JPH0651909A - 入出力機器制御装置及び入出力機器制御方法 - Google Patents
入出力機器制御装置及び入出力機器制御方法Info
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- JPH0651909A JPH0651909A JP4206330A JP20633092A JPH0651909A JP H0651909 A JPH0651909 A JP H0651909A JP 4206330 A JP4206330 A JP 4206330A JP 20633092 A JP20633092 A JP 20633092A JP H0651909 A JPH0651909 A JP H0651909A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画面上にカーソルの表示が可能で、データの
入力、カーソルの表示、及び移動等の指示が可能な入出
力機器を制御する入出力機器制御装置及び入出力機器制
御方法に関し、画面上の表示の操作の煩雑さを解消し、
効率良く、かつ快適に入出力機器を使用できることを目
的とする。 【構成】 データの入力、カーソルの表示、及び移動等
の指示の操作が行われない未使用状態で一定時間の経過
を計測したか否か、または使用者からの固定位置への移
動指示の操作があったか否かを判断し、未使用状態で一
定時間経過したことを計測したか、又は固定位置への移
動指示の操作があったと判断された場合には、カーソル
を消去した後、画面上で当該カーソル自体又は関連画像
を固定位置に表示するように指示を行い、その後に操作
による指示があった場合には、カーソルの固定位置への
表示を解除するように構成する。
入力、カーソルの表示、及び移動等の指示が可能な入出
力機器を制御する入出力機器制御装置及び入出力機器制
御方法に関し、画面上の表示の操作の煩雑さを解消し、
効率良く、かつ快適に入出力機器を使用できることを目
的とする。 【構成】 データの入力、カーソルの表示、及び移動等
の指示の操作が行われない未使用状態で一定時間の経過
を計測したか否か、または使用者からの固定位置への移
動指示の操作があったか否かを判断し、未使用状態で一
定時間経過したことを計測したか、又は固定位置への移
動指示の操作があったと判断された場合には、カーソル
を消去した後、画面上で当該カーソル自体又は関連画像
を固定位置に表示するように指示を行い、その後に操作
による指示があった場合には、カーソルの固定位置への
表示を解除するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力機器制御装置及
び入出力機器制御方法に係り、特に、画面上にカーソル
の表示が可能で、当該カーソルの表示、移動等の指示を
使用者からの操作により行う入出力機器を制御する入出
力機器制御装置及び入出力機器制御方法に関する。
び入出力機器制御方法に係り、特に、画面上にカーソル
の表示が可能で、当該カーソルの表示、移動等の指示を
使用者からの操作により行う入出力機器を制御する入出
力機器制御装置及び入出力機器制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図９に示すような入出力機器制御
装置があった。本例にあっては、同図に示すように、画
面上にカーソルの表示が可能な出力機器１と、データの
入力、カーソルの表示、及び移動等の指示を行う入力機
器４と、当該入力機器４及び出力機器１の制御を行う入
出力機器制御部８２とを有するものである。本例にあっ
ては、同図に示すように、データの入力、カーソルの表
示及び移動は、常に前記入力機器４による指示でのみ行
うようにし、また、出力機器１の全画面内ではカーソル
は、前記入力機器４が使用状態にあると、または未使用
状態にあるとに拘わらず、画面上の任意の位置に表示さ
れていることになる。
装置があった。本例にあっては、同図に示すように、画
面上にカーソルの表示が可能な出力機器１と、データの
入力、カーソルの表示、及び移動等の指示を行う入力機
器４と、当該入力機器４及び出力機器１の制御を行う入
出力機器制御部８２とを有するものである。本例にあっ
ては、同図に示すように、データの入力、カーソルの表
示及び移動は、常に前記入力機器４による指示でのみ行
うようにし、また、出力機器１の全画面内ではカーソル
は、前記入力機器４が使用状態にあると、または未使用
状態にあるとに拘わらず、画面上の任意の位置に表示さ
れていることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上説明したよ
うに、従来例にあっては、入力機器４０を使用しない場
合でも、出力機器１０の画面上にカーソルが存在するた
めに、他操作をする場合、カーソルが目立つため邪魔に
なることがある。又、入力機器１０を使用しない場合、
カーソルを画面の端に移動させておく場合でも、いざ入
力機器１０を使用する場合、カーソルがどこにあるかわ
からず、入力機器１０の操作を行い、カーソルの位置を
確認する必要があるという問題点を有していた。そこ
で、本発明は、このような、画面上の表示の操作の煩雑
さを解消し、効率良く、かつ快適に入出力機器を使用で
きるようにして、マン＝マシン・インタフェースを改善
することを目的としてなされたものである。
うに、従来例にあっては、入力機器４０を使用しない場
合でも、出力機器１０の画面上にカーソルが存在するた
めに、他操作をする場合、カーソルが目立つため邪魔に
なることがある。又、入力機器１０を使用しない場合、
カーソルを画面の端に移動させておく場合でも、いざ入
力機器１０を使用する場合、カーソルがどこにあるかわ
からず、入力機器１０の操作を行い、カーソルの位置を
確認する必要があるという問題点を有していた。そこ
で、本発明は、このような、画面上の表示の操作の煩雑
さを解消し、効率良く、かつ快適に入出力機器を使用で
きるようにして、マン＝マシン・インタフェースを改善
することを目的としてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第一の発明は、図１に示すように、画面上に
カーソルの表示が可能な出力機器１０と、データの入
力、カーソルの表示及び移動等の指示を行う入力機器４
０を有する入出力機器の制御を行う入出力機器制御装置
において、入力機器４０が未使用状態で一定時間経過し
たか否かを計測する未使用状態時間計測部８０と、未使
用状態時間計測部８０による一定時間経過の計測また
は、前記入力機器４０からの指示があった場合には、そ
の後に入力機器４０からの指示があるまでカーソルを消
去した後、当該カーソル自体又は関連画像を出力機器１
０の画面上の固定位置に表示するように指示を行う固定
位置表示指示部６０とを設けたものである。
するため、第一の発明は、図１に示すように、画面上に
カーソルの表示が可能な出力機器１０と、データの入
力、カーソルの表示及び移動等の指示を行う入力機器４
０を有する入出力機器の制御を行う入出力機器制御装置
において、入力機器４０が未使用状態で一定時間経過し
たか否かを計測する未使用状態時間計測部８０と、未使
用状態時間計測部８０による一定時間経過の計測また
は、前記入力機器４０からの指示があった場合には、そ
の後に入力機器４０からの指示があるまでカーソルを消
去した後、当該カーソル自体又は関連画像を出力機器１
０の画面上の固定位置に表示するように指示を行う固定
位置表示指示部６０とを設けたものである。
【０００５】また、第二の発明は、図２に示すように、
画面上にカーソルの表示が可能で、データの入力、カー
ソルの表示、及び移動等の指示が可能な入出力機器を制
御する入出力機器制御方法において、データの入力、カ
ーソルの表示、及び移動等の指示の操作が行われない未
使用状態で一定時間の経過を計測したか否か、または使
用者からの固定位置への移動指示の操作があったか否か
を判断し（Ｓ１）、未使用状態で一定時間経過したこと
を計測したか、又は固定位置への移動指示の操作があっ
たと判断された場合には、画面上で現在位置のカーソル
を消去した後、当該カーソル自体または関連画像を固定
位置に表示するように指示を行い（Ｓ２）、その後に操
作による指示があった場合（Ｓ３）には、カーソル自体
または関連画像の固定位置への表示を解除する（Ｓ４）
ことである。
画面上にカーソルの表示が可能で、データの入力、カー
ソルの表示、及び移動等の指示が可能な入出力機器を制
御する入出力機器制御方法において、データの入力、カ
ーソルの表示、及び移動等の指示の操作が行われない未
使用状態で一定時間の経過を計測したか否か、または使
用者からの固定位置への移動指示の操作があったか否か
を判断し（Ｓ１）、未使用状態で一定時間経過したこと
を計測したか、又は固定位置への移動指示の操作があっ
たと判断された場合には、画面上で現在位置のカーソル
を消去した後、当該カーソル自体または関連画像を固定
位置に表示するように指示を行い（Ｓ２）、その後に操
作による指示があった場合（Ｓ３）には、カーソル自体
または関連画像の固定位置への表示を解除する（Ｓ４）
ことである。
【０００６】
【作用】ステップＳ１で、前記入力機器４０を用いて使
用者からデータの入力、及びカーソルの表示、及び移動
等の指示の操作があったと判断され、または、未使用状
態時間計測部８０により当該入力機器４０の未使用状態
を一定時間経過が計測されたと判断されたとする。する
と、ステップＳ２で、固定位置表示指示部６０は、出力
機器１０の画面の固定位置にカーソル自体または関連画
像を表示するように指示を行う。ここで、「固定位置」
とは、例えば、前記出力機器１０の画面の最上部とか最
下部等の使用者等により、すぐに目につく表示位置をい
う。また、「関連画像」とは、カーソル自体ではなく、
カーソルが前記固定位置に格納されていることを示す画
像であり、例えば、当該固定位置の色彩を変えたり、特
別の記号を固定位置またはその近傍に表示する場合を含
む。ステップＳ３で、その後に、前記入力機器４０から
の指示があった場合には、ステップＳ４で、前記カーソ
ル自体又は関連画像は前記出力機器１０の画面の固定位
置の表示から解除されることになる。ここで、「カーソ
ル」には、入力機器がキーボードの場合のカーソルの他
に、入力機器がマウスの場合に使用される「マウスカー
ソル」等のカーソルをも含むものである。尚、図１で、
前記固定位置表示指示部６０、未使用状態時間計測部８
０は入出力機器制御部２０に属するものである。また、
請求項２は、第一の発明の実施態様を示すものである。
用者からデータの入力、及びカーソルの表示、及び移動
等の指示の操作があったと判断され、または、未使用状
態時間計測部８０により当該入力機器４０の未使用状態
を一定時間経過が計測されたと判断されたとする。する
と、ステップＳ２で、固定位置表示指示部６０は、出力
機器１０の画面の固定位置にカーソル自体または関連画
像を表示するように指示を行う。ここで、「固定位置」
とは、例えば、前記出力機器１０の画面の最上部とか最
下部等の使用者等により、すぐに目につく表示位置をい
う。また、「関連画像」とは、カーソル自体ではなく、
カーソルが前記固定位置に格納されていることを示す画
像であり、例えば、当該固定位置の色彩を変えたり、特
別の記号を固定位置またはその近傍に表示する場合を含
む。ステップＳ３で、その後に、前記入力機器４０から
の指示があった場合には、ステップＳ４で、前記カーソ
ル自体又は関連画像は前記出力機器１０の画面の固定位
置の表示から解除されることになる。ここで、「カーソ
ル」には、入力機器がキーボードの場合のカーソルの他
に、入力機器がマウスの場合に使用される「マウスカー
ソル」等のカーソルをも含むものである。尚、図１で、
前記固定位置表示指示部６０、未使用状態時間計測部８
０は入出力機器制御部２０に属するものである。また、
請求項２は、第一の発明の実施態様を示すものである。
【０００７】
【実施例】次に、本発明に係る実施例について説明す
る。図３に本実施例に係る入出力機器のブロック図を示
す。本例に係る入出力機器は、例えば、図４に示すよう
に、マルチウィンドウシステムを有するワークステーシ
ョンであるとする。同図に示すように、本実施例にあっ
ては、画面上にカーソルの表示が可能な出力機器１と、
データの入力、カーソルの表示、及び移動等の指示を行
う入力機器４と、当該入出力機器等の種々の制御を行う
主制御部７と、前記出力機器１の表示の制御、入力機器
４の入力の制御等の入出力機器の制御を行う入出力機器
制御部２とを有するものである。また、当該入出力機器
制御部２には、カーソル位置の制御を行うカーソル位置
制御部３、または、前記出力機器１の画面に表示すべき
文字または記号等を格納する文字・記号等格納部５等を
有するものである。さらに、前記出力機器１には、表示
部１１と、表示メモリ１２とを有し、前記カーソル位置
制御部３には、当該入力機器４が未使用状態で一定時間
経過したか否かを計測する未使用状態時間計測部８と、
未使用状態時間計測部８による一定時間経過の計測また
は、前記入力機器４からの指示があった場合には、その
後に入力機器４からの指示があるまでカーソルを消去し
た後当該カーソル自体または関連画像を出力機器１の画
面上の固定位置に表示するように指示を行う固定位置表
示指示部６とを有する。
る。図３に本実施例に係る入出力機器のブロック図を示
す。本例に係る入出力機器は、例えば、図４に示すよう
に、マルチウィンドウシステムを有するワークステーシ
ョンであるとする。同図に示すように、本実施例にあっ
ては、画面上にカーソルの表示が可能な出力機器１と、
データの入力、カーソルの表示、及び移動等の指示を行
う入力機器４と、当該入出力機器等の種々の制御を行う
主制御部７と、前記出力機器１の表示の制御、入力機器
４の入力の制御等の入出力機器の制御を行う入出力機器
制御部２とを有するものである。また、当該入出力機器
制御部２には、カーソル位置の制御を行うカーソル位置
制御部３、または、前記出力機器１の画面に表示すべき
文字または記号等を格納する文字・記号等格納部５等を
有するものである。さらに、前記出力機器１には、表示
部１１と、表示メモリ１２とを有し、前記カーソル位置
制御部３には、当該入力機器４が未使用状態で一定時間
経過したか否かを計測する未使用状態時間計測部８と、
未使用状態時間計測部８による一定時間経過の計測また
は、前記入力機器４からの指示があった場合には、その
後に入力機器４からの指示があるまでカーソルを消去し
た後当該カーソル自体または関連画像を出力機器１の画
面上の固定位置に表示するように指示を行う固定位置表
示指示部６とを有する。
【０００８】以下の実施例では、前記入力機器４とし
て、マウスを用いた場合について説明する。本例では、
前記「固定位置」として、例えば、図４に示すように、
出力機器１の表示部１１の画面のうちのカレントウイン
ドウ（操作および、入力可能な画面最前面に位置するウ
インドウをいう）のタイトルバーの位置とする。さら
に、図４には、前記固定位置表示指示部６をさらに機能
的に示したものである。同図に示すように、本固定位置
表示指示部６には、前記出力機器１の画面の固定位置を
表す固定位置データを格納する固定位置データ格納部６
１と、画面上の現在のカーソル位置を表すカーソル現在
位置データを格納するカーソル現在位置データ格納部６
４と、固定位置データ格納部６１に格納されている固定
位置データとカーソル現在位置データとの比較を行う比
較部６３と、現在固定位置に前記カーソルの格納を完了
したことを示す格納済フラグを保持するフラグ保持部６
５と、前記未使用状態時間計測部８の計測結果、入力機
器４からの指示、前記比較部６３の比較結果、及び、前
記フラグ保持部６５のフラグに基づいて、前記フラグ保
持部６５へのフラグの保持または解除、前記出力機器１
に対するカーソル自体若しくは関連画像の表示若しくは
消去等の指示、及び、前記カーソル現在位置データ格納
部６４に格納されているカーソルの現在位置データの更
新の指示を行う指示部６２とを有するものである。図７
には、前記固定位置データ格納部６１に格納されている
固定位置データを示すものである。同図に示すように、
本例では、当該固定位置として、画面上への矩形領域を
設定した場合を示すものであって、同図に示すように、
当該矩形領域の左上頂点と、右下頂点の前記カレントウ
インドウからの相対位置の座標で定めることにより、当
該矩形領域を特定している。
て、マウスを用いた場合について説明する。本例では、
前記「固定位置」として、例えば、図４に示すように、
出力機器１の表示部１１の画面のうちのカレントウイン
ドウ（操作および、入力可能な画面最前面に位置するウ
インドウをいう）のタイトルバーの位置とする。さら
に、図４には、前記固定位置表示指示部６をさらに機能
的に示したものである。同図に示すように、本固定位置
表示指示部６には、前記出力機器１の画面の固定位置を
表す固定位置データを格納する固定位置データ格納部６
１と、画面上の現在のカーソル位置を表すカーソル現在
位置データを格納するカーソル現在位置データ格納部６
４と、固定位置データ格納部６１に格納されている固定
位置データとカーソル現在位置データとの比較を行う比
較部６３と、現在固定位置に前記カーソルの格納を完了
したことを示す格納済フラグを保持するフラグ保持部６
５と、前記未使用状態時間計測部８の計測結果、入力機
器４からの指示、前記比較部６３の比較結果、及び、前
記フラグ保持部６５のフラグに基づいて、前記フラグ保
持部６５へのフラグの保持または解除、前記出力機器１
に対するカーソル自体若しくは関連画像の表示若しくは
消去等の指示、及び、前記カーソル現在位置データ格納
部６４に格納されているカーソルの現在位置データの更
新の指示を行う指示部６２とを有するものである。図７
には、前記固定位置データ格納部６１に格納されている
固定位置データを示すものである。同図に示すように、
本例では、当該固定位置として、画面上への矩形領域を
設定した場合を示すものであって、同図に示すように、
当該矩形領域の左上頂点と、右下頂点の前記カレントウ
インドウからの相対位置の座標で定めることにより、当
該矩形領域を特定している。
【０００９】続いて、本実施例に係る入出力機器制御装
置及び方法の動作について説明する。まず、入力機器４
であるマウスが使用可能時の場合の処理動作を図６に示
す。ステップＳＪ１で、使用者により入力機器４である
マウスを操作すると、ステップＳＪ２で、前記未使用状
態時間計測部８は、その内部にもつマウス未使用カウン
タを初期化する。すると、ステップＳＪ３で、その際、
前記固定位置データと前記カーソル現在位置格納部６４
に格納されているカーソル現在位置とが前記比較部６３
により比較され、現在位置が前記固定位置であると判断
される。その結果、ステップＳＪ３で、前記入力機器４
であるマウスのボタンがクリックされると、前記指示部
６２は、固定位置にあるカーソルをステップＳＪ５で消
去する。
置及び方法の動作について説明する。まず、入力機器４
であるマウスが使用可能時の場合の処理動作を図６に示
す。ステップＳＪ１で、使用者により入力機器４である
マウスを操作すると、ステップＳＪ２で、前記未使用状
態時間計測部８は、その内部にもつマウス未使用カウン
タを初期化する。すると、ステップＳＪ３で、その際、
前記固定位置データと前記カーソル現在位置格納部６４
に格納されているカーソル現在位置とが前記比較部６３
により比較され、現在位置が前記固定位置であると判断
される。その結果、ステップＳＪ３で、前記入力機器４
であるマウスのボタンがクリックされると、前記指示部
６２は、固定位置にあるカーソルをステップＳＪ５で消
去する。
【００１０】一方、ステップＳＪ１で前記入力機器４で
あるマウスが操作されない場合には、ステップＳＪ４に
進み、前記未使用状態時間計測部８は未使用状態が一定
時間経過するか否かを計測する。未使用状態が一定時間
経過したことを計測した場合には、ステップＳＪ５に進
み、前記指示部６２は、前記出力機器１の画面の固定位
置にあるカーソルを消去する。次に、ステップＳＪ６に
進み、前記カーソル現在位置データ格納部６４に、カー
ソルの現在位置として、前記固定位置を格納する。ステ
ップＳＪ７で、前記指示部６２は、前記フラグ保持部６
５に対し、マウスカーソル格納済フラグをセットする。
ステップＳＪ８で、カーソルが固定位置に格納されてい
ることが使用者に明確にわかるように、前記関連画像の
表示として、画面上の前記固定位置の表示を変更する。
あるマウスが操作されない場合には、ステップＳＪ４に
進み、前記未使用状態時間計測部８は未使用状態が一定
時間経過するか否かを計測する。未使用状態が一定時間
経過したことを計測した場合には、ステップＳＪ５に進
み、前記指示部６２は、前記出力機器１の画面の固定位
置にあるカーソルを消去する。次に、ステップＳＪ６に
進み、前記カーソル現在位置データ格納部６４に、カー
ソルの現在位置として、前記固定位置を格納する。ステ
ップＳＪ７で、前記指示部６２は、前記フラグ保持部６
５に対し、マウスカーソル格納済フラグをセットする。
ステップＳＪ８で、カーソルが固定位置に格納されてい
ることが使用者に明確にわかるように、前記関連画像の
表示として、画面上の前記固定位置の表示を変更する。
【００１１】さらに、図８にはカーソルが前記固定位置
に格納されている状態（マウス操作抑止状態）の場合の
処理の流れ図を示すものである。同図に示すように、ス
テップＳＪ１０で、マウスボタンがクリックされたか否
かを判断し、クリックされない限りは、マウスカーソル
の位置の変更は不可能である。ステップＳＪ１０で、マ
ウスボタンがクリックされた場合には、前記指示部６２
は、ステップＳＪ１１に進み、マウスカーソル格納済フ
ラグを前記フラグ保持部６５から消去する。また、ステ
ップＳＪ１２で、マウスカーソルを画面上に表示させ、
ステップＳＪ１３で、画面上で前記固定位置にカーソル
が格納されていることを示す画面上の表示を消去して元
に戻す。ステップＳＪ１４で、前記未使用状態時間計測
部８は内部のマウス未使用カウンタを初期化し、マウス
操作抑止状態を解除する。尚、以上の説明では、カーソ
ルとしてマウスカーソルの場合について説明したが、当
該場合に限られることなく、例えば、キーボードの場合
のカーソルや、タブレット等のカーソルについても同様
である。また、前記カーソルの固定位置のデザインを工
夫することにより利用者の入力機器の操作の不快感を軽
減することができる。
に格納されている状態（マウス操作抑止状態）の場合の
処理の流れ図を示すものである。同図に示すように、ス
テップＳＪ１０で、マウスボタンがクリックされたか否
かを判断し、クリックされない限りは、マウスカーソル
の位置の変更は不可能である。ステップＳＪ１０で、マ
ウスボタンがクリックされた場合には、前記指示部６２
は、ステップＳＪ１１に進み、マウスカーソル格納済フ
ラグを前記フラグ保持部６５から消去する。また、ステ
ップＳＪ１２で、マウスカーソルを画面上に表示させ、
ステップＳＪ１３で、画面上で前記固定位置にカーソル
が格納されていることを示す画面上の表示を消去して元
に戻す。ステップＳＪ１４で、前記未使用状態時間計測
部８は内部のマウス未使用カウンタを初期化し、マウス
操作抑止状態を解除する。尚、以上の説明では、カーソ
ルとしてマウスカーソルの場合について説明したが、当
該場合に限られることなく、例えば、キーボードの場合
のカーソルや、タブレット等のカーソルについても同様
である。また、前記カーソルの固定位置のデザインを工
夫することにより利用者の入力機器の操作の不快感を軽
減することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、入力機器が未使用状態の場合又は使用者からの入力
機器を介しての指示があった場合には、入力機器のカー
ソル自体又は関連画像を出力機器の画面上の固定位置に
表示するようにしている。したがって、使用者はカーソ
ルを直ちに見つけることが可能となり再度使用する場合
にカーソルをさがすための操作もいらない。また、必要
のない場合には、カーソルを画面上から消去することが
できるので、カーソルが邪魔になることもなく、効率良
く、かつ快適に入出力機器を操作することができること
になる。
は、入力機器が未使用状態の場合又は使用者からの入力
機器を介しての指示があった場合には、入力機器のカー
ソル自体又は関連画像を出力機器の画面上の固定位置に
表示するようにしている。したがって、使用者はカーソ
ルを直ちに見つけることが可能となり再度使用する場合
にカーソルをさがすための操作もいらない。また、必要
のない場合には、カーソルを画面上から消去することが
できるので、カーソルが邪魔になることもなく、効率良
く、かつ快適に入出力機器を操作することができること
になる。
【図１】第一の発明の原理ブロック図
【図２】第二の発明の原理流れ図
【図３】実施例に係る機器構成ブロック図
【図４】実施例に係る固定位置表示制御部を示すブロッ
ク図
ク図
【図５】実施例に係る出力機器の表示画面の例を示す図
【図６】実施例に係る流れ図(1)
【図７】実施例に係る固定位置データを示す図
【図８】実施例に係る流れ図(2)
【図９】従来例に係るブロック図
１０，１ 出力機器 ４０，４ 入力機器 ６０，６ 固定位置表示指示部 ６１ 固定位置データ格納部 ６２ 指示部 ６３ 比較部 ６４ カーソル現在位置データ格納部 ６５ フラグ保持部 ８０，８ 未使用状態時間計測部
Claims (3)
- 【請求項１】 画面上にカーソルの表示が可能な出力機
器（１０）と、データの入力、カーソルの表示及び移動
等の指示を行う入力機器（４０）とを有する入出力機器
の制御を行う入出力機器制御装置において、 入力機器が未使用状態で一定時間経過したか否かを計測
する未使用状態時間計測部（８０）と、 未使用状態時間計測部（８０）による一定時間経過の計
測または、前記入力機器（４０）からの指示があった場
合には、その後に入力機器（４０）からの指示があるま
でカーソルを消去した後、当該カーソル自体または関連
画像を出力機器（１０）の画面上の固定位置に表示する
ように指示を行う固定位置表示指示部（６０）とを設け
たことを特徴とする入出力機器制御装置。 - 【請求項２】 前記固定位置表示指示部（６０）には、
出力機器（１０）の画面の固定位置を表す固定位置デー
タを格納する固定位置データ格納部と、画面上の現在の
カーソル位置を表すカーソル現在位置データを格納する
カーソル現在位置データ格納部と、固定位置データとカ
ーソル現在位置データとの比較を行う比較部と、固定位
置にカーソルの格納を完了したことを示す格納済フラグ
を保持するフラグ保持部と、未使用状態時間計測部（８
０）による計測結果、入力機器（４０）からの指示、比
較部の比較結果、及び、フラグ保持部のフラグに基づい
て、フラグ保持部へのフラグの保持または解除、前記出
力機器（１０）に対するカーソル自体若しくは関連画像
の表示若しくは消去等の指示、及び、カーソル現在位置
データ格納部に格納されているカーソル現在位置データ
の更新の指示を行う指示部とを有することを特徴とする
請求項１記載の入出力機器制御装置。 - 【請求項３】 画面上にカーソルの表示が可能で、デー
タの入力、カーソルの表示、及び移動等の指示が可能な
入出力機器を制御する入出力機器制御方法において、 データの入力、カーソルの表示、及び移動等の指示の操
作が行われない未使用状態で一定時間の経過を計測した
か否か、または使用者からの固定位置への移動指示の操
作があったか否かを判断し（Ｓ１）、 未使用状態で一定時間経過したことを計測したか、又は
固定位置への移動指示の操作があったと判断された場合
には、画面上で現在位置にあるカーソルを消去した後、
当該カーソル自体または関連画像を固定位置に表示する
ように指示を行い（Ｓ２）、 その後に操作による指示があった場合（Ｓ３）には、 カーソルの固定位置への表示を解除する（Ｓ４）ことを
特徴とする入出力機器制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206330A JPH0651909A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 入出力機器制御装置及び入出力機器制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206330A JPH0651909A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 入出力機器制御装置及び入出力機器制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651909A true JPH0651909A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16521518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206330A Pending JPH0651909A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 入出力機器制御装置及び入出力機器制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651909A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9086782B2 (en) | 2010-01-13 | 2015-07-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Display-controlling device, display device, display-controlling method, and computer readable medium |
| JP2015186606A (ja) * | 2015-06-22 | 2015-10-29 | 任天堂株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 |
| US9533225B2 (en) | 2010-06-11 | 2017-01-03 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein, information processing apparatus, information processing system, and information processing method |
| JP2017185318A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-10-12 | 任天堂株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206330A patent/JPH0651909A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9086782B2 (en) | 2010-01-13 | 2015-07-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Display-controlling device, display device, display-controlling method, and computer readable medium |
| US9533225B2 (en) | 2010-06-11 | 2017-01-03 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein, information processing apparatus, information processing system, and information processing method |
| JP2015186606A (ja) * | 2015-06-22 | 2015-10-29 | 任天堂株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 |
| JP2017185318A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-10-12 | 任天堂株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020827 |