JPH065242B2 - プリント回路のテスト方法及び装置 - Google Patents

プリント回路のテスト方法及び装置

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JPH065242B2
JPH065242B2 JP61004454A JP445486A JPH065242B2 JP H065242 B2 JPH065242 B2 JP H065242B2 JP 61004454 A JP61004454 A JP 61004454A JP 445486 A JP445486 A JP 445486A JP H065242 B2 JPH065242 B2 JP H065242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.従来技術 C.発明が解決しようとする問題点 D.問題点を解決するための手段 E.実施例 e1.テスト装置(第1図) e2.テスト装置の動作 e3.テスト電流パルス(第2図) e4.モニタ(第3図、第4図、第5図) e5.自動測定システム(第6図) F.発明の効果 A.産業上の利用分野 この発明はプリント回路ボードのテストに関し、特に断
線電流パルスの使用によって薄すぎる条片導電体を検出
することに関する。
B.従来技術 電子産業においては、きわめて多数のプリント回路ボー
ドが製造されている。そのような回路ボードは、しばし
ば、さまざまの電子素子を相互接続する多数の条片導電
体により構成される。条片導電体のうちには、回路ボー
ドの寸法に比較してより長いものもあり得る。広く受け
入れられている製造モードは、重層された回路の製造に
フォトリソグラフィを採用している。すなわち、絶縁基
板上に配置されたリボン状の導電体条片を形成するため
に、外側の金属層がエッチングされる。
条片導電体の電流輸送容量は、導電体の断面積、すなわ
ち厚さと幅に依存する。条片導電体の厚さは、その導電
体が形成される金属層の厚さによって規定される。一
方、条片導電体の幅はフォトリソグラフィ処理によって
実現され、そして条片導電体に所望の電流輸送容量を与
えるために、フォトリソグラフィ処理に使用されるマス
クのデザインの段階で選択することができる。
しかし、条片導電体の幅は、プリント回路ボードの製造
で要望される程度の精度で制御し得ないという問題が起
こる。その結果、その幅の公称値または予め選択した値
からの増減によって特徴づけられる幅の偏差が生じる。
特に関心を持たれるのは、導電体の幅の減少またはネッ
キングであり、このことは回路ボードに故障の虞れがあ
るという点で危険をもたらす。
導電体の断面積が減少した箇所では、物理的な応力によ
り切断が生じることがある。そして、そのような切断に
より導電体中の電流の流れが阻止され、回路ボード上の
電気回路の動作の欠陥を伴うことになる。さもなけれ
ば、導電体の断面積が減少した箇所で電流の流れに対し
て電気抵抗が高くなる。その結果、電流値が小さくなり
すぎて回路が適正に動作しない、ということがあり得
る。また、断面積が小さい箇所を通過する電流は、過剰
な熱を発生し、ついには導電体が溶断して回路が開放状
態になり、電流の流れが停止することがある。
上述の問題を解決する1つの試みは、すべての条片導電
体が適正に形成されているかどうかを確かめるために回
路ボードを視覚的に検査することである。しかし、視覚
検査は人的判断に依存している点で十分に満足であると
は言えず、くびれた領域は不規則な形状である場合があ
り、断面積を正確に測定することはできない。
視覚検査は、断線技術(burnout technigue)によって
容易化することができる。すなわち、断線技術において
は、断面積の減少した箇所を溶断または蒸発させるため
に十分な大きさの電流のパルスが条片導電体に加えら
れ、導電体中に目に見える開口がつくり出される。しか
し、そのような電流パルスは、回路ボードの他の部分の
損傷を避けるように注意深く制御されなくてはならな
い。この技術は特に壊れやすい回路ボードには適用を回
避されてきた。というのは、現在利用可能な電流制御回
路では、所望の制御レベルを得ることができないからで
ある。また、電流波形を微分すること等により断線を検
出する回路も、所望の制御レベルを与えない。すなわ
ち、断線技術を援用しても、視覚検査は時間を浪費し人
的な誤りを被りやすいので、不利である。
C.発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は、回路ボードの条片導電体を検査する
ために効果的に断線(burnout)電流パルスを与える方
法を提供することにある。
この発明の他の目的は、上記方法を実行するための装置
を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 上記従来技術に関して述べた問題点は、プリント回路ボ
ード上の導電ラインをテストするための、本発明に基づ
く方法及び装置によって克服され、さらに他の利点も得
られる。本発明によれば、ラインの電流導電容量をテス
トするために、そのラインに電流パルスが加えられる。
この電流パルスの振幅と長さは、約1mil平方(6.4
6×10-4mm2)より小さい断面積のラインの部分を断
線させるに十分なものである。この値はまた、一般的
に、回路ボード上で信頼できる回路の動作を保証するの
に適当である。そして、テスト中に断線が生じなけれ
ば、回路ボードのラインは適正に形成されていると考慮
される。しかし、断線が生じると、その回路ボードは、
修理または棄却するために組み立て作業から外されなく
てはならず、その回路のラインはもともと欠陥があった
と考慮される。
この電流パルスは、導電ラインのくびれた領域に過剰な
エネルギーが加えられる可能性を最小限に抑え以て回路
ボードの損傷を避けるために、キャパシタの部分的な放
電によって発生される。この電流は、キャパシタからテ
ストされるラインへ抵抗によって接続され、この抵抗は
テスト中に短絡回路が形成された場合の最大電流を制限
する。そして、この制限により、テスト手続の間に回路
ボードが損傷することが防止される。さらに、テストす
べきラインには、直列に、比較的小さい抵抗値の抵抗が
挿入される。この抵抗は、電圧降下をモニタすることに
よって、電流を測定するためのものである。パルス回路
またはパルス・スイッチは、パルス期間中にはキャパシ
タから抵抗にほぼ一定の電圧を与える。これに対応し
て、もしラインが適正に構成されていれば、一定の電流
がラインを流れる。
さらに、本発明によれば、ラインを流れる電流パルスの
波形の性質を検出するために予定の期間電流を観察する
ことを可能ならしめる基準信号を発生するための回路が
採用されている。すなわち、断線は、キャパシタの電圧
が抵抗を介してラインに加えられている間に、電流の急
激な減少をあらわす波形により認知される。この電流の
観察は、電流の振幅が導通テストにとって適正な範囲に
あることを確認するために電流の振幅をもモニタするモ
ニタ回路によって実行される。そして、断線または不適
正な電流範囲が検出されると、モニタ回路は、回路ボー
ドの損傷を防止するべく回路を停止させるために、パレ
ス回路に信号を供給する。本発明の上述の特徴は、直列
抵抗を測定して電流パルスが適正な値となるように抵抗
の値を補正し、その後回路ボードの導電ラインのテスト
を続行するためにパルス回路とタイミング回路を動作さ
せるようにした自動テスト・システムに適用することが
できる。
尚、本発明はプリント回路ボードにおける導電ラインの
テストに特に有用であるが、本発明の方法と装置は別の
導電体の電流輸送容量をテストする場合にも採用し得る
ことを理解されたい。
E.実施例 e1.テスト装置 第1図には、本発明に基づきプリント回路ボード24の
導電ライン22の電流輸送容量をテストするための装置
20が図示されている。テスト動作は、抵抗網28を介
してパルス回路26によりライン22に電流パルスを加
えることによって実行される。この電流パルスの振幅と
期間は、信頼性を保って電流の伝達を行うのに適当であ
ると考えられる基準断面積よりも小さい、狭いくびれた
断面形状をもつライン22の領域を断線させるに十分な
大きさである。本発明の適用する一つの例として示すな
ら、適当な基準断面積は1mil平方(6.46×10-4m
m2)である。
この電流パレスは、抵抗網28に介するキャパシタ30
の放電によって発生される。キャパシタ30は、初期的
には、電源32によって公称310ボルトにチャージさ
れる。ブリーダ回路34は、装置20によるテスト動作
が完了した時点でキャパシタ30を放電させるために、
キャパシタ30の両端に接続されている。電流感知抵抗
36は、その抵抗36の両端に接続されたモニタ40に
よってテスト・パルス電流の測定を可能ならしめるため
に、ライン22とアース38の間に接続されている。好
適な実施例においては、抵抗網28とライン22と感知
抵抗36の直列接続によって形成されるテスト電流経路
の全抵抗は、テスト電流パルスに約50アンペアの公称
電流値を与えるために約6.2オームである。テスト電
流パルスの期間は、回路ボード24の欠陥箇所から過剰
のエネルギーが放出されるのを防止するために、約50
マイクロ秒と、十分に短い。感知抵抗36の抵抗値はテ
スト電流経路の抵抗値よりも十分に小さく、好適な実施
例では0.05オームである。パルス回路26は、AN
Dゲート46を介してタイミング・ユニット44によっ
てパルス回路26に加えられる駆動信号に応答して動作
する電子スイッチ2を具備している。
テスト装置20はさらに、抵抗測定回路48を有してい
る。この回路48は、抵抗網28、ライン22及び感知
抵抗36を経由するテスト電流パルスの経路における全
抵抗を測定するために、モード選択スイッチ50によっ
て抵抗網28に接続されている。抵抗測定回路48内に
はパルス発生器52と、メータ56を接続してなるブリ
ッジ回路54を有している。電流パルス発生器52は、
ブリッジ54の上端と下端のノードに接続されている。
ブリッジ54は、周知の抵抗測定手段の例として図示さ
れており、4個の抵抗を有し、そのうちの1個は測定す
べきテスト電流経路となる。電流パルス発生器52は、
テスト電流経路の抵抗を測定するためにライン58上に
電流パルスを発生する。この抵抗測定電流パルスは、テ
スト電流パルスよりもはるかに小さく、好適には、振幅
が500ミリアンペアで期間が2ミリ秒である。
e2.テスト装置の動作 テスト装置20動作においては、回路ボード22にテス
ト電流パルスを加える前にテスト電流経路の抵抗が測定
される。この経路抵抗は、抵抗網28をライン58を介
して測定回路48を接続するようにモード・スイッチ5
0を動作させることにより測定される。そこで、パルス
発生器52がブリッジ54に電圧パルスを印加して、ラ
イン58上に測定パルスを発生する。メータ56により
感知される電圧はブリッジ54のバランス状態に依存し
ており、それゆえ、パルス発生器52の所与の値の出力
電圧に対してメータ56を校正しておくと、メータ56
の感知電圧は経路抵抗の測定手段として使用することが
できる。このメータ56は、手操作で測定し調節するア
ナログ読み取りメータでもよく、あるいは自動テスト・
システムに使用されるディジタル化された測定値を与え
るアナログ−ディジタル変換器であってもよい。テスト
電流パルスの振幅は、回路ボード24の損傷を防止する
程度には小さいが、回路接続の信頼性を保証するため
に、抵抗網28を回路ボード24に接続するプローブ6
0の任意の接触抵抗をブレーク・ダウンさせるには十分
な大きさである。
経路抵抗の測定の後、抵抗の所望の値は、スイッチの組
62を操作することにより達成される。すなわち、それ
ぞれのスイッチ62は、抵抗網28の個々の抵抗に接続
されている。ライン22の抵抗は、回路ボードの特定の
デザインに応じて10分の1のオーダーの抵抗から数オ
ームにまで亘る。全体の経路抵抗を所望の値にセットす
るため、抵抗網28における個々の抵抗の値が第1図に
示されている。このスイッチ62は手動操作してもよい
し、自動化システムではリレーとして動作することもで
きる。これにより、抵抗測定及びセット手続が完了する
と、装置20は、ライン22の電流輸送容量をテストす
るために、回路ボード24にテスト電流パルスを印加す
る準備完了となる。
タイミング・ユニット44は、テスト電流パルスを発生
しその結果ライン22を流れる電流パルスの波形をモニ
タするために、装置20、特にモニタ40で利用される
タイミング信号の組を発生するための周知の回路を具備
している。一例として、タイミング・ユニット44は、
トリガ・パルス発生器64と、遅延回路(DEL)66
と、3つの単安定フリップ・フロップ(MF)68、7
0及び72を有するものとして図示されている。ユニッ
ト44によって発生されるタイミング信号は、上述の駆
動信号と、このあと述べることになる、リセット信号と
印加信号とゲート信号である。トリガ・パルス発生器6
4はリセット信号を発生する。駆動信号と印加信号とゲ
ート信号はそれぞれ単安定フリップ・フロップ68、7
0及び72によって発生される。各フリップ・フロップ
68、70及び72は、予定の期間(または幅)のパル
スを発生するように予めセットされている。フリップ・
フロップ68と70は直接、トリガ・パルス発生器64
によってトリガされる。一方、フリップ・フロップは、
遅延回路66を介してトリガ・パルス発生器64によっ
てトリガされ、これにより、ゲート信号の先端は、第4
図に示すように、駆動信号と、印加(テスト電流)信号
の先端の後に発生する。リセット信号と、印加信号と、
ゲート信号はライン74によりモニタ40に接続され
る。後で述べる終了信号は、モニタ40によって発生さ
れ、回路ボード24を損傷から防護するために必要であ
る場合、テスト電流パルスの期間を短縮するために、ラ
イン76を介してANDゲート46に接続されている。
この終了信号は、駆動信号のパルス回路26への印加を
停止するためにANDゲート46を非導通にする働きを
もつ。
e3.テスト電流パルス 第2図を参照すると、回路ボード24に加えられモニタ
40及び感知抵抗36によって感知されたテスト電流パ
ルスの波形が図示されている。第2図では、3つの異な
る状況が考慮されている。第2図の左側には、回路ボー
ド24の中の適正に構成されたライン22を通過する電
流パルスの波形が図示されている。この波形はまた、抵
抗36の両端でテスト電流パルスの通過に応答して発生
した電圧の波形でもある。この波形は、第2図の中央及
び第2図の右側で、破線で示されているように繰り返え
される。第2図の中心には、例えばライン22の領域を
相当に制限しその結果抵抗の増加と電流の減少をもたら
すような切り込みによって、回路ボード24のライン2
2が欠陥を有しているような状況をあらわす波形が実線
で描かれている。電流が減少していることは、電流波形
の振幅が下がっていることにより明らかである。例え
ば、第2図において、ボード24の正常のライン導電体
中のテスト電流パルスに関連しては公称値である50ア
ンペアがあらわれているが、深く切り込まれたライン導
電体の場合、電流の振幅は42アンペアまで低下する。
そのような電流の低下は、モニタ40の動作では、欠陥
ライトと表示として使用される。このことは後で説明し
よう。
第2図の右側では、可能な2つの電流波形が実線で図示
されている。これら双方の波形は、はじめに適正な電流
振幅があらわれて次に、欠陥ラインの狭い部分の破断に
より電流振幅が低下することで特徴づけられる。このよ
うな状況では、テスト電流パルスの期間中に断線(burn
out)が生じる。そのような断線は、パルス波形内の時
間の前半または後半に生じ得るものであり、電流の低下
は、断線の状況に応じて異なる。そのような断線効果の
差異が実線で2つの異なる波形によって表示されてい
る。パルス波形の期間中の電流振幅の突然の低下は、モ
ニタ40の動作において欠陥ラインを表示するために使
用される。これについても後で説明する。
以上のように、プリント回路ボードにおけるラインの断
線に際しては、異なる2つの現象が見られた。すなわ
ち、深くくびれたラインは50アンペアのテスト・パル
スを加えると直ちに高抵抗を示し、この欠陥ラインを介
しての導電経路はテスト電流パルスの期間に亘って維持
される。テスト電流パルスの終了後、欠陥ラインの狭い
部分の断線によりラインが開放状態になっていることが
見出される。そのような状況は、第2図の中央に図示さ
れている。欠陥ラインの断線に関連する別の状況は、第
2図の右側に図示されている。この場合、ラインの抵抗
は、パルス期間中突然上昇し、導電経路は、パルス期間
中には再度維持される。パルスの終了後、ラインが開放
状態にあることが見出される。
尚、回路ボード24内のラインの長さは場合によって異
なり、短いラインが長いラインよりも小さい抵抗を示す
ことに注意されたい。約6オーム程度の抵抗値をもつ長
いラインの場合、電流テストの間放熱によりラインの抵
抗が増大することにも注意されたい。17〜25℃の温
度上昇が経験されることがあり、これによる抵抗値の上
昇は電流振幅の減少をもたらす。この効果は、抵抗網2
8にやや低い抵抗値の抵抗を挿入することにより補償す
ることができる。まは、キャパシタ30によって供給さ
れる電圧は、テスト電流パルスの期間中にわずかに減少
することにも注意されたい。310ボルトという公称パ
ルス電圧値においては、電流パルスの期間中に、キャパ
シタ30の放電によって約2ボルト電圧が低下する。テ
スト電流パルスの終了後、次の25ミリ秒の間に電源3
2がキャパシタ32を再チャージする。ブリーダ回路3
4は、連続的に50〜60ミリアンペアの電流を分流
し、システム20が遮断されたときにキャパシタ30を
迅速に放電させ、以て高電圧を解消して作業者を保護す
る働きを行う。
e4.モニタ 第3図を参照すると、第1図のモニタ40の詳細な構成
が図示されている。モニタ40は、断線検出回路78及
び高低電流検出回路80という2つの部分からなる。前
に述べたゲート信号と印加信号と、リセット信号がライ
ン74を介してモニタ40に入力され、終了信号がライ
ン76を介してモニタ40から送出される。断線検出回
路78は、第2図の右側に図示されたような状況を検出
するための利用される。高低電流検出回路80は、第2
図の中央に図示された低電流を検出するために利用され
る他、回路ボード24を保護するため過剰の電流を検出
するためにも利用される。モニタ40には、断線状況
と、高電流状況と、低電流状況を、装置20を操作する
作業者に報知するための表示装置82、84及び86が
それぞれ設けられている。
断線検出回路78は、感知抵抗36に接続されたバッフ
ァ・アンプ88と、アンプ88の出力端子に接続された
ピーク電圧検出器90と、検出器90の出力端子に接続
されたバッファ・アンプ92と、アンプ92の出力端子
に接続されたレベル・シフト回路94と、レベル・シフ
ト回路94及びアンプ88の双方の出力端子に接続され
たコンパレータ96と、コンパレータ96の出力端子に
接続された論理ユニット98とを具備している。バッフ
ァ・アンプ88は、その正入力端子を感知抵抗36の一
方の端子に接続する入力抵抗100と、その負入力端子
を感知抵抗36の他方の端子に接続する第2の入力抵抗
102と、アンプ88の出力端子をその負入力端子に接
続するフィードバック抵抗104と、アンプ88の正入
力端子をアースに接続する抵抗105を接続されてな
る。そして、抵抗100、102、104及び105の
抵抗値は、バッファ・アンプ88が単位利得を与えるよ
うに選択されている。ライン106は、アンプ88の出
力端子を、コンパレータ96の負入力端子、及び電流検
出回路80のコンパレータ108及び110に接続す
る。バッファ・アンプ88は、感知抵抗36に対して比
較的高いインピーダンスを示し、これにより抵抗36を
通過する電流の値に重大な変更がもたらされることなく
抵抗36の両端の電圧を測定することが可能となる。
ピーク電圧検出器90は、差動入力をもつアンプ112
と、アンプ112の正入力端子をバッファ・アンプ88
の正入力端子に接続する入力抵抗114と、それぞれの
ベースを抵抗キャパシタ結合回路120によってアンプ
112の出力端子に接続されてなる一対のトランジスタ
116及び118と、トランジスタ116のエミッタと
負電源(−V)との間に接続された抵抗122と、トラ
ンジスタ118のエミッタとアースの間に接続された抵
抗キャパシタ保持回路126とを備えている。結合回路
120は、アンプ112からトランジスタ116及び1
18に電流を直結するために、抵抗とキャパシタを並列
接続されてなる。回路126もまたキャパシタと抵抗を
並列接続されてなり、そのキャパシタは、トランジスタ
118のエミッタ電流によって与えられた電荷を蓄え
る。そして、この電荷は、保持回路126の抵抗を介し
てゆっくりと散逸する。トランジスタ118の保持回路
126との接続点にはピーク電圧検出器90の出力端子
が設けられている。この出力端子は直接バッファ・アン
プ92の正入力端子に接続されている。トランジスタ1
16及び118のコレクタ端子は、正電圧源(+V)に
接続されている。
バッファ・アンプ92は、出力端子と負入力端子の間に
フィードバック抵抗128を接続され、単位利得を与え
るとともに、保持回路126に対して比較的高抵抗を示
す。これにより、回路126のキャパシタは、回路12
6の抵抗によって放電されるまで、電荷を保持しておく
ことが可能になる。
レベル・シフト回路94は、バッファ・アンプ92の出
力信号をコンパレータ96の正入力端子に直結するため
の手段を備えている。そして、レベル・シフト回路94
は、アンプ92の出力信号を、アンプ88からライン1
06上にあらわれる電圧からシフトさせるために、アン
プ92の出力信号にオフセット電圧を結合する。尚、ラ
イン106上の電圧は、感知抵抗36の両端にあらわれ
る電圧降下の瞬間的な値に追従するために、時間の関数
として変化することに注意されたい。バッファ・アンプ
92の出力端子にあらわれる電圧は、抵抗36の両端の
電圧降下のピーク値に保持され、この電圧降下は第2図
で示した波形に対応する。これにより、バッファ・アン
プ92の出力信号とレベル・シフト回路94のオフセッ
ト電圧の結合信号はコンパレータ96に基準信号を与
え、この基準信号に対して、ライン106上の瞬間的な
電圧値がコンパレータ96によって比較されるべきこと
になる。
レベル・シフト回路94は、アンプ92の出力端子をコ
ンパレータ96の正入力端子に接続する結合抵抗130
を備えている。レベル・シフト回路94はさらに、負電
源(−V′)とコンパレータ96の正入力端子の間に接
続された電流フィード抵抗132と、コンパレータ92
の正入力端子に接続されたコレクタをもちコレクタ電流
を抵抗132に流入させるトランジスタ134と、正電
源(+V)からトランジスタ134にエミッタ電流を与
えるポテンシオメータ回路136と、ポテンシオメータ
回路136の両端に基準電圧を実現し以てトランジスタ
134にエミッタ電流をもたらすためにトランジスタ1
34のベースと正電源(+V)の間に接続されたツエナ
ー・ダイオード138と、トランジスタ134のベース
をアースに接続する抵抗140とを具備している。この
トランジスタ134によって引き込まれる電流の量は、
ポテンツオメータ136のセット状態に依存し、その電
流は抵抗132を通過してその抵抗132の両端に電圧
降下をもたらす。そして、抵抗132の両端の電圧降下
は抵抗130の両端の電圧降下と結合されて、抵抗13
0によってバッファ・アンプ92からコンパレータ96
に接続された電圧のレベルにシフトをもたらす。
第4図及び第5図を参照すると、レベル・シフト回路9
4によってもたらされるレベル・シフトの量は約50mV
である。これら双方の図は、縦軸を電圧、水平軸を時間
としてモニタ40にあらわれる波形を示している。50
アンペアのテスト電流パルスは、0.05オームの感知
抵抗36の両端に2.5ボルトの電圧降下をもたらす。
こうして、第4図及び第5図の最上段の波形は2.5ボ
ルトのピーク電圧をもつ。前に述べたように、キャパシ
タ30(第1図)は310ボルトまでチャージされ、テ
スト電流パルスの期間に、2ボルトだけチャージ電圧が
低下する。第4図の電圧波形の2.5ボルトという値を
キャパシタ30(第1図)の310ボルトという値に比
較すると、キャパシタ30の放電に関連する電圧の減少
は、第4図に示された50ミリボルトという電圧オフセ
ットの約1/3であることが容易に分かる。この50ミ
リボルトのオフセットは、第4図の波形の電圧振幅のわ
ずか2%であり、電圧波形の全体の振幅よりもはるかに
小さい。このように、オフセットは、キャパシタ30の
放電に関連する電圧の降下をカバーするには十分に大き
く、また、欠陥ラインを検出するべく第2図に示すよう
な振幅の低下を検出し得るには十分な程度に小さい。
上述の信号電圧の関係と、ライン74上のタイミング信
号は、論理ユニット98によって、テスト電流パルスの
期間内に測定電流が降下するという断線状況の存在を検
出する際に利用される。この状況は、第2図の右側に図
示されている。論理ユニット98は、ANDゲート14
2と、2個のNANDゲート144及び146と、セッ
ト・リセット・フリップ・フロップとして構成されたラ
ッチ148と、OR回路150とを具備している。
論理ユニット98の動作は第4図及び第5図のさまざま
な波形図を参照することにより説明される。コンパレー
タ96の出力信号は第4図の上から2行目に図示されて
おり、コンパレータ96によってゲート142の一方の
入力端子に加えられる。第4図及び第5図の上から3行
目に示されているゲート信号は、ライン74を介してゲ
ート412の第2の入力端子、及び電流検出回路80の
ANDゲート152の一方の入力端子に伝達される。ゲ
ート信号の立ち上がりは、テスト電流パルスの立ち上が
りよりもわずかに後に発生する。これは、テスト電流パ
ルスの印加直後に回路ボード24のライン22に存在す
る虞れのある過渡的な信号を論理ユニット98が感知し
ないようにするためである。ゲート信号が遅延して発生
するのは、第1図に関連して説明した遅延回路66の作
用による。第4図及び第5図に示すように、コンパレー
タ96の出力信号は、テスト電流パルスの振幅が、ピー
ク電圧検出器90及びレベル・シフト回路94によって
設定された基準レベル以下に下降するまで低レベルある
いは論理0値を有する。断線が生じない場合(第4
図)、コンパレータ96のその出力は、テスト電流パル
スの終了時に高レベルあるいは論理1に立ち上がる。断
線が生じた場合(第5図)、テスト電流パルスの振幅
は、より早期に、コンパレータ96に加えられた基準レ
ベルよりも下降する。すなわち、この場合、コンパレー
タ96の出力は、第4図に示すよりも早期に立ち上が
る。ゲート142は、コンパレータ96の信号とゲート
信号とがともに論理1の状態にあるとき論理1の信号を
与える。ゲート142の出力信号はゲート144によっ
て印加信号と結合され、ラッチ148をセットするため
の出力論理信号となる。ラッチ148のセット動作は、
断線時に起こる。第5図を参照すると、ラッチ148の
セット動作は、コンパレータ96の出力信号が論理0か
ら論理1に遷移する際に起こる。第4図の場合、コンパ
レータ96の出力信号の遷移は、印加信号の終了後に発
生し、この場合ゲート144によるラッチ148のセッ
トは生じない。ラッチ148の出力は、断線が生じたこ
とを知らせるために表示装置82に加えられる。ラッチ
148の出力はまた、ゲート146によって印加信号と
結合され、トリガ・パルス信号となる。このトリガ・パ
ルス信号はOR回路150により結合されライン76上
で上述した終了信号としてあらわれる。次にテスト電流
パルスを加える前に、回路ボード24の次のライン22
をテストするために、ラッチ148にはライン74から
リセット信号が加えられる。
(高低)電流検出回路80は、上述のゲート152とコ
ンパレータ108及び110と、2個のNANDゲート
154及び156と、2個のラッチ158及び160を
具備している。ラッチ158及び160はそれぞれ表示
装置84及び86を駆動する。ゲート152は、入力信
号において上述のゲート信号と印加信号とを受け入れ
る。コンパレータ108及び110はライン106上で
バッファ・アンプ88から上述の信号を受け取る。コン
パレータ108及び110の各々は、ライン106のア
ンプ信号を比較するための基準信号を個別に入力され
る。コンパレータ108に加えられる基準信号は3ボル
トの電圧値を有し、コンパレータ110に加えられる基
準信号は約2.25ボルトの電圧値を有している。第4
図の最初の行の信号を参照すると、感知抵抗36の両端
で感知される2.5ボルトという振幅値は、コンパレー
タ108及び110にそれぞれ加えられる基準電圧値の
中間の値である。こうして、2つのコンパレータ108
及び110は、抵抗36の両端の間の電圧波形の振幅す
なわちテスト電流パルスの振幅が所望の値の範囲にある
ことを確認するための窓の役割りを果たす。コンパレー
タ108及び110に加えられる2つの基準電圧信号
は、電圧源(+V)とアースの間に接続された電圧分割
器等の任意の手段によって供給することができる。
動作においては、ゲート152は、その2つの入力端子
に、ゲート信号と印加信号が同時に存在することに応答
して論理1出力信号を発生する。ゲート152の論理1
出力信号は、コンパレータ108及び110のそれぞれ
の出力信号をラッチ158及び160に対してゲートす
るために、ゲート154及び156の各々に加えられ
る。そして、ライン106上の電圧が3ボルトを超える
ような、テスト電流パルスが過剰に大きい振幅をもつ事
態が生じた場合、コンパレータ108が論理1信号を発
生し、この論理1信号は、ゲート152からの論理1信
号と結合されてゲート154を作動させ、これによりラ
ッチ158がセットされる。同様に、ライン106上の
信号の振幅が2.25ボルトを下回るような、テスト電
流パルスが小さすぎる事態が生じた場合、コンパレータ
110が論理1信号を発生し、この論理1信号はゲート
152の論理1信号と結合されてゲート156を作動さ
せ、これによりラッチ106がセットされる。ゲート1
54の出力信号は、ラッチ158のセット端子に接続さ
れるのみならず、OR回路150の入力端子にも加えら
れる。同様に、ゲート156の出力信号は、ラッチ16
0のセット端子に加えられるのみならず、OR回路15
0の入力端子にも加えられる。従って、テスト・パルス
中に過剰の電流が生じた場合、ゲート154の出力信号
はOR回路150を介して接続されライン76上に終了
信号としてあらわれ、また、表示装置84がラッチ15
8により作動され過剰な高電流であることを表示する。
同様にテスト・パルスの電流が低すぎる場合、ゲート1
56の出力信号がOR回路150を介して接続されライ
ン76上に終了信号としてあらわれ、また、電流が低す
ぎることを表示するために、ラッチ160が表示装置8
6を作動させる。これにより、ライン76上の終了信号
は、断線検出回路78によって与えられる、テスト電流
パルス期間内に生じた断線の存在時と、コンパレータ1
08及びゲート154によって与えられる、異常に高い
電流の場合と、コンパレータ110及びゲート156に
よって与えられる、異常に低い電流の場合に付勢され
る。ライン76上の終了信号は、第1図に関連して説明
したように、回路ボード24に対する損傷を防止するた
めに、テスト電流パルスをターン・オフさせる。
e5.自動測定システム 第6図を参照すると、テスト装置20のテスト処理を自
動的に行うために、装置20の素子と、それらの素子を
制御するためのコンピュータ164とを有するシステム
162が図示されている。このシステム162はさら
に、パルス発生カード166と、ディジタル・インバー
タ168と、NANDゲート170と、高電圧パルス発
生器172と、抵抗選択カード174と、エラー検出カ
ード176と、断線シミュレータ178と、抵抗測定カ
ード180と、表示マルチプレクス・カード182とを
具備している。
第1図においては、テスト電流経路の初期測定が、モー
ド選択スイッチ50と、抵抗網28と、プリント回路ラ
イン22と、感知抵抗36を介して行なわれるものとし
て図示されている。それに対応して、システム162
は、第6図に示すように、高電圧パルス発生器172か
ら抵抗選択カード174、プローブ60、回路ボード2
4及び感知抵抗36を介して延長されたテスト電流経路
により初期測定を実行する。高電圧パルス発生器172
は第1図における電源32、ブリーダ回路34、キャパ
シタ30及びパルス回路26を具備している。抵抗選択
カード174は第1図の抵抗網28を有している。抵抗
選択カードは、第1図の抵抗測定回路48を有してい
る。そして、スイッチ50(第1図)のモード選択機能
はコンピュータ164(第6図)内で実行される。第1
図のメータ56は、アナログ−ディジタル変換器(図示
しない)によって実施され、その際、コンピュータ16
4がディジタル出力を読み取る。第6図は、コンピュー
タ164と抵抗測定カード180との接続、及び抵抗選
択カード174とコンピュータ164との接続を含む、
システム162の素子間を接続するディジタル・バスや
アナログ信号ラインを図示する。コンピュータ164
は、抵抗測定カード180を作動させて、抵抗選択カー
ド174により回路ボード24に測定電流パルスを加え
る。そして、テスト電流経路の抵抗値を読みとると、次
にコンピュータ164は、所望の経路抵抗値(典型的に
は6.2オーム)を達成するように個々のスイッチ62
(第1図)を操作するために、抵抗選択カード174の
リレーの組を動作させる。その後、コンピュータ164
は、ゲート170を介して高電圧パルス発生器172に
制御信号を加えることによって、高電圧パルス発生器1
72を動作させる。約50アンペアのテスト電流パルス
を供給するために高電圧パルス発生器172を動作させ
ると(第1図のキャパシタ30とスイッチ42に関連し
て述べたように)310ボルトの電圧パルスが低下す
る。第1図の容量的放電回路とパルス発生器172を使
用することは、電流源を使用することよりも好ましい。
というのは、電流源を使用すると、断線時のエネルギー
が大きくなり、従って回路を損傷しやすくなるからであ
る。
エラー検出カード176は、電源振幅と、パルス幅と、
回路経路の全抵抗をモニタするための回路を含むのみな
らず、断線またはその他の不適当な電流状態が存在する
ときにテスト電流パルスを遮断する働きをもつモニタ4
0(第1図)をも組み込んでなる。
断線シミューレタ178は、モニタ40の断線検出動作
が適正であることを補償するために診断モードでシステ
ム162を動作させるという、第1図の装置20にはな
い機能を実行するための回路を含んでいる。また、表示
マルチプレクス・カード182は、電流パルスの振幅、
幅、または回路経路抵抗を表示する際に、エンジニアリ
ング及び保守に支援を与えるのに有用である。
パルス発生カード166は、タイミング・ユニット44
(第1図)に対応する回路を含み、モニタ40(第1図
及び第3図)に加えられる印加信号を発生する。印加信
号の発生においては、テスト電流パルスの立ち上がり及
び立ち下がり時間のための余裕を与えるために、印加信
号の幅を55マイクロ秒に延長することが望ましい。
装置20の回路とシステム162をさらに比較すると、
ゲート170は、断線またはその他の障害が生じた際
に、テスト電流パルスを終了させるために、コンピュー
タ164及び、モニタ40を含むエラー検出カード17
6と協働する。それゆえ、ゲート170の機能は、ゲー
ト46(第1図)及びOR回路150(第3図)によっ
て与えられる機能に類似している。インバータ168
は、パルス発生カード166からゲート170に供給さ
れるタイミング信号に適切な論理状態を与えるために、
採用されている。表示マルチプレクス・カード182
は、システム162の別の素子からデータ信号を受け取
る。このデータ信号は第6図に示すバスを介して伝達さ
れる。そしてカード182は、自動テスト装置(図示し
ない)のフロント・パネルに存在する表示装置(図示し
ない)にデータを伝達する。
第6図のシステム162に関する上述の記載から、本発
明の装置20を、回路ボード中でプリント回路ラインの
電流輸送容量を変化させるための自動テスト・システム
に組み込むことを可能とするような方法で構成されてい
ることが明らかであろう。
F.発明の効果 以上のように、この発明によれば、プリント回路の条片
導電体のテストを断線技術を様いて迅速且つ正確に実行
するための方法及び装置が与えられる。また、この装置
は、コンピュータ支援の自動化システムによく適合す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のテスト装置の構成及びその結線を示
す回路ブロック図、 第2図は、テスト電流パルスの波形をあらわす図、 第3図は、第1図のテスト装置の構成の一部をなすモニ
タの詳細な回路ブロック図、 第4図及び第5図は、テスト電流パルス、バッファ出
力、コンパレータ出力、ゲート信号、印加信号及び駆動
信号の波形及び発生タイミングをあらわす図、 第6図は、第1図の装置が組み込まれる自動化システム
の回路ブロック図である。 22‥‥プリント回路ボードのテストされる導電ライ
ン、28‥‥抵抗網、36‥‥電流感知抵抗、32‥‥
電源、30‥‥パルス発生用キャパシタ、42‥‥パル
ス発生用スイッチ、40‥‥モニタ、44‥‥タイミン
グ・ユニット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テストすべきプリント回路上の導電体と電
    流感知抵抗を含む直列抵抗経路を構成し、 上記導電体のテストをモニタするための時間枠を設定
    し、 上記時間枠内に、上記抵抗経路を介して上記導電体にテ
    スト電流パルスを加え、 上記時間枠の間に上記電流感知抵抗を流れる電流の振幅
    をモニタして上記導電体中を流れる電流の導通状態を測
    定し、 上記導通状態に応じて上記プリント回路の損傷を防止す
    るよう上記電流パルスを制御する段階を含む、 上記導通状態の変動によりプリント回路の良否を判定す
    るプリント回路のテスト方法。
  2. 【請求項2】上記振幅のモニタは、上記時間枠内におけ
    る電流振幅の変化の存在を測定するために、時間の関数
    として実行される特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】上記パルスの引加は、キャパシタの放電に
    よって実行される特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】プリント回路の導電体の電流輸送容量をテ
    ストするための装置において、 上記導電体およびこれに直列に接続された電流感知抵抗
    からなる直列抵抗経路と、 所定の断面積よりも小さい断面積をもつ上記導電体の狭
    められた領域を所定の時間内に断線させるに十分な電力
    を有するテスト電流パルスを上記直列抵抗経路に加える
    手段と、 上記直列抵抗経路を流れる電流の波形を時間の関数とし
    てモニタするための手段と、 上記電流の波形の変化が上記導電体に断線が生じたこと
    を示すとき、上記テスト電流パルスを遮断する手段と、 を具備するプリント回路のテスト装置。
JP61004454A 1985-04-01 1986-01-14 プリント回路のテスト方法及び装置 Expired - Lifetime JPH065242B2 (ja)

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