JPH0652089U - 電気機器における蓋の開閉装置 - Google Patents

電気機器における蓋の開閉装置

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JPH0652089U
JPH0652089U JP8288292U JP8288292U JPH0652089U JP H0652089 U JPH0652089 U JP H0652089U JP 8288292 U JP8288292 U JP 8288292U JP 8288292 U JP8288292 U JP 8288292U JP H0652089 U JPH0652089 U JP H0652089U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋の施錠状態を解錠するエジェクトボタンが
解錠操作の方向に力を受けても、これを阻止して不用意
に解錠できないようにした蓋の開閉装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 開閉可能に設けられた蓋(3)と、該蓋
(3)を係止するロック部材(12)と、該ロック部材
(12)を施錠状態または解錠状態に切換えるエジェク
トボタン(4)と、施錠状態でのエジェクトボタン
(4)の解錠方向の操作を阻止する阻止手段(24)
(25)と、上記エジェクトボタン(4)の非操作時に
前記阻止手段(24)(25)を施錠状態に維持してお
くための付勢部材(26)とを備え、該付勢部材(2
6)が上記ロック部材(12)に一体成型されているこ
とを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばディスクプレーヤ等の電気機器における蓋の開閉装置に係り 、詳しくは蓋のロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器における蓋の開閉装置としては、例えば図5に示すように、デ ィスクプレーヤにおいて開閉可能な蓋(33)を設けると共に、上記蓋(33) を係止するロック部材(32)、および該ロック部材(32)を施錠状態または 解錠状態に切換えるエジェクトボタン(34)を装備し、解錠の際には該エジェ クトボタン(34)の押圧操作(矢印方向)でロック部材(32)をスライド移 動(2点鎖線で図示)させることで、上記蓋(34)を開放(一点鎖線で図示) するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の構成では、操作者が無意識のうちに上記 エジェクトボタン(34)に触れてロック部材(32)を解錠状態に切換えて蓋 (33)を開放したり、あるいは何らかの機械的衝撃(外圧など)で上記エジェ クトボタン(34)が働いてロック部材(32)を解錠状態に切換え蓋(33) が開放される虞があった。 特に、蓋(33)の開放動作とともにディスクをデッキから外部に取出すよう な構成の場合には、上記蓋(33)の開放で上記ディスクが飛び出して損傷する 虞があるという問題点があった。
【0004】 従って、本考案は上記事情を考慮してなされたもので、エジェクトボタンが解 錠操作の方向に力を受けても、これを阻止して不用意に解錠できないようにした 蓋の開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記した目的を達成するために、開閉可能に設けられた蓋と、該蓋を 係止するロック部材と、該ロック部材を施錠状態または解錠状態に切換えるエジ ェクトボタンと、施錠状態でのエジェクトボタンの解錠方向の操作を阻止する阻 止手段と、上記エジェクトボタンの非操作時に前記阻止手段を施錠状態に維持し ておくための付勢部材とを備え、該付勢部材が上記ロック部材に一体成型されて いることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る電気機器における蓋の開閉装置の好適一実施例を図1〜図 4に基づいて説明する。
【0007】 先ず、図4は本考案を適用したディスクプレーヤ(1)の外観斜視図であり、 筺体(2)の上部に蓋(3)を設け、エジェクトボタン(4)の操作により上記 蓋(3)を開放させ、コンパクトディスク等のディスク(5)を出入れするよう に構成されている。 なお、上記蓋(3)は筺体(2)の背部に支軸(6)を中心に回動可能にかつ 開放方向に付勢されて開閉可能に設けられている。
【0008】 次に、図1〜図3は、蓋(3)の開閉装置(100)を説明するための要部を 示す図である。 筺体(2)の上面にはディスク装填口(7)が開口しており、該装填口(7) と並んで筺体(2)の上面には摘み部(8)を有するエジェクトボタン(4)を 配置するための溝孔(10)(11)(11)が形成されている。そして溝孔( 10)(11)(11)の下に位置して筺体(2)内には、蓋(3)を係止する ロック部材(12)が配置されている。
【0009】 上記ロック部材(12)は合成樹脂材料などから成り、上記筺体(2)に枢軸 (13)(13)で回動自在に支持され、該枢軸(13)の上側にはロックレバ ー(14)が起立して一体成型されており、該ロックレバー(14)はフック部 を具えたフック爪(15)を有し、ディスク装填口(7)の周縁部に形成された スリット(16)を介して、該装填口(7)に嵌合する蓋(3)の周縁に形成さ れた係合部(17)に係合するものである。
【0010】 また、上記ロック部材(12)には枢軸(13)の一側に蓋(3)の周縁を受 けるステージ(18)に延びる弾性力を有する弾性板部(20)が一体成型され ると共に、枢軸(13)の他側には操作レバー部(21)が一体成型されている 。 なお、これら弾性板部(20)と操作レバー部(21)とは枢軸(13)でも って十字状に形成され、互いにシーソーの如く揺動するよう構成されており、施 錠状態では弾性板部(20)の働きで、ロックレバー(14)のフック爪(15 )は係合部(17)に弾性的に係合されている。
【0011】 上記エジェクトボタン(4)はロック部材(12)の操作レバー部(21)の 上方に位置して独立に配置されており、上記摘み部(8)を孔(10)(11) (11)内で矢印X方向に移動できるようにしてある。 この溝孔(10)を介してエジェクトボタン(4)の操作ロッド部(22)が 下方に延び、その下端が上記操作レバー部(21)に対向しており、また、溝孔 (10)から操作ロッド部(22)が抜け出ないようにするため、溝孔(11) (11)に係合するフック部を具えたストッパ片(23)がエジェクトボタン( 4)に形成されている。更に、このストッパ片(23)にはエジェクトボタン( 4)の解錠方向の操作を阻止する突起部(24)(24)が形成されており、溝 孔(11)(11)の縁部(25)と係合するよう構成されている。
【0012】 また、(26)は上記ロック部材(12)に一体成型された弾性力を有する付 勢部材であり、上記操作ロッド部(22)を弾持し、これを押圧付勢することで ストッパ片(23)の突起部(24)と溝孔(11)の縁部(25)とが係合す るものである。 なお、上記付勢部材(26)はロック部材(12)に一体成型されているので 、例えばスプリング等の別体部材を不要とし部品点数の削減となり、また組立工 程も簡単になるという利点がある。
【0013】 次に、本実施例における動作を説明する。 上述したような構成では、図3(a)の施錠状態において、誤ってあるいは偶 然の機械的衝撃等で上記摘み部(8)が矢印Y方向に押されエジェクトボタン( 4)が押されようとしても、ストッパ片(23)の突起部(24)と溝孔(11 )の縁部(25)との係合による解錠方向の阻止手段により垂直動作が阻止され る。また、摘み部(8)が矢印X方向に押されエジェクトボタン(4)が動かさ れても、単に水平動作だけではその操作ロッド部(22)でロック部材(12) の操作レバー部(21)を押すことがない。
【0014】 そして、施錠状態を正規に解除しようとする場合(図3(b)の解錠状態)に は、先ず摘み部(8)を矢印X方向に移動し、次に矢印Y方向に押下することで 、上記操作ロッド部(22)により操作レバー部(21)が押されロック部材( 12)がその枢軸(13)周りで回動すると、ロックレバー(14)が回動し、 蓋(3)の係合部(17)に対するフック爪(15)の係合を解除することによ り、蓋(3)が開放状態になる。
【0015】 なお、施錠の場合には摘み部(8)を元の位置に戻しておけば、ディスク装填 口(7)に対して蓋(3)が閉じられたとき、弾性板部(20)の働きでフック 爪(15)が係合部(17)に係合されて蓋(3)が施錠状態にされると共に、 付勢部材(26)が操作ロッド(22)を押圧付勢することで、ストッパ片(2 3)の突起部(24)と溝孔(11)の縁部(25)とが係合し、上記施錠状態 が維持される。
【0016】 以上、本考案の好適一実施例について詳細に説明したが、本考案はこれに限定 されるものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の修正が可能である ことは明白である。 また、本実施例では、本考案をディスクプレーヤに適用した例で説明したが、 これに限らず、他の電気機器に幅広く適用できることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、エジェクトボタンが解錠操作の方 向に力を受けても、これを阻止して不用意に解錠されないという実用上の効果を 得ることができ、更に、付勢部材はロック部材に一体成型されているので、例え ばスプリング等の別体部材を不要とし部品点数の削減となり、また組立工程も簡 単になるという有益な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る電気機器における蓋の開閉装置
の要部斜視図である。
【図2】 図1に示す実施例の一部の分解斜視図であ
る。
【図3】 図1に示す実施例の要部縦断側面図であり、
(a)は蓋の施錠状態、(b)は蓋の解錠状態である。
【図4】 本考案を適用したディスクプレーヤの全体斜
視図である。
【図5】 従来の一例を示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)ディスクプレーヤ (3)蓋 (4)エジェクトボタン (12)ロック部材 (24)突起部(阻止手段) (25)溝孔の縁部(阻止手段) (26)付勢部材 (100)開閉装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能に設けられた蓋と、該蓋を係止
    するロック部材と、該ロック部材を施錠状態または解錠
    状態に切換えるエジェクトボタンと、施錠状態でのエジ
    ェクトボタンの解錠方向の操作を阻止する阻止手段と、
    上記エジェクトボタンの非操作時に前記阻止手段を施錠
    状態に維持しておくための付勢部材とを備え、該付勢部
    材が上記ロック部材に一体成型されていることを特徴と
    する電気機器における蓋の開閉装置。
JP8288292U 1992-12-01 1992-12-01 電気機器における蓋の開閉装置 Expired - Lifetime JP2585563Y2 (ja)

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JPH0652089U true JPH0652089U (ja) 1994-07-15
JP2585563Y2 JP2585563Y2 (ja) 1998-11-18

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