JPH0652293B2 - ケーブルチェッカ及びその使用方法 - Google Patents

ケーブルチェッカ及びその使用方法

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JPH0652293B2
JPH0652293B2 JP2104607A JP10460790A JPH0652293B2 JP H0652293 B2 JPH0652293 B2 JP H0652293B2 JP 2104607 A JP2104607 A JP 2104607A JP 10460790 A JP10460790 A JP 10460790A JP H0652293 B2 JPH0652293 B2 JP H0652293B2
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浩之 高橋
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は同じ芯番どうしが接続される多芯ケーブルの
各芯線の断線、短絡、誤配線のチェックを行うケーブル
チェッカ及びその使用方法に関する。
「従来の技術」 例えば第7図に示すように、コネクタ11とコネクタ1
2とを、その同一の芯番どうしをケーブル13の各芯線
で互いに接続した場合に、そのケーブル13の芯線の断
線、短絡、誤配線をチェックするために、従来において
は第8図に示すケーブルチェッカが用いられていた。
すなわちパルス発生器14から一定周期で発生するパル
スにより、シフト段がn段のシフトレジスタ15がシフ
ト制御され、シフトレジスタ15には初期状態でその初
段に“1”が入力される。シフトレジスタ15の各シフ
ト段151〜15nの各出力はドライブ回路16でそれぞ
れ検査電圧にされて、コネクタ11を通じて被検査ケー
ブル13の各芯線131〜13nの各一端へそれぞれ供給
される。ケーブル13の各芯線131〜13nの各出力は
コネクタ12を通じて電圧比較部17へ供給され、それ
ぞれ基準電圧発生部18からの基準電圧と比較され、基
準電圧以上は“1”、以下は“0”として比較部19へ
出力される。この電圧比較部17の出力は比較部19で
シフトレジスタ15の出力と対応するものがそれぞれ比
較され、つまり、芯線131の入力と出力とが比較さ
れ、同様に芯線132〜13nの各入力と各出力とがそれ
ぞれ比較される。この比較動作は、シフトレジスタ15
において“1”が各シフト段にある時に1回づつ行われ
る。
検査開始時にはシフトレジスタ15には初段151にの
み“1”が記憶・制御部21からセットされている。こ
の状態で比較部19はシフトレジスタ15の各シフト段
の直接信号S1〜Snとケーブル13を経由した信号
1′〜Sn′とを比較し、この時、例えば信号S1′と
2′が共に“1”(オン)であれば芯線131と132
とが短絡しており、信号S2′のみが“1”であれば芯
線131と132とが誤配線であり、信号S1′が“0”
(オフ)の場合は、芯線131が断線であることがわか
る。つまり正常な配線であれば信号S1′〜Sn′と信号
1〜Snとが一致するはずである。これが不一致の時
は、比較部19は信号S1〜Snと信号S1′〜Sn′とを
記憶・制御部21へ出力し、これらを記憶・制御部21
は記憶する。
シフトレジスタ15がシフト段152〜15nへと順次1
段ずれるごとに、同様の比較を行う。シフトレジスタ1
5の終段15nに“1”が移り、この時の前記比較を終
了すると、記憶・制御部21はその記憶内容をもとに検
査結果と異常個所の位置とを表示部22に表示して検査
を終了する。
なお電圧比較部17は各芯線対応に、その出力から誘導
雑音などを除去する低域通過波器と、芯線に流れる電
流を電圧として検出するための電流検出用抵抗器と、そ
の電流検出用抵抗器で検出された電圧と基準電圧とを比
較して“1”又は“0”を出力するコンパレータとから
構成されている。
「発明が解決しようとする課題」 第8図に示した従来のケーブルチェッカでは、被検査ケ
ーブル13の芯線数だけ、シフトレジスタ15、ドライ
ブ部16、電圧比較部17、比較部19の各ビット数が
必要となり、ハードウエア規模が大きくなり、芯線数が
多いケーブルの検査に適さない。
この発明の1つの目的はハードウエア規模が比較的小さ
くても多芯ケーブルの検査を行うことができるケーブル
チェッカを提供することにある。
この発明の他の目的は前記目的を達成するケーブルチェ
ッカにおいて検査時間を短縮することができる使用方法
を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 請求項1の発明によればシフトレジスタのn段の各シフ
ト段の出力はそれぞれn個の出力スイッチへ供給され、
これらn個の出力スイッチはそれぞれ各別のm個の出力
端子へ入力されたシフト段の出力を切替え供給すること
ができ、これらn×m個の出力端子が被検査ケーブルの
各芯線の一端の対応するものに接続される。各別のm個
の入力端子に切替え接続することができる入力スイッチ
がn個設けられ、これらn×m個の入力端子は被検査ケ
ーブルの各芯線の他端の対応するものにそれぞれ接続さ
れる。これらn個の入力スイッチの各出力と、シフトレ
ジスタの各シフト段の出力とが比較・全ビットオフ検出
部へ供給され、出力スイッチと入力スイッチとが同一芯
線の一端と他端とにそれぞれ接続されている状態で、比
較・全ビットオフ検出部は、その両入力が一致か不一致
かをチェックし、出力スイッチと入力スイッチとが同一
芯線に接続されていない状態では比較・全ビットオフ検
出部は各入力スイッチの出力がすべてゼロ(オフ)か否
かをチェックする。比較・全ビットオフ検出部で不一致
を検出した時、またすべてゼロではないことを検出した
時にその時の比較・全ビットオフ検出部の両入力とn個
の出力スイッチ及びn個の入力スイッチの各切替え状態
とが記憶・制御部に記憶される。記憶・制御部でn個の
出力スイッチ及びn個の入力スイッチの各切替え制御を
行い、検査が終了すると記憶した内容を読み出してチェ
ック結果と異常個所の位置とを表示部に表示する。
請求項2の発明は請求項1の発明のケーブルチェッカを
使用する際に、n個の出力スイッチが接続された芯線と
n個の入力スイッチが接続された芯線とが異なる場合に
おける検査で、n個の出力スイッチとn個の入力スイッ
チとの各切替え状態か設定されると、まずシフトレジス
タの各シフト段をすべて“1”とし、この時のn個の入
力スイッチの各出力がすべてゼロか否かをチェックし、
すべてゼロを検出した場合はn個の出力スイッチおよび
n個の入力スイッチの各切替え状態を次の状態に設定
し、すべてゼロでないと検出されると、シフトレジスタ
に対し、その初段より“1”をシフトさせると共に各シ
フト段に“1”が入力されるごとにn個の入力スイッチ
の出力がすべてゼロか否かをチェックし、シフトレジス
タの終段に“1”がシフトされ、これに対するすべてゼ
ロか否かのチェックを行った後に、n個の出力スイッチ
及びn個の入力スイッチの各切替え状態を次の状態に設
定する。
以下同様のことを繰返す。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示し、第8図と対応する部
分に同一符号を付けてある。この実施例ではシフトレジ
スタ15の各シフト段151〜15nの各出力はそれぞれ
ドライブ部16を通じてn個の出力スイッチ231〜2
nへそれぞれ供給される。これら出力スイッチ231
23nはそれぞれ、各別のm個の出力端子241〜24m
に切替え接続される。これらn×m個の出力端子24は
被検査ケーブル13の芯線131〜13m・nの各一端に接
続される。この例では出力スイッチ231〜23nの各出
力端子241のn個が芯線131〜13nにそれぞれ接続
され、出力スイッチ231〜23nの各出力端子242
n個が芯線13n+1〜132nにそれぞれ接続され、以下
同様に接続された場合である。
ケーブル13の他端側、つまりコネクタ12と電圧比較
部17との間にn個の入力スイッチ251〜25nが設け
られ、これら入力スイッチ251〜25nはそれぞれ各別
のm個の入力端子261〜26mに切替え接続される。こ
れらn×m個の入力端子26は芯線131〜13m・nの各
他端の対応するものと接続される。この芯線と入力端子
との接続は、芯線と出力端子との接続と同様の関係で行
う。入力スイッチ251〜25nの各出力はそれぞれ電圧
比較部17へ供給される。出力スイッチ231〜23n
び入力スイッチ251〜25nはそれぞれ記憶・制御部2
1で各別に切替え制御されるが、出力スイッチ231
23nは連動とされ、かつ入力スイッチ251〜25n
連動とされる。従って出力スイッチ231〜23nは出力
端子241〜24mの同一添字番号のものに同時に接続さ
れ、また入力スイッチ251〜25nも入力端子261
26mの同一添字番号のものに同時に接続される。これ
ら出力スイッチ231〜23n、入力スイッチ251〜2
nはそれぞれ1対mのアナログスイッチで構成され
る。
電圧比較部17のn個の出力信号S1′〜Sn′と、シフ
トレジスタ15のシフト段151〜15nの各出力信号S
1〜Snとが比較・全ビットオフ検出部27に入力され
る。比較・全ビットオフ検出部27は記憶・制御部21
からのモード制御信号xに応じて比較モードと全ビット
オフ検出モードとの何れかの動作を行い、比較モードで
両入力信号S1′〜Sn′とS1〜Snとが一致しているか
否かがチェックされ、全ビットオフ検出モードで信号S
1′〜Sn′の全ビットが“0”(オフ)か否かがチェッ
クされる。比較・全ビットオフ検出部27は例えば第2
図に示すように構成される。この例はn=4の場合で電
圧比較部17からの信号S1′〜S4′が比較器28へ供
給されると共に、ゲート291〜294へ供給される。ま
たシフトレジスタ15からの信号S1〜S4がゲート31
1〜314へ供給され、ゲート311〜314にモード制御
信号xが供給され、ゲート311〜314の出力は比較器
28へ供給されると共にゲート321〜324へ供給され
る。比較モードにおいてはxは“1”とされ、信号S1
〜S4と信号S1′〜S4′とが比較器28で比較され、
両者が一致すると比較器28から“1”が出力され、不
一致の時は比較器28から“0”が出力され、そのイン
バータ33により反転出力がゲート291〜294及び3
1〜324へ供給され、これらゲートが開らかれる。全
ビットオフ検出モードではxは“0”とされ、ゲート3
1〜314が閉じ、従って比較器28で信号S1′〜
4′と“0”〜“0”と比較され、信号S1′〜S4
の何れかが“0”でないと、比較器28の出力は“0”
となり、ゲート291〜294及び321〜324が開らか
れる。
第3図に出力スイッチ23(231〜23n)の切替え先
と、入力スイッチ25の切替え先との組合せを示し、出
力スイッチ23の切替え先の出力端子24の添字の番号
と入力スイッチ25の切替え先の入力端子26の添字の
番号とが一致した○印の切替え状態では、出力スイッチ
231〜23nがそれぞれ接続された芯線に、入力スイッ
チ251〜25nがそれぞれ接続された状態であって、ケ
ーブル13に断線などがない正常な場合は信号S1′〜
n′と信号S1〜Snとが一致するはずである。第3図
中の×印の切替え状態は出力スイッチ231〜23nが接
続されている芯線と、入力スイッチ251〜25nが接続
されている芯線とが異なる状態であって、ケーブル13
が正常な場合は信号S1′〜Sn′はすべて“0”(オ
フ)である。
そこで第3図中の○印の切替え状態は以下の手順でチェ
ックする。先ず第4図に示すように出力スイッチ231
〜23nをそれぞれ出力端子241に接続し、入力スイッ
チ251〜25nをそれぞれ入力端子261に接続し、そ
の後シフトレジスタ15の初段151のみを“1”と
し、比較・全ビットオフ検出部27は比較モード(x=
1)とされ、シフトレジスタ15からの直接信号S1
nと電圧比較部17の出力信号S1′〜Sn′との比較
が行われ、両者が不一致の時は比較・全ビットオフ検出
部27から信号S1〜Sn及びS1′〜Sn′が出力され、
これらは記憶・制御部21にそのチェックタイミングで
その時の出力スイッチ231〜23n及び入力スイッチ2
1〜25nの切替え状態と共に記憶される。信号S1
nとS1′〜Sn′とが一致している時は、この記憶は
行われない。パルス発生部14からのパルスにより、シ
フトレジスタ15のシフト段152のみが“1”とな
り、この時も、信号S1〜Snと信号S1′〜Sn′との比
較を同様に行い、不一致の時はその信号と切替え状態と
を記憶し、以下同様にシフト段153〜15nの各1つに
“1”がシフトするごとに、信号S1〜Snと信号S1
〜Sn′との比較を行う。シフト段15nが“1”にな
り、その時の信号の比較を行った後、出力スイッチ23
1〜23nを出力端子242に切替え、入力スイッチ251
〜25nを入力端子262に切替え、シフトレジスタ15
の初段151のみを“1”として以下同様のことを繰返
す。このようにして出力スイッチ231〜23nを出力端
子24mに切替え、入力スイッチ251〜25nを入力端
子26mに切替え、シフトレジスタ15の初段151のみ
を“1”として同様のことを行って、○印の切替え状態
に対するチェックは終了する。
第3図中の×印の切替え状態のチェックは次のようにし
て行う。この時は比較・全ビットオフ検出部27は全ビ
ットオフ検出モード(x=0)とされる。第3図中の×
印の切替え状態に予め順番を付けておき、その1番目の
状態に出力スイッチ231〜23nと入力スイッチ251
〜25nとを切替え設定する。その後、シフトレジスタ
15の初段151のみを“1”とし、その時の信号S1
〜Sn′がすべて“0”か否かを比較・全ビットオフ検
出部27でチェックし、すべてが“0”ではない時は、
信号S1′〜Sn′と信号S1〜Snとが出力され、これ
と、その時の出力スイッチ231〜23n及び入力スイッ
チ251〜25nの切替え状態とが記憶・制御部21に記
憶される。シフトレジスタ15のシフト段152〜15n
に“1”が順次移るごとに、信号S1′〜Sn′がすべて
“0”か否かがチェックされ、同様のことが行われる。
シフト段15nが“1”となった時のチェックが終了す
ると、次の番の×印の切替え状態に出力スイッチ231
〜23n及び入力スイッチ251〜25nを設定し、シフ
トレジスタ15の初段151のみを“1”として同様の
ことを繰返す。以下同様にして、×印の切替え状態のす
べてについて行う。
このようにして第3図に示したすべての切替えの組合せ
状態についてのチェックを完了すると、記憶・制御部2
1は、記憶データをもとに表示部22に検査結果を表示
する。つまり記憶データが一つも無い場合はケーブル1
3が正しく配線されている旨を表示し、記憶データが一
つ以上ある場合は異常個所を表示する。第1図に示した
ように芯線番号を付けた場合は、出力側番号は、出力ス
イッチ231〜23nの切替え出力端子を24i(i=
1,2,…,m)とすると、(i−1)×n+log2(S
1′,…,Sn′)で表わせ、入力側番号は、入力スイッ
チ251〜25nの切替え入力端子を26i(i=1,
2,…,m)とすると、(i−1)×n+log
2(S1′,…,Sn′)で表わせる。これらS1′,…,
n′は2進数でそのlog2は10進数変換をしているこ
とになる。
上述の説明では芯線数がN=n・mのケーブル13を検
査するに必要な時間Tは T=m2・n・Tp となる。Tpはパルス発生部14のパルス周期である。
pはケーブル13のインダクタンス成分による信号遅
延を考慮すると、ある程度以上短縮することはできな
い。nを増やすと回路規模が大きくなる。Tpとnとを
一定のまま、ケーブル芯線数Nをa倍にすると、検査時
間Tはa2倍となり、芯線数が多くなると検査時間が著
しく長くなる。例えばTp=5ms、n=8とすると、 となる。請求項の2の発明によればこの問題を解決する
ことができる。つまり第3図中の×印の切替え状態にお
いては、シフトレジスタ15の各シフト段151〜15n
をすべて“1”としても、信号S1′〜Sn′がすべて
“0”であれば、この切替え状態において、シフトレジ
スタ15のシフト段151〜15nを1つづつ“1”とし
ても、その各シフト状態で信号S1′〜Sn′の何れかが
“1”となることはあり得ない。そこで×印の切替え状
態のチェックにおいては、予め決めた順で1つの×印の
切替え状態は出力スイッチ231〜23nと入力スイッチ
251〜25nとを切替え設定し、第5図に示すようにシ
フトレジスタ15の各シフト段151〜15nをすべて
“1”にセットし、この時の信号S1′〜Sn′がすべて
“0”か否かをチェックし、もしすべて“0”の場合は
第5図に示すように出力スイッチ231〜23nと入力ス
イッチ251〜25nとを次の切替え状態に切替え設定し
て同様にシフト段151〜15nをすべて“1”として信
号S1′〜Sn′がすべて“0”であるか否かをチェック
する。
シフト段151〜15nをすべて“1”として信号S1
〜Sn′がすべて“0”であるか否かをチェックした時
にすべて“0”ではない場合は第6図に示すように、そ
の切替え状態のまま、シフトレジスタ15の初段151
のみを“1”として信号S1′〜Sn′がすべて“0”か
否かをチェックし、以下“1”がシフトレジスタ15の
各シフト段152〜15nに順次移るごとに信号S1′〜
n′がすべて“0”か否かをチェックし、すべて
“0”ではないことが検出されると、その時の信号
1′〜Sn′,S1〜Sn、スイッチの切替え状態を記録
・制御部21に記憶する。シフトレジスタ15の終段1
nが“1”となり、その時の信号S1′〜Sn′のチェ
ックを終了した後に、次の×印の切替え状態に出力スイ
ッチ231〜23n、入力スイッチ251〜25nを切替え
設定し、シフトレジスタ15の各シフト段151〜15n
をすべて“1”として以下同様のことを行う。
第3図中の○印の切替え状態の1つについての検査時間
はn・Tpである。×印の切替え状態の1つについての
検査時間は、シフト段151〜15nをすべて“1”とし
た時にすべて“0”が検査された時はTp、すべて
“0”が検出されない時は、(n+1)Tpとなる。○
印の数はm、×印の数はm2−mであるから、シフト段
151〜15nをすべて“1”とした時にすべて“0”が
検出されなかった数をQとすると全体の検査時間Tは T=mnTp+(m2-m-Q)・Tp+Q(n+1)Tp =(mn+m(m-1)+Qn)Tp となる。Tp=5ミリ秒、n=8、N=128、m=N
/n=16とすると、 Q=0でT=(16.8+16(16-1))・5=1840ミリ秒 Q=5でT=(16.8+16(16-1)+8.5)・5=2040ミリ秒 Q=210で T=(16.8+16(16-1)+8.210)・5=10240ミリ秒 となる。一般には128芯ケーブルで5個所も誤配線、
短絡はあり得ないから、仮りに5個所の誤配線などがあ
ったとしても、この請求項2の発明を用いない場合に対
し、この請求項2の発明によれば、検査時間は約1/5に
なる。
「発明の効果」 以上述べたように請求項1の発明のによれば切替え接点
数がmの出力スイッチと入力スイッチとをn=N/m
(Nは芯線数)設けることにより、シフトレジスタ15
の段数、ドライブ部16、電圧比較部17、比較・全ビ
ットオフ検出部27の各部がN/mとなり、これらをN
個ずつ設ける場合と比較してハードウエアの規模を小さ
くすることができ、多芯数ケーブルの検査を行うことが
できるものでも比較的小規模に作ることができる。
また請求項2の発明によれば請求項1の発明によるケー
ブルチェッカを用いてその検査時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の発明の実施例を示すブロック図、第
2図はその比較・全ビットオフ検出部27の具体例を示
すブロック図、第3図は出力スイッチの切替え状態と入
力スイッチの切替え状態との組合せを示す図、第4図は
第1図の動作を示すタイムチャート、第5図及び第6図
はそれぞれ請求項2の発明の実施例の動作を示すタイム
チャート、第7図は被検査ケーブルの例を示す図、第8
図は従来のケーブルチェッカを示すブロック図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n段(nは2以上の整数)のシフト段を有
    するシフトレジスタと、 そのシフトレジスタの各シフト段の出力がそれぞれ供給
    され、その出力をそれぞれm個(mは2以上の整数)の
    出力端子へ切替え出力することができ、これらn×m個
    の出力端子が被検査ケーブルの各芯線の一端の対応する
    ものに接続されるn個の出力スイッチと、 それぞれm個の入力端子へ切替え接続することができ、
    これらm×n個の入力端子がそれぞれ上記被検査ケーブ
    ルの各芯線の他端の対応するものにそれぞれ接続される
    n個の入力スイッチと、 これらn個の入力スイッチの各出力と、上記シフトレジ
    スタの各シフト段の出力とが入力され、設定されたモー
    ドに応じて、その両入力が一致しているか否かをチェッ
    クするか上記入力スイッチからのn個の入力がすべてゼ
    ロか否かをチェックする比較・全ビットオフ検出部と、 上記n個の出力スイッチ及び上記n個の入力スイッチの
    切替え制御と、上記比較・全ビットオフ検出部に対する
    モード設定とを行い、上記比較・全ビットオフ検出部が
    不一致を検出した時、及びすべてゼロではないことを検
    出した時に、その時の上記比較・全ビットオフ検出部の
    両入力と、上記n個の出力スイッチ及び上記n個の入力
    スイッチの各切替え状態とを記憶し、その記憶状態から
    上記ケーブルの異常個所位置を検出する記憶・制御部
    と、 その検出された異常個所を表示する表示部と、を具備す
    ることを特徴とするケーブルチェッカ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のケーブルチェッカの使用
    方法であって、 上記n個の出力スイッチが接続された上記ケーブルの芯
    線と、上記n個の入力スイッチが接続された上記ケーブ
    ルの芯線とが異なる場合における検査で、 上記n個の出力スイッチ及び上記n個の入力スイッチの
    各切替え状態が設定されると、まず上記シフトレジスタ
    の各シフト段をすべて“1”とし、この時の上記n個の
    入力スイッチの各出力が上記比較・全ビットオフ検出部
    ですべてゼロか否かをチェックし、すべてゼロの場合は
    上記n個の出力スイッチ及び上記n個の入力スイッチの
    各切替え状態を次の状態に設定し、 すべてゼロでないと検出されると、上記シフトレジスタ
    に対し、その初段より“1”をシフトさせると共に、そ
    の各シフト段に“1”が入力されるごとに上記n個の入
    力スイッチの出力がすべてゼロか否かを上記比較・全ビ
    ットオフ検出部でチェックし、 上記シフトレジスタの最終段に“1”がシフトされ、こ
    れに対する上記すべてゼロか否かのチェックを行った
    後、上記n個の出力スイッチ及び上記n個の入力スイッ
    チの各切替え状態を次の状態に設定し、以下同様のこと
    を繰返す、 ことを特徴とするケーブルチェッカの使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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