JPH065308B2 - アナログ電子時計 - Google Patents
アナログ電子時計Info
- Publication number
- JPH065308B2 JPH065308B2 JP57119586A JP11958682A JPH065308B2 JP H065308 B2 JPH065308 B2 JP H065308B2 JP 57119586 A JP57119586 A JP 57119586A JP 11958682 A JP11958682 A JP 11958682A JP H065308 B2 JPH065308 B2 JP H065308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chronograph
- display
- hand
- switch
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/14—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
- G04C3/146—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はアナログクォーツに於けるクロノグラフ機能の
ような多機能化時計に於ける修正装置として、0位置合
わせの機構に関する改良を目的とする。
ような多機能化時計に於ける修正装置として、0位置合
わせの機構に関する改良を目的とする。
アナログクロノグラフ時計の0復帰機構としては、周知
の従来の機械時計のクロノグラフ(メカ式)と同一であ
るハートカムをレバーで規正してクロノグラフ針を0に
するか、あるいはクロノグラフ針のモータの早送りする
ことにより0復帰させることが考えられる。
の従来の機械時計のクロノグラフ(メカ式)と同一であ
るハートカムをレバーで規正してクロノグラフ針を0に
するか、あるいはクロノグラフ針のモータの早送りする
ことにより0復帰させることが考えられる。
ここでは、後者のモータ早起りの方式によりクロノグラ
フを実現する一方式を提案するものである。第1図は、
クロノグラフ用のモータを分離して駆動表示することに
よりクロノグラフを実現するブロック図であり第2図
は、その場合の時計の表示例を示している。
フを実現する一方式を提案するものである。第1図は、
クロノグラフ用のモータを分離して駆動表示することに
よりクロノグラフを実現するブロック図であり第2図
は、その場合の時計の表示例を示している。
時間標準1の信号を分周回路2により分周し、モータ駆
動用の信号に波形を整形するモータ駆動回路3、時刻用
モータ4、時刻表示5の周知のアアログクォーツの基本
構成に、複数子のクロノグラフ針を表示作動させるた
め、モータ駆動回路10,13、クロノグラフモータA1
1、クロノグラフモータB14、クロノグラフ針として
たとえば1/10秒表示をする表示(A)12、クロノグラフ
針としてたとえば毎秒を表示するクロノグラフ表示(B)
15の2つのクロノグラフ用の針を有する。このクロノ
グラフ針のスタートストップスイッチ7、リセット(ク
ロノグラフ針の0復帰)スイッチ8からなる。ロックス
イッチ6はクロノグラフ針の0位置を修正可能にするス
イッチであり、通常時はロックされている。これらのス
イッチの信号はスイッチ制御回路9でチャタリング防止
され、分周回路2からの信号と合わせクロノグラフモー
タ駆動回路10,13を制御する。
動用の信号に波形を整形するモータ駆動回路3、時刻用
モータ4、時刻表示5の周知のアアログクォーツの基本
構成に、複数子のクロノグラフ針を表示作動させるた
め、モータ駆動回路10,13、クロノグラフモータA1
1、クロノグラフモータB14、クロノグラフ針として
たとえば1/10秒表示をする表示(A)12、クロノグラフ
針としてたとえば毎秒を表示するクロノグラフ表示(B)
15の2つのクロノグラフ用の針を有する。このクロノ
グラフ針のスタートストップスイッチ7、リセット(ク
ロノグラフ針の0復帰)スイッチ8からなる。ロックス
イッチ6はクロノグラフ針の0位置を修正可能にするス
イッチであり、通常時はロックされている。これらのス
イッチの信号はスイッチ制御回路9でチャタリング防止
され、分周回路2からの信号と合わせクロノグラフモー
タ駆動回路10,13を制御する。
この状態に於いて、通常のクロノグラフ作動はロックス
イッチ6がロックしているので、スタートストップスイ
ッチ7を押すとクロノグラフはスタートし、1/10秒計1
2と毎秒計15は回転する。スタートストップスイッチ
7を再び押すとクロノグラフ針12と15は止まり、た
とえば「10秒3」とラップ時間が読める。スタートス
トップボタン7を繰り返し押すことにより積算した時間
計測ができる。次にストップ状態でリセットスイッチ8
を入れることにより、クロノグラフ針12,15は0へ
復帰する。……(1) ここまでのスイッチ操作による作
動としては、周知のメカ式のクロノグラフと同一であ
る。しかしながら、前記(1)の0復帰させる方式を電子
的に行なおうとすると次の問題が生ずる。
イッチ6がロックしているので、スタートストップスイ
ッチ7を押すとクロノグラフはスタートし、1/10秒計1
2と毎秒計15は回転する。スタートストップスイッチ
7を再び押すとクロノグラフ針12と15は止まり、た
とえば「10秒3」とラップ時間が読める。スタートス
トップボタン7を繰り返し押すことにより積算した時間
計測ができる。次にストップ状態でリセットスイッチ8
を入れることにより、クロノグラフ針12,15は0へ
復帰する。……(1) ここまでのスイッチ操作による作
動としては、周知のメカ式のクロノグラフと同一であ
る。しかしながら、前記(1)の0復帰させる方式を電子
的に行なおうとすると次の問題が生ずる。
即ち、本発明の関係するクロノグラフの0秒位置合わせ
について述べる。第2図に於けるクロノグラフ針12,1
5の位置は、第1図で説明した電子回路を作動するた
め、たとえば電源として電池を用いた場合、電池交換時
を考えると、電気的なメモリー手段やその他の電池をバ
ックアップする他の電源を用いない通常の腕時計の場合
には、電池交換後の電子回路のスタート開始は(i)任意
に開始するか、(ii)あるいはクロノグラフの各針につい
て回路的に全部リセットをかけて0からスタートするよ
うにすることが考えられる。いずれの場合にも、第2図
のクロノグラフ針12,15が任意の位置で止まっている
時に電池交換等を行なった後にクロノグラフをスタート
させると、電子回路のスタートとクロノグラフ針の0の
スタート位置はズレてしまう。
について述べる。第2図に於けるクロノグラフ針12,1
5の位置は、第1図で説明した電子回路を作動するた
め、たとえば電源として電池を用いた場合、電池交換時
を考えると、電気的なメモリー手段やその他の電池をバ
ックアップする他の電源を用いない通常の腕時計の場合
には、電池交換後の電子回路のスタート開始は(i)任意
に開始するか、(ii)あるいはクロノグラフの各針につい
て回路的に全部リセットをかけて0からスタートするよ
うにすることが考えられる。いずれの場合にも、第2図
のクロノグラフ針12,15が任意の位置で止まっている
時に電池交換等を行なった後にクロノグラフをスタート
させると、電子回路のスタートとクロノグラフ針の0の
スタート位置はズレてしまう。
本発明は、この電子的な回路のスタートとメカ的な針の
位置を合わせるための簡単な操作手段を与えることによ
り、クロノグラフ時計をできるだけ回路的に処理し、複
雑なクロノグラフ時計をより簡単に実現する一手段を与
えるものである。
位置を合わせるための簡単な操作手段を与えることによ
り、クロノグラフ時計をできるだけ回路的に処理し、複
雑なクロノグラフ時計をより簡単に実現する一手段を与
えるものである。
第3図の電子回路および第4図のタイミングチャート図
は、クロノグラフ針の0位置あるいはクロノグラフ針を
任意の位置に動かし、修正状態からロック状態にする時
に電子回路的に同時にリセットし、クロノグラフの電子
回路として0からスタートするようにするための修正回
路を示す。
は、クロノグラフ針の0位置あるいはクロノグラフ針を
任意の位置に動かし、修正状態からロック状態にする時
に電子回路的に同時にリセットし、クロノグラフの電子
回路として0からスタートするようにするための修正回
路を示す。
ここで通常状態に於けるクロノグラフ使用時は第2図の
ロックスイッチ6として周知の針合わせ基準に連動する
巻真を利用した。こうすることにより、通常押込位置に
於いてはスイッチ7,8がクロノグラフ専用の作動をす
る。
ロックスイッチ6として周知の針合わせ基準に連動する
巻真を利用した。こうすることにより、通常押込位置に
於いてはスイッチ7,8がクロノグラフ専用の作動をす
る。
巻真を引出した6aw位置に於いてロックスイッチは解
除され、クロノグラフ針の修正可能な状態(High第4図
のb)となる。従ってロックスイッチは通常時は作動せ
ず、巻真を引き出した状態でのみ作動するので、クロノ
グラフとして安心して使えるとともに、落下等でのクノ
ログラフ針の狂いをも修正することができる。
除され、クロノグラフ針の修正可能な状態(High第4図
のb)となる。従ってロックスイッチは通常時は作動せ
ず、巻真を引き出した状態でのみ作動するので、クロノ
グラフとして安心して使えるとともに、落下等でのクノ
ログラフ針の狂いをも修正することができる。
この第3図において、表示針Aと表示針Bのそれぞれに
対応するモータ駆動回路A10とモータ駆動回路B13
には、フリップフロップ20(以下、FFという)、ア
ンドゲート21及び22から構成される選択手段Sから
信号が供給される。この選択手段Sには、第3の外部操
作部材たるスイッチ8からの入力gと、分周回路2(第
1図)、アンドゲート23及びタイマー又はカウンター
17から構成される表示信号発生手段Dの供給する入力
aと、の両者がオアゲート18,19によって混合供給
されており、第2の外部操作部材たるスイッチ7から供
給される選択制御用の入力cに基づいて、入力g及び入
力a′がモータ駆動回路A10とモータ駆動回路B13
の何れかに選択送出されるようになっている。ここで、
表示信号発生手段Dには、上記選択手段Sと同様に、入
力cがリセット信号として入力されている。
対応するモータ駆動回路A10とモータ駆動回路B13
には、フリップフロップ20(以下、FFという)、ア
ンドゲート21及び22から構成される選択手段Sから
信号が供給される。この選択手段Sには、第3の外部操
作部材たるスイッチ8からの入力gと、分周回路2(第
1図)、アンドゲート23及びタイマー又はカウンター
17から構成される表示信号発生手段Dの供給する入力
aと、の両者がオアゲート18,19によって混合供給
されており、第2の外部操作部材たるスイッチ7から供
給される選択制御用の入力cに基づいて、入力g及び入
力a′がモータ駆動回路A10とモータ駆動回路B13
の何れかに選択送出されるようになっている。ここで、
表示信号発生手段Dには、上記選択手段Sと同様に、入
力cがリセット信号として入力されている。
回路の作動を説明する。スイッチ7の入力cはクロック
入力としてFF20に順次入ることにより、FF20の
出力Qとは交互にHigh,Lowを繰り返してアンドゲー
ト21と22を交互にHighの作動状態とする。この時タ
イマー17は信号cが入るたびに出力がHighになるた
め、タイマーの設定値たとえば6個のクロックパルス分
のみ出力するとLowになり出力を出せない。がHighの
間の6個分の出力はゲート23の入力として入り、ゲー
ト18、ゲート21を介してクロノグラフモータ駆動回
路A10へ入力されるためモータは6ステップ回転す
る。次にスイッチ8を希望設定回数入力して信号gを入
力するとゲート18,21を介して同様にモータ駆動回路
10を動かすので、操作時には第2図のスイッチ8を押
しながらモータに入力してクロノグラフ針12を任意の
量動かすことができる。全く同様にしてスイッチ7を操
作し、信号入力cを入力するとFF20の出力がHighと
なりゲート22がHighになると同時にタイマー17が作動
し、タイマー17の出力がゲート23に入り、ゲート1
9、ゲート22を通ってクロノグラフモータ駆動回路B1
3に入る。そしてスイッチ8から任意の量の信号を与え
前記任意の量だけモータ駆動回路13へ信号を出す。従
って再び第2図の操作と針の動き(第4図)に示したと
おり、スイッチ7を押すと針12と15はスイッチ7の入
力に応じて順次タイマー17のHighの間回転して12又は
15のどちらが修正可能かどうかを明示する。このタイ
マーによる針の回転量は、クロノグラフ針の1回転分に
設定することもできるし、たとえばプラス1ステップし
てマイナス2ステップ又プラス1ステップ等の振動的な
作動によって、どの針が修正状態であるかを明示でき
る。なお、後者の場合には、修正選択表示信号は表示針
をその当初位置の前後に振動させるので表示性が強調さ
れる上に、該表示性に対し正の相関を持つ運針量を大き
くしても、最終的に修正選択表示信号による運針が終了
した時点で、表示針は、その当初位置からの位置ずれが
零若しくは殆どない状態で停止するので、その後に行わ
れる表示針位置の修正が大幅に容易となる。クロノグラ
フ針がここでは二個の例を示したが、三個又はそれ以上
独立したモータを用いても同様に順次選択する時にクロ
ノグラフ針を回転させ明示することができる。こうして
選択した針をスイッチ8によりたとえば0位置まで修正
する。しかる後にロックスイッチ6としての巻真を押し
込むことにより、修正状態がクロノグラフ作動に切換わ
る。この状態でストップウォッチとしてスタートストッ
プボタン7、リセットスイッチ8が作動し、リセット8
の機能は電子回路に於いてスタート時からのモータ入力
信号と針の1回転分の差の量モータを早送りする回路に
より、電子的にクロノグラフ針を0に送ることができ
る。この回路の説明は本発明の主旨でないので略する
が、もし本発明のようにしてクロノグラフ針の機械的な
0位置(使う目的によっては任意の位置でもよい)が修
正できないと、クロノグラフをスタートすると電子回路
と針は各々0スタート位置が異り電子回路はモータに遅
った信号をカウントするのみである。従ってリセットし
た時に針の1回転分の信号と前記カウント数の差の分を
電子回路の出力としてモータを駆動するので、機械的な
スタートでの0位置がずれた場合はリセット時にも早送
り量は前記ズレた位置が止まることになり、機械的な0
位置と電気信号の送り量が同期のとれた正確なクロノグ
ラフを実現することができない。
入力としてFF20に順次入ることにより、FF20の
出力Qとは交互にHigh,Lowを繰り返してアンドゲー
ト21と22を交互にHighの作動状態とする。この時タ
イマー17は信号cが入るたびに出力がHighになるた
め、タイマーの設定値たとえば6個のクロックパルス分
のみ出力するとLowになり出力を出せない。がHighの
間の6個分の出力はゲート23の入力として入り、ゲー
ト18、ゲート21を介してクロノグラフモータ駆動回
路A10へ入力されるためモータは6ステップ回転す
る。次にスイッチ8を希望設定回数入力して信号gを入
力するとゲート18,21を介して同様にモータ駆動回路
10を動かすので、操作時には第2図のスイッチ8を押
しながらモータに入力してクロノグラフ針12を任意の
量動かすことができる。全く同様にしてスイッチ7を操
作し、信号入力cを入力するとFF20の出力がHighと
なりゲート22がHighになると同時にタイマー17が作動
し、タイマー17の出力がゲート23に入り、ゲート1
9、ゲート22を通ってクロノグラフモータ駆動回路B1
3に入る。そしてスイッチ8から任意の量の信号を与え
前記任意の量だけモータ駆動回路13へ信号を出す。従
って再び第2図の操作と針の動き(第4図)に示したと
おり、スイッチ7を押すと針12と15はスイッチ7の入
力に応じて順次タイマー17のHighの間回転して12又は
15のどちらが修正可能かどうかを明示する。このタイ
マーによる針の回転量は、クロノグラフ針の1回転分に
設定することもできるし、たとえばプラス1ステップし
てマイナス2ステップ又プラス1ステップ等の振動的な
作動によって、どの針が修正状態であるかを明示でき
る。なお、後者の場合には、修正選択表示信号は表示針
をその当初位置の前後に振動させるので表示性が強調さ
れる上に、該表示性に対し正の相関を持つ運針量を大き
くしても、最終的に修正選択表示信号による運針が終了
した時点で、表示針は、その当初位置からの位置ずれが
零若しくは殆どない状態で停止するので、その後に行わ
れる表示針位置の修正が大幅に容易となる。クロノグラ
フ針がここでは二個の例を示したが、三個又はそれ以上
独立したモータを用いても同様に順次選択する時にクロ
ノグラフ針を回転させ明示することができる。こうして
選択した針をスイッチ8によりたとえば0位置まで修正
する。しかる後にロックスイッチ6としての巻真を押し
込むことにより、修正状態がクロノグラフ作動に切換わ
る。この状態でストップウォッチとしてスタートストッ
プボタン7、リセットスイッチ8が作動し、リセット8
の機能は電子回路に於いてスタート時からのモータ入力
信号と針の1回転分の差の量モータを早送りする回路に
より、電子的にクロノグラフ針を0に送ることができ
る。この回路の説明は本発明の主旨でないので略する
が、もし本発明のようにしてクロノグラフ針の機械的な
0位置(使う目的によっては任意の位置でもよい)が修
正できないと、クロノグラフをスタートすると電子回路
と針は各々0スタート位置が異り電子回路はモータに遅
った信号をカウントするのみである。従ってリセットし
た時に針の1回転分の信号と前記カウント数の差の分を
電子回路の出力としてモータを駆動するので、機械的な
スタートでの0位置がずれた場合はリセット時にも早送
り量は前記ズレた位置が止まることになり、機械的な0
位置と電気信号の送り量が同期のとれた正確なクロノグ
ラフを実現することができない。
この巻真に連なるリューズの引出し、追込み操作によ
り、クロノグラフの作動からクロノグラフ針の0位置の
修正状態の切換えをすることによるメリットは、リュー
ズの引出しにより修正状態になったことがリューズの位
置6aにより確認できることであり、又修正状態からリ
ューズを押込んで通常のクロノグラフ状態に戻すことに
より、電子回路も同時に0にリセットさせて0からのス
タート状態になったことが、リューズの位置で確認でき
る特徴がある。もしリューズでなく、たとえばクロノグ
ラフ修正用のクロノグラフ操作と兼用のボタンのプッシ
ュで操作でクロノグラフ針の0位置への修正状態にし、
次のプッシュ操作で再びクロノグラフを通常状態にもど
そうとすると、プッシュボタンの場合は、ボタンをプッ
シュ操作したかどうかを確認する手段がなくて、修正状
態になったかどうか解らないこと、及び修正状態でクロ
ノグラフ針を修正後必ずボタンをプッシュ操作して通常
状態にもどさなければならないが、ユーザーがボタンを
押し忘れる懸念があり、又操作としてもその順番を覚え
きれないものである。本発明のようにクロノグラフ操作
部と異なるリューズの場合は、修正位置が明確であり、
操作のしわすれもなく又覚え易いと言うメリットがあ
る。
り、クロノグラフの作動からクロノグラフ針の0位置の
修正状態の切換えをすることによるメリットは、リュー
ズの引出しにより修正状態になったことがリューズの位
置6aにより確認できることであり、又修正状態からリ
ューズを押込んで通常のクロノグラフ状態に戻すことに
より、電子回路も同時に0にリセットさせて0からのス
タート状態になったことが、リューズの位置で確認でき
る特徴がある。もしリューズでなく、たとえばクロノグ
ラフ修正用のクロノグラフ操作と兼用のボタンのプッシ
ュで操作でクロノグラフ針の0位置への修正状態にし、
次のプッシュ操作で再びクロノグラフを通常状態にもど
そうとすると、プッシュボタンの場合は、ボタンをプッ
シュ操作したかどうかを確認する手段がなくて、修正状
態になったかどうか解らないこと、及び修正状態でクロ
ノグラフ針を修正後必ずボタンをプッシュ操作して通常
状態にもどさなければならないが、ユーザーがボタンを
押し忘れる懸念があり、又操作としてもその順番を覚え
きれないものである。本発明のようにクロノグラフ操作
部と異なるリューズの場合は、修正位置が明確であり、
操作のしわすれもなく又覚え易いと言うメリットがあ
る。
以上詳細に述べたように、本発明では水晶時計等の時間
標準を分周してモータを駆動する周知のアナログ時計に
独立したモータを複数個以上用いることにより、アナロ
グクロノグラフ時計を構成し、そのクロノグラフ針のス
タートする0位置を外部操作により簡単に修正する一手
段を提供することにより、電子回路のスタートとアナロ
グの針のスタート位置を一致させることが可能となった
ので、複雑なハートカムやレバーを用いずにアナログク
ロノグラフ時計を実現することが可能となった。
標準を分周してモータを駆動する周知のアナログ時計に
独立したモータを複数個以上用いることにより、アナロ
グクロノグラフ時計を構成し、そのクロノグラフ針のス
タートする0位置を外部操作により簡単に修正する一手
段を提供することにより、電子回路のスタートとアナロ
グの針のスタート位置を一致させることが可能となった
ので、複雑なハートカムやレバーを用いずにアナログク
ロノグラフ時計を実現することが可能となった。
本発明のその他の実施例を第5図で説明する。周知のア
ノログクォーツの日付けや曜日の附加されたいわゆるカ
レンダー時計に於いては、外部操作部材としての巻真と
連なるロックスイッチとしてリューズ6の一段目は中立
状態や二段目6aの位置はカレンダー25の日付けや曜
日の回転早修正、三段目6bの位置では秒針を規正し時
刻合わせの位置にある方式が一般的である。
ノログクォーツの日付けや曜日の附加されたいわゆるカ
レンダー時計に於いては、外部操作部材としての巻真と
連なるロックスイッチとしてリューズ6の一段目は中立
状態や二段目6aの位置はカレンダー25の日付けや曜
日の回転早修正、三段目6bの位置では秒針を規正し時
刻合わせの位置にある方式が一般的である。
このようなカレンダー付の時計にクロノグラフ機構が採
用した時に、クロノグラフ針の修正が本発明を応用する
と簡易にできる。
用した時に、クロノグラフ針の修正が本発明を応用する
と簡易にできる。
即ち、リューズ6の位置ではクロノグラフ針の修正はロ
ックされており、リューズ6aの引出し位置ではカレン
ダー修正と同時にクロノグラフ修正位置とする。リュー
ズ6bは秒針が規正されて針合わせ位置になる。このよ
うな構成にすることにより、通常時にスイッチ7,8は
クロノグラフ時計としてスタート・ストップ・リセット
が可能である。次にリューズを引出して6aの位置での
カレンダーの修正ができると同時に、クロノグラフ針の
修正ができる。更にリューズ6bの位置では時刻の針合
わせができる。このような構成になるため、リューズ6
aの位置では修正位置として覚えられ、6bでは鉢合わ
せをリューズ回転により可能となるので、たとえばクロ
ノグラフ針12が時間単位、針15が分単位の表示の時
通常の時刻表示5に対して、たとえばクロノグラフ針1
2の時間位置をプラス1時間の目盛分ズラして修正し、
針15は時刻表示5と同じ分位置に合わせておいた後、
リューズ6も押し込んで通常携帯位置としてクロノグラ
フのスタートボタン7を押すとクロノグラフ針12,1
5は通常時刻表示5に対し常にプラス1時間進んで表示
されることになるので、いわゆる時差、あるいはデュア
ルの別時計として使用することができる。アナログ電子
時計に於いて、クロノグラフの多機能化をはかりながら
も修正関係のボタンを特に設けずに、3つの最少の外部
操作部材で複雑な機能をこなすことが可能となってい
る。
ックされており、リューズ6aの引出し位置ではカレン
ダー修正と同時にクロノグラフ修正位置とする。リュー
ズ6bは秒針が規正されて針合わせ位置になる。このよ
うな構成にすることにより、通常時にスイッチ7,8は
クロノグラフ時計としてスタート・ストップ・リセット
が可能である。次にリューズを引出して6aの位置での
カレンダーの修正ができると同時に、クロノグラフ針の
修正ができる。更にリューズ6bの位置では時刻の針合
わせができる。このような構成になるため、リューズ6
aの位置では修正位置として覚えられ、6bでは鉢合わ
せをリューズ回転により可能となるので、たとえばクロ
ノグラフ針12が時間単位、針15が分単位の表示の時
通常の時刻表示5に対して、たとえばクロノグラフ針1
2の時間位置をプラス1時間の目盛分ズラして修正し、
針15は時刻表示5と同じ分位置に合わせておいた後、
リューズ6も押し込んで通常携帯位置としてクロノグラ
フのスタートボタン7を押すとクロノグラフ針12,1
5は通常時刻表示5に対し常にプラス1時間進んで表示
されることになるので、いわゆる時差、あるいはデュア
ルの別時計として使用することができる。アナログ電子
時計に於いて、クロノグラフの多機能化をはかりながら
も修正関係のボタンを特に設けずに、3つの最少の外部
操作部材で複雑な機能をこなすことが可能となってい
る。
このように本発明の修正方式を用いると、操作が簡単な
ばかりか他の機能への発展も容易に考えられ、同様にし
てタイマーの設定としての針修正としてリューズ2段目
位置を使うこともできるなど幅広い応用が可能となる。
このように、本発明のアナログ電子時計はクロノグラフ
機能を備えた多機能のアナログ時計のように複数の表示
針を有するアナログ時計であっても、複数個のモータの
各々により駆動される複数の表示針を備えているため、
他の表示針に影響を与えることなく複数の表示針のうち
の所定の表示針の位置修正や0位置合わせを極めて正確
におこなうことができる。また、表示針の位置修正や0
位置合わせを極めて簡単な操作でおこなうことができ、
操作間違いも起しにくい。
ばかりか他の機能への発展も容易に考えられ、同様にし
てタイマーの設定としての針修正としてリューズ2段目
位置を使うこともできるなど幅広い応用が可能となる。
このように、本発明のアナログ電子時計はクロノグラフ
機能を備えた多機能のアナログ時計のように複数の表示
針を有するアナログ時計であっても、複数個のモータの
各々により駆動される複数の表示針を備えているため、
他の表示針に影響を与えることなく複数の表示針のうち
の所定の表示針の位置修正や0位置合わせを極めて正確
におこなうことができる。また、表示針の位置修正や0
位置合わせを極めて簡単な操作でおこなうことができ、
操作間違いも起しにくい。
以上説明したように、本発明は、複数の表示針を独立専
用のモータで駆動する機構を備えた電子時計において、
複数の表示針の指針位置を独立に修正する表示針位置修
正装置に関するものである。この装置は、第1の外部操
作部材によって修正モードに移行すると、第2の外部操
作部材により各表示針に対応するモータの何れかの選択
が可能となり、選択されたモータに対し選択初期には一
時的に修正選択表示信号を供給して運針させることによ
って、取扱者に複数の表示針のうちいずれが選択された
かを知らせることができる。この後、第3の外部操作部
材により選択された表示針の指針位置を修正することが
できる。ここで、表示針の選択を取扱者に知らせる方法
としては、別個の表示手段を設けることが通例行われて
いるが、本発明では、表示部の簡素化、及び別個の表示
手段の制御用回路等を無用とすることによる回路構成の
簡素化を図るため、表示針による単一の表示手段のみに
よって選択状態を知らせんとするものである。すなわ
ち、指針位置修正時において、取扱者にその指針位置自
体で選択の有無を知らせる手段として、修正動作に支障
を与えないように、選択初期に発生する修正選択表示信
号によって表示針を運行させる方法を採用し、結局、相
前後して選択表示と修正動作を行うようにした。次に、
表示手段が単一であることによる低表示性を補償するた
め、その修正選択表示信号による表示針の動き振り(指
針位置の時間的な運行状態、例えば数個の連続パルスに
よる連続運針、正逆運針等)という表示針の付随的な表
示属性を採用した。したがって、単一の表示手段しか存
在しないにも拘わらず、修正機能を妨げずにしかも強調
的に選択明示機能が実現されることとなった。更に、上
述の表示手段を単一に保つことに加えて、選択手段の前
で修正信号と同経路に修正選択表示信号を導入すること
が可能であるから、選択回路への導入経路が単一化され
るので、回路構成が大幅に簡素化されることとなった。
これは、それぞれ独立のモータで駆動されている(各表
示針の独立修正を可能としつつ機構系を簡素化する効果
がある。)電子時計では、表示針の数が多くなればなる
ほど効果的である。このように本発明は、非常に簡素な
構成で、独立のモータにより駆動される複数の表示針の
修正を的確に行なえる電子時計を提供するものである。
用のモータで駆動する機構を備えた電子時計において、
複数の表示針の指針位置を独立に修正する表示針位置修
正装置に関するものである。この装置は、第1の外部操
作部材によって修正モードに移行すると、第2の外部操
作部材により各表示針に対応するモータの何れかの選択
が可能となり、選択されたモータに対し選択初期には一
時的に修正選択表示信号を供給して運針させることによ
って、取扱者に複数の表示針のうちいずれが選択された
かを知らせることができる。この後、第3の外部操作部
材により選択された表示針の指針位置を修正することが
できる。ここで、表示針の選択を取扱者に知らせる方法
としては、別個の表示手段を設けることが通例行われて
いるが、本発明では、表示部の簡素化、及び別個の表示
手段の制御用回路等を無用とすることによる回路構成の
簡素化を図るため、表示針による単一の表示手段のみに
よって選択状態を知らせんとするものである。すなわ
ち、指針位置修正時において、取扱者にその指針位置自
体で選択の有無を知らせる手段として、修正動作に支障
を与えないように、選択初期に発生する修正選択表示信
号によって表示針を運行させる方法を採用し、結局、相
前後して選択表示と修正動作を行うようにした。次に、
表示手段が単一であることによる低表示性を補償するた
め、その修正選択表示信号による表示針の動き振り(指
針位置の時間的な運行状態、例えば数個の連続パルスに
よる連続運針、正逆運針等)という表示針の付随的な表
示属性を採用した。したがって、単一の表示手段しか存
在しないにも拘わらず、修正機能を妨げずにしかも強調
的に選択明示機能が実現されることとなった。更に、上
述の表示手段を単一に保つことに加えて、選択手段の前
で修正信号と同経路に修正選択表示信号を導入すること
が可能であるから、選択回路への導入経路が単一化され
るので、回路構成が大幅に簡素化されることとなった。
これは、それぞれ独立のモータで駆動されている(各表
示針の独立修正を可能としつつ機構系を簡素化する効果
がある。)電子時計では、表示針の数が多くなればなる
ほど効果的である。このように本発明は、非常に簡素な
構成で、独立のモータにより駆動される複数の表示針の
修正を的確に行なえる電子時計を提供するものである。
第1図は、アナログクロノフラグ時計のブロック図。 第2図は、アナログクロノフグラフ時計の外観図。 第3図は、本発明になるアナログクロノグラフ時計の第
子回路図の部分図。 第4図は、本発明になる第3図のアナログクロノグラフ
時計のタイミングチャート図。 第5図は、その他の実施例の説明。 1……時間標準 2……分周回路 5……時刻表示 6……スイッチ(ロック) 7……スイッチ(スタート・ストップ) 8……スイッチ(リセット) 9……スイッチ制御回路 10,13……モータ駆動回路 11,14……クロノグラフモータA及びB 12,15……クロノグラフ表示A及びB 17……タイマー又はカウンタ
子回路図の部分図。 第4図は、本発明になる第3図のアナログクロノグラフ
時計のタイミングチャート図。 第5図は、その他の実施例の説明。 1……時間標準 2……分周回路 5……時刻表示 6……スイッチ(ロック) 7……スイッチ(スタート・ストップ) 8……スイッチ(リセット) 9……スイッチ制御回路 10,13……モータ駆動回路 11,14……クロノグラフモータA及びB 12,15……クロノグラフ表示A及びB 17……タイマー又はカウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】複数の外部操作部材と、前記外部操作部材
と連動するスイッチと、前記スイッチの入力信号により
作動する電子回路とを備えたアナログ電子時計におい
て、 複数個の独立したモータと前記複数個のモータの各々に
より駆動される複数の表示針とを備え、 前記電子回路は前記複数の外部操作部材に連動するスイ
ッチのうちの1つにより前記表示針の少なくとも複数を
修正状態にする手段と、修正するモータに対応するスイ
ッチの入力操作により修正信号を入力する手段とを備え
たことを特徴とするアナログ電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119586A JPH065308B2 (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | アナログ電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119586A JPH065308B2 (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | アナログ電子時計 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19786481A Division JPS5899785A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | アナログ電子時計の修正装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6260646A Division JP2601222B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | アナログ電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5899787A JPS5899787A (ja) | 1983-06-14 |
JPH065308B2 true JPH065308B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=14765029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57119586A Expired - Lifetime JPH065308B2 (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | アナログ電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065308B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376298B1 (en) * | 1988-12-29 | 1993-10-13 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood processing apparatus of hollow fiber type |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4730423B2 (ja) * | 2008-11-10 | 2011-07-20 | 株式会社デンソー | ヘッドライト灯具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219979B2 (ja) * | 1972-04-17 | 1977-05-31 | ||
JPS5627833B2 (ja) * | 1973-11-13 | 1981-06-27 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP57119586A patent/JPH065308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376298B1 (en) * | 1988-12-29 | 1993-10-13 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood processing apparatus of hollow fiber type |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5899787A (ja) | 1983-06-14 |
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