JPH09182379A - 電動機の固定子 - Google Patents

電動機の固定子

Info

Publication number
JPH09182379A
JPH09182379A JP7351855A JP35185595A JPH09182379A JP H09182379 A JPH09182379 A JP H09182379A JP 7351855 A JP7351855 A JP 7351855A JP 35185595 A JP35185595 A JP 35185595A JP H09182379 A JPH09182379 A JP H09182379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protection device
safety protection
stator
lead wire
safety protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7351855A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Nishikawa
俊也 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
Original Assignee
KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUSATSU DENKI KK, KUSATSU ELECTRIC filed Critical KUSATSU DENKI KK
Priority to JP7351855A priority Critical patent/JPH09182379A/ja
Publication of JPH09182379A publication Critical patent/JPH09182379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】端子ケ−ス3に収納部6を設けて、その収納部
に安全保護装置4と安全保護装置用リ−ド線5を収納固
定できるため、固定用の結束バンドや結束糸及び固定子
巻線の整形修正工程が不要となり、製造工程の簡略化が
はかれる。 【解決手段】固定子巻線2を巻装した固定子鉄心1に端
子ケ−ス3を固定し、この端子ケ−ス3の固定子鉄心1
側に安全保護装置4と安全保護装置用リ−ド線5を収納
する収納部6を設け、さらに安全保護装置用リ−ド線側
には空隙部7を設けて、安全保護装置4と安全保護装置
用リ−ド線5を収納固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子巻線の巻線
端及び安全保護装置用リ−ド線の接続と安全保護装置の
設置が容易に行なえる端子ケ−スを備えた電動機の固定
子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から固定子には、異常時の安全保護
のため、安全保護装置を取り付ける必要があり、固定子
巻線に安全保護装置を固定用結束バンド等により固定す
る構造が多く用いられている。以下図面を参照しなが
ら、上述した従来の固定子巻線における安全保護装置の
取付構造の一例について説明する。図4は従来の安全保
護装置を備えた固定子を示すものである。図4におい
て、1は固定子鉄心、2は固定子巻線、4は安全保護装
置、11は結束バンドであり、固定子巻線2に安全保護
装置4を固定している。12は電源用リ−ド線、13は
絶縁保護チュ−ブであり、固定子巻線の巻線端9と電源
用リ−ド線12及び安全保護装置用リ−ド線5等の接続
部の絶縁保護をしている。14は結束糸で、安全保護装
置用リ−ド線、固定子巻線の巻線端10、絶縁保護チュ
−ブ13等を固定子巻線2に縛って固定している。以上
の様な構成において固定子巻線2に異常が発生した時、
固定子巻線2に固定された安全保護装置4が固定子巻線
2の温度上昇により作動し、燃焼等の異常事態を防止す
る機能を持たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な構成においては、電動機組立上、固定子巻線は所定寸
法内におさめる必要があり、安全保護装置を取り付ける
前に固定子巻線の取り付け箇所部の巻線高さの整形修正
を行わねばならず、又結束バンドにて安全保護装置の固
定子巻線への固定には熟練が必要であり、工程の作業性
が悪い。一方、安全保護装置の取り付け箇所の巻線高さ
の整形修正により固定子巻線にレア−ショ−ト等が発生
したり、又結束バンドによる局部的な力により、安全保
護装置が誤動作するという品質的問題点を有していた。
【0004】また、固定子巻線上に取付けるため、巻線
との接触が線接触となり、安全保護装置への熱の伝導が
取付け状態によってばらつきが生じ、巻線の温度が設定
値以下で安全保護装置が動作したり、設定値を越えても
安全保護装置が作動しないという事態が生じ、その動作
が極めて不安定となるという問題もあった。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解消するため
になされたもので、固定子巻線の巻線端と安全保護装置
用リ−ド線との接続は接続端子にて機械的に簡単に出来
るとともに、安全保護装置の取り付けも短時間に簡単に
行なうことができ、、製造工程の簡略化とレア−ショ−
ト及び安全保護装置の誤動作等の品質的問題を低減して
信頼性の向上とコストの低減をともに達成できる電動機
の固定子における安全保護装置の取付構造を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係る電動機の固定子は、接続端子にて巻
線端とはヒュ−ジングにて保持固定し、また、端子ケ−
スの収納部に取り付けられたサ−モスタット等の安全保
護装置用リ−ド線も、巻線端と同様に端子ケ−スに収納
された接続端子とにより接続保持される構造となってい
る。また、本発明の安全保護装置の取付構造は、固定子
鉄心の外周部に固定した端子ケ−スに収納部を設け、そ
の収納部に安全保護装置と安全保護装置用リ−ド線を収
納固定するという構成になっている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、上記した様に端子ケ−
スに収納する接続端子にて固定子巻線の巻線端と安全保
護装置用リ−ド線とを相互接続する。そして、安全保護
装置及び安全保護装置用リ−ド線は、端子ケ−スに設け
た収納部に収納固定することにより、従来、固定子巻線
へ安全保護装置や安全保護装置用リ−ド線を固定するた
めに使用していた結束バンドや結束糸が不要となり、又
従来行っていた固定子巻線を所定寸法内におさめるため
の、安全保護装置の取り付け箇所部の固定子巻線高さの
整形修正工程が不要になる等、その製造工程が簡略化さ
れる。また、端子ケ−スは固定子鉄心の外周部に挿入し
て保持固定する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例の端子ケ−スにおけ
る安全保護装置の取付構造について図面を参照しながら
説明する。図1、図2は、本考案の一実施例における固
定子鉄心に端子ケ−スを取り付けた状態の要部正面図と
要部平面図である。図3は、本考案の一実施例における
固定子鉄心に端子ケ−スを取り付けた状態を示す要部底
面図である。図1〜図3において、1は固定子鉄心、2
は固定子巻線、3は固定子鉄心に固定された樹脂製の端
子ケ−ス、4は安全保護装置、5は安全保護装置用リ−
ド線である。6は端子ケ−ス3の固定子鉄心側に設けた
安全保護装置4と安全保護装置用リ−ド線5を収納する
ための収納部で、安全保護装置用リ−ド線側には空隙部
7を設ける。以上の構成によれば、端子ケ−スの収納部
6には安全保護装置4を収納固定するとともに、固定子
鉄心1の温度を直接感知する安全保護装置4の感温部は
露出できるように固定子鉄心1の外周部と接触する側は
開放状態となっている。
【0009】また、安全保護装置の取り付けは、端子ケ
−ス3の収納部6の3面にて保持固定し、さらに他1面
は固定子鉄心1の外周部端面にて接触させて保持固定す
る。また、安全保護装置4と固定子鉄心1との接触は面
接触となり、固定子巻線2に発生した熱が固定子鉄心を
通って安全保護装置4に伝導される際、ばらつきなく伝
導される。したがって、安全保護装置は設定値で正しく
動作することとなり、その動作は安定したものとなる。
さらに、従来の固定子巻線上への取り付けは図4から明
らかなように安全保護装置が固定子巻線から突出する分
だけ電動機が大きくなる。しかしながら、本実施例で
は、安全保護装置を固定子鉄心の外周部に挿入固定する
ようにしたので電動機は縮小することができる。
【0010】一方、安全保護装置用リ−ド線5を収納固
定する収納部6の空隙部7の固定子巻線2側は密閉状態
とし、安全保護装置用リ−ド線5が固定子巻線2とは直
接接触しない構造となっているので、従来のように、安
全保護装置4及び安全保護装置用リ−ド線5の固定用の
結束バンド及び結束糸が不要となり、また、本実施例で
は安全保護装置を固定子巻線上に取り付けないため、固
定子巻線2を所定寸法内におさめるための、固定子巻線
2の整形修正工程が不要となる等、製造工程が簡略化さ
れる。
【0011】また、収納部の空隙部7には安全保護装置
用リ−ド線5を保持するためと案内用に突起部8を設け
ているので、安全保護装置用リ−ド線が端子に接続しや
すく保持でき、また、収納部6は有底形状のため、安全
保護装置用リ−ド線5は固定子鉄心1と固定子巻線2に
も接触しない構造となるため、耐熱製の安全保護装置用
リ−ド線も絶縁保護チュ−ブも必要としない。
【0012】また、固定子巻線の巻線端9及び安全保護
装置用リ−ド線5は、端子ケ−ス3に収納されている導
電性の黄銅または銅製の接続端子10の一端にヒュ−ジ
ングにて電気的機械的に圧着固定して接続する構成とな
つているため作業が簡単に確実にでき自動化がはかれ
る。そして、それぞれの複数の接続端子は端子ケ−ス3
に設けられた所定箇所に個別に収納保持する。よって、
従来のように結束糸にて、安全保護装置用リ−ド線、固
定子巻線の巻線端、絶縁保護チュ−ブのそれぞれを固定
子巻線に固定する必要がなくなる。
【0013】
【発明の効果】上述の様に本考案は、安全保護装置を取
り付けるために端子ケ−スに安全保護装置および安全保
護装置用リ−ド線を収納する収納部を設けて、収納固定
する取付構造を採用することにより、固定用の結束バン
ドや結束糸及び巻線の整形修正工程が不要となる等製造
工程の簡略化がはかれると共に、その製造工程の簡略化
によるレア−ショ−ト不良の解消ができる。また安全保
護装置は固定子鉄心と面接触するので、その動作は安定
したものとすることができ、安全保護装置誤動作等の不
良低減を実現することができる。さらに、固定子巻線上
への取り付けと比較して電動機全体の寸法を縮小するこ
とができる。また、安全保護装置用リ−ド線が固定子鉄
心にも固定子巻線にも接触しない構造のため、耐熱製の
リ−ド線も絶縁保護チュ−ブも必要としない電動機を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における固定子鉄心に端子ケ
−スを取り付けた要部正面図である。
【図2】本発明の一実施例における固定子鉄心に端子ケ
−スを取り付けた要部平面図である。
【図3】本発明の一実施例における固定子鉄心に端子ケ
−スを取り付けた要部底面図である。
【図4】従来の安全保護装置の取付構造を示す固定子の
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 固定子巻線 3 端子ケ−ス 4 安全保護装置 5 安全保護装置用リ−ド線 6 収納部 7 空隙部 8 突起部 9 巻線端 10 接続端子 11 結束バンド 12 電源用リ−ド線 13 絶縁保護チュ−ブ 14 結束糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子巻線を巻装した固定子鉄心の異常温
    度上昇を感知して作動する安全保護装置を収納する端子
    ケ−スを前記固定子鉄心に保持固定してなる固定子にお
    いて、前記端子ケ−スに前記固定子鉄心に対向した位置
    に安全保護装置を収納するための収納部を設け、この収
    納部に安全保護装置と安全保護装置用リ−ド線を収納固
    定してなる電動機の固定子。
  2. 【請求項2】収納部には安全保護装置を収納するととも
    に、安全保護装置用リ−ド線側には空隙部を設けて、安
    全保護装置用リ−ド線を収納する構成とした請求項1記
    載の電動機の固定子。
  3. 【請求項3】収納部の空隙部には安全保護装置用リ−ド
    線を保持するための突起部を設けた請求項2記載の電動
    機の固定子。
  4. 【請求項4】前記端子ケ−スに収納されている接続端子
    に固定子巻線の巻線端と、安全保護装置用リ−ド線の接
    続ができる請求項1、2又は3記載の電動機の固定子。
JP7351855A 1995-12-25 1995-12-25 電動機の固定子 Pending JPH09182379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351855A JPH09182379A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 電動機の固定子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351855A JPH09182379A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 電動機の固定子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09182379A true JPH09182379A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18420070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351855A Pending JPH09182379A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 電動機の固定子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09182379A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101989265B1 (ko) 온도 센서 홀더
JP4746353B2 (ja) 電磁コイルのリード線保持構造
US4236092A (en) Compressor motor protection
US5382855A (en) Electric drive motor with interchangeably-mounted connector
US20050231050A1 (en) Motor
JPH09182379A (ja) 電動機の固定子
JP2000232746A (ja) 圧縮機用電動機の固定子および電動圧縮機
EP1439304B1 (en) Wire connecting structure of electromagnetic switch of starter
JPH04368445A (ja) モールドモータの接続構造
JP3719615B2 (ja) 電動機の固定子
JP2598630Y2 (ja) 電動機の固定子
JP2732039B2 (ja) 密閉形電動圧縮機用保護装置
JP2949209B2 (ja) 電動機の固定子
JPH0946977A (ja) 電動機の固定子
JP2714774B2 (ja) 密閉形電動圧縮機用保護装置
JPH0624965Y2 (ja) 端子取付構造
JPH06141502A (ja) 電動機の固定子
JPH0923603A (ja) 電動機の固定子
JPH0595181U (ja) 電動機の固定子
JPH08331809A (ja) 電動機の固定子
JP2597862Y2 (ja) モ−タの安全保護装置取付構造
JPH08107618A (ja) 電気接続箱による電線保持方法およびその構造
JPH0674075U (ja) 電動機の固定子
JPH01239722A (ja) 電磁継電器
JP2782168B2 (ja) 密閉形電動圧縮機用保護装置