JPH0653118U - 樹脂製品成形時のインサート芯材用押さえピン - Google Patents

樹脂製品成形時のインサート芯材用押さえピン

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JPH0653118U
JPH0653118U JP3193U JP3193U JPH0653118U JP H0653118 U JPH0653118 U JP H0653118U JP 3193 U JP3193 U JP 3193U JP 3193 U JP3193 U JP 3193U JP H0653118 U JPH0653118 U JP H0653118U
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JP
Japan
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insert core
resin product
resin
pin
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製品の成形時に該樹脂製品に一体化され
るインサート芯材の振れを確実に抑えつつ、樹脂製品の
見栄えを向上することを目的とする。 【構成】 ドアガラスプロテクタ1の成形時に、インジ
ェクション型にセットされたインサート芯材2の振れを
防止する押さえピン4の先端部に、先端に行くに従って
除々に横断面形状が小となる突起部4Aを設けるように
して、樹脂製品完成後に樹脂部3とインサート芯材2と
の継目に現れるピン挿通孔3aから見える芯材2表面部
分を略点状にして縮小し、見栄えを向上するようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製品の成形時に該樹脂製品に一体化されるインサート芯材を押 さえるピンに関し、特に、成形後の樹脂製品の見栄えを向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両において、ドアに上下動自由に設けられたドアガラスの最下時の上縁に沿 って配設されるドアガラスプロテクタが設けられている。 このドアガラスプロテクタは、ポリエチレン,ポリプロピレン(PP),AB S樹脂等の樹脂成形品であり、インジェクション成形法により成形される。
【0003】 かかるドアガラスプロテクタには、そのインジェクション成形時に金属製のイ ンサート芯材が一体化される。 近年では、ドアガラスプロテクタの重量を軽減するため、樹脂を硬質なものに し、インサート芯材を比較的肉薄に形成することが行われている。 このような比較的肉薄に形成されたインサート芯材をインジェクション成形時 に樹脂部に一体化する場合、インサート芯材の振れが生じ、該インサート芯材が 適正に配設されない虞があるため、インジェクション成形型にインサート芯材用 押さえピンをセットし、インサート芯材の振れを抑えるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなインサート芯材用押さえピンを使用した場合、成形後 のドアガラスプロテクタには押さえピンの挿通穴が形成されるのが通例であるが 、従来のインサート芯材用押さえピンの先端部は、均一の円形断面等の棒形状で あるため、樹脂部とインサート芯材との継目に現れる比較的大きいピン挿通孔か ら芯材表面部分が露呈して見えてしまい、特に、樹脂が黒色で、インサート芯材 が金属色であるため、インサート芯材が目立つ結果となり、ドアガラスの外側か らドアガラスプロテクタを見た場合、見栄えが非常に悪いものであった。
【0005】 そこで、本考案は上記に鑑みてなされたものであり、樹脂製品の成形時に該樹 脂製品に一体化されるインサート芯材の振れを確実に抑えつつも、樹脂製品の見 栄えを悪化させることのないインサート芯材用押さえピンを提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、樹脂製品の成形時に該樹脂製品に一体化されるインサー ト芯材を押さえるピンであって、先端部に、先端に行くに従って除々に横断面形 状が小となる突起部を設けるようにした。
【0007】
【作用】
インサート芯材を含んだ樹脂製品の成形時に、インジェクション型等にセット されたインサート芯材の振れを防止するピンの先端部に、先端に行くに従って除 々に横断面形状が小となる突起部を設けたことにより、樹脂製品完成後に樹脂部 とインサート芯材との継目に現れるピン挿通孔から見える芯材表面部分が略点状 となり縮小でき、見栄えを向上できる結果となる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1(A)は本考案の一実施例を適用した樹脂製品としてのドアガラスプロテ クタを示しており、同図(B)はその横断面図を示している。 この図において、ドアガラスプロテクタ1は、ポリエチレン,ポリプロピレン (PP),ABS樹脂等のインジェクション成形法により成形され、そのインジ ェクション成形時に金属製のインサート芯材2が一体化されるのは従来と同様で ある。
【0009】 ここで、インサート芯材2をインジェクション成形時に樹脂部3に一体化する 場合に、インジェクション成形型にセットされて、インサート芯材2の振れを抑 える押さえピン4が設けられている。 この押さえピン4は、保持体5の離間する2ヶ所から例えば直径3mm程度の 丸棒状に夫々突出形成されており、各押さえピン4の先端部には、図2に示すよ うに、先端に行くに従って除々に横断面形状が小となる突起部4Aが形成されて いる。この場合、突起部4Aは略円錐形状に形成される。
【0010】 かかる構成によると、インサート芯材2を含んだドアガラスプロテクタ1の成 形時に、インジェクション型にセットされたインサート芯材2の振れを防止する 押さえピン4の先端部に、先端に行くに従って除々に横断面形状が小となる突起 部4Aを設けたことにより、樹脂製品完成後に樹脂部3とインサート芯材2との 継目に現れるピン挿通孔3aから見える芯材2表面部分が略点状となって縮小さ れるため、樹脂が黒色で、インサート芯材2が金属色であっても、インサート芯 材2が目立つことがなく、ドアガラスの外側からドアガラスプロテクタ1を見た 場合、見栄えが良好となる。
【0011】 上記実施例においては、押さえピン4を丸棒状に形成したが、図3に示すよう に、角棒状に形成しても良く、この場合には、突起部4Aは略三角柱状に形成さ れる。 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、樹脂製品の成形時に該樹脂製品に一体化される インサート芯材を押さえるピンの先端部に、先端に行くに従って除々に横断面形 状が小となる突起部を設けるようにしたから、樹脂製品の成形時に該樹脂製品に 一体化されるインサート芯材の振れを確実に抑えつつも、樹脂製品の見栄えを悪 化させることがない実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る樹脂製品成形時のインサート芯
材用押さえピンを適用したドアガラスプロテクタの構成
を示す図で、(A)は正面図、(B)は(A)のA−A
矢視断面図
【図2】 同上実施例におけるインサート芯材用押さえ
ピン先端部を示す斜視図
【図3】 他の実施例の斜視図
【符号の説明】
1 ドアガラスプロテクタ 2 インサート芯材 3 樹脂部 4 押さえピン 4A 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製品の成形時に該樹脂製品に一体化
    されるインサート芯材を押さえるピンであって、先端部
    に、先端に行くに従って除々に横断面形状が小となる突
    起部を設けたことを特徴とする樹脂製品成形時のインサ
    ート芯材用押さえピン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015049851A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 シャープ株式会社 樹脂成形品及びそれを備えた携帯端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015049851A1 (ja) * 2013-10-01 2015-04-09 シャープ株式会社 樹脂成形品及びそれを備えた携帯端末
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