JPH0652366U - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH0652366U
JPH0652366U JP8565492U JP8565492U JPH0652366U JP H0652366 U JPH0652366 U JP H0652366U JP 8565492 U JP8565492 U JP 8565492U JP 8565492 U JP8565492 U JP 8565492U JP H0652366 U JPH0652366 U JP H0652366U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
coil
temperature
fuse
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8565492U
Other languages
English (en)
Inventor
靖裕 伊藤
勇治 本間
純一 清原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP8565492U priority Critical patent/JPH0652366U/ja
Publication of JPH0652366U publication Critical patent/JPH0652366U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径寸法を大形にすることなく、コイルの発
熱に対して正確に温度ヒューズが動作して、ステッピン
グモータの破損を防止する。 【構成】 ボビン11に巻回されたコイル14の表面に
接触するように、温度ヒューズ27を取り付けてステッ
ピングモータを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はステッピングモータに関するものであり、特に、温度ヒューズ付のス テッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータを使用中に、何らかの原因によってステッピングモータが ロックされた場合には、ステッピングモータのコイルに大電流が流れて発熱する 。或いは、モータドライブ回路が誤動作して、ステッピングモータのコイルに電 流が流れ続けた場合にもコイルが発熱する。コイルの発熱が続くとステッピング モータの回転が停止し、故障状態に至ることになる。
【0003】 従来のステッピングモータには発熱を検出する温度センサを設けたものは殆ど なく、例えば実開平4−58069号公報記載の温度ヒューズ付きモータが知ら れている程度である。該公報記載のモータは、モータの外筐の表面に温度ヒュー ズを接触させて支持部材にて固定してある。そして、モータ内のコイルが発熱し て外筐に熱が伝導し、所定温度に達したときに温度ヒューズが切断されるように 構成してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実開平4−58069号公報記載のモータは、発熱に対して温度ヒューズが切 断し、モータの破損を防止している。然し、モータの外筐の表面に温度ヒューズ を固定してあるため、モータの形状が大になるとともに温度ヒューズの取付位置 が限定される。従って、コイルの発熱が温度ヒューズに伝導されるまでに時間が 掛かり、且つ、検出温度にばらつきが発生し、温度ヒューズが切断する以前にモ ータが破損することもある。
【0005】 そこで、外形寸法を大形にすることなく、且つ、コイルの発熱に対して正確に 温度ヒューズが動作して、モータの破損を防止するために解決すべき技術的課題 が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、ボビンに巻回され たコイルの表面に接触するように、温度ヒューズを取り付けたステッピングモー タを提供するものである。
【0007】
【作用】
ステッピングモータがロック状態になったり、モータドライブ回路が誤動作し たときは、ステッピングモータのコイルに大電流が流れて発熱する。ボビンに巻 回されたコイルの表面に、温度ヒューズが接触するように取り付けられているた め、コイルの発熱に対して熱伝導の遅れがなく、所定温度に達したときに温度ヒ ューズが確実に切断する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述する。図1及び図2はステッピン グモータのボビン11を示したものであり、上下二段に形成されたボビンの巻線 部12,13にコイル14,15を巻回し、夫々のコイルの巻始め14a,15 aを中継基板16の端子17,18へはんだ付し、夫々のコイルの巻終り14b ,15bを中継基板16の端子19,20へはんだ付する。該中継基板16には 上記端子17乃至20のほか、COM端子21、ヒューズ端子22,23等が設 けられている。
【0009】 図1に示すように、中継基板16の各端子には引出線24,24…をはんだ付 してあり、該引出線24,24…の他端にコネクタ25を設けてある。該引出線 24,24…にはリードホルダ26を遊挿してあり、ボビン11にケース(図示 せず)を外装した後に、リードホルダ26によって中継基板16を被蔽し、引出 線24,24…のはんだ付部分を保護する。
【0010】 図1及び図2に示すように、前記コイル14の表面に温度ヒューズ27を設け 、そのリード28,29をコイル14の外周に沿って湾曲し、夫々のリード28 ,29の端部を前記中継基板16のヒューズ端子22,23へはんだ付する。該 温度ヒューズ27はコイル14の表面に接触するように取り付けられ、ボビンの 巻線部12の外側からポリエステルテープ(図示せず)を貼着する。
【0011】 斯くの如く組み立てられたボビン11に、図示しないロータ、ケース等を取り 付けてステッピングモータを完成させる。該ステッピングモータを電子機器へ組 み付けて作動状態にした場合に、何らかの原因で万一、ステッピングモータがロ ック状態になったり、モータドライブ回路が誤動作したときは、前記コイル14 ,15に大電流が流れる。然るときは、コイル14,15が発熱するが、温度ヒ ューズ27が発熱を感知し、更に、所定温度以上に上昇した場合には温度ヒュー ズ27が切断して、コイル14,15への通電を遮断する。
【0012】 斯かる場合、前述したように、コイル14の表面に接触するように温度ヒュー ズ27を取り付けてあるため、コイル14,15の発熱に対して温度ヒューズ2 7が即座に対応し、熱伝導の遅れを生じることなく、所定温度に達したときに確 実に温度ヒューズ27が切断する。依って、従来型と比較して、コイルの発熱に 対する検知温度のばらつきがなくなり、ステッピングモータの破損を防止するこ とができる。又、ボビン11に巻回されたコイル14の表面部分に温度ヒューズ 27を設けたことにより、ステッピングモータの外径寸法が温度ヒューズのため に大形化することがなく、回路基板への取り付けスペースが小となる。
【0013】 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記一実施例に詳述したように、ステッピングモータのコイルの発熱 に対する検知温度のばらつきが解消され、所定温度で確実に温度ヒューズが切断 するため、ステッピングモータの破損防止の信頼性が著しく向上する。又、ステ ッピングモータの外径寸法が大形になることがなく、ステッピングモータの取り 付けスペースを小にすることができるとともに、部品点数が減少してコストダウ ンにも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステッピングモータのボビンを示す正面図。
【図2】ボビンの一部切欠展開図。
【符号の説明】
11 ボビン 14,15 コイル 27 温度ヒューズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに巻回されたコイルの表面に接触
    するように、温度ヒューズを取り付けたことを特徴とす
    るステッピングモータ。
JP8565492U 1992-12-14 1992-12-14 ステッピングモータ Pending JPH0652366U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8565492U JPH0652366U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8565492U JPH0652366U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652366U true JPH0652366U (ja) 1994-07-15

Family

ID=13864819

Family Applications (1)

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JP8565492U Pending JPH0652366U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ステッピングモータ

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