JPH065265Y2 - トランクフイニッシャ取付構造 - Google Patents

トランクフイニッシャ取付構造

Info

Publication number
JPH065265Y2
JPH065265Y2 JP1987142514U JP14251487U JPH065265Y2 JP H065265 Y2 JPH065265 Y2 JP H065265Y2 JP 1987142514 U JP1987142514 U JP 1987142514U JP 14251487 U JP14251487 U JP 14251487U JP H065265 Y2 JPH065265 Y2 JP H065265Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
seat back
trunk
claw
back support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987142514U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6447456U (ja
Inventor
毅 石川
光義 成富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1987142514U priority Critical patent/JPH065265Y2/ja
Publication of JPS6447456U publication Critical patent/JPS6447456U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH065265Y2 publication Critical patent/JPH065265Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に用いるトランクフィニッシャ取付構
造に関する。
〔従来技術〕
従来の自動車用のトランクフィニッシャ取付構造として
は、例えば第8図乃至第10図に示すようなものがある
(実開昭59-13340号公報参照)。すなわちこの構造はシ
ートバックサポート1の後面にクリップ2を介してトラ
ンクフィニッシャ3を固設し、該シートバックサポート
1の前面にシートバック4を配してなり、該クリップ2
は、大径の頭部5と、該頭部5に略直角状に支持された
軸部6とよりなり、該軸部6には、前記シートバックサ
ポート1に係合しうるトランクフィニッシャ取付用爪7
と、先端に室内方向に引っ張る為に形成された球8と、
前記トランクフィニッシャ取付用爪7及び球8との間に
前記球8を含む先端部9がシートバック4に干渉した時
に折曲しうる薄肉状のヒンジ部10とよりなる。前記球8
の大きさは、指で掴み易くした径をしている。又、前記
トランクフィニッシャ取付用爪7は、軸部6より略対向
状に突出されてなる。
尚、符号11はシートバックサポート1に連続したパーセ
ルフィニッシャ、12はトランクフロアパネルである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来技術によれば、トランクフィ
ニッシャ3をシートバックサポート1に取り付ける時、
球8がシートバックサポート1に干渉して孔(図示省
略)に係合しないと、クリップ2自体がトランクルーム
13内に落ちることがあり、作業性が悪い。また、シート
バックサポート1に係合する孔が小径の場合は、該孔に
係合するだけの薄肉のヒンジ部10であるので、満足な保
持力を得ることが出来ない。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みなされたもので、ク
リップがシートバックサポートに容易に係合可能であ
り、シートバックサポートへの係合力が高い取付構造を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる目的を達成するため、シートバックサポ
ートの後面にクリップを介してトランクフィニッシャを
固設してなり、該シートバックサポートの前面にシート
バックを配してなるトランクフィニッシャ取付構造にお
いて、前記クリップは、大径の頭部と、該頭部に略直角
状に支持された軸部とよりなり、該軸部には、前記シー
トバックサポートに係合しうるトランクフィニッシャ取
付用爪部と、前記シートバックサポートのフランジに係
合しうるクリップ脱落防止用爪部とが形成されてなり、
該クリップ脱落防止用爪部は、前記軸部より略対向状且
つ該軸部を巻く方向に変形可能なように突出したもので
ある。
〔作用〕
本考案はかかる構成よりなるから、クリップを取り付け
る時、該クリップのクリップ脱落防止用爪部が軸部を中
心に巻き込む方向に変形するので、シートバックサポー
トの孔が小径でも容易に係合できる。また、係合後は二
つの係合手段で保持するので係合力が高いことになる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は、本考案の一実施例を示す図で、ク
リップ20は、大径の頭部21と、該頭部21に略直角状に支
持された軸部22とよりなり、該軸部22に、前記頭部21側
より先端部の球23まで逐次形成されている順に説明する
と、先ず前記トランクフィニッシャ3の貫通孔3aを挿
通後拡開してトランクフィニッシャ3にクリップ20を支
持するトランクフィニッシャ仮止め用爪部24と、シート
バックサポート1の貫通孔1aに挿通後拡開してシート
バックサポート1の凹部1bに保持しうるトランクフィ
ニッシャ取付用爪部25と、該爪部25より小径につぼめた
斜面26を介して接続され折曲自在な薄肉状の第1ヒンジ
27と、該第1ヒンジ27に厚肉状介在部28を介して第1ヒ
ンジ27と同一方向に折曲自在な薄肉状の第2ヒンジ29
と、該第2ヒンジ29より球23側の軸部22より略対向状且
つ該軸部22を巻く方向に変形可能なように突出されてな
るクリップ脱落防止用爪部30とよりなる。
従って、本考案によれば、クリップ20の球23を貫通孔3
aに挿通されて、球23を引くことにより、クリップ脱落
防止用爪部30、トランクフィニッシャ取付用爪部25及び
トランクフィニッシャ仮止め用爪部24が貫通孔3aを夫
々挿通して、トランクフィニッシャ3にクリップ20が仮
止めされる。このため、トランクフィニッシャ3をトラ
ンクルーム13に予めセットすれば、室内からのみ取付作
業が出来るので、作業姿勢が楽にすむ。次に、前記球23
をシートバックサポート1の凹部1b内に貫通孔1aに
挿通し、球23を引くことにより、トランクフィニッシャ
取付用爪部25、25が軸部22の周りに螺旋状に巻き
込まれる(第5図参照)ように撓むことで、貫通孔1a
を抜けて、再び軸部22から離れる方向に拡開した爪部
25、25により貫通孔1aに支持され且つ凹部1b内
に留まる。
該爪部25、25が前記貫通孔1aを抜ける時には、前
記軸部22の中心に向かって単に直線状(例えば軸部2
2に対して爪部25が上下に配されているとすれば、そ
のまま上下に撓むこと)に撓む状態であれば、爪部2
5、25夫々の板厚及び軸部22の直径がそのまま貫通
孔1aの最低限必要な穴径である必要があるのに比較し
て、本願考案のように、軸部22の周りに爪部25、2
5が螺旋状に巻き込まれる場合は、爪部25、25夫々
の板厚及び軸部22の直径の寸法の大小は何等関係が無
いことになり、螺旋状に巻き込むことで、爪部25、2
5が直線状に移動するものに対し貫通孔1aの全寸法を
短くすることができる。
次に、第1ヒンジ27で折り曲げて、クリップ脱落防止用
爪部30をシートバックサポート1のフランジ1cに係止
する。このため、シートバック4を支持しても、シート
バック4の背面でクリップ20のクリップ脱落防止用爪部
30をたわませる。
第6図は本考案の他の実施例を示す図で、前記クリップ
20からトランクフィニッシャ仮止め用爪部24を廃止し、
トランクフィニッシャ取付用爪部25でもってトランクフ
ィニッシャ3への仮止めをするクリップ40を設けたもの
である。
第7図は本考案の更に他の実施例を示す図で、前記クリ
ップ20のクリップ脱落防止用爪部30を互い違いに突設し
た爪部51,52を有するクリップ50としたものである。
〔効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、シートバ
ックサポートの後面にクリップを介してトランクフィニ
ッシャを固設してなり、該シートバックサポートの前面
にシートバックを配してなるトランクフィニッシャ取付
構造において、前記クリップは、大径の頭部と、該頭部
に略直角状に支持された軸部とよりなり、該軸部には、
前記シートバックサポートに係合しうるトランクフィニ
ッシャ取付用爪部と、前記シートバックサポートのフラ
ンジに係合しうるクリップ脱落防止用爪部とが形成され
てなり、該クリップ脱落防止用爪部は、前記軸部より略
対向状且つ該軸部を巻く方向に変形可能なように突出さ
れてなることを特徴とするものであるから、トランクフ
ィニッシャの取付作業時に、トランクフィニッシャから
クリップが落ちることがなく、シートバックサポートの
取付用貫通孔の径が小さい場合でもクリップを小さく成
形する必要が無いので、保持力が確保でき、シートバッ
クの背面で押し返されても、クリップが外れるような不
具合が生じないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第5図は、本考案の一実施例を示す図で、第
1図はトランクフィニッシャ取付構造概要断面図、第2
図は本考案のクリップの正面図、第3図及び第4図は第
2図の夫々矢視III,IVに係る図、第5図は第1図のV−
V線断面図、第6図及び第7図は本考案の他の実施例を
示すクリップの正面図、第8図は従来例のトランクフィ
ニッシャ取付構造の断面図、第9図は第8図のクリップ
の正面図、第10図は第9図の矢視Xに係る図である。 1……シートバックサポート、2,20,40,50……クリッ
プ、3……トランクフィニッシャ、4……シートバッ
ク、5,21……頭部、6,22……軸部、8,23……球、
24……トランクフィニッシャ仮止め用爪部、25……トラ
ンクフィニッシャ取付用爪部、27,29……第1,2ヒン
ジ、30,51,52……クリップ脱落防止用爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックサポートの後面にクリップを
    介してトランクフィニッシャを固設してなり、該シート
    バックサポートの前面にシートバックを配してなるトラ
    ンクフィニッシャ取付構造において、前記クリップは、
    大径の頭部と、該頭部に略直角状に支持された軸部とよ
    りなり、該軸部には、前記シートバックサポートに係合
    しうるトランクフィニッシャ取付用爪部と、前記シート
    バックサポートのフランジに係合しうるクリップ脱落防
    止用爪部とが形成されてなり、該クリップ脱落防止用爪
    部は、前記軸部より略対向状且つ該軸部を巻く方向に変
    形可能なように突出されてなることを特徴とするトラン
    クフィニッシャ取付構造。
JP1987142514U 1987-09-18 1987-09-18 トランクフイニッシャ取付構造 Expired - Lifetime JPH065265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987142514U JPH065265Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 トランクフイニッシャ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987142514U JPH065265Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 トランクフイニッシャ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447456U JPS6447456U (ja) 1989-03-23
JPH065265Y2 true JPH065265Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31408536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987142514U Expired - Lifetime JPH065265Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 トランクフイニッシャ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH065265Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003912A (ko) * 2000-06-24 2002-01-16 이계안 클립
JP4108494B2 (ja) * 2003-01-29 2008-06-25 カルソニックカンセイ株式会社 車両用フィニッシャ構造
JP4504828B2 (ja) * 2005-01-28 2010-07-14 林テレンプ株式会社 キャップ取付構造およびキャップ
JP6127474B2 (ja) * 2012-11-28 2017-05-17 三菱自動車工業株式会社 インストルメントパネルのボトムカバー取付け構造
JP6229435B2 (ja) * 2013-10-30 2017-11-15 トヨタ自動車株式会社 内装材固定具及び内装材固定構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942278U (ja) * 1982-08-04 1984-03-19 丸井産業株式会社 建物用サツシ枠の取付金具
JPS607309U (ja) * 1983-06-27 1985-01-19 株式会社 ニフコ プラスチツク製アンカ−形フアスナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6447456U (ja) 1989-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0429123Y2 (ja)
JP2002039132A (ja) 物品保持具
US20110219588A1 (en) Attachment structure of clip and mounting-subject member
JPH065265Y2 (ja) トランクフイニッシャ取付構造
JP2001317515A (ja) 保持具
JP2002531780A (ja) 固定締結具
JPH0448330Y2 (ja)
JP2001056070A (ja) ブラケット係止用クランプ
JP2001336673A (ja) クランプ
JP2654123B2 (ja) クリップ
JPH0313942Y2 (ja)
JPS6427379U (ja)
JP2585585Y2 (ja) 棒状体保持具
JP3485218B2 (ja) ワイヤーハーネス用グロメット
JP2604678Y2 (ja) グロメット
JP2000168443A (ja) 自動車用ルームミラー
JPH08187129A (ja) 天板及び脚の連結装置
JP2516291Y2 (ja) 取付け具
JPS5850096Y2 (ja) シ−ト状物の取付構造
JPH0721027Y2 (ja) スピーカキャビネット取付け構造
JP2504695Y2 (ja) クリップ
JPH0657263U (ja) 掛止具付きのボールチャック
JP2756753B2 (ja) 高保持力クリップ
JPH0685909U (ja) 伸縮ポール
JPH0573386U (ja) ワイヤハーネス用クランプ