JPH06522A - 連続ミルの制御方法 - Google Patents
連続ミルの制御方法Info
- Publication number
- JPH06522A JPH06522A JP4161206A JP16120692A JPH06522A JP H06522 A JPH06522 A JP H06522A JP 4161206 A JP4161206 A JP 4161206A JP 16120692 A JP16120692 A JP 16120692A JP H06522 A JPH06522 A JP H06522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll gap
- deformation resistance
- rolling
- set value
- gauge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】隣接するコイル間で変形抵抗値が大きく異なる
ストリップの圧延に際し、張力変動やオフゲージを確実
に防止する。 【構成】溶接点を含むストリップを連続ミルにより圧延
するに際し、先行材に対するロール間隙設定値をS1 、
後行材に対するロール間隙設定値をS2 とした場合、先
行材と後行材の変形抵抗値の差が8〜23%の範囲内で
ロール間隙設定変更基準Xを設け、この基準Xを超える
ときは、iスタンドにおいて後行材通過時のロール間隙
設定値S0 〔=(S1 +S2 )/K〕に変更する。ただ
し、K=0.8 〜4.5 である。
ストリップの圧延に際し、張力変動やオフゲージを確実
に防止する。 【構成】溶接点を含むストリップを連続ミルにより圧延
するに際し、先行材に対するロール間隙設定値をS1 、
後行材に対するロール間隙設定値をS2 とした場合、先
行材と後行材の変形抵抗値の差が8〜23%の範囲内で
ロール間隙設定変更基準Xを設け、この基準Xを超える
ときは、iスタンドにおいて後行材通過時のロール間隙
設定値S0 〔=(S1 +S2 )/K〕に変更する。ただ
し、K=0.8 〜4.5 である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変形抵抗値が大きく異
なる溶接点を含むストリップの圧延に際し、張力変動や
オフゲージの防止を図るための連続ミルの制御方法に関
する。
なる溶接点を含むストリップの圧延に際し、張力変動や
オフゲージの防止を図るための連続ミルの制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年では、各コイルを溶接して繋ぎ、圧
延を連続して行うことが多く採用されている。この場合
における連続ミルにおいては、コイルの溶接点を境にし
て、先行材と後行材との板厚が異なる場合には、溶接点
が圧延機を通過する際に、ストリップの張力変動による
破断やオフゲージ(板厚不良部)が発生する。
延を連続して行うことが多く採用されている。この場合
における連続ミルにおいては、コイルの溶接点を境にし
て、先行材と後行材との板厚が異なる場合には、溶接点
が圧延機を通過する際に、ストリップの張力変動による
破断やオフゲージ(板厚不良部)が発生する。
【0003】これらを解決するために、ストリップの板
厚に着目し、ロール間隙、ロール速度、ストリップ張力
等のタイミング等を変更する方法が、たとえば特開昭5
0−80952号、特公平3−66964号公報におい
て開示されている。
厚に着目し、ロール間隙、ロール速度、ストリップ張力
等のタイミング等を変更する方法が、たとえば特開昭5
0−80952号、特公平3−66964号公報におい
て開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近の冷延
鋼板の多品種化により、益々小ロット化が進み、同材質
で板厚のみが異なるコイル間の溶接だけでなく、異種材
質による変抵抗値が大きく異なるコイル間を溶接して連
続ストリップ化することも増加の一途を辿っており、単
に板厚変化だけに着目する上記各公報記載の従来技術で
は、変形抵抗値が大きく異なるストリップの圧延におい
ては、張力変動による破断等のトラブルやオフゲージの
増加による歩留りの低下等を十分に防止することはでき
ない。
鋼板の多品種化により、益々小ロット化が進み、同材質
で板厚のみが異なるコイル間の溶接だけでなく、異種材
質による変抵抗値が大きく異なるコイル間を溶接して連
続ストリップ化することも増加の一途を辿っており、単
に板厚変化だけに着目する上記各公報記載の従来技術で
は、変形抵抗値が大きく異なるストリップの圧延におい
ては、張力変動による破断等のトラブルやオフゲージの
増加による歩留りの低下等を十分に防止することはでき
ない。
【0005】具体的には、仮に同厚サイズであるとして
も、図8に示すように、塑性変形曲線Aで示す硬質材
(先行材)から塑性変形曲線Bで示す軟質材(後行材)
に移行した場合には、後行材の変形抵抗値が軟らかくな
るため、後行材の板厚は目標板厚hよりマイナスのh’
となり、オフゲージが発生することとなる。
も、図8に示すように、塑性変形曲線Aで示す硬質材
(先行材)から塑性変形曲線Bで示す軟質材(後行材)
に移行した場合には、後行材の変形抵抗値が軟らかくな
るため、後行材の板厚は目標板厚hよりマイナスのh’
となり、オフゲージが発生することとなる。
【0006】さらに、薄物から厚物の場合で、厚物の変
形抵抗が大きい場合には、ロールに溶接点が咬み込んだ
時、スタンド間張力が急激に減少して、プラス方向にオ
フゲージが生じることとなる。
形抵抗が大きい場合には、ロールに溶接点が咬み込んだ
時、スタンド間張力が急激に減少して、プラス方向にオ
フゲージが生じることとなる。
【0007】したがって、本発明の課題は、コイル間で
変形抵抗値が大きく異なるストリップの圧延に際し、張
力変動による破断やオフゲージを確実に防止することに
ある。
変形抵抗値が大きく異なるストリップの圧延に際し、張
力変動による破断やオフゲージを確実に防止することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のように、同厚サイ
ズのストリップ間の圧延であっても、先行材と後行材と
の変形抵抗値に大差がある場合には、破断やオフゲージ
が発生する。そこで、本発明では、ストリップ間の変形
抵抗差に着目し、その影響を予めロール間隙に反映させ
ることとした。
ズのストリップ間の圧延であっても、先行材と後行材と
の変形抵抗値に大差がある場合には、破断やオフゲージ
が発生する。そこで、本発明では、ストリップ間の変形
抵抗差に着目し、その影響を予めロール間隙に反映させ
ることとした。
【0009】すなわち、本発明は、溶接点を含むストリ
ップを連続ミルにより圧延するに際し、先行材に対する
ロール間隙設定値をS1 、後行材に対するロール間隙設
定値をS2 とした場合、先行材と後行材の変形抵抗値の
差が8〜23%の範囲内でロール間隙設定変更基準Xを
設け、この基準Xを超えるときは、iスタンドにおいて
後行材通過時のロール間隙設定値を次記(1)式により
与えられる設定値S0に変更することを特徴とする連続
ミルの制御方法である。 S0 =(S1 +S2 )/K……(1) ただし、K=0.8 〜4.5 である。
ップを連続ミルにより圧延するに際し、先行材に対する
ロール間隙設定値をS1 、後行材に対するロール間隙設
定値をS2 とした場合、先行材と後行材の変形抵抗値の
差が8〜23%の範囲内でロール間隙設定変更基準Xを
設け、この基準Xを超えるときは、iスタンドにおいて
後行材通過時のロール間隙設定値を次記(1)式により
与えられる設定値S0に変更することを特徴とする連続
ミルの制御方法である。 S0 =(S1 +S2 )/K……(1) ただし、K=0.8 〜4.5 である。
【0010】
【作用】本発明によれば、溶接点を介して先行材から後
行材に移行するとき、仕上板厚が同じ場合には、後行材
に対するロール間隙の設定値を、両者のほぼ平均値とす
ることにより、硬質材から軟質材に移行するときにおけ
る、ゲージマイナスによるストリップの破断とともにマ
イナスオフゲージを防止できる。また、軟質材から硬質
材に移行するときにおいては、プラスオフゲージを防止
できる。一方、仕上板厚が異なる場合には、変形抵抗と
板厚によって加減を定める。
行材に移行するとき、仕上板厚が同じ場合には、後行材
に対するロール間隙の設定値を、両者のほぼ平均値とす
ることにより、硬質材から軟質材に移行するときにおけ
る、ゲージマイナスによるストリップの破断とともにマ
イナスオフゲージを防止できる。また、軟質材から硬質
材に移行するときにおいては、プラスオフゲージを防止
できる。一方、仕上板厚が異なる場合には、変形抵抗と
板厚によって加減を定める。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によりさら
に具体的に説明する。本発明によれば、溶接したストリ
ップを連続ミルにより圧延するに際し、予め目標板厚、
当該材質や寸法などにより演算できる、先行材通過時の
ロール間隙設定値S1 および後行材通過時のロール間隙
設定値S2 とともに、先行材の変形抵抗値Z1 と後行材
の変形抵抗値Z2 を得ておく。そして、先行材の変形抵
抗値Z1 と後行材の変形抵抗値Z2 との差ΔZが、ロー
ル間隙設定変更基準X(たとえば23%)と比較して、
次記(2)式により判定する。 |Z1 −Z2 |/Z1 ×100 ≧23…(2) その判定後、変形抵抗値の差ΔZが23%未満の時に
は、変形抵抗に関係なく、当初の後行材通過時のロール
間隙設定値S2 で圧延を行う。
に具体的に説明する。本発明によれば、溶接したストリ
ップを連続ミルにより圧延するに際し、予め目標板厚、
当該材質や寸法などにより演算できる、先行材通過時の
ロール間隙設定値S1 および後行材通過時のロール間隙
設定値S2 とともに、先行材の変形抵抗値Z1 と後行材
の変形抵抗値Z2 を得ておく。そして、先行材の変形抵
抗値Z1 と後行材の変形抵抗値Z2 との差ΔZが、ロー
ル間隙設定変更基準X(たとえば23%)と比較して、
次記(2)式により判定する。 |Z1 −Z2 |/Z1 ×100 ≧23…(2) その判定後、変形抵抗値の差ΔZが23%未満の時に
は、変形抵抗に関係なく、当初の後行材通過時のロール
間隙設定値S2 で圧延を行う。
【0012】一方、変形抵抗値の差が23%以上の時に
は、図1および図2に示すように、後行材通過時のロー
ル間隙設定値S0 を次の(1)式により、 S0 =(S1 +S2 )/K…(1) 変更するものである。ここで、Kとしては、硬質材(先
行材)から軟質材(後行材)に移行した場合、マイナス
オフゲージの発生を防止するためには、0.8 以上にする
必要があり、軟質材(先行材)から硬質材(後行材)に
移行した場合、プラスオフゲージの発生を防止するため
には、K≒4.5 とする必要がある。したがって、Kとし
ては、硬質材0.8 〜4.5 の範囲内で選択できるが、通常
はK=2とすることで十分である。また、Xの下限を8
%とするのは、8%未満の場合には、張力変動による破
断等のトラブル発生頻度は少ないので、単に板厚変化だ
けに着目する従来技術でも十分対応できるからであり、
一方上限を23%とするのは、23%超になると、溶接
部の接合不具合が多くなるからである。
は、図1および図2に示すように、後行材通過時のロー
ル間隙設定値S0 を次の(1)式により、 S0 =(S1 +S2 )/K…(1) 変更するものである。ここで、Kとしては、硬質材(先
行材)から軟質材(後行材)に移行した場合、マイナス
オフゲージの発生を防止するためには、0.8 以上にする
必要があり、軟質材(先行材)から硬質材(後行材)に
移行した場合、プラスオフゲージの発生を防止するため
には、K≒4.5 とする必要がある。したがって、Kとし
ては、硬質材0.8 〜4.5 の範囲内で選択できるが、通常
はK=2とすることで十分である。また、Xの下限を8
%とするのは、8%未満の場合には、張力変動による破
断等のトラブル発生頻度は少ないので、単に板厚変化だ
けに着目する従来技術でも十分対応できるからであり、
一方上限を23%とするのは、23%超になると、溶接
部の接合不具合が多くなるからである。
【0013】なお、図1は先行材が硬質材でかつ厚物で
あり、後行材が軟質材で薄物ある場合の本発明法の適用
例を示し、この場合には、ゲージマイナスによる破断と
マイナスオフゲージの発生を防止することが可能とな
る。一方、図2は先行材が軟質材でかつ薄物であり後行
材が硬質材でかつ厚物である場合の本発明法の適用例を
示し、この場合には、プラスオフゲージの発生を防止す
ることが可能となる。
あり、後行材が軟質材で薄物ある場合の本発明法の適用
例を示し、この場合には、ゲージマイナスによる破断と
マイナスオフゲージの発生を防止することが可能とな
る。一方、図2は先行材が軟質材でかつ薄物であり後行
材が硬質材でかつ厚物である場合の本発明法の適用例を
示し、この場合には、プラスオフゲージの発生を防止す
ることが可能となる。
【0014】次に、本発明の効果を実施例により明らか
にする。 (実施例1)本発明法と従来法の比較のため、下記条件
にて圧延を実施し、目標板厚との偏差を調査した。ちな
みに、この実験は先行材が軟質材でかつ薄物であり後行
材が硬質材でかつ厚物である場合の圧延に関するもので
ある。なお、板幅は1000mmであり、第2スタンドでロー
ル間隙を変更した例である。 ・実施条件 先行材の板厚:3.0mm 後行材の板厚:3.5mm 先行材通過時のロール間隙設定値S1 :0.8mm 後行材通過時のロール間隙設定値S2 :1.3mm 先行材の変形抵抗値Z1 :50kg/cm2 後行材の変形抵抗値Z2 :70kg/cm2 この場合、先行材と後行材の変形抵抗値の差が23%以
上であるため、本発明法では、図3に示すように、後行
材通過時のロール間隙設定値S0 をS1 とS2の平均値
とし、S0 =1.05mmとした。
にする。 (実施例1)本発明法と従来法の比較のため、下記条件
にて圧延を実施し、目標板厚との偏差を調査した。ちな
みに、この実験は先行材が軟質材でかつ薄物であり後行
材が硬質材でかつ厚物である場合の圧延に関するもので
ある。なお、板幅は1000mmであり、第2スタンドでロー
ル間隙を変更した例である。 ・実施条件 先行材の板厚:3.0mm 後行材の板厚:3.5mm 先行材通過時のロール間隙設定値S1 :0.8mm 後行材通過時のロール間隙設定値S2 :1.3mm 先行材の変形抵抗値Z1 :50kg/cm2 後行材の変形抵抗値Z2 :70kg/cm2 この場合、先行材と後行材の変形抵抗値の差が23%以
上であるため、本発明法では、図3に示すように、後行
材通過時のロール間隙設定値S0 をS1 とS2の平均値
とし、S0 =1.05mmとした。
【0015】その結果、図4から明らかなように、本発
明法においては、従来例と比べて、オフゲージを大幅に
抑えることができた。
明法においては、従来例と比べて、オフゲージを大幅に
抑えることができた。
【0016】(実施例2)本発明法と従来法の比較のた
め、下記条件にて圧延を実施し、目標板厚との偏差を調
査した。ちなみに、この実験は先行材が硬質材でかつ厚
物であり後行材が軟質材で薄物ある場合の圧延に関する
ものである。なお、板幅は900 mmであり、第2スタンド
でロール間隙を変更した例である。 ・実施条件 先行材の板厚:3.0mm 後行材の板厚:2.5mm 先行材通過時のロール間隙設定値S1 :1.28mm 後行材通過時のロール間隙設定値S2 :1.08mm 先行材の変形抵抗値Z1 :70kg/cm2 後行材の変形抵抗値Z2 :50kg/cm2 この場合、先行材と後行材の変形抵抗値の差が23%以
上であるため、本発明法では、図5に示すように、後行
材通過時のロール間隙設定値S0 をS1 とS2の平均値
とし、S0 =1.16mmとした。
め、下記条件にて圧延を実施し、目標板厚との偏差を調
査した。ちなみに、この実験は先行材が硬質材でかつ厚
物であり後行材が軟質材で薄物ある場合の圧延に関する
ものである。なお、板幅は900 mmであり、第2スタンド
でロール間隙を変更した例である。 ・実施条件 先行材の板厚:3.0mm 後行材の板厚:2.5mm 先行材通過時のロール間隙設定値S1 :1.28mm 後行材通過時のロール間隙設定値S2 :1.08mm 先行材の変形抵抗値Z1 :70kg/cm2 後行材の変形抵抗値Z2 :50kg/cm2 この場合、先行材と後行材の変形抵抗値の差が23%以
上であるため、本発明法では、図5に示すように、後行
材通過時のロール間隙設定値S0 をS1 とS2の平均値
とし、S0 =1.16mmとした。
【0017】その結果、図6および図7から明らかなよ
うに、本発明法では、先行材が硬質材でかつ厚物であり
後行材が軟質材で薄物ある場合の圧延においても、オフ
ゲージ改善に著しい効果が認められた。
うに、本発明法では、先行材が硬質材でかつ厚物であり
後行材が軟質材で薄物ある場合の圧延においても、オフ
ゲージ改善に著しい効果が認められた。
【0018】(実施例3)さらに、本発明法の効果を明
らかにするために、下記の表1に示す条件にて圧延を実
施し、板厚破断発生頻度およびオフゲージ長さを調べ
た。その結果も合わせて表1に示す。なお、板破断発生
頻度は、破断数/コイル数×100 (%)で表した。
らかにするために、下記の表1に示す条件にて圧延を実
施し、板厚破断発生頻度およびオフゲージ長さを調べ
た。その結果も合わせて表1に示す。なお、板破断発生
頻度は、破断数/コイル数×100 (%)で表した。
【0019】
【表1】
【0020】表1を参照すると、変形抵抗差が23%以
上の場合で、先行材が硬質材でかつ厚物であり後行材が
軟質材で薄物ある場合の板破断発生頻度は、従来法が0.
05%であるのに対し、本発明法では0.01%と大幅に少な
くなっている。また、オフゲージ長さにいたっては、少
なくとも半分以下となっていることが判った。
上の場合で、先行材が硬質材でかつ厚物であり後行材が
軟質材で薄物ある場合の板破断発生頻度は、従来法が0.
05%であるのに対し、本発明法では0.01%と大幅に少な
くなっている。また、オフゲージ長さにいたっては、少
なくとも半分以下となっていることが判った。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、変形抵抗
値が大きく異なるコイル間を溶接により連続化したスト
リップの圧延に際し、張力変動による破断やオフゲージ
を確実に防止することが可能となる。
値が大きく異なるコイル間を溶接により連続化したスト
リップの圧延に際し、張力変動による破断やオフゲージ
を確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法の説明図である。
【図2】本発明法の説明図である。
【図3】実施例1を示す図である。
【図4】実施例1における実験結果を示す図である。
【図5】実施例2を示す図である。
【図6】実施例2における本発明法の実験結果を示す図
である。
である。
【図7】実施例2における従来法の実験結果を示す図で
ある。
ある。
【図8】変形抵抗差によるオフゲージの発生を示す図で
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】溶接点を含むストリップを連続ミルにより
圧延するに際し、先行材に対するロール間隙設定値をS
1 、後行材に対するロール間隙設定値をS2 とした場
合、 先行材と後行材の変形抵抗値の差が8〜23%の範囲内
でロール間隙設定変更基準Xを設け、この基準Xを超え
るときは、iスタンドにおいて後行材通過時のロール間
隙設定値を次記(1)式により与えられる設定値S0 に
変更することを特徴とする連続ミルの制御方法。 S0 =(S1 +S2 )/K……(1) ただし、K=0.8 〜4.5 である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161206A JPH06522A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 連続ミルの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161206A JPH06522A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 連続ミルの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06522A true JPH06522A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15730618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4161206A Pending JPH06522A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 連続ミルの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018176197A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | Jfeスチール株式会社 | タンデム圧延機における走間板厚変更方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161206A patent/JPH06522A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018176197A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | Jfeスチール株式会社 | タンデム圧延機における走間板厚変更方法 |
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