JPH065220U - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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Publication number
JPH065220U
JPH065220U JP4158692U JP4158692U JPH065220U JP H065220 U JPH065220 U JP H065220U JP 4158692 U JP4158692 U JP 4158692U JP 4158692 U JP4158692 U JP 4158692U JP H065220 U JPH065220 U JP H065220U
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JP
Japan
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clock signal
flop
data
flip
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4158692U
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English (en)
Inventor
茂 沼沢
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP4158692U priority Critical patent/JPH065220U/ja
Publication of JPH065220U publication Critical patent/JPH065220U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな回路規模で遅延時間の可変範囲を大き
く設定することができる。 【構成】 D端子に入力されるデジタル信号を第一のク
ロック信号に基づいて保持する第一のフリップフロップ
と、この第一のフリップフロップが保持した前記デジタ
ル信号を、前記第一のクロック信号に基づて順次取り込
むと共に、前記第一のクロック信号を遅延して得た第二
のクロック信号に基づいて入力した順番に取り出すFI
FOと、このFIFOから取り出した前記デジタル信号
を、第二のクロック信号を遅延して得た第三のクロック
信号に基づいて保持する第二のフリップフロップとを設
け、前記第一のフリップフロップに入力したデジタル信
号を前記第二のクロック信号の遅延時間に応じて遅延す
ることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、デジタル信号を遅延する遅延回路に関し、更に詳しくは、小さな回 路規模で任意の遅延時間を設定することができる遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の遅延回路を示す構成ブロック図である。図中、1は入力端子で 、遅延されるデジタル信号(以下、データ#という)が入力される。2はD型フ リップフロップで、前段のQ出力が次段のD入力とし加えられている。D型フリ ップフロップ2は、遅延時間に応じて段数が決められ、最前段に入力したデータ #を第一のクロック信号CLK1によって後段のD型フリップフロップ2に順次 シフトし、第二のクロック信号CLK2によって最終段から出力する。 31、32、…ディレイで、第一のクロック信号CLK1を順次遅延し、後段のD 型フリップフロップ2のクロック端子に出力する。 図5は、従来の遅延回路の動作を説明するタイムチャートである。(a)は遅 延されるデータ#、(b)は第一のクロック信号CLK1、(c)は最前段のD 型フリップフロップのQ1出力、(d)はディレイで遅延された第一のクロック信 号CLK1、(e)は第二段目のD型フリップフロップのQ2出力、(f)はN段 目のD型フリップフロップのQn出力、(g)は第二のクロック信号CLK2、( h)は最終段のD型フリップフロップのQo出力である。尚、#の後に示された 数字は、入力されるデータの順番を示したものである (1)最前段のD型フリップフロップ2は、第一のクロック信号CLK1の最初の立 ち上がりでデータ#1を保持する。 (2)このデータ#1は、ディレイ31で遅延された第一のクロック信号CLK1によ って第二段目のD型フリップフロップ2に保持され、更に、ディレイ32、33… で遅延された第一のクロック信号CLK1で、後段のD型フリップフロップ2に とシフトされる。 (3)このようにして、N段目のD型フリップフロップ2にシフトされたデータ# 1は、第一のクロック信号CLK1がdCK時間遅延された第二のクロック信号C LK2でdt時間後にQ端子より出力される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の遅延回路は、D型フリップフロップを多段接続して遅延時間 を得ているため、回路規模が大型化するという欠点を有していた。更に、遅延時 間dtの可変範囲が図4に示すように破線範囲、即ちデータの周期範囲T内に限 定されるという欠点を有していた。
【0004】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、データの遅延をFIFOを 用いて行うようにしたもので、小さな回路規模で遅延時間の可変範囲を大きく設 定できる遅延回路を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、 D端子に入力されるデジタル信号を第一のクロック信号に基づいて保持する第 一のフリップフロップと、 この第一のフリップフロップが保持した前記デジタル信号を、前記第一のクロ ック信号に基づいて順次取り込むと共に、前記第一のクロック信号を遅延して得 た第二のクロック信号に基づいて入力した順番に取り出すFIFOと、 このFIFOから取り出した前記デジタル信号を、第二のクロック信号を遅延 して得た第三のクロック信号に基づいて保持する第二のフリップフロップと、 を設け、前記第一のフリップフロップに入力したデジタル信号を前記第二クロ ック信号の遅延時間に応じて遅延することを特徴としている。
【0006】
【作用】
FIFOは、第一のフリップフロップが保持したデータを第一のクロック信号 に基づいて順次取り込む。FIFOが取り込んだデータは、第一のクロック信号 を遅延して得た第二のクロック信号に基づいてFIFOから入力した順番に取り 出だされる。FIFOから取り出されたデータは、第二のクロック信号を遅延し て得た第三のクロック信号に基づいて第二のフリップフロップに保持される。
【0007】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の一実施例を詳細に説明する。図1は、本考案の遅 延回路の一実施例を示す構成ブロック図である。図中、10は第一のD型フリッ プフロップで、D端子に入力されるデータ#を第一のクロック信号CLK10に基 づいて保持し、Q端子よりFIFO 11に出力する。
【0008】 FIFO 11は、入力端子(IN端子)に入力されたデータ#をシフトイン 端子(SI端子)に入力されている第一のクロック信号CLK11の立ち下がりで 保持し、保持したデータ#をシフトアウト端子(SO端子)に入力される第二の クロック信号CLK12の立ち下がりによって出力端子(OUT端子)より出力す る。
【0009】 12は第二のクロック信号CLK12を遅延するディレイで、遅延して得た第三 のクロック信号CLK13を第二のフリップフロップ13のクロック端子に出力す る。 第二のフリップフロップ13は、クロック端子に入力される第三のクロック信 号CLK13に基づき、FIFO 11からD端子に入力されるデータ#を保持し 、Q端子より出力する。
【0010】 尚、FIFO 11は、第二のクロック信号CLK12が入力されなくても、内 部データが空の状態の時に取り込んだデータ#、即ち、最初に取り込んだデータ #は一定時間後に出力端子から出力されるようになっている。
【0011】 次に、本考案の遅延回路の動作を説明するタイムチャートをもって説明する。 図2は、最大の遅延時間を得る場合を説明するためのタイムチャート、図3は、 は最小の遅延時間を得る場合を説明するためのタイムチャートである。 (a)は遅延されるデータ#、(b)は第一のクロック信号CLK11、(c) はFIFOに入力されるデータ#、(d)はFIFO内のデータの状態、(e) は第二のクロック信号CLK12、(f)はFIFOから出力されるデータ#、( g)は第三のクロック信号CLK13、(h)は第二のフリップフロップが出力す るデータ#である。
【0012】 最大の遅延時間を得る場合 (1)第一のD型フリップフロップ10に入力されたデータ#1は、第一のクロッ ク信号CLK11の最初の立ち上がりエッジで第一のD型フリップフロップ10に 保持され、Q端子よりFIFO 11に出力される。 (2)FIFO 11に入力されたデータ#1は、第一のクロック信号CLK11の立 ち下がりエッジでFIFO 11に取り込まれ、一定時間を経過した後に出力端 子より第二のD型フリップフロップ13に出力される。
【0013】 (3)次の第一のクロック信号CLK11で第一のD型フリップフロップ10に保持 されたデータ#2は、続いてシフトイン端子(SI端子)に入力される第一のク ロック信号CLK11のクロックの立ち下がりで、FIFO 11に保持される。 このようにして、FIFO 11は、第一のD型フリップフロップ10から順 次入力されるデータ#3、データ#4、……を第一のクロック信号CLK11に基 づいて保持していく。
【0014】 (4)FIFO 11は、n回目の立ち下がりでデータ#nを保持すると、取り込み 能力は一杯になる。 (5)FIFO 11は、データ#nを取り込んだ後、第一のクロックの(n+1) 回目が立ち下がる前に、第二のクロック信号CLK12が入力され、データ#2を 第二のクロック信号CLK12の立ち下がりに基づき第二のD型フリップフロップ 13に出力する。尚、第二のクロック信号CLK12は、第一のクロック信号CL K11が時間dck遅延されて得られる。
【0015】 (6)第二のフリップフロップ13は、第二のクロック信号CLK12の立ち下がり がFIFO 11に入力される前に、第三のクロック信号CLK12が入力される ようになっていて、データ#1をQ端子より出力する。尚、第三のクロック信号 CLK13は、第二のクロック信号CLK12が時間dc遅延されて得られる。 (7)以下、同様に、FIFO 11は、第二第三のクロック信号CLK12 、13に 基づきデータ#3、データ#4、……の書込み、読出を行う。
【0016】 最小の遅延時間を得る場合 (10)第一のD型フリップフロップ10に入力されたデータ#1は、第一のクロッ ク信号CLK11の最初の立ち上がりエッジで第一のD型フリップフロップ10に 保持され、Q端子よりFIFO 11に出力される。 (11)FIFO 11に入力されたデータ#1は、第一のクロック信号CLK11の 立ち下がりエッジでFIFO 11に取り込まれ、一定時間を経過した後に出力 端子より第二のD型フリップフロップ13に出力される。
【0017】 (12)データ#2は、第一のクロック信号CLK11の二回目の立ち上がりエッジで 第一のD型フリップフロップ10に保持され、そのクロックの立ち下がりで、F IFO 11に保持される。 (13)データ#2が保持されたFIFO 11は、データ#2を読みだすのに必要 な時間d2経過後、第二のクロック信号CLK12がシフトアウト端子(SO端子 )入力される。 (14)FIFO 11は、第二のクロック信号CLK12の最初のクロックの立ち下 がりでデータ#2を第二のD型フリップフロップ13に出力する。 (15)第二のD型フリップフロップ13は、第二のクロック信号CLK12の立ち下 がりがFIFO 11に入力される前に、第三のクロック信号CLK13が入力さ れていて、データ#1をQ端子より出力する。 (16)以下、同様に、FIFO 11は、第二第三のクロック信号CLK12 、13に 基づきデータ#3、データ#4、……の書込み、読出を行う。
【考案の効果】 以上、詳細に説明したように本考案の遅延回路は、FIFOを用いてデータの 遅延を行うようにしたもので、小さな回路規模で遅延時間の可変範囲を大きく設 定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の遅延回路の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。
【図2】最大の遅延時間を得る場合を説明するためのタ
イムチャートである。
【図3】最小の遅延時間を得る場合を説明するためのタ
イムチャートである。
【図4】従来の遅延回路を示す構成ブロック図である。
【図5】従来の遅延回路の動作を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
10 第一のD型フリップフロップ 11 FIFO 12 ディレイ 13 第二のD型フリップフロップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 D端子に入力されるデジタル信号を第一
    のクロック信号に基づいて保持する第一のフリップフロ
    ップと、 この第一のフリップフロップが保持した前記デジタル信
    号を、前記第一のクロック信号に基づいて順次取り込む
    と共に、前記第一のクロック信号を遅延して得た第二の
    クロック信号に基づいて入力した順番に取り出すFIF
    Oと、 このFIFOから取り出した前記デジタル信号を、第二
    のクロック信号を遅延して得た第三のクロック信号に基
    づいて保持する第二のフリップフロップと、 を設け、前記第一のフリップフロップに入力したデジタ
    ル信号を前記第二のクロック信号の遅延時間に応じて遅
    延することを特徴とした遅延回路。
JP4158692U 1992-06-17 1992-06-17 遅延回路 Withdrawn JPH065220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4158692U JPH065220U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 遅延回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4158692U JPH065220U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 遅延回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065220U true JPH065220U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12612540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4158692U Withdrawn JPH065220U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 遅延回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH065220U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228872A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Omron Corp 遊技機の発射装置及び発射装置に用いられる制御回路
JP2011227919A (ja) * 2000-06-09 2011-11-10 Trustees Of Columbia Univ In The City Of New York 混合された非同期および同期システム用少待ち時間fifo回路

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003