JPH0653438A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0653438A
JPH0653438A JP4214244A JP21424492A JPH0653438A JP H0653438 A JPH0653438 A JP H0653438A JP 4214244 A JP4214244 A JP 4214244A JP 21424492 A JP21424492 A JP 21424492A JP H0653438 A JPH0653438 A JP H0653438A
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forming
impurity diffusion
semiconductor device
impurity
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JP4214244A
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Tokumin Ri
徳▲みん▼ 李
Jutetsu Ri
受哲 李
Somin Jo
相民 徐
Tetsugo Shin
哲豪 辛
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
    • H10B10/125Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
    • HELECTRICITY
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
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    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/823418MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of the source or drain structures, e.g. specific source or drain implants or silicided source or drain structures or raised source or drain structures
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置及びその製造方法を提供するこ
と。 【構成】 第1及び第2の伝送トランジスタ、第1及び
第2の駆動トランジスタ及び、第1及び第2の負荷素子
が相互連結され一つのメモリセルを構成する半導体メモ
リ装置において、ノード端を構成する不純物拡散領域を
除外した不純物拡散領域はゲートと自己整合される形で
形成される第1の不純物拡散領域と前記ゲート側壁に形
成されたスペーサと自己整合される形で形成される第2
の不純物拡散領域から構成され、前記スペーサはノード
端を構成する不純物拡散領域を除外した不純物拡散領域
と接するゲートの側壁に形成されている。 【効果】 LDD構造形成時発生する恐れのある半導体
基板の格子欠陥を最大限に減らし、メモリセルのノード
端で発生する漏れ電流を防止することによりSRAMセ
ルのデータ保存不良を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、特にLDD(LightlyDoped
Drain)構造を選択的に応用しデータ貯蔵ノード端
の漏れ電流の減少を図った半導体メモリ装置及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SRAM (Static Rando
m Access Memory)はDRAM (Dy
namic Random Access Memor
y)に比べて単位面積当りのメモリセル集積度は劣るが
高速で低電力消費でありながら使い勝手が良いので中、
小容量メモリ分野で多用されている。
【0003】図1は本発明及び従来技術の双方で利用す
るスタティックランダムアクセスメモリセルの回路図
で、そのゲートはワードラインと接続しそのドレーンは
第1ビットラインと接続する第1NMOS伝送トランジ
スタQ1;そのゲートは前記ワードラインと接続されそ
のドレーンは第2ビットラインと接続する第2NMOS
伝送トランジスタQ2;そのソースは接地され、そのド
レーンが前記第1伝送トランジスタQ1のソースと接続
し、そのゲートは前記第2伝送トランジスタQ2のソー
スと接続する第1NMOS駆動トランジスタQ3;その
ソースは接地され、そのドレーンが前記第2伝送トラン
ジスタのソースと接続し、そのゲートは前記第1伝送ト
ランジスタQ1のソースと接続する第2NMOS駆動ト
ランジスタQ4;その片側は電源端子Vccと連結され
他の側は第1駆動トランジスタQ1、Q3のドレーンと
連結される第1負荷素子L1;及びその片側は電源端子
Vccと連結され他の側は第2駆動トランジスタQ4の
ドレーンと連結される第2負荷素子L2から構成された
スタティックランダムアクセスメモリセルを図示する。
前記図1において、第1及び第2駆動トランジスタQ
1、Q2と第1及び第2負荷素子L1、L2は一つのフ
リップフロップを構成する。
【0004】通常的に、SRAMのメモリセルは2個の
スイッチングトランジスタと1個のフリップフロップ
(Flip Flop)回路から構成されている。記憶
情報はフリップフロップの入出力端子である二つのノー
ドA、B(第1伝送トランジスタQ1のソース、第1駆
動トランジスタQ3のドレーン及び第1負荷素子L1が
接続する第1のノードAと、第2伝送トランジスタQ2
のソース、第2駆動トランジスタQ4のドレーン及び第
2負荷素子L2が接続する第2のノードB)間の電圧差
で保たれるが、実際には二つのノードにおける浮遊キャ
パシター(主にノードA又はBにおける接合容量とゲー
ト入力容量から構成される。)内に蓄積された電荷とし
て保たれる。この電荷は電源Vccから負荷素子L1、
L2を通じて常に補われているのでDRAMセルの場合
のように時間が過ぎると共に記憶情報が消失することは
ない。したがって、DRAMセルの場合とは異なり、時
間が経過しても読出・再書込み(Rfresh)機能を
必要とせず、情報を判読(Read)する時まで前記二
つのノードの信号電荷の差がメモリセルを構成している
フリップフロップ回路で一定電圧を維持することにな
る。それ故に雑音の影響をあまり受けない。
【0005】前記のような長点を有するSRAMは負荷
素子としてデプレッション(Depletion)MO
Sトランジスタを用いるデプレッション負荷形、負荷素
子として高低抗多結晶シリコンを用いる高低抗多結晶シ
リコン負荷形、そして負荷素子としてPMOS薄膜トラ
ンジスタを用いるPMOS薄膜トランジスタCMOS形
及びPMOSトランジスタを用いる完全CMOS形に区
分できる。
【0006】素子の集積度が増加するほど素子の大きさ
は減少し、それ故えに素子の誘電膜の厚さが減少するこ
とにより相対的に素子内の電界は増加し、これはホット
キャリヤー(hot−carrier)発生を誘発し素
子の信頼性を低下させる。高集積化されているSRAM
において、ホットキャリヤー発生による素子の信頼度の
低下問題を解決するためにトランジスタを構成する不純
物拡散領域(ソース及びドレーン)を二重構造(トラン
ジスタのゲートと自己整合(self−aligne
d)になるように形成される第1の不純物拡散領域とゲ
ートの側壁に形成されたスペーサと自己整合になるよう
に形成される第2の不純物拡散領域で構成される。LD
D構造という)にする方法が多用されている。
【0007】図2A及び図2Bは図1に対して従来方法
により製造されたスタティックランダムアクセスメモリ
セルの断面図を図示しており、これは本発明の一部(図
6A及び図7A除外)で用いたレイアウト図と同じレイ
アウト図を用いて製造した。半導体基板10を活性領域
及び非活性領域に区分するためのフィールド酸化膜12
が形成されている半導体基板上に第1の伝送トランジス
タQ1のゲート26及び第1駆動トランジスタQ3のゲ
ート28と第2の伝送トランジスタQ2のゲート(図示
せず)及び駆動トランジスタQ4のゲート30を形成し
た後、結果物(以上の加工を施した半導体基板)全面に
半導体基板の導電形と異なる導電形の不純物(NMOS
トランジスタの場合燐(Phosphorus)イオ
ン)をドープ(添加)して前記ゲート群と自己整合にな
るように形成される第1の伝送トランジスタのソース1
8及びドレーン20、第1の駆動トランジスタのソース
24及びドレーン18、第2の伝送トランジスタのソー
ス及びドレーン(未図示)、及び第2の駆動トランジス
タのソース22及びドレーン16を形成する。ここで、
ゲートと自己整合になる形で形成された不純物拡散領域
群を第1の不純物拡散領域と称する。次いで、結果物
(以上の加工を施した半導体基板)全面に、例えば、酸
化膜のような絶縁物質を塗布し第1の絶縁層を形成し前
記第1の絶縁層を食刻対象とした異方性食刻を行ない前
記ゲート群の側壁にスペーサ32aを形成した後、前記
スペーサが形成されている結果物全面に前記半導体基板
10の導電形と異なる導電形の不純物、例えば、ひ素イ
オンを注入することにより前記スペーサと自己整合にな
る形の第2の不純物拡散領域16a、18a及び20a
を各第1の不純物拡散領域内に形成する。次いで、結果
物全面に、例えば,酸化膜のような絶縁物質を塗布し第
2の絶縁層34を形成し第1及び第2の駆動トランジス
タのソース22上の前記第2の絶縁層を部分的に除去し
た後、前記第1及び第2の駆動トランジスタのソースと
接触するような第1の電源線(Vss)36及び第1パ
ッド38を形成する。次いで、結果物全面に、例えば、
酸化膜のような絶縁物質を塗布し第3の絶縁層40を形
成し、第1及び第2のノードA、Bを構成する不純物拡
散領域上に積層されている絶縁層群を部分的に除去し
て、多結晶シリコンのような導電物質を蒸着してパター
ニングすることにより前記第1及び第2のノードと接触
する第1負荷素子42及び第2の負荷素子(図2では未
図示)と、前記第1及び第2の負荷素子と部分的に連結
される第2の電源線(Vcc線)44を形成する。次い
で、結果物全面に、例えば、酸化膜のような絶縁物質を
塗布し第4の絶縁層46を形成し前記第1及び第2の伝
送トランジスタのドレーン上の第2、第3及び第4の絶
縁層を部分的に除去した後、アルミニウムのような金属
物質を蒸着しパターニングすることにより前記第1パッ
ド38を介在させて第1の伝送トランジスタのドレーン
20と接触する第1のビットライン48及び第2の伝送
トランジスタのドレーン(未図示)と接触する第2のビ
ットライン50を形成することによりSRAMセルを完
成する。
【0008】前述した従来方法による半導体装置及びそ
の製造方法によると、トランジスタを構成する不純物拡
散領域をLDD構造で形成することによりトランジスタ
の電気的特性を向上させメモリの信頼度を向上させた
が、前記LDD構造形成のため追加される食刻工程及び
不純物注入工程により半導体基板に微細な格子欠陥が生
じ漏れ電流の原因を提供する。
【0009】この漏れ電流は、特にメモリセルのノード
端A、Bで深刻な問題を起すが、その理由を説明する
と、SRAMセルは前記第1及び第2のノードによりデ
ータが貯蔵され第1のノードAと第2のノードBに貯蔵
されるデータの形態は常に反対である。そして前記第1
及び第2の負荷素子は第1及び第2のノードのうちいず
れか一つ、電荷を貯蔵してないノードに継続的に電流を
供給する機能を遂行している。この時、電荷を貯蔵して
いないノードに前記負荷素子を通じて供給される電流は
SRAMチップのスタンドバイ電流(Stand −
by current)として作用することになる。こ
の時、電荷貯蔵ノードに電流供給が中断されるとノード
端を構成する不純物拡散領域の接合漏れと、伝送及び駆
動トランジスタの漏れ電流によりSRAMセルデータが
反転する現象が発生することになるが、このような不良
をデータ保存不良という。前記データ保存不良を防止す
るには、負荷素子を通じてノードに供給される電流が前
記漏れ電流より常に多くなければならないし、これはス
タンドバイ電流を増やさなければならないことの意味で
ある。SRAMの電力損失を減らすための多くの努力が
各分野で進行されつつある。このうち一分野がスタンド
バイ電流を減らすことであり、このためには前記漏れ電
流の減少が必須である。前記従来方法による半導体装置
及びその製造方法によると、スタンドバイ電流減少のた
めには減らすべき漏れ電流がスタンドバイ電流の減少に
もかかわらず減少しないのでデータ保存不良率が高い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は素子の
信頼度を増加させた半導体装置を提供することにある。
本発明の他の目的はデータ保存不良率を低くできる半導
体装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は前記半導体装置を
製造するにおいてその適切な製造方法を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の目的及
び他の目的を達成するために、本発明による半導体装置
は第1及び第2の伝送トランジスタ、第1及び第2の駆
動トランジスタ及び、第1及び第2の負荷素子が相互連
結され一つのメモリセルを構成する半導体メモリ装置に
おいて、ノード端を構成する不純物拡散領域を除外した
不純物拡散領域はゲートと自己整合される形で形成され
る第1の不純物拡散領域と前記ゲート側壁に形成された
スペーサと自己整合される形で形成される第2の不純物
拡散領域から構成され、前記スペーサはノード端を構成
する不純物拡散領域を除外した不純物拡散領域と接する
ゲートの側壁に形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明の更に他の目的を達成するために、
本発明による半導体装置製造方法は第1及び第2の伝送
トランジスタ、第1及び第2の駆動トランジスタ及び、
第1及び第2の負荷素子が相互連結され一つのメモリセ
ルを構成する半導体メモリ装置を製造するにおいて、半
導体基板上に第1及び第2の伝送トランジスタのゲート
と第1及び第2の駆動トランジスタのゲートを形成する
工程と、結果物全面に第1の第1導電形の不純物をドー
プする工程と、第1の絶縁層を形成する工程と、ノード
端を構成する不純物拡散領域を覆う形の感光膜パターン
を形成する工程と、結果物全面に異方性食刻を行うこと
により第1の絶縁層からなる前記ノード端を構成する不
純物拡散領域を除外した不純物拡散領域と接するゲート
側壁にスペーサを形成する工程と、結果物全面に第2の
第1導電形の不純物をドープする工程を含むことを特徴
とする。
【0014】そして、本発明の更に他の目的を達成する
ために、本発明による他の半導体装置製造方法は第1及
び第2の伝送トランジスタ、第1及び第2の駆動トラン
ジスタ及び、第1及び第2の負荷素子が相互連結され一
つのメモリセルを構成する半導体メモリ装置を製造する
において、半導体基板上に第1及び第2の伝送トランジ
スタのゲートと第1及び第2の駆動トランジスタのゲー
トを形成する工程と、結果物全面に第1の第1導電形の
不純物をドープする工程と、第1の絶縁層を形成する工
程と、前記第1の絶縁層を食刻対象物として異方性食刻
を結果物全面に行う工程と、結果物上にノード端を構成
する不純物拡散領域を除外した不純物拡散領域が露出さ
れるようにイオン注入防止層を形成する工程と、前記イ
オン注入防止層をマスクとして結果物全面に第1導電形
の不純物を再びドープする工程を含むことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明による半導体装置及びその製造方法によ
ると、LDD構造形成時発生する恐れのある半導体基板
の格子欠陥を最大限に減らし、メモリセルのノード端で
発生する漏れ電流を軽減するとこによりSRAMセルの
データ保存不良を軽減することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を添付図面に従っ
て説明する。
【0017】[第1実施例]図3Aないし図14Aは本
発明の一実施例を製造工程の順番にレイアウトしたSR
AMセルのレイアウト図で、各レイアウト図において斜
線の部分は1枚のマスクに描かれたマスクパターンを意
味する。又、図3Bないし図14Bは前記図3Aないし
図14AのAA線を切って見た断面図であり、図3Cな
いし図14Cは前記図3Aないし図14AのBB線を切
って見た断面図で、前記レイアウト図に描かれたマスク
パターンを利用して本発明による半導体メモリ装置を製
造する工程を図示している。
【0018】まず、図3A、図3B及び図3Cを参照す
ると、第1の活性領域及び第2の活性領域形成のための
マスクパターン100及び102を利用しフィールド酸
化膜12を形成する工程を図示したもので、P形の不純
物がドープされている半導体基板10に(SRAMを構
成する伝送及び駆動トランジスタをNMOSトランジス
タで形成する場合)前記マスクパターン100及び10
2を利用した選択酸化法(LOCOS)等により基板を
酸化させることにより半導体基板を活性領域及び非活性
領域に区分するための前記フィールド酸化膜12を形成
した後、スレショルド電圧調整のためのイオン注入工程
を施す。この時前記活性領域は第1活性領域及び第2活
性領域に区分され形成される。
【0019】図4A、図4B及び図4Cを参照すると、
第1、第2及び第3の埋没接触窓(Buried Co
ntact)形成のためのマスクパターン200、20
2及び204を利用し第2の活性領域、第1の活性領域
及び第2の活性領域それぞれに第1の埋没接触窓1、第
2の埋没接触窓2及び第3(図示せず)の埋没接触窓を
形成する工程を図示したもので、フィールド酸化膜12
により第1及び第2の活性領域に区分された半導体基板
全面に、例えば、乾式酸化法のような酸化工程を利用し
てゲート酸化膜14として利用される良質の酸化膜を形
成した後、前記マスクパターン200、202及び20
4を利用して前記ゲート酸化膜を食刻対象とした写真食
刻工程を行うことにより第2の活性領域上には第1埋没
接触窓1及び第3の埋没接触窓を、第1の活性領域上に
は第2埋没接触窓2を形成する。この時前記埋没接触窓
は伝送及び駆動トランジスタのゲートを半導体基板と接
触させるためのものである。
【0020】図5A、図5B及び図5Cを参照すると、
第1及び第2の伝送トランジスタのゲートと第1及び第
2の駆動トランジスタのゲート形成のためのマスクパタ
ーン300、302及び304を利用して第1及び第2
の伝送トランジスタと第1及び第2の駆動トランジスタ
を形成する工程を図示したものである。埋没接触窓が形
成されている半導体基板全面に第1の導電層、例えば多
結晶シリコンを塗布した後不純物を注入した層、あるい
は、多結晶シリコンを塗布して不純物を注入した後珪化
物(主としてタングステン珪化物WSixが用いられ
る。)を蒸着した導電物質を積層した層を付加した後、
第1の導電層の抵抗を低めるために注入された前記不純
物は前記埋没接触窓を通じて半導体基板に拡散される。
つづいて前記マスクパターン300、302及び304
を利用した写真食刻工程を行ない第1伝送トランジスタ
のゲート26及び第2の伝送トランジスタのゲート(図
示せず)と第1駆動トランジスタのゲート28及び第2
の駆動トランジスタのゲート30を形成する。次いで、
結果物全面に前記半導体基板と異なる導電形の不純物、
例えばNMOSトランジスタの場合はP(Phosph
orus)イオンを低濃度でドープし第1の伝送トラン
ジスタのソース18及びドレーン20、第2の伝送トラ
ンジスタのソース及びドレーン(図示せず)、第1の駆
動トランジスタのソース24及びドレーン18、及び第
2の駆動トランジスタのソース22及びドレーン16を
形成する。この時1次的な不純物注入工程により形成さ
れた前記各トランジスタのソース及びドレーンを第1の
不純物拡散領域という。これはLDD構造を形成するた
めの2次的な不純物注入工程により形成される不純物拡
散領域(第2の不純物拡散領域という、以後の工程で説
明する。)と区別するためのものである。前記第1の不
純物拡散領域のうち第1の伝送及び駆動トランジスタの
ソース及びドレーンは前記第1の活性領域に形成され、
第2の伝送及び駆動トランジスタのソース及びドレーン
は前記第2の活性領域に形成される。
【0021】図6A、図6B及び図6Cを参照すると、
フリップフロップの入出力端子である二つのノ−ド(本
発明の実施例では第1の伝送トランジスタのソースと第
1の駆動トランジスタのドレーン18を第1のノードと
いい、以後の工程により互いに連結される第2の伝送ト
ランジスタのソースと第2の駆動トランジスタのドレー
ン16を第2のノードという。)を露出させるためのマ
スクパターン400を利用し前記二つのノードに不純物
を注入する工程を図示したもので、第1及び第2の伝送
トランジスタと第1及び第2の駆動トランジスタが形成
されている半導体基板全面にイオン注入防止物質層(注
入される不純物が半導体基板に到達しないようにする物
質、例えば酸化物質やフォトレジスト等を使用)を形成
した後、前記マスクパターン400を利用してフリップ
フロップの二つのノードを露出させる写真食刻工程を行
なう。次いで、結果物全面に前記第1の不純物拡散領域
の導電形と同じ導電形の不純物、例えば本発明の場合、
5価の燐イオンを注入し前記第1及び第2のノードにの
み追加としてイオン注入を行なわせ、第3の不純物拡散
領域(図示せず)を形成する。二つのノードに不純物を
注入する前記工程は、ノード端を構成する不純物拡散領
域の抵抗を低下させるためのもので、本発明の一実施例
では伝送及び駆動トランジスタを形成した後前記工程を
進行したが、前記注入工程が伝送及び駆動トランジスタ
形成以前に進行されてもよく、通常、半導体基板の表面
を基準とした時、前記第1の不純物拡散領域より更に深
く形成され、前記第1の不純物拡散領域の不純物濃度よ
りは高濃度で形成される。
【0022】図7A、図7B及び図7Cを参照すると、
第1スペーサ形成のためのマスクパターン500(図6
Aで利用したマスクパターン400と比較した時、同一
感光形(ポジティブ形又はネガティブ形)のフォトレジ
ストを用いるとすると反対形のマスクパターン)を利用
して前記第1及び第2のノードを構成する不純物拡散領
域を除外した不純物拡散領域と接するゲート側壁に第1
のスペーサ32bを形成する工程を図示したもので、第
1の伝送及び駆動トランジスタと第2の伝送及び駆動ト
ランジスタが形成されている半導体基板全面に酸化膜の
ような絶縁物質を塗布し第1の絶縁層32を形成して、
その全面にフォトレジストのような感光物質を塗布した
後前記マスクパターン500を利用した写真工程を行な
い感光膜パターン72を形成する。次いで、前記感光膜
パターンを食刻マスクとした異方性食刻工程を結果物全
面に行うことにより前記第1及び第2のノード領域を除
外した領域の不純物拡散領域と接するゲート側壁に第1
のスペーサ32bを形成する。この時本発明の実施例の
マスクパターンを用いた時前記第1のスペーサが形成さ
れる領域を具体的に言えば、第1及び第2の伝送トラン
ジスタのドレーンと接するゲート側壁と、第1及び第2
の駆動トランジスタのソースと接するゲート側壁であ
る。
【0023】次いで、結果物全面に半導体基板と異なる
導電形の不純物で、例えばひ素(As)イオンをドープ
し第2の不純物拡散領域(第1の不純物拡散領域の部材
番号が20、22、24なので第2の不純物拡散領域の
部材番号は20b、22b、24bと表示する。)を形
成する。前記第2の不純物拡散領域は前記第1のスペー
サと自己整合的に形成され、通常、前記第1の不純物拡
散領域より更に深く形成され、前記感光膜パターン72
及び第1の絶縁層32により第1及び第2のノードを構
成する不純物拡散領域には前記第2の不純物拡散領域が
形成されない。従来方法によると、第1の伝送及び駆動
トランジスタと第2の伝送及び駆動トランジスタの全て
をLDD構造で形成したので前記スペーサ形成のための
異方性食刻工程及び第2の不純物拡散領域形成のための
不純物注入工程により不純物拡散領域に転移(Disl
ocation)等の格子欠陥が発生し漏れ電流の大き
な原因となった。
【0024】本発明は伝送及び駆動トランジスタを全て
LDD構造で形成していたものを、ノード端を除外した
領域にのみLDD構造を形成することにより、ノード端
の格子欠陥を最大限防止しノード端の不純物拡散領域接
合から漏出される漏れ電流を減らした。これは図2A及
び図2Bで説明したことと同じ原理でメモリセルのデー
タ保存不良を軽減できる。
【0025】図8A、図8B及び図8Cを参照すると、
第1の電源線Vss36を不純物拡散領域に接触させる
ための第1及び第2のコンタクトホール、及び第1及び
第2のビットラインと接触するパッドを前記不純物拡散
領域に接触させるための第3及び第4のコンタクトホー
ル形成のためのマスクパターン600及び602を利用
して第1のコンタクトホール3、第2のコンタクトホー
ル(図示せず)、第3のコンタクトホール5及び第4の
コンタクトホール(図示せず)を形成する工程を図示し
たもので、ゲートの一部の側壁に第1のスペーサが形成
され部分的にLDD構造で形成されている伝送及び駆動
トランジスタが形成されている半導体基板全面に、例え
ば酸化膜のような絶縁物質を用いて第2の絶縁層34を
形成し、前記マスクパターン600及び602を利用し
た写真食刻工程を行ない第1の駆動トランジスタのソー
ス24上には第1のコンタクトホール3を、第2の駆動
トランジスタのソース22上には第2のコンタクトホー
ルを、第1の伝送トランジスタのドレーン20上には第
3のコンタクトホール5をそして第2の伝送トランジス
タのドレーン上には第4のコンタクトホールを形成す
る。
【0026】この時、前記第2の絶縁層34は不純物が
ドープされた絶縁物質、例えばBPSG(Boro P
hosphorus Silicate Glass)
等のような物質を用いてその表面を平坦に形成すること
もできる。
【0027】図9A、図9B及び図9Cを参照すると、
第1の電源線Vss36形成のためのマスクパターン7
00、及び第1及び第2のパッド形成のためのマスクパ
ターン702及び704を利用して前記第1の電源線V
ss36、及び第1のパッド38及び第2のパッド(図
示せず)を形成する工程を図示したもので、第1ないし
第4のコンタクトホールが形成されている半導体基板全
面に第2の導電層、例えば多結晶シリコンか多結晶シリ
コンと珪化物を蒸着した形態の導電物質を積層した後、
前記マスクパターン700、702及び704を利用し
た写真食刻工程を行ない前記第1の電源線36、第1の
パッド38及び第2のパッド(図示せず)を形成する。
この時、第1の電源線36は前記第1及び第2のコンタ
クトホールを同時に埋める形態で、第1のパッドは前記
第3のコンタクトホールを埋める形態で、そして第2の
パッドは前記第4のコンタクトホールを埋める形態で形
成される。前記第1の電源線36は接地線として利用さ
れる。
【0028】図10A、図10B及び図10Cを参照す
ると、第1及び第2の負荷素子を第1及び第2のノード
端に接触させるための第5及び第6のコンタクトホール
形成のためのマスクパターン800及び802を利用し
て前記第5のコンタクトホール7及び第6のコンタクト
ホール(図示せず)を形成する工程を図示したもので、
第1の電源線36、第1のパッド38及び第2のパッド
が形成されている半導体基板全面を、例えば純粋酸化膜
単一層や純粋酸化膜と不純物がドープされた絶縁物質を
積層した形態の複合層からなる絶縁物質を塗布し第3の
絶縁層40を形成した後、前記マスクパターン800及
び802を利用して第1、第2及び第3の絶縁層を食刻
対象とした写真食刻工程を行うことにより第1の伝送ト
ランジスタのソース18、第1の駆動トランジスタのド
レーン18及び第2の駆動トランジスタのゲート30を
露出させる第5のコンタクトホール7と第2の伝送トラ
ンジスタのソース及び第1の駆動トランジスタのゲート
28を露出させる第6のコンタクトホール(図示せず)
を形成する。この時、前記第3の絶縁層40はその表面
が平坦になるように形成することもできる。
【0029】図11A、図11B及び図11Cを参照す
ると、第1及び第2の負荷素子、及び第2の電源線44
形成のためのマスクパターン900、902及び904
を利用して前記第1の負荷素子42及び第2の負荷素子
(図示せず)、及び第2の電源線44を形成する工程を
図示したもので、第5及び第6のコンタクトホールが形
成されている半導体基板全面に第3の導電層、例えば多
結晶シリコンを蒸着した後前記マスクパターン900、
902及び904を利用した写真食刻工程を行うことに
より前記第1の負荷素子42及び第2の負荷素子,第2
の電源線44を形成する。この時。前記第1の負荷素子
は、その片側は第5のコンタクトホールを通じて第2の
駆動トランジスタのゲートと接触しその他の側は第2の
電源線44と連結され、前記第2の負荷素子は、その片
側は第6のコンタクトホールを通じて第1の駆動トラン
ジスタのゲートと接触しその他の側は第2の電源線44
と連結される。
【0030】図12A、図12B及び図12Cを参照す
ると、第3の導電層に部分的に不純物をドープするため
のマスクパターン1000、1002及び1004を利
用し前記第3の導電層に不純物をドープする工程を図示
したもので、前記第1の負荷素子42及び第2の負荷素
子、及び第2の電源線44を形成されている半導体基板
全面にイオン注入防止物質を塗布した後、前記マスクパ
ターン1000、1002及び1004を利用した写真
食刻工程を行ない第5及び第6のコンタクトホールとそ
の周辺部及び第2の電源線を露出させるイオン注入防止
層74を形成する。次いで、結果物全面に前記第1及び
第2の不純物拡散領域の導電形と同じ導電形の不純物、
例えば燐やひ素イオンを注入する。これは、第2の電源
線の抵抗及び負荷素子と不純物拡散領域間の接触抵抗を
低める役割をする。
【0031】図13A、図13B及び図13Cを参照す
ると、第1及び第2のビットラインを第1及び第2のパ
ッドに接触させるための第7及び第8のコンタクトホー
ル形成のためのマスクパターン1100を利用し、前記
第7のコンタクトホール13及び第8のコンタクトホー
ルを形成する工程を図示したもので、結果物全面に、例
えば純粋酸化膜や純粋酸化膜と不純物がドープされた絶
縁物質を積層した形態の絶縁物質を塗布し第4の絶縁層
46を形成した後、前記マスクパターン1100を利用
し、第3及び第4の絶縁層を食刻対象とした写真食刻工
程を行うことにより第1のパッド38上には第7のコン
タクトホール13を、第2のパッド上には第8のコンタ
クトホール(図示せず)を形成する。
【0032】図14A、図14B及び図14Cを参照す
ると、第1及び第2のビットライン形成のためのマスク
パターン1200及び1202を利用し前記第1のビッ
トライン48及び第2のビットライン50を形成する工
程を図示したもので、第7及び第8のコンタクトホール
が形成されている結果物全面に導電物質、例えばアルミ
ニウムのような金属物質を蒸着した後、前記マスクパタ
ーン1200及び1202を利用した写真食刻工程を行
ない第7のコンタクトホールを通じて前記第1のパッド
38と連結される第1のビットライン48と第8のコン
タクトホールを通じて前記第2のパッドと連結される第
2のビットライン50を形成する。
【0033】[第2実施例]本発明の他の実施例は、前
記図3Aないし図5Aのマスクパターンを利用して伝送
及び駆動トランジスタを形成した後、結果物全面に、例
えば酸化膜等のような絶縁物質を塗布し第1の絶縁層を
形成し、次いで、前記第1の絶縁層を食刻対象とした異
方性食刻工程を結果物全面に行うことにより前記伝送及
び駆動トランジスタのゲート側壁にスペーサ(この時、
ノード端を構成する不純物拡散領域と接するゲート側壁
に形成されるスペーサを前記一実施例で形成された第1
のスペーサと区別するため第2のスペーサといい、前記
他の実施例で形成された前記スペーサは第1及び第2の
スペーサを全て含む。)を形成する。次いで、前記図7
Aのマスクパターンを利用してSRAMセルのノードを
構成する不純物拡散領域をイオン注入防止物質で被覆し
た後、半導体基板の導電形と異なる導電形の不純物、例
えばひ素イオンをドープし前記ノードを構成する不純物
拡散領域を除外した不純物拡散領域をLDD構造で形成
する。以後の工程は前記一実施例と同一である。
【0034】前記本発明の他の実施例によると、SRA
Mセルを構成する伝送及び駆動トランジスタのゲート側
壁に全てスペーサを形成することにより前記一実施例よ
りマスク(図6Aのマスクパターン)1枚を減らせて、
ノードを構成する不純物拡散領域を除外した不純物拡散
領域だけに追加的な不純物注入工程を実施することによ
りノードを構成する不純物拡散領域に前記追加的な不純
物注入工程により発生するかもしれない格子欠陥を防止
できSRAMセルのノード領域での漏れ電流を減らせ
る。
【0035】前記一実施例及び他の実施例で、負荷素子
として高抵抗の多結晶シリコンを用いたが、前記負荷素
子として前述したデプレッション形トランジスタやPM
OS薄膜トランジスタを用い得ることは勿論である。
又、ノードを構成する不純物拡散領域に追加的に不純物
を注入する工程(図6Aのマスクパターン利用)が前記
一実施例及び他の実施例では伝送及び駆動トランジスタ
形成した後進行するようになっているが、その順序が変
形されても本発明が達成しようとする目的を達成するこ
とができる。
【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明に思想を逸脱しない範囲で種々の改
変をなし得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明による半導体装置及びその製造方
法によると、LDD構造形成時発生する恐れのある半導
体基板の格子欠陥を最大限に減らし、メモリセルのノー
ド端で発生する漏れ電流を軽減することによりSRAM
セルのデータ保存不良を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明及び従来技術によるスタティック
ランダムアクセスメモリセルの回路図。
【図2】図2A及び図2Bは図1で図示された回路に対
応し、従来方法により製造されたスタティックランダム
アクセスメモリセルの断面図。
【図3】図3Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図3Bは、前記
図3AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図3Cは前記図3AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図4】図4Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図4Bは、前記
図4AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図4Cは前記図4AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図5】図5Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図5Bは、前記
図5AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図5Cは前記図5AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図6】図6Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図6Bは、前記
図6AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図6Cは前記図6AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図7】図7Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図7Bは、前記
図7AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図7Cは前記図7AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図8】図8Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図8Bは、前記
図8AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図8Cは前記図8AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図9】図9Aは本発明の一実施例の方法により製造工
程の順番にレイアウトされたスタティックランダムアク
セスメモリセルのレイアウト図であり、図9Bは、前記
図9AのAA線を切って見た本発明の方法による半導体
メモリ装置の製造方法を説明するための断面図であり、
図9Cは前記図9AのBB線を切って見た本発明の方法
による半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断
面図。
【図10】図10Aは本発明の一実施例の方法により製
造工程の順番にレイアウトされたスタティックランダム
アクセスメモリセルのレイアウト図であり、図10B
は、前記図10AのAA線を切って見た本発明の方法に
よる半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断面
図であり、図10Cは前記図10AのBB線を切って見
た本発明の方法による半導体メモリ装置の製造方法を説
明するための断面図。
【図11】図11Aは本発明の一実施例の方法により製
造工程の順番にレイアウトされたスタティックランダム
アクセスメモリセルのレイアウト図であり、図11B
は、前記図11AのAA線を切って見た本発明の方法に
よる半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断面
図であり、図11Cは前記図11AのBB線を切って見
た本発明の方法による半導体メモリ装置の製造方法を説
明するための断面図。
【図12】図12Aは本発明の一実施例の方法により製
造工程の順番にレイアウトされたスタティックランダム
アクセスメモリセルのレイアウト図であり、図12B
は、前記図12AのAA線を切って見た本発明の方法に
よる半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断面
図であり、図12Cは前記図12AのBB線を切って見
た本発明の方法による半導体メモリ装置の製造方法を説
明するための断面図。
【図13】図13Aは本発明の一実施例の方法により製
造工程の順番にレイアウトされたスタティックランダム
アクセスメモリセルのレイアウト図であり、図13B
は、前記図13AのAA線を切って見た本発明の方法に
よる半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断面
図であり、図13Cは前記図13AのBB線を切って見
た本発明の方法による半導体メモリ装置の製造方法を説
明するための断面図。
【図14】図14Aは本発明の一実施例の方法により製
造工程の順番にレイアウトされたスタティックランダム
アクセスメモリセルのレイアウト図であり、図14B
は、前記図14AのAA線を切って見た本発明の方法に
よる半導体メモリ装置の製造方法を説明するための断面
図であり、図14Cは前記図14AのBB線を切って見
た本発明の方法による半導体メモリ装置の製造方法を説
明するための断面図。
【符号の説明】
Q1…第1の伝送トランジスタ Q2…第2の伝送トランジスタ Q3…第1の駆動トランジスタ Q4…第2の駆動トランジスタ L1…第1の負荷素子 L2…第2の負荷素子 16、18、20、22、24…第1の不純物拡散領域 20b、22b、24b…第2の不純物拡散領域 26…第1の伝送トランジスタのゲート 28…第1の駆動トランジスタのゲート 30…第2の駆動トランジスタのゲート 32…第1の絶縁層 32b…第1のスペーサ 72…感光膜パターン 74…イオン注入防止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辛 哲豪 大韓民国ソウル特別市江南區驛三1洞629 −7番地

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の伝送トランジスタ、第1及
    び第2の駆動トランジスタ及び、第1及び第2の負荷素
    子が相互連結され一つのフリップフロップ型メモリセル
    を構成する半導体メモリ装置において、ノード端(フリ
    ップフロップの入出力接点)を構成する不純物拡散領域
    を除外した不純物拡散領域はゲートと自己整合される形
    で形成される第1の不純物拡散領域と前記ゲート側壁に
    形成された第1のスペーサと自己整合される形で形成さ
    れる第2の不純物拡散領域から構成され、前記第1のス
    ペーサはノード端を構成する不純物拡散領域を除外した
    不純物拡散領域と接する前記ゲートの側壁にのみ形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】伝送及び駆動トランジスタのゲート側壁の
    うち前記第1のスペーサが形成されてないゲート側壁に
    第2のスペーサが形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】第2の不純物拡散領域は第1の不純物拡散
    領域より更に深く形成されたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】第2の不純物拡散領域の不純物濃度は第1
    の不純物拡散領域の不純物濃度より高濃度であることを
    特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】ノード端を構成する不純物拡散領域はゲー
    トと自己整合される形で形成されたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】ノード端を構成する不純物拡散領域は1層
    以上で形成されることを特徴とする請求項5記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】ノード端を構成する不純物拡散領域は第1
    及び第3の不純物拡散領域から構成されることを特徴と
    する請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】第3の不純物拡散領域は第1の不純物拡散
    領域より更に深く形成されることを特徴とする請求項7
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】第3の不純物拡散領域の不純物濃度は第1
    の不純物拡散領域の不純物濃度より高濃度であることを
    特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】ノード端を構成する不純物拡散領域上に
    第1の絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】前記第1の絶縁層は500オングストロ
    ーム〜5,000オングストローム程度の厚さであるこ
    とを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】前記負荷素子はPMOS薄膜トランジス
    タ又は高低抗の多結晶シリコンから構成されたことを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】第1及び第2の伝送トランジスタ、第1
    及び第2の駆動トランジスタ及び、第1及び第2の負荷
    素子が相互連結され一つのメモリセルを構成する半導体
    メモリ装置を製造するにおいて、半導体基板上に第1及
    び第2の伝送トランジスタのゲートと第1及び第2の駆
    動トランジスタのゲートを形成する工程と、結果物全面
    に第1の第1導電形の不純物をドープする工程と、第1
    の絶縁層を形成する工程と、ノード端を構成する不純物
    拡散領域を覆う形の感光膜パターンを形成する工程と、
    結果物全面に異方性食刻を行うことにより第1の絶縁層
    からなる前記ノード端を構成する不純物拡散領域を除外
    した不純物拡散領域と接するゲート側壁にスペーサを形
    成する工程と、結果物全面に第2の第1導電形の不純物
    をドープする工程を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  14. 【請求項14】前記第1の第1導電形の不純物として燐
    イオンを用いて、第2の第1導電形の不純物としてひ素
    イオンを用いることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  15. 【請求項15】前記第1の絶縁層を構成する物質として
    酸化膜を用いることを特徴とする請求項13記載の半導
    体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記伝送及び駆動トランジスタのゲート
    を構成する物質に多結晶シリコンか多結晶シリコンと珪
    化物を積層した形態の導電物質を用いることを特徴とす
    る請求項13記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】伝送及び駆動トランジスタのゲート形成
    前に、又は第1の絶縁層形成前にノード端を構成する不
    純物拡散領域に追加的な不純物注入工程を施すことを特
    徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記追加的な不純物注入工程時加えられ
    る不純物は前記第1の第1導電形の不純物と同様のもの
    であることを特徴とする請求項17記載の半導体装置の
    製造方法。
  19. 【請求項19】第1及び第2の伝送トランジスタ、第1
    及び第2の駆動トランジスタ及び、第1及び第2の負荷
    素子が相互連結され一つのメモリセルを構成する半導体
    メモリ装置を製造するにおいて、半導体基板上に第1及
    び第2の伝送トランジスタのゲートと第1及び第2の駆
    動トランジスタのゲートを形成する工程と、結果物全面
    に第1の第1導電形の不純物をドープする工程と、第1
    の絶縁層を形成する工程と、前記第1の絶縁層を食刻対
    象物として異方性食刻を結果物全面に行う工程と、結果
    物上にノード端を構成する不純物拡散領域を除外した不
    純物拡散領域が露出されるようにイオン注入防止層を形
    成する工程と、前記イオン注入防止層をマスクとして結
    果物全面に第2の第1導電形の不純物をドープする工程
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】第1の第1導電形の不純物として燐イオ
    ンを用いて、第2の第1導電形の不純物としてひ素イオ
    ンを用いることを特徴とする請求項19記載の半導体装
    置の製造方法。
  21. 【請求項21】前記第1の絶縁層を構成する物質として
    酸化膜を用いることを特徴とする請求項19記載の半導
    体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】前記イオン注入防止層を構成する物質と
    して酸化膜かフォトレジスト等の物質を用いることを特
    徴とする請求項19記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】伝送及び駆動トランジスタ形成前に、又
    は第1の絶縁層形成前にノード端を構成する不純物拡散
    領域に更に不純物注入工程を施すことを特徴とする請求
    項19記載の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】前記追加的な不純物注入工程時用いられ
    る不純物は第1の第1導電形の不純物と同様のものであ
    ることを特徴とする請求項23記載の半導体装置の製造
    方法。
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Cited By (1)

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