の異
なる液荷の取扱いを同時に行なう能力との点で、従来の
同能力の船に比べてポンプ数を実質的に少なくできる。
(発明の効果) 以上のように、本発明のタンカーによれば一種ないし数
種の液荷、例えば原油、各種の石油製品や化学製品を輸
送することが可能である。また、荷卸しが終わってカー
ゴスペースに空きができたところへ、更に別の液荷を積
込むことも可能である。バラスト水の取扱いは液荷の取
扱いと全く別個に行うことができる。
また、筒部材内のポンプを用いて液荷の加熱と循環、カ
ーゴタンク内のクリーニングとバラスト水の処理が行え
るため、必要な配管長を短くするのに役立つ。
カーゴタンク内部にはいかなる配管も必要としないので
タンク内面は平らでタンク内のクリーニングがし易く、
作業時間の点でもコストの点でも有利である。
液荷とバラストを取扱う機械設備の主要部はカーゴタン
クが満配の状態でも、筒部材の中に入ることにより維持
補修が可能である。また、機械設備のこのように集中し
たことにより、ポンプやバルブの操作に必要なコントロ
ールシステムの設計も単純化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すタンカーの側面と要部断
面の合成図、第2図は同じく船体メインデッキの平面
図、第3図は本発明中の筒部材の第1実施例を示す断面
図、第4図は第3図中のIV−IV矢視図、第5図は同じく
V−V矢視図、また第6図は筒部材の第2実施例を示す
断面図、第7図は第6図中のVII−VII矢視図、第8図は
同じくVIII−VIII矢視図であり、第9図はタンカーを横
断方向の垂直面で切った断面図、第10図はサイドシェ
ルプレート部分のバルブ配置を示す平面図である。 第11図は液荷積込み作業を第1図と同様の船体縦断図
を用いて図解した説明図、第12図は同作業を上方から
眺めた平面図、第13図は同作業を船体の水平断面図に
より図解した説明図である。 また、第14図〜第16図は液荷の荷卸し作業を第11
図〜第13図の積込み作業と同様の手法で図示した説明
図である。 第17図は本発明の別の実施例を示すタンカーのデッキ
の要部平面図、第18図は第17図のタンカーにおける
筒部材下部の垂直断面図、第19図は第18図における
XIX−XIX矢視図、第20図は同じくXX−XX矢視図であ
る。 1…カーゴスペース、11…二重船底、12…デッキ、
13…サイドシェルプレート、16,16A…筒部材、
17,50,51…バルクヘッド、18…バルクボック
ス、18a…ドロップパイプ、19,19a,19b…
カーゴタンク、23,23a,23b…ポンプ装置、2
4…第1バルブ装置、25,25a…バラストタンク、
26…第2バルブ装置、27…ウェル、28…スロープ
タンク、31…導管、32…液荷加熱装置、34…第3
バルブ装置、35…セパレートドロップパイプ、36…
海水バルブ、38…配管網、52…管路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部をバラストタンク25とした二重船底
    11を備え、カーゴタンク19をバルクヘッド17で画
    成し、デッキ12から二重船底11に垂直に至る中空の
    筒部材16を少なくとも1つ備え、該筒部材16内部に
    はデッキ12上に配設されて液荷の取扱いを行なう配管
    網38に導管31を介して連結するポンプ装置23を収
    装したタンカーにおいて、前記筒部材16は少なくとも
    2つのカーゴタンク19と境界を接し、筒部材16の下
    端部は第1バルブ装置24を介して二重船底11内のバ
    ラストタンク25と連通するとともに、隣接する各カー
    ゴタンク19に対応してそれぞれ設けた第2のバルブ装
    置26を介してそれぞれのカーゴタンク19と連通する
    ようにしたことを特徴とするタンカー。
  2. 【請求項2】第1バルブ装置24が周囲のバラストタン
    ク25内に直接開口し、第2バルブ装置26は隣接する
    カーゴタンク19の底部境界を形成する二重船底の上部
    底版に設けたウェル27と連通した特許請求の範囲第1
    項に記載のタンカー。
  3. 【請求項3】バラストタンク25が他のバルブ装置36
    を介してタンカー周囲の海水に通じている特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載のタンカー。
  4. 【請求項4】筒部材16に収装されたポンプ装置23が
    液荷扱いとバラスト扱いを個別に行なうべく用途別に複
    数の装置で構成された特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれか1つに記載のタンカー。
  5. 【請求項5】バラスト扱い用のポンプ装置23aがタン
    カー周囲の海水54に通じている特許請求の範囲第4項
    に記載のタンカー。
  6. 【請求項6】カーゴタンク19a及び19bが船体縦横
    断方向のバルクヘッド50及び51で仕切られ、筒部材
    16Aは二重船底の上部底版に設けたウェル27を通じ
    て近接するカーゴタンク19aの液荷を扱い、二重船底
    に沿って該筒部材から配設された管路52を通じて遠隔
    のカーゴタンク19bの液荷を扱うことにより、各筒部
    材16aが2組のカーゴタンクの荷扱いを行なう特許請
    求の範囲第4項に記載のタンカー。
  7. 【請求項7】筒部材16は内部に液荷過熱用の装置32
    を備え、導管31に連結する配管網38は過熱後の液荷
    をもとのタンクに戻す管路を有する特許請求の範囲第1
    項〜第6項のいずれか1つに記載のタンカー。
  8. 【請求項8】筒部材16は内部に少なくとも1個のスロ
    ープタンク28を備え、導管31に連結する配管網38
    はタンククリーニング用の液体を扱う管路を有する特許
    請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1つに記載のタン
    カー。
  9. 【請求項9】二重のサイドシェルプレート13を備え、
    カーゴタンク19の上方を二重デッキ12で覆い、該二
    重デッキ12の内部を第2のバラストタンク25aとし
    た特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1つに記載
    のタンカー。
  10. 【請求項10】筒部材16内の導管31に連結する配管
    網38を二重デッキ内の第2のバラストタンク25aと
    接続可能に構成し、該タンクを二重のサイドシェルプレ
    ート13に縦設された通路35を通じて二重船底11内
    のバラストタンク25と連通させた特許請求の範囲第9
    項に記載のタンカー。
  11. 【請求項11】筒部材16をポンプ装置23及び内部に
    配設した導管31を含めてあらかじめ一体のユニットに
    製作し、これをタンカーのデッキ12の開口部から挿入
    して二重船底11に据え付けるようにした特許請求の範
    囲第1項〜第10項のいずれか1つに記載のタンカー。
  12. 【請求項12】複数の筒部材16を備え、各筒部材から
    は放射状に船体の前後方向線の両側に2枚ずつのバルク
    ヘッド17を形成し、該バルクヘッド17は隣の筒部材
    16から延びる別のバルクヘッドと船体のサイドシェル
    プレート13において結合し、その結合部には垂直方向
    の液体通路18aを形成し、該液体通路18aの下端に
    は第3バルブ装置34を設けて前記バルクヘッド17で
    仕切られた各カーゴタンクと個別に連通するようにした
    特許請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1つに記載
    のタンカー。
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