JPH0653304U - 自動車のシートバック - Google Patents

自動車のシートバック

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Publication number
JPH0653304U
JPH0653304U JP093928U JP9392892U JPH0653304U JP H0653304 U JPH0653304 U JP H0653304U JP 093928 U JP093928 U JP 093928U JP 9392892 U JP9392892 U JP 9392892U JP H0653304 U JPH0653304 U JP H0653304U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
seat back
seat
hand
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP093928U
Other languages
English (en)
Inventor
信也 佐藤
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP093928U priority Critical patent/JPH0653304U/ja
Publication of JPH0653304U publication Critical patent/JPH0653304U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小物類を出し入れし易い構造にしたポケット
を備える自動車のシートバックを提供する。 【構成】 ポケット4の一側をシートバック3の背面3
aから側面3bまで延長させるて設けるとともに、前記
ポケット4の開口部4aを前記シートバック3の背面3
aと側面3bに渡って連続して設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用の前部シート等に適用されて、地図や雑誌、その他の小物 類を体裁良く収納しておくためのポケットを背面に有する自動車のシートバック に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、この種のシートバックを適用した従来における自動車用シートの一例 を示す斜視図である。 図4における自動車用シート51は、大きくはシートクッション52とシート バック53とで構成され、シートバック53の背面に袋状に形成して成る小物収 納用のポケット54を設けている。
【0003】 上記ポケット54は、上部のポケット開口部54aを除く周囲がシートバック 53の表皮に縫着された状態で形成されており、図4に示すようにシートバック 53の背面にだけ形成されている。そして、ポケット54内に小物を出し入れす るような場合は、ポケット開口部54aより手を差し込んで行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来のシートバック53に形成したポケット54は、シート バック53の背面にだけ設けられていた。このため、ポケット54の幅が小さく 、ポケット開口部54aが拡開される量も大きく取れない。 したがって、ポケット54内に小物を出し入れするような場合には、シートバ ック53の中央近くまで手を回してポケット開口部54aより差し込まなければ ならないので、乗員が座ったままの状態で手を後ろに回して物を出し入れするに は無理が生じる。これは、特に小さな小物で、ポケット54の底部に配置されて いるのを取り出すような場合は、さらに無理が生じると言う問題点があった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は小物類を出し 入れし易い構造にしたポケットを備える自動車のシートバックを提供することに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、背面にポケットを設けた自動車のシートバ ックにおいて、前記ポケットの一側をシートバック本体の側面まで延長させ、か つ前記ポケットの開口部を前記シートバックの背面と側面に渡って連続して設け た構造にしたのである。
【0007】
【作用】
この構成によれば、ポケット内の物を出し入れする場合に、シートバックの側 面に設けられているポケット開口部より手を差し込んで、そのまま背面側まで動 かすことができる。したがって、シートに座ったままの状態でも無理なく手を差 し込んで作業ができる。また、ポケットの収納容量も拡大させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 図1は、本考案の第1の実施例として示す自動車用シートの斜視図である。 図1における自動車用シート1は、大きくはシートクッション2とシートバッ ク3とで構成され、シートバック3の背面側に袋状に形成して成る小物収納用の ポケット4を設けている。
【0009】 上記ポケット4はシートバック3の表皮と同じ、合成樹脂レザー地等のシート 地より成り、上部のポケット開口部4aを除く周囲がシートバック3の表皮に縫 着された状態で形成され、図1に示すように、シートバック3の背面3aから側 面3bに渡って連続して1つの大きなポケットとして形成されている。
【0010】 すなわち、背面3aから側面3bに渡って連続して1つの大きなポケットとし て形成されていることにより、ポケット4内に小物を出し入れするような場合は 、側面3bの部分におけるポケット領域(41)のポケット開口部4aから手を 差し込んで背面3a側のポケット領域(42)内に動かすことも、逆にポケット 領域(42)のポケット開口部4aから手を差し込んでポケット領域(41)内 に動かすこともできる。
【0011】 したがって、この第1の実施例の構造によれば、ポケット4内の物を出し入れ する場合に、シートバック3の側面3bに設けられているポケット開口部4aよ り手を差し込んで、そのまま背面3a側まで動かすことができるので、シートに 座ったままの状態でも無理なく手を差し込んで作業ができる。また、ポケット4 も背面3aから側面3bに渡って連続して1つの大きなポケットとして形成され るので、収納容量も従来構造のものに比べて大きくなる。
【0012】 図2は、本考案の第2の実施例として示す自動車用シートの斜視図である。図 2において図1と同一符号を付したものは図1と同一のものを示している。 そして、この第2の実施例における自動車用シート1は、シートバック3の背 面3aから側面3bに渡って連続して1つの大きなポケットとして形成している 小物収納用のポケット4内を、必要に応じて3つの部分に仕切ることができるよ うにしたものである。
【0013】 すなわち、背面3aから側面3bに渡って連続して1つの大きなポケットとし て形成されているポケット4内に、図2のA−A線に沿う拡大断面図として図3 に示すように、一片5aをシートバック3の表皮に取り付けるとともに、他片5 bをポケット4の内側に取り付けるようにして成るマジックテープ(登録商標) 5を用意し、これをポケット領域(41)とポケット領域(42)との境界部分 に上下端に渡って設けるとともに、ポケット領域(42)内の上下中間部分に左 右端に渡って設けている。
【0014】 したがって、この第2の実施例の構造でも、マジックテープ5の両片5a,5 bを互いに接着させていない状態においては、連続した1つの大きなポケット4 として使用することができ、ポケット4内に小物を出し入れするようなときは、 側面3bの部分におけるポケット領域(41)のポケット開口部4aから手を差 し込んで背面3a側のポケット領域(42)内に動かすことも、逆にポケット領 域(42)のポケット開口部4aから手を差し込んでポケット領域(41)内に 動かすこともできる。
【0015】 そして、ポケット領域(41)とポケット領域(42)の部分を仕切りたい場 合は、この部分におけるマジックテープ5の両片5a,5bを互いに押し付けて 接着させると、このマジックテープ5で仕切ることができ、この仕切ったポケッ ト領域(41),(42)内に異なる小物を区分けする等して収納しておくこと ができる。また、この接着されている両片5a,5bを引き剥すと再び仕切りを 取り除くことができる。
【0016】 さらに、ポケット領域(42)内において、マジックテープ5の両片5a,5 bを互いに押し付けて接着させると、このマジックテープ5でポケット領域(4 2)内を上下2つの領域(42a,42b)にさらに区切ることができる。これ は、特に小さい小物を収納する場合等、この区切りで浅いポケット(領域42a )を一時的に形成して収納しておくことができるので、収納されている小物を再 び取り出すようなときに、手をポケット領域(42)の一番深い位置(底部)ま で差し込まなくても取れるので取り出し易くなる。また、この場合でも、この接 着されている両片5a,5bを引き剥すと再び上下の仕切りを取り除くことがで きる。
【0017】 なお、上記各実施例では、ポケット領域(41)をシートバック3の片側の側 面3aにだけ設けた構造を開示したが、両側の側面3aにそれぞれ渡って設けて も良いものである。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したとおり、本考案に係る自動車のシートバックによれば、ポケット 内の物を出し入れする場合に、シートバックの側面に設けられているポケット開 口部より手を差し込んで、そのまま背面側まで動かすことができるので、シート に座ったままの状態でも無理なく手を差し込んで作業ができる。また、ポケット の収納容量も拡大させることができ、実用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例として示す自動車用シー
トの斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例として示す自動車用シー
トの斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】従来における自動車用シートの一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 自動車用シート 2 シートクッション 3 シートバック 3a シートバックの背面 3b シートバックの側面 4 ポケット 4a ポケット開口部 5 マジックテープ 41 ポケット領域 42 ポケット領域

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面にポケットを設けた自動車のシート
    バックにおいて、 前記ポケットの一側をシートバック本体の側面まで延長
    させ、かつ前記ポケットの開口部を前記シートバックの
    背面と側面に渡って連続して設けたことを特徴とする自
    動車のシートバック。
JP093928U 1992-12-29 1992-12-29 自動車のシートバック Pending JPH0653304U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP093928U JPH0653304U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 自動車のシートバック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP093928U JPH0653304U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 自動車のシートバック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653304U true JPH0653304U (ja) 1994-07-19

Family

ID=14096100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP093928U Pending JPH0653304U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 自動車のシートバック

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JP (1) JPH0653304U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199406A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 株式会社タチエス シートトリムカバー及び乗物用シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0261745B2 (ja) * 1982-02-01 1990-12-20 Canon Kk

Patent Citations (1)

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