JPH06141502A - 電動機の固定子 - Google Patents
電動機の固定子Info
- Publication number
- JPH06141502A JPH06141502A JP4172000A JP17200092A JPH06141502A JP H06141502 A JPH06141502 A JP H06141502A JP 4172000 A JP4172000 A JP 4172000A JP 17200092 A JP17200092 A JP 17200092A JP H06141502 A JPH06141502 A JP H06141502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- terminal case
- safety protection
- protection device
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/40—Structural association with grounding devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子ケ−ス1にて固定子巻線4の巻線端6と
電源用リ−ド線8と安全保護装置用リ−ド線12の接続
と安全保護装置11の収納を行なう。 【構成】 固定子鉄心5の外周部に取り付けた端子ケ−
ス1に安全保護装置11を収納するとともに、巻線端6
と安全保護装置用リ−ド線12とを接続端子7の一方に
接続して端子ケ−ス1に固定し、この端子ケ−スに端子
ケ−スカバ−2を結合させ、さらに電源用リ−ド線8を
雌型端子9にて保持したハウジング3とを結合する。 【効果】 巻線端6と電源用リ−ド線8と安全保護装置
用リ−ド線12との接続と安全保護装置11の収納が簡
単にできる。
電源用リ−ド線8と安全保護装置用リ−ド線12の接続
と安全保護装置11の収納を行なう。 【構成】 固定子鉄心5の外周部に取り付けた端子ケ−
ス1に安全保護装置11を収納するとともに、巻線端6
と安全保護装置用リ−ド線12とを接続端子7の一方に
接続して端子ケ−ス1に固定し、この端子ケ−スに端子
ケ−スカバ−2を結合させ、さらに電源用リ−ド線8を
雌型端子9にて保持したハウジング3とを結合する。 【効果】 巻線端6と電源用リ−ド線8と安全保護装置
用リ−ド線12との接続と安全保護装置11の収納が簡
単にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子巻線の巻線端と
電源用リ−ド線と安全保護装置用リ−ド線の接続と安全
保護装置の設置が容易に行なえる端子ケ−スを備えた電
動機の固定子に関するものである。
電源用リ−ド線と安全保護装置用リ−ド線の接続と安全
保護装置の設置が容易に行なえる端子ケ−スを備えた電
動機の固定子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の電動機の固定子構造を示
すもので、図において5は固定子鉄心、4は固定子鉄心
5に挿入される固定子巻線、6は固定子巻線4の端部か
ら出る巻線端、8は巻線端6と接続するための電源用リ
−ド線、22はこのリ−ド線の接続部の絶縁を確保する
ために保護する絶縁保護チュ−ブ、23はこの絶縁保護
チュ−ブを固定子巻線4に縛る結束糸である。上記のよ
うに、巻線端6と電源用リ−ド線8との接続はハンダ付
け等により接続し、その接続部に絶縁保護チュ−ブを通
して保護し、結束糸23で固定子巻線4に縛り付けてい
た。
すもので、図において5は固定子鉄心、4は固定子鉄心
5に挿入される固定子巻線、6は固定子巻線4の端部か
ら出る巻線端、8は巻線端6と接続するための電源用リ
−ド線、22はこのリ−ド線の接続部の絶縁を確保する
ために保護する絶縁保護チュ−ブ、23はこの絶縁保護
チュ−ブを固定子巻線4に縛る結束糸である。上記のよ
うに、巻線端6と電源用リ−ド線8との接続はハンダ付
け等により接続し、その接続部に絶縁保護チュ−ブを通
して保護し、結束糸23で固定子巻線4に縛り付けてい
た。
【0003】また、さらにコイル焼損を防ぐ過熱防止用
のサ−モスタット等の安全保護装置11を備えたものに
ついては、固定子巻線4のコイルエンド部の上部または
側部に結束バンド24等の結束部材で固定し、巻線端6
と電源用リ−ド線8間に安全保護装置用リ−ド線12を
接続する際には、上記同様の処理が必要であった。ま
た、このような接続方法であれば、固定子巻線の巻線端
の切断位置、リ−ド線との接続位置等の位置ずれがで
き、電源用リ−ド線の末端にバラツキが発生した。
のサ−モスタット等の安全保護装置11を備えたものに
ついては、固定子巻線4のコイルエンド部の上部または
側部に結束バンド24等の結束部材で固定し、巻線端6
と電源用リ−ド線8間に安全保護装置用リ−ド線12を
接続する際には、上記同様の処理が必要であった。ま
た、このような接続方法であれば、固定子巻線の巻線端
の切断位置、リ−ド線との接続位置等の位置ずれがで
き、電源用リ−ド線の末端にバラツキが発生した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のもの
は巻線端と電源用リ−ド線の接続作業及びこれに絶縁チ
ュ−ブを通す作業、糸縛り作業等の煩雑な手作業を必要
とし、また、巻線端を固定子巻線のコイルエンド部に糸
で固定するとき、巻線端が極めて細いので、これを損傷
する恐れがあった。また、最近は安全確保のためサ−モ
スタット等の安全保護装置を取り付けた電動機が多用さ
れており、上記の巻線端と電源用リ−ド線の接続と同様
に、次のような手作業を必要とする。サ−モスタット等
の安全保護装置を固定子巻線のコイルエンド部に結束バ
ンド等にて縛り付けたうえ、安全保護装置用リ−ド線と
巻線端とを接続し、また、もう一方の安全保護装置用リ
−ド線と電源用リ−ド線とを接続し、その各々に対して
接続部をハンダ付け等にて接続し、その接続部を絶縁チ
ュ−ブを通して、結束糸にて固定子巻線のコイルエンド
部に固定しなければならず、安全保護装置の取り付けが
面倒で時間がかかるうえ、手作業が多いため、作業者の
勘に頼るところが多く、安全保護装置の接続位置も不安
定となり品質にも問題があつた。この発明はかかる従来
の課題を解消するためになされたもので、巻線端と電源
用リ−ド線と安全保護装置との接続を簡単にできるとと
もに、安全保護装置と安全保護装置用リ−ド線の取り付
けも短時間に簡単に行なうことができ、信頼性の向上
と、コストの低減をともに達成できる電動機の固定子を
得ることを目的とする。
は巻線端と電源用リ−ド線の接続作業及びこれに絶縁チ
ュ−ブを通す作業、糸縛り作業等の煩雑な手作業を必要
とし、また、巻線端を固定子巻線のコイルエンド部に糸
で固定するとき、巻線端が極めて細いので、これを損傷
する恐れがあった。また、最近は安全確保のためサ−モ
スタット等の安全保護装置を取り付けた電動機が多用さ
れており、上記の巻線端と電源用リ−ド線の接続と同様
に、次のような手作業を必要とする。サ−モスタット等
の安全保護装置を固定子巻線のコイルエンド部に結束バ
ンド等にて縛り付けたうえ、安全保護装置用リ−ド線と
巻線端とを接続し、また、もう一方の安全保護装置用リ
−ド線と電源用リ−ド線とを接続し、その各々に対して
接続部をハンダ付け等にて接続し、その接続部を絶縁チ
ュ−ブを通して、結束糸にて固定子巻線のコイルエンド
部に固定しなければならず、安全保護装置の取り付けが
面倒で時間がかかるうえ、手作業が多いため、作業者の
勘に頼るところが多く、安全保護装置の接続位置も不安
定となり品質にも問題があつた。この発明はかかる従来
の課題を解消するためになされたもので、巻線端と電源
用リ−ド線と安全保護装置との接続を簡単にできるとと
もに、安全保護装置と安全保護装置用リ−ド線の取り付
けも短時間に簡単に行なうことができ、信頼性の向上
と、コストの低減をともに達成できる電動機の固定子を
得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、この発明に係る電動機の固定子は、接続端子にて巻
線端とはヒュ−ジングにて保持固定し、一方電源用リ−
ド線は雌型端子によりL字形状の接続端子の一方に接続
保持し、端子ケ−スの収納部に取り付けられたサ−モス
タツト等の安全保護装置用リ−ド線も、一方は巻線端と
もう一方は、電源用リ−ド線とを端子ケ−スに収納され
る接続端子とにより接続保持される構造となっている。
また、安全保護装置の取り付けは、端子ケ−スの収納部
に保持固定しているので、固定子巻線のコイルエンド部
の側部と対向した位置に取り付けられる。
に、この発明に係る電動機の固定子は、接続端子にて巻
線端とはヒュ−ジングにて保持固定し、一方電源用リ−
ド線は雌型端子によりL字形状の接続端子の一方に接続
保持し、端子ケ−スの収納部に取り付けられたサ−モス
タツト等の安全保護装置用リ−ド線も、一方は巻線端と
もう一方は、電源用リ−ド線とを端子ケ−スに収納され
る接続端子とにより接続保持される構造となっている。
また、安全保護装置の取り付けは、端子ケ−スの収納部
に保持固定しているので、固定子巻線のコイルエンド部
の側部と対向した位置に取り付けられる。
【0006】
【作業】この発明においては、端子ケ−スに収納する接
続端子にて固定子巻線の巻線端と電源用リ−ド線と安全
保護装置用リ−ド線とを相互接続する。そして、安全保
護装置及び安全保護装置用リ−ド線は、固定子巻線のコ
イルエンド部に結束糸等にて縛り付けることなく、端子
ケ−スの収納部に別々に保持固定する。また、端子ケ−
スは固定子鉄心の外周部に固定する。
続端子にて固定子巻線の巻線端と電源用リ−ド線と安全
保護装置用リ−ド線とを相互接続する。そして、安全保
護装置及び安全保護装置用リ−ド線は、固定子巻線のコ
イルエンド部に結束糸等にて縛り付けることなく、端子
ケ−スの収納部に別々に保持固定する。また、端子ケ−
スは固定子鉄心の外周部に固定する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて具体的に説明する。図1は本発明の端子ケ−ス1
に端子ケ−スカバ−2を取り付けて、さらにハウジング
3を取り付けて一体化した状態を示す側面断面図を示す
ものである。端子ケ−ス1は図に示すように固定子巻線
4が巻装された固定子鉄心5に固定する。図1で示すよ
うに端子ケ−ス1に固定子巻線よりの巻線端6をヒュ−
ジングにてL字形状の接続端子7に接続して端子ケ−ス
1に保持する。そして、接続端子7を覆うように端子ケ
−スカバ−2を取り付ける。さらに、電源用リ−ド線8
を固定した雌型端子9をハウジング3に保持するととも
に、このハウジングをも取り付けて結合する構成となっ
ており、巻線端6と電源用リ−ド線8は接続状態となり
導通される。よって、前記電源用リ−ド線8を先付けす
る必要がないため、従来のように固定子巻線から外部に
出ている電源用リ−ド線が邪魔にならないため作業性が
向上するとともに、電源用リ−ド線の接続はハウジング
の着脱のみでよいため互換性が保てる。また、必要によ
り端子ケ−スカバ−2の上部に設けた貫通穴10よりシ
リコン等の樹脂を流し込むことによって巻線端6との接
続部を封入絶縁することにより一層絶縁性の向上とな
る。
づいて具体的に説明する。図1は本発明の端子ケ−ス1
に端子ケ−スカバ−2を取り付けて、さらにハウジング
3を取り付けて一体化した状態を示す側面断面図を示す
ものである。端子ケ−ス1は図に示すように固定子巻線
4が巻装された固定子鉄心5に固定する。図1で示すよ
うに端子ケ−ス1に固定子巻線よりの巻線端6をヒュ−
ジングにてL字形状の接続端子7に接続して端子ケ−ス
1に保持する。そして、接続端子7を覆うように端子ケ
−スカバ−2を取り付ける。さらに、電源用リ−ド線8
を固定した雌型端子9をハウジング3に保持するととも
に、このハウジングをも取り付けて結合する構成となっ
ており、巻線端6と電源用リ−ド線8は接続状態となり
導通される。よって、前記電源用リ−ド線8を先付けす
る必要がないため、従来のように固定子巻線から外部に
出ている電源用リ−ド線が邪魔にならないため作業性が
向上するとともに、電源用リ−ド線の接続はハウジング
の着脱のみでよいため互換性が保てる。また、必要によ
り端子ケ−スカバ−2の上部に設けた貫通穴10よりシ
リコン等の樹脂を流し込むことによって巻線端6との接
続部を封入絶縁することにより一層絶縁性の向上とな
る。
【0008】次に端子ケ−スにおける安全保護装置の取
付構造について説明する。図1において、11は安全保
護装置、12は安全保護装置用リ−ド線である。13は
固定子巻線4のコイルエンドに近接して端子ケ−ス1に
設けた安全保護装置11と安全保護装置用リ−ド線12
を収納するために中央部に仕切り14を設けた収納部で
ある。以上の構成によれば、端子ケ−スの収納部13の
上部には安全保護装置11を収納固定するとともに、固
定子巻線4の温度を直接感知する安全保護装置11の感
温部が露出するように固定子巻線4のコイルエンド部に
近接するように窓15を設ける。
付構造について説明する。図1において、11は安全保
護装置、12は安全保護装置用リ−ド線である。13は
固定子巻線4のコイルエンドに近接して端子ケ−ス1に
設けた安全保護装置11と安全保護装置用リ−ド線12
を収納するために中央部に仕切り14を設けた収納部で
ある。以上の構成によれば、端子ケ−スの収納部13の
上部には安全保護装置11を収納固定するとともに、固
定子巻線4の温度を直接感知する安全保護装置11の感
温部が露出するように固定子巻線4のコイルエンド部に
近接するように窓15を設ける。
【0009】一方、安全保護装置用リ−ド線12を収納
固定する端子ケ−スの下部の収納部13には上部のよう
な窓は設けず、安全保護装置用リ−ド線12が固定子巻
線4のコイルエンドブ部とは直接接触しない構造となっ
ているので、安全保護装置及び安全保護装置用リ−ド線
の固定用の結束バンド及び結束糸が不要となり、製造工
程が簡略化される。また、下部の収納部13には安全保
護装置用リ−ド線12を保持するために突起部16を設
けているので、これ以上安全保護装置用リ−ド線12が
下降しないため、安全保護装置用リ−ド線12は固定子
鉄心5と固定子巻線4のコイルエンド部にも接触しない
構造となっているので、耐熱製の安全保護装置用リ−ド
線も絶縁保護チュ−ブも必要としない。
固定する端子ケ−スの下部の収納部13には上部のよう
な窓は設けず、安全保護装置用リ−ド線12が固定子巻
線4のコイルエンドブ部とは直接接触しない構造となっ
ているので、安全保護装置及び安全保護装置用リ−ド線
の固定用の結束バンド及び結束糸が不要となり、製造工
程が簡略化される。また、下部の収納部13には安全保
護装置用リ−ド線12を保持するために突起部16を設
けているので、これ以上安全保護装置用リ−ド線12が
下降しないため、安全保護装置用リ−ド線12は固定子
鉄心5と固定子巻線4のコイルエンド部にも接触しない
構造となっているので、耐熱製の安全保護装置用リ−ド
線も絶縁保護チュ−ブも必要としない。
【0010】次に図2により接続端子における巻線端と
電源用リ−ド線との接続について説明する。本発明の接
続端子に巻線端と電源用リ−ド線を接続した状態を示す
側面断面図である。接続端子は、導電性のある黄銅また
は銅とし、図2で示すように巻線端6と接続端子の接続
は、この巻線端の絶縁被膜をはく離することなく、直接
巻線端を接続端子のヒュ−ジング部17に挿入して挟み
付けてヒュ−ジングにて電気的機械的に圧着固定でき、
作業が簡単に確実にできる。また、図2に示すように電
源用リ−ド線8をかしめた雌型端子9を接続端子に挿入
して接続することにより、電動機の巻線端6と電源用リ
−ド線8とは接続できる。また、接続端子の底部には支
持足18を設けて、図1で示しているように端子ケ−ス
1に設けられた凹部19と嵌合して保持固定できる構造
となっている。
電源用リ−ド線との接続について説明する。本発明の接
続端子に巻線端と電源用リ−ド線を接続した状態を示す
側面断面図である。接続端子は、導電性のある黄銅また
は銅とし、図2で示すように巻線端6と接続端子の接続
は、この巻線端の絶縁被膜をはく離することなく、直接
巻線端を接続端子のヒュ−ジング部17に挿入して挟み
付けてヒュ−ジングにて電気的機械的に圧着固定でき、
作業が簡単に確実にできる。また、図2に示すように電
源用リ−ド線8をかしめた雌型端子9を接続端子に挿入
して接続することにより、電動機の巻線端6と電源用リ
−ド線8とは接続できる。また、接続端子の底部には支
持足18を設けて、図1で示しているように端子ケ−ス
1に設けられた凹部19と嵌合して保持固定できる構造
となっている。
【0011】図3は本発明の端子ケ−ス1に接続端子7
をセットして固定子巻線4が巻装された固定子鉄心5の
外周部に固定した状態を示す平面図である。図3で示す
ように端子ケ−ス1に接続端子7を固定し、固定子鉄心
5の外周部に保持固定する。
をセットして固定子巻線4が巻装された固定子鉄心5の
外周部に固定した状態を示す平面図である。図3で示す
ように端子ケ−ス1に接続端子7を固定し、固定子鉄心
5の外周部に保持固定する。
【0012】図4は本発明の端子ケ−ス1を固定子鉄心
5の外周部に固定した状態を示す要部底面図である。図
4で示すように端子ケ−ス1の取り付けは、固定子鉄心
5の外周部に設けた溝20と端子ケ−スに設けた凸部2
1とを嵌合させて固定する。
5の外周部に固定した状態を示す要部底面図である。図
4で示すように端子ケ−ス1の取り付けは、固定子鉄心
5の外周部に設けた溝20と端子ケ−スに設けた凸部2
1とを嵌合させて固定する。
【0013】
【発明の効果】以上の構成にすると、従来例と比較して
次の効果が得られる。 (1)本発明によれば、従来のように先付けにて巻線端
と電源用リ−ド線とを接続して置く必要がないため、電
源用リ−ド線が邪魔にならず作業性が向上し、自動化も
しやすくなり、使用条件の変化に対してもハウジングに
て電源用リ−ド線を接続するのみで対応でき、互換性が
はかれる。 (2)サ−モスタット等の安全保護装置の取り付けは、
端子ケ−スに安全保護装置及び安全保護装置用リ−ド線
を収納する収納部を設けて、収納固定する取付構造を採
用することにより、固定用の結束バンドや結束糸が不要
となる等製造工程の簡略化がはかれると共に安全保護装
置の取り付けが一定の位置に固定できるため品質が均一
となる。また、安全保護装置用リ−ド線が固定子鉄心に
も固定子巻線のコイルエンド部にも接触しない構造のた
め、耐熱製のリ−ド線も絶縁保護チュ−ブも必要としな
い。 (3)巻線端と電源用リ−ド線との接続は、巻線端を接
続端子のヒュ−ジング部に挿入してヒュ−ジングにて圧
着固定でき、また、電源用リ−ド線と接続端子との接続
は、雌型端子に電源用リ−ド線を取り付けておき必要な
時に雌型端子を接続端子に接続すれば、巻線端と電源用
リ−ド線は接続できるため、作業が楽にできる。 以上のように、従来の手作業の必要がなくなるため、品
質が安定し機械的に組立が可能となるため、従来の場合
と比較して一段とすぐれた効果のある電動機の固定子を
提供できる。
次の効果が得られる。 (1)本発明によれば、従来のように先付けにて巻線端
と電源用リ−ド線とを接続して置く必要がないため、電
源用リ−ド線が邪魔にならず作業性が向上し、自動化も
しやすくなり、使用条件の変化に対してもハウジングに
て電源用リ−ド線を接続するのみで対応でき、互換性が
はかれる。 (2)サ−モスタット等の安全保護装置の取り付けは、
端子ケ−スに安全保護装置及び安全保護装置用リ−ド線
を収納する収納部を設けて、収納固定する取付構造を採
用することにより、固定用の結束バンドや結束糸が不要
となる等製造工程の簡略化がはかれると共に安全保護装
置の取り付けが一定の位置に固定できるため品質が均一
となる。また、安全保護装置用リ−ド線が固定子鉄心に
も固定子巻線のコイルエンド部にも接触しない構造のた
め、耐熱製のリ−ド線も絶縁保護チュ−ブも必要としな
い。 (3)巻線端と電源用リ−ド線との接続は、巻線端を接
続端子のヒュ−ジング部に挿入してヒュ−ジングにて圧
着固定でき、また、電源用リ−ド線と接続端子との接続
は、雌型端子に電源用リ−ド線を取り付けておき必要な
時に雌型端子を接続端子に接続すれば、巻線端と電源用
リ−ド線は接続できるため、作業が楽にできる。 以上のように、従来の手作業の必要がなくなるため、品
質が安定し機械的に組立が可能となるため、従来の場合
と比較して一段とすぐれた効果のある電動機の固定子を
提供できる。
【図1】本発明の一実施例における端子ケ−スと端子ケ
−スカバ−とハウジングを一体化した側面断面図であ
る。
−スカバ−とハウジングを一体化した側面断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における接続端子に巻線端と
電源用リ−ド線を接続した状態を示す側面図である。
電源用リ−ド線を接続した状態を示す側面図である。
【図3】本発明の端子ケ−スを固定子鉄心に取り付けた
状態を示す要部平面図である。
状態を示す要部平面図である。
【図4】本発明の端子ケ−スを固定子鉄心に取り付けた
状態を示す要部底面図である。
状態を示す要部底面図である。
【図5】従来の固定子の正面図である。
1 端子ケ−ス 2 端子ケ−スカバ− 3 ハウジング 4 固定子巻線 5 固定子鉄心 6 巻線端 7 接続端子 8 電源用リ−ド線 9 雌型端子 10 貫通穴 11 安全保護装置 12 安全保護装置用リ−ド線 13 収納部 14 仕切り 15 窓 16 突起部 17 ヒュ−ジング部 18 支持足 19 凹部 20 溝 21 凸部 22 絶縁保護チュ−ブ 23 結束糸 24 結束バンド
Claims (3)
- 【請求項1】 固定子鉄心の外周に設けた溝内に端子ケ
−スの絶縁部材を固定し、かつ、この端子ケ−スに電源
用リ−ド線と固定子巻線の巻線端および電源用リ−ド線
と安全保護装置用リ−ド線を電気的に接続する接続端子
を収納するとともに、この端子ケ−スに固定子巻線のコ
イルエンド部との間に安全保護装置および安全保護装置
用リ−ド線装着用の収納部を設け、この収納部内に固定
子巻線と近接して安全保護装置と安全保護装置用リ−ド
線を収納したことを特徴とする電動機の固定子。 - 【請求項2】 端子ケ−スに端子ケ−スカバ−を結合し
て一体化した請求項1記載の電動機の固定子。 - 【請求項3】 端子ケ−スと端子ケ−スカバ−を結合し
た状態に、さらに電源用リ−ド線を固定した雌型端子を
収納したハウジングを結合して一体化した請求項1およ
び請求項2記載の電動機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172000A JPH06141502A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172000A JPH06141502A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 電動機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141502A true JPH06141502A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=15933668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4172000A Pending JPH06141502A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 電動機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141502A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7205690B2 (en) | 2003-07-18 | 2007-04-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motor for rotational-to-linear conversion with shaft seal |
CN105071576A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-11-18 | 广东威灵电机制造有限公司 | 包塑电源线总成结构 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4172000A patent/JPH06141502A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7205690B2 (en) | 2003-07-18 | 2007-04-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motor for rotational-to-linear conversion with shaft seal |
US7274122B2 (en) | 2003-07-18 | 2007-09-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motor which performs a rotational-to-linear motion conversion |
US7358632B2 (en) | 2003-07-18 | 2008-04-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Motor which performs a rotational-to-linear motion conversion |
CN105071576A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-11-18 | 广东威灵电机制造有限公司 | 包塑电源线总成结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100238907B1 (ko) | 회전전기의 스테이터 | |
US6744160B2 (en) | Device for connecting and insulating a thermal protector for electrical windings of motors | |
JPH06141502A (ja) | 電動機の固定子 | |
JP2949209B2 (ja) | 電動機の固定子 | |
JP3719615B2 (ja) | 電動機の固定子 | |
JPH0440931B2 (ja) | ||
JPH08331809A (ja) | 電動機の固定子 | |
JPH0923603A (ja) | 電動機の固定子 | |
JPH09215248A (ja) | 同期電動機のステータ構造 | |
JPH02151242A (ja) | 温度ヒューズ取付方法 | |
JPH0545096Y2 (ja) | ||
JPH066950A (ja) | 電動機の固定子巻線端末処理用端子台 | |
JPH10271766A (ja) | モータ内蔵部品の組付構造 | |
JPH09163684A (ja) | 焼損保護装置付きモータ | |
KR100368856B1 (ko) | 레진 팩 모터의 프로텍터 고정구조 | |
JP3154731B2 (ja) | 電動機 | |
JPH0946977A (ja) | 電動機の固定子 | |
JPH01198244A (ja) | 温度ヒューズ取付装置 | |
JPH0677470U (ja) | 電動機の固定子 | |
JPH0297254A (ja) | 温度ヒューズ取付装置 | |
JPH02109228A (ja) | 扇風機の温度ヒューズ取付装置 | |
JPH03256548A (ja) | 温度保護スイツチ付モータ | |
JPH09182379A (ja) | 電動機の固定子 | |
JP2000161221A (ja) | コンプレッサ用接続器 | |
JPH02303341A (ja) | 電動機 |