JPH0651682A - ホログラム顔料及びホログラム組成物 - Google Patents
ホログラム顔料及びホログラム組成物Info
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- JPH0651682A JPH0651682A JP21961092A JP21961092A JPH0651682A JP H0651682 A JPH0651682 A JP H0651682A JP 21961092 A JP21961092 A JP 21961092A JP 21961092 A JP21961092 A JP 21961092A JP H0651682 A JPH0651682 A JP H0651682A
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- Japan
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- hologram
- pigment
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- refractive index
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H2270/00—Substrate bearing the hologram
- G03H2270/20—Shape
- G03H2270/24—Having particular size, e.g. microscopic
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて視覚的美観を呈する化粧品用材料、装
飾品用材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或
いは各種成形用材料などとして利用する。 【構成】 ホログラム顔料は、ホログラム基材を任意の
大きさのフレーク状に加工してなり、ホログラム組成物
は、屈折率の高いコーティング層を有するホログラム基
材を任意の大きさのフレーク状に加工したホログラム顔
料を樹脂液、油脂類、ワックス類から選ばれる一種以上
の結合剤に分散してなる。
飾品用材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或
いは各種成形用材料などとして利用する。 【構成】 ホログラム顔料は、ホログラム基材を任意の
大きさのフレーク状に加工してなり、ホログラム組成物
は、屈折率の高いコーティング層を有するホログラム基
材を任意の大きさのフレーク状に加工したホログラム顔
料を樹脂液、油脂類、ワックス類から選ばれる一種以上
の結合剤に分散してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて視覚的美観を呈
する化粧品用材料、装飾品用材料、塗料やインク等のコ
ーティング用材料、或いは各種成形用材料などとして利
用することができるホログラム顔料及びホログラム組成
物に関するものである。
する化粧品用材料、装飾品用材料、塗料やインク等のコ
ーティング用材料、或いは各種成形用材料などとして利
用することができるホログラム顔料及びホログラム組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、化粧品用材料、装飾品用
材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或いは各
種成形用材料などには、アルミ粉等に代表される金属顔
料や雲母(パール顔料)等に代表される鉱石顔料、或い
はその他の無機顔料、有機顔料(染料等を含めて)等が
例えば合成樹脂、天然樹脂、或いはワックス類等に分散
若しくは溶解されて使用されている。
材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或いは各
種成形用材料などには、アルミ粉等に代表される金属顔
料や雲母(パール顔料)等に代表される鉱石顔料、或い
はその他の無機顔料、有機顔料(染料等を含めて)等が
例えば合成樹脂、天然樹脂、或いはワックス類等に分散
若しくは溶解されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記顔
料の多くは、平面的、即ち二次元的な美観しか呈するこ
とができない色顔料であり、立体的視覚を呈するように
するためにはデザインや配色を考慮したり、極めて複雑
な工程を経る必要があった。また、金属顔料や鉱石顔料
等のように光を全反射若しくは乱反射させることにより
視覚的な趣きを奏するものや、蛍光顔料や蓄光顔料のよ
うに発光性のものもあるが、いずれも三次元的な視覚的
美観を呈するものではなかった。また、これらの顔料は
極めて高価であり、特に金属顔料や鉱石顔料は比重が高
いために樹脂液等に分散させる際に分散性が悪いという
問題もあった。
料の多くは、平面的、即ち二次元的な美観しか呈するこ
とができない色顔料であり、立体的視覚を呈するように
するためにはデザインや配色を考慮したり、極めて複雑
な工程を経る必要があった。また、金属顔料や鉱石顔料
等のように光を全反射若しくは乱反射させることにより
視覚的な趣きを奏するものや、蛍光顔料や蓄光顔料のよ
うに発光性のものもあるが、いずれも三次元的な視覚的
美観を呈するものではなかった。また、これらの顔料は
極めて高価であり、特に金属顔料や鉱石顔料は比重が高
いために樹脂液等に分散させる際に分散性が悪いという
問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
したもので、ホログラム基材を任意の大きさのフレーク
状に加工してなることを特徴とするホログラム顔料に関
するものである。
したもので、ホログラム基材を任意の大きさのフレーク
状に加工してなることを特徴とするホログラム顔料に関
するものである。
【0005】特に、ホログラム層よりも屈折率が高く、
且つ透明或いは半透明であるコーティング層を有する無
色或いは着色したホログラム基材を任意の大きさのフレ
ーク状に加工したホログラム顔料(以下、透明ホログラ
ム顔料と記す。)、及びホログラム層よりも屈折率が高
く、且つ不透明であるコーティング層の両側に着色層を
設けたホログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加
工したホログラム顔料(以下、不透明ホログラム顔料と
記す。)は、極めて優れた視覚的美観を呈するものとし
て有用である。
且つ透明或いは半透明であるコーティング層を有する無
色或いは着色したホログラム基材を任意の大きさのフレ
ーク状に加工したホログラム顔料(以下、透明ホログラ
ム顔料と記す。)、及びホログラム層よりも屈折率が高
く、且つ不透明であるコーティング層の両側に着色層を
設けたホログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加
工したホログラム顔料(以下、不透明ホログラム顔料と
記す。)は、極めて優れた視覚的美観を呈するものとし
て有用である。
【0006】本発明のホログラム顔料に使用するホログ
ラム基材としては、物体からの光の波面に相当する干渉
縞がホログラム像として形成されているものであれば、
特に限定するものではない。例えば、市販のホログラム
ホイルやホログラムフィルムを使用することができる。
これらのホログラム基材は、例えばポリエステルフィル
ム等の支持フィルムの表面にアクリルラッカー等の熱可
塑性樹脂層を形成し、その表面に2500Å程度の凹凸
を有するホログラム面を形成させ、さらに種々の金属を
蒸着させたものが一般的である。また、支持フィルムの
一部若しくは全面に、紫外線(或いは電子線)硬化性樹
脂液を塗布し、市販ホログラムフィルムを圧着して紫外
線(或いは電子線)を照射して硬化させ、市販ホログラ
ムフィルムを剥離させて紫外線(或いは電子線)硬化性
樹脂層の表面にホログラム凹凸を形成させる方法(=本
発明者が提案した特願平4−73218号)により作製
されるものや、或いはそれに金属蒸着層を形成したもの
を使用しても良い。
ラム基材としては、物体からの光の波面に相当する干渉
縞がホログラム像として形成されているものであれば、
特に限定するものではない。例えば、市販のホログラム
ホイルやホログラムフィルムを使用することができる。
これらのホログラム基材は、例えばポリエステルフィル
ム等の支持フィルムの表面にアクリルラッカー等の熱可
塑性樹脂層を形成し、その表面に2500Å程度の凹凸
を有するホログラム面を形成させ、さらに種々の金属を
蒸着させたものが一般的である。また、支持フィルムの
一部若しくは全面に、紫外線(或いは電子線)硬化性樹
脂液を塗布し、市販ホログラムフィルムを圧着して紫外
線(或いは電子線)を照射して硬化させ、市販ホログラ
ムフィルムを剥離させて紫外線(或いは電子線)硬化性
樹脂層の表面にホログラム凹凸を形成させる方法(=本
発明者が提案した特願平4−73218号)により作製
されるものや、或いはそれに金属蒸着層を形成したもの
を使用しても良い。
【0007】また、特に視覚的美観を呈する前述の透明
ホログラム顔料は、ホログラム層よりも屈折率が高く、
透明或いは半透明であるコーティング層を有する無色或
いは着色したホログラム基材を使用して作製する。上記
「ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ透明或いは半
透明のコーティング層」としては、例えばTiO2 、Z
nS、PbCl2 等を薄く蒸着した金属蒸着層をあげる
ことができる。この金属蒸着層は透光性を有しているた
め、銀蒸着、アルミ蒸着のように金属色で隠蔽性を有す
るものではない。したがって、ホログラム層及び支持フ
ィルムを無色にして場合、着色した場合のいずれにおい
ても、表面側から見ても裏面側から見ても同じように見
える。そして、この透明ホログラム顔料を実際に使用す
るには、無着色の透明タイプとして使用しても良いが、
各種の色にホログラム層或いは支持フィルムを着色させ
た着色タイプ(色顔料)として使用した方がより広い用
途に利用することができる。尚、前記「ホログラム層よ
りも屈折率が高く、且つ透明或いは半透明のコーティン
グ層」は、上記金属蒸着層に限定するものでなく、その
他、無機層でも有機層でも上記条件を満足するものであ
れば特に使用を限定するものではない。また、ホログラ
ム層及び支持フィルムの着色方法は、公知の方法により
行えば良く、説明を省略する。
ホログラム顔料は、ホログラム層よりも屈折率が高く、
透明或いは半透明であるコーティング層を有する無色或
いは着色したホログラム基材を使用して作製する。上記
「ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ透明或いは半
透明のコーティング層」としては、例えばTiO2 、Z
nS、PbCl2 等を薄く蒸着した金属蒸着層をあげる
ことができる。この金属蒸着層は透光性を有しているた
め、銀蒸着、アルミ蒸着のように金属色で隠蔽性を有す
るものではない。したがって、ホログラム層及び支持フ
ィルムを無色にして場合、着色した場合のいずれにおい
ても、表面側から見ても裏面側から見ても同じように見
える。そして、この透明ホログラム顔料を実際に使用す
るには、無着色の透明タイプとして使用しても良いが、
各種の色にホログラム層或いは支持フィルムを着色させ
た着色タイプ(色顔料)として使用した方がより広い用
途に利用することができる。尚、前記「ホログラム層よ
りも屈折率が高く、且つ透明或いは半透明のコーティン
グ層」は、上記金属蒸着層に限定するものでなく、その
他、無機層でも有機層でも上記条件を満足するものであ
れば特に使用を限定するものではない。また、ホログラ
ム層及び支持フィルムの着色方法は、公知の方法により
行えば良く、説明を省略する。
【0008】一方、前述の不透明ホログラム顔料は、ホ
ログラム層よりも屈折率が高く、且つ不透明であるコー
ティング層の両側に着色層を設けたホログラム基材を使
用して作製する。上記「ホログラム層よりも屈折率が高
く、且つ不透明のコーティング層」としては、例えばT
iO2 、ZnS、PbCl2 等を厚く蒸着した金属蒸着
層をあげることができ、銀蒸着やアルミ蒸着も適用する
ことができる。このような金属蒸着層は隠蔽性を有して
いるため、通常の支持フィルム−ホログラム層−金属蒸
着層という構成では、金属蒸着層側から支持フィルム或
いはホログラム層の色を見ることができない。したがっ
て、例えば支持フィルム−ホログラム層−金属蒸着層−
ホログラム層−支持フィルムという構成にし、金属蒸着
層の両側に同色の着色層を設けるようにすると、表面側
からも裏面側からも同じ色を見ることができ、前記透明
ホログラム顔料のように色顔料として広い用途に使用す
ることができる。
ログラム層よりも屈折率が高く、且つ不透明であるコー
ティング層の両側に着色層を設けたホログラム基材を使
用して作製する。上記「ホログラム層よりも屈折率が高
く、且つ不透明のコーティング層」としては、例えばT
iO2 、ZnS、PbCl2 等を厚く蒸着した金属蒸着
層をあげることができ、銀蒸着やアルミ蒸着も適用する
ことができる。このような金属蒸着層は隠蔽性を有して
いるため、通常の支持フィルム−ホログラム層−金属蒸
着層という構成では、金属蒸着層側から支持フィルム或
いはホログラム層の色を見ることができない。したがっ
て、例えば支持フィルム−ホログラム層−金属蒸着層−
ホログラム層−支持フィルムという構成にし、金属蒸着
層の両側に同色の着色層を設けるようにすると、表面側
からも裏面側からも同じ色を見ることができ、前記透明
ホログラム顔料のように色顔料として広い用途に使用す
ることができる。
【0009】また、上述の種々のホログラム基材の表面
に保護フィルムをラミネートしたものを使用しても良
い。この場合、後述する樹脂液、油脂類、ワックス類等
の結合剤中に分散する際にホログラム像が有機溶剤など
による侵食や他の分散質との物理的衝突により消失或い
は一部損失することを防止する。
に保護フィルムをラミネートしたものを使用しても良
い。この場合、後述する樹脂液、油脂類、ワックス類等
の結合剤中に分散する際にホログラム像が有機溶剤など
による侵食や他の分散質との物理的衝突により消失或い
は一部損失することを防止する。
【0010】本発明のホログラム顔料は、屈折率の高い
コーティング層を有しないホログラム基材或いは屈折率
の高いコーティング層を有するホログラム基材を、任意
の大きさのフレーク状に加工して作製することができ
る。この作製方法は特に限定するものではないが、例え
ば公知のグリッター加工を適用すれば良く、また、その
大きさも特に限定するものではなく、用途に応じて10
μm〜1cm程度に加工すれば良い。例えばレジンコン
クリート等に分散させて建築用板材を作製する場合に
は、1mm〜1cm程度の比較的大きなフレーク状とし
た方が良く、樹脂等に分散させて物品等の表面にコーテ
ィングして薄膜を形成させる場合やグリッターとしてそ
のまま皮膚或いは物品表面に付着させる場合には、10
〜500μm程度の微細なフレーク状とした方が良い。
さらに、そのフレーク形状についても特に限定するもの
ではなく、例えば円形状でも四角形状でも或いは鱗片形
状でも良い。
コーティング層を有しないホログラム基材或いは屈折率
の高いコーティング層を有するホログラム基材を、任意
の大きさのフレーク状に加工して作製することができ
る。この作製方法は特に限定するものではないが、例え
ば公知のグリッター加工を適用すれば良く、また、その
大きさも特に限定するものではなく、用途に応じて10
μm〜1cm程度に加工すれば良い。例えばレジンコン
クリート等に分散させて建築用板材を作製する場合に
は、1mm〜1cm程度の比較的大きなフレーク状とし
た方が良く、樹脂等に分散させて物品等の表面にコーテ
ィングして薄膜を形成させる場合やグリッターとしてそ
のまま皮膚或いは物品表面に付着させる場合には、10
〜500μm程度の微細なフレーク状とした方が良い。
さらに、そのフレーク形状についても特に限定するもの
ではなく、例えば円形状でも四角形状でも或いは鱗片形
状でも良い。
【0011】こうして得られたホログラム顔料は、単独
で、或いは必要に応じて他の顔料と混合してグリッター
として使用しても良い。例えばこの場合、顔や手等の皮
膚にそのまま或いは予め貼着材を塗布した後に付着させ
るようにした化粧品として使用することができる。ま
た、上記ホログラム顔料を水やアルコール類、有機溶剤
等に分散させたスラリーとして使用しても良く、勿論、
この場合も必要に応じて他の顔料と混合して使用しても
良い。例えばこの場合、上記スラリーをガラス等の適宜
な部材内に封入して可動させるようにした玩具、室内装
飾品として使用することもできるし、顔や手等に噴霧さ
せて液体だけを乾燥させ、ホログラム顔料を付着させる
ようにして化粧品として使用することもできる。尚、こ
のようにホログラム顔料をグリッター或いはスラリーと
して使用する場合には、その周囲面をアクリル樹脂等の
耐候性の優れた樹脂膜で被覆して光や熱等による白色化
等の劣化を防止するようにしても良い。
で、或いは必要に応じて他の顔料と混合してグリッター
として使用しても良い。例えばこの場合、顔や手等の皮
膚にそのまま或いは予め貼着材を塗布した後に付着させ
るようにした化粧品として使用することができる。ま
た、上記ホログラム顔料を水やアルコール類、有機溶剤
等に分散させたスラリーとして使用しても良く、勿論、
この場合も必要に応じて他の顔料と混合して使用しても
良い。例えばこの場合、上記スラリーをガラス等の適宜
な部材内に封入して可動させるようにした玩具、室内装
飾品として使用することもできるし、顔や手等に噴霧さ
せて液体だけを乾燥させ、ホログラム顔料を付着させる
ようにして化粧品として使用することもできる。尚、こ
のようにホログラム顔料をグリッター或いはスラリーと
して使用する場合には、その周囲面をアクリル樹脂等の
耐候性の優れた樹脂膜で被覆して光や熱等による白色化
等の劣化を防止するようにしても良い。
【0012】また、本発明は、上記ホログラム顔料を、
樹脂類、油脂類、ワックス類から選ばれる一種以上の結
合剤に分散させてなることを特徴とするホログラム組成
物をも提案する。この場合、屈折率の高いコーティング
層を有しないホログラム基材をフレーク状に加工したホ
ログラム顔料は、ホログラム面の凹凸に上記結合剤が介
在してホログラム像が視覚し難くなるため、このような
ホログラム組成物には屈折率の高いコーティング層を有
するホログラム顔料を使用する。尚、本発明のホログラ
ム顔料をグリッター、スラリーとして使用する場合もそ
の表面に液体が介在するような場合には上述の理由によ
り屈折率の高いコーティング層を有するホログラム顔料
を使用することが望ましい。例えば、このような例とし
ては、グリッターとして発汗の多い箇所に使用する場
合、スラリーとしてガラス等の適宜な部材内に水と共に
封入して可動させるようにした玩具や室内装飾品に使用
する場合、などをあげることができる。
樹脂類、油脂類、ワックス類から選ばれる一種以上の結
合剤に分散させてなることを特徴とするホログラム組成
物をも提案する。この場合、屈折率の高いコーティング
層を有しないホログラム基材をフレーク状に加工したホ
ログラム顔料は、ホログラム面の凹凸に上記結合剤が介
在してホログラム像が視覚し難くなるため、このような
ホログラム組成物には屈折率の高いコーティング層を有
するホログラム顔料を使用する。尚、本発明のホログラ
ム顔料をグリッター、スラリーとして使用する場合もそ
の表面に液体が介在するような場合には上述の理由によ
り屈折率の高いコーティング層を有するホログラム顔料
を使用することが望ましい。例えば、このような例とし
ては、グリッターとして発汗の多い箇所に使用する場
合、スラリーとしてガラス等の適宜な部材内に水と共に
封入して可動させるようにした玩具や室内装飾品に使用
する場合、などをあげることができる。
【0013】本発明のホログラム組成物への(屈折率の
高いコーティング層を有する)ホログラム顔料の分散量
は、特に限定するものではないが通常150重量%程度
より少ない範囲であり、例えば塗料用として使用する場
合には100〜150重量%程度の範囲でホログラム顔
料を混合すれば良いし、成形用材料として使用する場合
には100重量%以下の範囲で混合すれば良い。その
際、ホログラム顔料の分散方法は特に限定するものでは
ないが、前述のようにプラスティック製で軽量であるた
めに金属顔料や鉱石顔料に比べて基本的な分散性が優れ
ている。尚、保存時等の付着(凝集)防止性、攪拌時の
分散性を考慮して適宜な界面活性剤等を被覆させるよう
にしても良く、各種のコーティング用材料、成形用材料
等として使用することができる。
高いコーティング層を有する)ホログラム顔料の分散量
は、特に限定するものではないが通常150重量%程度
より少ない範囲であり、例えば塗料用として使用する場
合には100〜150重量%程度の範囲でホログラム顔
料を混合すれば良いし、成形用材料として使用する場合
には100重量%以下の範囲で混合すれば良い。その
際、ホログラム顔料の分散方法は特に限定するものでは
ないが、前述のようにプラスティック製で軽量であるた
めに金属顔料や鉱石顔料に比べて基本的な分散性が優れ
ている。尚、保存時等の付着(凝集)防止性、攪拌時の
分散性を考慮して適宜な界面活性剤等を被覆させるよう
にしても良く、各種のコーティング用材料、成形用材料
等として使用することができる。
【0014】上記樹脂類としては、例えばポリ塩化ビニ
ル(PVC)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリビニ
ルアルコール(PVA)、ポリウレタン(PU)、ポリ
エチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリビニル
アセタール、或いは尿素樹脂やメラミン樹脂等のアミノ
系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、フェノー
ル系樹脂、飽和或いは不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂や天然樹脂等を、
適当な有機溶剤やアルコール類、水等に溶解した溶液の
状態で使用しても良いし、或いは乳化したエマルジョン
の状態、或いは油脂変性のアルキド樹脂や紫外線硬化型
樹脂、電子線硬化型樹脂のように使用前の状態で液状で
あればそのまま(無溶剤タイプ)の状態で使用しても良
いし、加熱して溶融或いは低粘度化したものを使用して
も良い。また、樹脂自体を着色したものでも良いし、熱
可塑性のものでも熱硬化性のものでも使用することがで
き、紫外線(UV)硬化型、電子線(EB)硬化型の樹
脂を使用しても良く、何等制限はない。
ル(PVC)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリビニ
ルアルコール(PVA)、ポリウレタン(PU)、ポリ
エチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリビニル
アセタール、或いは尿素樹脂やメラミン樹脂等のアミノ
系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、フェノー
ル系樹脂、飽和或いは不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂や天然樹脂等を、
適当な有機溶剤やアルコール類、水等に溶解した溶液の
状態で使用しても良いし、或いは乳化したエマルジョン
の状態、或いは油脂変性のアルキド樹脂や紫外線硬化型
樹脂、電子線硬化型樹脂のように使用前の状態で液状で
あればそのまま(無溶剤タイプ)の状態で使用しても良
いし、加熱して溶融或いは低粘度化したものを使用して
も良い。また、樹脂自体を着色したものでも良いし、熱
可塑性のものでも熱硬化性のものでも使用することがで
き、紫外線(UV)硬化型、電子線(EB)硬化型の樹
脂を使用しても良く、何等制限はない。
【0015】特に、水系、若しくは無溶剤系、若しくは
紫外線硬化型、電子線硬化型の樹脂は、前記ホログラム
顔料を分散してもこれを侵食する虞が殆どないために好
ましい。
紫外線硬化型、電子線硬化型の樹脂は、前記ホログラム
顔料を分散してもこれを侵食する虞が殆どないために好
ましい。
【0016】また、油脂類、ワックス類としても特に限
定するものではなく、各種のものを用途等に応じて適宜
に選定して使用することができる。説明するまでもな
く、樹脂液と同様に各種有機溶剤やアルコール類や水な
どを添加して溶液状にして使用しても良いし、加熱溶融
させて液状にして使用しても良い。
定するものではなく、各種のものを用途等に応じて適宜
に選定して使用することができる。説明するまでもな
く、樹脂液と同様に各種有機溶剤やアルコール類や水な
どを添加して溶液状にして使用しても良いし、加熱溶融
させて液状にして使用しても良い。
【0017】尚、ホログラム組成物は、上述のような結
合剤及びホログラム顔料の他に、公知の金属顔料や色顔
料、その他種々の添加剤を必要に応じて適宜な割合で併
用することを妨げるものではない。即ち、結合剤自体を
着色することなく、前記透明ホログラム顔料の着色タイ
プのもの、若しくは前記不透明ホログラム顔料を分散さ
せて着色ホログラム組成物としても良いし、結合剤自体
を着色して、前記透明ホログラム顔料の無着色の透明タ
イプのものを分散させて着色ホログラム組成物としても
良い。
合剤及びホログラム顔料の他に、公知の金属顔料や色顔
料、その他種々の添加剤を必要に応じて適宜な割合で併
用することを妨げるものではない。即ち、結合剤自体を
着色することなく、前記透明ホログラム顔料の着色タイ
プのもの、若しくは前記不透明ホログラム顔料を分散さ
せて着色ホログラム組成物としても良いし、結合剤自体
を着色して、前記透明ホログラム顔料の無着色の透明タ
イプのものを分散させて着色ホログラム組成物としても
良い。
【0018】上記ホログラム組成物を塗料或いはインク
等のコーティング用材料として使用する場合には、公知
のロールコーター、グラビアコーター、フレキソコータ
ー等を使用して適宜な物品表面にコーティングするよう
にしても良いし、スクリーン印刷、スプレーコート、デ
ィッピングコート、スピンコート、オフセット印刷等の
手法によりコーティングするようにしても良い。
等のコーティング用材料として使用する場合には、公知
のロールコーター、グラビアコーター、フレキソコータ
ー等を使用して適宜な物品表面にコーティングするよう
にしても良いし、スクリーン印刷、スプレーコート、デ
ィッピングコート、スピンコート、オフセット印刷等の
手法によりコーティングするようにしても良い。
【0019】また、前記ホログラム組成物を成形用材料
として使用する場合には、公知の圧縮成形、トランス成
形、射出成形、低圧成形、キャスト成形、カレンダー加
工、ペーストレジン成形などにより適宜な形状に成形す
れば良い。
として使用する場合には、公知の圧縮成形、トランス成
形、射出成形、低圧成形、キャスト成形、カレンダー加
工、ペーストレジン成形などにより適宜な形状に成形す
れば良い。
【0020】このように、本発明のホログラム組成物
は、公知の色顔料、金属顔料等と同様に特に用途や加工
方法を限定することなく、その用途に応じた特性を有す
る結合剤を使用すれば良いので、コーティング用材料、
成形用材料として各種の分野に適用することができるも
のである。
は、公知の色顔料、金属顔料等と同様に特に用途や加工
方法を限定することなく、その用途に応じた特性を有す
る結合剤を使用すれば良いので、コーティング用材料、
成形用材料として各種の分野に適用することができるも
のである。
【0021】そして、得られる製品は、例えば口紅やマ
ニキュア等の化粧品用材料、塗料やインク等のコーティ
ング用材料、装飾成形品用材料、或いはその他各種成形
品用材料など、極めて多種に亙るものとなり、それぞれ
微細なホログラム顔料が光の干渉を強く出すことがで
き、前述のような従来の顔料では得られない三次元的な
視覚的趣きを呈することものとなる。
ニキュア等の化粧品用材料、塗料やインク等のコーティ
ング用材料、装飾成形品用材料、或いはその他各種成形
品用材料など、極めて多種に亙るものとなり、それぞれ
微細なホログラム顔料が光の干渉を強く出すことがで
き、前述のような従来の顔料では得られない三次元的な
視覚的趣きを呈することものとなる。
【0022】尚、説明するまでもなく本発明のホログラ
ム組成物を塗料、インク等のコーティング用材料として
使用する場合には、一般に使用される塗料用或いはイン
ク用の添加剤、顔料等を添加することを妨げるものでは
ないし、同様に成形用材料として使用する場合には一般
に使用される成形用助剤、顔料等を添加することも妨げ
るものではない。
ム組成物を塗料、インク等のコーティング用材料として
使用する場合には、一般に使用される塗料用或いはイン
ク用の添加剤、顔料等を添加することを妨げるものでは
ないし、同様に成形用材料として使用する場合には一般
に使用される成形用助剤、顔料等を添加することも妨げ
るものではない。
【0023】例えば本発明のホログラム組成物を口紅用
にする場合には、結合剤として、ミツロウ、カルナバロ
ウ、キャンデリラロウ等のワックス類と、ヒマシ油、高
給アルコール、流動パラフィン等の油脂類とを使用し、
赤色に着色した10〜100μmの透明ホログラム顔料
を添加して加熱し、ペースト状にして棒状に加工するこ
とによりスティックタイプの口紅とすることができる。
また、この粘度を低下させ、練り紅とすることもでき
る。
にする場合には、結合剤として、ミツロウ、カルナバロ
ウ、キャンデリラロウ等のワックス類と、ヒマシ油、高
給アルコール、流動パラフィン等の油脂類とを使用し、
赤色に着色した10〜100μmの透明ホログラム顔料
を添加して加熱し、ペースト状にして棒状に加工するこ
とによりスティックタイプの口紅とすることができる。
また、この粘度を低下させ、練り紅とすることもでき
る。
【0024】また、本発明のホログラム組成物をマニキ
ュア用にする場合には、結合剤として、ニトロセルロー
ス樹脂、アルキド系樹脂等にフタル酸ジオクチル(DO
P)等の可塑剤を混合したものをエチルメチルケトン、
酢酸ブチル、酢酸アミル等の有機溶剤に溶解したものを
使用し、これに50〜500μmの透明ホログラム顔料
及び必要に応じて色顔料を添加し、均一に分散させてマ
ニキュアとすることができる。
ュア用にする場合には、結合剤として、ニトロセルロー
ス樹脂、アルキド系樹脂等にフタル酸ジオクチル(DO
P)等の可塑剤を混合したものをエチルメチルケトン、
酢酸ブチル、酢酸アミル等の有機溶剤に溶解したものを
使用し、これに50〜500μmの透明ホログラム顔料
及び必要に応じて色顔料を添加し、均一に分散させてマ
ニキュアとすることができる。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。
【0026】実施例1 基材表面に形成された凹凸状のホログラム層の表面に透
明な酸化チタン蒸着層が設けられた構成の赤色ホログラ
ムフィルムを50〜100μmのフレーク状に加工して
赤色ホログラム顔料を作製した。次に、淡赤色に着色し
た紫外線硬化型樹脂500gに対し、上記赤色ホログラ
ム顔料を600g混合し、充分に攪拌して塗料を作製し
た。この塗料を使用してフィルム等の表面に塗布し、紫
外線照射して硬化させたところ、塗布層中に分散する赤
色ホログラム顔料が光の干渉を強く出すことができ、極
めて視覚的美観を呈するものとなった。
明な酸化チタン蒸着層が設けられた構成の赤色ホログラ
ムフィルムを50〜100μmのフレーク状に加工して
赤色ホログラム顔料を作製した。次に、淡赤色に着色し
た紫外線硬化型樹脂500gに対し、上記赤色ホログラ
ム顔料を600g混合し、充分に攪拌して塗料を作製し
た。この塗料を使用してフィルム等の表面に塗布し、紫
外線照射して硬化させたところ、塗布層中に分散する赤
色ホログラム顔料が光の干渉を強く出すことができ、極
めて視覚的美観を呈するものとなった。
【0027】実施例2 緑色の基材表面に形成された凹凸状のホログラム層の表
面に不透明な酸化チタン蒸着層が設けられ、さらに樹脂
層及び緑色の基材が設けられた構成の緑色ホログラムフ
ィルムを100〜200μmのフレーク状に加工して緑
色ホログラム顔料を作製した。次に、淡緑色に着色した
紫外線硬化型樹脂500gに対し、上記緑色ホログラム
顔料を700g混合し、充分に攪拌して塗料を作製し
た。この塗料を使用してフィルム等の表面に塗布し、紫
外線照射して硬化させたところ、塗布層中に分散する緑
色ホログラム顔料が光の干渉を強く出すことができ、極
めて視覚的美観を呈するものとなった。
面に不透明な酸化チタン蒸着層が設けられ、さらに樹脂
層及び緑色の基材が設けられた構成の緑色ホログラムフ
ィルムを100〜200μmのフレーク状に加工して緑
色ホログラム顔料を作製した。次に、淡緑色に着色した
紫外線硬化型樹脂500gに対し、上記緑色ホログラム
顔料を700g混合し、充分に攪拌して塗料を作製し
た。この塗料を使用してフィルム等の表面に塗布し、紫
外線照射して硬化させたところ、塗布層中に分散する緑
色ホログラム顔料が光の干渉を強く出すことができ、極
めて視覚的美観を呈するものとなった。
【0028】以上本発明の実施例を示したが、本発明は
前記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実
施することができる。
前記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実
施することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のホログラム
顔料は、立体的な視覚効果を有するホログラム基材を任
意の大きさのフレーク状に加工してなるので、極めて視
覚的美観を呈する化粧品用材料などとして適用すること
ができる。
顔料は、立体的な視覚効果を有するホログラム基材を任
意の大きさのフレーク状に加工してなるので、極めて視
覚的美観を呈する化粧品用材料などとして適用すること
ができる。
【0030】また、特に屈折率の高いコーティング層を
有するホログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加
工したものは、液体等がその表面に介在してもホログラ
ム像が視覚し難くなることがなく、グリッターとしてだ
けでなく、スラリーとして、或いは樹脂類等の結合剤に
分散させたホログラム組成物として、化粧品用材料、装
飾品用材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或
いは各種成形用材料として極めて広い用途に利用するこ
とができる。
有するホログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加
工したものは、液体等がその表面に介在してもホログラ
ム像が視覚し難くなることがなく、グリッターとしてだ
けでなく、スラリーとして、或いは樹脂類等の結合剤に
分散させたホログラム組成物として、化粧品用材料、装
飾品用材料、塗料やインク等のコーティング用材料、或
いは各種成形用材料として極めて広い用途に利用するこ
とができる。
【0031】特に、ホログラム層よりも屈折率が高く、
且つ透明或いは半透明であるコーティング層を有する無
色或いは着色したホログラム基材を使用して作製したホ
ログラム顔料、及びホログラム層よりも屈折率が高く、
且つ不透明であるコーティング層の両側に着色層を設け
たホログラム基材を使用して作製したホログラム顔料
は、色塗料を作製する場合等に好適であり、作製された
色塗料は、通常の色顔料を使用した塗料に比べて色が立
体的に浮き上がるような極めて優れた視覚的美観を呈す
る。
且つ透明或いは半透明であるコーティング層を有する無
色或いは着色したホログラム基材を使用して作製したホ
ログラム顔料、及びホログラム層よりも屈折率が高く、
且つ不透明であるコーティング層の両側に着色層を設け
たホログラム基材を使用して作製したホログラム顔料
は、色塗料を作製する場合等に好適であり、作製された
色塗料は、通常の色顔料を使用した塗料に比べて色が立
体的に浮き上がるような極めて優れた視覚的美観を呈す
る。
【0032】さらに、本発明に使用するホログラム顔料
は、プラスティック製で軽量であるために結合剤(液)
に対する基本的な分散性が優れ、金属顔料や鉱石顔料の
ように比較的早期に沈降することがない。したがって、
コーティング用材料として使用する場合にも成形用材料
として使用する場合にも、その作業性が優れ、さらには
作製される塗膜或いは成形体においても均一にホログラ
ム顔料を分散させることができる。
は、プラスティック製で軽量であるために結合剤(液)
に対する基本的な分散性が優れ、金属顔料や鉱石顔料の
ように比較的早期に沈降することがない。したがって、
コーティング用材料として使用する場合にも成形用材料
として使用する場合にも、その作業性が優れ、さらには
作製される塗膜或いは成形体においても均一にホログラ
ム顔料を分散させることができる。
【0033】また、本発明のホログラム組成物は、上記
ホログラム顔料と公知の金属顔料などとを併用しても良
いので、この場合の視覚的効果はより一層高く、美的趣
きの高い製品を作製することができる。
ホログラム顔料と公知の金属顔料などとを併用しても良
いので、この場合の視覚的効果はより一層高く、美的趣
きの高い製品を作製することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 ホログラム基材を任意の大きさのフレー
ク状に加工してなることを特徴とするホログラム顔料。 - 【請求項2】 ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ
透明或いは半透明であるコーティング層を有する無色或
いは着色したホログラム基材を任意の大きさのフレーク
状に加工してなることを特徴とするホログラム顔料。 - 【請求項3】 ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ
不透明であるコーティング層の両側に着色層を設けたホ
ログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加工してな
ることを特徴とするホログラム顔料。 - 【請求項4】 ホログラム層よりも屈折率が高いコーテ
ィング層を有するホログラム基材を任意の大きさのフレ
ーク状に加工したホログラム顔料を、樹脂類、油脂類、
ワックス類から選ばれる一種以上の結合剤に分散させて
なることを特徴とするホログラム組成物。 - 【請求項5】 ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ
透明或いは半透明であるコーティング層を有する無色或
いは着色したホログラム基材を任意の大きさのフレーク
状に加工しホログラム顔料を、樹脂類、油脂類、ワック
ス類から選ばれる一種以上の結合剤に分散させてなるこ
とを特徴とするホログラム組成物。 - 【請求項6】 ホログラム層よりも屈折率が高く、且つ
不透明であるコーティング層の両側に着色層を設けたホ
ログラム基材を任意の大きさのフレーク状に加工したホ
ログラム顔料を、樹脂類、油脂類、ワックス類から選ば
れる一種以上の結合剤に分散させてなることを特徴とす
るホログラム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21961092A JPH0651682A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホログラム顔料及びホログラム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21961092A JPH0651682A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホログラム顔料及びホログラム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651682A true JPH0651682A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16738230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21961092A Pending JPH0651682A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホログラム顔料及びホログラム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651682A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995013569A1 (en) * | 1993-11-08 | 1995-05-18 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Holographic flake pigment |
JPH07256298A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-09 | Nippon Gesuido Jigyodan | 汚泥の造粒濃縮による脱水方法 |
US6112388A (en) * | 1997-07-07 | 2000-09-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Embossed metallic flakelets and method for producing the same |
US6168100B1 (en) | 1997-10-23 | 2001-01-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for producing embossed metallic flakelets |
US6432245B1 (en) | 1998-04-22 | 2002-08-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing a thin metal film with embossed pattern |
JP2002258727A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Toppan Forms Co Ltd | ホログラムシート |
JP2003041168A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Toppan Forms Co Ltd | 有色ホログラムインクおよびそれを用いたシート |
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JP2008529823A (ja) * | 2004-12-09 | 2008-08-07 | シクパ・ホールディング・ソシエテ・アノニム | 視野角依存性の外観をもつセキュリティエレメント |
JP2016503415A (ja) * | 2013-03-28 | 2016-02-04 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 光回折による分散色を与える毛髪処理方法 |
KR20170130533A (ko) * | 2015-03-26 | 2017-11-28 | 오토이, 인크. | 반사 표면들 상의 홀로그래픽 데이터의 기록 |
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JPH0624199A (ja) * | 1992-07-06 | 1994-02-01 | Aica Kogyo Co Ltd | 多彩な輝きをもった化粧材 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP21961092A patent/JPH0651682A/ja active Pending
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