JPH0652561B2 - 回転トランス - Google Patents

回転トランス

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JPH0652561B2
JPH0652561B2 JP59185856A JP18585684A JPH0652561B2 JP H0652561 B2 JPH0652561 B2 JP H0652561B2 JP 59185856 A JP59185856 A JP 59185856A JP 18585684 A JP18585684 A JP 18585684A JP H0652561 B2 JPH0652561 B2 JP H0652561B2
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winding
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rotary transformer
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洋詞 寒竹
良廣 藤本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダーの回転ヘッドシリンダ
ーに用いる回転トランスに関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、ビデオテープレコーダーの需要が増え、安くて性
能の良い製品が数多く望まれている。
以下図面を参照しながら従来の回転トランスについて説
明する。第1図は従来の回転トランスを回転ヘッドシリ
ンダーに固定した状態の一部を示す断面図であり、第2
図は同回転トランスの巻線取出部下面図である。
回転トランス固定側10は、コア12の巻線溝14に巻
線16を施し、巻線16は小穴18を通って巻線溝14
の反対面にとり出し、保護チューブ20を通して溝22
に接着し、構成されている。回転トランス固定側10は
外周方向に出された巻線16と保護チューブ20とを、
下シリンダー24に設けられた穴26を通し、下シリン
ダー24に固定している。下シリンダー24には、軸受
(図示せず)によって回転自在に保持された回転トラン
ス回転側26が、回転トランス固定側10と対向する位
置に配置され、ビデオヘッド(図示せず)からの映像信
号を回転トランス固定側10へ非接触で伝達する。
しかしながら、上記のような構成においては、巻線1
6を保護チューブ20に通すので製造の工数がかかる。
コア12に保護チューブ20を接着するための溝22
を加工するので、加工工数がかかる。コア12の巻線
溝16と反対側に溝22を加工するので、前記コア12
の厚さが厚くなり薄形化できない。回転トランス固定
側10を下シリンダー24に固定する際、巻線16と保
護チューブ20を穴26に通しながら固定するので作業
が難しい。巻線16の端部を下シリンダー24の外で
半田付処理するので断線しやすい。下シリンダー24
の外周に穴26を加工するので、前記下シリンダーの精
度が狂いやすい。という問題点を有していた。
発明の目的 本発明の目的は組立作業がやりやすく、信頼性の高い回
転トランスを提供することである。
発明の構成 本発明の回転トランスは、回転ヘッドシリンダーの映像
信号を非接触で伝達するための、複数チャンネルの巻線
が同心円に巻かれた平面対向型回転トランスであって、
複数チャンネルの巻線を回転トランスの対向面とは反対
の面に引き出し、巻線の最内周チャンネルの引き出し部
と、最外周チャンネルの引き出し部のどちらをもおおう
位置寸法の導電性部材より成るピンを植立した絶縁部材
より成るターミナルを接着し、巻線を前記ターミナルの
ピンに半田付し、また、ターミナルは開口部を有したリ
ング型状であり、かつターミナルの回転トランスへの接
着部に切欠きを有し、切欠き部が巻線をまたぐように回
転トランスの対向面とは反対の面に接着し、ターミナル
の開口部より巻線を通してターミナルに植立したピンに
巻付半田付するようにし、さらに回転トランスのチャン
ネり数をn(nは正の整数)チャンネルとすると、nチ
ャンネルに対応してターミナルのピン数は2n本とし、
隣接した2本のピンに同一チャンネルの巻線の巻始めと
巻終りを配線し、平行に導体を設けたプリント基板で配
線できるように構成したものであり、これにより回転ト
ランスの低コスト化,組立性の向上,回転トランス性能
の向上等を得られるものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第3図は本発明の一実施例に係る回転トランスを回転ヘ
ッドシリンダーに固定した状態の一部を示す断面図であ
り、第4図は同回転トランスの巻線取出部下面図、第5
図は第4図のA−A′断面図、第6図は第3図に示すプ
リント基板のパターン図である。
回転トランス固定側30は、コア32の巻線溝34に巻
線36を施し、巻線36は小穴38a,38bを通って
巻線溝34の反対面にとり出し、ターミナル40の植立
された導電性のピン42に巻付半田付して構成されてい
る。前記ターミナル40は前記巻線溝34の外側巻線溝
34aと内側巻線溝34bとに設けられた小穴38aと
38bのどちらをも覆うようにコア32に接着されてお
り、これによって小穴38a,38bよりとり出された
巻線36が前記ターミナル40の外へ露出することはな
い。また、ターミナル40のコア32との接着部には溝
44が形成されており、小穴38a,38bよりとり出
された巻線36を踏むことがないように接着されてい
る。また、ターミナル40には開口部46が形成されて
おり、これによってターミナル40をコア32に接着す
る際、小穴38a,38bよりとり出した巻線36を矢
印B方向に規制しておいてターミナル40をコア32に
接着し、巻線36を起こすと、巻線36は開口部46を
通って穴48に入り込み、ピン42への巻付半田作業が
可能となる。この様に構成された回転トランス固定側3
0をターミナル40が下シリンダー50に設けられた穴
52に合致するような位置に固定している。下シリンダ
ー50には、軸受(図示せず)によって回転自在に保持
された回転トランス回転側54が、回転トランス固定側
30と対向する位置に配置され、ビデオヘッド(図示せ
ず)からの映像信号を回転トランス固定側30へ非接触
で伝達する。
回転トランス固定側30の、下シリンダー50の穴52
を通ったターミナル40のピン42へは、プリント基板
56を挿入、半田付し、ビデオヘッド(図示せず)の信
号を伝達する。ターミナル40のピン42は、隣接した
ピンへ同一チャンネルの巻線36の巻始め、巻終りが半
田付されている。これによってプリント基板56のパタ
ーンは第6図に示すように同一チャンネルの配線が平行
して引出すことができるので、外部電波の影響を受けに
くく、SN比の良好な信号が得られる。
以上のように本実施例によれば、回転トランス固定側3
0はターミナル40を接着し、ピン42に巻線36を半
田付したことによって下シリンダ−50への取付作業が
きわめて簡単になっている。また、ターミナル40に溝
44と、開口部46を形成することによって前記巻線3
6をターミナル40の穴48に通す必要がなく、ターミ
ナル40のコア32への接着がきわめて簡単に行なえ
る。また、ターミナル40で、コア32の小穴38a,
38bを覆っているので、巻線36がターミナル40の
外へ露出することなく、断線の恐れがない。さらに、平
行なパターン58を形成したプリント基板56で配線す
るので、外部電波の影響を受けにくく、SN比の良好な
画像が得られるものである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は回転トランス
の巻線をターミナルに処理しているので断線の恐れがな
い。また、ターミナルに開口部を設けているので、ター
ミナルに巻線を通すことなく配線できる。さらに隣接し
たピンに同一チャンネルの巻始めと巻終りを配線してい
るので、平行なパターンを配したプリント基板で配線で
き、外部電波の影響も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転トランスを用いた回転ヘッドシリン
ダーの一部断面図、第2図は同回転トランスの巻線取出
部の下面図、第3図は本発明の一実施例における回転ト
ランスを用いた回転ヘッドシリンダーの一部断面図、第
4図は同回転トランスの巻線取出部の下面図、第5図は
同第4図のA−A′断面図、第6図は同第3図に示すプ
リント基板のパターン図である。 30……回転トランス固定側、36……巻線、38a,
38b……小穴、40……ターミナル、42……ピン、
44……溝、46……開口部、48……穴、56……プ
リント基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドシリンダーの映像信号を非接触
    で伝達するためのn(nは正の整数)チャンネルの巻線
    が同心円に巻かれた平面対向型回転トランスであって、
    前記nチャンネルの巻線を前記回転トランスの対向面と
    は反対の面に引出し、前記巻線の最内周チャンネルの引
    出し部と、最外周チャンネルの引出し部のどちらをも覆
    い得る寸法の、開口部を有したリング形状で、回転トラ
    ンスへの固定面に凹形状の切欠きを有するとともに、前
    記nチャンネルに対応して2n本の導電性のピンを植立
    した絶縁部材より成るターミナルを、前記ターミナルの
    切欠きの凹部が巻線をまたぐ位置で回転トランスの対向
    面とは反対の面に接着し、前記ターミナルの開口部より
    巻線を通して前記ターミナルの隣接した2本のピンに同
    一チャンネルの巻線の巻始めと巻終りを巻付け配線する
    と共に、平行に導体を設け、前記ターミナルのピンの各
    々に対応した位置に穴を有したプリント基板を、前記タ
    ーミナルのピンに挿入して半田接続し、配線するように
    したことを特徴とした回転トランス。
JP59185856A 1984-09-05 1984-09-05 回転トランス Expired - Fee Related JPH0652561B2 (ja)

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JP59185856A JPH0652561B2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05 回転トランス

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JPS6163906A JPS6163906A (ja) 1986-04-02
JPH0652561B2 true JPH0652561B2 (ja) 1994-07-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59113502A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プガイドドラム装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163906A (ja) 1986-04-02

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