JP2782168B2 - 密閉形電動圧縮機用保護装置 - Google Patents

密閉形電動圧縮機用保護装置

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JP2782168B2 JP11637995A JP11637995A JP2782168B2 JP 2782168 B2 JP2782168 B2 JP 2782168B2 JP 11637995 A JP11637995 A JP 11637995A JP 11637995 A JP11637995 A JP 11637995A JP 2782168 B2 JP2782168 B2 JP 2782168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉形電動圧縮機などに
おいて密封端子の密閉ハウジング内部側に取付けられ電
動機のコイルや冷媒の過熱を検知する電動圧縮機用保護
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉形電動圧縮機用保護装置とし
て気密構造のインターナルプロテクタ(以下プロテクタ
と称する)を電動機の密閉ハウジング内に配置したもの
が種々存在するが、取り付けの容易さなどから密閉ハウ
ジングの密封端子上に取り付ける構造としたものが近時
提案されている。例えば実開平5−27291号公報に
おいては、プロテクタの一方のリード端子を電動機から
のリード線の1本に接続すると共に他方のリード端子に
接続端子を固着し、この接続端子をクラスタソケットに
収納する事によりプロテクタをクラスタソケットの側面
に固定保持し、このクラスタソケットを密封端子に取り
付ける構成としたものが記載されている。この方法によ
ればプロテクタの装着は容易になるが、クラスタソケッ
トに対してプロテクタは一つの接続端子のみで固定され
る構造のため、クラスタソケットの密封端子への取付時
に電動機からのリード線が引張られる等してプロテクタ
に無理な力、特にねじれ方向の力が加わり接続端子やリ
ード端子を変形破損する可能性がある。
【0003】これに対して特開平3−156183号公
報においてはプロテクタをクラスタソケットに取り付け
た後に両者を熱収縮性の絶縁チューブ(以下チューブと
称する)で一体的に被覆したものが記載されている。こ
の例においてはチューブによりプロテクタをクラスタソ
ケットに固定する事で、クラスタソケットの密封端子へ
の取付時に電動機からのリード線が引張られる等しても
プロテクタの端子には無理な力が加わらないようにされ
ている。
【0004】しかしながら特開平3−156183号公
報の例においては、部品点数が多くなるばかりかプロテ
クタとクラスタソケットが電動機に接続された状態でチ
ューブの収縮を行なわねばならないため加熱が困難であ
り、また密封端子の導電端子を接続するための孔がチュ
ーブに開けられているため装着時に方向性が有り作業性
が著しく悪くなると言う問題がある。またどちらの従来
例においてもチューブによって包み込まれている事によ
りプロテクタが冷媒の流れに直接曝されず熱応答性が阻
害されると言う欠点がある。この様に従来はプロテクタ
のクラスタソケットへの取付けの強固さと容易さ及び周
囲温度に対する応答性の良さを両立させる事が困難であ
った。
【0005】そこで本出願人は特願平6−329468
号に於て樹脂性のクラスタソケットにインターナルプロ
テクタのフランジ部分をスライドさせて収納保持するこ
とにより、インターナルプロテクタの感熱部のほとんど
をクラスタソケットに蔽われる事なく電動圧縮機のハウ
ジング内の冷媒に曝すようにした密閉形電動圧縮機用保
護装置を提唱した。この密閉形電動圧縮機用保護装置に
よればプロテクタのクラスタソケットへの取付けの強固
さと容易さ及び周囲温度に対する応答性の良さを両立さ
せることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この密
閉形電動圧縮機用保護装置はクラスタソケットにプロテ
クタのフランジを保持する部分及びプロテクタに接続固
定された導電端子を収納する部分を設ける必要があり、
クラスタソケットの全長が従来のものと比較して長くな
ってしまう。そのため特に取付位置を制限される小形の
電動圧縮機の密封端子への取付けにおいて、クラスタソ
ケット本体やそこから引き出されるリード線または接続
された電動機巻線が密閉ハウジングの溶接部附近に接近
して溶接時の熱による悪影響を受けないようにその取り
回しに充分配慮する必要が有り、クラスタソケットの取
付け及び密閉ハウジングの溶接の作業性が低下するとい
う問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の密閉形電
動圧縮機用保護装置においては、金属製の容器と蓋板に
より気密容器を構成するインターナルプロテクタと絶縁
物で構成されたクラスタソケットとを有し、前記インタ
ーナルプロテクタの蓋板周縁部は両端面をほぼ平行な
フランジ部によって結んだ形状をなし、またインターナ
ルプロテクタには第1及び第2の接続端子の各々一端が
固定され各接続端子は互いに電気的に絶縁され且つその
各々他端が蓋板のそれそれの固定位置から遠い側の端面
方向に向かう様にすると共に前記蓋板のフランジ部及び
接続端子同士が互いに平行に設けられ、クラスタソケッ
トにはプロテクタ保持部が設けられると共に第1の接続
端子挿入部及び第2の接続端子挿入部が設けられ、この
第1の接続端子挿入部と第2の接続端子挿入部との間に
は隔壁が設けられ且つ接続端子の挿入のために隔壁の一
部には切り欠きが設けられており、インターナルプロテ
クタの各接続端子をクラスタソケットの各端子挿入部の
所定位置に挿入すると共にインターナルプロテクタのフ
ランジ部を前記プロテクタ保持部にスライドさせて収納
保持させることにより、インターナルプロテクタの感熱
部のほとんどをクラスタソケットに蔽われる事なく電動
圧縮機のハウジング内の冷媒に曝すようにし且つ小形に
まとめられるようにした事を特徴としている。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の保護装置を収納した所
謂高圧ハウジングの密閉形電動圧縮機の縦断面図であ
り、図2は図1の密閉形電動圧縮機のA−A断面矢視図
を示したものである。この密閉形電動圧縮機1は、蓋2
と下部容器3により密閉ハウジングを構成しており、こ
の密閉ハウジング内には周知の構造の電動機4と圧縮機
5が収納固定されている。この圧縮機5には図示しない
熱交換器から送られてきた冷媒を導入するための吸入管
6が密閉ハウジングを貫通して接続されており、圧縮機
5で圧縮された冷媒は密閉ハウジング内に放出され電動
機の周囲を流れ吐出管7から再び熱交換器に送られる。
密閉ハウジングの一部分、例えば蓋2に貫通孔2Aが設
けられておりこの貫通孔には密閉ハウジング内部の電動
機4を外部の電源に接続するためのガラス密封端子8が
溶接などにより気密に固定されている。また密閉ハウジ
ング内には電動機4及び圧縮機5のための潤滑油9が封
入されている。
【0009】本実施例ではガラス密封端子8は3本の導
電端子8Aを有し、それぞれの導電端子はガラスの如き
電気絶縁材料で気密に貫通固定されている。この導電端
子8Aの密閉ハウジング内側には保護装置10が取り付
けられており、各導電端子はこの保護装置10を介して
電動機の巻線からの複数のリード線11のうちの各々に
接続されている。
【0010】この保護装置10について図3乃至図9を
参照して説明する。図3は本発明の保護装置10の斜視
図であり、この保護装置10はインターナルプロテクタ
12とクラスタソケット13とから構成されている。イ
ンターナルプロテクタ12は図4に斜視図をまた図9
(A)及び(B)に側面図と底面図を示す様な、金属製
の気密容器の内部にバイメタルなどの熱応動体を使用し
た開閉機構を設けた周知の構造のものであり、その内部
構造については説明を省略するが例えば特開平2−22
7928号公報や特開平5−36335号公報に示され
ている如き構造でありその金属容器を介して気密容器内
部の熱応動体に外部からの熱を伝える構造とされてい
る。クラスタソケット13は合成樹脂などの絶縁物で構
成されており、図5(A)に表面を、また図5(B)に
裏面を示す如き形状である。また図6はこの保護装置1
0をリード線の挿入方向から見た側面図であり、図7に
は図6におけるA−A断面矢視図、図8には図6のB−
B断面矢視図を示す。
【0011】クラスタソケット13には内部に周知の構
造の接続端子を保持する端子挿入部13A,13Bを有
し、この端子挿入部13A,13Bには図示は省略する
が電動機巻線のうち例えば主巻線及び補助巻線の一端か
らのリード線11の先端に取付けられた接続端子が前述
の密封端子8の導電端子8Aを挿入するための貫通孔1
3E,13Fの位置まで挿入保持される。
【0012】また端子挿入部13Cにはプロテクタ12
の一方のリード端子12Aに固着された第1の接続端子
であるリセプタクル14が挿入され前述の端子と同様に
貫通孔13Gの位置で保持されており、端子挿入部13
Dにはプロテクタ12の他方のリード端子12Bに固着
された第2の接続端子であるタブターミナル15が挿入
されている。リセプタクル14は例えば図4に示す様な
L型のアングル部を有する形状の接続金具14Aなどを
介して溶接などの方法でリード端子12Aに固着されて
いる。タブターミナル15は電動機巻線からのリード線
11の先端に取付けられたリセプタクル11Aに挿入接
続される。これらのリセプタクル14とタブターミナル
15とは図9に示すように、その先端がそれぞれ固定さ
れたリード端子から遠い側に位置する蓋板の端面に向か
う様にして互いに平行に沿う様にされていると共に、後
述のフランジ部12Eに対しても平行に沿う様にされて
いる。
【0013】プロテクタ12は金属製の容器12Cと蓋
板12Dとによる気密容器から成り、蓋板12Dの周縁
部に両端面を結ぶほぼ平行な部分を有するフランジ部1
2Eを有している。このプロテクタ12の気密容器は電
動圧縮機の密閉ハウジング内の高い圧力に耐える構造と
するために蓋板12Dには比較的厚めの金属板が使用さ
れ、容器12Cは内部への熱伝導性を高めるため蓋板よ
り薄い金属板を使用する代りにドーム型形状として耐圧
力性を確保している。またプロテクタ12内の熱応動体
はその一端を容器12Cの内側に直接または導電部材を
介して固着されており、容器との間に良好な熱伝導性を
有している。
【0014】本発明においてはクラスタソケット13の
プロテクタを有する側にはプロテクタ保持部13Hが設
けられている。このプロテクタ保持部13Hはプロテク
タの金属容器12Cと蓋板12Dとの溶接部として大径
となっているフランジ部12Eを両側から保持する構造
となっており、プロテクタ12は第1の接続端子である
リセプタクル14及び第2の接続端子であるタブターミ
ナル15の各々を第1の接続端子挿入部13C及び第2
の接続端子挿入部13Dに挿入すると共にそのフランジ
部12Eをプロテクタ保持部13H中にスライドさせな
がら挿入する事により確実に固定される。このときプロ
テクタ12の金属容器12Cはほぼ全体をクラスタソケ
ット13とは反対側に向けて装着される。なお13Iは
プロテクタ12をスライドさせて装着可能にするために
クラスタソケットの隔壁に接続金具14Aが挿入される
為の切り欠き部である。第5図に示す如く端子挿入部1
3C及び13Dの間には隔壁13Jが設けられており、
リセプタクル14とタブターミナル15との間の絶縁距
離を充分に確保する事ができる。さらに端子挿入部13
Dとプロテクタ保持部13Hの間にも隔壁13Kが設け
られており、タブターミナル15の位置決めを行なうと
共に、このタブターミナル15へのリセプタクル11A
挿入時にタブターミナルが変形するような不用意な力が
かけられたとしてもプロテクタの蓋板と接近もしくは接
触する事を防止し絶縁距離を充分に確保する事ができ
る。
【0015】この様にして構成された保護装置10は図
1及び図2に示すように密閉形電動圧縮機1の密封端子
8に装着される際に、密封端子8の導電端子8Aを各々
前述のクラスタソケット13の貫通孔13E,13F,
13Gに挿入する事により接続端子が密封端子の導電端
子と確実に嵌合固定される。而して、プロテクタ12は
上述の様にクラスタソケット13により保持されている
ため、電動機からのリード線が引張られたりしてもプロ
テクタに対してねじれ方向の無理な力は加わらずリセプ
タクル14やリード端子12Aが変形破損する事はな
い。また第1の接続端子であるリセプタクル14と第2
の接続端子であるタブターミナル15とが互いに平行に
沿う様にされていると共にフランジ部12Eに対しても
平行に沿う様にされ且つ互いの先端が蓋板のそれぞれ
固定位置から遠い側の端面方向に向かう様に構成する事
により、それぞれの接続端子の延長部分のほとんどをプ
ロテクタの容器の投影面上に収める事ができ、従来のプ
ロテクタと比較して接続端子を含めたプロテクタ全体の
長さを抑える事ができる。そのため例えば本実施例にお
いてはプロテクタ全体の長さを本体容器とほぼ同じにす
ることができ、クラスタソケットの長さをプロテクタを
取り付けない従来のものとほぼ同じ程度にする事ができ
るため、保護装置としての電動圧縮機の密閉ハウジング
内への取付位置の制約が少なくなる。
【0016】この保護装置の動作について説明すると、
通常時には密閉ハウジング内の冷媒の温度は一定の値以
下でありプロテクタ内の熱応動体の動作温度をこの値よ
り若干高い温度としておく事により電動機への通電が遮
断される事はない。何等かの異常が発生して運転中に電
動機が拘束されたり過負荷がかかったりすると電動機の
巻線温度が異常に上昇し冷媒温度もまた上昇する。この
時、冷媒温度の上昇を検知することによりプロテクタ内
の熱応動体が動作して開閉機構の接点間を開放する事に
より電動機の巻線が焼損に至る前に通電は確実に遮断さ
れる。また本発明の保護装置においてはプロテクタの金
属製の気密容器の大部分、特に熱応動体の取り付けられ
る金属容器側を直接冷媒の流れに曝す構造としたため
に、気密容器を確実に保持する構造としているにもかか
わらず冷媒温度の上昇に対する熱応動体への熱伝導を犠
牲にする事なく迅速な熱応答性を確保する事ができる。
【0017】本発明においてはプロテクタとして蓋板の
周縁部にほぼ平行な部分を有するフランジ部を有するも
のを使用している。例えばプロテクタとしてはこの他に
も円形の蓋板と略円筒形の金属容器を有するものがあ
る。しかしながらこの様な円筒形のものにおいては、本
発明の様にプロテクタの蓋板周囲のフランジをスライド
させて取付ける構造とすると、実質的な保持部分が少な
くまた容器の中心軸に対して回転可能なため安定性が悪
く接続端子を破損してしまう可能性がある。またこの円
筒形金属容器をクラスタソケットで保持する構造とした
場合には、安定性は増すが依然として容器の中心軸に対
して回転可能なため接続端子を破損する可能性が有り、
また金属製容器の表面の大部分は冷媒の流れに直接曝さ
れなくなるため熱追従性が悪くなる。
【0018】しかしながら本発明の保護装置においては
プロテクタとしてフランジ部にほぼ平行な部分を有した
ものを使用してこのほぼ平行なフランジ部をクラスタソ
ケットで挟持してプロテクタを保持し且つプロテクタの
金属容器のほぼ全体がクラスタソケットとは反対側に向
けて装着される構造とすることにより、蓋板より板厚が
薄く熱応動体が取り付けられた主たる感熱部となる金属
容器の全体を電動圧縮機内の冷媒の流れに直接曝す事が
できるため内部の熱応動体に素早く温度変化を伝える事
ができ熱応答性がよい。
【0019】なお本実施例においては保護装置を所謂高
圧ハウジングの密閉形電動圧縮機の冷媒吐出管の近くに
設けられた密閉端子に取付けたものを例に説明したが、
異常時のコイル温度の上昇などによる冷媒温度の変化を
確実に捉える事ができる位置であれば本発明の保護装置
を所謂低圧ハウジングの密閉形電動圧縮機に取付けても
よい。
【0020】またインターナルプロテクタとして金属容
器から絶縁された2本のリード端子に接続端子を固着し
た2ピン型のものを例に説明したが、この他にも例えば
一方の接続端子を蓋板に固着した1ピン型のものであっ
てもよいし、電動機巻線との接続にリード線を介さず直
接電動機巻線の端部に接続端子を固着する構造であって
もよい事は云うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明の密閉形電動圧縮機用保護装置に
よれば、クラスタソケットに簡単な構成を付加するだけ
で従来の保護装置のような手間をかけたり余分な部品を
必要とする事なく容易にインターナルプロテクタを確実
に保持する事ができ、電動機からのリード線が引張られ
る等してもプロテクタのリード端子及び接続端子にはね
じれ方向の無理な力が加わらず接続端子の変形や破損を
防止する構造とする事ができる。またプロテクタとして
図示の形状のものだけに限定される事なくフランジ部に
ほぼ平行な部分を有したものを使用し、このフランジ部
でプロテクタを保持する構造とすることにより従来の保
護装置の如きプロテクタを保持するために感熱部を蔽っ
たりすることなく所定の姿勢及び配置箇所に強固に保持
し、さらに主たる感熱部となる金属容器の全体を電動圧
縮機内の冷媒の流れに直接曝す事ができるため内部の熱
応動体に素早く温度変化を伝える事ができ熱応答性良く
保護性能を飛躍的に向上する事ができる。
【0022】さらには第1の接続端子と第2の接続端子
とが先端蓋板のそれぞれ固定されたリード端子から
い側の端面に向かう様にして互いに平行に沿う様にされ
ていると共にプロテクタの蓋板のフランジ部に対しても
平行に沿う様に構成する事により、従来のプロテクタと
比較してプロテクタ全体の長さを抑える事ができ、クラ
スタソケットの長さをプロテクタを取り付けない従来の
ものとほぼ同じ程度にする事ができるため取付位置の制
約が少なくなる。またそのためクラスタソケット本体や
各接続端子に接続されたリード線または電動機巻線が密
閉ハウジングの溶接部附近に接近しないようにする事が
容易にでき、その取り回しに対する過度の配慮を必要と
しなくなるため、クラスタソケットの取付け及び密閉ハ
ウジングの溶接の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護装置の一実施例が取付けられた密
閉形電動圧縮機の縦断面図
【図2】図1の密閉形電動圧縮機のA−A断面矢視図
【図3】本発明の密閉形電動圧縮機用保護装置の一実施
例の斜視図
【図4】図3の保護装置に使用されるインターナルプロ
テクタの斜視図
【図5】図3の保護装置に使用されるクラスタソケット
の斜視図
【図6】図3の保護装置をリード線挿入方向から見た側
面図
【図7】図6の保護装置のA−A断面矢視図
【図8】図6の保護装置のB−B断面矢視図
【図9】図4のインターナルプロテクタの側面図及び底
面図
【符号の説明】
1:密閉形電動圧縮機 8:ガラス密封端子 8A:導電端子 10:保護装置 11:リード線 12:インターナルプロテクタ 12A,12B:リード端子 12C:金属製容器 12D:蓋板 12E:フランジ部 13:クラスタソケット 13A,13B:端子挿入部 13C:第1の接続端子挿入部 13D:第2の接続端子挿入部 13H:プロテクタ保持部 14:リセプタクル(第1の接続端子) 15:タブターミナル(第2の接続端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−163830(JP,A) 特開 平3−156183(JP,A) 特開 昭62−296739(JP,A) 実開 平5−27291(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 29/00 F04B 39/00 106

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉形電動圧縮機の密閉ハウジングに設
    けられた密封端子に取付けられ密閉ハウジング内で使用
    される保護装置であって、 金属製の容器と蓋板により気密容器を構成するインター
    ナルプロテクタと絶縁物で構成されたクラスタソケット
    とを有し、 前記インターナルプロテクタの蓋板周縁部は両端面を
    ほぼ平行なフランジ部によって結んだ形状をなし、 またインターナルプロテクタには第1及び第2の接続端
    子の各々一端が固定され各接続端子は互いに電気的に絶
    縁され且つその各々他端がそれぞれの固定位置から遠い
    側の蓋板の端面方向に向かう様にすると共に前記蓋板の
    フランジ部及び接続端子同士が互いに平行に設けられ、 クラスタソケットにはプロテクタ保持部が設けられると
    共に第1の接続端子挿入部及び第2の接続端子挿入部が
    設けられ、 この第1の接続端子挿入部と第2の接続端子挿入部との
    間には隔壁が設けられ且つ接続端子の挿入のために隔壁
    の一部には切り欠きが設けられており、 インターナルプロテクタの各接続端子をクラスタソケッ
    トの各端子挿入部の所定位置に挿入すると共にインター
    ナルプロテクタのフランジ部を前記プロテクタ保持部に
    スライドさせて収納保持させることにより、 インターナルプロテクタの感熱部のほとんどをクラスタ
    ソケットに蔽われる事なく電動圧縮機のハウジング内の
    冷媒に曝すようにし且つ小形にまとめられるようにした
    事を特徴とした密閉形電動圧縮機用保護装置。
JP11637995A 1994-12-02 1995-04-17 密閉形電動圧縮機用保護装置 Expired - Lifetime JP2782168B2 (ja)

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